JPH03266990A - 新規なnadhオキシダーゼによる脱水素方法 - Google Patents

新規なnadhオキシダーゼによる脱水素方法

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JPH03266990A
JPH03266990A JP2065249A JP6524990A JPH03266990A JP H03266990 A JPH03266990 A JP H03266990A JP 2065249 A JP2065249 A JP 2065249A JP 6524990 A JP6524990 A JP 6524990A JP H03266990 A JPH03266990 A JP H03266990A
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JP
Japan
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nadh
oxidase
nadh oxidase
plasmid
dehydrogenase
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Application number
JP2065249A
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English (en)
Inventor
Miki Ikuta
ミキ 生田
Hisashi Yamagata
山縣 恒
Yasurou Kurusu
泰朗 久留主
Masato Terasawa
真人 寺沢
Hideaki Yugawa
英明 湯川
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規なNADHオキシダーゼの用途に関し、さ
らに詳しくは、アルカリ側においても高い活性を保持す
る新規NADHオキシダーゼと種々の脱水素酵素との共
役反応を利用して有用物質を生産する方法に関する。
酸化型ニコチンアミドデニンジヌクレオチド(以下、N
AD“という)は、種々の脱水素酵素の補酵素であり、
脱水素酵素の作用により、基質からハイドライドイオン
を受は取り、即ち基質を酸化し、NAD+自身は還元さ
れ、還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(以
下、NADHという)となる。生成するNADHは、N
ADHオキシダーゼの作用により、水もしくは分子状酵
素を水素受容体として酸化を受け、NAD+が再生され
る。
上記した如く、脱水素酵素反応において、脱水素酵素と
NADHオキシダーゼを共存させることにより、NAD
+再生系が成立し、微量のNAD”を添加することによ
って工業的に有用な光学活性化合物や反応中間体の脱水
素反応を円滑に行なうことが可能となる。
NAD+を補酵素とする脱水素酵素反応は、般に可逆反
応であり、中性付近では、反応平衡はNADH−+NA
D+の方に大きく片寄っている。
従ってこのような場合には、脱水素酵素とNADHオキ
シダーゼとを共役させてNAD+再生を行い、基質を円
滑に脱水素反応させることは困難である。一方、アルカ
リ側では、脱水素酵素反応の反応平衡はNAD+→NA
DHの方向に移るから、この部分には、脱水素酵素をN
ADHオキシダーゼと共役させてNAD+の再生を行な
うことが可能となり、その結果基質の脱水素反応が容易
に進行する。
このように、NAD′″を補酵素とし脱水素酵素とNA
DHオキシダーゼを共存させて基質の脱水素酵素反応を
行う場合、アルカリ側においても高活性を保持する作用
pH域の広いNADHオキシダーゼの開発か重要な課題
となっている。
また、従来より分子状酵素を電子受容体としてNADH
を酸化するNADHオキシダーゼとしては、ラクトバチ
ルス・ブランクラム(L actobacillus 
 plantarum)由来のもの[アグリカルチュラ
ル・アンド・バイオロジカル・ケミストリ(A gri
calLural  and  B iologica
l  Chemistry)25巻、第876ページ、
1961年]、ストレプトコッカス拳7アエカリス(S
 treptococcus  faecalis)由
来のもの[ジャーナル・オブφバイオロジカル・ケミス
トリー(J ournal  ofBiologica
l  Chemistry) 、237巻、第2647
ページ、■962年]、アコレプラズマ・ライドラライ
(A choleplasma  laidlawii
)由来のもの[ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・バイ
オケミストリー(E uropean  J ourn
al  of  B iochemistry)、12
0巻、第329ページ、1981年]、バチルス・メガ
テリウム(13acil lusmegater iu
m)由来のもの[ジャーナル・オブ書バイオケミストリ
ー(J ournal  of  B iochemi
stry) 、98巻、第1433ページ、1985年
]ロイコノストック・メセンテロイデス(L euco
n。
5toc  mesenteroides)由来のもの
[ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(J our
nal  of  B i。
chemistry) 、97巻、第1279ページ、
1985年1等が報告されている。
しかしながら、これらの技術で知られているNADHオ
キシダーゼは、微生物の培養がむずがしく大量調製が困
難であったり(アコレプラズマ・ライドラライ等)、酵
素が菌体内画分に存在するため採取がむずかしく、菌体
内含量の向上が困難であり(バチルス・メカチリウム等
)、或いは熱安定性か弱く長期にわたる活性の保持を期
待しえない(ロイコノストック・メセンテロイデス等)
等の欠点を有しており、いずれも工業的生産及び利用に
適していない。
本発明者らは、工業的製造及び利用に適したNADHオ
キシターゼ源微生物について広く検索した結果、アルカ
リ性領域に至適生育pHを有する酵素の存在下でも不在
下でも生存しうる成る種の嫌気性細菌か、温度安定性に
優れたN A D Hオキシダーゼを生産することを見
い出し、該微生物を培地で培養し、NADHオキシダー
ゼを工業的に製造する方法を提案した(特願昭63−2
57374号明細書参照、以下、上記微生物を「好アル
カリ性通性嫌気性のNADHオキシダーゼ生産菌」と言
うことかある)。
本発明者らは、更に効率的にNADHオキシターゼを製
造する方法を鋭意検討した結果、好アルカリ性通性嫌気
性のNADHオキシダーゼ生産菌の染色体より、NAD
Hオキシダーゼの生合成を司る遺伝子を含むDNA領域
を抽出し、それをCo1El系プラスミドの自立増殖能
を司る遺伝子を含むDNA領域を有するプラスミドベク
タに連結し、該プラスミドで形質転換した微生物、例え
ばエシェリヒア・コリ(E 5cherichia  
coli)K−12系微生物を生育培地で培養すると、
効率的にNADHオキシダーゼが製造できることを見出
し、先に提案した(特願平1−2111677号及び特
願平1−45445号出願明細書参照)。
