JPH03266766A - 運搬車のブレーキ制御装置 - Google Patents

運搬車のブレーキ制御装置

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JPH03266766A
JPH03266766A JP6586290A JP6586290A JPH03266766A JP H03266766 A JPH03266766 A JP H03266766A JP 6586290 A JP6586290 A JP 6586290A JP 6586290 A JP6586290 A JP 6586290A JP H03266766 A JPH03266766 A JP H03266766A
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JP
Japan
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brake
speed
braking
air brake
train
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Pending
Application number
JP6586290A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Sato
利行 佐藤
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Toshiba Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Engineering Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はエアブレーキを有する貨車に積載された被運搬
物をエアブレーキおよび電磁軌上ブレーキを備えた電車
により牽引して目的場所に運搬する運搬車のブレーキ制
御装置に関する。
(従来の技術) 例えば製鉄所内のコークス工場では、赤熱コークスを所
定の消火設備へ運搬する運搬車が採用されている。この
運搬車は貨車と呼ばれる車両と、この貨車を所定の消火
設備へ牽引する電車と呼ばれる車両とからなり、電車に
は駆動装置および制御装置が搭載されている。
かかる運搬車においては、コークスを乾留する窯から赤
熱コークスを受骸し、炉の両端に設けられている消火塔
と呼ばれる消火設備へ運搬し、消火作業が行なわれる。
また、消火されたコークスは引続きワークと呼ばれる排
骸設備まで運搬され、貨車に積載されているコークスを
排出する。そして、再び窯へ走行し、赤熱コークスを受
骸する。
このような運搬車による一連の作業は、今までは操作者
の操作によって行なわれてきたが、現在ではプロセスコ
ンピュータを導入して自動制御を可能とすることにより
、運搬車の無人化が図られている。
ところで、運搬車を自動制御する場合、運搬車による作
業は大きく分けて窯から赤熱コークスを受骸した後、消
化設備まで走行させること、消火設備から排骸設備まで
走行させることおよび排骸設備から次の受骸しようとす
る窯へ走行させることの三つがあり、これら各作業にお
いて運搬車を走行させるには高速、中速、微速の三つの
速度パターンで制御している。但し、赤熱コークスを受
骸する場合には微速の一定速度のみにて走行させている
因みに、ここで言う高速は180 s/ijn 、中速
は60 m/+gin 、微速は10 s/winで走
行させているのが一般的である。
一方、運搬車の走行速度を制御するには制動装置が用い
られるが、この制動装置としては空気圧により車輪を押
さえて制動力を得るエアブレーキ、駆動装置における電
動機の発電作用により制動力を得る発電ブレーキ、レー
ルとの摩擦力により制動力を得る電磁軌上ブレーキがあ
り、運搬車を目的位置に停止させるにはこれらのブレー
キを組合わせて高速から中速、中速から微速、微速から
停止と減速制御している。この場合、操業稼働率を考慮
して高速で走行する距離を長くとり、また目的位置での
停止精度を確保するためには確実に段階的に減速して行
く必要がある。
(発明が解決しようとする課題) このように運搬車の自動制御は、各目的場所への走行お
よび停止制御が前述した制動装置により行なわれるが、
雨天時に運搬車が走行する軌道上に油、コークス粉等が
付着しているような場合には運搬車の車輪とレールの摩
擦力が著しく低下するため、運搬車の減速時に車輪に制
動力を与えると滑走状態になることがある。この場合、
運搬車が操業稼働率を重視して高速走行距離を長くとる
と、目的位置に停止する際、オーバランとなり、停止精
度の確保が難しくなる。また、停止精度を重視した場合
には必要以上に制動区間が長く、高速走行区間が短くな
るため、操業稼働率が低下してしまうという問題がある
本発明は運搬車の滑走により発生する二次的な問題をな
くし、目的位置への停止精度と安定した操業稼働率とを
確保することができる運搬車のブレーキ制御装置を提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するため、エアブレーキを有
