JP2012022376A - アルコール測定システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 利用者本人の運転免許証から免許証情報を正しく取得することができるアルコール測定システムを提供する。
【解決手段】 アルコール測定システム10は、ICカード運転免許証90の情報である免許証情報92を利用するアルコール測定システムであって、利用者を生体認証によって認証する生体認証機器40と、ICカード運転免許証90のICチップ91から免許証情報92を読み取るICカードリーダ30と、ICチップ91から免許証情報92を読み取るための暗証番号10bを利用者毎に記憶するサーバ50と、生体認証機器40によって認証された利用者に対してサーバ50によって記憶されている暗証番号10bを取得し、取得した暗証番号10bを利用してICカードリーダ30にICチップ91から免許証情報92を読み取らせるPC20とを備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、利用者の呼気中および血中の少なくとも一方のアルコール濃度を測定することができるアルコール測定システムに関する。
従来のアルコール測定システムとして、デジタルカメラやイメージリーダなどの免許証リーダによって運転免許証の画像を読み込み、読み込んだ画像からOCR(Optical Character Recognition)ソフトウェアによって文字を認識することによって運転免許証に記載されている運転免許証番号、生年月日、有効年度などの免許証情報を取得するアルコール検知システムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このアルコール検知システムは、運転免許証番号が登録されていて運転免許証が有効期限内であることを運転免許証から取得した免許証情報に基づいて確認したときに、利用者の呼気中のアルコール濃度を測定するものである。
特開2005−157599号公報
しかしながら、従来のアルコール測定システムは、運転免許証からOCRソフトウェアによって免許証情報を取得するので、運転免許証の汚れ具合やOCRソフトウェアの性能などの影響によって、運転免許証から免許証情報を正しく取得することができない場合があるという問題がある。また、従来のアルコール測定システムにおいては、誰でも免許証リーダに任意の運転免許証の画像を読み込ませることができるので、利用者が他人の運転免許証を用いて他人になりすますことができるという問題もある。
そこで、本発明は、利用者本人の運転免許証から免許証情報を正しく取得することができるアルコール測定システムを提供することを目的とする。
本発明のアルコール測定システムは、運転免許証の情報である免許証情報を利用するアルコール測定システムであって、利用者を生体認証によって認証する生体認証部と、前記運転免許証のICチップから前記免許証情報を読み取る情報読取部と、前記ICチップから前記免許証情報を読み取るための暗証番号を前記利用者毎に記憶する暗証番号記憶部と、前記生体認証部によって認証された前記利用者に対して前記暗証番号記憶部によって記憶されている前記暗証番号を取得する暗証番号取得手段と、前記暗証番号取得手段によって取得された前記暗証番号を利用して前記情報読取部に前記ICチップから前記免許証情報を読み取らせる読取制御手段とを備えていることを特徴とする。
この構成により、本発明のアルコール測定システムは、運転免許証のICチップから免許証情報を読み取るので、運転免許証から免許証情報を正しく取得することができる。また、本発明のアルコール測定システムは、生体認証によって認証された利用者に対して記憶されている暗証番号を利用して運転免許証のICチップから免許証情報を読み取るので、利用者が他人の運転免許証を用いた場合、運転免許証から免許証情報を取得することができない。したがって、本発明のアルコール測定システムは、利用者本人の運転免許証から免許証情報を正しく取得することができる。
また、本発明のアルコール測定システムは、前記利用者の呼気中および血中の少なくとも一方のアルコール濃度の測定を行うアルコール測定部と、前記アルコール測定部の測定結果を記憶する測定結果記憶部と、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報を前記測定結果と関連付けて前記測定結果記憶部に記憶させる記憶制御手段とを備えていても良い。
この構成により、本発明のアルコール測定システムは、利用者本人の運転免許証から取得された正しい免許証情報を、利用者のアルコール濃度の測定結果と関連付けて記憶することができる。