本発明者らは、さらに脱水素酵素と共役して、種々の光
学活性化合物や反応中間体の脱水素反応に応用可能な、
工業的に有用性の高いNADHオキシダーゼを広く検索
した結果、今回、本発明者らが先に提案した前記のNA
DHオキシダーゼは、アルカリ側においても高い酵素活
性を有し、脱水素酵素との共役反応により、ピルビン酸
をはじめとした各種の有用物質の効率的生産及び各種の
生化学反応試薬としてきわめて有用であることを見出し
、本発明を完成するに至った。
課題を解決するだめの手段 本発明によれは、NAD+を補酵素とする脱水素酵素を
NADHオキシターゼの共存下に基質を脱水素する方法
において、アルカリ性領域に至適生育p Hを有する通
性嫌気性のNADHオキシターセ生産菌の培養物又はそ
のNADHオキシダーゼ含有処理物をNADHオキシダ
ーゼとして用いることを特徴とする方法が提供される。
上記本発明の方法において使用されるNADHオキシタ
ーゼ生産菌としては、好アルカリ性通性嫌気性のN A
 D Hオキシダーゼの生合成を司る遺伝子を含むDN
A領域を少くとも保有するプラスミドで形質転換した微
生物、例えばエシェリヒア・コIJ K −12系微生
物が挙げられる。
以下、本発明の方法において用いるプラスミドの構成及
υその調製方法、該プラスミドで形質転換された微生物
、その微生物によるNADHオキシターセの製造、並び
に該N A D Hオキシダーゼと共役する脱水素酵素
による脱水素反応についてさらに詳細に説明する。
本発明方法において用いうるプラスミドは、必須のDN
A領域として、NADHを分子状酸素を用いて酸化して
NADを再生する機能をもつ酵素、すなわちNADHオ
キシダーゼをコードする[MA D Hオキシダーゼの
生合成を司る遺伝子又はNADHオキシダーセ構造遺伝
子を含むDNA領域」(以下、これを「N領域」と称す
ることかあ・る)を少くとも保有し、エシェリヒア・コ
リ内で自立増殖能を有し、且つNADHオキシダーゼ構
造遺伝子の発現能を有する限り、他のいかなる遺伝子を
保有していてもよい。
プラスミドが保有することができる自律増殖能を司る遺
伝子領域及び構造遺伝子の発現を制御し得る遺伝子領域
の具体例としてはそれぞれ、例えば、rcol  El
系プラスミドの自律増殖能を司る遺伝子を含むDNA領
域」 (以下、これを「S領域」と称することがある)
及びr N A D Hオキシダーゼ構造遺伝子を発現
制御しうるプロモータ−及びオペレーターを含む調節遺
伝子DNA領域」(以下、これを「P領域」と称するこ
とがある)を掲げことができる。プラスミドは更に、他
の遺伝情報を担うDNA領域、例えば、抗生物質耐性マ
ーカーであるアンピシリン耐性遺伝子を含むDNA領域
を保有することもできる。
先ず、N領域のDNAの供給源となる微生物としては、
好アルカリ性通性嫌気性細菌に属し、NADHオキシダ
ーゼ生産能を有する菌株またこれらの変異株を用いるこ
とができる。これらの性質を有する菌株の好適具体例と
しては、例えば、アグリカルチュラル・アンド・バイオ
ロジカル・ケミ ス ト リ −(A gricalt
ural   and   B  iological
  Chemistry) 、第51巻、第2271〜
2275ページ(1987)に記載されているEpO1
株があげられる。本菌株は工業技術院微生物工業技術研
究所に微生物受託番号 微工研条寄第2744号(FE
RM  BP−2744)として寄託されている。
N領域のDNAは、上記した微生物の染色体を適当な制
限酵素、例えばAlu  I、 Hind  m、Ec
oRI、BamHI等で切り出すことにより調製するこ
とができる。特に好適に用いられるN領域DNAとして
は、前記の好アルカリ性通性嫌気性のN A D Hオ
キシダーゼ生産菌EPOI株(FERM  BP−27
44)の染色体を、制限酵素A1uI及び/又はHin
d  IIFで切り出すことにより得られる長さか約1
−6kbのDNA断片、該染色体を制限酵素BcoRI
及びBamHIで切り出すことにより得られる長さか3
.6kbのDNAの断片等が挙げられる。
上記した1、6kbのDNA断片及び3.6kbのDN
A断片を各種の制限酵素で切断した時の切断断片の長さ
全容々表1及び表2に示す。また、これらのDNA断片
の制限酵素切断地図を各々第1図及び第2図に示す。な
お、本明細書中において示すプラスミド及びDNA断片
の長さは、アカロースケル電気泳動法により測定した値
である。
制限酵素 C1a   I Dra   I Hinc  m 制限酵素 la  I la  I Hinc  n ac  I 戎−土 切断断片の長さ 0.4kb、1.2kb 0.3kb、1.3kb 0.7kb、0.9kb 表2 切断断片の長さ 2、lkb、1.4kb 2.3kb、1.3kb 2.6kb、1.okb 2.9kb、0.7kb 次に、S領域としては、コピー数かl細胞染色体当り2
0〜30個であるCo1El系プラスミドの自律増殖を
司る遺伝子を含むDNA領域か包含され、その代表例と
しては、プラスミドpBR322(宝酒造製)を制限酵
素EcoRI、Hind  m、BamHI等で開裂し
て得られるDNA断片を挙げることができる。
さらに、P領域としては、例えば、]・リプトファンオ
ペロン及びラクトースオペロンに由来スる、trpプロ
モーターの”−35領域°′と1acU V −5プロ
モーターの’−10領域′″とを融合すること[deB
oer、 H,et al、、 Proc、、Natl
、 Acad。
Sci、USA、80.21 (1983);Ru5s
e1、 D、 R,&  Bennett、 G、 N
、 Gene  20゜231 (1982)参照]に
より構築された調節遺伝子(DNA (以下、これをP
 tacと略す)か好適に用いられる。P tacはラ
クトースリプレッザーによる抑制を受けるが、エシェリ
ヒア・コリJM109のごとき1acIo宿主中では、
イソプロピル−β−D−チオガラクトピラノシド(以下
、これをI PTGと略す)の添加により抑制を解除す
ることかできる。P tacとしてはプラスミドpDR
540(ファルマシア製)由来のP tac含をDNA
断片又は単離したP tac断片(ファルマシア1 2 製)を利用することができる他、両末端に任意の制限酵
素切断認識部位を含有するように通常用いられるDNA
合成装置(B eckman社製 S ysteml 
 Plus)により合成したDNAも使用することがで
きる。
本発明において用いられるプラスミドの具体例としては
、N領域、P領域及びS領域の3つの領域から実質的に
なるプラスミドpNOXI及びN領域及びS領域の2つ
の領域から実質的になるプラスミドpNOX2を挙げる
ことができる。これ等のプラスミドpNOXl及びpN
OX2は、例えば以下に示す方法で調製することができ
る。
N領域の供給源としては、前述した好アルカリ性通性嫌
気性のNADHオキシダーゼ生産菌EPot株(FER
M  BP−2744)の培養物を用いることができる
NADHオキシダーゼ生産菌の培養はそれ自体既知の方
法で行なうことができ、その際に使用し得る培地の栄養
源である窒素源としては、例えば、アンモニウム、硫酸
アンモニウム、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム等
