JPH03265302A - 分布定数形フィルタ - Google Patents
分布定数形フィルタInfo
- Publication number
- JPH03265302A JPH03265302A JP6276490A JP6276490A JPH03265302A JP H03265302 A JPH03265302 A JP H03265302A JP 6276490 A JP6276490 A JP 6276490A JP 6276490 A JP6276490 A JP 6276490A JP H03265302 A JPH03265302 A JP H03265302A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grooves
- conductor
- dielectric block
- holes
- coupling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 230000008878 coupling Effects 0.000 abstract description 30
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 abstract description 30
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 abstract description 30
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 abstract description 4
- 230000005672 electromagnetic field Effects 0.000 description 4
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 2
- 239000003989 dielectric material Substances 0.000 description 1
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- 239000004332 silver Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本発明は１個の誘電体ブロック上に複数個の共振ユニッ
トを構成している分布定数形フィルタに関するものであ
る。
トを構成している分布定数形フィルタに関するものであ
る。
［従来の技術］
この種の分布定数形フィルタは同軸型導電体共振器を複
数組合わせて構成するフィルタの構造に比べて、特性が
安定しているという利点がある。上記分布定数形フィル
タは既に特公昭６３−８６４２号公報などでも知られて
いるように、誘電体ブロックに複数の貫通孔を互いに平
行でかつ定ｒＪＩｌＩｌｉをあけて穿設すると共に、該
貫通孔内周面に設けた導体と、上記誘電体ブロック外周
に設けた導体との間で、誘電体を介した共振ユニットを
複数個、構成している。そして、各貫通孔内の導体と外
部の入出力端子との間では容量結合がなされ、貫通孔内
の導体同志の間では電磁界結合がなされる。
数組合わせて構成するフィルタの構造に比べて、特性が
安定しているという利点がある。上記分布定数形フィル
タは既に特公昭６３−８６４２号公報などでも知られて
いるように、誘電体ブロックに複数の貫通孔を互いに平
行でかつ定ｒＪＩｌＩｌｉをあけて穿設すると共に、該
貫通孔内周面に設けた導体と、上記誘電体ブロック外周
に設けた導体との間で、誘電体を介した共振ユニットを
複数個、構成している。そして、各貫通孔内の導体と外
部の入出力端子との間では容量結合がなされ、貫通孔内
の導体同志の間では電磁界結合がなされる。
この場合、上記電磁界結合における結合度の調整にはし
ばしば誘電体ブロックに上下面あるいは両側面に溝条を
形成したり、あるいは両頁通孔間に別に貫通孔を形成し
たりして、電磁界結合面に対向面積制御がなされている
。
ばしば誘電体ブロックに上下面あるいは両側面に溝条を
形成したり、あるいは両頁通孔間に別に貫通孔を形成し
たりして、電磁界結合面に対向面積制御がなされている
。
［発明が解決しようとする課題］
しかしながら、この種の分布定数形フィルタではＨ波長
共振回路（上記共振ユニット）間の電磁界結合について
はフィルター特性を充分に発揮するための微調整が必要
である。しかし、上述のように、誘電体ブロックにおけ
る溝条の削り込み調整や貫通孔径の削り込み調整では、
作業が面倒であり、実際上、所望の微調整ができない。
共振回路（上記共振ユニット）間の電磁界結合について
はフィルター特性を充分に発揮するための微調整が必要
である。しかし、上述のように、誘電体ブロックにおけ
る溝条の削り込み調整や貫通孔径の削り込み調整では、
作業が面倒であり、実際上、所望の微調整ができない。
また、この分布定数形フィルタでは、電磁界結合の調整
だけでなく、容量結合（静電容量結合）についても微調
整できることが望ましい。
だけでなく、容量結合（静電容量結合）についても微調
整できることが望ましい。
［発明の目的］
本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、誘電体
ブロックの少なくとも一面について平面切削を行うこと
で、簡単に電磁界結合ならびに容量結合についての微調
整が可能である分布定数形フィルタを提供しようとする
ものである。
ブロックの少なくとも一面について平面切削を行うこと
で、簡単に電磁界結合ならびに容量結合についての微調
整が可能である分布定数形フィルタを提供しようとする
ものである。
［課題を解決するための手段］
このため、本発明では誘電体ブロックに複数の貫通孔を
互いに平行でかつ一定間隔をあけて穿設すると共に、該
貫通孔内周面に設けた導体と、上記誘電体ブロック外周
に設けた導体との間で、誘電体を介した共振ユニットを
複数個、構成する分布定数形フィルタにおいて、上記貫
