JPH03264841A - コーティング皮膜の密着力測定方法 - Google Patents

コーティング皮膜の密着力測定方法

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JPH03264841A
JPH03264841A JP6379590A JP6379590A JPH03264841A JP H03264841 A JPH03264841 A JP H03264841A JP 6379590 A JP6379590 A JP 6379590A JP 6379590 A JP6379590 A JP 6379590A JP H03264841 A JPH03264841 A JP H03264841A
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film
indenter
coating film
load
peeling
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JP6379590A
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Masahiro Saito
正弘 齋藤
Yoshiyasu Ito
義康 伊藤
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、構造物の基材表面にコーティングされた皮膜
の密着力を引掻き試験装置によって破壊的にかつ定量的
に測定するコーティング皮膜の密着力測定方法に関する
(従来の技術) 構造物のl材表面に設けたコーティング皮膜の密着性、
剥離強度等については、最も基本的で重要な特性であり
、たとえばA37M規格C633−79、J I 5−
H3666、J I 5−I(8664にコーティング
皮膜の評価手法が提案されている。
コーティング皮膜が溶射皮膜のような厚膜の場合には、
A37M規格C633−79、JIS−H8666、J
 I 5−H3664等の試験方法を用いてコーティン
グ皮膜の密着力を求めることはできるが、コーティング
皮膜が蒸着膜のような薄い皮膜の場合には、密着性、剥
離強度等について、溶射皮膜のような厚膜の場合と異な
り、密着力を定量的に評価する手法の確立はなされてい
ない。
すなわち、蒸着膜のような薄い皮膜の密着性、剥離強度
等については、基材にコーティングした皮膜表面をダイ
ヤモンド圧子にて垂直荷重を負荷しながら引掻き、コー
ティング皮膜が基材より剥離する荷重を求める引掻き試
験方法が用いられている。
この種のコーティング皮膜の基材からの剥離を引掻き試
験方法による測定方法は、比較的簡便で安定した値が得
られる等の長所がある反面、引掻き試験にて得られた特
性値の意味が不明であり、明確な評価手法の指針も明ら
かにならないという短所がある。
近年、蒸着膜のような薄い皮膜の密着力や剥離強度等に
ついては、J I S−に6854、仲田他、真空蒸着
法による金属薄膜のスクラッチテストによる付着性評価
法(溶接学会全国大会講演概要、第43集、 ’88−
9) 、峰田他、大出力CO2レーザによるセラミック
スコーティング法の研究第6報(昭和63年度精密工学
会秋期大会学術講演会論文集、G 38)等が報告され
ている。
一般に使用されている引掻き試験装置は、第13図に示
すように、本体機構部1、測定制御部2、検出器3、記
録部4で構成されており、本体機構部1は、ロックウェ
ルCダイヤモンドコーン(先端半径0.2m、120°
)を備え皮膜表面を引掻く圧子5とこの圧子5の上部に
設けられた高感度半導体検出器6とを有している。本体
機構部1の圧子5は作動装置7により垂直方向Z1水平
方向Yに移動しかつ試験片8に荷重を負荷することがで
きるようになっている。皮膜表面を引掻く圧子5の引掻
き速度、負荷速度は、測定制御部2にて任意に設定可能
