JPH03263380A - 光起電力素子 - Google Patents

光起電力素子

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JPH03263380A
JPH03263380A JP2131319A JP13131990A JPH03263380A JP H03263380 A JPH03263380 A JP H03263380A JP 2131319 A JP2131319 A JP 2131319A JP 13131990 A JP13131990 A JP 13131990A JP H03263380 A JPH03263380 A JP H03263380A
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JP
Japan
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electron
conversion efficiency
layer
organic substance
substance layer
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JP2131319A
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English (en)
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Masao Yoshikawa
吉川 雅夫
Tetsuo Suzuki
哲郎 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、光センサー等にも有用な光起電力素子に関す
る。
[従来の技術] 有機物を能動材料として用いた光起電力素子が多く研究
されている。その目的は、単結晶、多結晶、アモルファ
スのSiでは達成が困難とされている、安価で毒性のな
い光起電力素子を開発するためである。
光起電力素子は、光エネルギーを電気エネルギー(電圧
×電流)に変換する素子であるため、変換効率がその主
要な評価対象となる。光電流の生成には内部電界の存在
が必要であるが、内部電界を生成する方法としていくつ
かの素子構成が知られている。能動材料として有機物を
用いた場合の、各々の既知の構成での変換効率のベスト
データは以下の通りである。
l)ショットキー接合又はMIS型接合接合金属/半導
体接合じる内部電界を利用したもの。有機半導体材料と
してメロシアニン染料、フタロシアニン顔料等が報告さ
れている。
AI/メロシアニン/Ag素子に対する78mW/ c
m 2の白色光照射で変換効率0.7%(Voc=1 
、2V SJ sc −1,8mA/Cm’ 、’ f
f −0,25)が報告されている。[A、に、Gho
shらJ、Appl 、Phys、495982(19
78)] このタイプの素子に用いられている有機半導体で変換効
率が高いものはp型に限定されている。従って、電極材
料もA1、In、Mg等の仕事関数が低いものが使用さ
れる。これらは容易に酸化される。
2) n型無機半導体/p型有機半導体接合を利用した
ヘテロpn接合 n型無機半導体/p型有機半導体を接合したときに生じ
る内部電界を利用したもの。n型材料としてCdS、Z
nO等が用いられる。p型有機半導体材料としてメロシ
アニン染料、フタロシアニン等が報告されている。
ITO/電着CdS/塩素化アルミニウムクロルフタロ
シアニン/ A u素子に対する7511@/crn2
のAM−2光照射で変換効率0.22%(Voc −0
,69V % J sc −0,89+IIA/cn+
 2、ff −0,29)がベストである[A、Hor
らAppl、Phys。
Lett、、42.15(1988) ]。
3)有機/有機へテロ接合を利用したもの電子受容性の
有機物と電子供与性の有機物を接合したときに生じる電
界を利用したもの。
前者の有機物としてマラカイトグリーン、メチルバイオ
レット、ビリリウム等の染料、フラバンスロン、ペリレ
ン顔料等の縮合多環芳香族化合物が報告されており、後
者の例として、フタロシアニン顔料、メロシアニン染料
等が報告されている。
ITO/銅フタロシアニン/ペリレン顔料/Ag素子に
対する75mW/cm2のAM−2光照射で変換効率0
.95%(V oc −0,45V SJ sc −2
,3nIA/cm2、ff−0,85)が報告されてい
る[ C,TangAppl、Phys、Lett、、
48.183(19813)] oこの値は有機物を用
いた光起電力素子では最高のものである。又、同じ発明
者による特公昭82−4871には、本素子構成で別種
のペリレン顔料に対して変換効率1% (V oc= 
