JPH03263382A - 熱電変換装置 - Google Patents

熱電変換装置

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JPH03263382A
JPH03263382A JP2090965A JP9096590A JPH03263382A JP H03263382 A JPH03263382 A JP H03263382A JP 2090965 A JP2090965 A JP 2090965A JP 9096590 A JP9096590 A JP 9096590A JP H03263382 A JPH03263382 A JP H03263382A
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JP
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heat
electrode plate
thermoelectric conversion
type thermoelectric
electrode plates
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JP2090965A
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English (en)
Inventor
Kazutoshi Nishizawa
一敏 西沢
Kenji Yamada
兼二 山田
Yoshitaka Tomatsu
義貴 戸松
Hideo Ota
太田 秀夫
Kenichi Fujiwara
健一 藤原
Yuichi Shirota
雄一 城田
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、小型で電気絶縁性に優れた熱電変換装置に関
する。
〔従来の技術〕
例えば特開昭53−99796号公報に示されている従
来の熱電変換装置は、第27図に示すように、熱電変換
部80と吸熱熱交換器81と放熱熱交換器82とからな
り、ペルチェ効果を利用して吸、放熱する装置である。
この熱電変換部80は、互いに隔設して交互に設けられ
た複数のP型熱電素子IP’及びN型熱電素子ln′と
、隣接する各一対のP型、N型熱電素子1p’、in’
の各一端面どうしを接続する複数の吸熱電極板83と、
上記各一対と異なる組合せからなる各一対のP型、N型
熱電素子ip’、in’の各他端面どうしを接続する複
数の放熱電極板84とから構成されている。そして、吸
熱熱交換器81は各吸熱電極板83に伝熱可能に接合さ
れた電気絶縁板85とこの電気絶縁板85の他面に伝熱
可能に接合された吸熱金属板86とからなる。同様に、
放熱熱交換器82は各放熱電極板84に伝熱可能に接合
された電気絶縁板87とこの電気絶縁板87の他面に伝
熱可能に接合された放熱金属板88とからなる。
このような構成において放熱電極板84aを電源の負極
に接続し、放熱電極板84bを正極に接続して通電すれ
ば、吸熱電極板83が吸熱し、吸熱金属板86は冷却さ
れ、放熱電極板84が放熱し、放熱金属板88は加熱さ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来技術では、隣接する吸熱電極板83ど
うし、または放熱電極板84どうじの短絡を防止するた
め各電極板83.84と金属板86.88との間に電気
絶縁板85.87が必要であった。このため吸熱効率、
放熱効率が低下するという問題点があった。
また、熱電変換部80に通電される電流は、各電極板8
3.84を通るため、この電極板の電気抵抗によりジュ
ール熱が発生し、冷却効果を減少させるという問題点が
あった。
特に従来の構成では電極板の通電方向に対する断面積が
小さく、通電方向に対する長さが長いことから、電気抵
抗が大きくジュール熱の発生も多くなるという問題点が
あった。
さらに、従来の構成において電極板の通電方向長さを短
くすると、反対側の隣接する電極板が接近するため、こ
れらが短絡する可能性があった。
例えば、吸熱電極板83の長さを短くすると、反対側で
ある放熱側の2枚の放熱電極板84どうしが接近してし
まう。
このように、一方の面で複数の吸熱電極板83が隣接し
、他方の面で複数の放熱電極板84が隣接するため、吸
熱電極板83どうしの絶縁、および放熱電極板84どう
しの絶縁のために各電極板間に十分な間隔が必要であり
、装置の小型化が困難であった。
ここで上記の隣接する電極板どうしが短絡すると、これ
ら電極板の間の熱電素子は熱輸送を行なわなくなるため
熱電変換装置における絶縁は重要な技術課題であった。
本発明は上記のごとき従来の問題点に鑑み、吸熱電極板
どうし、または放熱電極板どうしの電気絶縁性を低下さ