である。また圧子5の上部にある高感度半導体検出器6
により圧子5の垂直荷重ZW、抵抗荷重Ywの荷重が測
定される。さらに試験片8には、AEセンサー9が取付
けられており、このAEセンサー9からでる信号音で皮
膜の剥離検出が可能となる。
第14図はコーティング皮膜の密着力の測定原理を示す
ものであり、試験片8のコーティング皮膜表面10をロ
ックウェルCダイヤモンドコーンの圧子5にて引掻き、
この際圧子5を介して皮膜面10に垂直荷重Zwを加え
、これを連続的に変化させて皮膜10の剥離の発生した
時の剥離荷重(限界荷重) LC(第17図)として検
出し、連続的に変化させた皮膜の剥離荷重LCを記録部
4に出力する。この時の皮膜剥離荷重LCを高感度に測
定するために、高感度、高レスポンスの半導体検出器6
を使用することにより、一つの検出器で垂直荷重Zwの
測定と引掻きによって発生する抵抗荷重Ywの検出が同
時にできる。これらの弓掻き試験後の皮膜表面10には
引掻き!11が生じる。
引掻き試験装置では、皮膜表面に負荷する負荷の形態に
より、定荷重試験、連続荷重試験ができる。従来は定荷
重試験が多く用いられていたが、近年、簡便に引掻き試
験が可能な新しい連続荷重試験方法が多く用いられてい
る。
第15図に示す定荷重試験方法は、一定型直荷重Zwc
にて何度か皮膜表面10を引掻き、皮膜の剥離部12が
形成される剥離荷重LCを求めるものである。
第16図に示す連続荷重試験方法は、−本の試験片ある
いは一回の試験にて剥離部12が形成される剥離荷重L
Cを求めるもので、−回の試験中に垂直荷重Zwを増加
させる試験方法である。
(発明が解決しようとする課題) 皮膜の密着力の低下はコーティング部材としての機能、
信頼性を著しく阻害するため、コーティング皮膜の密着
力を定量的に簡便に測定する手法の早急な確立が望まれ
ている。したがって、解決する課題としては、 (1) コーティング皮膜の簡便的な密着力の検出方法
の開発 (2) コーティング皮膜剥離欠陥検出の自動化システ
ム (3) コーティング皮膜の密着力の定量化(4) 実
製品コーティング皮膜の密着力測定方法の開発 がある。
しかしながら、これらの課題はコーティングするコーテ
ィング材料、コーティング条件、雰囲気、試験片形状・
寸法等によってまちまちであり、引掻き試験装置による
コーティング皮膜の定量的な密着力検出における最適条
件の選定がなされていない。特に、現在の引掻き試験装
置およびその試験方法はコーティング皮膜の剥離荷重(
限界荷重LC)を求めるものであり、主にコーティング
皮膜の強度比較に用いられているのが現状である。
すなわち、セラミックスの薄膜における剥離の形態や密
着力といった特性が明らかでない。また、皮膜の密着力
が低下している場合でも皮膜は界面と接触しているため
、超音波探傷等の非破壊検査では密着力を定量的に評価
できず、実製品の剥離検査においては不良品が検出でき
ない。また実製品の検査は、短期間に精度良くかつ連続
で実施する必要があり、流れ作業での作業員の資質、能
力によっては目的を完遂することがてきなことがある。
本発明は、上記した点に鑑みてなされたもので、コーテ
ィング皮膜の破壊試験による密着力を定量的に、かつ簡
便に求め、測定方法のシステム化を図り、コーティング
部材の剥離、密着力検出能力を向上させるとともに、密
着力、剥離検出精度を向上させ、信頼性の高い引掻き試
験装置による破壊的コーティング皮膜の密着力測定方法
を提供することを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明のコーティング皮膜の密着力測定方法は、引掻き
試験装置の圧子をコーティング皮膜の表面に当接し、こ
の圧子に一定の垂直荷重を加えながらコーティング皮膜
表面を引掻き、このとき圧子先端に発生する皮膜の亀裂
寸法・形状、亀裂間隔を検出し、ついで圧子加えられる
