JPH0326339A - 鉄触媒の製造方法および該触媒を使用するニトリルの水素化による1級アミンの製造方法 - Google Patents

鉄触媒の製造方法および該触媒を使用するニトリルの水素化による1級アミンの製造方法

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JPH0326339A
JPH0326339A JP2154166A JP15416690A JPH0326339A JP H0326339 A JPH0326339 A JP H0326339A JP 2154166 A JP2154166 A JP 2154166A JP 15416690 A JP15416690 A JP 15416690A JP H0326339 A JPH0326339 A JP H0326339A
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hydrogen
nitrile
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Otto Dr Immel
オツトー・イムメル
Dietrich Liebsch
デイートリツヒ・リーブシエ
Hans-H Schwarz
ハンス‐ハー・シユヴアルツ
Stephan Wendel
ステフアン・ヴエンデル
Peter Fischer
ペーテル・フイツシヤー
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    • B01J23/70Catalysts comprising metals or metal oxides or hydroxides, not provided for in group B01J21/00 of the iron group metals or copper
    • B01J23/74Iron group metals
    • B01J23/745Iron
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
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    • B01J37/16Reducing
    • B01J37/18Reducing with gases containing free hydrogen
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/44Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers
    • C07C209/48Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton by reduction of carboxylic acids or esters thereof in presence of ammonia or amines, or by reduction of nitriles, carboxylic acid amides, imines or imino-ethers by reduction of nitriles

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 血皿曵皇棗 本発明は削片、顆粒、または他の粒子状物の形の鉄また
は鉄合金の表面での部分酸化および続く水素化による還
元による戒形鉄触媒の新規製造方法に関する。本発明は
また、1級ア泉ン特にヘキサメチレンジアξンを、この
方法により製造された鉄触媒を使用して対応二トリルを
接触水素化することにより製造する方法に関する。
ニトリル特にアジボニトリルの対応アξンへの水素化に
鉄触媒を使用しうることは以前から知られている。即ち
、ドイツ特許公報848,654は、軽石上に沈澱させ
モして昇温で還元した鉄触媒を使用するアジポニトリル
の水素化法を開示している。
ドイツ公開公報2, 429. 293によれば、スエ
ーデン磁鉄鉱を1590℃で溶融することにより触媒を
製造しうる。溶融酸化鉄が固化した後、固体塊の寸法を
小さくして得られる粒状物を水素で還元してアジボニト
リル水素化に適する触媒とすることができる。ドイツ公
告公報2, 034, 380に開示されているアジボ
ニトリル水素化法も粒状酸化鉄例えばラブラドルで天然
に産する鉄鉱石の還元により製造される鉄触媒を使用す
る。
欧州特許出]i1101,584は異方性酸化鉄から水
素還元により得られる金属鉄粒子含有戒形鉄触媒塊を使
用するアジボニトリル水素化法を提案している。しかし
、記載されている鉄触媒製造法は比較的複雑であり、そ
