JPH03264342A - 液体容器の胴部貼り合わせ方法 - Google Patents
液体容器の胴部貼り合わせ方法Info
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- JPH03264342A JPH03264342A JP2065169A JP6516990A JPH03264342A JP H03264342 A JPH03264342 A JP H03264342A JP 2065169 A JP2065169 A JP 2065169A JP 6516990 A JP6516990 A JP 6516990A JP H03264342 A JPH03264342 A JP H03264342A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
液体容器の胴部貼り合わせ方法に関し、より具体的には
最外層がポリオレフィン樹脂層で、最内層がポリエステ
ル樹脂層からなる積層材により胴部を形成する容器にお
いて、シール性の高い胴部の貼り合わせ構造を提供する
為の方法に関する。
最外層がポリオレフィン樹脂層で、最内層がポリエステ
ル樹脂層からなる積層材により胴部を形成する容器にお
いて、シール性の高い胴部の貼り合わせ構造を提供する
為の方法に関する。
[従来の技術]
液体容器の胴部の材料として、紙、アルミニウム等の積
層構造からなる支持体と、その両側の樹脂層とからなる
積層材が広く使用されている。上記積層材にあっては、
胴部を形成する為に縁部と縁部とを重ねて貼り合わせる
必要がある。この際、貼り合わせ部の内側対偶となる積
層材の断面が液体内容物に接し、内容物の汚染、紙等の
支持体への液体浸透による積層材の強度低下、層間剥離
、更には密封性不良による内容物の酸化、劣化等か発生
するのを防止しなければならない。この為、上記内側対
偶の縁部を折返したり、同縁部を包囲するテープを使用
する技術が既に提案されている。
層構造からなる支持体と、その両側の樹脂層とからなる
積層材が広く使用されている。上記積層材にあっては、
胴部を形成する為に縁部と縁部とを重ねて貼り合わせる
必要がある。この際、貼り合わせ部の内側対偶となる積
層材の断面が液体内容物に接し、内容物の汚染、紙等の
支持体への液体浸透による積層材の強度低下、層間剥離
、更には密封性不良による内容物の酸化、劣化等か発生
するのを防止しなければならない。この為、上記内側対
偶の縁部を折返したり、同縁部を包囲するテープを使用
する技術が既に提案されている。
また上記積層材にあっては、上記樹脂層材料として熱接
着性に優れるポリオレフィン樹脂が長年使用されていた
が、同樹脂は、内容物の成分、特に香気成分を吸着する
と共に、同樹脂から低分子量物質が内容物に移行(一般
にオレフィン臭)する為、内容物の味覚が低下するとい
う問題があった。
着性に優れるポリオレフィン樹脂が長年使用されていた
が、同樹脂は、内容物の成分、特に香気成分を吸着する
と共に、同樹脂から低分子量物質が内容物に移行(一般
にオレフィン臭)する為、内容物の味覚が低下するとい
う問題があった。
この為、液体内容物に接触する内層を、ある程度の熱接
着性を有し、しかも上記吸着及び臭気の点において格段
機能の優れたポリエステル樹脂により形成した積層材を
使用する技術が提案されている。しかしポリオレフィン
樹脂外層と、ポリエステル樹脂内層とを有する積層材に
あっては、胴部を形成する為に縁部と縁部とを貼り合わ
せる際に、一般に使用されているシール方法(ヒートン
・−ル、フレームシール)では、場合によってうまく接
合できないという問題があった。表1にシール方法と接
合する樹脂の組合わせとの可(0)否(×)の関係を示
す。なお表中POはポリオレフィン樹脂、PETはポリ
エステル樹脂を示す。
着性を有し、しかも上記吸着及び臭気の点において格段
機能の優れたポリエステル樹脂により形成した積層材を
使用する技術が提案されている。しかしポリオレフィン
樹脂外層と、ポリエステル樹脂内層とを有する積層材に
あっては、胴部を形成する為に縁部と縁部とを貼り合わ
せる際に、一般に使用されているシール方法(ヒートン