垂直荷重を変えた値でコーティング皮膜表面を引掻き、
このとき圧子先端に発生する皮膜の破壊荷重を検出し、
得られた亀裂寸法、亀裂間隔、皮膜の破壊面積、皮膜の
破壊荷重の関係からコーティング皮膜の密着力を求める
ことをシステム化して構成される。
(作 用) 本発明のコーティング皮膜の密着力測定方法においては
、圧子によりてコーティング皮膜表面を引掻くことによ
り形成されるコーティング皮膜の亀裂寸法・形状、亀裂
間隔と、圧子の垂直荷重を変えた値でコーティング皮膜
表面を引掻くことにより形成されるコーティング皮膜の
破壊荷重を求め、得られた亀裂寸法、亀裂間隔、皮膜の
破壊面積、皮膜の破壊荷重の関係からコーティング皮膜
の密着力を求めることで、コーティング皮膜の密着力が
定量的にかつ簡便に求めることが可能となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を第1図から第12図を参照し
て説明する。
なお第1図において第13図と同一部材については同一
符号を付す。
第1図は、本発明のコーティング皮膜の密着力測定方法
に使用される剥離監視装置を示し、この剥離監視装置は
、本発明理論を基に、亀裂間隔δおよび亀裂形状・寸法
より求めた剥離面積Σ、剥離荷重LCを引掻き試験シス
テムの記録装置に記録し、皮膜表面における2次元密着
力分布を画像表示して、規格値以下の密着力は剥離と判
断する機能を有している。
上記剥離監視装置は、皮膜表面の傷の形状を検出するた
めの形状検出器20と、形状検出器20の信号を読み取
る表面性読取り部21と、表面性読取り部21の表示を
目視するためのモニタ22と、傷の面積を計測する面積
測定部23と、パーソナルコンピュータ24と、パーソ
ナルコンピュータからの信号を表示する表示部25およ
び記録部26を備えている。パーソナルコンピュータ2
4に付設した警告部(図示せず)はこの剥離監視装置を
用いた製品検査において、製品のコーティング皮膜の密
着力が、製品機能、性能を十分維持できない規格値以下
の密着力を検出した場合に作動する装置で、不良製品取
除き、作業者への連絡等の警告を行う。警告の判断はコ
ンピュータにて行い、引掻き試験装置にて測定したコー
ティング皮膜の剥離荷重LCと亀裂形状・寸法、亀裂間
隔δが記録部に記録され密着力σの関係を即座に処理し
判断する。
一方上記剥離監視装置に付設される亀裂寸法、亀裂間隔
、皮膜の破壊面積、皮膜の破壊荷重を求める検出器を引
掻き試験装置に設け、この検出器の検出信号を引掻き試
験システムの記憶装置に記憶し、皮膜表面における2次
元密着力分布を画像表示して、規格値以下の密着力は剥
離と判断するようにすると効果的である。
なお試験片8の基材として炭素鋼、Ni基合金、Co基
合金、W合金およびセラミックスのうちから選択される
材料を用いたものおよび基材にコーティングする皮膜材
料としてAl2O3,zrO2、Y2O3,Cr2O3
,”ricSTiN。
T1CN、ZrN、SiC,Si3N4.CrNCr2
0B−8in2,5US304、N1CrAIY、8Y
Zを用いたものについて定量的かつ精度よく測定できた
上記コーティング皮膜の基材表面への皮膜コーティング
施工方法としては、溶射、レーザ、湿式メツキ、蒸着、
および塗装等の方法がある。
第2図は、引掻き試験装置の圧子5により引掻かれた皮
膜表面10を示し、皮膜表面10の引掻き傷27による
コーティング皮膜亀裂28は一定の間隔δを置いて形成
される。すなわち、引掻き試験により発生するコーティ
ング皮膜の亀裂28は常に一定の間隔であり、同一膜厚
で垂直荷重ZWが変化しても亀裂間隔δは変わらない。
また垂直荷重Zwを大きくするとコーティング皮膜1゜
に剥離2つが生じるが、剥離29を起こす面積Σは、第
3図に示すように亀裂間隔δで示される面積ΣCとほと
んど同じである。したがってコーティング皮膜10の剥
離面積Σを求めるには、亀裂形状・寸法の亀裂間隔δを
