JPH03269120A - ラップ供給装置 - Google Patents
ラップ供給装置Info
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- JPH03269120A JPH03269120A JP6433290A JP6433290A JPH03269120A JP H03269120 A JPH03269120 A JP H03269120A JP 6433290 A JP6433290 A JP 6433290A JP 6433290 A JP6433290 A JP 6433290A JP H03269120 A JPH03269120 A JP H03269120A
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- wrap
- lap
- turntable
- air cylinder
- supply device
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000008569 process Effects 0.000 claims description 6
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- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 11
- 230000004044 response Effects 0.000 description 2
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 description 1
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 1
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
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- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Preliminary Treatment Of Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はラップ形成機から排出されるラップを次工程へ
供給するラップ供給装置に関する。
供給するラップ供給装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕厳しい環
境下において紡績工場では常に省力化の努力が払われて
おり、コーマ工程においてもラップ供給機からラップを
コーマ機に如何に効率良く運搬するかが大きな技術課題
である。
境下において紡績工場では常に省力化の努力が払われて
おり、コーマ工程においてもラップ供給機からラップを
コーマ機に如何に効率良く運搬するかが大きな技術課題
である。
従来この種の運搬はラップ供給機から排出されたラップ
を運搬車を用いて作業員の労力によって運搬されていた
。その際限られたスペース内でコ−マ機ての作業員の作
業性を良くし且つラップの運搬とコーマ揚りケンスの運
搬通路を確保するために、第4図に示すようにコーマ機
はR台とその対称の構成のL台を交互に配置していた。
を運搬車を用いて作業員の労力によって運搬されていた
。その際限られたスペース内でコ−マ機ての作業員の作
業性を良くし且つラップの運搬とコーマ揚りケンスの運
搬通路を確保するために、第4図に示すようにコーマ機
はR台とその対称の構成のL台を交互に配置していた。
このような作業員の労力による運搬では省力化を達成で
きず、且つ運搬車を通すためのフロアスペースを確保す
る必要がある。特にラップの大型化に伴い、重量のある
ラップの運搬車への積降ろしを作業員が行うことは非常
に困難になってきており、又作業iの手によってラップ
の表面が乱されることも生しる。したがってラップの運
搬方法力改善か強く望Jれ、種々の方法が試みられてい
る。
きず、且つ運搬車を通すためのフロアスペースを確保す
る必要がある。特にラップの大型化に伴い、重量のある
ラップの運搬車への積降ろしを作業員が行うことは非常
に困難になってきており、又作業iの手によってラップ
の表面が乱されることも生しる。したがってラップの運
搬方法力改善か強く望Jれ、種々の方法が試みられてい
る。
なおコーマ衣用ラップの運搬に際しては、ケンスの運搬
と異り、そのラップをコーマ機上に載置し7た時にラッ
プの積層したラップシートが順次巻戻されるようにラッ
プの切り口を配置して運搬する必要がある。もしラップ
の切り口が逆であればラップはコーマ機」−で回転する
だけでラップからラップシートを巻戻してコーマ機のニ
ッパ部に供給することができず、又供給う・・ノブの残
シートが少くなった時に次のラッグのシートの先端を継
ぐことかてきない。従来の運搬車を用いたラップの運搬
の場合はこのラップの切り口合せは作業員の運搬手順の
一環どし、て行われていたので特に問題は無かった。
と異り、そのラップをコーマ機上に載置し7た時にラッ
プの積層したラップシートが順次巻戻されるようにラッ
プの切り口を配置して運搬する必要がある。もしラップ
の切り口が逆であればラップはコーマ機」−で回転する
だけでラップからラップシートを巻戻してコーマ機のニ
ッパ部に供給することができず、又供給う・・ノブの残
シートが少くなった時に次のラッグのシートの先端を継
ぐことかてきない。従来の運搬車を用いたラップの運搬
の場合はこのラップの切り口合せは作業員の運搬手順の
一環どし、て行われていたので特に問題は無かった。
ラップの運搬に関して、さらにもう一つの問題、すなわ
ち運搬時のラップの高さの問題がある。
ち運搬時のラップの高さの問題がある。
般にラップ形成機のラップ排出位置とコーマ機のラップ
供給部の高さは一致しない。ラップのコーマ機への載置
の便を考慮して、一般に運搬車の高さをコーマ機のラッ