・−ル、フレームシール)では、場合によってうまく接
合できないという問題があった。表1にシール方法と接
合する樹脂の組合わせとの可(0)否(×)の関係を示
す。なお表中POはポリオレフィン樹脂、PETはポリ
エステル樹脂を示す。
表1
樹脂組合わせ ヒートシール フレームシールpo7p
o o 。
o o 。
PO/PET x QPET
/PET Ox このように、ポリオレフィン樹脂外層及びポリエステル
樹脂内層からなる積層材にあっては、縁部間の貼り合わ
せに際し、考慮すべき複合的な要素が絡み合う。この為
、この種積層材を用いた液体容器の胴部の貼り合わせ構
造は、複雑なものになりがちであるにもかかわらず、こ
こに良好なシール性を提供することは難しいという問題
があった。
/PET Ox このように、ポリオレフィン樹脂外層及びポリエステル
樹脂内層からなる積層材にあっては、縁部間の貼り合わ
せに際し、考慮すべき複合的な要素が絡み合う。この為
、この種積層材を用いた液体容器の胴部の貼り合わせ構
造は、複雑なものになりがちであるにもかかわらず、こ
こに良好なシール性を提供することは難しいという問題
があった。
上記問題に対処する技術は、例えば、特開平l−3’9
338 、特開平1−39337に開示されている。特
開平1−39336は、ポリエステル樹脂に対する熱接
着性の接着剤を使用する技術に関し、特開平1−393
37は、貼り合わせ部の内側対偶の縁部をポリオレフィ
ン樹脂内層及びポリエステル樹脂外層を有するテープで
包囲する技術に関する。
338 、特開平1−39337に開示されている。特
開平1−39336は、ポリエステル樹脂に対する熱接
着性の接着剤を使用する技術に関し、特開平1−393
37は、貼り合わせ部の内側対偶の縁部をポリオレフィ
ン樹脂内層及びポリエステル樹脂外層を有するテープで
包囲する技術に関する。
[発明か解決しようとする課題〕
上記特開平1−39336に開示の技術はしかし、ポリ
オレフィン樹脂及びポリエステル樹脂の双方に良好な接
着性を有する接着剤が存在しないという問題を抱えてい
る。特定のポリオレフィン樹脂/特定のポリエステル樹
脂に対しては接着剤も存在するが、この技術の汎用性は
低い。
オレフィン樹脂及びポリエステル樹脂の双方に良好な接
着性を有する接着剤が存在しないという問題を抱えてい
る。特定のポリオレフィン樹脂/特定のポリエステル樹
脂に対しては接着剤も存在するが、この技術の汎用性は
低い。
本発明はかかる観点に基づいてなされたものであり、テ
ープを使用せず且つ一般的なヒートシールにより、良好
なシール性を得ることか可能な、汎用性の高い液体容器
の胴部貼り合わせ方法を提供することを目的とする。
ープを使用せず且つ一般的なヒートシールにより、良好
なシール性を得ることか可能な、汎用性の高い液体容器
の胴部貼り合わせ方法を提供することを目的とする。
[課題を解決する為の手段]
上記目的を達成する為の本発明に係る方法は、最外層が
ポリオレフィン樹脂層で、最内層がポリエステル樹脂層
からなる積層材により胴部を形成する液体容器の胴部貼
り合わせ方法であって、貼り合わせ部の内側対偶の縁部
に沿って上記内側対偶を外側に折返し、上記貼り合わせ
部において上記内側対偶のポリエステル樹脂層を外側に
向かせる工程と、上記貼り合わせ部の一部となる上記内
側対偶のポリオレフィン樹脂層の外表面をコロナ放電処
理する工程と、上記内側対偶の折返しポリエステル樹脂
層及び上記コロナ放電処理ポリオレフィン樹脂層と、外
側対偶のポリエステル樹脂層とをヒートシールする工程
と、を具備することを特徴とする。
ポリオレフィン樹脂層で、最内層がポリエステル樹脂層
からなる積層材により胴部を形成する液体容器の胴部貼
り合わせ方法であって、貼り合わせ部の内側対偶の縁部
に沿って上記内側対偶を外側に折返し、上記貼り合わせ
部において上記内側対偶のポリエステル樹脂層を外側に
向かせる工程と、上記貼り合わせ部の一部となる上記内
側対偶のポリオレフィン樹脂層の外表面をコロナ放電処
理する工程と、上記内側対偶の折返しポリエステル樹脂
層及び上記コロナ放電処理ポリオレフィン樹脂層と、外
側対偶のポリエステル樹脂層とをヒートシールする工程