0.44V、J sc −3,Ou+A/cm2f’f
’−0,6)が報告されている。
有機物を用いた光起電力素子の変換効率は、無機半導体
を用いたものより低い。この要因として最大のものは短
絡光電流(J’SC)の低さである。変換効率5%の素
子では75aW/cm ’の白色光照射に対し、少くと
も10mA/cm ’のJ scが必要である。前述の
Jscはそれよりもはるかに低い。この原因は、量子効
率の低さと、分光感度波長域の狭さにある。分光感度波
長は、400nmからなるべく長波長まで広がっている
ことが望ましいが、従来の例は特定波長域に限定されて
いる例が多い。
又、ffが小さい例が多い。ffの低さの原因の1つは
有機半導体の示す量子効率が、低電界で急激に低下する
ことにあると言われている。従って、この様な低下を来
さないような強い内部電界が生成する構成がffの向上
に好ましい。更に、生成電荷がエネルギー的な障壁無し
にスムーズに電極に到達できる素子構成がffを大きく
する。これらの達成によりvoeの向上も図られるが、
従来はこれらの点で十分な考慮が成されていない例が多
かった。
更に加えると、報告されている有機光起電力素子では、
電極材料の化学的安定性の点でも間題があるものが多い
以上のような観点から前述の従来技術を眺める。
1)ショットキー接合又はMIS型接合Vocは大きく
とれるが、電極として金属材料が用いられているため、
電極の光透過率が低くなる。実際の光透過率は、よくて
も30%、通常は10%前後である。又、これらの材料
は耐酸化性に乏しい。従って、この素子形態では高い変
換効率と、安定した特性を作り出すことは望めない。
2)無機半導体/有機半導体へテロpn接合電荷生成は
主として有機層でなされるため、分光感度の制限を受け
る。通常、有機層は単一の材料から形成されるが、40
0から例えば800Iまで強い光吸収を持つ有機半導体
は現在存在しないからである。従って、この素子構成で
は光入射電極の光透過性や、電極の安定性の問題はクリ
アできるが、分光感度領域が狭いため、高い変換効率は
望めない。
3)有機/有機へテロpn接合 上記2種の構成と較べ、現在のところ最も望ましいもの
である。透明電極からの光照射が行え、又、2種の材料
で光電荷生成が可能であるため、分光感度も広げること
ができる。実際、前述のTangによる報告では450
〜550nmてはペリレン系顔料、550〜700■で
は銅フタロシアニンで電荷が生成していることがうかが
える。
又、ff’が他の素子構成と較べ大きいことは、生成し
ている内部電界が大きいと推定される。しかし、Tan
g氏の技術は次の欠点を有している。
1つめは有機層の厚さが薄いため(300〜500λが
望ましいことが特許に記載されている)、ピンホールの
確率が高いことである。我々の実験では、ピンホールに
よると思われる2つの電極間の短絡が比較的高い確率で
認められる。Tang氏の論文の電極面積は0.1cm
2となっており、実使用での面積(1CIl12以上が
必要)となれば歩留まりの向上が大問題となる。
2つめは電極材料の問題である。彼の発明では、電極は
各々の有機物層とオーミック接触する必要がある。前述
の論文には、有機層は逆転した素子構成ではvoeが低
下すると書かれている。これはオーミック接触が損なわ
れたためと推定される。ところが、オーミック接触を達
成した構成では、金属材料の安定性が問題となる。
それは、電子受容性の有機物とこの様な接触しうる金属
は仕事関数が低い必要があるからである。実際、特許中
にはInSAg、Sn、AIが例示されている。これら
はすべて酸化され易いものである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、透光性の高い電極を入射側に使用し、
安定性の高い電極材料を使用することができ、有機光起
電力素子としては高い変換効率を与える素子を提供する
ことにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、鋭意検討した結果、少なくと
も一方が透光性である2つの電極の間に、透光性電極側
から順に電子受容性有機物層、電子供与性有機物層(1
)、前記とは異なる電子供与性有機物層(2)の連続し
た3つの層からなる部分を含むか、あるいは電子供与性
有機物層、電子受容性有機物層(1)、前記とは異なる
電子受容性有機物層(2)の連続した3つの層からなる
部分を含む光起電力素子により目的が達成できることを
見出した。以下本発明における素子構成、使用材料、作
製法等について説明する。
本発明の光起電力素子の1つの態様は第1図に示す通り
である。
ここで、支持体は背面電極側にあっても良い。
又、本発明の別の更に好ましい構成として第2図のもの
が挙げられる。この構成の特徴は透光性n型無機半導体
層が挿入されたことにある。