プ供給部の高さに合せている。
供給部の高さは一致しない。ラップのコーマ機への載置
の便を考慮して、一般に運搬車の高さをコーマ機のラッ
プ供給部の高さに合せている。
またラップストック装置の高さはラップ運搬車に合せて
いる。ところがコーマによってはコーマのラップ供給部
とラップストック装置の高さの差が大きいものもあり(
コーマのラップ供給部が高い位置にある)、機構上、ラ
ップ供給装置の高さが約91.5mmに対して、供給で
きる高さがせいぜい500mmであり、装置の大きさに
くらべて能力が低かった。
いる。ところがコーマによってはコーマのラップ供給部
とラップストック装置の高さの差が大きいものもあり(
コーマのラップ供給部が高い位置にある)、機構上、ラ
ップ供給装置の高さが約91.5mmに対して、供給で
きる高さがせいぜい500mmであり、装置の大きさに
くらべて能力が低かった。
一方うツブ供給装置へラップを排出する関係上、ラップ
形成機はラップ供給装置の高さに影響される。しかしラ
ップ形成機を含む上流側(ラップの流れに対して)の機
台の高さが高いので、背の低い作業員(−船釣には女子
が作業している)などにとっては、ラップ形成機上の空
ボビン返送口への空ボビンの投入などの諸作業が困難で
あった。し7かしラップ形成機の高さを低くするために
はラップ供給装置の高さを低くしなければならず、その
ためラップ供給装置の一部を床よりも低い位置へ据付け
ていた。これでかなり前記作業が改善されたものの、ラ
ップ供給装置下方の保全作業が困難となったばかりでな
く、ラップ供給装置を据付ける時に床を堀らなければな
らず、据付工事費が高くなった。
形成機はラップ供給装置の高さに影響される。しかしラ
ップ形成機を含む上流側(ラップの流れに対して)の機
台の高さが高いので、背の低い作業員(−船釣には女子
が作業している)などにとっては、ラップ形成機上の空
ボビン返送口への空ボビンの投入などの諸作業が困難で
あった。し7かしラップ形成機の高さを低くするために
はラップ供給装置の高さを低くしなければならず、その
ためラップ供給装置の一部を床よりも低い位置へ据付け
ていた。これでかなり前記作業が改善されたものの、ラ
ップ供給装置下方の保全作業が困難となったばかりでな
く、ラップ供給装置を据付ける時に床を堀らなければな
らず、据付工事費が高くなった。
以上述べたようにラップの運搬には大別して■運搬車を
用いる作業員の作業に関する問題点、■ラップの切り口
合せの問題点、■ラップの高さの問題点がある。
用いる作業員の作業に関する問題点、■ラップの切り口
合せの問題点、■ラップの高さの問題点がある。
従来、前記のラップの運搬に関する問題点を改善するた
めに種々の試みが行われている。
めに種々の試みが行われている。
ラップの切り口合せを容易にするために、第4図に示す
従来のコーマ機の配列を第5図に示すように左側の列に
R台、右側の列にL台を揃えてコーマ機のラップ供給部
上のラップの切り口を一定方向に揃える方法が考えられ
る。
従来のコーマ機の配列を第5図に示すように左側の列に
R台、右側の列にL台を揃えてコーマ機のラップ供給部
上のラップの切り口を一定方向に揃える方法が考えられ
る。
一方最近のコーマでは部品管理等の問題からR台又り台
の何れか一方だけ製造される場合かあり、この場合には
例えば第6図に示すようなレイアウトで複数のコーマ機
が配置されている。この場合にはラップの切り口がコー
マ機間で不揃えになるので、第7図に示すようなレイア
ラI−にすることによってラップの切り口を一方向に揃
えることができる。
の何れか一方だけ製造される場合かあり、この場合には
例えば第6図に示すようなレイアウトで複数のコーマ機
が配置されている。この場合にはラップの切り口がコー
マ機間で不揃えになるので、第7図に示すようなレイア
ラI−にすることによってラップの切り口を一方向に揃
えることができる。
第5図又は第7図に示すレイアウトてコーマ機の配列を
行えばラップの切り口が一方向に揃い、ラップの自動搬
送を実施しやすいという利点はある。しかし第4図又は
第6図に示すトイアウトからコーマ機の据付直しを行う
ことはその間コーマ機の生産を中断する問題およびコス
ト上の問題がある、又既存工場の据付直しで第5図又は
第7図のレイアウトを採用するとケンスの運搬通路が確
保しにくくなる。又新設工場でこのレイアウトを採用す
ればフロアスペースを大きく取る必要がある。したがっ
て第5図又は第7図のレイアウトはラップの切り口合せ
に対しては好ましいレイアウトではあるが、フロアスペ
ースから見ると現実的ではない。
行えばラップの切り口が一方向に揃い、ラップの自動搬
送を実施しやすいという利点はある。しかし第4図又は
第6図に示すトイアウトからコーマ機の据付直しを行う
ことはその間コーマ機の生産を中断する問題およびコス
ト上の問題がある、又既存工場の据付直しで第5図又は
第7図のレイアウトを採用するとケンスの運搬通路が確
保しにくくなる。又新設工場でこのレイアウトを採用す
ればフロアスペースを大きく取る必要がある。したがっ
て第5図又は第7図のレイアウトはラップの切り口合せ
に対しては好ましいレイアウトではあるが、フロアスペ
ースから見ると現実的ではない。
ラップの高さを調節する装置が実公昭63−38207
号公報に開示されている。この装置では間隔をあけて配
置された上下1対のフレームの間に移動体を配置し51
対のフレームと移動体に掛装されたチエイン等の動力伝
達物を移動させることにより移動体を上下1対のフレー
ムの間で上下動させ、それによって上方のフレームを貫
通して移動体に連結されているラップ受は具を上下動さ
せている。
号公報に開示されている。この装置では間隔をあけて配
置された上下1対のフレームの間に移動体を配置し51
対のフレームと移動体に掛装されたチエイン等の動力伝
達物を移動させることにより移動体を上下1対のフレー
ムの間で上下動させ、それによって上方のフレームを貫
通して移動体に連結されているラップ受は具を上下動さ
せている。
この装置を用いてラップを上下動させることができるが
