JP3734242B2 - 指紋認識型データ入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータに用いられ、指で触れることによりデータを入力するデータ入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
指で触れることによって入力を行う入力装置には、キーボード、タッチパネルなど多くの装置が知られている。
【0003】
また、特開平9−50524号公報のように、任意の番号の部分に任意の指を当接した際に当接させた指の指紋を読み取るとともに当該指の当接部分に対応する番号の判断を行い、それらを自己確認データとして入力し得る液晶画面を備えた携帯用身元確認保証装置も既に知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、日常生活において多用する可能性のあるいくつかの指の指紋のデータは、何らかの方法で複製され利用される可能性が高い。この場合、従来の暗証番号による個人認証と同等のものとなるという欠点がある。
【0005】
本発明の目的は、個人認証をより確実に実施するデータ入力装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のデータ入力装置は、
該データ入力装置の所有者の手の複数の指の指紋データが番号および/または文字と対応づけられて格納されている記録手段と、
指の指紋データを読み取る指紋読取手段と、
前記指紋読取手段から読み取られた指紋データを前記記録手段に格納されている対応する指紋データと比較し、一致すれば、各指紋データに対応づけられている番号および/または文字と、前記指紋データとともに入力された番号および/または文字を出力する判断手段を有する。
【0007】
まず、使用者は、記録手段に自らの複数の指の指紋を登録する。この際、各指に対応する番号および/または文字を括りつけた形で記録手段中に記録する。この記録手段を指紋認識型入力装置に接続し、使用者が指で入力操作を行うと、その入力が行われた指の指数データと、そのとき入力された番号が読み取られる。読み取られた指紋データは記録手段中の指紋データと比較され、1つでも異なっていればエラーとなり、入力が受け付けられない。指紋データが一致した場合、記録手段中の番号および/または文字と、指紋データとともに入力された番号および/または文字が暗証番号識別装置に出力され、前者が後者と対応しているか判断される。
【0008】
このように、複数の指の指紋データの入力を特定の番号と対応づけて行うことにより、入力すべき秘密情報(暗証番号)が他人に知られ、また指紋情報が何らかの方法で複製されたとしても、秘密情報の入力を、その入力に割り当てられた特定の指紋をもって行うことが困難となるため、より確実な個人認証を実施することが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0010】
図1を参照すると、本発明の一実施形態の指紋認識型入力装置1は指紋読取部2と記録部3と判断部4を有している。本実施形態では指紋認識型入力装置1は、指で入力を行うテンキーボードを想定している。
【0011】
指紋読取部2はテンキーボードの各キーに組み込まれ、キーに指が触れることで指紋が読み取られ、指紋データとキーの数字情報が判断部4に送られる。記録部3は使用者8が持ち運べるようにICカードなどの記録媒体を想定している。使用者8はこのような記録媒体に何らかの方法を用いて、自らの複数の指の指紋を、それぞれに番号を割り当てて記録する。判断部4は指紋読取部2で読み取られた指紋を記録部3に記録されている指紋と比較し、一致すると、記録部3に指紋データと対応づけられて記録されている番号bを出力する。このとき利用者8が入力した番号aも出力される。
【0012】
暗証番号識別装置5は対応表6と暗証番号識別部7を有している。対応表6は記録部3の各指紋データにつけられた番号と暗証番号の対応を記憶している。暗証番号識別部7は指紋認識型入力装置1から出力された番号aとbを受け取り、対応表6を参照して使用者8が入力した番号が暗証番号かどうか判別する。
【0013】
次に、本実施形態の動作を図2を参照し具体例により説明する。
【0014】
記録部3には、本来の使用者の人差指、中指、薬指、小指の指紋データがそれぞれ1、2、3、4の番号がつけられて記憶されているものとする。また、テンキーで入力するべき暗証番号を「5678」とする。
【0015】
対応表6には各指につけられた番号1、2、3、4と暗証番号「5678」の各番号5、6、7、8が対応づけられている。
【0016】
使用者8がキーを押すと(ステップ11)、指紋が指紋読取部2で読み取られ(ステップ12)、判断部4で読み取られた指紋が記録部3に記録されている、全部の指紋と照合される(ステップ13)。一致しなければエラーとなり、以後の処理は中断される。一致すれば、一致した指紋に対応する番号「b1」が使用者8が押したキーの番号a1とともに暗証番号識別装置6に出力される。暗証番号識別装置6では対応表6を参照して、番号a1と番号「b1」が対応しているかどうか判断する(ステップ15)。対応していなければエラーとなり、以後の処理は中断される。一致していれば、キー入力が4回済んだか判断し(ステップ16)、済んでいなければ、ステップ11からの処理に戻る。済んでいれば正しい暗証番号が入力されたことになる。
【0017】
なお、番号aとbは全ての指紋が一致してまとめて暗証番号識別装置6に送るようにしてもよい。
【0018】
このように、暗証番号の入力を行うべき指を特定することによって暗証番号が漏洩しても他人に利用されることが難しくなり、より確実な本人認証を行うことができる。
【0019】
本実施形態では、指で入力を行う入力装置の例としてテンキーボードを想定したが、本発明は指で触れて操作を行うほとんどの装置(例えばマウス)に対して適用することができる。また、指で操作する部位を1箇所しか持たない装置、例として押しボタンあるいはタッチセンサなどを1箇所のみ持つ入力装置にも適用が可能である。この場合、装置の構成は図1と同様であるが、入力部位を1箇所しか持たないため、出力aは常に一定である。そのため、番号bと出力aを組み合わせた判断を行うことは不可能である。しかし、利用者の各指に割り当てられた番号のみを得ることはできる。したがって、番号の割り振られた各指で順番に操作部位に触れることによって、1箇所の操作部位のみで番号の入力を行うことができる。このような特徴から視覚障害者用の番号入力装置として適用可能であり、また入力部位を複数持つ必要がないことにより装置の小型化が可能である点から、小型の携帯用端末の入力装置に適用することも可能である。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、複数の指の指紋を番号と対応づけ、入力が使用者のどの指で行われたかを特定することにより、個人認証をより確実に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の指紋認識型入力装置と暗証番号識別装置の構成図である。
【図2】図1の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 指紋認識型入力装置
2 指紋読取部
3 記録部
4 判断部
5 暗証番号識別装置
6 対応表
7 暗証番号識別部
8 使用者
11〜16 ステップ
a 使用者の入力
b 指紋データに割り当てられた番号

Claims (4)

  1. 指で触れることによってデータを入力するデータ入力装置において、
    該データ入力装置の所有者の手の複数の指の指紋データが番号および/または文字と対応づけられて格納されている記録手段と、
    指の指紋データを読み取る指紋読取手段と、
    前記指紋読取手段から読み取られた指紋データを前記記録手段に格納されている対応する指紋データと比較し、一致すれば、各指紋データに対応づけられている番号および/または文字と、前記指紋データとともに入力された番号および/または文字を出力する判断手段を有することを特徴とする、指紋認識型データ入力装置。
  2. 前記データ入力装置がマウス、キーボード、タッチパネルを含む、請求項1記載の装置。
  3. 前記指紋読取手段が、番号、文字の入力手段に組み込まれている、請求項2記載の装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかの指紋認識型入力装置の、各指紋データに対応づけられている番号および/または文字と暗証番号の各番号および/または文字が対応づけられている対応表と、
    請求項1〜3のいずれかの指紋認識型入力装置から出力された、各指紋に対応づけられている番号および/または文字と、指紋データとともに入力された番号および/または文字を前記対応表をもとに比較し、両者が対応しているかどうか判断する手段を有する暗証番号識別装置。
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