JPH03264422A

JPH03264422A - 非停止式自動積込み形オーバーヘッドコンベヤ装置

Info

Publication number: JPH03264422A
Application number: JP2060599A
Authority: JP
Inventors: Kozo Mitsumaru; 三丸　幸三
Original assignee: Mitsubishi Motors Corp
Current assignee: Mitsubishi Motors Corp
Priority date: 1990-03-12
Filing date: 1990-03-12
Publication date: 1991-11-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、例えば自動車製造工場において、自動車部品
を自動車組立てラインへ供給するのに適したオーバーヘ
ッド式コンベヤ装置に関し、特に上記自動車部品の上記
オーバーヘッド式コンベヤ装置に対する搬送物の積込み
作業が、同オーバーヘッドコンベヤ装置の運行を停止す
ることなく行なえるようにした、オーバーヘッド式コン
ベヤ装置に関する。

〔従来の技術〕

一般に、自動車製造工場では、自動車組立てラインへ自
動車部品を供給するのに、オーバーヘッド式コンベヤ装
置が用いられている。

その従来例を第４図（要部の側面図）により説明すると
、符号１はオーバーヘッド式チェーンコンベヤ装置にお
けるチェーンを示していて、チェーン１は公知のチェー
ンコンベヤ装置と同様に、所定箇所間に環状に張設され
て、搬送用部材としての機能をそなえており、筒状のガ
イド２に案内されて矢印方向に移動可能に設けられてい
る。

チェーン１に、複数の搬送用ハンガ３が吊下リンク３ａ
を介して懸吊されるとともに、コンベヤ装置にはハンガ
３に搬送物を積込むための積込み部４が設けられていて
、この積込み部４においてチェーン１を作業者５とほぼ
同じ高さに案内可能な下向きの屈曲部６がガイド２に形
成されている。

ハンガ３は、吊下リンク３ａに枢軸を介して接続される
吊下部３ｂとその下端部に連設された載荷部３ｃとから
形成されて、搬送物としての自動車用シート７を搭載さ
れたパレット８が積込み部４でハンガ３の載荷部３ｃ上
に、作業者５によって積込まれるように構成されている
。符号９は積込み部４に設けられた積込みリフタを、ま
た符号１０は床面をそれぞれ示している。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述のような従来のオーバーヘッド式チェー
ンコンベヤ装置では、積込み部４でパレット８を積込む
とき、チェーンコンベヤ装置の運転を停止しなければな
らないので、運行操作が煩わしいのみならずチェーンコ
ンベヤ装置の搬送効率が低下するという問題点がある。

本発明は、このような問題点の解決をはかろうとするも
ので、積込み部において、コンベヤ装置の運行を停止す
ることなく上記積込み部に到着したハンガから空パレッ
トの積下しが自動的に行なえるとともに、上記ハンガｌ
＼実パレットの積込みが自動的に行なえる、非停止式自
動積込み形オーバーヘッドコンベヤ装置を提供すること
を目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上述の目的を達成するため、本発明の非停止式自動積込
み形オーバーヘッドコンベヤ装置は、オーバーヘッド式
コンベヤ装置において、同コンベヤ装置が、所定位置間
に環状に張設された搬送用部材と、同搬送用部材に吊下
げられた複数個のハンガとをそなえ、同ハンガが、上端
部を上記搬送用部材に取付けられた吊下部と同吊下部の
下端部に片持ち式に連設されたパレット搭載用の載荷部
とから構成され、搬送物を搭載された実パレットの上記
ハンガへの搭載用の積込み部と上記ハンガから空パレッ
トの積下し用の積下し部とが設けられて、上記の積込み
部および積下し部にそれぞれ設けられた積込み台および
積下し白が、移動中の上記ハンガの吊下げ部および載荷
部と干渉しないように構成されていることを特徴として
いる。

〔作　用〕

上述の本発明の非停止式自動積込み形オーバーヘッドコ
ンベヤ装置では、オーバーヘッド式コンベヤ装置におい
て、搬送物の上記コンベヤ装置ｌ＼の積込みが同コンベ
ヤ装置の運行を停止することなく行なえるので、運行操
作が簡単となるとともに搬送効率を向上させることがで
きる。

〔実　施　例〕

以下、図面により本発明の一実施例としての非停止式自
動積込み形オーバーヘッドコンベヤ装置について説明す
ると、第１図はその要部側面図、第２図は同平面図、第
３図はハンガの正面図である。

なお、第１〜３図中第４図と同じ符号はほぼ同一部材を
示してる。

この実施例のチェーンコンベヤ装置も、オーバーヘッド
式で前述の従来の場合と同様に、搬送用部材としての環
状のチェーン１と、積込み部４においてチェーン１を作
業者とほぼ同じ高さにチェーン１を案内可能な下向きの
屈曲部６をもつガイド２とをそなえている。

チェーン１に複数のハンガ３が等間隔に吊下リンク３ａ
を介して懸吊されている。

そして、ハンガ３は、積込み部４ではガイド２に案内さ
れながら矢印方向に移動して作業者とほぼ同じ高さまで
下降しその後上昇する。

第１図中の点ａ０・・・・・・１１＋３および点ｂ０・
・・・・・ｂ１３は、積込み部４付近におけるハンガ３
の載荷部３ｃを構成する後側の腕部材ａおよび前側の腕
部材すの軌跡を示している。

符号１１は積込み部４に設けられた空パレット８の受取
り装置で、積下し台１２とその上面に出没可能に設けら
れた左右一対の受板１３と各受板１３操作用の油圧シリ
ンダ装置１５と多数のローラ１４ａをそなえたローラコ
ンベヤ装置１４とがら槽底されてぃ受取り装置１１のこ
れと接近した下流側に、実パレット（搬送物を搭載され
たパレット、空パレットと区別するために符号８″を付
す）の積込み装［２１が配設されている。積込み装置１
２１は積込み台２２とその上面に設けられ多数のローラ
２３ａをそなえたローラコンベヤ２３とから構成されて
いる。

