JPH0326706Y2 - - Google Patents

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JPH0326706Y2
JPH0326706Y2 JP12682484U JP12682484U JPH0326706Y2 JP H0326706 Y2 JPH0326706 Y2 JP H0326706Y2 JP 12682484 U JP12682484 U JP 12682484U JP 12682484 U JP12682484 U JP 12682484U JP H0326706 Y2 JPH0326706 Y2 JP H0326706Y2
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switch
contact
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speaker
microphone
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案はプレストーク・インターホン装置に係
り、特にプレストーク用のスイツチにおける送話
と受話の切替回路を改良したこの種装置に関す
る。
[考案の技術的背景] 従来から、送話時にスイツチを押して通話を行
うプレストーク形のインターホン装置がある。こ
のインターホン装置は、第2図に示すように、プ
レストーク用の3系統のスイツチ1によつて受
話、送話を切替えるものである。スイツチ1の系
統a,b,c接点およびd,e,f接点は、受話
状態即ち通常閉状態(NC)のとき相手局のスピ
ーカ(マイク)2の通話信号をプリアンプ3,メ
インアンプ4を介して自局のスピーカ(マイク)
5に送るべく接続されており、送話状態即ちスイ
ツチ1が押されているときは、自局のスピーカ
(マイク)5の通話信号をプリアンプ3,メイン
アンプ4を介して相手局のスピーカ(マイク)2
に送るべく接続されている。また、系統g,h,
iは共通接点hより(+)電源を各部に供給すべ
く接続されている。
このような従来のインターホン装置は、自局の
スピーカ(マイク)5が受話状態の場合には、相
手局のスピーカ(マイク)2からの通話信号がス
イツチ1のb−c接点を経てプリアンプ3へ入力
されメインアンプ4により増幅された後、スイツ
チ1のe−f接点を経て自局のスピーカ(マイ
ク)5を鳴動させる。次に、自局のスピーカ(マ
イク)5が送話状態の場合には、スイツチ1が押
されることにより接点a−b,d−eが接続され
た状態となり、自局のスピーカ(マイク)5の通
話信号がスイツチ1のa−b接点を経てプリアン
プ3に入力され、メインアンプ4により増幅され
た後、スイツチ1のd−e接点を経て相手局のス
ピーカ(マイク)2を鳴動させるものである。
[背景技術の問題点] しかしながら、スイツチ1は待受状態および受
話状態ではb−c接点が常に接続されているがa
接点は開状態となつており、しかもa接点は開状
態となつている時間が長いため、接点表面が汚染
されて汚染膜が形成され、このことによつて自局
のスピーカ(マイク)5が送話状態のときに接触
不良となり通話障害が生じることがあるという難
点がある。即ち、スイツチ1のd接点のようにメ
インアンプ4を経て送られる通話信号が増幅され
た高出力信号であるため汚染膜を破ることができ
るが、自局のスピーカ(マイク)5からの通話信
号は微弱電流のためa接点の汚染膜を破ることが
できないため接触不良となるのである。
[考案の目的] 本考案は上記従来の難点に鑑みなされたもの
で、通話する際に押されるべきスイツチのうち汚
染膜が形成され易い接点に微弱通話信号を流さな
いように開放とし、かつ、該スイツチの開閉状態
によりそれぞれ動作する第1および第2の増幅器
を備えることにより、送話状態での通話障害を解
消したプレストーク・インターホン装置を提供せ
んとするものである。
[考案の概要] このような目的を達成するために本考案のプレ
ストーク・インターホン装置は、送話時にスイツ
チを切替えてトランスジユーサにより通話を行な
うプレストーク・インターホン装置であつて、受
話時に、前記スイツチの常閉接点を介して動作さ
れ、常閉接点を介して入力される受話信号を増幅
して常開接点を介して前記トランスジユーサを鳴
動させる第1の増幅器と、送話時に、切替えられ
た前記スイツチの常開接点を介して動作され、前
記トランスジユーサからの微弱通話信号を直接に
入力され増幅して常閉接点を介して送出する第2
の増幅器とを備えたものである。
[考案の実施例] 以下、本考案の好ましい実施例を第1図により
説明する。
本考案のプレストーク・インターホン装置は、
第1図に示すように、自局Iにおいて系統a−b
−c接点、d−e−f接点、g−h−i接点を有
する3連のスイツチ10のうち従来の切替時の微
弱通話信号系であるa接点が開放されている。ス
イツチ10のb接点は第1の増幅器であるプリア
ンプ11の入力端に接続される。スイツチ10の
c接点およびd接点は相手局のコンデンサ1
2′を介してトランスジユーサである兼用された
スピーカ(マイク)13′に接続され、e接点は
メインアンプ14の出力端に接続される。スイツ
チ10のf接点は第2の増幅器であるプリアンプ
15の入力端に接続されると共に、コンデンサ1
2を介して自局のトランスジユーサである兼用
されたスピーカ(マイク)13に接続される。プ
リアンプ11,15の出力端はそれぞれ並列に可
変抵抗器18を介してメインアンプ14の入力端
に接続される。プリアンプ11,15の入力端の
一方およびメインアンプ14の出力端の一方は共
通ラインとして接続されると共に、スピーカ(マ
イク)13,13′の一方も共通ラインに接続さ
れる。スイツチ10のg接点はプリアンプ15の
電源供給端および他の各部(図示せず)の電源端
に接続され、i接点はプリアンプ11の電源供給
端および他の各部(図示せず)の電源端に接続さ