する貨車に積載された被運搬物をエアブレーキおよび電
磁軌上ブレーキを備えた電車により牽引して目的場所に
運搬する運搬車のブレーキ制御装置において、地上制御
装置より出されるブレーキ指令を受けると前記電車側エ
アブレーキおよび電磁軌上ブレーキを作動させる制動装
置と、この制動装置の動作により前記電車の制動が開始
されるとこの制動開始点からの制動距離および速度を求
める演算手段と、この演算手段で求められた制動距離が
予定の指定位置までの距離に達するとその時点での電車
の実速度と予め設定された照査速度とを比較し、実速度
が照査速度より小さいか否かを判定する判定手段と、こ
の判定手段により実速度が照査速度より小さいと判定さ
れると前記電車側エアブレーキおよび電磁軌上ブレーキ
をによる制動を継続させ、実速度が照査速度より大きい
と判定されるとさらに前記貨車側のエアブレーキを電車
の実速度が予め設定された開放速度に達するまで作動さ
せるブレーキ制御手段とを備えたものである。
(作用) このような構成の運搬車のブレーキ制御装置にあっては
、地上側からのブレーキ指令を受けて電車側エアブレー
キおよび電磁軌上ブレーキによる制動が開始すると、こ
の制動開始点からの制動距離および速度の演算が行なわ
れ、予定の指定位置までの距離に達すると、その時点で
の電車の実速度と予め設定された照査速度とが比較され
、実速度が照査速度より小さい場合には電車側エアブレ
ーキおよび電磁軌上ブレーキによる制動を継続し、実速
度が照査速度より大きい場合には貨車側のエアブレーキ
を電車の実速度が予め設定された開放速度に達するまで
作動するようにしたので、運搬車が滑走状態のような場
合でもオーバランすることなく目的位置に精度よく停止
させることが可能となり、また滑走時においても制動開
始点を通常時と同一にできるので、操業稼働率を一定に
保つことができる。
(実施例) 以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図は本発明が適用される運搬車の構成例を示すもの
で、1はエアブレーキ2および電磁軌上ブレーキ3を備
えた電車、4はこの電車1により牽引されてコークス工
場と消火設備までの間を走行するエアブレーキ5を有す
る貨車である。
また、第1図は第2図の電車1に搭載されたブレーキ制
御装置の構成例を示すものである。第1図において、1
0は地上側に設置された地上制御装置11よりブレーキ
指令を受けると、例えばシンクロレゾルバからなる位置
検出装置12より車両位置検出信号を入力して制動装置
13に対しブレーキ制御を行なうマイクロコンピュータ
からなるブレーキ制御装置である。このブレーキ制御装
置10は地上制御装置]1よりブーキ指令を受信するブ
レーキ指令受信部10−1、このブレーキ指令受信部1
0−1によりブレーキ指令が受信されると位置検出装置
12より車両位置検出信号を取込んで運搬車の制動開始
点からの距離および速度を求める演算部10−2、この
演算部10−2で求められた現在位置の距離(制動開始
点からの制動距離)および速度データが入力され、照査
速度設定部10−3より取込まれた速度照査位置および
照査速度とそれぞれ比較してその大小を判定する判定部
10−4およびブレーキ指令受信部10−1によりブレ
ーキ指令が受信されると電車側エアーブレーキ2および
電磁軌上ブレーキ3を制動動作させ、判定部10−4に
より制動距離、実速度が速度照査位置、照査速度よりも
それぞれ小さいと判定されると上記電車側エアーブレー
キ2および電磁軌上ブレーキ3を制動動作を継続させ、
また制動距離、実速度が速度照査位置、照査速度よりも
共に大きいと判定されるとさらに貨車側のエアーブレー
キ5を制動動作させるブレーキ制御部10−5から構成
されている。この場合、判定部10−3により運搬車の
速度が減速しブレーキ開放速度設定器10−6に設定さ
れたブレーキ開放速度になったことが判定されると、ブ
レーキ制御部10−5は貨車側エアブーキ5に開放指令
を出し、その後電車側エアーブレーキ2および電磁軌上
ブレーキ3に開放指令を出すようになっている。
なお、図中6は電車側エアーブレーキ2および電磁軌上
ブレーキ3の制動動作時に働く発電ブレーキである。
次にこのように構成された運搬車のブレーキ制御装置の
作用を第3図に示す運搬車の減速パターン図および第4
図に示すフローチャートを参照しながら説明する。いま
、第3図の減速パターンにおいて、運搬車が距離S。点
に達したときブレーキ指令受信部10−1により地上側
制御装置11からのブレーキ指令を受信すると、ブレー
キ制御部10−5により電車側エアブレーキ2および電
磁軌上ブレーキ3を動作させ、制動が開始される。
同時に演算部10−2では位置検出装置12より制動開
始点の位置検出信号を取込んで、この位置データを図示
しないメモリに格納し、定速度に達するまで常に制動開
始位置Aから運搬車の現在位置を減算して制動距離を求
める。
運搬車が制動開始後、予定の指定位置S、に達すると、
判定部10−3では照査速度設定部10−4に設定され
た照査速度と運搬車の実速度とを比較し、実速度が照査
速度より小さい場合にはブレーキ制御部10−5に対し
て電車側エアブレーキ2および電磁軌上ブレーキ3を継
