JPH1125246A - 非接触式icカードおよびそれを用いたログイン方法 - Google Patents
非接触式icカードおよびそれを用いたログイン方法Info
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- JPH1125246A JPH1125246A JP9174537A JP17453797A JPH1125246A JP H1125246 A JPH1125246 A JP H1125246A JP 9174537 A JP9174537 A JP 9174537A JP 17453797 A JP17453797 A JP 17453797A JP H1125246 A JPH1125246 A JP H1125246A
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- card
- kit
- contact
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 非接触式ICカードが使用者の指紋を判別す
ることにより、盗難によるログイン名、パスワードの盗
用を防止する。 【解決手段】 エンジニアリングワークステーション
(EWS)10は、ログイン名、パスワードを入力する
入力手段12と、該ログイン名、パスワードのログイン
情報を表示する表示手段13とを有する。前記入力手段
12で登録したログイン名、パスワードをセンサキット
26で発信する非接触式ICカード20は、指紋照合キ
ット27を備えている。この指紋照合キット27によ
り、使用者を判別して、該非接触式ICカード20の盗
難によるログイン名、パスワードの盗用を防止する。
ることにより、盗難によるログイン名、パスワードの盗
用を防止する。 【解決手段】 エンジニアリングワークステーション
(EWS)10は、ログイン名、パスワードを入力する
入力手段12と、該ログイン名、パスワードのログイン
情報を表示する表示手段13とを有する。前記入力手段
12で登録したログイン名、パスワードをセンサキット
26で発信する非接触式ICカード20は、指紋照合キ
ット27を備えている。この指紋照合キット27によ
り、使用者を判別して、該非接触式ICカード20の盗
難によるログイン名、パスワードの盗用を防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ装置
のログイン方法に関し、特に非接触式ICカードによる
ログイン方法に関する。
のログイン方法に関し、特に非接触式ICカードによる
ログイン方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやワークステー
ション等のコンピュータ装置の立上げは、ログイン名、
パスワードを入力する場合が多い。ここで、「ログイ
ン」とは、セッションを開始することをいい、具体的に
は、パソコン通信や電子メールなどの通信サービスの開
始の手続きやコマンドのことをいう。なお、「ログイ
ン」は「ログオン」などとも呼ばれる。
ション等のコンピュータ装置の立上げは、ログイン名、
パスワードを入力する場合が多い。ここで、「ログイ
ン」とは、セッションを開始することをいい、具体的に
は、パソコン通信や電子メールなどの通信サービスの開
始の手続きやコマンドのことをいう。なお、「ログイ
ン」は「ログオン」などとも呼ばれる。
【0003】このような「ログイン」を実行する際に、
各人がキーボード、カードリーダ等の入力装置あるいは
ログイン名、パスワード等のIDデータによる非接触伝
送を可能にしたICカードで立上げを実行する技術は知
られている。
各人がキーボード、カードリーダ等の入力装置あるいは
ログイン名、パスワード等のIDデータによる非接触伝
送を可能にしたICカードで立上げを実行する技術は知
られている。
【0004】例えば、それは特開平6−119262号
公報(以下、先行技術1と呼ぶ。)に開示されている。
この先行技術1は記憶媒体にコンピュータ端末の実行プ
ログラムを記憶させ、該記憶媒体を接近させることで自
動的にプログラムを端末に読み込ませ、プログラムの起
動操作を不要とする「コンピュータ端末システム」を提
供している。すなわち、先行技術1では、コンピュータ
端末と記憶媒体の双方にデータ送受信部を備え、コンピ
ュータ端末が一定時間経過毎に、実行プログラムの読取
コマンドを発信するようにしている。記憶媒体として非