せることなく小型化が可能な熱電変換装置を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の熱電変換装置は、N型熱電素子、吸熱電極板、
P型熱電素子及び放熱電極板を、上記の順番に複数組積
層してなる積層熱電変換部と、前記積層熱電変換部の一
側方に配設され前記吸熱電極板に伝熱可能に接続された
吸熱熱交換器と、前記積層熱電変換部の他側方に配設さ
れ前記放熱電極板に伝熱可能に接続された放熱熱交換器
とを備えることを特徴としている。
〔作用〕
積層熱電変換部はN型熱電素子、吸熱電極板。
P型熱電素子及び放熱電極板を積層して接合した構造を
もつので、この積層熱電変換部の両端に直流電圧を印加
すると、電流はN型熱電素子、吸熱電極板、P型熱電素
子及び放熱電極板の順に流れる。その結果、ベルチェ効
果により、各吸熱電極板は各両側の接合面及びその近傍
において低温となり吸熱熱交換器から吸熱する。また、
各放熱電極板は各両側の接合面及びその近傍において高
温となり、放熱熱交換器に放熱する。
特に本発明の熱電変換装置では、積層熱電変換部が上記
したように積層構造をもつために、隣り合う2枚の吸熱
電極板の間、または隣り合う2枚の放熱電極板の間には
必らず1枚の放熱または吸熱電極板と1つづつのP型、
N型熱電素子が介在している。このため、隣り合う2枚
の吸熱または放熱電極板の間の絶縁性は、P型、N型熱
電素子の寸法を小さくしても、またP型、N型熱電素子
の密度を向上しても十分に高い絶縁性が得られる。
〔実施例〕
以下、本発明の熱電変換装置の各実施例を図面を用いて
説明する。ただし、各実施例の熱電変換装置の構成要素
の内、機能が共通するものには同一符号を付す。
(第1実施例) 本発明による熱電変換装置の第1実施例を第1図に示ず
。第1図は熱電変換装置の中間部を省略した平面図であ
る。
この熱電変換装置は、熱交換器としての機能をもつ積層
型熱電変換部lで構成されている。
この積層型熱電変換部1は、N型熱電素子1nと、本発
明でいう吸熱熱交換器を兼ねる吸熱電極板11と、P型
態電変換素子1pと、本発明でいう放熱熱交換器を兼ね
る放熱電極板12とを、上記の順番に複数組、積層し接
合して形成されている。なお、N型熱電素子1n及びP
型態電変換素子1pと吸熱電極板11及び放熱電極板1
2とははんだ付けにて゛通電可能に接合されている。又
、積層型熱電変換部1の両端には通電用の正電極13及
び負電極14が個別にはんだ付けされている。
N型熱電素子1n及びP型態電変換素子1pとしては、
N3閣、横3ミリ、厚さ1.3mmの寸法のものを用い
ており、N型熱電素子Inとしてビスマス・テルル系の
ものを、P型熱電変換素子IPとしてビスマス・チル系
のものを採用している。
吸熱電極板11及び放熱電極板12は、縦3cm。
横2cn+、厚さ1ITIII+の長方形銅板からなり
、各一端部中央の一面側にN型熱電素子1nが接合され
、同他面側にP型熱電素子1pがハンダ付けされている
。吸熱電極板11及び放熱電極tFj、12の各中央部
及び各他端側は熱交換部を構成しており、これら熱交換
部には、切込み窓つまりルーバ22が形成されている。
このルーバ22は第2図に示すように、電極板12の長
辺と平行な多数の線状貫通溝により互いに分離される多
数の帯部からなる。
なお、各帯部は第1図に示すように、交互に反対方向に
膨出変形されている。なお、第2図では電極板11のル
ーバ22を省略したが、電極板12と同様のルーバが形
成されている。また、各電極板11.12は積層方向と
直角に配設されており、吸熱電極板11と放熱電極板1
2は互いに反対方向に配設されている。
この熱電変換装置は、以下のようにして組立てられる。
すなわち、まず吸熱電極板11の一面とN型熱電変換素
子1nの一面とをハンダ付けし、同様に放熱電極板12
の一面とP型熱電素子tpの一面とをハンダ付けする(
第2図参照)。
次に、吸熱電極板11及び放熱電極板12を、上述した
順序で積層する。次に、吸熱電極板11の他面とP型熱
電素子1pの他面とをハンダ付けし、放熱電極板12の
他面とN型熱電素子Inの他面とをハンダ付けする。最
後に、正電極13及び負電極14がハンダ付けされる。
次に、この熱電変換装置の作用を説明する。
ただし、吸熱電極板11の上記熱交換部は電気絶縁性の
被冷却流体に接触しており、放熱電極板12の上記熱交
換部は電気絶縁性の冷却流体(図示せず)に接触してい
る。そして更に、上記被冷却流体と上記冷却流体とは、
積層型熱電変換部1の部位にて、図示しない断熱性の流
体分離部材により分離されている。
正電極13と負電極14との間に直流電流を流すと、P
型熱電素子1p及びN型熱電素子1nに接合する吸熱電
極板11の両側の接合面及びその近傍はベルチェ効果に
より低温となり、吸熱電極板11はその熱交換部を介し
て上記被冷却流体から吸熱する。一方、N型熱電素子1
n及びP型熱電素子1pに接合する放熱電極板12の両