また、本発明のアルコール測定システムの前記記憶制御手段は、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報が所定の条件を満たしているときのみ、前記免許証情報を前記測定結果と関連付けて前記測定結果記憶部に記憶させても良い。
この構成により、本発明のアルコール測定システムは、運転免許証から取得された免許証情報が所定の条件を満たしていないときに、無駄な記憶を行うことを防止することができる。
また、本発明のアルコール測定システムは、前記アルコール測定部による前記測定を行わせる測定制御手段を備えており、前記測定制御手段は、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報が所定の条件を満たしているときのみ、前記アルコール測定部に前記測定を行わせても良い。
この構成により、本発明のアルコール測定システムは、運転免許証から取得された免許証情報が所定の条件を満たしていないときに、無駄な測定を行うことを防止することができる。
また、本発明のアルコール測定システムは、前記利用者の呼気中および血中の少なくとも一方のアルコール濃度の測定を行うアルコール測定部と、前記アルコール測定部による前記測定を行わせる測定制御手段とを備えており、前記測定制御手段は、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報が所定の条件を満たしているときのみ、前記アルコール測定部に前記測定を行わせても良い。
この構成により、本発明のアルコール測定システムは、運転免許証から取得された免許証情報が所定の条件を満たしていないときに、無駄な測定を行うことを防止することができる。
本発明のアルコール測定プログラムは、利用者を生体認証によって認証する生体認証部と、運転免許証の情報である免許証情報を前記運転免許証のICチップから読み取る情報読取部と、前記ICチップから前記免許証情報を読み取るための暗証番号を前記利用者毎に記憶する暗証番号記憶部とを備えており、前記免許証情報を利用するアルコール測定システムのコンピュータが実行するアルコール測定プログラムであって、前記生体認証部によって認証された前記利用者に対して前記暗証番号記憶部によって記憶されている前記暗証番号を取得する暗証番号取得手段と、前記暗証番号取得手段によって取得された前記暗証番号を利用して前記情報読取部に前記ICチップから前記免許証情報を読み取らせる読取制御手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とする。
この構成により、本発明のアルコール測定プログラムを実行するコンピュータは、運転免許証のICチップから免許証情報を読み取るので、運転免許証から免許証情報を正しく取得することができる。また、本発明のアルコール測定プログラムを実行するコンピュータは、生体認証によって認証された利用者に対して記憶されている暗証番号を利用して運転免許証のICチップから免許証情報を読み取るので、利用者が他人の運転免許証を用いた場合、運転免許証から免許証情報を取得することができない。したがって、本発明のアルコール測定プログラムを実行するコンピュータは、利用者本人の運転免許証から免許証情報を正しく取得することができる。
本発明のアルコール測定システムは、利用者本人の運転免許証から免許証情報を正しく取得することができる。
本発明の一実施の形態に係るアルコール測定システムのハードウェア構成図である。 図1に示すPCの機能ブロック図である。 図1に示すPCの動作のフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係るアルコール測定システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係るアルコール測定システム10のハードウェア構成図である。
図1に示すアルコール測定システム10は、例えばタクシー、バス、トラックなどの車両を使用する運送会社に設置されて、車両の運転者が利用者となって、利用者が予め登録されている者であることの他、利用者が車両を運転するに際して運転免許証に問題が無く飲酒状態でもないことを確認することができるシステムである。