その機構上ラップ受は具の高さの最下限値が高く、現存
するラップ供給機、およびコーマ機に対応させることが
できない。
その機構上ラップ受は具の高さの最下限値が高く、現存
するラップ供給機、およびコーマ機に対応させることが
できない。
一方うツブ供給装置がら排出されたラップとベルトコン
ベアに受け、コーマ機1台分又は1/2台分づつのラッ
プをコーマ機の上方に搬送するラップストック装置が知
られている。しが−ながらこのラップストック装置には
ラップの切り口を合せる、すなわちラップの軸線を18
o°変える装置を有しない。したがって第5図および第
7図に示すレイアウトのコーマ線群に対しては用いるこ
とができるが、現実的に好ましいレイアウトの第4図お
よび第6図に示すコーマ線群に対しては用いることがで
きない。
ベアに受け、コーマ機1台分又は1/2台分づつのラッ
プをコーマ機の上方に搬送するラップストック装置が知
られている。しが−ながらこのラップストック装置には
ラップの切り口を合せる、すなわちラップの軸線を18
o°変える装置を有しない。したがって第5図および第
7図に示すレイアウトのコーマ線群に対しては用いるこ
とができるが、現実的に好ましいレイアウトの第4図お
よび第6図に示すコーマ線群に対しては用いることがで
きない。
そこで第4図および第6図に示すレイアラ)〜のコーマ
線群に対しても前述のラップストック装置が使用できる
ように、コーマ11台又は172台分のラップのそれぞ
れを180°回す方法が変えられる。しかしこの場合ラ
ップ旋回装置の数が多くなりコスト高となると共に、ラ
ップ間の配置ピッチを旋回時にラップが干渉しないよう
に広くとる必要が生ずる。又ラップストック装置全体を
180゜旋回させる方法も考えられるが装置自体が大型
になりコスト的にも問題がある。
線群に対しても前述のラップストック装置が使用できる
ように、コーマ11台又は172台分のラップのそれぞ
れを180°回す方法が変えられる。しかしこの場合ラ
ップ旋回装置の数が多くなりコスト高となると共に、ラ
ップ間の配置ピッチを旋回時にラップが干渉しないよう
に広くとる必要が生ずる。又ラップストック装置全体を
180゜旋回させる方法も考えられるが装置自体が大型
になりコスト的にも問題がある。
以上説明したように従来公知のラップ搬送方法は何れも
前述の3つの問題点を総合的に解決するものではない。
前述の3つの問題点を総合的に解決するものではない。
本発明はコーマ機の如何なる配置にも対応することがで
きると共に、前述の3つの問題点すなわち■運搬車を用
いる作業員の作業に関する問題点、■ラップの切り口合
せの問題点および■ラップの高さの問題点を総合して解
決することができるラップ供給装置を提供することを目
的とする。
きると共に、前述の3つの問題点すなわち■運搬車を用
いる作業員の作業に関する問題点、■ラップの切り口合
せの問題点および■ラップの高さの問題点を総合して解
決することができるラップ供給装置を提供することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の前述の目的は、ラップ形成機の近傍から次工程
の装置へラップを搬送するための準備をするラップスト
ック装置と、前記ラップ形成機とラップストック装置の
間に配置されて、前記ラップ形成機から排出されたラッ
プをその軸線を所定の方向に定めた上でラップ形成機の
ラップ排出位置から前記ラップストック装置上に移動す
るラップ移動装置から成り、前記ラップ移動装置が水平
面内で回動可能なターンテーブルと、該ターンテーブル
を駆動する駆動機構と、前記ターンテーブル上のラップ
をターンテーブルの外側から持上げ可能に構成されたラ
ップ保持部材と、該ラップ保持部材を上下動する複数の
リンクi楕がら成る持上げ機構と、該持上げ機構を左右
動させる駆動機構から成ることを特徴とするラップ形成
機がら排出されるラップを次工程へ供給するラップ供給
装置によって達成される。
の装置へラップを搬送するための準備をするラップスト
ック装置と、前記ラップ形成機とラップストック装置の
間に配置されて、前記ラップ形成機から排出されたラッ
プをその軸線を所定の方向に定めた上でラップ形成機の
ラップ排出位置から前記ラップストック装置上に移動す
るラップ移動装置から成り、前記ラップ移動装置が水平
面内で回動可能なターンテーブルと、該ターンテーブル
を駆動する駆動機構と、前記ターンテーブル上のラップ
をターンテーブルの外側から持上げ可能に構成されたラ
ップ保持部材と、該ラップ保持部材を上下動する複数の
リンクi楕がら成る持上げ機構と、該持上げ機構を左右
動させる駆動機構から成ることを特徴とするラップ形成
機がら排出されるラップを次工程へ供給するラップ供給
装置によって達成される。
本発明のラップ供給装置は水平面内で回動可能なターン
テーブルを具備するので、必要に応してラップの軸線を
180°回転させることができ、それによってラップの
切り口きせを行うことができる。そのなめに前記ターン
テーブル駆動機構が指令信号によって回動可能に構成さ
れていると好ましい。
テーブルを具備するので、必要に応してラップの軸線を
180°回転させることができ、それによってラップの
切り口きせを行うことができる。そのなめに前記ターン
テーブル駆動機構が指令信号によって回動可能に構成さ
れていると好ましい。
本発明のラップ供給装置はラップを持上げる持上げ機構
を具備するので作業員の労力を要せずにラップを所要の
高さに持上げることができる。又持上げ機構を構成する
ラップ保持部材がラップをターンテーブルの外側から持
上げるように構成されているのでラップの表面を乱す恐
れがなく、複数のりンク機楕によってラップ保持部材を
上下動させるのでラップの上下移動位置を広範囲に変え
て用いることができる。
を具備するので作業員の労力を要せずにラップを所要の
高さに持上げることができる。又持上げ機構を構成する
ラップ保持部材がラップをターンテーブルの外側から持
上げるように構成されているのでラップの表面を乱す恐
