JPS5810925B2 - 動力車の連結速度制御装置 - Google Patents

動力車の連結速度制御装置

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JPS5810925B2
JPS5810925B2 JP5665178A JP5665178A JPS5810925B2 JP S5810925 B2 JPS5810925 B2 JP S5810925B2 JP 5665178 A JP5665178 A JP 5665178A JP 5665178 A JP5665178 A JP 5665178A JP S5810925 B2 JPS5810925 B2 JP S5810925B2
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JP
Japan
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freight car
speed
train
power vehicle
speed control
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JP5665178A
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坂口良昌
石川日出男
大矢恒雄
田島利洋
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Anritsu Corp
Nippon Signal Co Ltd
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Anritsu Corp
Nippon Signal Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、連結作業における動力車の連結速度制御装
置に関するものである。
従来、動力車と貨車(貨物、客車を含む)および動力車
に貨車が1両以上既に連結された動力列車の連結時にお
ける動力車および動力列車の連結速度制御は、運転者の
目視運転により行われていた。
ここでは動力車を主としてジーゼル機関車(以下DLと
呼ぶ)、動力列車をジーゼル列車(以下DL車と呼ぶ)
として考えると、連結作業時のDLおよびDL列車の連
結速度制御方法として、運転者はDLまたはDL列車を
低速運転にして貨車に接近させ、その後、惰行してDL
またはDL列車と貨車間の距離を目測し、適当にブレー
キをかけて連結器の破損、DL、DL列車および貨車の
脱線を起さない程度に十分に速度を下げて貨車に突き当
て、連結終了と同時にブレーキを一杯にかけDLまたは
DL列車を停止させていた。
この場合、惰行およびブレーキでDLまたはDL列車を
減速した時、減速が著しいと貨車に連結する手前でDL
またはDL列車は停止してしまい、再度、走行させて貨
車に連結させなければならず、燃料および時間の損失を
招くという欠点がある。
また、再度、走行して連結する場合においても、連結速
度制御が適当でなく必要以上の速度でDLまたはDL列
車が貨車に突き当れば、脱線を起さないまでも連結器を
破損するという欠点がある。
次に、減速が少ない場合は貨車の手前でDLまたはDL
列車が停止することはないが、上記と同様に必要以上の
速度でDLまたはDL列車に突き当るため、連結器を破
損するといや欠点がある。
また、DLまたはDL列車が製鉄所構内において、どろ
どろに溶けた銑鉄を運搬する鋼車を連結する場合等にお
いては、特に脱線は大事故を招くことになる。
このような危険の大きい連結作業を行う場合でのDLま
たはDL列車の自動運転化が切望されており、そのため
にも連結作業を安全かつ迅速に行うことが必要である。
本発明者等は、先に上記した従来の目視運転による連結
作業時の連結速度制御方法の欠点をなくす動力車の連結
速度制御装置の発明を行ったが、先の発明はDLと貨車
間の連結速度制御のみに関するものであった。
この発明はこれを改良したもので、DLと貨車間のみで
なく、DL列車と貨車間の連結作業にも適用できるよう
にした動力車の連結速度制御装置を提供するものである
この発明の説明の前に、先の発明のDLと貨車の連結速
度制御装置を図面について説明する。
第1図は先の発明を示すもので、10はDLで、連結器
11、無線受信装置12、自動列車運転装置13、検出
棒16、リミットスイッチ17、車軸18等を備えてい
る。
自動列車運転装置13はDLloに設備され、ある一定
の指令を与えると、あらかじめ決められたプログラムに
よりDLl。
を自動的に運転する装置で、列車自動運転に必要な速度
制御装置14、停止装置15、速度検出装置および定速
度運転装置(これらは図示せず)等を備えている。
定速度運転とは、自動列車運転装置13に一定速度ak
m/hを設定すると、akm/hより列車速度が遅い場
合は加速し、αkm/hより列車速度が速い場合は減速
することでDLloを自動的に設定速度で走行させるこ
とである。
20は貨車で連結器21、車軸22を備えている。