接触ICカードがコンピュータ端末に接近し、読取コマ
ンドを確実に受信すると、該カードは記憶しているプロ
グラムをプログラム送信データとして一定量ずつ送信を
開始する。コンピュータ端末が該送信データの受信を完
了すると、前記プログラムの実行が可能となる。
公報(以下、先行技術1と呼ぶ。)に開示されている。
この先行技術1は記憶媒体にコンピュータ端末の実行プ
ログラムを記憶させ、該記憶媒体を接近させることで自
動的にプログラムを端末に読み込ませ、プログラムの起
動操作を不要とする「コンピュータ端末システム」を提
供している。すなわち、先行技術1では、コンピュータ
端末と記憶媒体の双方にデータ送受信部を備え、コンピ
ュータ端末が一定時間経過毎に、実行プログラムの読取
コマンドを発信するようにしている。記憶媒体として非
接触ICカードがコンピュータ端末に接近し、読取コマ
ンドを確実に受信すると、該カードは記憶しているプロ
グラムをプログラム送信データとして一定量ずつ送信を
開始する。コンピュータ端末が該送信データの受信を完
了すると、前記プログラムの実行が可能となる。
【0005】一方、コンピュータ装置で使用する非接触
式ICカードは、今後実用化が進捗するに伴い、ログイ
ン名、パスワード等の盗用防止が要求されてきている。
式ICカードは、今後実用化が進捗するに伴い、ログイ
ン名、パスワード等の盗用防止が要求されてきている。
【0006】しかしながら、従来のコンピュータ装置で
実用化されている非接触式ICカードは、ログイン名、
パスワード等の小規模IDデータやプログラムを起動す
るための特定電文の送信に限定されているに過ぎない。
実用化されている非接触式ICカードは、ログイン名、
パスワード等の小規模IDデータやプログラムを起動す
るための特定電文の送信に限定されているに過ぎない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
は次に述べるような欠点がある。すなわち、コンピュー
タ装置で使用する非接触式ICカードは、IDデータや
プログラムを起動する為の特定電文の送信に限定されて
おり、複数の人間が同一の非接触式ICカードを使用す
ることが可能なことである。その理由は、IDカードや
プログラム起動に限定された非接触式ICカードを複数
の人間に対して使用可能にすると、該ICカードが盗難
に遭遇した場合、データを悪用される可能性があるから
である。
は次に述べるような欠点がある。すなわち、コンピュー
タ装置で使用する非接触式ICカードは、IDデータや
プログラムを起動する為の特定電文の送信に限定されて
おり、複数の人間が同一の非接触式ICカードを使用す
ることが可能なことである。その理由は、IDカードや
プログラム起動に限定された非接触式ICカードを複数
の人間に対して使用可能にすると、該ICカードが盗難
に遭遇した場合、データを悪用される可能性があるから
である。
【0008】したがって、本発明の目的は、非接触式I
Cカードが使用者のデータを判別することにより、盗難
によるデータの悪用を防止可能とし、セキュリティ向上
を期待できるようにすることである。
Cカードが使用者のデータを判別することにより、盗難
によるデータの悪用を防止可能とし、セキュリティ向上
を期待できるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コンピ
ュータ装置との間で非接触でデータの授受を行う非接触
式ICカードにおいて、当該非接触式ICカードの使用
者の指紋を照合する指紋照合キットを付加してなる非接
触式ICカードが得られる。
ュータ装置との間で非接触でデータの授受を行う非接触
式ICカードにおいて、当該非接触式ICカードの使用
者の指紋を照合する指紋照合キットを付加してなる非接
触式ICカードが得られる。
【0010】また、本発明によれば、コンピュータ装置
との間で非接触でデータの授受を行うためのセンサキッ
トを備えた非接触式ICカードを用いてログインを行う
ログイン方法において、前記非接触式ICカードに予め
ログイン名、パスワードを記憶しておくステップと、当
該非接触式ICカードの使用者の指紋を照合するステッ
プと、前記指紋照合ステップで前記使用者が本人と確認
されたときのみ、前記記憶されたログイン名、パスワー
ドを前記センサキットを介して送信するように制御する
ステップとを含む非接触式ICカードログイン方法が得
られる。
との間で非接触でデータの授受を行うためのセンサキッ
トを備えた非接触式ICカードを用いてログインを行う
