JP2981058B2 - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP2981058B2
JP2981058B2 JP4221749A JP22174992A JP2981058B2 JP 2981058 B2 JP2981058 B2 JP 2981058B2 JP 4221749 A JP4221749 A JP 4221749A JP 22174992 A JP22174992 A JP 22174992A JP 2981058 B2 JP2981058 B2 JP 2981058B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は流体の流量を検出する流
体流量計に関し、特に流体が流れる主通路内に分岐通路
を形成し、この分岐通路内を流れる流体の流量を計測す
る流体流量計に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流体流量計として、自動
車のエンジンに吸入される吸入空気量を検出するエアフ
ロメータが知られている(特開昭56−108910
号、特開昭63−151822号等)。例えば特開昭5
8−61411号公報に開示される空気流量計は、エン
ジンへの吸入空気が流れる主通路内のほぼ中央部に分岐
通路を構成する測定管を設け、この測定管中の通路のほ
ぼ中央部に電熱ヒータを設け、この電熱ヒータの上流側
および下流側に温度依存抵抗体を設け、流量測定管中を
流れる空気流の温度に対応した温度依存抵抗体からの出
力信号を制御ユニットに入力し、制御ユニットでこの入
力信号に基づいて吸入空気量を算出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の空気流
量計のように主通路のほぼ中央に分岐通路を形成するも
のでは、通路断面の一部の流速を測定することで通路全
体を流れる流量を測定するため、流量計の上流側の入口
から入る空気の流れの影響を受けやすいという問題があ
る。特に、空気流量計の上流側に取り付けられるエアク
リーナの段差、突起等の複雑な形状により空気の流れの
剥離が生じ、これにより空気流量計の出力変動が増加す
るという問題がある。空気流量計の出力変動が増加する
と、この空気流量計からの電気信号がエンジン制御をす
る上で悪影響を与える。このため、特開昭58−614
11号公報のものでは、空気流量計の上流側のエアクリ
ーナ部に整流管を設け、空気の流れの乱れを低減しよう
としている。
【0004】ところが、特開昭58−61411号公報
のものでは、整流管が流量計本体と別体に取り付けられ
る構成であるため、この流量計本体の入口内壁とその上
流側に取り付けられる整流管内壁との間に段差、隙間等
が必然的に生じ、この段差部において空気流れの乱れが
発生し、この空気流れの乱れによって上記のような流量
計からの出力変動を生じ、エンジン制御に悪影響を与え
るのであった。すなわち、エアクリーナ出口に整流管を
取付ける場合、整流管の内壁と流量計通路内壁との間に
段差、隙間等が生じ、この段差部分で空気流れの剥離が
発生して乱れとなり十分な整流効果が得られないという
問題がある。
【0005】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、流体の圧力損失を増やさずに流体
の整流効果を増大し、正確な流量計測を行える流量計を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに本発明の流量計は、流体が流通する主通路を有する
樹脂製の筒体と、前記主通路のほぼ中央部に設けられる
中央部材と、前記主通路の壁面と前記中央部材とを連結
し、前記中央部材を前記主通路のほぼ中央に支持する支
持部材と、前記中央部材に開口し前記主通路を流れる流
体の一部を導入する導入口と、前記中央部材に形成され
前記導入口から導入された流体を流す分岐通路と、前記
分岐通路内に設けられ、前記分岐通路内の流量を計測す
るセンサと、前記中央部材の所定部位に開口し、前記分
岐通路を流れた流体を再び前記主通路に戻す出口と、前
記筒体の上流側端部に該筒体と一体成形されてなるベル
マウス部とを備え、前記ベルマウス部は、ベウマウス下