30は軌道で、この上をDLlo、貨車20が走行する
軌道30に沿って、位置検出器31A〜31Dが所要間
隔で設けられている。
さらに、近接スイッチ32,33も同じく軌道30に沿
って設けられる。
位置検出器31A〜31Dおよび近接スイッチ32,3
3の出力は継電連動装置34に接続される。
35は無線送信装置、36は中央制御装置である。
次に動作について説明する。
今、DLloが貨車20を連結にくる場合を想定する。
DLloがスタート点である区間りに在ることを位置検
出器31Dで検知し、この信号が継電連動装置34に入
力される。
中央制御装置36はDLloをプログラム運転するため
の制御を行うもので、区間Aに在る貨車20をDLlo
に連結する指令を設定すると、貨車20が区間Aに在る
ことを位置検出器31Aで検知し継電連動装置34に入
力されていること、および区間りにDLloが在ること
も位置検出器31Dから継電連動装置34に入力されて
いることから、DLloに走行指令を無線送信装置35
を介して送り、DLloを貨車20に向けて自動的にス
タートさせる。
走行速度は、例えば高速7〜8km/hを指令する。
DLloでは自動列車運転装置13の働きにより高速で
貨車20に向って軌道30上を走行する。
そして、DLloが貨車20に近づくと、近接スイッチ
33がオンすることにより無線送信装置35を介して走
行速度を中速5〜6km/hに落し、さらに貨車20に
近づくと、近接スイッチ32がオンすることで低速2〜
3km/hに落し、安全でかつDLloに無理がかから
ないように段階的に連結速度制御を行い、短時間に貨車
20の在る所まで到着させる。
なお、DLloの速度は高速から低速走行に切り替わり
低速の一定速度に整定する迄に多少の距離を走行するの
で、貨車20の手前に設置する近接スイッチ32はDL
loが低速の一定速度に整定する間に走行する距離より
も十分に余裕を持った距離をおいて設置するものとする
さて、DLloが低速走行で貨車20に近づき連結器1
1,21が働き、連結が完了するとともに検出棒16が
貨車20に押されてリミットスイッチ17をオンさせる
このオンの信号が自動列車運転装置13に入力されると
、自動列車運転装置13はDLloを停止させる。
以上のようにしてDLloと貨車20は連結される。
この場合、1両目の貨車20は上述のようにして自動的
に連結できるが、2両目以降の貨車20は従来と同じく
目測に頼らねばならない欠点があった。
この発明は上記欠点を除去するためになされたもので、
DLに何両もの貨車を連結させたDL列車でも連結作業
が自動的に安全かつ迅速に行えるようにした動力車の連
結速度制御装置を提供することを目的とするものである
以下に第2図、第3図を用いてこの発明の説明をする。
第2図はこの発明の一実施例を説明する構成略図で、4
0はDLで、連結器41、無線受信装置42、自動列車
運転装置43、検出棒46、リミットスイッチ47.短
絡接点48、時限回路49゜接続接点50、引き通し線
51、車軸52、速度発電機53、電圧比較器54等を
備えている。
なお、検出棒46、リミットスイッチ47、短絡接点4
8、時限回路49、接続接点50、引き出し線51で突
き当り検出装置Xが構成される。
自動列車運転装置43はDL40に設置され、ある一定
の指令を与えると、あらかじめ決められたプログラムに
よりDL40を自動的に運転する装置で、列車自動運転
に必要な速度制御装置44、停止装置45、速度検出装
置および定速度運転装置(これらは図示せず)等を備え
ている。
60−1は貨車で、連結器61、車軸62、突き当り検
出装置Xを備えている。
70は軌道で、この上をDL40、貨車60−1が走行
する。
軌道70に沿って、位置検出器71と近接スイッチ72
が設けられる。
73は継電連動装置、74は無線送信装置、75は中央
制御装置であり、これら71〜75は第1図の31A〜
31D、32〜36に対応するものであるが、第2図で
はより簡略に示しである。
次に動作について説明する。
今、DL40が貨車60−1を連結にくる場合を想定す
る。
DL40が貨車60−1に近づくと、近接スイッチ72
がオンすることにより無線送信装置74に信号が入力さ
れる。
無線送信装置74は貨車60−1が区間Aに在ることと
DL40が近接スイッチ72に接近した条件より、DL
40の無線受信装置42に低速走行指令を送信する。
無線受信装置42は低速走行指令を受信し、自動列車運
転装置43に入力すると、高速から低速走行へと、例え
ば2〜3km/hに切り替えられ、低速の定速度運転が
行われる。
なお、DL40の速度は高速から低速走行に切り替わり
低速の一定速度に整定する迄に多少の距離を走行するの
で、貨車60−1の手前に設置する近接スイッチ72は
DL40が低速の一定速度に整定する間に走行する距離
よりも十分に余裕を持った距離をおいて設置するものと
する。
さて、DL40が低速走行で貨車60−1に近づき連結
器41,61が働き、連結が完了するとともに検出棒4
6が貨車60−1に押されてリミットスイッチ47をオ
ンさせる。
短絡接点48はリミットスイッチ47の接点であり、リ
ミットスイッチ47がオンすると短絡接点48は接状態