ログイン方法において、前記非接触式ICカードに予め
ログイン名、パスワードを記憶しておくステップと、当
該非接触式ICカードの使用者の指紋を照合するステッ
プと、前記指紋照合ステップで前記使用者が本人と確認
されたときのみ、前記記憶されたログイン名、パスワー
ドを前記センサキットを介して送信するように制御する
ステップとを含む非接触式ICカードログイン方法が得
られる。
【0011】
【作用】コンピュータ装置の利用者は、各自が使用する
ログイン名、パスワードを記憶させた非接触式ICカー
ドを携帯する。
ログイン名、パスワードを記憶させた非接触式ICカー
ドを携帯する。
【0012】非接触式ICカードは、使用者の指紋を照
合する指紋照合キットと、記憶されているログイン名、
パスワードを発信するセンサキットとを備える。さら
に、コンピュータ装置は、非接触式ICカードから送信
されてくるログイン名、パスワードを感知するセンサ感
知手段を備えている。
合する指紋照合キットと、記憶されているログイン名、
パスワードを発信するセンサキットとを備える。さら
に、コンピュータ装置は、非接触式ICカードから送信
されてくるログイン名、パスワードを感知するセンサ感
知手段を備えている。
【0013】非接触式ICカードの使用者は、この非接
触式ICカードの指紋照合キットに親指をセットするこ
とで、指紋照合キットは使用者が本人が否かを判別す
る。さらに、センサキットをコンピュータ装置のセンサ
感知手段に接近させることで、該コンピュータ装置は自
動的にログイン名、パスワードを読み取る。
触式ICカードの指紋照合キットに親指をセットするこ
とで、指紋照合キットは使用者が本人が否かを判別す
る。さらに、センサキットをコンピュータ装置のセンサ
感知手段に接近させることで、該コンピュータ装置は自
動的にログイン名、パスワードを読み取る。
【0014】よって、使用者が非接触式ICカードを携
帯すると、該非接触式ICカードは使用者を判別し、コ
ンピュータ装置に接近すると、該コンピュータ装置は自
動的にログイン処理を実行する。
帯すると、該非接触式ICカードは使用者を判別し、コ
ンピュータ装置に接近すると、該コンピュータ装置は自
動的にログイン処理を実行する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明
を、エンジニアリングワークステーションとICカード
で構成されたコンピュータシステムに適用した場合につ
いて説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本発明
を、エンジニアリングワークステーションとICカード
で構成されたコンピュータシステムに適用した場合につ
いて説明する。
【0016】図1は、コンピュータ装置としてのエンジ
ニアリングワークステーション(以下、EWSと略記す
る。)10と、本発明の一実施の形態に係る非接触式I
Cカード20の外観を示している。
ニアリングワークステーション(以下、EWSと略記す
る。)10と、本発明の一実施の形態に係る非接触式I
Cカード20の外観を示している。
【0017】ESW10は、コンピュータ装置本体11
と、入力手段としてのキーボード12と、表示手段とし
てのCRT13とを有する。また、コンピュータ装置本
体11には、非接触式ICカード20とのデータ送受信
に用いるセンサ感知手段14を備えている。
と、入力手段としてのキーボード12と、表示手段とし
てのCRT13とを有する。また、コンピュータ装置本
体11には、非接触式ICカード20とのデータ送受信
に用いるセンサ感知手段14を備えている。
【0018】図1には図示しないが、非接触式ICカー
ド20は、後述するように、当該非接触式ICカード2
0の使用該当の人間を判別する指紋照合キットと、上記
EWS10とデータ通信を行うセンサキットとを備えて
いる。
ド20は、後述するように、当該非接触式ICカード2
0の使用該当の人間を判別する指紋照合キットと、上記
EWS10とデータ通信を行うセンサキットとを備えて
いる。
【0019】図2に非接触式ICカード20の内部構成
を示す。非接触式ICカード20は、中央処理装置(C
PU)21と、指紋記憶判別手段22と、ログイン名、
パスワード記憶手段23と、電源回路24と、送受信制
御手段25と、前述したセンサキット26と、前述した
指紋照合キット27とを備えている。
を示す。非接触式ICカード20は、中央処理装置(C
PU)21と、指紋記憶判別手段22と、ログイン名、