側の接合面及びその近傍はベルチェ効果により高温とな
り、放熱電極板12はその熱交換部を介して上記冷却流
体に放熱する。
その結果、被冷却流体から吸収された熱量及びP型熱電
素子1pやN型熱電素子1nで発生したジュール熱は、
冷却流体に移送される。
本実施例の熱電変換装置によれば、 (イ)吸熱電極板11が熱交換部(本発明でいう吸熱交
換部)を有し、放熱電極板12が熱交換部(本発明でい
う放熱熱交換器)を有しているので、吸熱部または放熱
部と、熱交換部との間の伝熱抵抗を小さくすることがで
きる。
(ロ)電流が積層方向に直線的に流れるので、吸熱電極
板11及び放熱電極板12における電流方向に対する断
面積が大きく、また通電距離が電極板の厚さ分しかない
ため、抵抗電力損失及びそれによるジュール熱発生量を
大幅に減らすことが0 できる。従来の熱電変換装置では、電流は電極板の表面
と平行に流れるので断面積が小さ(、距離が長いため電
気抵抗が大きく、電力損失及びジュール熱発生量が大き
い。
また、異なる電位をもつ隣接する吸熱電極板11又は隣
接する放熱電極板12が第27図に示す従来装置の如く
同一の電気絶縁板85.87の表面にお互いに近接して
配設されておらず、たとえ装置寸法を縮小しても、電気
絶縁が容易となる。
(ハ)吸熱電極板11及び放熱電極板12は両側の接合
面で吸熱又は発熱するので、それらの各片面でのみ吸熱
、放熱を行う従来装置よりも、吸熱電極板11及′び放
熱電極板12の必要面積が半減する。
(ニ)第27図に示す従来の熱電変換装置では、電気絶
縁板87.85を用いているので熱抵抗が大きく不利が
あるが、この問題は本発明により解消される。
(ホ)更に第27図に示す従来の熱電変換装置では、両
電気絶縁板間の相対向する平坦表面間に、各熱電素子1
p’、In’などが横並びに並設されており、これらの
寸法ばらつきが大きいと、面合せが困難となる場合があ
る。この問題は、積層構造を有する本発明では生しない
なお、各電極板11.12として他の構造の採用も可能
である。例えば、各電極板11.12から熱電素子の積
層方向にフィンを延伸させてもよい。また、各電極板1
1.12によりヒートパイプを構成してもよいし、又は
ヒートパイプを各電極板11.12に付設してもよい。
各電極板1112の変形構造を第3図〜第7図に示す。
ただし、理解を容易にするために以下の説明では同機能
の要素に同一符号を付す。
第3図に、各電極板11.12の熱交換部をヒートパイ
プ化した一例を示す。各電極板11.12は互いに重ね
られ各周縁部が互いにハンダ付けされた一対の長方形の
金属板25.26からなる。
これら金属板25.26は、両熱電素子In、1pが接
合される一端部(以下、接合部という)においてそれぞ
れ平板形状をもち、中央部及び他端部(すなわち熱交換
部)においてそれぞれ凹部27をもつ。これら凹部27
は互いに対向して内部に断面が偏平である密閉空間28
を形成している。
そして、凹部27により区画される密閉空間28には作
動媒体としてR21が封入されている。この作動媒体は
、積層熱電変換部1から遠隔側の一端部で華発し、積層
熱電変換部1に近接する他端部で液化し、毛細管現象に
より再び上記一端部に還流し、周知のヒートパイプとし
て機能する。このようなヒートパイプを用いると作動媒
体の潜熱を利用できるので熱輸送能力が向上する。
第4図に、各電極板11.12を湾曲平板形状の銅板で
形成した例を示す。各電極板11.12の他端部が積層
熱電変換部1に近接するように各電極板11.12の中
央部がU字形状に湾曲しているので、上記熱交換部が小
型となる。
第5図に、各電極板11.12を銅製の平板35及び屈
曲板36で構成した例を示す。屈曲板36は丁度、隣接
する2枚の平板35.36の間にそれらと平行するよう
に配設されており、熱交換性能が改善される。
なお、上記の各実施例において、各電極板11゜12の
熱交換部での接触を防止するために、電極板の間に電気
絶縁性の材料からなるスペーサを介装することが有効で
ある。
また、各電極板11.12の熱交換部の表面に電気絶縁
性の被膜を形成することも有効である。
これにより、隣接する電極板間の電気的短絡が防止され
、熱交換部が変形した場合にも確実に熱電素子に通電し
、冷却、放熱作用を行なわせることができる。
第6図に、各電極板11.12を長方形板製とし、そし
て各電極板11.12の熱交換部に銅製の波形フィン2
9をろう付けした例を示す。
この例では電極板11の相互間、及び電極板12の相互
間の短絡を防止するために各電極板1112の片面に絶
縁板30が設けられている。
なお、電極板11.12をアルミ材で形成する場合には
熱交換部の絶縁板30に代えて電極板1112の熱交換
部表面にアルマイト(酸化被膜)3 4 処理を施してもよい。
このように波形フィン、を採用することにより、熱交換
面積を大幅に広くすることができる。