の無機窒素化合物を単独でもしくは混合して用いるこ2
ができる。また、無機金属塩としては、例えば、リン酸
−水素カリウム、リン酸二水素カリウム、塩化カリウム
、硫酸マグネシウム、硫酸マンガン、硫酸第一鉄等を用
いることができる。以上のような無機栄養源の他に、コ
ーンステイープリカー、酵母エキス、ペプトン等の天然
栄養源を加えてもよい。さらに、炭素源として例えば、
グルコース、キシロース、マンノース、フルクトース、
アルドース、シュークロース、セロビオース、キシラン
等を培地に添加することができる。
前述したNADHオキシダーゼ生産菌EPOI株を上記
の如き組成の培地で培養する場合、培養温度は通常約2
0〜約50°C1好ましくは約35〜約45°Cの範囲
内が適当である。また、培養中の培地のpHは約7.5
以上のアルカリ性領域であれば厳密に限定されるもので
はないが、一般には8〜l005、好ましくは8.5〜
l000の範囲内が有利である。培地のpHは、水酸化
ナトリラム、水酸化カリウム、アンモニア炭酸ナトリウ
ム等のアルカリを適宜培地に添加することにより至適範
囲内となるよう調製するのが好都合である。
培養時間は通常3〜24時間、好ましくは5〜20時間
程度とすることができる。培養は通気撹拌、振盪等の好
気的条件下で行なうことかでき、或いは無酸素嫌気的条
件下で行ってもよい。
嫌気的条件下で培養を行なう場合には、還元銅カラムで
酸素を除去した窒素ガス、ヘリウムカス、アルゴンガス
又はそれ等の混合物等の酸素不合ガス雰囲気や、培地の
酸化還元電位を低下させて嫌気性菌の生育を容易にする
チタニウム(I[I)クエン酸、ジチオナイト等の還元
剤の添加等、通性嫌気性菌の培養に際し通常用いられる
手法[例えば山里、宇田用、児玉、森地編、「微生物の
分離法」R&Dプランニング(1986年刊)246〜
274頁、等参照1の中から、本菌の生育至適とするア
ルカリ性領域において効力を有し、かつ本菌の生育に悪
影響を及ぼさない条件を適当に選択し、それを適用する
ことかできる。
さらに、菌体取得にいたるまでの培養はその全段階を嫌
気条件下又は好気条件下の一条件下で行なう必要はなく
、培養途中で嫌気条件がら好気条件に、あるいは好気条
件から嫌気条件に変更することにより、両者の条件を組
み合わせて培養するのもまた好ましい方法である。
かくして培養される菌体を集め、超音波処理、ホモジェ
ナイズ等の通常用いられる手段により菌体を破砕した後
、それ自体既知の通常用いられる方法によって染色体D
NAを抽出することができる。
上記の如く抽出される染色体DNAは、適当な制限酵素
、例えばAlu  Iで切断し、更に制限酵素Hind
  mで切断するか、又は制限酵素Hind■で直接切
断することにより、長さが約1.6kbのN領域を得る
ことができる。また、適当な制限酵素、例えは制限酵素
EcoRIで切断し、さらに制限酵素BanHIで切断
することにより、長さが約3.6kbのN領域を得るこ
とができる。
プラスミドpNOX1を創生ずる場合、上記の5 6 制限酵素Alu  I及び/又はHind  mで切断
される、長さが約1.6kbのDNA断片(N領域)を
プラスミド又はλファージ等のクローニングベクターに
クローニングする。例えば、このDNA断片を発現クロ
ーニングベクターp P L −1abda(ファルマ
シア社製)のHpa   I部位に導入することかでき
る。この場合、HpaI部位には制限酵素Alu  I
で切断した断片しかそのままの形では導入できないので
、制限酵素Hind  IIIで切断した場合は、リン
カ−を付けるか又は切断部位を平滑末端にした後、上記
のHpa  I部位に導入することができる。
上記DNA断片を導入したプラスミドを適当な宿主大腸
菌、例えばエシェリヒア・コリN4830株に形質転換
したのち、42°013分間の熱誘導により発現させ、
目的蛋白の発現をNADHオキシダーゼ特異抗体を使用
する免疫スクリーニング等の方法により確認することに
よって、容易に目的のクローンを得ることができる。ま
た、上記のDNA断片は、他の発現ベクターに連結する
こともできる。
また、S領域の供給源としては、前記したCo1Elプ
ラスミドとして代表的なプラスミドpBR322(宝酒
造製)を使用するのが最も好ましい。
さらに、P領域としては、前記したP tacを用いる
のが好適である。P tacは両末端に任意の制限酵素
認識部位を有するようにDNA合成を行なうのが好まし
い。その際プラスミドpBR322への組み込みを考慮
し、5′側にEcoRI切断部位、3′側にHind 
 m切断部位を有するのが望ましい。
上記の如くして調製されるP tac断片を、制限酵素
EcoRI及びHindll+で処理したプラスミドp
BR322(S領域)と−緒にし、T4DNAリガーゼ
を作用させて、プラスミドpBR322に上記P ta
c断片が組み込まれたプラスミドを作成することかでき
る。次いで、このプラスミドをHind  mで開裂さ
せ、Hind  mで切り出されたNDAオキシダーゼ
構造遺伝子を含むNDA断片(N領域)と−緒にし、T
4DNAリガーゼを作用させ結合させ、適当な宿主を形
質転換し、そのNADHオキシターゼの発現の有無から
目的のプラスミドを得ることができる。かくして調製さ
れる目的のプラスミドを、本発明者らはプラスミドpN
OXlと命名する。
プラスミドpNOX1の制限酵素の感受性(認識部位の
数)及び該制限酵素による切断断片の長さ(k b)を
下記表3に示す。さらに、このプラスミドの制限酵素切
断地図を第3図に示す。
青□J 制限酵素 EcoRI laI BamHI Pst  I Hind  III 切断断片の長さ 5.9kb 5.9kb 5.9に、b 5.9kb 4.3kb、1.6kb また、プラスミドpNOX2を創生ずる場合は、前記し
た長さが約3.6kbのDNA断片(N領域)を、制限
酵素EcoRI及びBamHIで処理したプラスミドp
BR322(S領域)と混合し、T4DNAリガーゼを
作用させてN領域及びS領域を結合させて作成すること
が出来る。次いでこのプラスミド溶液を用いて適当な宿
主を形質転換し、そのNADHオキシダーゼを発現させ
ることにより目的のシラスミドを得ることかできる。か
くして調製される目的のプラスミドを、本発明者らはp
NOX2と命名する。
プラスミドpNOX2の制限酵素の感受性(認識部位の
数)及び該制限酵素による切断断片の長さ(kb)を下
記表4に示す。さらにこのプラスミドの制限酵素切断地
図を第4図に示す。
9 0 酉−A 制限酵素   認識部位の数   切断断片の長さEc
oRI       l        7.6kbC
1aI        1       7.6kbB
amHI       l       ’7.6kb
SacI17.6kb Pst  I       l        7.6
kb次に、本発明に従うプラスミドによる宿主微生物の
形質転換及び該微生物を用いたNADHオキシダーゼの
製造法について述べる。
本発明に従うプラスミドによる形質転換に利用できる宿
主菌としては、大腸菌(エシェリヒア・コリ)か好まし
く、それらの中でも特にエシェリヒア・コリに一12系
菌株が好ましい。
また、これら宿主菌に対する本発明に従うプラスミドの
導入はそれ自体既知の方法、例えば、M。
Mandel、 A、 Higa; J 、 Mo1.