パスワード記憶手段23と、電源回路24と、送受信制
御手段25と、前述したセンサキット26と、前述した
指紋照合キット27とを備えている。
【0020】非接触式ICカード20のCPU21には
送受信制御手段25が接続されている。CPU21はロ
グイン名、パスワード記憶判別手段22で指紋を記憶か
つ判別したデータをもとにデータの送受信を制御する。
送受信制御手段25には、EWS10より電磁誘導によ
って非接触式ICカード20に電源を供給する電源回路
24が接続されている。
送受信制御手段25が接続されている。CPU21はロ
グイン名、パスワード記憶判別手段22で指紋を記憶か
つ判別したデータをもとにデータの送受信を制御する。
送受信制御手段25には、EWS10より電磁誘導によ
って非接触式ICカード20に電源を供給する電源回路
24が接続されている。
【0021】センサキット26はESW10のセンサ感
知手段14との間でログイン名、パスワードのデータを
キャッチするためのキットである。
知手段14との間でログイン名、パスワードのデータを
キャッチするためのキットである。
【0022】データの流れは次の通りである。まず、非
接触式ICカード20の使用者がその指紋を指紋照合キ
ット27にセットして、指紋データが指紋記憶判別手段
22に送信されここで指紋が判別される。引き続いて、
この指紋記憶判別手段22からフラグ1の信号がログイ
ン名、パスワード記憶手段23に送信され、CPU2
1、送受信制御手段25を経て、センサキット26にロ
グイン名、パスワードのデータが送信される。
接触式ICカード20の使用者がその指紋を指紋照合キ
ット27にセットして、指紋データが指紋記憶判別手段
22に送信されここで指紋が判別される。引き続いて、
この指紋記憶判別手段22からフラグ1の信号がログイ
ン名、パスワード記憶手段23に送信され、CPU2
1、送受信制御手段25を経て、センサキット26にロ
グイン名、パスワードのデータが送信される。
【0023】図3にEWS10のコンピュータ装置本体
11の内部を示す。コンピュータ装置本体11は、ログ
イン名、パスワードを登録する登録手段16と、入力さ
れたログイン名、パスワードの正誤を判別する判別手段
17と、ログイン実行を処理する処理手段18と、前述
したセンサ感知手段14とで構成される。
11の内部を示す。コンピュータ装置本体11は、ログ
イン名、パスワードを登録する登録手段16と、入力さ
れたログイン名、パスワードの正誤を判別する判別手段
17と、ログイン実行を処理する処理手段18と、前述
したセンサ感知手段14とで構成される。
【0024】センサ感知手段14は、非接触式ICカー
ド20よりログイン名、パスワード情報を感知する。コ
ンピュータ装置本体11の周辺装置として、人間がログ
イン名、パスワードをキーボード等で入力する入力手段
12と、ログイン情報をCRT等に表示する表示手段1
3が接続されている。
ド20よりログイン名、パスワード情報を感知する。コ
ンピュータ装置本体11の周辺装置として、人間がログ
イン名、パスワードをキーボード等で入力する入力手段
12と、ログイン情報をCRT等に表示する表示手段1
3が接続されている。
【0025】以下、図1〜図3に加えて図4を参照し
て、EWS10と非接触式ICカード20の動作につい
て説明する。
て、EWS10と非接触式ICカード20の動作につい
て説明する。
【0026】まず、非接触式ICカード20でログイン
を実行するためには、EWS10にログイン名、パスワ
ードを登録する必要がある。そこで、ESW10の電源
を投入して、立ち上がった後、使用者のユーザ登録を実
施する。
を実行するためには、EWS10にログイン名、パスワ
ードを登録する必要がある。そこで、ESW10の電源
を投入して、立ち上がった後、使用者のユーザ登録を実
施する。
【0027】ユーザ登録完了後、使用者は入力手段12
でログイン名、パスワードを入力し(ステップS20)
て登録手段16でそれらを登録し(ステップS21)
し、ログアウト後、登録完了となる。そして、登録手段
16で登録されたログイン名、パスワードは判別手段1
7でその妥当性が判別され(ステップS22)て、デー
タ受信待ち状態の非接触式ICカード20へログイン
名、パスワードのデータを送信する(ステップS2
3)。
でログイン名、パスワードを入力し(ステップS20)
て登録手段16でそれらを登録し(ステップS21)
し、ログアウト後、登録完了となる。そして、登録手段