れがなく、複数のりンク機楕によってラップ保持部材を
上下動させるのでラップの上下移動位置を広範囲に変え
て用いることができる。
前記ラップストック装置がコンベアであり、このコンベ
アが指令信号によって間欠的に駆動可能であると好まし
い。このようにラップストック装置を構成することによ
りコンベア上でのラップの配置をコーマ機のそれぞれの
コーミングステーションの位置に合せることができる。
アが指令信号によって間欠的に駆動可能であると好まし
い。このようにラップストック装置を構成することによ
りコンベア上でのラップの配置をコーマ機のそれぞれの
コーミングステーションの位置に合せることができる。
本発明のラップ供給装置の一実施例を示す添付図面を参
照して本発明を以下詳述する。
照して本発明を以下詳述する。
第1図に本発明のラップ供給装置の一例を示し、第17
図(A)に斜視図としてラップ供給装置の全体図が示さ
れ、第1図(B)に、第1図(A)では隠れて見えない
ラップを上下および横方向に移動させる機構を正面図で
示す、第2図は本発明のラップ供給装置を作動する際に
必要となるラップの切り口合せのためのターンテーブル
とその駆動11+11を主として示す図面であり、第2
図(A)は斜視図であり、第2図(B)はその正面図で
ある。
図(A)に斜視図としてラップ供給装置の全体図が示さ
れ、第1図(B)に、第1図(A)では隠れて見えない
ラップを上下および横方向に移動させる機構を正面図で
示す、第2図は本発明のラップ供給装置を作動する際に
必要となるラップの切り口合せのためのターンテーブル
とその駆動11+11を主として示す図面であり、第2
図(A)は斜視図であり、第2図(B)はその正面図で
ある。
第1図(A)に示すように、ラップ16aはラップ巻取
部15からターンテーブル1に排出される。ラップ巻取
部15から排出されたラップ16aの切り口(図示せず
)は全て同一である。すなわちラップの巻終り端部から
ラップの内層に向けて螺旋状に巻取られているラップウ
ェブの巻取り方向は同一である。既に第4図〜第7図に
基ついて説明したように、複数のコーマ機のコーマ室の
配置状態によっては、ラップ巻取部15から排出された
ま−てラップ16aをコンベア14で示すラップストッ
ク装置上に16bに示すように配置することのできるコ
ーマ機とラップ16aをその軸線を180°回転してラ
ップ16b中のラップウェブの巻取り方向を逆にしてコ
ンベア14上に配置することが必要な場合がある。
部15からターンテーブル1に排出される。ラップ巻取
部15から排出されたラップ16aの切り口(図示せず
)は全て同一である。すなわちラップの巻終り端部から
ラップの内層に向けて螺旋状に巻取られているラップウ
ェブの巻取り方向は同一である。既に第4図〜第7図に
基ついて説明したように、複数のコーマ機のコーマ室の
配置状態によっては、ラップ巻取部15から排出された
ま−てラップ16aをコンベア14で示すラップストッ
ク装置上に16bに示すように配置することのできるコ
ーマ機とラップ16aをその軸線を180°回転してラ
ップ16b中のラップウェブの巻取り方向を逆にしてコ
ンベア14上に配置することが必要な場合がある。
そこで本発明のラップ供給装置ではラップ巻取部15か
ら排出されるラップ16aを最初に垂直軸2dを中心と
して回動可能なターンテーブル1に受ける。このターン
テーブル1の上面は断面円形のラップ16aを安定して
受取れるように、凹形に作られているとよい。このター
ンテーブル1の回転はターンテーブル1の垂直軸2dに
歯車2を固定し、歯車2と噛合う歯車3を有するロータ
リーアクチュエータ4を駆動することによって行うこと
がてきる。その際ロータリーアクチュエータ4を外部か
らの指令信号によって右回転又は左回転の何れか一方に
回転できるように構成するとよい。
ら排出されるラップ16aを最初に垂直軸2dを中心と
して回動可能なターンテーブル1に受ける。このターン
テーブル1の上面は断面円形のラップ16aを安定して
受取れるように、凹形に作られているとよい。このター
ンテーブル1の回転はターンテーブル1の垂直軸2dに
歯車2を固定し、歯車2と噛合う歯車3を有するロータ
リーアクチュエータ4を駆動することによって行うこと
がてきる。その際ロータリーアクチュエータ4を外部か
らの指令信号によって右回転又は左回転の何れか一方に
回転できるように構成するとよい。
このように供給される毎に咥ηてコーマ機にと−)で必
要な切り口に合わされたラップleaは後述のラップを
上下および横方向に移動させる機構によって第1図(A
>で16bとして示すようにコ〉′ベア14上に載置さ
れる。
要な切り口に合わされたラップleaは後述のラップを
上下および横方向に移動させる機構によって第1図(A
>で16bとして示すようにコ〉′ベア14上に載置さ
れる。
次に第1図(B)を参照し、てラップを上下および横方
向に移動させる機構を説明する。
向に移動させる機構を説明する。
前述のように所定の方向にその切り口が合わせられたラ
ップ16aを持上げるために第1図に示した実施例では
、ラップ1.6aをターンテーブル1の両側から持上げ
ることができるように配置された1対のプレート55′
から成るラップ保持部材を用いる(第1図A参照)。し
たがってラップ保持部材を構成するプレー)5 、5′
の幅は用いられるラップの直径より小さく定める。
ップ16aを持上げるために第1図に示した実施例では
、ラップ1.6aをターンテーブル1の両側から持上げ
ることができるように配置された1対のプレート55′
から成るラップ保持部材を用いる(第1図A参照)。し
たがってラップ保持部材を構成するプレー)5 、5′
の幅は用いられるラップの直径より小さく定める。
ターンテーブル1上にラップ巻取部15から排出される
際にはターンテーブル1の−L面とラップ保持部材のプ
レート5,5′の上面が略同−平面であることが好まし
い。しかしこのような配置ではターンテーブル1を回転
させることができない。
際にはターンテーブル1の−L面とラップ保持部材のプ