 Biol、 53.159 (1970)等の文献に
記載の方法で行うことができる。
このようにして形質転換された宿主菌はそれ自体既知の
方法で培養することにより、NADHオキシダーゼを菌
体内に充分に生産蓄積させることができる。
かくして培養される菌体は、NADHオキシダーゼをそ
の菌体内に含有しているので、取得菌体を例えば超音波
処理、酵素処理、ホモジナイズ等の通常用いられる手段
にて破砕し、得られる無細胞抽出液を、塩析、イオン交
換クロマトグラフィ、ゲル濾過等のそれ自体既知の分離
、精製方法[例えば日本生化学会編 生化学実験講座第
1巻「タンパク質の化学工分離精製」東京化学同人刊1
〜334頁;堀尾武−1山下仁平編[蛋白質・酵素の基
礎実験法」南江堂刊1〜379頁等参照]に付すことに
よりNADHオキシダーゼを採取することができる。
なお、上記形質転換された菌の培養は、宿主菌の種類に
よって異なるが、一般には、通常用いられる合成又は天
然培地を用いて行なうことができる。しかして炭素源と
しては、グルコース、グリセロール、フラクh−ス、シ
ュクロース、!1等の種々の炭水化物か使用できる、ま
た。窒素源としては、トリプトン、酵母エキス、コーン
・スチブ・リカー、カゼイン加水分解物等の天然有機窒
素源が使用できる。天然有機窒素源の多くは窒素源と共
に炭素源にもなり得る。また、P領域としてP tac
断片を保有するプラストミドで形質転換された宿主菌を
培養する場合は、培地にIPTGを通常0.1mM以上
、好ましくは0.5mM−5mM程度の濃度で、培養開
始後対数増殖期間中期に添加して、NADHオキシダー
ゼの誘導発現を行うのか好ましい。
培養は、振盪培養あるいは通気撹拌深部培養などの好気
的条件下に行うことかできる。培養温度は一般に20〜
50°Cであり、培地中の培地のpHは中性または微ア
ルカリ性付近、例えはpH8〜9.5の範囲内に維持す
ることか望ましい。
培養期間は通常lO〜40時間程度である。
以上に述べた如くして製造されるNADHオキシダーゼ
の酵素学的及び理科学的性質を示せば以下のとおりであ
る。
(1)  作用:本酵素は以下の反応式で示される如<
NADHを酸化してNADと過酸化水素を生成する。
NADH+H++02−  NAD”+H2O2(2)
 至適pH:酢酸緩衝液、トリス緩衝液、炭酸緩衝液を
用いて測定したところ、本酵素はpH8〜9付近に至適
pHを有する(第5図参照)。
(3) 至適温度及び熱安定性ニリン酸緩衝液(pH7
,0)を用いて測定したところ、本酵素は約37°Cに
至適温度を有していた(第6図参照)。
(4) 温度安定性:本酵素を上記(3)にて用いたと
同じ緩衝液に懸濁し37°Cにて保存し活性の温度安定
性を調べたところ、100時間経過後も0時間における
と略々間等の活性を有していた。一方、既に知られてい
るロイコノストック・メセンテロシデス(L ouco
nostoc  M eserteroid3 4 es)は、ジャーナル・オブ・バイオケミストリー(J
 ournal  of  B iochemistr
y)第97巻、1285頁(1985)の第7B図に記
載されているごとく、30°Cでは60分後も活性を保
つものの40°Cでは約60%、50℃では0%に活性
が低下し、安定性が劣ることがわかる。
(5) −価陽イオンの要求:無細胞菌体抽出液を50
mMトリス緩衝液にて透析して得た酵素液のNADHオ
キシダーゼ活性を100とした場合、該酵素液に20m
M濃度となるようにに+、Na”、NH,+を添加した
ときの活性はそれぞれ、310.180.310であっ
た。
(6)  N A D Hオキシダーゼは無細胞抽出液
を100,000Xgで1時間超遠心処理した上清画分
に存在する。
なお、本酵素の定性的分析は、NADHの340nm吸
光の減少もしくはNADH共存時の酸素の吸収を酸素電
極又はマノメーターにより観測することにより行なった
。また、本酵素の活性測定は次のように行うことができ
る:すなわち、50mM緩衝液1.9m12.酵素液0
.05m(2からなる反応液を指定する温度にて予め保
持した後、5mM  NADHo、05m12を加え反
応を開始し、340nmにおける吸光の減少を測定する
。酵素活性は1分間に1μmolのNADHを酸化する
酵素量を1単位とした。
前記EpOI株(FERM  P−10096)又は形
質転換菌の培養物又は前記の如くして得られるそのNA
DHオキシターゼ含有処理物は、種々のNAD+を補酵
素とする脱水素酵素と共役さセることにより、対応する
基質の脱水素反応に利用することができ、それにより種
々の含有物質の生産及び生化学反応への応用が可能であ
る。
本発明のNADHオキシダーゼと共役させうる脱水素酵
素としては、例えば、以下のものを挙げることができる
(1)  リンゴ酸デヒドロゲナーゼ(EC1,l。
■、38、EC1,1,1,39) 反応:L−リンゴ酸+NAD+  モー→ピルビン酸+
CO2+NADH+H” (2) アルコールデヒドロゲナーゼ(EC1,l。
1.1) 反応:アルコール十NAD+ −3 アルデヒド+NADH十H4 (3) グリセロールデヒドロゲナーゼ(ECl。
1.1.6) 反応:グリセロール+NAD+ □ ジヒドロキシアセトン十NADH+H+(4) 乳酸デ
ヒドロゲナーゼ(EC1,1,1゜27) 反応:L−乳酸十NAD+  ≠ ピルビン酸十NADH+)(” (5) 3−ヒドロキシ酪酸デヒドロゲナーゼ(EC1
,1,1,30) 反応=D−3−ヒドロキシ酪酸十NAD+□ アセト酢
酸十NADH+H+ (6) インクエン酸デヒドロゲナーゼ(ECl。
1.1.41) 反応:イソクエン酸十NAD”  ;二→2−オキソグ
ルタル酸+CO2+ NADH十H” (7) ガラクトースデヒドロゲナーゼ(ECl。
1.1.48) 反応:D−ガラクトフラノース+NAD”7’−D−ガ
ラクトノ−γ−ラクトン +NADH十H” (8) テストロン17β−デヒドロゲナーゼ(EC1
