JPH03266088A - 指紋画像入力装置を備えた情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 指紋画像入力装置を備えた情報処理装置に関し、登録本
人がキーボード操作を中断してその場を離れても他人に
よる操作を排除して情報のセキュリティを確保すること
を目的とし、 情報処理装置に命令を実行させる入力キー又はスイッチ
の代わりに指紋画像入力装置を備え、情報処理装置に命
令を実行させる際には前記指紋画像入力装置に本人の指
紋を入力して登録し、情報処理装置は本人の指であるこ
とを確認した後入力された命令を実行するように構成す
る。

〔産業上の利用分野〕

本発明は指紋画像入力装置を備えた情報処理装置に関す
る。

近年、パソコン等の情報処理装置が社会の各分野におい
て広く利用されている。一方、一般に１つの装置を複数
の人間が操作することも多し）。

この場合、情報のセキュリティ　く安全性、機密性）を
如何に確保するかが問題となっている。

通常、情報処理装置を利用する際に本人を確認する手段
として、パスワード、暗証番号、ＩＤカード等があるが
、これらの手段には紛失、盗難等の恐れがある。そこで
、これらの方法に代わって、本人確認の手段として指紋
による照合が考えられている。

〔従来の技術〕

第４図は従来の指紋確認を行う情報処理装置の基本処理
フローチャートである。先ず、情報処理装置に本人の指
紋画像を入力し登録しておく　（ステップ１）。そして
、装置を使用するときに本人か否かの確認がなされ（ス
テップ２）、本人であればシステムが接続される（ステ
ップ３）。システムに対して所定の入力処理が実行され
（ステップ４）、終了すればシステムが切断される（ス
テップ５）。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記のステップから明らかなように、従来方法では、−
度本人確認を行い情報処理装置にアクセスしてしまえば
、それ以降の入力は本人に限らず自由に行うことができ
る。例えば、登録された人間が情報処理装置にアクセス
し、処理の終了前にその場を離れた場合に、他人がその
情報処理装置に何らかの入力処理を行うことが可能であ
る。

つまり、−度、本人確認を行った後は情報処理装置を操
作する人間が入れ代わっても操作することができ、また
入れ代わったことを判別する手段が設けられていない。

このような従来方法は情報のセキ、　ＩＪティを確保す
る上からも問題である。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によれば、キーボード上に情報処理装置に命令を
実行させる入力キー又はスイッチの代わりに指紋画像入
力装置を備え、情報処理装置に命令を実行させる際には
前記指紋画像入力装置に本人の指紋を入力して登録し、
情報処理装置は本人の指であることを確認した後入力さ
れた命令を実行することを特徴とする。

〔作用〕

本発明は、通常、ＲＥＴｔｌＲＮ　ＫＥＹ、　ＮＢＷＬ
ＩＮ巳ＫＥＹＥＮＴＥＲＫＥＹと呼ばれる情報処理装置
の入力キーの代わりに指紋画像入力装置を備え、情報処
理装置への命令を実行するときには指紋画像入力装置上
に本人の指を置き、情報処理装置は本人の指であること
を確認した後、入力命令を実行する。

〔実施例〕

第１図は本発明の詳細な説明図である。図示のように、
情報処理装置のキーボード上に指紋画像入力装置を実装
する。指紋画像入力装置は後述する指紋照合回路に接続
されている。

指紋照合回路には使用者の指紋データが登録されている
。本発明では指紋画像入力装置が入力キーの代わりとな
るため、複数の指の指紋データ及び指を通常の状態およ
び回転させた状態で登録しておく。

情報処理端末に入力した処理を実行させる場合には指紋
画像入力装置に登録術を置き本人確認を行う。本人と確
言忍された場合のみ端末は所定の処理を実行する。

例えば、プログラムの編集、デパック等を行う際には編
集等の処理が終わりプログラムをセーブする際に指紋画
像入力装置に登録術を置き本人確認を行う。本発明では
入力キーの代わりに指紋画像入力装置を用いるので、本
人確言忍を行うまでに若干の処理時間を要する。従って
、通常の入力キーを用いたときに入力レスポンスが遅く
なる恐れがある。この場合には一連の実行をバッファに
取り込むようにして最終的に処理を実行させる。

第２図は指紋照合回路を含むシステム構成図である。指
紋入力部１はキーボード上に設けられた指紋センサであ
り、指紋の凹凸をレンズを介して撮像素子に結像し撮像
素子から指紋のアナログデータを出力する。画像入力部
２は２値化回路を有し、入力されたアナログデータを２
値化し、内部メモリに格納すると共に２値化データを出
力する。

照合回路部３は指紋照合回路と辞書メモリを有し、予約
登録された指紋データを辞書メモリから読み出すと共に
、この登録データと入力された２値化データを照合回路
にて照合する。特徴抽出部４は細線化回路を有し、指紋
の２値化データを細線化処理することにより指紋の特徴
を抽出し、指紋照合の際の比較データとする。制御部６
はＣＰＵ。

ワークメモリ、外部インタフェース等を有し、内部イン
タフェース５を介して画像入力部２と照合回路部３と特
徴抽出部４の動咋制御を行うと共に、端末入力制御部７
の制御を行う。

第３図は第２図システム構成における本発明の処理フロ
ーチャートである。先ず、キーボード上から指紋画像が
入力されると（ステップ１）、本人の確認が行われ（ス
テップ２）、本人であればシステムが接続され（ステッ
プ３）、入力命令に沿って実行される（ステップ４）。

次に、操作が中断した後に、再度指紋画像を入力しくス
テップ５）、再度本人確認を行い（ステップ６）、所定
の処理を実行しくステップ７）、使用を継続するか否か
判断する（ステップ８）。継続するのであれば（ＹＥＳ
）、入力処理を行うステップ４に戻り、継続しないので
あれば（ＮＯ）、システムを切断し終了する（ステップ
９）。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、情報処理装置に
対して命令を実行する際に常に本人の確認を行うたと、
登録した本人が装置をアクセスしたままその場を離れて
も、登録していない他人が割り込んで使用するのを防止
することができ、情報のセキュリティを有効に確保する
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した情報処理装置の外観図、 第２図は本発明を実行するシステム構成図、第３図は第
２図構成における本発明の処理フローチャート、及び 第４図は従来の処理フローチャートである。 （符号の説明） １・・・指紋入力部、 ２・・・画像入力部、 ３・・・照合回路部、 ４・・・特徴抽出部、 ５・・・インタフェース、 ６・・・制御部、 ７・・・端末入力制御部。 情報処理装置

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、情報処理装置に命令を実行させる入力キー又はスイ
   ッチの代わりに指紋画像入力装置を備え、情報処理装置
   に命令を実行させる際には前記指紋画像入力装置に本人
   の指紋を入力して登録し、情報処理装置は本人の指であ
   ることを確認した後入力された命令を実行することを特
   徴とする指紋画像入力装置を備えた情報処理装置。 ２、前記指紋画像入力装置がキーボードに実装される請
   求項１に記載の指紋画像入力装置を備えた情報処理装置
   。