して鉄粒子の圧縮により得られる片の破壊は水素化を連
続的に実施する場合厄介な圧力増加を生ずる。
従って本発明の目的は簡単なニトリル水素化法を提供す
ること並びにそのような方法のための触媒を提供するこ
とであった。特に本発明の目的は事実上いかなる型の鉄
または鉄合金からも簡単な方法で製造できそして高い活
性と長い有効寿命という利点を併有する触媒を得ること
であった。更に、不均一触媒プロセスに適する粒子の形
の金属鉄を使用することにより、困難な触媒威形プロセ
スを避けるべきであった。
本発明の目的は以下に記載する鉄触媒製造法および該触
媒の存在下での対応二トリルの水素化による1級アξン
の製造法により達威される。
発里夏翌慰 本発明は (a)粒子状の形の鉄または鉄合金を約200ないし約
800℃(好ましくは400ないし800″C)の高温
度で気体状酸素の存在下に少なくとも約5%ないし約3
2%(好ましくは10ないし30%)の重量増加が得ら
れるまで酸化し、それにより部分酸化された鉄または鉄
合金を形成させ:そして (b)部分酸化された鉄または鉄合金を約200ないし
約500’C(好ましくは250ないし450℃)の高
温度で水素の流れ中で還元し、この場合該流れは水素の
ほかに少量の非酸化性気体を含有しうる、 ことを含む有機化合物の水素化に使用される鉄触媒の製
造方法に関する。
本発明はまた1級アミンに対応するニトリルを上記方法
により得られる鉄触媒の存在下に接触水素化することを
含む該1級アξンの製造方法に関する。
見I逗404通旺虹 本発明による鉄触媒の製造に使用される出発物質は高温
度で大気酸素で酸化を受けうる鉄または鉄合金であるこ
とができる。好ましい鉄出発物質は少なくとも85重量
%(最も好ましくは少なくとも90重量%)の鉄を含有
する。鉄は少量の炭素、二酸化珪素、酸化アルミニウム
、燐、酸化カルシウム、酸化マグネシウム、酸化マンガ
ン、二酸化チタン、コバルト、マンガン、クロムおよび
/またはニッケルのような市販タイプの鉄または鉄合金
中に通常存在する不純物をも含有しうるが、触媒毒とし
て作用する物質を含んではならない。
本発明による鉄触媒の製造に適する出発物質はC4鋼の
削片または鉄鉱石を原料の融点以下の温度でいわゆる直
接還元して得られる鉄スポンジといった市販鉄を包含す
る。鉄触媒製造法において、鉄または鉄合金は顆粒、削
片または当該技術分野で知られている他の適当な粒状物
といった種々の粒状形のいずれでも使用しうる。
鉄は、場合により活性化剤として作用する金属でドーピ
ング後、約200ないし約800℃(好ましくは400
ないし800’C)の温度で気体状酸素好ましくは空気
の存在下に、金属が少なくとも5%そして32%より多
くない(好ましくは10ないし30%)重量増加を生ず
るまで焼戻される。この熱処理は一般に約5ないし約1
00時間を要し、所要時間は勿論温度、酸素濃度および
鉄の化学組或に依存する。
得られる部分酸化された鉄または鉄合金は第2反応段階
で、少量のアンモニア、メタンまたは一酸化炭素といっ
た池の非酸化性気体を含有してもよい水素の流れ中で高
温度で還元にかけられる。
−5− 一6− この還元段階は一般に約200ないし約500℃(好ま
しくは250ないし450℃)の温度で約400バール
まで(好ましくは1ないし350バール)の水素圧で実
施される。還元は好ましくは、第1反応段階で生或した
酸化鉄の比較的大量が元素鉄に還元されるまで続ける。
これは一般に3ないし100時間かかるが、第1反応段
階で生或した酸化鉄が部分還元しか受けなくても尚使用
可能な触媒が得られる。従って存在する酸化鉄の完全還
元は必須でない。
本発明による鉄触媒の製造法の好ましい態様では、酸化
された鉄のまたは部分酸化された鉄合金の還元は、後に
ニトリルの水素化に使用されるのと同じ反応室中で行な
われる。本発明により製造される水素化触媒の幾何学的
形は基本的には鉄出発物質のそれと同じである。出発物
質の形の選択は水素化反応器中に期待される流動状態に
依存しろる。この方法は水素化反応器中に空気感受性触
媒を別に導入する手順を不要にする。
鉄触媒製造のための本発明による方法の他の好ましいM
様では、鉄または鉄合金は熱処理の前かまたは後にしか
し水素化の前に、活性化剤として作用する金属でドーピ
ングされる。この目的に適当な金属は例えばコバルト、
マンガン、クロム、モリブデン、ルテニウムおよびイリ
ジウムを包含する。ドーピングは鉄をドーピング金属の
塩(硝酸塩、酢酸塩または蟻酸塩のような)の水溶液で
含浸または湿潤することにより実施されそして熱処理の
前または後に実施しうる。塩処理された鉄を次に空気中
で、場合により約60ないし約120℃のような昇温で
、乾燥する。塩は一般に、未酸化の鉄または鉄合金を基
準にして約0.01ないし約1重景%の活性化金属に相
当する量で使用される。ドーピングの後は焼戻し、また