,1,1,63) 反応:テストロン+NAD+ □ 4−アンドロステン−3,17−シオン十NADH+H
+ (9) ホルムアルデヒドデヒドロゲナーゼ(EC1,
2,1,I) 反応:ホルムアデヒド+還元型グルタチオン+NAD”
 7−− S−ホルミルグルタチオン十NADH+H” (10)  ギ酸デヒドロゲナーゼ(Ec  1.2.
1.2)反応:ギ酸十NAD“→Co2+NADH十〇
“(11)アラニンデヒドロゲナーゼ(EC1,4゜1
.1) 7 8 反応:L−アラニン+H20+NAD”□ ヒルピン酸
十NH4”+NADH 十H” (12)  グルタミン酸デヒドロゲナーゼ(EC1゜
4.1.2) 反応:L−グルタミン酸+H20+NAD”□ 2−オ
キソグルタル 十NADH+H” 以上の例示は、本発明に従うNADHオキシダーゼと共
役して有用物質の生産に用いうる脱水素酵素について、
具体的な認識を得る一助としてのみ挙げたものであり、
これによって本発明の範囲は何ら限定されるものではな
い。
上記した脱水素酵素とNADHオキシダーゼの共存下で
の基質の脱水素反応は、例えば次のとおり進行する。先
ず、反応の第一ステップとして、基質酸化物とNADH
が生成する。次に反応の第ニステップとして、生成した
NADHが酸素の存在下で、NADHオキシダーゼの作
用により、NAD+と過酸化水素に変換される。第1ス
テンプと第2ステツプが繰り返される事で微量のNAD
+かりザイクルされ、目的の基質酸化物が蓄積する。
上記反応は通常緩衝液中で行なわれ、用いろる緩衝液は
、特に厳密に限定されるものではないが、脱水素酵素反
応の反応平衡は、アルカリ側において、NAD+→NA
DHの方向に移り、アルカリ側に至適p Hを有する本
発明のNADHオキシダゼと共役させることにより基質
の脱水素反応が容易に進行するから、アルカリ領域の緩
衝液、好ましくはpH8〜9.5の緩衝液が望ましい。
アルカリ領域の緩衝液としては、Tris緩衝液、炭酸
緩衝液を挙げることができる。反応に使用する本発明の
NADHオキシダごゼ及び脱水素酵素の量はそれぞれ、
通常0.05〜10単位、好ましくは0.1〜5単位の
範囲内とすることかできる。
反応温度は通常20〜40°Cの範囲内であり、また反
応時間は1〜6時間程度とすることができる。
補酵素は通常1〜200μM1好ましくは5〜100μ
Mの範囲内で用いることができる。
前記した本発明に従うNADHオキシダーゼと共役しう
る脱水素酵素として、リンゴ酸デヒドロゲナーゼを用い
て、L−リンゴ酸からピルビン酸を製造する方法につい
てさらに詳しく述べる。
リンゴ酸デルヒドロゲナーゼを、本発明に従うNADH
オキシダーゼと共役させて、L−リン酸からピルビン酸
を製造する場合、反応は次のように進行する。
HOOC−CH−CH2−COOHCH3−C−C0O
Hα OH0 この場合、リンゴ酸デヒドロゲナーゼの反応平衡は、中
性付近ではNADH減少方向に片寄っているので、NA
DHオキシダーゼとの共役反応により、ピルビン酸を生
産させることは困難である。
ところが、アルカリ側では、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ
の反応平衡はNADH増加方向(NAD”→NADH)
に移るので、本発明に従うNADHオキシダーゼとの共
役反応が進行してピルビン酸の生産が可能となる。
反応に用いる緩衝液としてはトリス、炭酸緩衝液等が使
用できるが、トリス緩衝液が好ましい。
トリス緩衝液は1〜500mM、好ましくは20〜lo
omMの濃度が反応に適している。pHは6〜10の範
囲内が好ましく、7〜9の範囲内がより好ましい。NA
DHオキシダーゼの活性向上の為、反応系にに+、Na
+、NH,+等−価陽イオン0.1〜50mMを添加す
ることが可能であり、その添加量は1〜]、OmMの範
囲内が好ましい。
基質であるリンゴ酸もしくはリンゴ酸塩類は通常lO〜
1000mMの濃度で反応系に添加する1 2 ことかでき、50〜400mMの範囲内がより好ましい
。NADHオキシダーゼ及び脱水素酵素はそれぞれ通常
0.05〜lO単位、好ましくは0.5〜5単位の範囲
内で用いることができる。
NAD“の添加量は通常1〜200μM1好ましくは5
〜100μMの範囲内である。反応温度は通常20〜4
0°Cの範囲内であり、反応時間は1〜6時間時間上す
ることができる。蓄積するピルビン酸は晶析等のそれ自
体既知の方法により回収が可能である。
次に、実施例により本発明に従うプラスミドの調製、N
ADHオキシダーゼの製造及び該NADHオキシダーゼ
を用いたピルビン酸の製造についてさらに具体的に説明
する。しかしながら、下記の実施例は本発明について具
体的な認識を得る助としてのみ挙げたものであり、これ
によって本発明の範囲は何ら限定されるものではない。
すの形質転換 A) 好アルカリ外通性嫌気性NADHオキシダーゼ生
産菌染色体DNAの調製 K 2 HP Oa l g %硝酸アンモニウム2g
、MgS O4・7 Hx O200rn g s M
 n S O(・7 H205mg、Fe50.7H2
05mg、CaCl2・2H20700mg1酵母工キ
ス3g、ポリペプトン300 m g %主29210
g及びレザスリン1mgを蒸留水900m12に溶解し
、90mQずつ100m+2容血清ビンに分注した。煮
沸脱気し、還元銅カラムを通過して調製した無酸素窒素
ガスを通気後ブチル栓をかぶせ、アルミキャップにて封
じ120°015分殺菌を行なった。この培地に120
°c、15分滅菌済みの10%炭酸ナトリウム水溶液(
pH10,6)をlom(2添加し、培地のpHを10
とした。さらに、還元剤としてサイエンス(3cien
ce)第194巻1165〜1166頁記載のA、 1
. B、 Zehnder  &K 、 Wuhrma
nnらの方法に準じて調製したチタニウム(III)ク
エン酸溶液を最終濃度0.13mMとなるように添加し