流側内径をD1 、ベルマウス上流側内径をD2 としたと
き、絞り比D2 /D1 が D2 /D1 ≧1.15 に設定されていることを特徴とする構成を有する。
【0007】
【作用】本発明の前記構成をもつ流量計によると、主通
路のほぼ中央部に支持部材によって中央部材が支持され
る。そして、中央部材には導入口と分岐通路と出口とが
形成され、分岐通路内にセンサが設けられて流体の流量
が計測される。しかも、主通路の入口にはベルマウス部
が形成され、このベルマウス部による絞り比すなわちベ
ルマウス上流側内径のベルマウス下流側内径に対する比
2 /D1 を D2 /D1 ≧1.15 に設定されるため、主通路の入口にて整流効果が増大す
ると同時に圧力損失が低減される。このため、整流され
た流れによって中央部材出口に発生する負圧が安定する
ため、分岐通路内の流れの乱れが低減され、主通路の流
量に正確に対応した流量が分岐通路内に導入され流され
る。このため分岐通路内に設けられたセンサにより正確
な流量計測が可能になる。
【0008】
【実施例】以下、自動車のエンジンに吸入される吸入空
気量を計測する熱式の空気流量計に本発明を適用した一
実施例を図1〜図8に基づいて説明する。図1は、熱式
の空気流量計の断面図、図2は図1に示すII部分の拡大
図である。
【0009】空気流量計1の上流側開口3はエアクリー
ナ600に挿入され、取り付けられる。一方、下流側開
口5は、空気流量計1より大径の図示せぬ吸気ダクトに
挿入され、図示せぬベルトにより外周から締めつけられ
る。空気流量計1は吸気通路を形成する中央円筒部10
0と上流側円筒部200と下流側円筒部300とを備え
ている。
【0010】樹脂製の中央円筒部100の外側には、制
御回路を収容する回路容器110が一体に形成され、蓋
が被せられる。この回路容器110内には後述する熱式
センサの制御回路が収容されている。中央円筒部100
の内側は円筒状に成形され、内側へ向けて図7に示すよ
うに4本のリブ120、130、140、150が一体
に成形されている。さらに、リブ120、130、14
0、150の先端には円筒状の中央ハウジング160が
一体に成形されている。中央ハウジング160はその中
央に仕切り壁163を有し、仕切り壁163の中央には
穴165が開設されている。
【0011】樹脂製の上流側円筒部200は絞り部Bか
ら下流側へ向けて徐々に内側断面積が広がる形状に形成
され、上流側端部にはベルマウス部210が形成され、
外壁にはエアクリーナへの取付用の段差が形成され、こ
の段差部にエアクリーナ気密用の弾性体703が取付け
られている。そして、上流側円筒部200は中央円筒部
100に固定される。
【0012】ベルマウス部210は、エアクリーナ60
0との接続部においてベルマウス形状となっており、上
流側円筒部200と樹脂により一体に形成されている。
このため、ベルマウス部210の内壁には段差、突起、
隙間等のない滑らかな形状となっている。これにより、
エアクリーナ600からの空気の流れは、ベルマウス形
状により段差等の抵抗がなく滑らかに導かれ、下流側に
いくに従い絞られることにより整流される。この整流さ
れた流れにより発生した負圧により分岐管420、計測
管430を経由して出口開口440からバイパス流れが
吸い出されるため、バイパス通路内の後述するセンサ5
70、580の出力変動を低減することができ、かつ圧
力損失を低減させることができる。
【0013】前記のベルマウス部210における絞り比
は、ベルマウス下流側内径D1 、ベルマウス上流側内径
2 とすると、絞り比D2 /D1 は、 D2 /D1 ≧1.15 に設定することにより、図3に示す実験データから理解
されるように、圧力損失の大幅低減を図ることができ
る。
【0014】実験データによると、絞り比D2 /D1
吸気系圧力損失ΔPとの関係は、図3に示すとおりであ
る。実験条件は、ベルマウス寸法がD1 :65mm、D
2 :77mmであった。図3に示す実験データより、絞
り比D2 /D1 が1.15以上のときほぼ吸気計圧力損
失が安定した値で低減されることが判る。また、絞り比
2 /D1 が1.5を超えると、ベルマウス部210が
径外方向へ大型化しエアクリーナへの取り付けが困難に
