JPH03264776A - 内燃機関用点火コイル - Google Patents

内燃機関用点火コイル

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JPH03264776A
JPH03264776A JP2063483A JP6348390A JPH03264776A JP H03264776 A JPH03264776 A JP H03264776A JP 2063483 A JP2063483 A JP 2063483A JP 6348390 A JP6348390 A JP 6348390A JP H03264776 A JPH03264776 A JP H03264776A
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cylindrical
conductor
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Junichi Wada
純一 和田
Yoshimi Nakase
好美 中瀬
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は内燃機関の各気筒の点火プラグに直接的に接続
される点火コイルに関し、特に高電圧を発生するコイル
部本体と、この高電圧を点火プラグへ導通ずるコネクタ
部との接続構造に関する。
〔従来の技術] 従来、高電圧を発生するコイル部本体と、このコイル部
本体よりの高電圧を点火コイルへ供給するコネクタ部と
が分離できる内燃機関用点火コイルにおいて、コネクタ
部のs1i体は、コイル部本体とコネクタ部とを着脱す
るとき、コネクタ部の中心部で接続、分離するものがあ
る(例えば、実開昭64−8580号公報)。
〔発明が解決しようとする課B] ところが、上述した内燃機関用点火コイルにおいて、コ
ネクタ部の導電体は、コイル部本体と点火プラグとの間
の芯ずれを吸収するため、コネクタ部の中心部で分離さ
れており、バネの反発力でこれら導電体を接続している
ので、振動による摩耗により分離された2つの導電体が
接触不良を起こして高電圧を点火プラグへ通電できなく
なるという問題がある。本発明は、分離部での接触不良
をなくし、確実にコイル部本体よりの高電圧を点火プラ
グに供給することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] そこで本発明は、上記問題点を解決する手段として 1次巻線と2次巻線とを含むコイル部と、このコイル部
を収納する樹脂ケースと、前記2次巻線の端部をなす銅
線を接続する2次端子と、前記樹脂ケースと樹脂により
一体威形された円筒形状でありこの円筒の外周に凸部を
もつ高圧タワーと、この高圧タワーの円筒内に固着され
ると共に、前記2次端子に接続されかつ内周に球面状の
凹部を有する円筒形状の高圧ターミナルと、を含むコイ
ル部本体と、 端部内周に凹部をもつ弾性材よりなる円筒状の絶縁樹脂
体と、この絶縁相I旨体内に嵌合している円筒状の導電
体と、この導電体の一端の外周に設けた突起と、前記導
電体の他端内に収納され点火プラグに接続されるコイル
スプリングと、を含むコネクタ部と、 を備え、このコネクタ部と前記コイル部本体とは前記高
圧タワーの凸部と前記絶縁樹脂体の凹部とを嵌合して組
みつけてあり、また前記リングスプリングの突起と高圧
ターミナルの球面状の凹部とが揺動可能に嵌合している
ことを特徴とする内燃機関用点火コイルを提供する。
〔作用〕
これにより、コイル部本体の高圧タワー凸部がコネクタ
部の絶縁樹脂体凹部に嵌合されると同時に、高圧ターミ
ナルの球面状の凹部に、導電体に設けた突起が嵌合して
コイル部本体とコネクタ部との分離部を揺動可能な状態
で電気的に接続している。
〔実施例〕
本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明である内燃機関用点火コイルの要部断面
図である。1は1次巻線と2次巻線とを含むコイル部、
2はこのコイル部1を横置きで収納する樹脂ケースで、
その下部には円筒状の高圧タワー5が樹脂材により一体
戒形されていて、この高圧タワー5の内部にはキャップ
状の高圧ターミナル4が一体戒形により固着しである。
そして、この高圧ターミナル4は2次巻線端部をなす銅
線を接続している2次端子3に接続しである。6はゴム
等の弾性材よりなる円筒状の絶縁樹脂体であり、その内
周に円筒状の導電体7が密着嵌合しである。又この導電
体7は上端に高圧ターミナル4を接続する導電金属材よ
りなるリングスプリング8を組み付け、下端には点火プ
ラグ(図示せず)に直接接続されるコイルスプリング9
が収納しである。また、絶縁樹脂体6上端内周面のリン