本発明の光起電力素子の更に別な態様は第3図に示す通
りである。
又、本発明の別の態様として第4図のものが挙げられる
この構成の特徴はn型無機半導体層が挿入されたことに
ある。
第1図から第4図までの構成の素子が示す良好な特性は
すべて同様な要因によりもたらされたと考えられる。第
2図の構成の素子について以下に説明する。
本素子構造の特徴は、電子受容性有機物層、電子供与性
有機物層(1)、電子供与性有機物層(2)が積層され
たところにある。これらの構成により、単に電子受容性
有機物層と電子供与性有機物層(1)を積層(た構成よ
りも、Jscが特に向上することが見出された。
この様なJ、。の増大が何故もたらされたのかは、現在
明確ではないが、解析の結果、光電荷生成サイトは電子
受容性有機物層と電子供与性有機物層(1)の界面であ
り、電子供与性有機物層(2)を取り除いた構成と特に
変化がなく、電子供与性有機物層(1)が生成する光電
流が特に増えたためJscが増大したことが分かった。
又、電子供与性有機物層(1)の膜厚は適当なところが
あり、厚いとJscはかえって低下する。そこで、Js
C増大の原因として以下のことが考えら 0 れる。
(a)有機層(1)で光電荷生成を生じる部分(光活性
サイト)は電子受容性有機物層との界面にあり、その厚
みは最適膜厚程度である。この厚さは100〜200λ
であるため、電子供与性有機物層(2)がない構成の素
子では電気的短絡が生じてしまう。これを防ぐため電子
供与性有機物層(1)を厚くすると、光電荷生成に寄与
しない層(光不活性サイト)が加わった構成となる。と
ころで、光活性サイト厚さは上記の様に薄いため、この
部分での光吸収は不完全でかなりの割合が光不活性サイ
トに到達し、この部分で無駄に吸収されてしまう。光不
活性サイト層を別な材料から成る電子供与性有機物層(
2)で置き換えると、電気的短絡が防止でき、又、電子
供与性有機物層(1)の光活性サイトで吸収され光電荷
を生じる波長域の光は、電子供与性有機物層(2)の中
では、電子供与性有機物層(1)における程吸収されな
いため、大きな減衰をこうむらずに背面電極で反射され
、再度光活性す1 イトで光電荷生成にあずかる様になる。このため電子供
与性有機物層(2)が存在する構成では、電子供与性有
機物層(1)の光活性サイトで吸収される光量が増大す
る。
(b)電子供与性有機物層(1)で生じた光電荷のうち
正電荷が電子供与性有機物層(2)にただちに注入され
る。このため、電子供与性有機物層(1)での再結合確
率が低下し量子効率の向上がもたらされる。
更にn型無機半導体層の存在により、voc1JscS
’ffの改善による変換効率の向上と短絡の低減が達成
される。この様な効果が生じる理由については正確には
不明であるが以下のことが考えられる。
1)変換効率の向上 a〉透明電極としては、通常ITOの様なフェルミレベ
ルが低い材料が用いられる。このため、n型無機半導体
層がない場合、電子受容性有機物層と透明電極との間で
ショットキー接合が形成される。この接合は、電子受容
性有機物層か2 ら透明電極へ電子が移動する際にエネルギー障壁として
作用する。n型無機半導体層が存在すると、透明電極/
n型無機半導体層、n型無機半導体層/電子受容性有機
物層の接触は、各々、オーミック接触を達成し、電子の
移動がスムーズになる。
b)短絡の確率を低くすることができるため、有機層の
薄膜化が達成され量子効率の向上につながる。
c)n型無機半導体層から電子受容性有機物層へ暗時に
電子が供給され、電子受容性有機物層と電子供与性有機
物層の界面に生成する内部電界強度が強化される。
2〉短絡の低減 a)透明電極層のエツジ部の段差(ITOを用いると工
000λ程度以上が普通)がn型無機半導体層の存在で
ゆるやかとなり、この部分での両電極間の短絡の確率が
低減する。
b)例えば電子受容性有機物層にピンホールが存在して
も、それと接した電子供与性有機物層3 がn型無機半導体層とpn接合を形威し、電子受容性有
機物層のピンホールの影響を消失させる形となる。電子
供与性有機物層にピンホールが存在する場合も同様の効
果が、背面電極と電子受容性有機物層の間で生じる。こ
のため、短絡が観測されづらくなる。
以上の説明は第2図の構成についてのものであるが、第
1図の構成についてもJscの増大は容易に理解される
であろう。更に第3図、第4図の構成については、上記
説明における電子受容性有機物層と電子供与性有機物を
それぞれ、電子供与性有機物層、電子受容性有機物層に
変え、更に正電荷を電子に変えることで、同様に説明で
きる。
次に本発明の光起電力素子に使用される各種の材料、製
法等について説明する。
本発明において使用する透明絶縁支持体としては、ガラ
ス、プラスチックフィルム等が用いられる。
本発明において使用する透明電極としては、4 酸化スズインジウム(ITO)、酸化スズ、酸化インジ