なるという支障が来すので、絞り比D2 /D1の値は過
度に大きくないほうがよい。
【0015】樹脂製の下流側円筒部300は、図示せぬ
吸気ダクトに挿入される直管部310が形成され、中央
円筒部100の下流側端部に固定される。下流側円筒部
300の内側は円筒状に成形され、図7に示すように、
内側へ向けて4本のリブ320、330、340、35
0が一体に成形されている。さらに、4本のリブ32
0、330、340、350の先端には椀状の下流ハウ
ジング360が一体に成形されている。
【0016】そして、4本のリブ320、330、34
0、350は、中央円筒部100から延びる4本のリブ
120、130、140、150の下流側に位置して図
8に図示されるような断面形状に組立られる。また、椀
状の下流ハウジング360は、中央円筒部100に支持
される中央ハウジング160の下流側を閉塞し、滑らか
な砲弾型の形状に組立てられる。
【0017】中央円筒部100に支持される中央ハウジ
ング160の上流側には、砲弾型の樹脂製の上流ハウジ
ング400が挿入され固定される。上流ハウジング40
0の上流側中央には入口開口部410が開設され、上流
ハウジング400の内側には、入口開口部410から下
流へ向けて直線的に延びる分岐管420が一体に成形さ
れている。分岐管420の下流側には、計測管430が
挿入されている。計測管430はステンレス製の内側管
433と樹脂製の外側管435とからなり、内側管43
3の上流側にはベルマウスが形成され、その内径は分岐
管420より小径に形成されている。
【0018】上流ハウジング400は中央ハウジング1
60の上流側に挿入、固定される。このとき、分岐管4
30の下流端は、中央ハウジング160の内側に放射状
に形成された4枚の板状のリブ167、168、16
9、170(168、170は図示せず)の上流側端面
に当接する。これにより、計測管430の下流端と中央
ハウジング160の仕切り壁163との間に所定の隙間
が形成され、しかも、計測管430の下流端から出口開
口440への空気通路が形成される。そして、上流ハウ
ジング400と中央ハウジング160と下流ハウジング
360とで形成される中央部材は、外形が繭状に組立て
られる。
【0019】さらに、仕切り壁163の穴165には、
下流側からセンサ部500が挿入され、センサ部500
は仕切り壁163に固定される。センサ部500は、円
筒状の樹脂部510に4本の支持ピン520、530、
540、550を樹脂部510の上流側、下流側とに突
出するようにインサート成形して形成される。上流側に
突出した支持ピンは長短2種類からなり、長い2本52
0、530の間にセンサ570が支持され、短い2本5
40、550の間にひとつのセンサ580が支持され
る。センサ570、580は、セラミック製ボビンの外
周に白金線を巻き、ボビン両端のリード線と接続したも
ので、同一特性の感温抵抗体が用いられる。
【0020】さらに、中央ハウジング160と下流ハウ
ジング360との間に形成される空間と、回路容器11
0との間には、リブ140内を通して導電部材が配設さ
れており、この導電部材は、センサ部500の下流側に
突出した支持ピンに図示せぬフレキシブル配線板を介し
て接続される。従って、回路容器110内に収容された
制御回路は、導電部材とフレキシブル配線板と支持ピン
とを介してセンサに接続される。
【0021】上記構成の空気流量計1に流入する空気
は、上流側円筒部200と中央円筒部100と下流側円
筒部300との内側に形成される吸気通路を通過する。
また、この吸気通路を流れる空気の一部は、上流ハウジ
ング400と中央ハウジング160と下流ハウジング3
60とにより形成される中央部材内へ流入する。この中
央部材内へ流入する空気は、入口開口410から分岐管
420内を通り、計測管430へ導入される。そして、
仕切り壁163に衝突して径方向に流れの方向を変え、
さらに、出口開口440へ向けて流れる。そして出口開
口440から再び吸気通路内へ流出する。このとき、こ
の空気の流量が、計測管430の内部に位置されたセン
サ570、580および制御回路14により計測され
る。そして、制御回路14から出力された出力信号は燃
料噴射料制御装置等へ供給され、燃料噴射量の演算に使