はドーピングを焼戻し後に実施するなら、水素化を行な
う。
本発明により得られる鉄触媒はニトリルの対応アミンへ
の水素化における触媒としての使用に特に適する。アジ
ボニトリル(またはヘキサンジニトリル)のへキサメチ
レンジアξンへの水素化が工業的に特に重要であるが、
他のニトリルも本発明による触媒の助けで水素化されう
る。適当な該ニトリルはアセトニトリル、ブロピオニト
リル、スクシノニトリル(またはブタンジニトリル)、
グルタロニトリル(またはペンタンジニトリル)、ペン
ゾニトリルおよびニコチノニトリル(または3−ピリジ
ンカルボニトリル)を包含する。
ニトリルの水素化は一般に、不所望の副生物の生戒を防
ぐためにアンモニアの存在下に実施される。アンモニア
を使用する場合、ニトリル(好ましくはアジボニトリル
)とアンモニアは1:0.1ないし1:10(好ましく
はt:O.5ないし1:6)の重量比で使用される。水
素化は一般に約80ないし約180℃の温度および約1
00ないし約450バールの圧力で実施される。水素化
はメタノール、エタノールまたはブタノールのような溶
媒の存在下または不在下に、オートクレープ中でまたは
連続運転圧力反応器中で実施しうる。
水素化反応で一般に90%以上の収率で得られる1級ア
ミン(特にヘキサメチレンジアミン)は既知方法で蒸留
により精製される。
以下の実施例は本発明の方法の詳細を更に説明する。前
記開示に示された本発明は精神または範囲においてこれ
ら実施例により制限されるべきでない。当該技術分野の
熟達者は以下の手順の条件の既知変形を使用しろること
を容易に理解するであろう。別にことわらない限りすべ
ての温度は摂氏度でありそしてすべての百分率は重量百
分率である。
市販実験室級やすり屑鉄(2 0 0 g)を空気の存
在下6 0 0 ’Cで25.5時間焼戻した(重量増
加11.3%)。得られた部分酸化された鉄30gを次
に水素流中で400″Cで7.5時間還元し、そして冷
却後0.25リットル振動オートクレープ中に空気を排
除して導入した。オートクレープにアジポニトリル40
gおよび液体アンモニア40gを入れた。水素を加圧下
に導入して水素化を180℃、250″Cないし300
バールで5.3時間実施した。水素化はへキサメチレン
ジアξン9一 一10 96.4%、アミノカプロン酸二トリル0.1%、アジ
ボニトリル0.48%、1.2−ジアもノシクロへキサ
ン0.28%、アゾシクロへブタン1.5%および他の
副生物を含有する反応生底物を生じた。
明−L この例では鉄鉱石の直接還元によって製造された下記組
或を有する市販鉄粒状物を使用した:Fe:    9
0−92% C:    1.5−2.5% SiOz  :  2.2% AIZ 03  : 1.0% P:    ・0.03% Cab:   1.1% MgO:   o.s% MnO:   0.25% TiOz  :  0.2% 粒状物を破砕しそして篩分することにより1ないし5n
+mの粒子寸法にしそして焼鈍炉中で空気に接近させて
620℃の炉温度で22時間焼戻した(重量増加27.
7%)。焼戻した鉄の試料30gをガラス管中380″
Cで大過剰の水素(20l/時)を使用して還元した。
得られた触媒を水素流中で冷却しそして0.25リット
ル振動オートクレープ中に空気を排除して導入した。オ
ートクレープにアジポニトリル40gおよび液体アンモ
ニア40gも入れた。水素を加圧下に導入して水素化を
140℃で230ないし300バールの圧力で4時間実
施し、下記組成を有する生威物を住した: ヘキサメチレンジアξン     97.9%ビス(ヘ
キサメチレン)トリアミン 0.3%アザシクロへブタ
ン        0.8%1.2−ジアξノシクロへ
キサン    0.1%未知化合物         
   0.9%比較実験において、同じ鉄粒状物30g
を、予め焼戻しせずに水素流中で380℃で5時間還元
した。同じ実験条件で実施したアジボニトリルの水素化
は出発物質73.8%および未確認副生物7.9%のほ
かにヘキサメチレンジア果ンを18.2%しか生じなか
った。
員一主 例2で使用した市販鉄粒状物(160.8g)を水20
gと(NH4)zCrz072.  0 1 gの溶液
で含浸しそして100℃で乾燥した。処理した鉄粒状物
を次に焼鈍炉中で空気に接近させて600℃の炉温度で
22時間焼戻した(重量増加30%)。
得られた材料の試料28.7gを、3容量%のアンモニ
アを含有する水素流中で400℃で121時間還元した
得られた触媒を0.25リットル振動オートクレープ中
でアンモニア40gの存在下にアジポニトリル40gの
水素化に使用した。オートクレープを120℃で250
ないし300バールで3.7時間維持し、下記組威を有
する生成物を生じた:へキサメチレンジアξン    
 98.9%ビス(ヘキサメチレン)トリアくン 0.