ウム、酸化亜鉛、半透明Au等が用いられる。この好ま
しい厚さは100〜10000 Aである。
本発明において使用するn型半導体層としては、酸化亜
鉛、3価の金属がドープされた酸化亜鉛、CdS、酸化
チタン、リンをドープしたアモルファスシリコン、n型
結晶シリコン等が用いられる。このうち透光性が必要で
ある場合は、酸化亜鉛、3価の金属がドープされた酸化
亜鉛、CdS、酸化チタン等が用いられる。厚さは透光
性である場合には1O−1000OA 、そうでない場
合には更に厚いことも可能である。
本発明において用いる電子受容性有機物層(1)、(2
)としては、 ペリレン系顔料 Pigment Red  (以下P
R) 179゜PR190,PR149,PR189,
PR121゜Pigment Brown 2O等 ペリノン系顔料 Pigment Orange 43
.PR194等アントラキノン系顔料 PR18B、P
R177、Vat5 Yellow 4等 フラバンフロン等の含キノン黄色顔料 クリスタルバイオレット、メチルバイオレット、マラカ
イトグリーン等の染料 フルオレノン、2.4.7− )リニトロフルオレノン
、テトラシアノキノジメタン、テトラシアノエチレン等
のアクセプタ化合物を挙げることができる。これらは蒸
着、スピンコード、ディッピングにて成膜される。薄膜
化、均一化には蒸着が好ましい。膜厚は100〜300
0λが好ましい。
本発明において使用する電子供与性有機物層(1) 、
 (2)としては、フタロシアニン系顔料(中心金属が
Cu5ZnSCo、Nis Pbs Pt。
Fe、Mg等の2価のもの、無金属フタロシアニン、ア
ルミニウムクロルフタロシアニン、インジウムクロルフ
タロシアニン、インジウムフタロシアニン、ガリウムク
ロルフタロシアニン等のハロゲン原子が配位した3価の
金属のフタロシアニン、塩素化銅フタロシアニン、塩素
化亜鉛フタロシアニン、その他バナジルフタロシ 6 アニン、チタニルフタロシアニン等の酸素が配位したフ
タロシアニン) インジゴ、チオインジゴ系顔料(PigmentBlu
esy、Pigment Violet 3B等)、キ
ナクリドン系顔料(Pigment ViOlet 1
9.P1gn+ent Red 122等) メロシアニン化合物、シアニン化合物、スクアリウム化
合物等の染料 π電子共役を有する高分子及び孤立電子対(例えば窒素
のLone pair)を含むπ電子共役を有する高分
子、例えば以下に示すものが挙げられる。
ポリアセチレン類、ポリジアセチレン類ポリチオフェン
、ポリ置換チオフェン、ポリピロール、ポリ置換ピロー
ル、ポリフラン、ポリ置換フラン、ポリインドール、ポ
リカルノくゾール等の複素環重合体。
ポリアニリン、ポリ置換アニリン、ポリジフェニルアミ
ン、ポリ(N、N’−ジフェニルベンジジン)、ポリジ
アミノナフタレン、ポリトリフ7 二二ルアミン、ポリアミノピレン等のアミン系重合体。
ポリパラフェニレン、ポリアズレン等の縮合環、縮合多
環系重合体。
ポリビニルカルバゾールの電解酸化重合体。
これらの共役系高分子は化学重合又は電解重合により合
成される。
有機電子写真感光体で用いられる電荷移動剤(ヒドラゾ
ン化合物、ピラゾリン化合物、トリフェニルメタン化合
物、トリフェニルアミン化合物、スチリル化合物、ベン
ゾジチオール系化合物、オキサジアゾール化合物、オキ
サゾール化合物)、電気伝導性有機電荷移動錯体で用い
られる電子供与性化合物(テトラチオフルバレン、ナト
1ラフエニルテトラチオフラバレン等)等を挙げること
ができる。
本発明において、異種の電子供与性有機物層(1)、(
2)を組合せる態様では該電子供与性有機物層(1)と
して、特にフタロシアニンを使用す 8 るのが好ましい。この場合、 ■ 電子受容性有機物層と接触すると良好なpn接合が
形成され、これにより、充電流生成に必要な強い内部電
界が生成される。
■ 電子供与性有機物材料の中でも光導電効果が高いた
め、高い量子収率が得られる。
■ フタロシアニンは600■mより長波長側に光吸収
能を有している。一方、電子受容性有機物材料は600
■より短波長側に光吸収を有しているものが多い。した
がって、光電流を生成するサイトである有機pn界面で
は、短波長から長波長まで可視光域全般で光電流が生成
することが可能となり、広いスペクトル感度が実現でき
る。
■ 熱や光に対して安定であるため、耐久性の高い素子
が得られる。
■ 真空蒸着により 100〜300Aの良好な膜を容
易に作製できるため、特に本構成で必要とされる薄膜条
件を満たすことができる。
■ 中心金属を種々変えることができるため、9 しかも1つの材料で結晶多形が存在するため、要求性能
に応じた材料の多様な選択ができる。
又、本発明において電子供与性有機物層(2)の分子集