た。本培地に好アルカリ性通性嫌気性細菌Ep01株(
FERM  BP−2744)を接種し、40°Cl2
O時間静置培養を行なったものを種培養液とした。
キシランIOgをグルコース10gに変えた他は同組成
の培地450m0.を500m<+容血清ヒンに分注し
、同様の操作を行ない120°0,15分殺菌後、lO
%炭酸ナトリウム水溶液50m(2゜チタニウム(1)
クエン酸溶液を最終濃度0.13mMとなるように添加
した。前記種培養液10mQを接種し、40°C124
時間靜装培養した。
培養終了後培養液100m4,10,000Xg。
20分遠心し、得られた菌体を50mM1Jス緩衝液(
pH8,0)−] OmMXEDTA ・2Na溶液5
0m(2に懸濁した。次にリゾチウムを最終濃度が2m
 g / m (lになるように添加し、5分間静置後
、10%ドデシル硫酸ナトリウム溶液を5mf2添加し
、65°Cで30分間保温した。
この容菌液に、5MNaCl溶液15m12を添加し、
0°Cで1時間冷却し、全量を遠心分離(12,000
xg、60分間、4°C)し、上清両分を分取し、2倍
量のエタノールを加え、混合後、遠心分離(5,000
X g、  l 0分間、4°C)した。得られた沈殿
物を10 m M トIJス緩衝液(pH7−5)−1
mM  EDTA ・2Na溶液で溶解させ、フェノー
ル処理(除タンパク処理)およびRNA分解酵素による
処理を行ないDNAを得た。
B)  NADHオキシダーゼ構造遺伝子を含むDNA
断片(N領域)の調製 前記A)項で調製した染色体DNA50μgを制限酵素
Alu  I  100unitsを用い30°C11
時間反応させて切断し、染色体DNAのAluI分解物
溶液を調製した。Alu  1分解物溶液をアガロース
ケル電気泳動により分離し、1〜4kbの長さのDNA
断片を含むゲルを切り出し、常法(B、 Vogels
tein  &  D、 GiL  Lespie、 
Proc、 Natl、 Acad、 Sci、 US
A、 vo176、pp615−619 (1979)
] に従いNaIにより溶解し1、ガラスパウダーにD
NA断片を吸着させる方法により精製した。
5 3に のAlu1分解物溶液に、シラスミドpp・Llamb
da (ファルマシア社製)1μgを制限酵素Hpal
を用い30°0. 1時間反応させることにより開裂し
て得た開裂物溶液を混合し、50mMトリス緩衝液(p
H7,6)、10mMジチオスライトール、I m M
  A T P 、  l Om M  M g CI
□及びT4リガーゼ1unitの各成分を添加しく各成
分の濃度は最終濃度である)、16°Cで15時間反応
させて結合させた。
この溶液を用い、常法[M 、 Mande l 、 
A 。
Higa、 J、 Mo1. Biol、、 vo15
3、p159(1970)参照1に従ってエシェリヒア
・コリ(Escherichia  coli) N 
4830株を形質転換し、L培地(トリプトン10g、
酵母エキス5g。
NaC15g、グルコース1g及び蒸留水](2゜pH
7,2)にアンピシリンを50 p(1/m+2濃度に
添加し、1.5%寒天で固化させた培地(以下、LA培
地と称する)に塗抹し、30°Cで20時間培養し、コ
ロニーを形成させた。培地上にニトロセルロースメンプ
ランを[き、42°Cで3時間熱誘導をかけた。メンブ
ランフィルタ−上のコロニーを溶菌させ、牛血清アルブ
ミンでメンプランの非特異的結合をブロックした後、精
製したN A D Hオキシダーゼでウサギを免疫して
調製した抗NADHオキシダーゼ抗体を一次抗体として
イムノスクリーニングを行った。メンプランを更にho
rse −radishパーオキシダーゼを結合させた
anti −rabbit  I gGで処理したのち
、過酸化水素−3,3−ジアミノベンデイン系又は過酸
化水素−4−クロロ−1−ナフトール系で発色さゼて、
目的のコロニーを選択した。形質転換株は5XIO−’
の割合で取得できた。
得られた5株をL A液体培地で30°C120時間培
養し、次いで42°C,3時間の熱誘導を行った後、遠
心(12,00Orpm、20分間)集菌した。該菌体
1gを20m12のトリノ緩衝液(pH7,8)に懸濁
後、超音波破砕、遠心により残渣を除いた、無細胞抽出
液について酸素電極(Y ellow  S prin
gs  T nstrument社製)を用いてN A
 D H酸化時の酸素吸収の最も大きな菌株を選択した
。この株より、アルカリ−5DS法[T。
Maniaris、 E 、 F 、 F ritsc
b、  J 、 Sambrook。
”Mo1ecular  Cloning  (] 9
82) I) r) 90−91参照]によりシラスミ
ドを抽出し、制限酵素EcoRIで切断し、分子量をア
カロースケル電気泳動により調へたところ、p P L
 −lambdaに約2.0kbのDNA断片が挿入さ
れていることがわかった。
p P L −lambda挿入に用いたH pa I
認識部位は平滑末端同士の連結反応(Iigation
)により使用できないため。他の制限酵素切断認識部位
を検索した結果、挿入DNA断片はHindll[によ
る切断で約1.6kbの断片として切出せることが判明
し、抽出したプラスミドのHindllIによる切断分
解物をアカロースゲル電気泳動により分離し、ゲルから
前述のNal−カラスパウダー法により1.6kbのD
NA断片を調製した。
C)  Ptacの合成 下記に示すような塩基配列を有するプロモーターPta
CをDNA合成装置(B eckman社製S yst
emlPlus)を用いて合成した。
AATTCTGTTGACAATTAATCATCGG
CTCGTATAATGGACAACTGTTAATT
AGTAGCCGAGCATATTACTGYGGAA
TTGTGAGCGGATAACAATTTCACAC
AGGAAACACCTTAACACTCGCCTAT