アルコール測定システム10は、本発明のコンピュータとしてのPC(Personal Computer)20と、PC20に接続されて本発明の運転免許証としてのICカード運転免許証90のICチップ91から免許証情報92を読み取る本発明の情報読取部としてのICカードリーダ30と、PC20に接続されて利用者の生体情報を利用した生体認証によって利用者を認証する本発明の生体認証部としての生体認証機器40と、LAN(Local Area Network)やインターネットなどのネットワーク11経由でPC20に接続されて各種のデータを記憶しているサーバ50と、PC20に接続されて利用者の呼気中のアルコール濃度の測定を行う本発明のアルコール測定部としてのアルコール測定器60とを備えている。
免許証情報92は、ICカード運転免許証90の運転免許証番号と、ICカード運転免許証90の有効期間とを含んでいる。
PC20は、例えば、PC20全体を制御するCPU(Central Processing Unit)21と、プログラムや各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)22と、本発明のアルコール測定プログラムを含む各種のプログラムや各種のデータを記憶しているHDD(Hard Disk Drive)23と、CPU21によってプログラムが実行されるときにプログラムや各種のデータを一時的に記憶する作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)24とを備えている。
生体認証機器40は、利用者の生体情報10aを利用者毎に識別情報と関連付けて予め記憶している。生体情報10aとしては、指紋、虹彩パターン、手や指の静脈の形状など、利用者を認証することができる情報であれば、任意の生体情報が採用されることが可能である。
サーバ50は、ICカード運転免許証90のICチップ91から免許証情報92を読み取るための暗証番号10bを利用者毎に識別情報と関連付けて予め記憶しており、本発明の暗証番号記憶部を構成している。また、サーバ50は、利用者のID番号と氏名とを含む利用者情報10cを利用者の運転免許証番号に関連付けて予め記憶している。また、サーバ50は、アルコール測定器60の測定結果10dを記憶するようになっており、本発明の測定結果記憶部を構成している。
図2は、PC20の機能ブロック図である。
図2に示すように、PC20は、本発明のアルコール測定プログラムを実行することによって、生体認証機器40によって認証された利用者に対してサーバ50によって記憶されている暗証番号10bを取得する暗証番号取得手段20aと、暗証番号取得手段20aによって取得された暗証番号10bを利用してICカードリーダ30にICチップ91から免許証情報92を読み取らせる読取制御手段20bと、アルコール測定器60による測定を行わせる測定制御手段20cと、ICカードリーダ30によって読み取られた免許証情報92をアルコール測定器60の測定結果10dと関連付けてサーバ50に記憶させる記憶制御手段20dとして機能する。
図3は、PC20の動作のフローチャートである。
利用者がICカードリーダ30にICカード運転免許証90を設置すると、ICカードリーダ30は、ICカード運転免許証90を検出し、ICカード運転免許証90を検出したことの通知をPC20に送信する。PC20は、この通知をICカードリーダ30から受信すると、図3に示す処理を開始する。
図3に示すように、PC20は、生体認証機器40から生体認証の結果を受信したか否かを判断する(S101)。ここで、利用者が生体認証機器40に生体情報を読み取らせると、生体認証機器40は、読み取った生体情報と、予め記憶している生体情報10aとに基づいて、生体認証によって利用者の認証を行う。そして、生体認証機器40は、生体認証が成功した場合には、認証した利用者の識別情報を生体認証の結果としてPC20に送信する。一方、生体認証機器40は、生体認証が失敗した場合には、生体認証が失敗した旨を生体認証の結果としてPC20に送信する。
PC20は、生体認証機器40から生体認証の結果を受信していないとS101において判断すると、図3に示す処理を開始してから所定の時間(例えば1分間)が経過したか否かを判断する(S102)。
PC20は、所定の時間が経過していないとS102において判断すると、再びS101の処理に戻る。
PC20は、生体認証機器40から生体認証の結果を受信したとS101において判断すると、生体認証機器40から受信した生体認証の結果に基づいて、生体認証機器40による生体認証が成功したか否かを判断する(S103)。
生体認証が成功したとS103においてPC20が判断すると、PC20の暗証番号取得手段20aは、生体認証機器40から受信した利用者の識別情報をネットワーク11経由でサーバ50に送信することによって、サーバ50から利用者の暗証番号10bを取得する(S104)。ここで、サーバ50は、PC20から利用者の識別情報を受信すると、受信した識別番号に関連付けて記憶している暗証番号10bを読み出し、読み出した暗証番号10bをネットワーク11経由でPC20に送信する。