と、を具備することを特徴とする。
[作用コ
上記構成により本発明に係る方法にあっては、未処理状
態ではヒートシールにより接合しないポリオレフィン樹
脂とポリエステル樹脂とが、ポリオレフィン樹脂層の外
表面をコロナ放電処理することにより、ヒートシールに
より接合可能となる。
態ではヒートシールにより接合しないポリオレフィン樹
脂とポリエステル樹脂とが、ポリオレフィン樹脂層の外
表面をコロナ放電処理することにより、ヒートシールに
より接合可能となる。
[実施例]
第3a図及び第3b図は本発明に係る液体容器の胴部貼
り合わせ方法において使用可能な積層材の異なる例を示
す断面図である。
り合わせ方法において使用可能な積層材の異なる例を示
す断面図である。
第3a図図示の積層材10は、紙11を支持体とし、こ
れにポリエチレン樹脂12、アルミニウム13、接着剤
14、ポリエステル樹脂15、接着剤16の各層を順に
積重した構造をなし、更に、容器の外面となる側にはポ
リエチレン樹脂層17、内面となる側にはポリエステル
樹脂層18が夫々形成されている。
れにポリエチレン樹脂12、アルミニウム13、接着剤
14、ポリエステル樹脂15、接着剤16の各層を順に
積重した構造をなし、更に、容器の外面となる側にはポ
リエチレン樹脂層17、内面となる側にはポリエステル
樹脂層18が夫々形成されている。
また符号19は容器外面に印刷されるインキ層を示す。
積層材IOの全体の厚さは約560〜640μmで、層
11〜16の基材部分が約470〜560μm1ポリエ
チレン樹脂層17が約25μm1ポリエステル樹脂層1
8が約60μmである。
11〜16の基材部分が約470〜560μm1ポリエ
チレン樹脂層17が約25μm1ポリエステル樹脂層1
8が約60μmである。
第3b図図示の積層材20は、紙21を支持体とし、こ
れにポリエチレン樹脂22、アルミニウム23、ポリエ
チレン樹脂24の各層を順に積重した構造をなし、更に
、容器の外面となる側にはポリエチレン樹脂層27、内
面となる側にはポリエステル樹脂層28が夫々形成され
ている。また符号29は容器外面に印刷されるインキ層
を示す。積層材2oの全体の厚さは約470〜5Hμm
で、層21〜24の基材部分が約410〜500μm1
ポリエチレン樹脂層27が約20μm1ポリエステル樹
脂層28が約35μmである。
れにポリエチレン樹脂22、アルミニウム23、ポリエ
チレン樹脂24の各層を順に積重した構造をなし、更に
、容器の外面となる側にはポリエチレン樹脂層27、内
面となる側にはポリエステル樹脂層28が夫々形成され
ている。また符号29は容器外面に印刷されるインキ層
を示す。積層材2oの全体の厚さは約470〜5Hμm
で、層21〜24の基材部分が約410〜500μm1
ポリエチレン樹脂層27が約20μm1ポリエステル樹
脂層28が約35μmである。
上記ポリエステル樹脂層18.28に使用するのに適当
なポリエステルは、香気成分等の吸着性の低いものであ
れば結晶性ポリエステル、非品性ポリエステル、低結晶
性ポリエステル、延伸結晶(配向)性ポリエステル等の
いずれのタイプのものでもよいが、具体的にはポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、酸
変性ポリエステル(デュポン社、5ELORX207等
)、グリコール変性ポリエステル(コダック社、PET
G 511G、PETG 6788等)等のポリエステ
ルが好ましくは用いられる。
なポリエステルは、香気成分等の吸着性の低いものであ
れば結晶性ポリエステル、非品性ポリエステル、低結晶
性ポリエステル、延伸結晶(配向)性ポリエステル等の
いずれのタイプのものでもよいが、具体的にはポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、酸
変性ポリエステル(デュポン社、5ELORX207等
)、グリコール変性ポリエステル(コダック社、PET
G 511G、PETG 6788等)等のポリエステ
ルが好ましくは用いられる。
第4図は本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ方法を