通孔が開口する上記誘電体ブロックの表面において、相
隣る貫通孔間に位置し、これを交差するように１つに、
あるいは互いに平行する一対の溝条を形成し、該溝条の
近接対向面に導体を設け、該導体を上記相隣る貫通孔の
内周面の導体に連結している。
互いに平行でかつ一定間隔をあけて穿設すると共に、該
貫通孔内周面に設けた導体と、上記誘電体ブロック外周
に設けた導体との間で、誘電体を介した共振ユニットを
複数個、構成する分布定数形フィルタにおいて、上記貫
通孔が開口する上記誘電体ブロックの表面において、相
隣る貫通孔間に位置し、これを交差するように１つに、
あるいは互いに平行する一対の溝条を形成し、該溝条の
近接対向面に導体を設け、該導体を上記相隣る貫通孔の
内周面の導体に連結している。
［作用］
このような構成では、上記溝条の近接対向面の導体間で
は容量結合がなされ、相隣る貫通孔間では電磁界結合が
なされるが、これら溝条が形成されている誘電体ブロッ
クの表面を平面切削することで、溝条の深さが変化し、
これによって、上記容量結合についても、また電磁界結
合についてもその結合度が微調整されることになる。
は容量結合がなされ、相隣る貫通孔間では電磁界結合が
なされるが、これら溝条が形成されている誘電体ブロッ
クの表面を平面切削することで、溝条の深さが変化し、
これによって、上記容量結合についても、また電磁界結
合についてもその結合度が微調整されることになる。
［実施例］
以下、本発明の一実施例を図面を参声して具体的に説明
する。図において、符号１は立方体状の誘電体ブロック
であり、ここには互いに平行でかつ一定間隔をあけて複
数の、この実施例では２個の円形貫通孔２．３が穿設さ
れている。そして上記貫通孔２．３の内周壁には、膜状
に導電体４．５が付着してあり、また、上記誘電体ブロ
ック１の外周壁には同じく膜状の導電体６が付着しであ
る。また、上記貫通孔２．３の少なくとも一方の開口が
位置する上記誘電体ブロック１の表面、この実施例では
上面１ａには、相隣る貫通孔２．３間に位置し、これを
交差するように互いに平行する一対の溝条７．８が形成
されており、更に要すれば、上記貫通孔２．３の各上縁
から各溝条７．８に向けて浅い溝条９．１０が形成され
ている。
する。図において、符号１は立方体状の誘電体ブロック
であり、ここには互いに平行でかつ一定間隔をあけて複
数の、この実施例では２個の円形貫通孔２．３が穿設さ
れている。そして上記貫通孔２．３の内周壁には、膜状
に導電体４．５が付着してあり、また、上記誘電体ブロ
ック１の外周壁には同じく膜状の導電体６が付着しであ
る。また、上記貫通孔２．３の少なくとも一方の開口が
位置する上記誘電体ブロック１の表面、この実施例では
上面１ａには、相隣る貫通孔２．３間に位置し、これを
交差するように互いに平行する一対の溝条７．８が形成
されており、更に要すれば、上記貫通孔２．３の各上縁
から各溝条７．８に向けて浅い溝条９．１０が形成され
ている。
そして、溝条７．８の、少なくとも近接する対向面には
導電体１１．１２が設けられ、これらは、溝条９．１０
を経由する導電体１３．１４で各貫通孔２．３内周面の
導電体４．５に電気的に結合されている。
導電体１１．１２が設けられ、これらは、溝条９．１０
を経由する導電体１３．１４で各貫通孔２．３内周面の
導電体４．５に電気的に結合されている。
第４図には上記構成の分布定数形フィルタの等化回路が
示されている。ここでコンデンサＣ，，Ｃ２およびリア
クタンスＬ＋、Ｌｘはそれぞれ導電体４および６．５お
よび６で構成される共振回路を示しており、コンデンサ
Ｃ１電磁界Ｍは上記溝条７．８および導電体１１．１２
で構成される電磁界結合を示している。ここで後述する
ように、ＣおよびＭの定数を変えることで、高、低周波
数域の特性を調整することができる。
示されている。ここでコンデンサＣ，，Ｃ２およびリア
クタンスＬ＋、Ｌｘはそれぞれ導電体４および６．５お
よび６で構成される共振回路を示しており、コンデンサ
Ｃ１電磁界Ｍは上記溝条７．８および導電体１１．１２
で構成される電磁界結合を示している。ここで後述する
ように、ＣおよびＭの定数を変えることで、高、低周波
数域の特性を調整することができる。
このような構成は、例えば、上述のような貫通孔２．３
および溝条７．８および９．１ｏを形成した誘電体ブロ
ック１を、例えば溶融した銀の中にとぶ漬けし、これを
８００℃で焼付けることで得ることができる。この分布
定数形フィルタは導電体１１．１２間で静電容量結合を
なし、また、全体としては導電体４．５間におけるＮ磁
界結合面における対向面積に応じたＮ磁界結合をなす。
および溝条７．８および９．１ｏを形成した誘電体ブロ
ック１を、例えば溶融した銀の中にとぶ漬けし、これを
８００℃で焼付けることで得ることができる。この分布
定数形フィルタは導電体１１．１２間で静電容量結合を
なし、また、全体としては導電体４．５間におけるＮ磁
界結合面における対向面積に応じたＮ磁界結合をなす。
そして、結合度の微調整には、溝条７．８および９．１
０のある誘電体ブロック１の表面を平面削りすることで
なされる。この平面削りによって、対向する導電体１１
．１２の対向面積が変化するから、静電容量結合の結合
度が微調整できる。また、上記溝条７．８の深さが変化
することで、電磁界結合面における対向面積が変化し、
電磁界結合の結合度が微調整できる。このようにして、
例えば第３図に示すように、静電容量結合における特性
と同様に、低、高周波側のスカート特性に極値を待つ優
れた特性が得られる。
０のある誘電体ブロック１の表面を平面削りすることで
なされる。この平面削りによって、対向する導電体１１
．１２の対向面積が変化するから、静電容量結合の結合
度が微調整できる。また、上記溝条７．８の深さが変化
することで、電磁界結合面における対向面積が変化し、
電磁界結合の結合度が微調整できる。このようにして、
例えば第３図に示すように、静電容量結合における特性
と同様に、低、高周波側のスカート特性に極値を待つ優
れた特性が得られる。
なお、第５図に示す実施例では溝条７が１つだけあり、
その溝条７の両側対向面に導電体１１．１２が設けられ