また第6図の実施例では絶縁板30によって各電極板間
の絶縁を行っているが、この絶縁を第28図および第2
9図に図示されるような樹脂層を有するフィンを用いて
行ってもよい。
フィン31は、第29図に図示されるように、薄板状の
銅板31aと銅板31bとの間に、電気絶縁性の樹脂層
31cを挟み込んだものである。
銅板31aと樹脂層31cと銅板31bとは互いに接着
されており、可撓性に冨み、従来から公知の製法によっ
て第29図のような波形への成形およびスリン)31d
の成形が行われる。
このような樹脂層31cを有するフィンを用いて、第2
8図のような熱電変換装置を構成することにより、電極
板間の絶縁を簡単な製法および構成で行うことができる
また、フィン31は、その両面のそれぞれが、隣接する
2枚の電極板のそれぞれにはんだ付け、もしくはろう付
けされる。このため、隣接する電極板間の接合が密にな
り、強度が向上する。また、−枚の電極板の両面に異な
るフィンが接合されるため、電極板からフィンへの熱伝
達性に優れるという効果もある。
なお、フィン31は銅板に限らず、アルミ薄板により構
成されてもよい。
(実施例2) 本発明による熱電変換装置の第2実施例を説明する。
熱電変換装置の断面図を第7図に、そのA−A一部断面
図を第8図に示す。
この熱電変換装置は、熱交換器としての機能をもつ積層
熱電変換部1で構成されている。
この積層型熱電変換部1は、N型熱電素子1nと、吸熱
電極板11と、P型熱電素子1pと、放熱電極板12と
からなり、断面円形で直筒状のダクト5に封入されてい
る。このダクト5には中央隔壁50が収納されており、
中央隔壁50はダクト5の軸心上に設けられた平板から
なり、そして、中央隔壁50はダクト5内部を2分して
放熱流体路51と吸熱流体路52を区画している。中央
隔壁50の中央部には断面長方形の開口53が開設され
、この間口53に積層熱電変換部lが貫設されている。
なお、積層熱電変換部1の積層方向はダクト5の軸心に
一致している。
各電極板11.12は、N型熱電素子1n及びP型熱電
素子1pが接合される小型正方形の接合部20と、接合
部20の一辺から半円形状に開いた銅製で扇状の熱交換
部21とからなる。吸熱電極板11の熱交換部21には
複数の通気孔59が接合部20を中心として個別かつ放
射状に開口されており、ダクト5の軸心と平行な方向へ
の通気が可能となっている。また、放熱電極板12も吸
熱電極板11と同形に形成されているが、放熱電極板1
2と吸熱電極板11は反対方向に配設されている。
この熱電変換装置によれば、放熱流体路51と吸熱流体
路52を区画する中央隔壁50により積層熱電変換部1
を支持しているので、支持構造が簡単となり、かつ支持
構造が熱流の障害となることもない。
この実施例の熱電変換装置を車両用空調装置に適用した
応用例を第9図に示す。
この車両用空調装置は、中央隔壁50が設けられたダク
ト5の下流部に本実施例の熱電交換装置を配設し、そし
て、中央隔壁50が設けられていないダクト5の上流部
に送気ファン6を配設したものであり、ダクト5は共通
吸気口56と、冷風吹出し口57と、温風吹出口58と
を有している。
この車両用空調装置の動作を説明すると、送気ファン6
の駆動により共通吸気口56から外気又は車室内空気が
吸入されて吸熱電極板11の熱交換部21及び放熱電極
板12の熱交換部31に送気される。吸熱電極板11で
冷却されて吹出される冷風は、放熱電極板12で加熱さ
れて吹出される温風と適当な割合で混合された後、車室
内に送気される。
なお、各電極板11.12に各々、複数の熱電素子1p
又はinを設けてもよい。
7 8 (実施例3) 本発明による熱電変換装置の第3実施例を第10図〜第
12図に示す。
第11図はこの実施例の部分破断図である。
こき熱電変換装置は、複数の積層熱電変換部1a〜1d
を一体化して電気絶縁樹脂製で箱型のケース9に内設し
たものであり、各積層熱電変換部1a〜1dは積層方向
Cと直交する方向に4段に積み上げられている。
各積層熱電変換部1a〜1dは、各々、N型熱電素子I
nと、吸熱電極板■1と、P型熱電素子1pと、放熱電
極板12とを、順番に複数組積層して構成されている。
各電極板11.12は、第12図に示すように、各々、
櫛歯状薄手銅板からなり、各電極板11゜12の基端部
にはN型熱電素子In及びP型熱電素子1pがハンダ付
けされている。
各N型熱電素子1n及びP型熱電素子1Pは、各電極板
11.12を介して一直線上に積層されている。放熱電
極板12と吸熱電極板11とは、各N型熱電素子1n及
びP型熱電素子1pが積層された部分から、積層方伺C
と直角かつ互いに反対方向に延設されている。
積層熱電変換部1aの各放熱電極板12の先端はケース
9の底板9aに当接しており、積層熱電変換部1aの各
吸熱電極板11の先端は積層熱電変換部1bの各吸熱電
極板11の先端と小間隔を隔てて対峙している。積層熱