適用する例を示す図である。酒パック或いは牛乳パック
用の液体容器30は上述の積層材lO若しくは20によ
りケーシング即ち胴部32か形成される。本発明の方法
は、このような液体容器において、例えば図中A−A線
で囲むような、積層材を矩形に成形した後の対向する両
端部間の貼り合わせに適用される。
適用する例を示す図である。酒パック或いは牛乳パック
用の液体容器30は上述の積層材lO若しくは20によ
りケーシング即ち胴部32か形成される。本発明の方法
は、このような液体容器において、例えば図中A−A線
で囲むような、積層材を矩形に成形した後の対向する両
端部間の貼り合わせに適用される。
貼り合わせ部34は、内側対偶50と外側対偶60とか
らなり、両対偶が後述の態様で接合される。以下に説明
する第1図乃至第2図は、第4図中の張合わせ部34、
即ちA−A線部分の拡大図であり、第4図のA−A線部
分においてはこれらを総括して略示しである。
らなり、両対偶が後述の態様で接合される。以下に説明
する第1図乃至第2図は、第4図中の張合わせ部34、
即ちA−A線部分の拡大図であり、第4図のA−A線部
分においてはこれらを総括して略示しである。
本発明に係る方法においては、貼り合わせ部の樹脂層に
対してコロナ放電処理が必要の応じて行われる。この処
理は、主としてポリオレフィンの表面を改質して接着性
を高めるもので、例えば出力100kWのコロナ放電処
理装置を用い、50%の出力、ラインスピード1(10
+w/mfnの条件で行うことができる。この処理の強
さは、出力(電圧、電流)及びラインスピードを変える
ことにより容易に調節できる。
対してコロナ放電処理が必要の応じて行われる。この処
理は、主としてポリオレフィンの表面を改質して接着性
を高めるもので、例えば出力100kWのコロナ放電処
理装置を用い、50%の出力、ラインスピード1(10
+w/mfnの条件で行うことができる。この処理の強
さは、出力(電圧、電流)及びラインスピードを変える
ことにより容易に調節できる。
また内側対偶と外側対偶とはヒートシールにより接合さ
れるが、この場合のヒートシールの条件は、例えば30
0〜350℃、■、5秒、1.5kg/cm2である。
れるが、この場合のヒートシールの条件は、例えば30
0〜350℃、■、5秒、1.5kg/cm2である。
表2に、ヒートシールに先立つコロナ放電処理の有無と
、ヒートシール後に得られた貼り合わせ部の接合強度と
の関係を、接合する樹脂の組合わせ別に示す。なお表中
PEはポリエチレン樹脂、PETはポリエステル樹脂を
示す。また接合強度の単位はkg/15mn+幅である
。
、ヒートシール後に得られた貼り合わせ部の接合強度と
の関係を、接合する樹脂の組合わせ別に示す。なお表中
PEはポリエチレン樹脂、PETはポリエステル樹脂を
示す。また接合強度の単位はkg/15mn+幅である
。
表2
IIIS/す[I PE/有 PE /無 PET
/有 PET/無PE /有 〉5 〉5 約
1.6 約1.2PE /無 〉5 〉5
約0 約0PET/有 約1.6 約0 約
3.2 約2.2PET/無 約1.2 約0
約2.2 約3.4第1図及び第2図は、本発明
に係る貼り合わせ方法の第1実施例及び第2実施例にお
ける貼り合わせ部を夫々示す断面図である。図中共通す
る部分には共通の符号を付して説明を省略する。貼り合
わせ部は、積層材の縁部近傍である内側対偶5゜及び外
側対偶80とからなる。内側対偶5o及び外側対偶60
は共に、基材54.64、ポリエチレン樹脂外層56.
66、ポリエステル樹脂内層58.68を夫々具備する
。
/有 PET/無PE /有 〉5 〉5 約
1.6 約1.2PE /無 〉5 〉5
約0 約0PET/有 約1.6 約0 約
3.2 約2.2PET/無 約1.2 約0
約2.2 約3.4第1図及び第2図は、本発明
に係る貼り合わせ方法の第1実施例及び第2実施例にお
ける貼り合わせ部を夫々示す断面図である。図中共通す
る部分には共通の符号を付して説明を省略する。貼り合
わせ部は、積層材の縁部近傍である内側対偶5゜及び外
側対偶80とからなる。内側対偶5o及び外側対偶60
は共に、基材54.64、ポリエチレン樹脂外層56.