レート5,5′の上面が略同−平面であることが好まし
い。しかしこのような配置ではターンテーブル1を回転
させることができない。
そこで本発明の第1図に示した実施例の装置ではターン
テーブル1を回転する際にラップ保持部材5.5′を下
げるための上下移動機構を用いる。
テーブル1を回転する際にラップ保持部材5.5′を下
げるための上下移動機構を用いる。
したがって第1図に示した実施例の装置では、ラップを
上下および横方向に移動させる機構として、それぞれが
空気シリンダを具備し、全体がリンク機構で連結された
3つの機構すなわちターンテーブル1の回転に際してラ
ップ保持部材5,5′をターンテーブル1に一致した位
置から下方に下げ、ターンテーブル1を回転復元の位置
に戻す機構(第1空気シリンダ11を用いる)と、所定
の切り口に合されたラップ16aをコンベア14の位置
よりや一上方の16bで示すラップの位置迄持上げるた
めにラップ保持部材5.5′を上昇させ、其の後ラップ
保持部材5,5′を元の位置に戻す機構(第2空気シリ
ンダ8を用いる)と、ラップ保持部材5,5′をラップ
巻取部15に対応する位置からコンベア14の上方位置
に向けて横方向に移動させ、其の後ラップ保持部材5,
5′を元の位置に戻す機構(第3空気シリンダ12を用
いる)から成る。前記3つの機構は第1図(B)に示す
ように一体に構成されているので以下3つの機構をまと
めて説明する。
上下および横方向に移動させる機構として、それぞれが
空気シリンダを具備し、全体がリンク機構で連結された
3つの機構すなわちターンテーブル1の回転に際してラ
ップ保持部材5,5′をターンテーブル1に一致した位
置から下方に下げ、ターンテーブル1を回転復元の位置
に戻す機構(第1空気シリンダ11を用いる)と、所定
の切り口に合されたラップ16aをコンベア14の位置
よりや一上方の16bで示すラップの位置迄持上げるた
めにラップ保持部材5.5′を上昇させ、其の後ラップ
保持部材5,5′を元の位置に戻す機構(第2空気シリ
ンダ8を用いる)と、ラップ保持部材5,5′をラップ
巻取部15に対応する位置からコンベア14の上方位置
に向けて横方向に移動させ、其の後ラップ保持部材5,
5′を元の位置に戻す機構(第3空気シリンダ12を用
いる)から成る。前記3つの機構は第1図(B)に示す
ように一体に構成されているので以下3つの機構をまと
めて説明する。
第1[](B)においてIOは空気シリンダ取付板であ
り、この空気シリンダ取付板10の下端の支点Gにおい
て第1空気シリンダ11のほり中央部が回動可能に支持
される。第1空気シリンダ11のピストンロッドlla
の先端は支点Fで第2空気シリンダ取付用レバー9に回
転可能に取付けられ、取付用レバー9の上端は支点Eに
おいて空気シリンダ取付板10に枢着される。第2空気
シリンダ8のはゾ中央部が支点りにおいて前記取付用レ
バー9のは7中央部に回転可能に取付けられている。一
方第3空気シリンダ12の一端は支点工においてフレー
ム13に回転可能に取付られ、第3空気シリンダ12の
ピストンロッド12a(第3図(D)参照)の先端は支
点Hにおいて回動可能に空気シリンダ取付板10に取付
けられる。
り、この空気シリンダ取付板10の下端の支点Gにおい
て第1空気シリンダ11のほり中央部が回動可能に支持
される。第1空気シリンダ11のピストンロッドlla
の先端は支点Fで第2空気シリンダ取付用レバー9に回
転可能に取付けられ、取付用レバー9の上端は支点Eに
おいて空気シリンダ取付板10に枢着される。第2空気
シリンダ8のはゾ中央部が支点りにおいて前記取付用レ
バー9のは7中央部に回転可能に取付けられている。一
方第3空気シリンダ12の一端は支点工においてフレー
ム13に回転可能に取付られ、第3空気シリンダ12の
ピストンロッド12a(第3図(D)参照)の先端は支
点Hにおいて回動可能に空気シリンダ取付板10に取付
けられる。
次にラップ保持部材5.5′はそれぞれロッド6a、6
bを介して支点Aにおいてリンクレバー6に回動可能に
連結され、この第1リンクレバー6の下端は支点Cにお
いて第2空気シリンダ8のピストンロッド8aの先端に
回動可能に連結される。又リンクレバー6の中央部の支
点Bに第2リンクレバー7の先端が回動可能に連結され
、第2リンクレバー7の後端は支点Jにおいて空気シリ
ンダ取付板10に回動可能に取付けられる。なお支点E
、支点Jおよび支点Cは同一水平面にあるようにする。
bを介して支点Aにおいてリンクレバー6に回動可能に
連結され、この第1リンクレバー6の下端は支点Cにお
いて第2空気シリンダ8のピストンロッド8aの先端に
回動可能に連結される。又リンクレバー6の中央部の支
点Bに第2リンクレバー7の先端が回動可能に連結され
、第2リンクレバー7の後端は支点Jにおいて空気シリ
ンダ取付板10に回動可能に取付けられる。なお支点E
、支点Jおよび支点Cは同一水平面にあるようにする。
なお各支点のうち支点Iのみフレーム13上の固定位置
であり、その他の支点はフレーム13に対して移動する
。一方空気シリンダ取付板10はフレーム13に対して
水平方向へ摺動可能に構成されている。
であり、その他の支点はフレーム13に対して移動する
。一方空気シリンダ取付板10はフレーム13に対して
水平方向へ摺動可能に構成されている。
なおコンベア14の幅は第1図(A>に示すようにラッ
プ保持部材の1対のプレート5,5′の間隔より狭く定
める必要がある。又ラップ保持部材の横方向移動方向は
コンベア14の移動方向に平行にし、且つコンベアエ4
の中心線をターンテーブルlの中心線に合せる必要があ
る。
プ保持部材の1対のプレート5,5′の間隔より狭く定
める必要がある。又ラップ保持部材の横方向移動方向は
コンベア14の移動方向に平行にし、且つコンベアエ4
の中心線をターンテーブルlの中心線に合せる必要があ
る。
本発明のラップ供給装置は第1図(B)により良く示す
ようにリンク機構を用いて構成しているのでラップ供給
装置の高さを低くすることができるという特徴を有する
。
ようにリンク機構を用いて構成しているのでラップ供給