2%アザシクロへブタン        0.  5%
1,2−ジア果ノシクロヘキサン    0.2%未知
副生物            0.2%朝B RLI(NO3)3  1 .  9 3 gと水10
0gから調製した溶液を例2で使用した市販鉄粒状物1
80gに添加し、そして混合物を回転蒸発器で濃縮乾固
させた。乾燥した鉄粒状物を次に焼鈍炉中で空気に接近
させて620℃の炉温度で22時間焼戻した。
部分酸化された鉄の試料41.5gを水素流中で380
℃で6時間還元した。
得られた触媒を0.25リットルオートクレープに空気
を排除して移し、そしてオートクレープにアジボニトリ
ル40gとアンモニア40gを入れた。水素化を120
℃で240ないし300バールの圧力で4時間実施し、
下記組威を有する生成物を生じた: ヘキサメチレンジアミン     98.5%ビス(ヘ
キサメチレン)トリアもン 0.1%アジポニトリル 
         0.2%アザシクロへブタン   
     0.5%1,2−ジアごノシクロヘキサン 
   0.2%他の副生物            0
.6%13 14 朝1j7 例2で製造した部分酸化された鉄粒状物の試料15Il
dl(32g)を、アジポニトリルの連続水素化のため
に垂直配置圧力管(直径14mm、長さ701)に入れ
た。300″Cに維持された管温度で280バールの圧
力で水素を管に上から下向きに導入した。触媒は22時
間の還元時間後アジボニトリルの水素化に使用する用意
ができた。
アジボニトリルの水素化はアジボニトリルとアンモニア
の重量比t:t.Sの混合物を触媒層に上から連続的に
通すことにより実施した。同時に、水素化装置内の圧力
はやはり上から下向きに導入される水素の一定流下に2
80バールに維持した。
液体混合物は触媒上を下へ圧力分離器中にしたたった。
水素圧は分離器の頂部で解放して反応管中に連続ガス流
を生じさせた。触媒一あたりアジポニトリル0.53g
/時の触媒負荷および毎時50リットルの排出ガス量を
使用して水素化温度118℃で2016時間後、下記組
威を有する生威物が得られた: ヘキサメチレンジアミン     98.8%ビス(ヘ
キサメチレン)トリア2ン 0.6%アザシクロへブタ
ン        0.2%1.2−ジア逅ノシクロへ
キサン    0.2%未知副生物         
   0.  2%触媒は3108時間運転後も活性低
下を示さなかった。
班−i 例1におけるように焼戻しそして例3に記載のようにク
ロム0.5%でドーピングした鉄粒状物の試料15m(
30.3g)を例5で使用した圧力反応器に入れそして
水素圧270バールおよび300℃で48時間還元した
。アジポニトリルの水素化は116ないし124℃の温
度および270バールの圧力で、毎時アジボニトリル1
1.8gおよび液体アンモニア27.5gを反応器中に
導入し、毎時150リットルの水素を圧力分離器中で解
放することにより実施した。下記組威を有する生威物が
得られた: ヘキサメチレンジアミン     98.6%ビス(ヘ
キサメチレン)トリアミン 0.7%アザシクロへブタ
ン        0.4%1.2−ジアミノシクロヘ
キサン    0.2%班−1 例2で使用した鉄粒状物の試料160gをRuC1*4
.  0 g, IrC1i’HzO 0.  3 1
 gおよび水18gから調製した溶液で含浸した。含浸
した鉄粒状物を110℃で乾燥し、次に600℃で空気
に接近させて22時間焼戻した(重量増加28.8%)
部分酸化した鉄の試料30gを水素流(3017時)中
400℃で8時間還元した。
得られた触媒を水素流中で冷却しそして0.  25リ
ットル振動オートクレープ中に空気を排除して導入した
。アジポニトリル40gおよび液体アンモニア40gを
オートクレープに導入後、水素化を120℃および22
0ないし300バールで190分間実施した。反応生戒
物のガスクロマトグラフィ分析は下記組威を示した: ヘキサメチレンジアミン     98.2%ビス(ヘ
キサメチレン)トリアξン 0.3%アザシクロへブタ
ン        0.7%1.2−ジアξノシクロへ
キサン    0.2%未知副生物         
   0.6%貝一主 1ないし2mmの粒子寸法および例2に示した化学組或
を有する鉄粒状物の試料160gをCr(NO+)s・
91hO  6.15 g, KzCOi 0.  4
 8 gおよび水18gから調製した溶液で含浸した。
粒状物を100℃で一夜乾燥し、次に焼鈍炉中で空気に
接近させて600℃の炉温度で焼戻した(重量増加27
.  1%)。
得られた触媒の試料30d(61.2g)を垂直配置圧
力管(直径14mm、長さ70cm)中に入れた。水素
を最初にこの管に300℃、275バールで通して触媒
を活性化した。次にアジポニトリルとアンモニアの1:
2の重量比の混合物を連続的に上から触媒層に通し、同
VjOやはり上から下向に導入される水素の一定流下に
水素化装置内の圧力を270バールに維持した。触媒一
あたりアジポニトリル0.29g/時および毎時180
=1 7− 18 リットルの排出ガス量を使用して水素化温度96℃で2
30時間後、下記組或を有する生戒物が得られた: ヘキサメチレンジアミン     98.8%ビス(ヘ
キサメチレン)トリアミン 0.88%アザシク口へブ
タン        0.23%1.2−ジアミノシク
ロヘキサン    0.07%未知副生物      
      0.12%1156時間の運転時間後、ア
ンモニアとアジボニトリルの重量比を1−.5:1に調
整しそして水素化を、触媒一あたリアジボニトリル0,
6g/時および毎時80リットルの排出ガス量を使用し
て108゜c7更に46時間続けた。得られた水素化生
底物は下記組成を有することが見出された:ヘキサメチ
レンジアξン     98.4%ビス(ヘキサメチレ
ン)トリアξン 0.8%アザシクロへブタン    
    0.4%1.2−ジアもノシクロへキサン  
  0.1%未知副生物            0.