TGTTAAAGTGTGTCCTTCA TGTTCGA D) プラスミドpNOX1の造成及び該プラスミドに
よるエシェリヒア・コリの形質転換プラスミドpBR3
221μgを制限酵素EcoRI及び)TindTIT
(各1 unit)を用い30°C11時間反応させ切
断して得た分解物溶液に、前記B)項で調製したl 、
6 kbのDNA断片1μgと前記C)項で調製したP
tacDNA断片1.0μgを混合し、最終濃度で各々
50mM、1 0mM、  1 mM、  ] mM、
  l OmM、  I unitとなるようにトリス
緩衝液((7,6)、ジチオスライトール、A T P
 、 M g Cl 2、T4リガーゼを添加し、]6
°Cで15時間反応させ結合した。この溶液を用いてエ
シェリヒア・コ!J (E 5cheric9 0 hi  coli) K −] 2系菌株JM109株
を常法に従って形質転換さ旦、LA培地に塗抹し、37
℃で24時間培養した。生育してきた株につき、アルカ
リ−3DS法によりプラスミドを抽出し、制限酵素E 
coRI (5units)及びC1a I (5un
it5)を用いてプラスミドを切断し、アカロースゲル
電気泳動により分子量を測定したところ、NADHオキ
シダーゼ構造遺伝子を含むDNA断片(i6kb)がH
indI[切断部位に異なった配置で結合したプラスミ
ドが各々1つずつ存在した。
このうちEcoRI、C1a Iによって生ずる断片の
中に、約1.2 k bの長さのものを生ずる方のプラ
スミドをpNOXlと命名した。また、このプラスミド
pNOXIで形質転換されたエシェリヒア・コリに一1
2系菌株IMI 09株をNYOlと命名した。このN
YOl株は、茨城基つくば宙乗1丁目1番3号の工業技
術院微生物工業研究所に、受託番号:微工研条寄第27
45号(FER,M  BP−2475)として寄託さ
れている。
プラスミドによるエシェリヒア・コ リの形質転換 A)  NADHオキシダーゼの生合成を司る遺伝子を
含むDNA断片(N領域)の調製 実施例1のA)項で調製した染色体DNA50pgを制
限酵素EcoRI及びBamHI各々100units
を用い、30°Cで1時間反応させて切断し、染色体D
NA(7)EcoRI及びBamHI分解物溶液を調製
した。上記の分解物溶液をアガロースゲル電気泳動によ
り分離し、1〜4kbの長さのDNA断片を含むゲルを
切り出し、常法[B、 Vogelstin  &  
D、 GiL  Lespie、 Proc、 Nat
l。
Acad、 Sci、 USA、 vol  76、p
615−6]9(1979)] に従いNaIにより溶
解し、ガラスパウダーにDNA断片を吸着させる方法に
より精製した。
B) %プラスミドpNOX2の造成及び該プラスミド
によるエシェリヒア・コリの形質転換 プラスミドpBR3221μgを、制限酵素EcoRI
及びBamHI(各1 unit)を用いる30℃で1
時間反応させ切断して得た分解物溶液に、前記A)項で
調製した3、6kbのDNA断片(N領域)1μgを混
合し、最終濃度で各々50mM、I OmM、] mM
S 1 mM、I OmM、]unitとなるようにト
リス緩衝液(pH7,6)、ジチオスライトール、AT
P、MgC12、T4リガーゼを添加し、16°Cで1
5時間反応させ結合した。
この溶液を用い、常法[M 、 Mandel、 A 
Higa、 J 、 Mo1. B ion、 vol
 53、p159(1970)参照]に従ってエシェリ
ヒア・コリ(Escherichia  coli) 
HB I O1株を形質添加し、L培地(トリプトン1
0g1酵母エキス5g。
NaC15g、グルコースIg及び蒸留水1a、pH7
,2)にアンピシリンを50μg/mI2濃度に添加し
、1.5%寒天で固化させた培地に塗抹し、30°Cで
20時間培養し、コロニーを形成させた。培地上にニト
ロセルロースメンプランを置き、42°Cで3時間熱誘
導をかけた。メンブランフィルタ−上のコロニーを溶菌
さゼ、牛血清アルブミンでメンプランの非特異的結合を
ブロックした後、精製したNADHオキシダーセでウサ
ギを免疫して調製した抗NADHオキシダーゼ抗体を一
次抗体としてイムノスクリーニングを行った。更に、上
記メンプランを、horse−radishパーオキシ
ダーゼを結合させたanti −rabbit  I 
gGで処理したのち、過酸化水素−3,3−ジアミノベ
ンデイン系または過酸化水素−4−クロロl−ナフトー
ル系で発色させて、目的のコロニを選択した。形質転換
株は5XlO−5の割合で取得できた。
得られた5株をL培地で30°Cl2O時間培養し、遠
心分離(12,00Orpm、20分間)により集菌し
た。該菌体1gを2m+2のトリス緩衝液(pH7,8
)に懸濁後、超音波破砕、遠心分離により残渣を除いた
無細菌抽出液について、酸素電極(Yellow  S
prings  Instrument社製)を用いて
N D A H酸化時の酸素吸収の最も大きな菌株を選
択した。この株より、アルカリ−3DS法[T 、 M
aniatis、 E 、 F 、 F ritsch
、 J 。
Sambrook、  ”Mo1ecular  C1
oninf”  (1982)p90〜91参照)によ
りプラスミドを抽出し、制限酵素EcoR1及びBam
HIで切断し、分子量をアガロースゲル電気泳動により
調べたところ、pBR322のEcoRI及びBamH
I切断部位に3.6kbのDNA断片が挿入されている
ことがわかった。このシラスミドをpNOX2と命名し
た。また、このプラスミドpNOX2で形質転換された
エシェリヒア・コリに一12系菌株HBlot株をNY
O2と命名した。このNYO2株は、茨城系つくば車乗
1丁目1番3号の工業技術院微生物工業技術研究所に、
受託番号:微工研条寄第2746号(FERM  BP
−2746)として寄託されている。
実施例 3 : NADHオキシダーゼの製造M9S培