求め面積ΣCを求めればよいことが分かる。
上記引掻き試験によるコーティング皮膜の剥離は、第4
図ないし第7図に示すように4つの剥離形態で示される
第4図は4つの剥離形態の−って安定期を示し、基材3
0の皮膜10に引掻き傷27が残るが亀裂の発生等はな
い。
第5図は4つの剥離形態の−っで亀裂発生期を示し、第
4図の垂直荷重Zwより大きく荷重を負荷した場合で、
皮膜10の表面に亀裂28が発生して、基材30に塑性
領域31が少々現れる。このときの亀裂間隔はδで示さ
れ、亀裂は引掻き進行方向前方に発生する。
第6図は4つの剥離形態の−っで剥離開始期を示し、第
5図の垂直荷重Zwより大きく荷重を負荷した場合で、
少しでも剥離が発生した領域を剥離開始29aで示す。
基材30には塑性領域31が増加する。
第7図は4つの剥離形態の一つで皮膜の完全剥離期を示
し、第6図の垂直荷重Zwより更に大きく荷重を負荷し
た場合で、基材30には塑性領域14が更に増加して、
皮膜の剥離が連続して発生する完全剥離29bが現れる
。これ以上の垂直荷重Zwを負荷しても完全剥離29b
の状態が連続して発生し、基材30の塑性領域が増加す
る。
第8図はコーティング膜厚tと剥離荷重LCの関係を示
した図で、膜厚tの増加と共に剥離荷重LCも増加し、
膜厚によって剥離荷重LCが異なることを示している。
第9図は膜厚tと亀裂間隔δの関係を示した図で、膜厚
tの増加と共に亀裂間隔δも大きくなり、膜厚tによっ
て亀裂間隔δが異なることを示している。
第10図は膜厚tと剥離面積Σの関係を示した図で、膜
厚tによって剥離面積Σが異なり第8図、第9図と同様
の傾向を示すことが分かる。
しかして、コーティング皮膜の密着力σは簡単な材料力
学の式で表せば σ−Zw/Σ・・・・・・・・・・・・・−・・・・ 
(1)式ここで、zw:コーティング皮膜が剥離した垂
直荷重 Σ:コーティング皮膜が剥離した面積 である。
すなわち、コーティング皮膜の密着力σは上記(1)式
から第11図に示すごとく、膜厚tに関係なく密着力は
同じであることが分かる。したがって、引掻き試験で得
られる剥離荷重LCは剥離面積Σを用いて単位面積当た
りの荷重に直せば、密着力とすることができる。
第12図は本発明のコーティング皮膜の密着力測定方法
に使用する引掻き試験装置を示し、この引掻き試験装置
に検出器全ての機能を持たせたものである。この一体型
にした引掻き試験装置は1、形状検出器201、表面性
読取部21、面積測定部23、パーソナルコンピュータ
24、記録部26から構成され、試験片8を引掻き試験
装置から取り外すことなくそのままで試験が完了できる
優れた点がある。従って、種々の基材、種々のコーティ
ング施工法によって模擬試験片を作製し、夫々の引掻き
試験による密着力と実製品の引掻き試験による密着力の
較正曲線を取得しデータベースとしたことにより、コー
ティングを施した製品の検査を定量的にしかも精度良く
簡便に実施可能となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば基材表面にコーティング
されたコーティング皮膜の密着力を引掻き試験装置によ
って破壊的かつ定量的に測定する方法において、コーテ
ィング皮膜の表面に負荷する垂直荷重をある値で一定に
保ちなから圧子にてコーティング皮膜表面を引掻き、こ
のとき圧子先端に発生する亀裂寸法・形状、亀裂間隔を
求め、更に垂直荷重を変えた値で一定に保ちなから圧子
にてコーティング皮膜表面を引掻き、圧子先端に発生す
る皮膜の破壊荷重を求め、得られた亀裂寸法、亀裂間隔
、皮膜の剥離面積、皮膜の剥離荷重の関係からコーティ
ング皮膜の密着力をもとめることをシステム化したこと
により、コーティング皮膜の密着力測定が定量的にかつ
簡便に可能となり、コーティング部材の剥離、密着力検
出能力が向上し、密着力、剥離検出精度が向上する。ま