合状態は結晶、アモルファスともに優れた性能を示す。
結晶状態とアモルファス状態の判定はガラス基板上に単
独で作製した膜を直交ニコル下で偏光顕微鏡観察するこ
とで確認することができる。
電子供与性有機物層(2)が結晶状態の場合、該層の大
きな正孔移動度が見込まれ、空間電荷の生成による電子
供与性有機物層(1)の内部電界の損失が少く、量子効
率の低下をきたさないことが考えられる。
又、電子供与性有機物層(2)がアモルファス状態であ
ると、電子供与性有機物層(1)とのコンタクトがよく
なり、2つの層間の接触抵抗が低くなることや、電子供
与性有機物層(2)のピンホールの確率が低くなり、薄
膜化が促進され、素子抵抗の低減が図れることが考えら
れる。
上記材料ではフタロシアニン系顔料、インジ0 ゴ、チオインジゴ系顔料、キナクリドン系顔料は結晶状
態が安定であり、例えば蒸着で成膜すると特定の結晶形
の膜が形成できる。又、メロシアニン化合物、シアニン
化合物、スクアリウム化合物、電子写真で用いられる電
荷移動剤は同法で成膜するとアモルファスの凝集状態が
形成される場合が多い。
電子供与性有機物層(1)/電子供与性有機物層(2)
の好ましい組み合わせは、無金属フタロシアニンを始め
とするフタロシアニン顔料/キナクリドン系顔料、フタ
ロシアニン顔料/メロシアニン化合物、フタロシアニン
顔料/シアニン化合物、フタロシアニン顔料/スクアリ
ウム化合物、インジゴ顔料/キナクリドン系顔料、スク
アリウム化合物/キナクリドン顔料、フタロシアニン顔
料/電荷移動剤、キナクリドン系顔料/電荷移動剤等を
挙げることができる。
本発明に使用する結晶性の電子供与性有機物層(2)と
して、特に好ましい例は、キナクリドン系顔料である。
例えば、無置換キナクリドン、1 2.9−ジクロルキナクリドン、3.10−ジクロルキ
ナクリドン、4.11−ジクロルキナクリドン、8.4
.10.11−テトラクロルキナクリドン、2,4゜9
.11−テトラクロルキナクリドン、1,2.8.9−
テトラクロルキナクリドン、1,2.4,8.9.11
−ヘキサクロルキナクリドン、1,4.8.11−テト
ラフルオロキナクリドン、2,4,9.11−テトラヨ
ードキナクリドン、2,9−ジメチルキナクリドン、3
、IO−ジメチルキナクリドン、4.11−ジメチルキ
ナクリドン、3.4,10.11−テトラメチルキナク
リドン、2,4,9.11−テトラメチルキナクリドン
、1.2,8.9−テトラメチルキナクリドン、1゜4
.8.11−テトラメチルキナクリドン、2.9−ジメ
トキシキナクリドン、3.10−ジメトキシキナクリド
ン、4.11−ジメトキシキナクリドン等が挙げられる
又、本発明に使用する特に好ましいアモルファス状の電
子供与性有機層(2〉として各々アルキルアミノ基又は
アリールアミノ基を有するヒドラゾン化合物、ピラゾリ
ン化合物、トリフェ2 ニルメタン化合物、トリフェニルアミン化合物、スチリ
ル化合物が挙げられる。
これらの層は蒸着、スピンコード、ディッピング、電解
重合等での方法で製膜される。この中で薄膜化、均一化
には蒸着が好ましい。
膜厚は電子供与性有機物層(1)では30〜300λが
適当である。厚くなるとJ scの増大がみられず、又
、薄くなるとその層目体の光吸収効率が落ち、Jscが
低下する。電子供与性有機物層(2)では適当な膜厚は
50〜10000λである。
又、本発明において用いる背面電極としては電子供与性
有機物層と接する場合、Au、Pt。
Ni、Pd、Cu、Cr、Ag等の仕事関数の高い金属
が用いられ、又、電子受容性有機物層と接する場合には
、AI%  Ins Pb、Zn。
MgSAg等が用いられる。更にn型無機半導体層と接
する場合には、これらの金属や上記した仕事関数の高い
金属も用いられる。金属の膜厚は50〜aooo 、t
が好ましい。
[実施例] 3 以下に実施例を示し、本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 よく洗浄したITOガラス(松崎真空製、30Ω/口)
上に基板温度的250℃で、導入ガスとしてアルゴンを
用い、RFマグネトロンスパッタ法で、酸化亜鉛を約(
500大の厚さで設けた。
その上に真空蒸着法で電子受容性物質であるペリレンテ
トラカルボン酸メチルイミド(PLME)を約400λ
の厚さで、次いでアルミニウムクロルフタロシアニン(
AICIPc)を約100Xの厚さで、更にキナクリド
ン(QA)を約300大の厚さで設け、その上に金を真
空蒸着した。ITOと金がなす面積は0.25cm2と
した。
2つの電極に銀ペーストにてリード線を取り付けた。
この素子のITO側に、75nW/e■2の白色光を照
射しながら、6mV/sで掃引される電圧を印加して変
換効率を測定したところV oc = 0 、48 V
 %J sc −3,1mA/cII12ff= 0.