地(5,8g%Na2HPOい3gKH2PO4,5g
  NaC+、Ig  NH4Cl。
IQ蒸留水、0.5%グリセロール、0.5%カザミノ
酸及び4μg1m12チアミン塩酸)loomQを50
0m12容三角フラスコに分注し、]200Cで15分
間滅菌処理した。この培地にアンピシリンを40μg 
/ m Q濃度に加え、実施例1で得たNYO1株及び
その親株である1M109株、実施例2で得たNYO2
株及びその親株であるHBIOI株を、それぞれ別途植
菌し、30°Cで約16時間培養を行った。これを1:
100の希釈率で新鮮な培地100mffに植菌し、3
0℃で培養を続けた。NYO1株の場合は、650nm
の吸光度がおよそ1.0に達したところで、IPTGの
終濃度2mMになるように添加して、ラクトースリプレ
ッサーによるP tacの抑制を解除し、培養を継続し
た。約4時間後、遠心(12,00Orpm、2Q分)
集菌し、集菌体を1m(2のトリス緩衝液に懸濁し、超
音波破砕を行った。遠心(12,OOOrpm、20分
)により残液を除き、膜系に存在するエシェリヒア・コ
リのNADHデヒドゲナーゼの影響を最小限にするため
100.000Xg、1時間の超遠心分離を行ない、そ
の上清を酵素液とした。
NADHオキシダーゼの活性測定は、次のようにして行
なった。すなわち、50mo、リン酸カリウム緩衝液1
.9m12.上記の酵素液0.05m12からなる反応
液を指定する温度にて予め保持した後、5mM  NA
DHo、05m4を加え反応を開始し、340nmにお
ける吸光の減少を測定した。酵素活性は1分間にlpm
olのNADHを酸化する酵素量を1単位とした。
上記で得た酵素液につき、37°Cにて活性を測定した
結果を下記表5に示す。対照として、NADHオキシダ
ーゼ遺伝子の供給源である好アルカリ性通性嫌気性細菌
Ep01株FERM  BP2744を実施例1のA)
項に記載の方法で培養し、同様に調製した酵素液の活性
も併せて示す。
表5 表5に示すように、本発明のプラスミドで形質転換した
菌株(NYOI及びNYO2)を用いれば、遺伝子の供
給源である親株(EpOI)と比較して、各々4倍及び
20倍以上のN A D Hオキシダーゼ比活性が上が
ると同時に、本発明のプラスミドはエシェリヒア・コリ
に一12系菌株の中で効率よ<NADHオキシダーゼを
発現できることが明らかとなった。
(100,000Xg、1時間の超遠心分離上清液)を
用いて、リンゴ酸デヒドロゲナーゼ(エシェリヒア・コ
リより、Tokushige  et al、  J 
B iochem、 73.169−180.1973
の方法に従って精製)と共役反応を行ない、L−リンゴ
酸を基質としてピルビン酸を製造した。
反応液[200mM  L−リンゴ酸、1mM塩化マン
ガン、50μM  NAD”、2.5単位/m(l リ
ンゴ酸デヒドロゲナーゼ、50mMトリス緩衝液(pH
8,5)含有]に、上記のNADHオキシダーゼ酵素液
を、酵素液由来の蛋白濃度が2mg/mff反応液とな
るように添加し、37°Cで4時間反応させた。反応後
、ピルビン酸及びコハク酸生成量を高速液体クロマトグ
ラフィーにて定量した。その結果を表6に示した。
なお、対照として、NADHオキシダーセ活性を有する
プレヒハクテリウム・フラバム(B revib7er
ium  flavum) MJ 233  (FER
M  BP−1497)、ロイコノオスドック・メセン
テロイデス(L euconostoc  mesen
teroides  A Tcc8042)及びNAD
Hオキシダーゼ遺伝子の供給源であるEpOl (FE
RM  P−10096)株菌体を、それぞれ生育培地
にて培養後向様に調製した酵素液によるピルビン酸及び
コハク酸の生成量も同様に測定した。但し、ブレビバク
テリウム・フラバムMJ233の場合、100゜000
 ×g N  ]時間の超遠心分離を行なった沈殿部分
にNADHオキシダーゼ活性を有していたため、この沈
殿画分を酵素液とした。
第2図 表6に示すように、本発明のNYOI及びNYO2株由
来のN A D Hオキシダーゼを用いれば、フマル酸
副生もなく、高収率で効率的に、L −IJンゴ酸から
ピルビン酸を生産できることか判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明により得られるNADHオキシダーゼ
構造遺伝子を含む長さが約1.5kbのDNA断片の制
限酵素切断地図であり、第2図は、本発明により得られ
るプラスミドpNOX lの制限酵素切断地図であり、
第3図は、本発明により得られるNADHオキシダーゼ
構造遺伝子を含む長さ約3.6kb17)DNA断片の
制限酵素切断地図であり、 第4図は、本発明により得られるプラスミドpNOX2
の制限酵素切断地図であり、 第5図は本発明により得られるNADHオキシダーゼの
至適pHを示すグラフであり、第6図は本発明により得
られるNADHオキシダーゼの至適温度を示ずグラフで
ある。 2 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、NAD^+を補酵素とする脱水素酸素とNADHオ
    キシダーゼの共存下に基質を脱水素する方法において、
    アルカリ性領域に至適生育pHを有する通性嫌気性のN
    ADHオキシダーゼ生産菌の培養物又はそのNADHオ
    キシダーゼ含有処理物をNADHオキシダーゼとして用
    いることを特徴とする方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004303601A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Sharp Corp エネルギー回収システム

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