16で登録されたログイン名、パスワードは判別手段1
7でその妥当性が判別され(ステップS22)て、デー
タ受信待ち状態の非接触式ICカード20へログイン
名、パスワードのデータを送信する(ステップS2
3)。
【0028】一方、非接触式ICカード20ではコンピ
ュータ装置10から送信されたきた上記ログイン名、パ
スワードのデータをセンサキット26で受信し(ステッ
プ34)、送受信制御手段25を介してログイン名、パ
スワード記憶手段23に記憶する(ステップ35)。
ュータ装置10から送信されたきた上記ログイン名、パ
スワードのデータをセンサキット26で受信し(ステッ
プ34)、送受信制御手段25を介してログイン名、パ
スワード記憶手段23に記憶する(ステップ35)。
【0029】次に、非接触式ICカード20の使用者の
指紋を登録する動作について説明する。
指紋を登録する動作について説明する。
【0030】まず、非接触式ICカード20の使用者
は、右手親指を指紋照合キット27にセットする。指紋
照合キット27は、それにセットされた右手親指の指紋
を特定する横ジマ、縦ジマの数をキャッチする(ステッ
プS31)。そして、指紋照合キット27は、その妥当
性を判別し(ステップS32)て、指紋記憶判別手段2
2へ指紋データを送信して記憶する(ステップS3
3)。以上の登録を完了することで、後述する非接触式
ICカード20からのログインを実行することが可能と
なる。
は、右手親指を指紋照合キット27にセットする。指紋
照合キット27は、それにセットされた右手親指の指紋
を特定する横ジマ、縦ジマの数をキャッチする(ステッ
プS31)。そして、指紋照合キット27は、その妥当
性を判別し(ステップS32)て、指紋記憶判別手段2
2へ指紋データを送信して記憶する(ステップS3
3)。以上の登録を完了することで、後述する非接触式
ICカード20からのログインを実行することが可能と
なる。
【0031】次に、使用者が非接触式ICカード20を
使用してログインを実行する場合の動作について説明す
る。
使用してログインを実行する場合の動作について説明す
る。
【0032】非接触式ICカード20の使用者は、指紋
照合キット27に右手親指をセットする。該指紋照合キ
ット27から指紋をキャッチして、指紋記憶判別手段2
2で整合性を判別する。指紋判別に問題がなければ、指
紋データはログイン名、パスワード記憶手段23へ送信
される(S35)。
照合キット27に右手親指をセットする。該指紋照合キ
ット27から指紋をキャッチして、指紋記憶判別手段2
2で整合性を判別する。指紋判別に問題がなければ、指
紋データはログイン名、パスワード記憶手段23へ送信
される(S35)。
【0033】非接触式ICカード20の指紋照合キット
27に右手親指をセットした後、使用者はこの非接触式
ICカード20に付属のセンサキット26をESW10
のセンサ感知手段14へ近付ける(ステッS36)こと
により、非接触式ICカード20の電源回路24から電
磁誘導によって非接触式ICカード20の各回路に電源
が供給される(ステップS27)。
27に右手親指をセットした後、使用者はこの非接触式
ICカード20に付属のセンサキット26をESW10
のセンサ感知手段14へ近付ける(ステッS36)こと
により、非接触式ICカード20の電源回路24から電
磁誘導によって非接触式ICカード20の各回路に電源
が供給される(ステップS27)。
【0034】一方、ログイン名、パスワードのデータ
は、上記方法で電源供給されたら、CPU2の制御の下
で、ログイン名、パスワード記憶手段23から送受信制
御手段25へ送信され(ステップS38)、センサキッ
ト26よりEWS10のセンサ感知手段14へ発信され
る(ステップS39)。
は、上記方法で電源供給されたら、CPU2の制御の下
で、ログイン名、パスワード記憶手段23から送受信制
御手段25へ送信され(ステップS38)、センサキッ
ト26よりEWS10のセンサ感知手段14へ発信され
る(ステップS39)。
【0035】尚、上記方法において一定時間経過後、非
接触式ICカード20によってログインが実行できなな
った場合は、再度指紋照合のために使用者が指紋照合キ
ット27に右手親指をセットしてログインを実行する。
接触式ICカード20によってログインが実行できなな
った場合は、再度指紋照合のために使用者が指紋照合キ
ット27に右手親指をセットしてログインを実行する。
【0036】ログインが正常に実行されているか否かの
確認は、EWS10のセンサ感知手段14がデータを受