グスプリング8との対向する部分には高圧タワー5を嵌
入するための空間が形成されている。
第2図は上記点火コイルにおける高圧ターミナル4とリ
ングスプリング8との接続部を示した拡大図である。
6aは、円筒状の絶縁樹脂体6の上端内周部に設けたリ
ング状の凹部であり、この凹部6aの絶縁樹脂体6の軸
方向断面は第2図に示す如く台形になっている。5aは
高圧タワー5の上端外周にこの高圧タワー5と一体にな
っているリング状の凸部である。この凸部5aの断面は
凹部6aの断面と同し台形であり、凸部5aと凹部6a
は互いδこ密着嵌合されている。高圧ター衾ナル4は、
キャップ部4Cとこのキャップ部4cの上端から伸びる
棒状の突起部4bとからなり、この突起部4bは2次端
子3の中央に設けた穴部3bに圧入してあり、この穴部
3bの周縁に設けた突起3aに電気的に接続されている
。又4aはキャンプ部4Cの中央部の内周に球面状に成
形されたリング状の凹部である。この凹部4aはリング
スプリング8の外周に打出し形成した複数個の金属製の
半球面状の突起8aと揺動可能に嵌合し、高圧ターくナ
ル4とリングスプリング7との間を電気的に接続してい
る。
第3図は絶縁樹脂体6の断面図!あり、第4図は導電体
7にリングスプリング8とコイルスプリング9とを組み
つける前の状態を示した分解図である。第5図は導電体
7にリングスプリング8及びスプリング9を組みつけた
後の図である。円筒状の導電体7の上端円周上には複数
個の貫通穴部7aが設けてあり、この穴部7aには導電
体7の上端の開口部7cより圧入されたリングスプリン
グ8の突起8aが嵌合されており、この突起8aが導電
体7の外に穴部7aを通して突出している。
7bはスプリング9を収納するために導電体7に一体に
成形されたキャップ状の収納部である。7dはコイルス
プリング9の脱落を防止するための内周に打ちだした突
起である。6bは導電体7を密接嵌合して収納するため
に絶縁体6に形成した円柱状の中空部である。6cはこ
の中空部6bの上端部であり、高圧タワー5を収納する
収納部である。
第6図は、コイル部本体へコネクタ部を組みつける前の
状態を示した図であり、Aは高電圧を発生するコイル部
1やこの高電圧を通電する高圧ターミナル4等を含むコ
イル部本体、Bはコイル部本体Aに組みつけられて高電
圧を通電する導電体7や点火プラグに接続するスプリン
グ9等を含むコネクタ部である。
第7図は点火コイルをエンジン本体に組みつけた状態を
示した要部断面図であり、10はコイルスプリング9と
接続している点火プラグで、ダブルオーバーヘッドカム
式4サイクルエンジンの各気筒に1つずつ配置されてい
る。11はエンジン本体であり、コイル部本体Aおよび
コネクタ部Bよりなる点火コイル13はプラグホール1
4に収納固定しである。12はコイル部本体Aを組みっ
け固定するためエンジン本体11に形成したコイル固定
部である。
以下に上記構成よりなる点火コイルの組み付は方法を示
す。樹脂ケース2にコイル部1を収納する。又、このコ
イル部1を収納する前にコイル部1のボビンつばに2次
巻線の端部をなす銅線を接続する2次端子3を固着させ
る。そして、コイル部lを樹脂ケース2に収納した際、
高圧ター短ナル4の突起部4bは2次端子3の中央に設
けた穴部3bに圧入され、この穴部3bの周縁に設けた
突起3aと突起部4bとは電気的に接続される。
次に樹脂ケース2の開口部(図示せず)より熱硬化性樹
脂をコイル部工と樹脂ケース2との間に注入してコイル
部を固定させる。
又、高圧タワー5の形状は円筒であり、この中央外周に
はリング状に凸部5aを有するように成形しである。そ
して、高圧タワ−5内周に固着した高圧ターミナル4の
キャップ4cは内周に球面状の凹部4bを有する形状と
しである。
以上によりコイル部本体Aが組みつけられる。
次に円筒状の導電体7の上端の開口部7cよりリングス
プリング8を圧入し、リングスプリング8の外周に設け
た複数の突起8aを導電体7の上端に設けた複数の穴部
7aに嵌合させる。そして、この穴部7aを通して突起
8aを導電体7の外周へ突出すことにより、リングスプ
リング8を導電体7の円筒内に固定させる。又導電体7
の下端のキャップ部7b内に点火プラグ10と接続する
コイルスプリング・9を挿入して収納する。そして、リ
ングスプリング8とスプリング9とを含んだ導電体7を
絶縁体6内に密着嵌合させてコネクタ部Bを得る。
次にこのコネクタ部Bをコイル部本体Aに挿入する。こ
のとき絶縁樹脂体6の凹部6aは高圧タワー5の凸部5
aに密着嵌合されて、絶縁樹脂体6と高圧タワー5とが
組み付けられる。すなわち、コネクタ部Bとコイル部本
体Aとは組みつけられる。又このとき、導電体7の穴部
7aより突出ているリングスプリング8の複数の半球状
の突起8aは、高圧ターミナル4の内周に設けた球面状
