JPH0326713Y2 - - Google Patents

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JPH0326713Y2
JPH0326713Y2 JP2304084U JP2304084U JPH0326713Y2 JP H0326713 Y2 JPH0326713 Y2 JP H0326713Y2 JP 2304084 U JP2304084 U JP 2304084U JP 2304084 U JP2304084 U JP 2304084U JP H0326713 Y2 JPH0326713 Y2 JP H0326713Y2
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JP
Japan
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signal
key
line
dial
circuit
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JP2304084U
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JPS60136578U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、ボタン電話装置において、主装置と
接続のうえ使用されるボタン電話機に関するもの
である。
〔従来技術〕
近来、銀行等の金融機関においては、ダイヤル
信号として用いられている複合音声周波(以下、
MF)信号に応じ、電話回線を介して口座の入金
確認、残額照会等を報知するサービスが提供され
つゝあり、これらのサービスをボタン電話装置の
ボタン電話機(以下、電話機)から要求する場
合、簡単にこれが実現できない問題を生じてい
る。
すなわち、ボタン電話装置へ収容する電話局か
らの局線は、交換機の状況に応じ、ダイヤル信号
としてパルス信号を用いるものと、MF信号を用
いるものとがあり、パルス信号用の局線ではMF
信号発生器を新らたに設けねばならない一方、
MF信号用の局線であつても、ダイヤル信号の送
出期間および休止期間が各100msec以上であるの
に対し、金融機関側の受信条件は送出期間
400msec以上であり、これへダイヤル信号の送出
状況も一致させねばならず、ダイヤル信号の発信
期間が延長され、回線の運用効率が低下する欠点
を生ずる。
また、MF信号発生器を追加すれば、ダイヤル
発信はパルス信号により、サービス要求はMF信
号により行なわねばならず、制御条件が複雑化
し、主装置内の制御回路を更新する必要が生ずる
と共に、制御にプロセツサを用いるものでは、プ
ログラムの複雑化によりメモリ容量の増加を要す
るうえ、制御処理所要時間が増大し、通常の制御
動作に遅延を来す欠点が生ずる。
〔考案の概要〕
本考案は、従来のかゝる欠点を一挙に排除する
目的を有し、電話機へMF信号発生器を設けると
共に、特定キーの操作がなされてからのみこれか
らのMF信号送出を許容し、同時に、主装置から
のダイヤル発信を阻止するものとした極めて効果
的な、ボタン電話機を提供するものである。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本考案の詳細を
説明する。
第1図は全構成のブロツク図であり、主装置1
には局線21〜2nが収容され、これらは発着信
機能および保留機能を有する局線回路31〜3n
を介し、リレー等の通話路スイツチ4へ接続され
たうえ、これの交換接続により各1対の通話線5
〜5nを介し電話機61〜6nへ接続されると共
に、同スイツチ中の内線リンクにより電話機61
〜6n相互間の交換接続も行なわれるものとなつ
ている。
また、マイクロプロセツサ等のプロセツサおよ
びメモリ等からなる制御部7が設けてあり、局線
回路31〜3nからの着信情報、伝送回路8およ
び各1対の信号線91〜9nを会する電話機61
6nからの操作データに応じ、通話路スイツチを
制御すると共に、局線回路31〜3nの制御によ
る直流ループの閉成、ダイヤル発信等を行ない、
かつ、伝送回路8を介する電話機61〜6nへの
制御データ送信を行なつている。
第2図は電話機61〜6nのブロツク図であり、
通話線5に対しては、ループ電流を電源として動
作しMF信号を送出する信号発生回路21を介
し、通話回路22が接続されている一方、第1図
の制御部7と同様の制御回路23が設けてあり、
ダイヤルキー24の操作に応ずるデータが同回路
23へ与えられると、伝送回路25および信号線
9を介してデータの送信を行ない、これによつ
て、第1図の局線回路31〜3n中捕捉したもの
からダイヤル発信を行なわせるものとなつてい
る。
また、ダイヤルキー24の出力は、信号発生回
路21にも与えられているが、常時は制御回路2
3が禁止回路26を介しMF信号の送出を禁止し
ているため、信号発生回路21は応動せず、ダイ
ヤルキー24を操作すると、主装置1から局線2
〜2n中捕捉したものに対しダイヤル信号が送
出される。
以上に対し、「1」〜「9」、「0」、「#」、「*