次いで、PC20の読取制御手段20bは、S104において暗証番号取得手段20aによって取得された暗証番号10bをICカードリーダ30に送信することによって、ICカードリーダ30による免許証情報92の読み取りを実行する(S105)。ここで、ICカードリーダ30は、PC20から暗証番号10bを受信すると、受信した暗証番号10bを利用してICカード運転免許証90のICチップ91からの免許証情報92の読み取りを実行する。そして、ICカードリーダ30は、PC20から受信した暗証番号10bがICカード運転免許証90の暗証番号である場合には、ICカード運転免許証90のICチップ91からの免許証情報92の読取りに成功し、読み取った免許証情報92を読み取りの結果としてPC20に送信する。一方、ICカードリーダ30は、PC20から受信した暗証番号10bがICカード運転免許証90の暗証番号ではない場合には、ICカード運転免許証90のICチップ91からの免許証情報92の読取りに失敗し、読み取りに失敗した旨を読み取りの結果としてPC20に送信する。
次いで、PC20は、ICカードリーダ30から受信した読み取りの結果に基づいて、ICカードリーダ30による免許証情報92の読み取りが成功したか否かを判断する(S106)。
PC20は、免許証情報92の読み取りが成功したとS106において判断すると、ICカードリーダ30から受信した免許証情報92が所定の条件を満たしているか否かを判断する(S107)。ここで、所定の条件は、利用者に対して車両の運転を許可するための条件であり、任意に設定されることが可能であるが、例えば、サーバ50が利用者情報10cと関連付けて記憶している運転免許証番号に免許証情報92内の運転免許証番号と同一の番号が存在することや、現時点が免許証情報92内の有効期間内であることである。
PC20は、免許証情報92が所定の条件を満たしているとS107において判断すると、ICカードリーダ30から受信した免許証情報92内の運転免許証番号をネットワーク11経由でサーバ50に送信することによって、サーバ50から利用者の利用者情報10cを取得する(S108)。ここで、サーバ50は、PC20から運転免許証番号を受信すると、受信した運転免許証番号に関連付けて記憶している利用者情報10cを読み出し、読み出した利用者情報10cをネットワーク11経由でPC20に送信する。
次いで、PC20の測定制御手段20cは、S108において取得された利用者情報10cをアルコール測定器60に送信することによって、利用者の呼気中のアルコール濃度の測定をアルコール測定器60に行わせる(S109)。ここで、アルコール測定器60は、PC20から利用者情報10cを受信すると、利用者の呼気中のアルコール濃度の測定を開始し、測定終了後に測定結果10dを利用者情報10cとともにPC20に送信する。
次いで、PC20の記憶制御手段20dは、アルコール測定器60から受信した測定結果10dおよび利用者情報10cを免許証情報92と関連付けてネットワーク11経由でサーバ50に送信することによって、これらの情報をサーバ50に記憶させて(S110)、図3に示す処理を終了する。したがって、サーバ50には、利用者情報10cと、免許証情報92とに関連付けられた測定結果10dが記憶される。
PC20は、所定の時間が経過したとS102において判断するか、生体認証が失敗したとS103において判断するか、免許証情報92の読み取りが失敗したとS106において判断すると、ICカード運転免許証90の暗証番号が入力されたか否かを判断する(S111)。ここで、利用者は、PC20のキーボードなどの入力装置からICカード運転免許証90の暗証番号を直接入力することができる。
PC20は、ICカード運転免許証90の暗証番号が入力されていないとS111において判断すると、S102、S103またはS106からS111に移行した時点から所定の時間(例えば2分間)が経過したか否かを判断する(S112)。
PC20は、所定の時間が経過していないとS112において判断すると、再びS111の処理に戻る。
ICカード運転免許証90の暗証番号が入力されたとS111においてPC20が判断すると、PC20の読取制御手段20bは、入力された暗証番号をICカードリーダ30に送信することによって、S105の処理と同様に、ICカードリーダ30による免許証情報92の読み取りを実行する(S113)。