信して、ログイン実行を処理する処理手段18を経て、
表示手段13のCRTで表示する(ステップS40)こ
とにより行われる。
確認は、EWS10のセンサ感知手段14がデータを受
信して、ログイン実行を処理する処理手段18を経て、
表示手段13のCRTで表示する(ステップS40)こ
とにより行われる。
【0037】尚、非接触式ICカード20の指紋照合キ
ット27で該非接触式ICカード20の使用者の指紋を
再度登録する時は、使用者がEWS10で入力手段13
を介して再度ログイン名、パスワードを登録しなけれ
ば、指紋データを再度登録することはできない。このよ
うにすることにより、EWS10側で指紋データを認識
する必要はない。
ット27で該非接触式ICカード20の使用者の指紋を
再度登録する時は、使用者がEWS10で入力手段13
を介して再度ログイン名、パスワードを登録しなけれ
ば、指紋データを再度登録することはできない。このよ
うにすることにより、EWS10側で指紋データを認識
する必要はない。
【0038】以上説明したように、非接触式ICカード
20に指紋照合キット27を付加することで、従来技術
で問題となっていた非接触式ICカード20の盗難によ
るログイン名、パスワードの盗用を防止することが可能
となる。
20に指紋照合キット27を付加することで、従来技術
で問題となっていた非接触式ICカード20の盗難によ
るログイン名、パスワードの盗用を防止することが可能
となる。
【0039】本発明は上述した実施の形態に限定せず、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が
可能である。例えば、本発明は、非接触式ICカードに
限定せず、接触式ICカードにも適用できるだろう。
本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が
可能である。例えば、本発明は、非接触式ICカードに
限定せず、接触式ICカードにも適用できるだろう。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は非接触式
ICカードに指紋照合キットを付加することにより、該
非接触式ICカードの盗難によるログイン名、パスワー
ドの盗用を防止することができる。その理由は、非接触
式ICカードの使用者の指紋を照合して、「正しい」と
判断された場合にのみログインを実行するからである。
ICカードに指紋照合キットを付加することにより、該
非接触式ICカードの盗難によるログイン名、パスワー
ドの盗用を防止することができる。その理由は、非接触
式ICカードの使用者の指紋を照合して、「正しい」と
判断された場合にのみログインを実行するからである。
【図1】本発明の一実施の形態に係る非接触式ICカー
ドとエンジニアリングワークステーションとの外観を示
す斜視図である。
ドとエンジニアリングワークステーションとの外観を示
す斜視図である。
【図2】図1に示した非接触式ICカードの内部構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】図1に示したエンジニアリングワークステーシ
ョンの内部構成を示すブロック図である。
ョンの内部構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係るログイン方法の動
作を示すフローチャートである。
作を示すフローチャートである。
10 エンジニアリングワークステーション(EW
S) 20 非接触式ICカード 26 センサキット 27 指紋照合キット
S) 20 非接触式ICカード 26 センサキット 27 指紋照合キット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 17/00 G06K 17/00 F T
Claims (6)
- 【請求項1】 コンピュータ装置との間で非接触でデー
タの授受を行う非接触式ICカードにおいて、当該非接
触式ICカードの使用者の指紋を照合する指紋照合キッ
トを付加してなる非接触式ICカード。 - 【請求項2】 コンピュータ装置との間で非接触でデー
タの授受を行うためのセンサキットを備えた非接触式I
Cカードにおいて、当該非接触式ICカードの使用者の
指紋を照合する指紋照合キットを付加してなる非接触式
ICカード。 - 【請求項3】 コンピュータ装置との間で非接触でデー
タの授受を行うためのセンサキットを備えた非接触式I