等の各キーを有するダイヤルキー24中、例えば
「#」キーを特定キーとしての機能キーとして定
め、これを操作すれば、これに応じて制御回路2
3が信号発生回路21に対するMF信号の送出禁
止を解除すると共に、伝送回路25および信号線
9を介し、ダイヤルキー24の操作に応ずるデー
タを無視させる信号を送信するため、これを主装
置1の制御部7が解読し、ダイヤル発信を行なわ
ないものとなる。
したがつて、「#」キーを操作してから、ダイ
ヤルキー24中の他のキーを操作すると、これに
応ずるデータが主装置1へ送信されてもダイヤル
発信が行なわれないのに対し、ダイヤルキー24
の操作に応ずるデータにしたがい、信号発生回路
21がMF信号を通話線5へ送出するものとな
り、MF信号の送出期間は、ダイヤルキー24の
操作時間により定められる。
なお、具体的な操作手順は、例えばつぎのとお
りに行なえばよい。
すなわち、オフフツクによりフツクスイツチ2
7の動作情報を制御回路23へ与え、更に、キー
ボード28中の局線キーを操作すると、これらの
操作データが信号線9を介して送信され、これを
受信した制御部7が通話路スイツチ4を制御し、
局線21〜2n中の操作された局線キーと対応す
るものを電話機61〜6n中のオフフツクを行な
つたものへ接続する。
ついで、ダイヤルキー24を宛先の番号に応じ
て操作すれば、これにしたがつて局線回路31
3n中の接続されたものからダイヤル信号が送出
され、交換機の応動により被呼者が交換接続され
るものとなり、被呼者の応答に応じて両者間の通
話路が完結する。
このため、ダイヤルキー24中の「#」キーを
操作してから、所定の数字にしたがつてダイヤル
キー24を操作すると、これに応じたMF信号が
信号発生回路21から送出され、通話線5および
通話路スイツチ4を介し、被呼者側において受信
されたうえ、所望のサービス情報が被呼側から送
出される。
以上により所定のサービスを受けた後、オンフ
ツクを行なえば、これのデータが信号線9を介し
て送信されるため、これに応じて制御部7が通話
路スイツチ4を復旧させると共に、各部をリセツ
トし、局線21〜2n中の捕捉したものに対し捕
捉解除を行なう。
このほか、信号線9には、主装置1から電源が
重畳のうえ供給されており、これを電源回路29
により分離すると共に安定化し、必要とする各部
へ供給している。
また、禁止回路26としては、リレーまたはフ
オトカプラ等を用い、信号発生回路21の破損を
生じない一部を短絡または開放し、MF信号の送
出禁止を行なうものとすればよい。
したがつて、主装置1においては、局線21
2nの条件に応じ、ダイヤル信号をパルスまたは
MF信号のいずれにも設定できると共に、MF信
号の送出期間および休止期間を交換機と適合する
値として独自に設定できるうえ、制御条件が従来
とほゞ同様となり、制御部7の更新または増設が
不要となる。
また、電源として商用電源を用い、これの停電
時に、局線21〜2nを電話機61〜6nへ各個に
直接々続する場合には、局線21〜2nがMF信
号をダイヤル信号として用いるものであれば、停
電に応じて信号発生回路21の送出禁止が解除さ
れるため、電話機61〜6nによる局線21〜2n
との発着信が自在となり、これらが停電用電話機
として使用できる。
たゞし、機能キーとしては、キーボード28中
のいずれかを用い、あるいは、ダイヤルキー24
による特定番号の操作を用いてもよく、主装置1
に対しダイヤルキー24の操作によるデータを無
視する寝具を送信せず、機能キーの操作後は、ダ
イヤルキー24の操作に応ずるデータを送信しな
いものとしても同様であり、信号発生回路21に
イネーブル端子、チツプセレクト端子、または、
これらと同等のものがあれば、禁止回路26を省
略することもできると共に、ダイヤルキー24と
信号発生回路21との間へゲート回路等を挿入
し、これをオン、オフさせてもよい。
また、局線21〜2nとしては、構内交換機の
回線を用いてもよく、通話線51〜5nおよび信
号線91〜9nを各々共通のものとし、ループ状
に接続しても同様であり、電話機61〜6nに対
する電源供給を別個に行なつてもよいと共に、デ
ータ信号としては、電圧変化、パルス信号等を用
いればよく、制御回路23を各種論理回路の組み
合せにより構成することもできる等、種々の変形
が自在である。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本考案によれ
ば、ボタン電話装置の電話機からMF信号による
各種のサービスを要求できるものとなり、かつ、
主装置に大幅な変更を必要とせず、各種ボタン電
話装置の電話機として多大な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は全構成の
ブロツク図、第2図は電話機のブロツク図であ
る。 1……主装置、21〜2n……局線、51〜5
n,5……通話線、61〜6n……電話機(ボタ
ン電話機)、91〜9n,9……信号線、21……
信号発生回路、23……制御回路、24……ダイ
ヤルキー、25……伝送回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通話線および信号線により主装置と接続され、
    ダイヤルキーの操作に応ずるダイヤルデータを伝
    送回路および前記信号線を介してダイヤル発信の
    ために前記主装置へ送信するボタン電話機におい
    て、前記ダイヤルキーの操作に応ずる音声周波信
    号を前記通話線へ送出する信号発生回路と、常時
    は該信号発生回路による前記音声周波信号の送出
    を禁止しかつ特定キーの操作によつて前記音声周
    波信号の送出禁止を解除して前記信号線を介する
    ダイヤルデータを無効とする制御回路とを備えた
    ことを特徴とするボタン電話機。
JP2304084U 1984-02-22 1984-02-22 ボタン電話機 Granted JPS60136578U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2304084U JPS60136578U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 ボタン電話機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2304084U JPS60136578U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 ボタン電話機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60136578U JPS60136578U (ja) 1985-09-10
JPH0326713Y2 true JPH0326713Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30515906

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JP2304084U Granted JPS60136578U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 ボタン電話機

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JP (1) JPS60136578U (ja)

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JPS60136578U (ja) 1985-09-10

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