用される。
【0022】以上述べた実施例では、エアクリーナ60
0の内部に空気流量計1の入口を挿入することにより、
エアクリーナ600、空気流量計1等から構成される吸
気系部品の小型化を図ることができ、またベルマウス部
210は樹脂製で上流側円筒部200と一体成形される
構成であるから、ベルマウス部210の内壁に段差、突
起等の抵抗となる部分がなく、空気流がベルマウス形状
により滑らかに整流されるため、バイパス通路内のセン
サ出力変動を低減でき、また圧力損失を大幅に低減でき
る。さらには、ベルマウス部210を空気流量計本体と
別体に構成するものではないので、一体成形化による製
造コストダウンも図れるという効果がある。
【0023】また本実施例では、出口開口440より上
流側に絞り部Bが形成されているため、出口開口44
0、450において作用する負圧が、周方向の全周に渡
って均等に作用する。このため、上流側開口3から流入
する空気流に偏りがあっても、その偏りを整流して出口
開口440、450に作用させることができる。また、
出口開口440、450は上流ハウジング400の外周
にほぼ全周にわたって開口しているため、吸気通路全体
の流れによる作用を受ける。このため、一部の乱流によ
り分岐通路内の流量が変動することが防止される。
【0024】従って、この実施例では、出口開口44
0、450における空気の流れを乱れの少ない状態に維
持でき、吸気通路を流れる全流量と分岐通路を流れる流
量との比率を正確に所定の比率に維持することができ、
分岐通路内の流量を計測することで正確に吸気通路全体
の流量を検出することができる。次に、空気流量計1の
エアクリーナ600への取付部について図4〜図7に基
づいて説明する。図4は、エアクリーナ600と空気流
量計1の結合前の状態を示し、図5は、図4に示すV−
V線断面図を示し、図6および図7はエアクリーナ60
0と空気流量計1の結合後の状態を示す。
【0025】空気流量計1の上流側円筒部200の外壁
に環状の弾性体703が固定される。また中央円筒部1
00の外壁には円筒状の固定用台座709が形成され、
この固定用台座709の端面に雌ネジ部711が形成さ
れる。さらに、中央円筒部100の固定用台座709よ
り空気流上流側の外壁には案内用台座705が形成さ
れ、この案内用台座705の端面に断面長円形状の案内
用突起707が形成される。案内用突起707は平行2
面713、715を有し、この平行2面713、715
の間隔はhに規定される。
【0026】一方、エアクリーナ600の外壁に固定さ
れるステー603には、前記雌ネジ部711を挿入する
円形穴616が形成される。またこのステー603の円
形穴616の空気流上流側の外壁には、前記案内用突起
707を案内するための長円形状の案内孔610が形成
される。この案内孔610は、案内部612と、この案
内部612に対し円形穴616と反対側位置に延びる固
定部614とから構成される。固定部614は、図5に
示すように、平坦面状内壁615と斜面状内壁618と
からなる。平坦面状内壁615の対面幅H1 、斜面状内
壁618の対面幅H2 、とすると、H2 <H1 に設定さ
れる。斜面状内壁618の先端に形成される鋭角部61
7は、案内用突起707の結合時に平行2面713、7
15を挟みつけるように鋭角状に形成されている。
【0027】取付時、エアクリーナ600のステー60
3に空気流量計1の案内用突起707を対面させ、案内
孔610の案内部612に案内用突起707を挿入し、
図4で点線E、Hに示すようにエアクリーナ600に対
し空気流量計1を図4で左方向に移動し、固定部614
に案内用突起707を嵌合する。そしてステー603の
円形穴616に雌ネジ部711を挿入し、円形穴616
を貫通した雌ネジ部711に図6に示すようにボルト6
20を結合する。このとき、案内孔610の固定部61
4に案内用突起707が嵌合し、案内用突起707の平
行2面713、715に鋭角部617が両側から挟みつ
けるため、エアクリーナ600に対し空気流量計1が上
下方向および前後方向に傾くことはなく、ボルト結合を
行なうエアクリーナ600の円形穴616と空気流量計
1の雌ネジ部711の位置ずれが防止される。これによ
り、エアクリーナ600に対し空気流量計1が位置ずれ
