JPH03268051A - 電子化時刻表カード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、たとえば目的の駅の時刻表を必要に応じて検
索し表示出力し得る携帯形の電子化時刻表カードに関す
る。

（従来の技術） 従来、定期券入れなどに入れて携帯する時刻表は印刷さ
れたもので、時刻表の改定がなされたときに印刷されて
、駅の改札口などに置かれる。

利用者は、これを運が良ければ無料で手に入れることが
できるのだか、枚数が少ない場合など、必ずしも手に入
れられない場合がある。また、普段利用しない駅をたま
たま利用する場合に、簡単に時刻を調べる方法がない。

（発明が解決しようとする課題） 上記のように、従来は携帯形の時刻表は紙に印刷される
ため、必要な枚数がわからないので利用者の手に充分行
きわたるとは限らない。必要なときに駅で問い合わせて
も「今はありません」といわれるか、「印刷中です」と
なるか、次の時刻表改定まではだいたい手に入れること
ができない。

さらに、普段使わないような駅を利用するような場合比
は、時刻を調べるのは容易なことではない。

そのため、必要以上に時間を見込んでおくか、遅刻する
ことになる。

そこで、本発明は、たとえば駅の時刻表を必要に応じて
入力して記憶でき、またその記憶した時刻表を必要に応
じて検索し表示出力し得る電子化時刻表カードを提供す
ることを目的とする。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明の電子化時刻表カードは、特定の場所で時刻表の
データを入力するためのデータ入力手段と、このデータ
入力手段で入力された時刻表のデータを記憶する記憶手
段と、利用者が目的の時刻表を検索するための操作を行
なう操作手段と、この操作手段の操作に基づき前記記憶
手段から目的の時刻表のデータを読出す処理手段と、こ
の処理手段で読出されたデータを表示出力する表示手段
とを具備している。

（作用） たとえば自分が希望する駅の時刻表のデータを入力する
には、本カードを最寄りの駅、あるいは時刻表のデータ
を入力する装置を設置している場所に持っていき、時刻
表のデータの入力を行なう。利用するときは、表示手段
に表示された駅名などを指示することにより、記憶手段
から該当する駅の時刻表のデータが読出され、表示手段
に表示される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。

第１図は本発明に係る電子化時刻表カードの概略構成を
示すもので、時刻表のデータを入力するための時刻表デ
ータ入力部１と、この時刻表データ入力部１で入力され
た時刻表のデータを記憶する時刻表記憶部２と、希望す
る駅を指示するための操作部３と、操作部３で指示され
た駅の時刻表データを時刻表記憶部２から読出す処理部
４と、この処理部４で読出されたデータを表示出力する
表示部（液晶表示部）５とから構成されている。

第２図は上記のように構成された電子化時刻表カードの
外観を示すもので、カード状の本体６の表面には表示部
５および操作部３が設けられている。操作部３は、たと
えば４種の矢印キー１１゜１２．１３．１４および確認
キー１５から構成されている。

次に、このような構成において動作を説明する。

まず、時刻表データの入力は、駅あるいはその他のデー
タ入力のためのデータ入力装置を設置している場所で行
なう。この場合、時刻表データ入力部１は、たとえばＩ
Ｃカードあるいはメモリカードなどの標準化されている
インターフェイスに合わせて製作しておく。そして、利
用者は、いわゆるオレンジカードと同じ要領でデータ入
力装置に自分の電子化時刻表カードを入れ、希望する駅
の釦を押すことにより、その駅の時刻表のデータを時刻
表データ入力部１を介してカードに入力し、時刻表記憶
部２に記憶する。

実際の利用時には、最初、第３図に示すように表示部５
に駅名の一覧が表示されている。したがって、利用者は
、操作部３の矢印キー１１〜１４を用いて希望の駅を決
定し、確認キー１５を押下する。すると、処理部４は、
指定された駅の時刻表のデータを時刻表記憶部２から検
索して読出し、表示部５に表示させる。なお、矢印キー
１３゜１４を押下すると、時刻表の平日、休日が切換え
て表示されるようになっている。また、駅名の一覧を表
示するときは、確認キー１５を押下することにより表示
を切換えるようになっている。

このように、従来はとんど時刻表の切換時しか得られな
かった紙による駅の時刻表を電子化してカードにするこ
とで、いつでも必要なときに駅などで時刻表を簡単に入
力して記憶できるとともに、これまでほとんど手に入れ
られなかった他の駅の時刻表をも簡単に入力して記憶で
きるようになる。

そして、このようにして記憶した時刻表を必要に応じて
簡単な操作で検索し、表示出力し得るものであり、非常
に便利で実用的である。

なお、前記実施例では、鉄道関係の駅の時刻表を例にと
って説明したが、本発明はこれに限定されるものでなく
、たとえばバス、船、飛行機などの時刻表も同様に取扱
うことができる。

［発明の効果］ 以上詳述したように本発明によれば、たとえば駅の時刻
表を必要に応じて人力して記憶でき、またその記憶した
時刻表を必要に応じて検索し表示出力し得る電子化時刻
表カードを提供できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第１図
は電子化時刻表カードの概略構成を示すブロック図、第
２図は電子化時刻表カードの外観図、第３図は表示部に
駅名の一覧を表示した一例を示す図である。 １・・・時刻表データ入力部（データ入力手段）、２・
・・時刻表記憶部（記憶手段）　３・・・操作部（操作
手段）　４・・・処理部（処理手段）　５・・・表示部
（表示手段）。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 特定の場所で時刻表のデータを入力するためのデータ入
   力手段と、 このデータ入力手段で入力された時刻表のデータを記憶
   する記憶手段と、 利用者が目的の時刻表を検索するための操作を行なう操
   作手段と、 この操作手段の操作に基づき前記記憶手段から目的の時
   刻表のデータを読出す処理手段と、この処理手段で読出
   されたデータを表示出力する表示手段と を具備したことを特徴とする電子化時刻表カード。