装置の高さを低くすることができるという特徴を有する
。
次に第2図(A)、第2図(B)および第3図(A)〜
第3図(E)を参照して本発明のラップ供給装置の作動
を説明する。
第3図(E)を参照して本発明のラップ供給装置の作動
を説明する。
前述のようにラップ巻取部15から排出されたラップ1
6aの切り口を合せることが必要である。そのために第
3図(A)に示すように第1空気シリンダ11を作動し
てピストンロッドllaを矢印Y1の方向に引込み、そ
れによって取付用レバー9を支点Eを中心として反時計
方向に回す。取付用レバー9のほり中央部に支点りを介
して第2空気シリンダ8が取付けられているので、第2
空気シリンダ8を作動することなしに、第2空気シリン
ダ8のピストンロッド8aの先端Cは矢印Y2の方向に
進む。その結果リンク機構は下に押下げられ支点Aは下
方に下がり、ラップ保持部材5.5′は5a、5a′で
示す位置まで矢印Yffの方向に下がる。次いて第2図
(A>および第2図(B)に示すターンテーブル回転機
構を作動してラップ16aを180°回転させる。
6aの切り口を合せることが必要である。そのために第
3図(A)に示すように第1空気シリンダ11を作動し
てピストンロッドllaを矢印Y1の方向に引込み、そ
れによって取付用レバー9を支点Eを中心として反時計
方向に回す。取付用レバー9のほり中央部に支点りを介
して第2空気シリンダ8が取付けられているので、第2
空気シリンダ8を作動することなしに、第2空気シリン
ダ8のピストンロッド8aの先端Cは矢印Y2の方向に
進む。その結果リンク機構は下に押下げられ支点Aは下
方に下がり、ラップ保持部材5.5′は5a、5a′で
示す位置まで矢印Yffの方向に下がる。次いて第2図
(A>および第2図(B)に示すターンテーブル回転機
構を作動してラップ16aを180°回転させる。
ラップ16aを所定の切り口に合せた後、第3図(B)
に示すように、ピストンロッドIlaを矢印Y、の方向
に押出して支点Cを矢印Y5の方向に移動させればラッ
プ保持部材5,5′は矢印Y。
に示すように、ピストンロッドIlaを矢印Y、の方向
に押出して支点Cを矢印Y5の方向に移動させればラッ
プ保持部材5,5′は矢印Y。
に示すように元の位置に上昇する。
なおラップ巻取部15から排出されたま1のラップ16
aを移送することができる場合には、第3図(A)およ
び第3図(B)で示した作動は省略することができる。
aを移送することができる場合には、第3図(A)およ
び第3図(B)で示した作動は省略することができる。
次に第3図(C)に示すように第2空気シリンダ8を作
動してピストンロッド8aを矢印Y7で示ず方向に引込
み、それによって支点Cを矢印Ysの方向に移動させる
。その結果リンク機構はよって、支点Aは上方に上り、
ラップ保持部材5.5′は5b、5b’で示す位置(コ
ンベア14より高い位置)に矢印Y、で示すように上が
る。
動してピストンロッド8aを矢印Y7で示ず方向に引込
み、それによって支点Cを矢印Ysの方向に移動させる
。その結果リンク機構はよって、支点Aは上方に上り、
ラップ保持部材5.5′は5b、5b’で示す位置(コ
ンベア14より高い位置)に矢印Y、で示すように上が
る。
第1図に示す実施例のラップ供給装置では前述のように
ラップ保持部材の上下方向の移動を、ターンテーブル1
の回転を可能にするためにラップ保持部材5.5′を下
げるための移動(第1空気シリンダ11を用いる)と、
ラップ16aが載置されたラップ保持部材5.5′をコ
ンベア14の上方位置に上げるための移動(第2空気シ
リンダ8を用いる)に分けて行っている。これはラップ
の上下方向移動にリンク機構を用い、且つリンク機構の
作動を空気シリンダで行う機構を用いるためであり、そ
れぞれの上下運動を空気シリンダのピストンロッドのス
トロークの上限、下限を定めることによりラップ保持部
材の移動位置(高さ)を確実にするのに役立つ。勿論1
個の空気シリンダで前記2つの移動を行わせることもで
きる。
ラップ保持部材の上下方向の移動を、ターンテーブル1
の回転を可能にするためにラップ保持部材5.5′を下
げるための移動(第1空気シリンダ11を用いる)と、
ラップ16aが載置されたラップ保持部材5.5′をコ
ンベア14の上方位置に上げるための移動(第2空気シ
リンダ8を用いる)に分けて行っている。これはラップ
の上下方向移動にリンク機構を用い、且つリンク機構の
作動を空気シリンダで行う機構を用いるためであり、そ
れぞれの上下運動を空気シリンダのピストンロッドのス
トロークの上限、下限を定めることによりラップ保持部
材の移動位置(高さ)を確実にするのに役立つ。勿論1
個の空気シリンダで前記2つの移動を行わせることもで
きる。
第3図(C)で示す位置に上げられたラップ保持部材5
,5′は次に第3空気シリンダ12を作動してピストン
ロッド12aを矢印Y1゜で示す方向に押出し、その結
果空気シリンダ取付板10が第3区(D>に示すように
左側に移動し、それに伴ってラップ16bを保持したラ
ップ保持部材5b、5b’はコンベア14の端部上にく
る。この状態で第3図(E)に示すように、第2空気シ
リンダ8を作動してピストンロッド8aを矢印Y12で
示す方向に押出して、支点CをYl、の方向に移動させ
、それによってラップ保持部材は5,5′で示す位置に
戻る。その際ラップ保持部材上のラップ16bはコンベ
ア14の上に載置されることになる。
,5′は次に第3空気シリンダ12を作動してピストン
ロッド12aを矢印Y1゜で示す方向に押出し、その結
果空気シリンダ取付板10が第3区(D>に示すように
左側に移動し、それに伴ってラップ16bを保持したラ
ップ保持部材5b、5b’はコンベア14の端部上にく
る。この状態で第3図(E)に示すように、第2空気シ
リンダ8を作動してピストンロッド8aを矢印Y12で
示す方向に押出して、支点CをYl、の方向に移動させ
、それによってラップ保持部材は5,5′で示す位置に
戻る。その際ラップ保持部材上のラップ16bはコンベ
ア14の上に載置されることになる。