66、ポリエステル樹脂内層58.68を夫々具備する
。
第1実施例の方法にあっては、先ず、貼り合ゎせ部の内
側対偶50を、その縁部52に沿って外側に折返し、上
記貼り合わせ部において内側対偶50のポリエステル樹
脂層部位58aを外側に向かせる。
側対偶50を、その縁部52に沿って外側に折返し、上
記貼り合わせ部において内側対偶50のポリエステル樹
脂層部位58aを外側に向かせる。
次に、折返し部位58aの縁部に沿って隣接する内側対
偶5Gのポリエチレン樹脂層の部位58aの外表面をコ
ロナ放電処理する。
偶5Gのポリエチレン樹脂層の部位58aの外表面をコ
ロナ放電処理する。
貼り合わせ部の調製後、第1図図示の如く、内側対偶5
0のポリエステル樹脂層折返し部位58a及びポリエチ
レン樹脂層コロナ放電処理部位56aと、外側対偶60
の貼り合わせ部であるポリエステル樹脂層の部位Baa
、 B8bとを位置合わせする。そして内側対偶50
と外側対偶60とを重ね合わせ、ヒートシールする。こ
の際、内側対偶50の部位58a。
0のポリエステル樹脂層折返し部位58a及びポリエチ
レン樹脂層コロナ放電処理部位56aと、外側対偶60
の貼り合わせ部であるポリエステル樹脂層の部位Baa
、 B8bとを位置合わせする。そして内側対偶50
と外側対偶60とを重ね合わせ、ヒートシールする。こ
の際、内側対偶50の部位58a。
56aと、外側対偶60の部位B8a 、 68bとの
間の精密な位置合わせは不要で、外側対偶BOの部位8
8bの端部が、内側対偶コロナ放電処理部位5Baの領
域内に入っていればよい。
間の精密な位置合わせは不要で、外側対偶BOの部位8
8bの端部が、内側対偶コロナ放電処理部位5Baの領
域内に入っていればよい。
第2実施例の方法にあっては、上記第1実施例と異なり
、内側対偶50の折返しに先立ち、図中仮想線で示すよ
うに、縁部52側に向けて切欠部59を設ける。これに
より、ポリエステル樹脂層折返し部位58a及びポリエ
チレン樹脂層コロナ放電処理部位5Baが同一平面上に
存在するようになり、貼り合わせ処理が行い易くなると
共に、貼り合わせ後の機械的強度の向上が期待できる。
、内側対偶50の折返しに先立ち、図中仮想線で示すよ
うに、縁部52側に向けて切欠部59を設ける。これに
より、ポリエステル樹脂層折返し部位58a及びポリエ
チレン樹脂層コロナ放電処理部位5Baが同一平面上に
存在するようになり、貼り合わせ処理が行い易くなると
共に、貼り合わせ後の機械的強度の向上が期待できる。
爾後の工程は上記第1実施例と同様なものとなる。
上記両実施例に示す貼り合わせ方法によれば、表2から
分かるように、ポリエステル樹脂層部位58aとポリエ
ステル樹脂層部位88aとの貼り合わせ部においては、
約3.4 kg/15mm幅の接合強度が、コロナ放電
処理ポリエチレン樹脂層部位56aとポリエステル樹脂
層部位68bとの貼り合わせ部においては、約1.2
kg/ LSmtn幅の接合強度が得られる。
分かるように、ポリエステル樹脂層部位58aとポリエ
ステル樹脂層部位88aとの貼り合わせ部においては、
約3.4 kg/15mm幅の接合強度が、コロナ放電
処理ポリエチレン樹脂層部位56aとポリエステル樹脂
層部位68bとの貼り合わせ部においては、約1.2
kg/ LSmtn幅の接合強度が得られる。
液体容器の密封性及び機械的強度は、部位58aと部位
88aとの接合により得られる為、容器外側に位置する
こととなる部位58aと部位B8bとの接合は2次的も
のとなる。従って、部位58aと部位68bとの接合は
自然剥離を防止する上述の接合強度程度のもので十分と
なる。
88aとの接合により得られる為、容器外側に位置する
こととなる部位58aと部位B8bとの接合は2次的も
のとなる。従って、部位58aと部位68bとの接合は
自然剥離を防止する上述の接合強度程度のもので十分と
なる。
上記両実施例にあっては、内側対偶50のポリエチレン
樹脂層部位58aのコロナ放電処理は、内側対偶50の
折返し工程に先立って行うことも可能である。要は、ヒ
ートシールを行うまでに、貼り合わせ部の一部となる内
側対偶50の部位56aが処理されていることである。
樹脂層部位58aのコロナ放電処理は、内側対偶50の
折返し工程に先立って行うことも可能である。要は、ヒ
ートシールを行うまでに、貼り合わせ部の一部となる内
側対偶50の部位56aが処理されていることである。
また、コロナ放電処理はポリエステル樹脂層の部位58