の凹部4aに嵌合される。そして突起8aにはリングス
プリング8の復元力が働き、高圧ターミナル4の凹部4
aに押しつけられて半球状の突起8aと球面状の凹部4
aとは揺動可能な状態で電気的に接続される。
以上のようにして本実施例の内燃機関用点火コイルは第
7図に示すごとく組みつけられる。
ここでコイル部本体Aを固定するコイル固定部12は、
コイル部本体Aの高圧タワー5(高圧ターミナル4)と
点火プラグ100細心とが同心となる様に設計されてい
る。
ところが、エンジンの製造誤差等により高圧タワー5と
点火プラグ10軸とが同心になっていないと、点火コイ
ル13をエンジン本体11に収納固定したとき、コイル
本体Aとコネクタ部Bとの間に芯ずれが生じる。しかし
、半球状の突起8aと球面状の凹部4aとが揺動可能な
状態で電気的に接続しているため、この接続部で芯ずれ
を吸収して接触不良の恐れはない。又エンジンの振動に
よる接触不良の恐れもない。
なお、リングスプリング8のかわりに導電体7に一体的
に半球状の突起を複数個設けるようにしてもよい。又、
導電体7に設けた突起の形状は半球状でなくても円錐状
等の他の形状でもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明内燃機関用点火コイルは、絶縁
樹脂体の凹部に高圧タワーの凸部を嵌合してコイル本体
をコネクタ部に組みつけるため、これらが外れにくくな
りミ高圧ターミナルの球面状の凹部に導電体に設けた突
起を嵌合して電気的に接続するため、S型部材が動いて
も、常に球面状の凹部と突起は接続されておりi電材と
高圧ターミナル間の接触不良をなくすことができて高電
圧を確実に点火プラグへ供給することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明点火コイルの部分断面正面図、第2図は
本発明点火コイルの要部拡大図、第3図は絶縁樹脂体の
断面図、第4図は導電材にスプリングを組みつける前の
状態を示す分解正面図、第5図は導電材にスプリングを
組みつけた後を示す正面図、第6図はコイル部本体へ導
電部材を組みつける前の状態を示す部分断面正面部、第
7図は点火コイルのエンジンへの組みつけ状態を示した
部分断面正面図である。 l・・・コイル部、2・・・樹脂ケース、3・・・2次
端子。 4・・・高圧ターミナル、5・・・高圧タワー、6・・
・絶縁樹脂体、7・・・導電材、8・・・リングスプリ
ング、9・・・コイルスプリング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1次巻線と2次巻線とを含むコイル部と、このコイル部
    を収納する樹脂ケースと、前記2次巻線の端部をなす銅
    線を接続する2次端子と、前記樹脂ケースと樹脂により
    一体成形された円筒形状の高圧タワーと、この高圧タワ
    ーの円筒内に固着されると共に、前記2次端子に接続さ
    れかつ内周に球面状の凹部を有する円筒形状の高圧ター
    ミナルと、を含むコイル部本体と、 弾性材よりなる円筒状の絶縁樹脂体と、この絶縁樹脂体
    内に嵌合している円筒状の導電体と、この導電体の一端
    の外周に設けた突起と、前記導電体の他端内に収納され
    点火プラグに接続されるコイルスプリングと、を含むコ
    ネクタ部と、 を備え、このコネクタ部と前記コイル部本体とは前記高
    圧タワーと前記絶縁樹脂体とを嵌合して組みつけてあり
    、また前記導電体の一端の外周に設けられた突起と高圧
    ターミナルの球面状の凹部とが揺動可能に嵌合している
    ことを特徴とする内燃機関用点火コイル。
JP2063483A 1990-03-08 1990-03-14 内燃機関用点火コイル Expired - Lifetime JP2718237B2 (ja)

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DE69103553T DE69103553T2 (de) 1990-03-08 1991-02-14 Zündspule für Verbrennungsmotor.
ES91102106T ES2057622T3 (es) 1990-03-08 1991-02-14 Bobina de encendido para un motor de combustion interna.
EP91102106A EP0445557B1 (en) 1990-03-08 1991-02-14 Ignition coil for internal combustion engine
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