電変換部1bの各放熱電極板12の先端は積層熱電変換
部ICの各放熱電極板12の先端と小間隔を隔てて対峙
している。積層熱電変換部ICの各吸熱電極板11の先
端は積層熱電変換部1dの各吸熱電極板11の先端と小
間隔を隔てて対峙している。積層熱電変換部1dの各放
熱電極板12の先端はケース9の天板9Cに当接してい
る。
各積層熱電変換部1a〜1dに隣接して、積層方向Cと
直角かつ各電極板11.12の延設方向と直角方向(す
なわち第11図の紙面と直角方向)に樹脂平板製の気流
分離壁(図示せず)が各々設けられており、これら気流
分離型及び各積層熱電変換部1a〜1dにより、放熱流
体路91,93゜95と、吸熱流体路92.94とが分
離されている。各放熱流体路91.93. 95には各
放熱電極板12が内蔵され、各吸熱流体路92.94に
は各吸熱電極板11が内蔵されている。
特に、放熱流体路93には2個の積層熱電変換部1b、
lcの放熱流体路12.12が内蔵されている。また、
吸熱流体路92には2個の積層熱電変換部1a、ibの
吸熱電極板11.11が内蔵されており、同様に、吸熱
流体路94には2個の積層熱電変換部IC,ldの吸熱
電極板1111が内蔵されている。
各放熱流体路91,93.95の空気流通方向は、各放
熱電極板12と平行方向(第11図の紙面と直角方向)
に設定されており、各吸熱流体路92、’94の空気流
通方向は、積層方向Cと平行に設定されている。そして
、ケース9の前側板9e及びこの前側板9eと平行な後
側板(図示せず)は吸熱流体路92.94の前後端だけ
を遮蔽しており、ケース9の横側板9C及び9dは放熱
流体路91.93.95の左右側端だけを遮蔽している
各前側板9e、9eには支持板9gが立設されており、
同様に、上記各後側板(図示せず)にも支持板9gと同
形の支持板(図示せず)が反対方向に立設されている。
これら一対の支持板により、この熱電変換装置はダク)
5a (第10図参照)に固定されている。
この実施例の熱電変換装置は車両用空調装置に適用され
ている。すなわち、ダクト5aの下流部に本実施例の熱
電変換装置が配設され、ダクト5aの上流部に送気ファ
ン6aが配設されている。
この車両用空調装置において、送気ファン6aから出た
空気は互いに直交する空気流に分流されてそれぞれ、放
熱流体路91,93.95及び吸熱流体路92.9’4
に導入され、放熱流体路91゜93.95から温風ダク
)5bへ、吸熱流体路92.94から冷風ダクト5Cへ
と導出される。
以上説明した本実施例の熱電変換装置は、互いに隣接す
る2個の熱電変換部(例えば1b及び11− 2 C)の同種の電極板(例えば12.12)が共通の流体
路(例えば93)内に設けられているので、(換言すれ
ば、互いに隣接する2個の前記熱電変換ぶは、共通の流
体通路内に配置された1個以上の吸熱(乃至放熱)熱交
換器に接続されているので。)複数の積層熱電変換部(
例えばla〜Id)を積層方向と交差する方向に積み上
げても、放熱流体路及び吸熱流体路の総数を減らすこと
ができ、熱電変換装置内部における流体路分離構造を簡
単化することができる。
更に、熱電変換装置内部の放熱流体路91,93.95
と吸熱流体路92.94とを直交させているので、ダク
ト設計の自由度を増すことができる。例えば、本実施例
によれば、第10図に示すように、冷風と温風との分離
は極めて容易となる。
なお、上記実施例において、同一の流体路内部で互いに
近接する同種の電極板は一体化してもよい。
この実施例に用いた積層熱電変換部の変形例を第13図
及び第14図に示す。
この積層熱電変換部1aは、N型熱電素子Inと、吸熱
電極板11と、P型熱電素子ipと、放熱電極板12と
を、順番に積層して構成されている。
ただこの変形例では、N型熱電素子InとP型熱電素子
IPとを介して互いに平行に配設される吸熱電極板11
及び放熱電極板12が、積層方向Cに対して約45度の
角度で斜設されている点が異なっている。
また、N型熱電素子りn’とP型熱電素子1pとを含む
積層熱電変換部の中央部分は積層方向Cと平行かつ吸熱
電極板11及び放熱電極板12と直角方向に伸びる複数
の熱絶縁板99.99が設けられており、熱絶縁板99
.99から互いに逆方向に突出する各吸熱電極板■1及
び各放熱電極板12は第14図に示すように、それぞれ
吸熱熱交換器97及び放熱熱交換器98を構成している
放熱熱交換器98を構成する各放熱電極板I2の部分に
は長方形の開口部96が設けられており、開口部96の
側縁に隣接して案内翼96aが設けられている。
同様に、吸熱熱交換器97を構成する各吸熱電極板11
の部分にも長方形の開口部(図示せず)が設けられてお
り、この開口部の側縁に隣接して案内翼95aが設けら
れている。案内翼95aは積層方向Cと平行に設けられ
ており、案内翼96aは積層方向と直角に設けられてい
る。実際には、各案内翼95a、96aは、それぞれ、