から断状態になる。
この断状態信号が自動列車運転装置43に入力されると
、自動列車運転装置43はDL40を停止させる。
一方、DL40では車軸52の回転速度に比例して電圧
を発生させる速度発電機53の出力を電圧比較器54に
導き、速度発電機53からの出力電圧がDL40停止時
の出力電圧以下になったことを検出する。
そして、この検出信号は時限回路49に入力され、この
検出信号が一定時間、例えば数秒以上持続することによ
りDL40が停車したと認め、時限回路49は停車を検
出する。
時限回路49では停車検出信号とリミットスイッチ47
のオン信号とにより接続接点50を開状態から接状態に
する。
第3図に連結作業によりDL40と貨車60−1が連結
されたDL列車40′が示されているが、接続接点50
が接状態になると、DL40と貨車60−1間の引き通
し線51により貨車60−1の短絡接点48の接状態信
号が自動列車運転装置43に入力される。
この状態は自動列車運転装置43から見ると、ちょうど
DL40と貨車60−1が連結されたDL列車40′は
第2図の連結される前のDL40と同一の状態であり、
次の連結作業準備が終了した状態となる。
以下、同様にしてDL列車40′と貨車60−2の連結
作業においても同様の順序で連結速度制御ができる。
この場合にDL40と貨車60−1の連結作業と異なる
点は、貨車60−1の車軸62の通過を近接スイッチ7
2が検出して無線送信装置74から低速走行指令を送信
することである。
したがって、DL列車40′は常に貨車60−2と一定
距離をおいて低速走行指令を受けることとなる。
第3図はDL列車40′と貨車60−2との連結作業の
場合を示すが、上述の説明から明らかな通りDL列車4
0′に貨車が1両以上連結されている場合でも、同様な
連結速度制御を行うことができる。
以上説明したようにこの発明によれば、DLと貨車、D
L列車と貨車の連結作業を自動的に安全かつ迅速に行う
ことができる。
すなわち、DLまたはDL列車のスタートから連結作業
を終了して停止する迄が自動化できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は先の発明の一実施例を示す構成略図、第2図は
この発明の一実施例のDLと貨車を示す構成略図、第3
図はこの発明の他の実施例のDL列車と貨車を示す構成
略図である。 図中、40は動力車、40′は動力列車、41は連結器
、42は無線受信装置、43は自動列車運転装置、44
は速度制御装置、45は停止装置、46は検出棒、47
はリミットスイッチ、48は短絡接点、49は時限回路
、50は接続接点、51は引き通し線、52は車輪、5
3は速度発電機、54は電圧比較器、60−1,60−
2は貨車、61は連結器、62は車輪、70は軌道、7
1は位置検出器、72は近接スイッチ、73は無線送信
装置、74は無線送信装置、75は中央制御装置、Xは
突き当り検出装置である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 貨車を連結するために、または既に貨車を連結して
    おりさらに他の貨車を連結するために走行している動力
    車または末端の貨車が所定の位置を通過したことを検知
    して第1の指令信号を出力する動力車通過検知装置と、
    前記連結すべき貨車と近接または当接したとき第2の指
    令信号を出力し連結後は不作動となる前記動力車および
    各貨車に備えられた突き当り検出装置と、前記動力車に
    備えられ前記第1の指令信号を受信して前記動力車を連
    結に適合する速度に減速走行させる速度制御装置と、前
    記動力車に備えられ前記第2の指令信号を受信して前記
    減速された動力車を停止させる停止装置とを備えた動力
    車の連結速度制御装置。
JP5665178A 1978-05-15 1978-05-15 動力車の連結速度制御装置 Expired JPS5810925B2 (ja)

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JPS54149114A JPS54149114A (en) 1979-11-22
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US7177732B2 (en) * 2002-03-19 2007-02-13 General Electric Company Automatic coupling of locomotive to railcars
JP2010259282A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Toshiba Corp 機関車制御装置,機関車制御システム及び機関車の発進制御方法
CN105059310B (zh) * 2015-08-10 2017-10-03 中车青岛四方机车车辆股份有限公司 一种实现头尾车任意重联的控制系统及控制方法

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