48となり変換効率4 0.95%が得られた。この値は有機光起電力素子とし
ては大きなものである。
比較例1 実施例1のAlClPc層を400スとし、QA層を設
けないこと以外は実施例1と同様に素子を作製し、変換
効率を測定した。その結果、Voc−0,43V% J
 5c=2.44mA/Cm2、ff−0,46となり
変換効率0.65%であった。
実施例2 実施例1のAlClPcを無金属フタロシアニン(H2
PO)に変え、その膜厚を200λにした以外は実施例
1と同様に素子を作製し、変換効率を測定した。その結
果V oc= 0J7V 5Jsc−2,0ffiAノ
cm’ 、f’f’=0.51となり変換効率0.5%
が得られた。
比較例2 実施例2のH2Pc層を300λとし、QA層を設けな
いこと以外は実施例2と同様に素子を作製し、変換効率
を測定した。その結果、VOC= 0.37V s J
 sc−1,13mA/c112、ff−0,51とな
り 5 変換効率0.4%であった。
実施例3 実施例]、のPL−ME層の膜厚を500ムとし、Al
ClPcをチタニルフタロシアニン(TiOPc)に変
え、その膜厚を120λにした以外は実施例1と同様に
素子を作製し、変換効率を測定した。その結果■。(:
=0.5 VSJ sc−2,[imA/cm2、fr
−0,46となり変換効率0,8%が得られた。
比較例3 実施例3のTioPc層を300Xとし、QA層を設け
ないこと以外は実施例3と同様に素子を作製し、変換効
率を測定した。その結果、Voc−0,5VSJsc−
1,7mA/cm2、ff=0.46となり変換効率0
.52%であった。
実施例4 実施例3の酸化亜鉛層を設けない以外は実施例3と同様
に素子を作製し、変換効率を測定した。その結果V o
c−0,42V −、J sc= 2.1mA/cm’
ff= 0.46となり変換効率0.54%か得られた
6 比較例4 実施例4のTioPc層を300Xとし、QA層を設け
ないこと以外は実施例4と同様に素子を作製し、変換効
率を測定した。その結果、V oc−0,413V %
  J sc−1’、I3mA/c112、ff= 0
.41となり変換効率0.4%であった。
実施例5 実施例1のAlClPcを銅フタロシアニンに変え、そ
の膜厚を200λにした以外は実施例1と同様に素子を
作製し、変換効率を測定した。
その結果、V OC= 0.39V SJ sc−1,
9mA/cm’ff−0,58となり変換効率0,57
%が得られた。
実施例6 実施例1のAlClPcを亜鉛フタロシアニン(ZnP
c)に変え、その膜厚を200λにした以外は実施例1
と同様に素子を作製し、変換効率を測定した。その結果
、V oc”’ 0.35V 。
J sc= 1.8mA/cm2fr−0,49となり
変換効率0.41%が得られた。
実施例7 7 実施例1のAlClPcを鉛フタロシアニン(PbPC
)に変え、その膜厚を160Xにした以外は実施例1と
同様に素子を作製し、変換効率を測定した。その結果、
V □(= 0.38V s J sc−2,5mA/
c+I12、ff−0,54となり、変換効率0.65
%が得られた。
実施例8 実施例1のAlClPcを塩素化亜鉛フタロシアニンに
変え、その膜厚を200λとした以外は実施例1と同様
に素子を作製し、変換効率を測定した。その結果、V 
oc= 0.43V SJ sc=IJmA/cm2、
fT=0.55となり変換効率0.31%が得られた。
実施例9 実施例1のAlClPc層の厚さを120X。
QAを2.9−ジメチルキナクリドンに変えた以外は実
施例1と同様に素子を作製した。この素子の変換効率を
実施例1と同様に測定したところ、V □(−0,48
V SJ sc= 3.5mA/cm2、ff−0,4
9となり変換効率1.1%が得られた。
8 実施例10 実施例1のPL−MEの厚さを450大とし、QAを下
記の構造のピラゾリン化合物に変え、その膜厚を400
Xにした以外は実施例1と同様に素子を作成した。
この素子の変換効率を実施例1と同様に測定したところ
、V oc−0,47V s J sc−2,7mA/
cm’ff= 0.48となり変換効率0.78%が得
られた。
る量子収率は29%であった。
比較例5 比較例1の素子に対し、実施例11と同様の測定を行っ
たところ2,8μA/cm2の短絡光電流値であった。
実施例12 実施例10のピラゾリン化合物を下記の構造のフェニレ
ンジアミン化合物に変え、その膜厚を300λにした以
外は実施例10と同様に素子を作製し、変換効率を測定
した。その結果、V oc= 0.47V −、J s
c= 2.6mA/cm2、ff= 0.47となり変
換効率0,77%が得られた。
実施例10のピラゾリン化合物層の厚さを200λとし
た以外は実施例10と同様に素子を作製した。本素子の
2つの電極を短絡し、ITO側から30μw/cm2の
強さの740■の単色光を照射してその光電流を観測し
たところ、4.6μA/cm 2のJscが得られた。
Jscから求められ実施例13 実施例10のピラゾリン化合物を下記の構造のヒドラゾ