吸熱電極板11の開口部(図示せず)及び放熱電極板1
2の開口部96の3辺の切出しにより生した残片を所定
角度だけ屈折して形成すればよい。
このようにすれば、吸熱電極板11に接触して流れる冷
風の方向を積層方向Cと平行とし、放熱電極板12に接
触して流れる冷風の方向を積層方向Cに対して直角とす
ることができる。
この実施例で用いた吸熱電極板1工の他の変形例を第1
5図に示す。
この吸熱電極板11には、熱電素子と接合する平面部を
残して平行短冊状に切断して形成された複数の棒状部1
10が設けられており、そして互いに隣接する2つの棒
状部110,110は吸熱電極板11の基端部111を
基準として鏡面対象かつ連続的に屈曲されている。
このようにすれば、吸熱電極板11と接触する流体は、
吸熱電極板11の配設方向に規制されることなく各種方
向に流動することができ、流体路の流路方向の設計自由
度を改善することができる。
(実施例4) 本発明による熱電変換装置の第4実施例を第16図ない
し第20図により説明する。
第16図はこの実施例による熱電変換装置の一部省略斜
視図、第17図は第16図に図示の熱電変換装置の矢印
C方向の側面図、第18図は第17図のA−A一部断面
図、第19図は第17図のB−B一部断面図、第20図
は第17図のC−C中間部省略断面図である。
なお、すべての電極板11.12にはルーバ22が形成
されているが、第16図の一枚の電極板11にのみルー
バ22を図示し、他は図示を省略した。
5 6 また、第16図および第20図において、中間部の積層
構造は両端部に示した積層構造の繰り返しであるので図
示を省略した。
第16図において、熱電変換装置lは図中右側から電極
板11.スペーサ17.スペーサ16電極板12.スペ
ーサ17.スペーサ1B、電極板11.スペーサ17.
スペーサ16.電極板12、スペーサ17.スペーサ1
8.電極板11・・・を上記順に積層して構成されてい
る。ここで、スペーサ16 17.18は、電気絶縁性
の耐熱性樹脂である。この実施例では、吸熱電極板11
と放熱電極板12とを交互に有する電極板側が2列に配
列されている。
さらに、熱電変換装置1の一方の側面には、素子列の各
列に対応して端子13と端子14とが設けられる。また
、熱電変換装置1の他方の側面には、素子列の各列を電
気的に連結する端子板15が設けられる。そして、上記
の各構成は、ボルト41a  41bによって締付けら
れている。
第17図において、電極板11および電極板12にはボ
ルト41a、41bが通る穴11a、12aが各々形成
される。また、スペーサ16.17.18にもボルト4
1a、41bが通る穴16a、17a、18aおよび穴
16b、17b、18bが形成される。
また、端子13.端子14および端子板15にもボルト
41a  41bが通る穴13a、14a15a、15
bが形成される。
そして、ボルト41a、41bと端子13.14との間
、およびナツト41c、41dと端子板15との間には
絶縁材からなるカラー42が介装される。これにより第
18図および第20図に示すようにポル)41a、41
bが熱電変換装置1を貫通し、ボルト41a、41bと
ナツト41C141dとによって熱電変換装置は締付け
られている。
第19図および第20図に図示されるように、吸熱電極
板11と放熱電極板12との間には、N型熱電素子In
またはP型熱電素子1pが通電可能に設けられる。
また、スペーサ16.17.18には第17図。
第18図、第20図に示されるようにN型熱電素子1n
またはP型熱電素子1pを設けるための穴+6c、16
d、16e、16f、17c、17d、17e、17f
、18c、18d、18e。
18fが設けられる。
この実施例では端子13に電源の正極が接続され、端子
14に電源の負極が接続される。これにより、電流は端
子13から第20図左側の2列のPN素子列を通り、端
子板15を経由して第20図右側の2列のPN素子列を
通り端子14へ至る。
そして吸熱電極板11から熱を吸収し、放熱電極板12
へ熱を放出する。
この実施例の熱電変換装置1の製造方法を説明する。
まず、電極板11.12の熱電素子1p、Inとの接合
面にはんだ膜を形成する。
次いで、電極板11.12.スペーサ16.17.1B
、熱電素子1p、In、端子13,14゜15、カラー
42を第20図に図示の順に積層し、ボルト41a  
41bおよびナツト41c、41dにより締付ける。
このとき熱電素子1p、Inを設けるためにスペーサ1
6 17.18に穴が設けられているため、熱電素子t
p、lnの位置決めが容易になる。
また、ボルト41a、41bがスペーサ16,17.1
8および電極板11.12を貫通するため、これらの位
置決めが容易になる。
そして、第20図に図示の順に積層され、ボルトで締付
けられた熱電変換装置を約180度に熱し、電極板11
.12のはんだ膜を融かし、再び冷却して電極板11.