れ、h接点はオフスイツチ(図示せず)を介して
(+)電源に接続される。
このような構成によるプレストーク・インター
ホン装置は、先ず、自局のスピーカ(マイク)
13が待受状態では、オフスイツチ(図示せず)
が押されないことによりプリアンプ11,15へ
の電源は遮断されている。受話状態の場合は、オ
フスイツチ(図示せず)が押され且つスイツチ1
0が押されていないためh−i接点からプリアン
プ11に(+)電源が供給されて動作している。
このときに、相手局のスピーカ(マイク)1
3′から呼出があつた場合、通話信号はスイツチ
10のb−c接点を経てプリアンプ11に入力さ
れ、その出力が更にメインアンプ14により増幅
され、e−f接点を経て自局のスピーカ(マイ
ク)13を鳴動させる。
次に、自局のスピーカ(マイク)13が送話
状態の場合には、スイツチ10が押されることか
らプリアンプ11の電源供給は停止され、g接点
によりプリアンプ15に(+)電源が供給されて
動作する。このときに、自局のスピーカ(マイ
ク)13からの通話信号はプリアンプ15、メイ
ンアンプ14を介して増幅され、e−f接点を経
て相手局のスピーカ(マイク)13′を鳴動さ
せるものである。
このようにして、自局のスピーカ(マイク)
13からの微弱な通話信号をスイツチ10の汚染
膜を生じた端子を経由させることなく送ることが
できるため、通信障害が生ずるのを防止できるの
である。
なお、上記実施例では、相手局について説明
上スピーカ(マイク)13′のみを示しているが、
実際には自局と同様の構成である。
また、自局、相手局ともにトランスジユー
サをスピーカとマイクとを兼用させた場合を示し
たが、自局および相手局のプリアンプ15に
専用マイクを設けて、スピーカ13による受話信
号と送話信号を分離させて行うこともできる。こ
のようにすることは、スピーカとマイクを兼用さ
せる場合にはダイナミツク型のスピーカを用いな
ければならず音質に難点があることから、専用マ
イクを用いることによつて通話音質を向上させる
ことができるものである。
[考案の効果] 以上の実施例からも明らかなように本考案によ
れば、プレストーク・インターホン装置における
通話する際に押されるべきスイツチのうち汚染膜
が形成され易い接点に微弱通話信号を流さないよ
うに開放とし、かつ、該スイツチの開閉状態によ
りそれぞれ動作する第1および第2の増幅器を設
けることにより、通話障害および性能劣化を防止
することができ、装置の寿命を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるプレストーク・インター
ホン装置を示した回路図、第2図は従来のプレス
トーク・インターホン装置を示した回路図であ
る。 10……スイツチ、13……トランスジユー
サ、h−i……常閉接点、b−c……常閉接点、
e−f……常閉接点、11……第1の増幅器、h
−g……常開接点、e−d……常開接点、15…
…第2の増幅器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 送話時にスイツチ10を切替えてトランスジユ
    ーサ13により通話を行なうプレストーク・イン
    ターホン装置であつて、受話時に、前記スイツチ
    の常閉接点h−iを介して動作され、常閉接点b
    −cを介して入力される受話信号を増幅して常閉
    接点e−fを介して前記トランスジユーサを鳴動
    させる第1の増幅器11と、送話時に、切替えら
    れた前記スイツチの常開接点h−gを介して動作
    され、前記トランスジユーサからの微弱通話信号
    を直接に入力され増幅して常開接点e−dを介し
    て送出する第2の増幅器15とを備えたことを特
    徴とするプレストーク・インターホン装置。
JP12682484U 1984-08-20 1984-08-20 プレスト−ク・インタ−ホン装置 Granted JPS6142164U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12682484U JPS6142164U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 プレスト−ク・インタ−ホン装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12682484U JPS6142164U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 プレスト−ク・インタ−ホン装置

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Publication Number Publication Date
JPS6142164U JPS6142164U (ja) 1986-03-18
JPH0326706Y2 true JPH0326706Y2 (ja) 1991-06-10

Family

ID=30685491

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12682484U Granted JPS6142164U (ja) 1984-08-20 1984-08-20 プレスト−ク・インタ−ホン装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH073720Y2 (ja) * 1989-07-31 1995-01-30 アイホン株式会社 拡声交互通話インターホン装置

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Publication number Publication date
JPS6142164U (ja) 1986-03-18

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