ン化合物に変え、その膜厚を400Aにした以外は実施
例10と同様に素子を作製し、変換効率を測定した。そ
の結果、V oc−0,47V、2つ  0 J  sc= 2.5mA/cm2 0.72%が得られた。
ff’= 0.48となり変換効率 実施例14 実施例10のピラゾリン化合物を下記の構造のカルバゾ
ール化合物に変え、その膜厚を700λにした以外は実
施例1と同様に素子を作製し、変換効率を測定した。そ
の結果、V oc−[1,49V 。
J sc −2,8mA/cm’  ff −0,43
となり変換効率0.73%が得られた。
八 2H5 実施例15 実施例10のPL−ME層の膜厚を600λとし、Al
ClPcをTi0Pcに変え、その膜厚を120Xにし
た以外は実施例10と同様に素子を作製し、変換効率を
測定した。その結果、1 Voc”  0.5v%  J 5c=2.0mA/c
m2、ff=0.45となり変換効率0.6%が得られ
た。
実施例16 実施例15の酸化亜鉛層を設けない以外は実施例15と
同様に素子を作製し、変換効率を測定した。その結果、
V oc= 0.45V s J sc= 2.2mA
/cm’ 、ff=0.43となり変換効率0.57%
が得られた。
実施例17 実施例1のITOガラス上に、QA−MEを300大の
厚さで、次いで下記のペリレン系顔料である顔料1を2
00λ、その上に顔料2を200X蒸着した。最後に背
面電極として、銀を蒸着により設けた。本素子の変換効
率を実施例1と同様に測定したところ、V oc= 0
.39V 、 J 5c−1,8IIIA/em2、r
f’−0,29となり変換効率0.27%であった。
 2 その上に実施例1と同様に酸化亜鉛を約1500大の厚
さで設けた。この場合、基板温度は特に加熱しなかった
。最後に銀を蒸着により設けた。
本素子の変換効率を実施例1と同様に測定したところ、
voc= 0.51VSJ sc−2,1mA/cm2
、ff−0,45となり変換効率0.64%であった。
比較例6 実施例17の顔料1層を300 Xとし、顔料2層を設
けないこと以外は実施例17と同様に素子を作製し、変
換効率を測定した。その結果、V oc” 0.42V
 s  J sc−1,211IA/cm2、ff−0
,21となり変換効率0.14%であった。
実施例18 実施例17の顔料2を下記の顔料3に変え、 3 実施例1つ N、N’−ジフェニルベンジジン(3,5111mol
/l)、テトラブチルアンモニウムバークロレート[T
BAP] (0,1mol/I)をアセトニトリルに溶
解し、作用極として実施例1のITOガラス、対極とし
てpt板を使用して参照極SCEに対して1.5vで7
秒間電解重合した。この膜をSCEに対して一〇、5v
で脱ドープし、メタノールで十分洗浄した。この結果、
約900^の膜厚のポリ4 (N、N’−ジフェニルベンジジン)が得られた。
この膜は均一でピンホールが認められなかった。
この重合体が付着したITOガラス上に真空蒸着法でA
lClPcを約100五の厚さで、更にP L−MEを
約450大の厚さで設け、更に実施例1と同様に酸化亜
鉛を約1500大の厚さで設けた。この場合、基板温度
は特に加熱しなかった。
最後に金を真空蒸着した。この素子の変換効率を実施例
1と同様に測定したところ、vo。=0.45V 、 
 J sc= 2.85mA/cm’  f’f’= 
0.4Eiとなり、変換効率0.73%が得られた。こ
の値は有機光起電力素子としては大きなものである。
実施例20 実施例1つの電子供与性物質をZnPcに変え、その膜
厚を120 Xにした以外は実施例1つと同様に素子を
作製し、変換効率を測定した。
その結果、V O(−0,35V SJ sc−1,4
1nA/cm ’ff−0,45となり変換効率0.2
9%が得られた。
実施例21 実施例19の電子供与性物質をH2POに・変5 え、その膜厚を100Xにした以外は実施例19と同様
に素子を作製し、変換効率を測定した。
その結果、V oc= 0.42V % J sc−1
,8mA/cm2ff−0,5となり変換効率0.5%
が得られた。
実施例22 実施例19の電子供与性物質をQAに変え、その膜厚を
100大にした以外は実施例1つと同様に素子を作製し
、変換効率を測定した。その結果、Voc−(1,57
VSJ 5c=0.95mA/cIl12、ff−o、
eoとなり変換効率0.43%が得られた。
実施例23 ピロール(0,1mol/I)、T B A P (0
,1nlol/I)、アセトニトリルの溶液を定電位酸
化重合にて、金を蒸着したガラス上に約HOムのポリピ
ロール膜を重合した。この膜をアセトンで十分洗浄した
後、この膜上に真空蒸着法にてAICIPCを90λ、
PL−MEを350大を順に積層した。
この上に実施例1と同様にZnO層(1300λ)をつ
け、その上に透明電極として170層を設けた。ITO
と金がなす面積は0.25cn+’とした。
 6 2つの電極に銀ペーストにてリード線を取り付けた。
この素子に対し実施例1と同様に変換効率を測定した。
その結果、V oc= 0.48V 、 J 5c=2