’12と熱電素子IP、Inをはんだ付けする。
なお、上記実施例においてスペーサ16,1718を柔
軟性のある樹脂とし、ボルトで締付けた際の弾性変形に
よって電極板11.12と熱電素子IP、Inとの接合
をより確実にすることができる。またこれによりスペー
サの隙間も減少させることができる。
またスペーサ16.1T、1Bの密着を確実な2′9 0 ものとするために、これらの積層時に接着剤を塗布して
もよい。なお接着剤を用いる場合は、はんだ付は工程で
の約180度への加熱下でも硬化せず、はんだ付は工程
の終了後に硬化するような接着剤を選定する必要がある
以上に述べた実施例によると、1列の電極板列に2列の
PN素子列が設けられるため、素子密度を向上すること
ができる。これにより大きな熱輸送効果(吸熱側は低温
に、放熱側は高温に)を得ることができる。
また、2列の電極板列を一端で電気的に接続して通電す
る構成としたため素子密度を向上できる。
また、吸熱側と放熱側との仕切りを熱電変換装置と一体
に成形したスペーサ16,17.18によって構成して
いるため、簡単な構造で吸熱側と放熱側との熱的な遮蔽
をすることができる。また、スペーサ16.17.18
は、隣接する電極板11と電極板I2との間の熱的遮蔽
と電気的な絶縁とを行なっている。
さらに、スペーサ16,17.18が2列の電極板列を
連結し、一体的に形成しているため、これらスペーサ1
6,17.18にまり熱電変換装置の機械的強度が高め
られる。
また、この実施例では、第18図、第19図に示される
ように電極板11の熱交換部とは反対側の端部がスペー
サ18により覆われ、電極vi12の熱交換部とは反対
側の端部がスペーサ16により覆われている。
このため、露出している電極板の間隔は電極板11と電
極板11との間または電極板12と電極板12との間に
なる。これにより、本装置を空気の冷却または除湿に用
いた場合に生じる凝縮水による短絡現象を防止すること
ができる。
次に第161fflないし第20図に示された実施例の
他の例を説明する。
まず、第21図に示すような保持具45を用いて電極板
の変形を防止してもよい。なお第21図は保持具の中間
部を省略した斜視図である。
この保持具45は、第16図に示される熱雷変換装置の
各電極板列にひとつづつ、あるいは複数づつ付設される
。この保持具45は、溝45aに電極板を差し込んで用
いられる。そして、平行に隣接する電極板の間隔を一定
に保ち、電極板の変形を防止し、電極板の変形による電
極板間の短絡を防止するという効果がある。
また、上記実施例では電極板11をスペーサ17とスペ
ーサ18とで挟むようにしていたが、電極板11を樹脂
に埋込み成形してもよい。
第22図および第23図は電極板11を樹脂に埋込み成
形した熱電変換装置の部分構成を示し、平面図およびA
−A断面図である。この例ではまず、ルーバ22を有す
る電極板11の片面に予め熱電素子1p、inをはんだ
付けする。次いでこれを樹脂製のスペーサ19に一体埋
込み成形する。
そして電極板12についても上記と同様に構成し、これ
らを積層してボルトで締つけ、はんだ付けを行なう。
上記の構成によると、製造工程を簡単にできるとともに
、スペーサとスペーサとのすきま、あるいはスペーサと
電極板とのすきまの発生を大巾に低減できる。
また、電極板11.12には、放熱、吸熱により、膨張
、収縮を生し、熱電素子1p、Inがはんだ付けされて
固定されているため、応力を生じる。このため、長期間
の使用によっては、導電不良等を生じるおそれがある。
そこで、第30図または第31図に図示されるような電
極板を用い、熱電素子の接合部(破線にて図示される四
角形部)から電極板の熱交換部(ルーバ22およびその
周辺部)への熱伝達を良好に維持したまま、図中横方向
への電極板の収縮を吸収し、応力の発生を抑える。第3
0図の電極板11には中央部にスリットllbが設けら
れ、このスリットllbにより、電極板11は熱電素子
の接合部を中心として収縮でき、隣りの接合部での収縮
と干渉することがなく、応力発生が抑えられ、熱電変換
装置としての耐久性、信頼性を向上できる。なお、スリ
ットは、吸熱電極板と放熱電極板との両方に設けてもよ
く、またいずれか一方の電極板にのみ設けてもよい。ま
た、第31図のように、スリット113 4 C11ldを設けても同様の効果が期待できる。
(実施例5) 本発明による熱電変換装置の第5実施例を第24図ない