続させて動作させるべく指令を出す。また、実速度が照
査速度より大きい場合には運搬車が滑走状態となってい
るものと判定し、ブレーキ制御部10−5にさらに貨車
側エアブレーキ5を動作させるべく指令を出す。従って
、運搬車は電車側エアブレーキ2および電磁軌上ブレー
キ3に加えて貨車側エアブレーキ5が動作するので、制
動力が増大し、運搬車はさらに減速される。
貨車側エアブレーキ5が一旦動作すると、そのブレーキ
動作は運搬車の実速度がブレーキ開放速度設定器10−
6に設定されたブレーキ開放速度に減速するまで継続す
る。そして、運搬車の実速度がブレーキ開放速度になる
と、貨車側エアブレーキ5に対してブレーキ開放指令が
出され、貨車側エアブレーキ5を開放する。この場合、
ブレーキ開放速度設定器10−6に設定されるブレーキ
開放速度は貨車側エアブレーキ5に対してのみ有効であ
る。これは貨車側エアブレーキ5が電車側エアブレーキ
2と比較して空気配管が長いため、ブレーキ制御部10
−5の出力タイミングからブレーキ動作解除までの時間
遅れが大きくなり、必要以上に運搬車の速度が下がるの
を防ぐためである。また、ブレーキ開放速度は電車側エ
アブレーキ2を開放する速度より約50〜60 m/l
fn程高く設定される。これにより、電車側エアブレー
キ2と貨車側エアブレーキ5をほぼ同タイミングで開放
することができ、運搬車の減速パターンを安定したもの
にすることができる。
このように本実施例においては、運搬車が制動後に滑走
しても、この滑走状態を検出して通常の電車側エアブレ
ーキ2および電磁軌上ブレーキ3を継続した状態でさら
に貨車側エアブレーキ5を動作させ、制動力を増大させ
るようにしたので、運搬車をオーバランすることなく目
的位置に精度よく停止させることができる。また、滑走
時においても制動開始点及び制動開始点からの制動距離
の双方を通常時と同じくすることができ、運搬車の安定
した操業稼働率を確保することができる。
なお、上記実施例では製鉄所内のコークス工場において
、赤熱コークスを所定の消火設備へ運搬する場合の運搬
車のブレーキ制御装置について述べたが、本発明は他の
産業で上記と同様の運搬車を使用して被運搬物を所定の
箇所へ運搬する必要がある場合にも同様に適用実施する
ことができるものである。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、運搬車の滑走により
発生する二次的な問題をなくし、目的位置への停止精度
と安定した操業稼働率とを確保することができる運搬車
のブレーキ制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による運搬車のブレーキ制御装置の一実
施例を示すブロック構成図、第2図は本発明が適用され
る運搬車の構成例を示す側面図、第3図は同実施例の作
用説明に必要な運搬車の減速パターンを示す図、第4図
は同実施例の作用を説明するためのフローチャートを示
す図である。 1・・・・・・電車、2・・・・・・電車側エアブレー
キ、3・・・・・・電磁軌上ブレーキ、4・−・・・・
貨車、5・・・・・・貨車側エアブレーキ、6・・・・
・・発電ブレーキ、1o・・・・・・ブレーキ制御装置
、1o−1・・・・・・ブレーキ指令受信部、10−2
・・・・・・演算部、1o−3・・・・・・判定部、1
0−4・・・・・・照査速度設定部、1o−5・・・す
・ブレーキ制御部、10−6・・・・・・ブレーキ開放
速度設定部、11・・・・・・地上側制御装置、12・
・・・・・位置検出装置、13・・・・・・制動装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エアブレーキを有する貨車に積載された被運搬物をエア
    ブレーキおよび電磁軌上ブレーキを備えた電車により牽
    引して目的場所に運搬する運搬車のブレーキ制御装置に
    おいて、地上制御装置より出されるブレーキ指令を受け
    ると前記電車側エアブレーキおよび電磁軌上ブレーキを
    作動させる制動装置と、この制動装置の動作により前記
    電車の制動が開始されるとこの制動開始点からの制動距
    離および速度を求める演算手段と、この演算手段で求め
    られた制動距離が予定の指定位置までの距離に達すると
    その時点での電車の実速度と予め設定された照査速度と
    を比較し、実速度が照査速度より小さいか否かを判定す
    る判定手段と、この判定手段により実速度が照査速度よ
    り小さいと判定されると前記電車側エアブレーキおよび
    電磁軌上ブレーキによる制動を継続させ、実速度が照査
    速度より大きいと判定されるとさらに前記貨車側のエア
    ブレーキを電車の実速度が予め設定された開放速度に達
    するまで作動させるブレーキ制御手段とを備えたことを
    特徴とする運搬車のブレーキ制御装置。
JP6586290A 1990-03-16 1990-03-16 運搬車のブレーキ制御装置 Pending JPH03266766A (ja)

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