.72mA/cm2、’ ff= 0.45となり変換
効率0.75%が得られた。
実施例24 硫酸酸性条件下で酸化剤としてベルオキソニ硫酸アンモ
ニウムを用いアニリンの化学酸化重合を行った。得られ
たアニリンをアンモニア水で脱ドープし、十分水洗した
。これをN−メチルピロリドンに溶解し、塗布液を作製
した。
実施例1と同様に作製したITOガラス上の酸化亜鉛の
上に、真空蒸着法でPL−MEを約500Xの厚さで、
次いでH2Pcを約100大の厚さで設け、その上に上
記塗布液をスピンコードにて塗布し、ポリアニリンの約
1000λ膜を設けた。背面電極として金を真空蒸着し
、2つの電極に銀ペーストにてリード線を取り付けた。
この素子に対し実施例1と同様に変換効率・を 7 測定した。その結果、V oc−0,4V SJ 5c
−1,95+nA/cm2、[’f’=0.52となり
変換効率0.54%が得られた。
実施例25 3−へキシルチオフェン(0,1mol/I)、TBA
P (0,1mol/I)、ニトロベンゼン溶液を白金
電極を作用極とし2mA/cm’で定電位重合した。こ
れにより得られたポリ(3−へキシルチオフェン)を電
解還元しメタノールで十分に洗浄した。これをトルエン
に溶解し塗布液とした。
この塗布液を実施例24と同様に作製したITOガラス
/PL−ME(500X)/AICIPc (100大
)上にスピンコードにて塗布し、ポリ(3−へキシルチ
オフェン)要約600λを設けた。
この上に背面電極として金を蒸着し、実施例1と同様に
光電変換特性を測定した。この結果、V+)c=o、5
2VSJ 5c−2,68mA/cm’ 、ff=OJ
8となり変換効率0.71%が得られた。
[発明の効果] 本発明の光起電力素子の効果を要約すると以 8 下の通りである。
11本発明の素子構成によりV。cSJ 5cSf’l
’として高い値が得られ、有機光起電力素子としては高
い変換効率が達成される。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、本発明の光起電力素子の一例を示す図。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも一方が透光性である2つの電極の間に、透光
    性電極側から順に、電子受容性有機物層、電子供与性有
    機物層(1)、前記とは異なる電子供与性有機物層(2
    )の連続した3つの層からなる部分を含むか、あるいは
    電子供与性有機物層、電子受容性有機物層(1)、前記
    とは異なる電子受容性有機物層(2)の連続した3つの
    層からなる部分を含むことを特徴とする光起電力素子。
JP2131319A 1989-11-27 1990-05-23 光起電力素子 Pending JPH03263380A (ja)

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JP2131319A JPH03263380A (ja) 1989-11-27 1990-05-23 光起電力素子
US07/703,723 US5201961A (en) 1990-05-23 1991-05-21 Photovoltaic device containing organic material layers and having high conversion efficiency

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1-304783 1989-11-27
JP30478389 1989-11-27
JP1-323885 1989-12-15
JP1-323886 1989-12-15
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JP2-31404 1990-02-14
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515933A (ja) * 1999-11-26 2003-05-07 ザ、トラスティーズ オブ プリンストン ユニバーシティ 励起子阻止層をもつ有機感光性オプトエレクトロニクス素子
JP2007103786A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Fujifilm Corp 固体撮像素子
JP2007103785A (ja) * 2005-10-06 2007-04-19 Fujifilm Corp 固体撮像素子
US8809876B2 (en) 2006-02-14 2014-08-19 Massachusetts Institute Of Technology Absorbing film
JP2016178102A (ja) * 2015-03-18 2016-10-06 株式会社リコー 光電変換素子及び二次電池

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