aに対しても併せて施すようにしてもよい。
aに対しても併せて施すようにしてもよい。
また、上記実施例にあっては、外層材料としてポリエチ
レン樹脂を使用しているが、他のポリオレフィン樹脂を
使用してもよい。
レン樹脂を使用しているが、他のポリオレフィン樹脂を
使用してもよい。
[発明の効果コ
本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ方法よれば、一
般なヒートシールにより、良好なシール性を得ることが
可能となる。また、貼り合わせ部の内側対偶と外側対偶
との位置合わせに精密さが必要ない為、貼り合わせ作業
は行い易いものとなる。
般なヒートシールにより、良好なシール性を得ることが
可能となる。また、貼り合わせ部の内側対偶と外側対偶
との位置合わせに精密さが必要ない為、貼り合わせ作業
は行い易いものとなる。
第1図及び第2図は、本発明に係る貼り合わせ方法の第
1実施例及び第2実施例における貼り合わせ部を夫々示
す断面図である。第3a図及び第3b図は本発明に係る
液体容器の胴部貼り合わせ方法において使用可能な積層
材の異なる例を示す断面図である。 第4図は本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ方法を
適用する例を示す図である。 50・・・内側対偶、θO・・・外側対偶、54.84
・・・基材、56、88・・・ポリエチレン樹脂層、5
8.88・・・ポリエステル樹脂層、59・・・切欠部
、56a・・・コロナ放電処理部位
1実施例及び第2実施例における貼り合わせ部を夫々示
す断面図である。第3a図及び第3b図は本発明に係る
液体容器の胴部貼り合わせ方法において使用可能な積層
材の異なる例を示す断面図である。 第4図は本発明に係る液体容器の胴部貼り合わせ方法を
適用する例を示す図である。 50・・・内側対偶、θO・・・外側対偶、54.84
・・・基材、56、88・・・ポリエチレン樹脂層、5
8.88・・・ポリエステル樹脂層、59・・・切欠部
、56a・・・コロナ放電処理部位
Claims (1)
- 最外層がポリオレフィン樹脂層で、最内層がポリエステ
ル樹脂層からなる積層材により胴部を形成する液体容器
の胴部貼り合わせ方法であって、貼り合わせ部の内側対
偶の縁部に沿って上記内側対偶を外側に折返し、上記貼
り合わせ部において上記内側対偶のポリエステル樹脂層
を外側に向かせる工程と、上記貼り合わせ部の一部とな
る上記内側対偶のポリオレフィン樹脂層の外表面をコロ
ナ放電処理する工程と、上記内側対偶の折返しポリエス
テル樹脂層及び上記コロナ放電処理ポリオレフィン樹脂
層と、外側対偶のポリエステル樹脂層とをヒートシール
する工程と、を具備することを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2065169A JPH03264342A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 液体容器の胴部貼り合わせ方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2065169A JPH03264342A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 液体容器の胴部貼り合わせ方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03264342A true JPH03264342A (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=13279121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2065169A Pending JPH03264342A (ja) | 1990-03-15 | 1990-03-15 | 液体容器の胴部貼り合わせ方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03264342A (ja) |
-
1990
- 1990-03-15 JP JP2065169A patent/JPH03264342A/ja active Pending
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