次いで、PC20は、S106の処理と同様に、ICカードリーダ30から受信した読み取りの結果に基づいて、ICカードリーダ30による免許証情報92の読み取りが成功したか否かを判断する(S114)。
PC20は、免許証情報92の読み取りが成功したとS114において判断すると、S107の処理を実行する。
PC20は、免許証情報92が所定の条件を満たしてないとS107において判断するか、所定の時間が経過したとS112において判断するか、免許証情報92の読み取りが失敗したとS114において判断すると、アルコール濃度の測定(S109)を実行することなく、図3に示す処理を終了する。
以上に説明したように、アルコール測定システム10は、ICカード運転免許証90のICチップ91から免許証情報92を読み取る(S105、S113)ので、ICカード運転免許証90から免許証情報92を正しく取得することができる。また、アルコール測定システム10は、生体認証によって認証された(S103でYES)利用者に対して記憶されている暗証番号10bを利用して(S104)ICカード運転免許証90のICチップ91から免許証情報92を読み取る(S105)ので、利用者が他人のICカード運転免許証90を用いた場合、ICカード運転免許証90から免許証情報92を取得することができない。したがって、アルコール測定システム10は、利用者本人のICカード運転免許証90から免許証情報92を正しく取得することができる。
また、アルコール測定システム10は、利用者本人のICカード運転免許証90から取得された正しい免許証情報92(S105)を、利用者のアルコール濃度の測定結果10dと関連付けて記憶する(S110)ことができる。
また、アルコール測定システム10は、ICカードリーダ30によって読み取られた免許証情報92が所定の条件を満たしているときのみ(S107でYES)、アルコール測定器60に測定を行わせる(S109)ので、ICカード運転免許証90から取得された免許証情報92が所定の条件を満たしていないときに、無駄な測定を行うことを防止することができる。
また、アルコール測定システム10は、ICカードリーダ30によって読み取られた免許証情報92が所定の条件を満たしているときのみ(S107でYES)、免許証情報92を測定結果10dと関連付けてサーバ50に記憶させる(S110)ので、ICカード運転免許証90から取得された免許証情報92が所定の条件を満たしていないときに、無駄な記憶を行うことを防止することができる。
また、アルコール測定システム10は、生体認証によって認証されたときに(S103でYES)、サーバ50から利用者の暗証番号10bを取得する(S104)ことができるので、ICカード運転免許証90の暗証番号がキーボードなどの入力装置から利用者によって直接入力される場合(S111)と比較して、アルコール濃度の測定が実行されるまでの利用者の手間を低減することができる。
また、アルコール測定システム10は、生体認証によって認証されたときに(S103でYES)、サーバ50から利用者の暗証番号10bを取得する(S104)ことができるので、ICカード運転免許証90の暗証番号を利用者が誤入力することを防止することができる。
利用者がICカード運転免許証90の暗証番号をキーボードなどの入力装置から直接入力する場合(S111)、利用者の入力動作が他人に観察されることによって、利用者のICカード運転免許証90の暗証番号が他人に不正に取得される可能性がある。しかしながら、アルコール測定システム10は、生体認証によって認証されたときに(S103でYES)、サーバ50から利用者の暗証番号10bを取得する(S104)ことができるので、ICカード運転免許証90の暗証番号がキーボードなどの入力装置から利用者によって直接入力される場合(S111)と比較して、ICカード運転免許証90の暗証番号が他人に不正に取得される可能性を低減することができる。
また、アルコール測定システム10は、生体認証が成功し(S103でYES)、免許証情報92の読み取りが成功し(S106でYES)、免許証情報92が所定の条件を満たす(S107でYES)場合、利用者がICカードリーダ30にICカード運転免許証90を設置して生体認証機器40に生体情報を読み取らせるだけで、自動的にアルコール濃度の測定を開始する(S109)ことができる。
また、アルコール測定システム10は、暗証番号が入力され(S111でYES)、免許証情報92の読み取りが成功し(S114でYES)、免許証情報92が所定の条件を満たす(S107でYES)場合、利用者がICカードリーダ30にICカード運転免許証90を設置してICカード運転免許証90の暗証番号を直接入力するだけで、自動的にアルコール濃度の測定を開始する(S109)ことができる。