することなく取り付けられるため、従来の如き位置修正
作業が省略できる。
【0028】前記実施例では、ボルト結合が1か所であ
るが、案内孔610の固定部614と断面長円状の案内
用突起707の平行2面713、715とで構成する案
内嵌合部においても隙間なく堅固に結合されるため、2
本のボルトにより結合した場合と同様の確実かつ堅固な
結合が実現できる。
【0029】
【発明の効果】以上述べた本発明の構成および作用によ
ると、空気流量計の入口に上流側円筒部と樹脂で一体に
前記した構成のベルマウス部が形成されるため、ベルマ
ウス部内壁に段差、突起等の空気流の乱れを発生する主
な原因となる箇所がなくなるので、空気流量計の入口か
ら取り込む空気の乱流をなくし、空気流の圧力損失を増
大させずに空気流の整流効果を高めることができる。こ
のため、分岐通路の空気流れの乱れを低減し、流量の変
動を生じたりすることが防止されるので、正確な流量計
測が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した空気流量計を示す断面図であ
る。
【図2】図1に示すベルマウス部を示す拡大断面図であ
る。
【図3】実験データを示す図である。
【図4】エアクリーナへの空気流量計の取付構造を示す
もので、その取付前の状態を示す側面図である。
【図5】図4に示すV−V線断面図である。
【図6】エアクリーナへの空気流量計の取付状態を示す
一部切欠断面図である。
【図7】図6に示す矢印C方向矢視図である。
【図8】リブを示すもので、図7に示すD−D線断面図
である。
【符号の説明】
1 空気流量計 3 上流側開口 5 下流側開口 100 中央円筒部 140 リブ 150 リブ 160 中央ハウジング 200 上流側円筒部(筒体) 210 ベルマウス部 300 下流側円筒部 340 リブ 350 リブ 360 下流ハウジング 400 上流ハウジング 410 入口開口 420 分岐管 430 計測管 440 出口開口 450 出口開口 500 センサ部
フロントページの続き (72)発明者 赤川 政道 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 永坂 玲 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 松浦 岳夫 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (72)発明者 近藤 稔 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本 電装株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−28520(JP,A) 特開 昭58−61411(JP,A) 特開 昭64−10127(JP,A) 実開 平3−48728(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01F 1/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体が流通する主通路を有する樹脂製の
    筒体と、 前記主通路のほぼ中央部に設けられる中央部材と、 前記主通路の壁面と前記中央部材とを連結し、前記中央
    部材を前記主通路のほぼ中央に支持する支持部材と、 前記中央部材に開口し前記主通路を流れる流体の一部を
    導入する導入口と、 前記中央部材に形成され前記導入口から導入された流体
    を流す分岐通路と、 前記分岐通路内に設けられ、前記分岐通路内の流量を計
    測するセンサと、 前記中央部材の所定部位に開口し、前記分岐通路を流れ
    た流体を再び前記主通路に戻す出口と、 前記筒体の上流側端部に該筒体と一体成形されてなるベ
    ルマウス部とを備え、 前記ベルマウス部は、ベウマウス下流側内径をD1 、ベ
    ルマウス上流側内径をD2 としたとき、絞り比D2 /D
    1 が D2 /D1 ≧1.15 に設定されていることを特徴とする流量計。
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