た得られた密着力を表示部で表示し、その場で目視によ
る密着力の判定ができる。さらに剥離監視装置とするこ
とにより、製品検査時における規格値以下の皮膜の不良
を無人あるいは昼夜連続で検出することが可能であり、
作業時間の短縮、検出精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるコーティング皮膜の密着力測定方
法を示す図、第2図は定荷重引掻き試験後のコーティン
グ皮膜亀裂の形状間隔δと皮膜剥離の面積の関係を示す
図、第3図は亀裂の形状間隔δに伴う皮膜剥離面積とコ
ーティング皮膜の剥離面積との関係を示す図、第4図は
4つの剥離形態の一つの安定期を示す図、第5図は4つ
の剥離形態の一つの亀裂発生期を示す図、第6図は剥離
開始期を示す図、第7図は4つの剥離形態の一つの皮膜
の完全剥離期を示す図、第8図はコーティング膜厚tと
剥離荷重LCの関係を示す図、第9図は膜厚tと亀裂間
隔δの関係を示す図、第10図は膜厚と剥離面積の関係
を示す図、第11図は膜厚tに関係なく密着力は同しで
あることを示す図、第12図は本発明の他の実施例を示
す図、第13図は従来の一般的な引掻き試験装置を示す
図、第14図は引掻き試験装置の原理を示す図、第15
図は定荷重試験により皮膜の剥離荷重を求める図、第1
6図は連続試験方法により皮膜の剥離荷重を求める図、
第17図は剥離荷重と皮膜剥離面積との関係を示す図で
ある。 1・・・本体機構部、2・・・測定制御部、5・・・圧
子、6・・・半導体検出器、8・・・試験片、9・・・
AEセンサ、10・・・皮膜、11・・・引掻き傷、2
0・・・形状検出器、21・・・表面性読取り部、22
・・・モニタ、23・・・面積測定部、24・・・パソ
コン、25・・・表示部、26・・・記録部、27・・
・引掻き傷、28・・・1裂、29・・・剥離、29a
・・・剥離開始、29b・・・完全剥離、30・・・基
材、31・・・塑性領域、δ・・・亀裂間隔、Σ・・・
剥離の面積、LC・・・亀裂の面積、t・・・コーティ
ング膜厚、2・・・垂直方向、Zw・・・垂直荷重、Y
・・・水平方向、Yw・・・水平荷重、LC・・・剥離
荷重、δ・・・密着力。 第1図 第5図 第3図 i(/LIm5 第8図 (戸m) 第9図 (Pro) 第11図 2w 12 第15図 Z、Y 第17図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 基材表面にコーティングされた皮膜の剥離強度および密
    着力を引掻き試験装置によって破壊的かつ定量的に測定
    するコーティング皮膜の密着力測定方法において、引掻
    き試験装置の圧子をコーティング皮膜の表面に当接し、
    この圧子に一定の垂直荷重を加えながらコーティング皮
    膜表面を引掻き、このとき圧子先端に発生する皮膜の亀
    裂寸法・形状、亀裂間隔を検出し、ついで圧子に加えら
    れる垂直荷重を上記垂直荷重と変えた値でコーティング
    皮膜表面を引掻き、このとき圧子先端に発生する皮膜の
    破壊荷重を検出し、得られた亀裂寸法、亀裂間隔、皮膜
    の破壊面積、皮膜の破壊荷重の関係からコーティング皮
    膜の密着力を求めることをシステム化することを特徴と
    するコーティング皮膜の密着力測定方法。
JP6379590A 1990-03-14 1990-03-14 コーティング皮膜の密着力測定方法 Pending JPH03264841A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101357433B1 (ko) * 2012-05-15 2014-02-04 현대하이스코 주식회사 연료전지용 금속분리판 표면의 불연속 코팅층의 밀착성 평가 방법
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