次に第3空気シリンダ12のピストンロッド12aを引
込むように作動することにより(図示せず)、空気シリ
ンダ取付板10およびラップ保持部材5゜5′は第1図
(B)で示す位置に戻すことができ、これによってラッ
プ移動の1サイクルが終了し、ラップ保持部材5,5′
はその上面をターンテーブル1の上面に合せた位置にあ
って、次のラップがラップ巻取部15から排出されるの
を待つ状態になる。
込むように作動することにより(図示せず)、空気シリ
ンダ取付板10およびラップ保持部材5゜5′は第1図
(B)で示す位置に戻すことができ、これによってラッ
プ移動の1サイクルが終了し、ラップ保持部材5,5′
はその上面をターンテーブル1の上面に合せた位置にあ
って、次のラップがラップ巻取部15から排出されるの
を待つ状態になる。
前記第3図(A)〜第3図(E)で示した作動を順次繰
返すことにより、複数のラップをコンベア14の上に配
置することができる。その際コンベア14を指令信号に
よって間欠的に駆動可能に構成し、所定の開隔、より詳
しくはコーマ機のコーミングステーションの間隔に合せ
てコンベア14上に複数のラップを配置できるようにす
るとよい。
返すことにより、複数のラップをコンベア14の上に配
置することができる。その際コンベア14を指令信号に
よって間欠的に駆動可能に構成し、所定の開隔、より詳
しくはコーマ機のコーミングステーションの間隔に合せ
てコンベア14上に複数のラップを配置できるようにす
るとよい。
本発明によるラップ供給装置では、機台全体が低く設定
できるので作業性が良くなり、床を堀らなくても良いか
らどのような工場(例えば2階など)でも据付けること
ができ、また据付費が安価になるばかりでなくラップを
ラップ巻取部から排出された位置からコンベア上に移動
するだけでなく、必要に応じてラップの軸線を180°
回転させることができ、且つこれら2つの運動のための
機構が一体に構成されている。したがって本発明のラッ
プ供給装置を用いれば従来公知のラップの軸線を180
°回転させる装置を別途用いることなしに、コーマ機の
配置状態に合せたラップ供給を行うことができ、この事
はコスト面およびラップを供給するために用いられる装
置の配置スペース等において極めて有用である。
できるので作業性が良くなり、床を堀らなくても良いか
らどのような工場(例えば2階など)でも据付けること
ができ、また据付費が安価になるばかりでなくラップを
ラップ巻取部から排出された位置からコンベア上に移動
するだけでなく、必要に応じてラップの軸線を180°
回転させることができ、且つこれら2つの運動のための
機構が一体に構成されている。したがって本発明のラッ
プ供給装置を用いれば従来公知のラップの軸線を180
°回転させる装置を別途用いることなしに、コーマ機の
配置状態に合せたラップ供給を行うことができ、この事
はコスト面およびラップを供給するために用いられる装
置の配置スペース等において極めて有用である。
又コーマ機の配置は所定のスペース内てケンスの運搬通
路等の確保を考慮しながらより多くの台数のコーマ機が
配置されるよう工夫される。その結果ラップの切り口の
方向、すなわち巻戻し方向が異るラップを用いるコーマ
機が所定のスペース内に混在する場合がある。このよう
な場合でも本発明のラップ供給装置を用いれば全てのコ
ーマ機に所定の切り口の方向を持ったラップを供給する
ことができ、その結果ケンス運搬のためのスペースを確
保しながら所定のスペース内により多くのコーマ機を配
置することができる。
路等の確保を考慮しながらより多くの台数のコーマ機が
配置されるよう工夫される。その結果ラップの切り口の
方向、すなわち巻戻し方向が異るラップを用いるコーマ
機が所定のスペース内に混在する場合がある。このよう
な場合でも本発明のラップ供給装置を用いれば全てのコ
ーマ機に所定の切り口の方向を持ったラップを供給する
ことができ、その結果ケンス運搬のためのスペースを確
保しながら所定のスペース内により多くのコーマ機を配
置することができる。
前記本発明のラップ供給装置の特徴をラップ供給装置側
から見れば、もしラップの軸線を180゜回転できなけ
れば2台必要とするラップ供給装置を1台のラップ供給
装置で処理することができ、この事も又コスト面および
ラップ供給装置の配置スペース等において極めて有用で
ある。
から見れば、もしラップの軸線を180゜回転できなけ
れば2台必要とするラップ供給装置を1台のラップ供給
装置で処理することができ、この事も又コスト面および
ラップ供給装置の配置スペース等において極めて有用で
ある。
第1図は本発明のラップ供給装置の一例を示す図であっ
て、第1図(A)はラップ供給装置の全体を示す斜視図
であり、第1図(B)はラップ供給装置内の上下および
横方向に移動させる機構を示す正面図であり、第2図は
ターンテーブルとその駆動機構を示す図であって、第2
図(A)は斜視図、第2図(B)はその正面図であり、
第3図(A)〜第3図(E)は第1図に示したラップ供
給装置の作動を順を追って説明する正面図であり、第4
図は従来−船釣に行われているコーマ機の配列状態を示
す平面図であり、第5図〜第7図は従来公知のコーマ機
の各種の配列状態をそれぞれ示す平面図である。 1・・・ターンテーブル、 2.3・歯車、4・・・ロ
ータリアクチュエータ、 5 5”5a 5a’;5b、5b′−・ラップ保持
部材、 6.7・・・リンクレバー、8・・・第2空気シリンダ
、8a・・・ピストンロッド、 9・・・空気シリンダ取付レバー 10・・空気シリンダ取付板、 11・・・第1空気シリンダ、lla・・・ピストンロ
ッド、12・・・第3空気シリンダ、12a・・・ピス
トンロッド、13・・・フレーム、 14・・・
コンベア、15・・・ラップ巻取部、 16a、16
b・・・ラップ、17R、17L・・・コーマ、 18
・・・コイラ部、A、B、C,D、E、F、G、H,I
、J・・・支点、Y1〜Y13・・・移動方向を示す矢
印。 第1図(A) 第2図(A) 第1図(B) 第2図(B) 第 3 図(A) 第 図(C) 7R 7L 第 図