3%本発明の態様を以下に列挙する。
(1)(a)粒子状の形の鉄または鉄合金を200ない
し800℃の高温度で気体状酸素の存在下に少なくとも
5%ないし32%の重量増加が得られるまで酸化し、そ
れにより部分酸化された鉄または鉄合金を形成させ;そ
して(b)部分酸化された鉄または鉄合金を200ない
し500″Cの高温度で水素の流れ中で還元する、 ことを含む有機化合物の水素化に使用される鉄触媒の製
造方法。
(2)鉄または鉄合金が少なくとも85重量%の鉄を含
有する第1項の方法。
(3)鉄または鉄合金を空気中で酸化する第1項の方法
(4)鉄または鉄合金を400ないし800℃の温度で
酸化する第1項の方法。
(5)鉄または鉄合金を約10ないし30%の重量増加
が得られるまで酸化する第1項の方法。
(6)部分酸化された鉄または鉄合金を250ないし4
50℃の温度で還元する第1項の方法。
(7)部分酸化された鉄または鉄合金を400バールま
での水素圧で還元する第1項の方法。
(8)部分酸化された鉄または鉄合金を1ないし350
バールの水素圧で還元する第1項の方法。
(9)鉄または鉄合金を活性化剤として作用する金属で
ドーピングし、該ドーピングを酸化段階(a)の前に実
施する第1項の方法。
(10)鉄または鉄合金を活性化剤として作用する金属
でドーピングし、該ドーピングを酸化段階(a)の後且
水素化段階(b)の前に実施する第1項の方法。
(11)(a)粒子状の形の鉄または鉄合金を200な
いし800℃の高温度で気体状酸素の存在下に少なくと
も5%ないし32%の重量増加が得られるまで酸化し、
それにより部分酸化された鉄または鉄合金を形成させ;
そして(b)部分酸化された鉄または鉄合金を200な
いし500℃の高温度で水素の流れ中で還元する、 ことを含む方法により製造された鉄触媒の存在下に、1
級アミンに対応するニトリルを接触水素化することを含
む1級ア≧ンの製造方法。
(12)部分酸化された鉄または鉄合金を200ないし
400℃で10ないし400バールの水素圧で還元する
第11項の方法。
(l3)ニトリルをアンモニアの存在下で80ないし1
80℃で20ないし400バールの圧力で、ニトリルと
アンモニアの重量比1:0.1ないし1:10で水素化
する第11項の方法。
(14)ニトリルを鉄触媒の製造に使用したのと同じ反
応容器中で接触水素化する第11項の方法。
(15)ニトリルがアジボニトリルである第11項の方
法。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)粒子状の形の鉄または鉄合金を200ない
    し800℃の高温度で気体状酸素の存在下に少なくとも
    5%ないし32%の重量増加が得られるまで酸化し、そ
    れにより部分酸化された鉄または鉄合金を形成させ;そ
    して (b)部分酸化された鉄または鉄合金を200ないし5
    00℃の高温度で水素の流れ中で還元する、 ことを含む有機化合物の水素化に使用される鉄触媒の製
    造方法。
  2. (2)(a)粒子状の形の鉄または鉄合金を200ない
    し800℃の高温度で気体状酸素の存在下に少なくとも
    5%ないし32%の重量増加が得られるまで酸化し、そ
    れにより部分酸化された鉄または鉄合金を形成させ;そ
    して (b)部分酸化された鉄または鉄合金を200ないし5
    00℃の高温度で水素の流れ中で還元する、 ことを含む方法により製造された鉄触媒の存在下に、1
    級アミンに対応するニトリルを接触水素化することを含
    む1級アミンの製造方法。
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