し第26図により説明する。
第24図は電極板を一部透視して図示した斜視図、第2
5図は熱電変換装置として積層したときの一部を示す平
面図、第26図は第25図のAA断面図である。
この実施例ではさらに素子密度を向上させるために、電
極板11.12をジグザグに屈折させている。そしてこ
れらの電極板11.12を交互にP型熱電素子1pとN
型熱電素子1nを介して積層している。
そして各熱電素子1p、inの間には絶縁材からなるス
ペーサ200を介装している。なお、第24図、第25
図、第26図にはスペーサ200は一部にしか図示され
ないがすべての熱電素子間に介装され、電気的絶縁と、
熱的な遮蔽とを行なっている。
この例によると、多数の熱電素子がすべて並列に接続さ
れる。また熱電素子の密度が向上する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の熱電変換装置ではN型熱電
素子、吸熱電極板、P型熱電素子および放熱電極板をこ
の順番で複数組積層してなる。このため吸熱電極板と吸
熱電極板との間には必す放熱電極板とP型熱電素子とN
型熱電素子とが介在し、放熱電極板と放熱電極板との間
には必ず吸熱電極板とP型熱電素子とN型熱電素子とが
介在する。
従って隣り合う2枚の吸熱電極板の間または隣り合う2
枚の放熱電極板の間には絶縁に十分な距離を確保するこ
とができ、これら電極板間の絶縁性を低下させることな
く各熱電素子の寸法の小型化や各熱電素子の密度の向上
等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1実施例の熱電変換装置の中間部を省略した
正面図、第2図は第1実施例の部分構成を示す斜視図、
第3図、第4図、第5図、第6図は第1実施例の変形態
様の部分構成を示す断面図、第7肉は第2実施例の熱電
変換装置の断面図、第8図は第7図におけるA−A断面
の二部骨を示す断面図、第9図は第2実施例の熱電変換
装置を用いた車両用空調装置の模式断面図、第10図は
第3実施例の熱電変換装置を用いた車両用空調装置の模
式断面図、第11図は第3実施例の熱雷変換装置の一部
破断乎面図、第12図は第3実施例の積層熱電変換部1
aの部分構成を示す斜視図、第13図は第3実施例の積
層熱電変換部1aの変形態様の部分構成を示す平面図、
第14図は第13図の正面図、第15図は第3実施例の
積層熱電変換部1aの部分構成の変形態様を示す斜視図
、第16図は第4実施例の熱電変換装置の中間部を省略
した斜視図、第17図は第4実施例の熱電変換装置の側
面図、第18図は第17図におけるAA断面図の一部分
を示す断面図、第19図は第17図における13−B断
面の一部分を示す断面図、第20図は第17図における
C−C断面の中間部を省略した断面図、第21図は第4
実施例の変形態様に用いる保持具の中間部を省略した斜
視図、第22図は第4実施例の変形態様の部分構成を示
す正面図、第23図は第22図におけるA−A断面を示
す断面図、第24図は第5実施例の部分構成を示す斜視
図、第25図は第5実施例の熱電変換装置の平面図、第
26図は第25図におけるAA断面を示す断面図、第2
7図は従来の熱電変換装置の構成を示す断面図、第28
図は第1実施例の変形態様の部分構成を示す断面図、第
29は第28図の変形態様に用いられるフィンの斜視図
、第30図、第31図は第4実施例の変形態様を示す電
極板の正面図である。 1・・・積層型熱電変換装置、11・・・吸熱電極板。 12・・・放熱電極板、lp・・・P型熱電素子、In
・・・N型熱電素子、13・・・正電極、14・・・負
電極。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 N型熱電素子、吸熱電極板、P型熱電素子及び放熱電極
    板を、前記の順番に複数組積層してなる積層熱電変換部
    と、 前記積層熱電変換部の一側方に配設され前記吸熱電極板
    に伝熱可能に接続された吸熱熱交換器と、前記積層熱電
    変換部の他側方に配設され前記放熱電極板に伝熱可能に
    接続された放熱熱交換器と、を備えることを特徴とする
    熱電変換装置。
JP2090965A 1989-04-17 1990-04-05 熱電変換装置 Pending JPH03263382A (ja)

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