符号２４は積込み装置２１の下流側に設けられたハンガ
ガイドで、積込み台２２に取付は角度調整可能に取付け
られている。符号２４ａは角度調整用の油圧シリンダ装
置を示している。

ハンガ３は、第３図に示すように、チェーン１に取付け
られた吊下リンク３ａに枢軸３ｄを介して懸吊可能な吊
下部３ｂと吊下部３ｂの下端部に片持ち式に連設された
パイプ状のパイプ載荷部３ｃとから構成されている。

上述の構成により、ハンガ３がチェーン１の移動と共に
（第１図の〉矢印方向に移動して積込み部４に進入して
きて（なおこのとき、ハンガ３の載荷部３ｃには自動車
組立てラインからの空パレット８が搭載されている〉、
下死点く点１１！＋’ｌで示された位Ｗ〉に到達する直
前で、載荷部３Ｃ上の空パレット８が受取り装置１１の
受板１３でその周縁部を支持され（この状態のパレット
に符号８′を付す〉で空パレット８′がハンガ３から離
脱し、ハンガ３は無載荷状態となる。

この状態でハンガ３はさらに矢印方向へ進行し、やがて
積込み台２２にやや上昇しながら近づく。

そして、バンカ３の載荷部３ｃを構成する２本の腕部材
ａ、ｂは、それぞれａｌｇａｅ・・・・・・ａｌｆｆお
よびす、。

ｂ、・・・・・・ｂ、と移動して、積込み台２２のロー
ラコンベヤ２３上で待機していた実パレット８″（実パ
レット８″には被搬送物としての自動車用シート７が搭
載されているが、第１図ではその記載を省略した）を下
方から持ち上げる、つまり’ｌ　１　＋’ｌ　ｌの時点
で実パレット８″がハンガ３の載荷部３ｃ上に自動的に
搭載され、ハンガ３が矢印方向に移動することにより、
矢印方向に搬送される。

上述の作動において、ハンガ３を構成する吊下部３ｂお
よび載荷部３ｃが積下し台１２および積込み白２２と干
渉しないように、積下し台１２および積込み台２２が三
方にフレームが配置されて一方に開口部が形成されるフ
レーム構造に形成されている。

すなわち積下し台１２は、三方にフレーム１２ａ。

１２ｂ、１２ｃが配置されるが、バンカの吊下部３ｂお
よび載荷部３ｃの幹部材Ｃが通過する部分にフレームが
配置されていない構造に形成されている。

また積込み台２２も三方にフレーム２２ａ、２２ｂ、２
２ｃが配置されるが、ハンガの吊下部３ｂおよび載荷部
３ｃの幹部材Ｃが通過する部分にフレームが配置されな
い構造に形成されている。

したがって、ハンガ３が前述の移動中にハンガ３が積下
し台１２や積込み台２２に干渉することはない。

なお積下し台１２の受板１３上に積替えられた空パレッ
ト８′は、油圧シリンダ装置１５の操作による外方への
移動によりローラコンベヤ１４上に落下して、ローラコ
ンベヤ１４で運び出される。また積込み台２２へは実パ
レット８″がローラコンベヤ２２で搬入されることはい
うまでもない。

〔発明の効果〕

以上詳述したように、本発明の非停止式自動積込み形オ
ーバーヘッドコンベヤ装置によれば、次のような効果な
いし利点が得られる。

（１〉コンベヤ装置の運行を停止することなく、ハンガ
から空パレットの積下しと実パレットの積込みが行なえ
る。

（２〉上記の積下しと積込みとが自動的に行なわれて作
業員を必要としない。

（３）積込み台を必要としないので、コストを安くする
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図は本発明の一実施例としての非停止式自動積
込み形オーバーヘッドコンベヤ装置を示すもので、第１
図はその要部側面図、第２図は同平面図、第３図はハン
ガの正面図であり、第４図は従来のオーバーヘッド式コ
ンベヤ装置の側面図である。１・・・チェーン、２・・・ガイド、３・・・ハンガ、
３ａ・・・吊下リンク、３ｂ・・・吊下部、３ｃ・・・
載荷部、４・・・積込み部、６・・・屈曲部、７・・・
自動車用シート、８・・・パレット、８′・・・空パレ
ット、８″・・・実パレット、１１・・・受取り装置、
１２・・・積下し台、１３・・・受板、１４・・・ロー
ラコンベヤ、１４ａ・・・ローラ、１５・・・油圧シリ
ンダ装置、２１・・・積込み装置、２２・・・積込み台
、２３・・・ローラコンベヤ、２３ａ・・・ローラ。

Claims

【特許請求の範囲】

オーバーヘッド式コンベヤ装置において、同コンベヤ装
置が、所定位置間に環状に張設された搬送用部材と、同
搬送用部材に吊下げられた複数個のハンガとをそなえ、
同ハンガが、上端部を上記搬送用部材に取付けられた吊
下部と同吊下部の下端部に片持ち式に連設されたパレッ
ト搭載用の載荷部とから構成され、搬送物を搭載された
実パレットの上記ハンガへの搭載用の積込み部と上記ハ
ンガから空パレットの積下し用の積下し部とが設けられ
て、上記の積込み部および積下し部にそれぞれ設けられ
た積込み台および積下し台が、移動中の上記ハンガの吊
下げ部および載荷部と干渉しないように構成されている
ことを特徴とする、非停止式自動積込み形オーバーヘッ
ドコンベヤ装置。