ている。このような形態を得るには、溶融鎖中へのとぶ
漬けの後、符号ａで示すような切削が行なわれる必要が
ある。これによって、両溝電体１１．１２間は静電容量
結合となる。
その溝条７の両側対向面に導電体１１．１２が設けられ
ている。このような形態を得るには、溶融鎖中へのとぶ
漬けの後、符号ａで示すような切削が行なわれる必要が
ある。これによって、両溝電体１１．１２間は静電容量
結合となる。
なお、本発明の分布定数形フィルタの構成は、他の高周
波部品としても広く活用できることは勿論である。
波部品としても広く活用できることは勿論である。
また、この実施例では貫通孔が２個の場合を示したが多
数の共振ユニットとするために、例えば１列に多数個の
貫通孔を穿った構成にしていった一体形のフィルタを構
成してもよいことは勿論である。
数の共振ユニットとするために、例えば１列に多数個の
貫通孔を穿った構成にしていった一体形のフィルタを構
成してもよいことは勿論である。
［発明の効果コ
本発明は以上詳述したようになり、一体化された共振ユ
ニットを有する分布定数形フィルタにおいて、その静電
容量結合、誘電結合の微調整を平面削りなどの簡単な加
工で容易に実現できるというメリットが得られる。
ニットを有する分布定数形フィルタにおいて、その静電
容量結合、誘電結合の微調整を平面削りなどの簡単な加
工で容易に実現できるというメリットが得られる。
第１図は本発明の一実施例を示す縦断側面図、第２図は
同平面図、第３図は周波数特性線用、第４図は第１図の
等価回路、第５図は別の実施例の縦断側面図である。
同平面図、第３図は周波数特性線用、第４図は第１図の
等価回路、第５図は別の実施例の縦断側面図である。
Claims (1)
- 誘電体ブロックに複数の貫通孔を互いに平行でかつ一定
間隔をあけて穿設すると共に、該貫通孔内周面に設けた
導体と、上記誘電体ブロック外周に設けた導体との間で
、誘電体を介した共振ユニットを複数個、構成する分布
定数形フィルタにおいて、上記貫通孔が開口する上記誘
電体ブロックの表面において、相隣る貫通孔間に位置し
、これを交差するように１つの、あるいは互いに平行す
る一対の溝条を形成し、該溝条の近接対向面に導体を設
け、該導体を上記相隣る貫通孔の内周面の導体に連結し
ていることを特徴とする分布定数形フィルタ
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276490A JPH03265302A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 分布定数形フィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276490A JPH03265302A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 分布定数形フィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03265302A true JPH03265302A (ja) | 1991-11-26 |
Family
ID=13209783
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6276490A Pending JPH03265302A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 分布定数形フィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03265302A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008543192A (ja) * | 2005-05-30 | 2008-11-27 | 松下電器産業株式会社 | 同軸共振器に接続可能な端壁を備えたマイクロ波フィルタ |
| CN111384482A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 深圳市大富科技股份有限公司 | 应用于5g通信系统的介质滤波器及通信设备 |
| CN111384483A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 深圳市大富科技股份有限公司 | 应用于5g通信系统的介质滤波器及其制造方法、通信设备 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH024303B2 (ja) * | 1985-05-09 | 1990-01-26 | Kogyo Gijutsuin |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP6276490A patent/JPH03265302A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH024303B2 (ja) * | 1985-05-09 | 1990-01-26 | Kogyo Gijutsuin |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008543192A (ja) * | 2005-05-30 | 2008-11-27 | 松下電器産業株式会社 | 同軸共振器に接続可能な端壁を備えたマイクロ波フィルタ |
| CN111384482A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 深圳市大富科技股份有限公司 | 应用于5g通信系统的介质滤波器及通信设备 |
| CN111384483A (zh) * | 2018-12-29 | 2020-07-07 | 深圳市大富科技股份有限公司 | 应用于5g通信系统的介质滤波器及其制造方法、通信设备 |
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