また、アルコール測定システム10は、生体認証によって認証されたときにサーバ50から利用者の暗証番号10bを取得する(S104)ことができるだけでなく、ICカード運転免許証90の暗証番号がキーボードなどの入力装置から利用者によって直接入力される(S111)こともできるので、生体認証機器40に生体情報10aが記憶されていない利用者や、サーバ50に暗証番号10bが記憶されていない利用者であっても、アルコール濃度の測定を実行させることができる。
なお、アルコール測定システム10は、ICカード運転免許証90の暗証番号がキーボードなどの入力装置から利用者によって直接入力される構成になっていなくても良い。例えば、PC20は、所定の時間が経過したとS102において判断するか、生体認証が失敗したとS103において判断するか、免許証情報92の読み取りが失敗したとS106において判断すると、S111の処理を実行することなく、図3に示す処理を終了するようになっていても良い。
また、アルコール測定システム10は、免許証情報92が所定の条件を満たしているか否かを判断する(S107)ときと、測定結果10dを免許証情報92と関連付けてサーバ50に記憶させる(S110)ときとにおいて、免許証情報92を利用するようになっているが、これらの2つの利用態様以外の態様で免許証情報92を利用するようになっていても良い。
また、アルコール測定システム10は、アルコール濃度の測定を行うか否かの判断に免許証情報92を利用する(S107)ので、生体認証を利用した免許証情報92の読み取りがアルコール濃度の測定の前に行われるようになっている。しかしながら、アルコール測定システム10は、免許証情報92を利用してアルコール濃度の測定を行うか否かを判断するようになっていない場合、生体認証を利用した免許証情報92の読み取りがアルコール濃度の測定の後に行われるようになっていても良い。生体認証を利用した免許証情報92の読み取りがアルコール濃度の測定の後に行われるようになっている場合、読み取られた免許証情報92は、例えば、アルコール濃度の測定結果10dに関連付けられて記憶されることによって利用されることができる。
また、アルコール測定システム10は、免許証情報92を測定結果10dに関連付けてサーバ50に記憶させる(S110)ようになっているが、測定結果10dに関連付けて免許証情報92を記憶するようになっていなくても良い。
暗証番号10bは、本実施の形態においてサーバ50に記憶されているが、サーバ50ではなくPC20に記憶されていても良い。PC20は、暗証番号10bを利用者毎に識別情報と関連付けて予め記憶している場合、本発明の暗証番号記憶部を構成することになる。
同様に、利用者情報10cも、本実施の形態においてサーバ50に記憶されているが、サーバ50ではなくPC20に記憶されていても良い。
同様に、測定結果10dも、本実施の形態においてサーバ50に記憶されるようになっているが、PC20、サーバ50およびアルコール測定器60のうち少なくとも1つに記憶されるようになっていれば良い。PC20やアルコール測定器60は、測定結果10dを記憶するようになっている場合、本発明の測定結果記憶部を構成することになる。
暗証番号10bおよび利用者情報10cがサーバ50ではなくPC20に予め記憶されていて、測定結果10dもサーバ50ではなくPC20およびアルコール測定器60のうち少なくとも1つに記憶されるようになっている場合、アルコール測定システム10は、サーバ50を備えていなくても良い。
本発明の生体認証部は、本実施の形態において生体認証機器40によって構成されているが、生体認証機器40と、他の装置との組み合わせによって構成されていても良い。例えば、PC20が利用者の生体情報10aを利用者毎に識別情報と関連付けて予め記憶していて、PC20に記憶されている生体情報10aを生体認証機器40が利用するようになっている場合、本発明の生体認証部は、PC20と、生体認証機器40との組み合わせによって構成されることになる。
同様に、本発明の情報読取部も、本実施の形態においてICカードリーダ30によって構成されているが、ICカードリーダ30と、他の装置との組み合わせによって構成されていても良い。
同様に、本発明のアルコール測定部も、本実施の形態においてアルコール測定器60によって構成されているが、アルコール測定器60と、他の装置との組み合わせによって構成されていても良い。