て、第1図(A)はラップ供給装置の全体を示す斜視図
であり、第1図(B)はラップ供給装置内の上下および
横方向に移動させる機構を示す正面図であり、第2図は
ターンテーブルとその駆動機構を示す図であって、第2
図(A)は斜視図、第2図(B)はその正面図であり、
第3図(A)〜第3図(E)は第1図に示したラップ供
給装置の作動を順を追って説明する正面図であり、第4
図は従来−船釣に行われているコーマ機の配列状態を示
す平面図であり、第5図〜第7図は従来公知のコーマ機
の各種の配列状態をそれぞれ示す平面図である。 1・・・ターンテーブル、 2.3・歯車、4・・・ロ
ータリアクチュエータ、 5 5”5a 5a’;5b、5b′−・ラップ保持
部材、 6.7・・・リンクレバー、8・・・第2空気シリンダ
、8a・・・ピストンロッド、 9・・・空気シリンダ取付レバー 10・・空気シリンダ取付板、 11・・・第1空気シリンダ、lla・・・ピストンロ
ッド、12・・・第3空気シリンダ、12a・・・ピス
トンロッド、13・・・フレーム、 14・・・
コンベア、15・・・ラップ巻取部、 16a、16
b・・・ラップ、17R、17L・・・コーマ、 18
・・・コイラ部、A、B、C,D、E、F、G、H,I
、J・・・支点、Y1〜Y13・・・移動方向を示す矢
印。 第1図(A) 第2図(A) 第1図(B) 第2図(B) 第 3 図(A) 第 図(C) 7R 7L 第 図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ラップ形成機の近傍から次工程の装置へラップを搬
送するための準備をするラップストック装置と、前記ラ
ップ形成機とラップストック装置の間に配置されて、前
記ラップ形成機から排出されたラップをその軸線を所定
の方向に定めた上でラップ形成機のラップ排出位置から
前記ラップストック装置上に移動するラップ移動装置か
ら成り、前記ラップ移動装置が水平面内で回動可能なタ
ーンテーブルと、該ターンテーブルを駆動する駆動機構
と、前記ターンテーブル上のラップをターンテーブルの
外側から持上げ可能に構成されたラップ保持部材と、該
ラップ保持部材を上下動する複数のリンク機構から成る
持上げ機構と、該持上げ機構を左右動させる駆動機構か
ら成ることを特徴とするラップ形成機から排出されるラ
ップを次工程へ供給するラップ供給装置。 2、前記ラップ搬送装置がコンベアであり、該コンベア
が指令信号によって間欠的に駆動可能であることを特徴
とする請求項1記載のラップ供給装置。 3、前記ターンテーブル駆動機構が指令信号によって回
動することを特徴とする請求項1記載のラップ供給装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6433290A JP2853884B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | ラップ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6433290A JP2853884B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | ラップ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03269120A true JPH03269120A (ja) | 1991-11-29 |
JP2853884B2 JP2853884B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13255178
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6433290A Expired - Fee Related JP2853884B2 (ja) | 1990-03-16 | 1990-03-16 | ラップ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853884B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000028118A1 (de) * | 1998-11-11 | 2000-05-18 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Drehstation für wickel |
-
1990
- 1990-03-16 JP JP6433290A patent/JP2853884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000028118A1 (de) * | 1998-11-11 | 2000-05-18 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Drehstation für wickel |
US6962307B1 (en) | 1998-11-11 | 2005-11-08 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Rotating station for reels |
US7059557B2 (en) | 1998-11-11 | 2006-06-13 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Rotating station for wound laps |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2853884B2 (ja) | 1999-02-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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