Cカードにおいて、当該非接触式ICカードの使用者の
指紋を照合する指紋照合キットを付加し、該指紋照合キ
ットで前記使用者が本人と確認されたときのみ前記セン
サキットを有効とすることを特徴とする非接触式ICカ
ード。 - 【請求項4】 コンピュータ装置との間で非接触でデー
タの授受を行うためのセンサキットを備えた非接触式I
Cカードにおいて、 ログイン名、パスワードを記憶する記憶手段と、 当該非接触式ICカードの使用者の指紋を照合する指紋
照合キットと、 前記指紋照合キットで前記使用者が本人と確認されたと
きのみ、前記記憶手段に記憶された前記ログイン名、パ
スワードを前記センサキットを介して送信するように制
御する手段とを備えたことを特徴とする非接触式ICカ
ード。 - 【請求項5】 コンピュータ装置と、該コンピュータ装
置との間で非接触でデータの授受を行うためのセンサキ
ットを備えた非接触式ICカードとを有するコンピュー
タシステムにおいて、 前記コンピュータ装置は、ログイン名、パスワードを入
力する入力手段と、該入力手段で入力したログイン名、
パスワードを登録する登録手段と、該登録手段で登録さ
れたログイン名、パルワードの正誤を判別する判別手段
と、該判別手段で正と判別された正しいログイン名、パ
スワードでログインを処理する処理手段と、ログイン情
報を表示する表示手段と、前記非接触ICカードから送
信されて来るログイン名、パスワードの情報を感知する
センサ手段とを備え、 前記非接触式ICカードは、ログイン名、パスワードを
記憶する記憶手段と、当該非接触式ICカードの使用者
の指紋を照合する指紋照合キットと、前記指紋照合キッ
トで前記使用者が本人と確認されたときのみ、前記記憶
手段に記憶された前記ログイン名、パスワードを前記セ
ンサキットを介して前記コンピュータ装置へ送信するよ
うに制御する手段とを備えたことを特徴とするコンピュ
ータシステム。 - 【請求項6】 コンピュータ装置との間で非接触でデー
タの授受を行うためのセンサキットを備えた非接触式I
Cカードを用いてログインを行うログイン方法におい
て、 前記非接触式ICカードに予めログイン名、パスワード
を記憶しておくステップと、 当該非接触式ICカードの使用者の指紋を照合するステ
ップと、 前記指紋照合ステップで前記使用者が本人と確認された
ときのみ、前記記憶されたログイン名、パスワードを前
記センサキットを介して送信するように制御するステッ
プとを含む非接触式ICカードログイン方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174537A JP2967764B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 非接触式icカードおよびそれを用いたログイン方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9174537A JP2967764B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 非接触式icカードおよびそれを用いたログイン方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1125246A true JPH1125246A (ja) | 1999-01-29 |
JP2967764B2 JP2967764B2 (ja) | 1999-10-25 |
Family
ID=15980278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9174537A Expired - Lifetime JP2967764B2 (ja) | 1997-06-30 | 1997-06-30 | 非接触式icカードおよびそれを用いたログイン方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2967764B2 (ja) |
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Also Published As
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---|---|
JP2967764B2 (ja) | 1999-10-25 |
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