アルコール測定システム10は、本発明の暗証番号取得手段、読取制御手段、記憶制御手段および測定制御手段を構成しているPC20と、本発明の情報読取部を構成しているICカードリーダ30と、本発明の生体認証部を構成している生体認証機器40と、本発明の暗証番号記憶部を構成しているサーバ50と、本発明のアルコール測定部を構成しているアルコール測定器60という5つの装置によって構成されているが、例示した構成以外の構成によって本発明の各要素を構成するようになっていても良い。例えば、本発明のアルコール測定システムは、本発明の各要素を全て備えている1つのアルコール測定器として構成されていても良い。
なお、アルコール測定器60は、本実施の形態において利用者の呼気中のアルコール濃度の測定を行うものであるが、利用者の血中のアルコール濃度の測定を行うものであっても良い。
10 アルコール測定システム
10b 暗証番号
10d 測定結果
20 PC(暗証番号記憶部、測定結果記憶部、コンピュータ)
20a 暗証番号取得手段
20b 読取制御手段
20c 測定制御手段
20d 記憶制御手段
30 ICカードリーダ(情報読取部)
40 生体認証機器(生体認証部)
50 サーバ(暗証番号記憶部、測定結果記憶部)
60 アルコール測定器(アルコール測定部、測定結果記憶部)
90 ICカード運転免許証(運転免許証)
91 ICチップ
92 免許証情報

Claims (6)

  1. 運転免許証の情報である免許証情報を利用するアルコール測定システムであって、
    利用者を生体認証によって認証する生体認証部と、前記運転免許証のICチップから前記免許証情報を読み取る情報読取部と、前記ICチップから前記免許証情報を読み取るための暗証番号を前記利用者毎に記憶する暗証番号記憶部と、前記生体認証部によって認証された前記利用者に対して前記暗証番号記憶部によって記憶されている前記暗証番号を取得する暗証番号取得手段と、前記暗証番号取得手段によって取得された前記暗証番号を利用して前記情報読取部に前記ICチップから前記免許証情報を読み取らせる読取制御手段とを備えていることを特徴とするアルコール測定システム。
  2. 前記利用者の呼気中および血中の少なくとも一方のアルコール濃度の測定を行うアルコール測定部と、前記アルコール測定部の測定結果を記憶する測定結果記憶部と、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報を前記測定結果と関連付けて前記測定結果記憶部に記憶させる記憶制御手段とを備えていることを特徴とする請求項1に記載のアルコール測定システム。
  3. 前記記憶制御手段は、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報が所定の条件を満たしているときのみ、前記免許証情報を前記測定結果と関連付けて前記測定結果記憶部に記憶させることを特徴とする請求項2に記載のアルコール測定システム。
  4. 前記アルコール測定部による前記測定を行わせる測定制御手段を備えており、
    前記測定制御手段は、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報が所定の条件を満たしているときのみ、前記アルコール測定部に前記測定を行わせることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のアルコール測定システム。
  5. 前記利用者の呼気中および血中の少なくとも一方のアルコール濃度の測定を行うアルコール測定部と、前記アルコール測定部による前記測定を行わせる測定制御手段とを備えており、
    前記測定制御手段は、前記情報読取部によって読み取られた前記免許証情報が所定の条件を満たしているときのみ、前記アルコール測定部に前記測定を行わせることを特徴とする請求項1に記載のアルコール測定システム。
  6. 利用者を生体認証によって認証する生体認証部と、運転免許証の情報である免許証情報を前記運転免許証のICチップから読み取る情報読取部と、前記ICチップから前記免許証情報を読み取るための暗証番号を前記利用者毎に記憶する暗証番号記憶部とを備えており、前記免許証情報を利用するアルコール測定システムのコンピュータが実行するアルコール測定プログラムであって、
    前記生体認証部によって認証された前記利用者に対して前記暗証番号記憶部によって記憶されている前記暗証番号を取得する暗証番号取得手段と、前記暗証番号取得手段によって取得された前記暗証番号を利用して前記情報読取部に前記ICチップから前記免許証情報を読み取らせる読取制御手段として前記コンピュータを機能させることを特徴とするアルコール測定プログラム。
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