JPH03262843A - 柱と梁との接合構造 - Google Patents

柱と梁との接合構造

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JPH03262843A
JPH03262843A JP6390490A JP6390490A JPH03262843A JP H03262843 A JPH03262843 A JP H03262843A JP 6390490 A JP6390490 A JP 6390490A JP 6390490 A JP6390490 A JP 6390490A JP H03262843 A JPH03262843 A JP H03262843A
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Akira Kishi
明 岸
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、住宅ユニット、軸組み構造住宅、その他の建
築物等における柱と梁との接合構造に関する。
〔背景技術〕
近年、ボックス状等に形成された複数の住宅ユニットを
積層して住宅を構築する工業化住宅が知られている。こ
の住宅ユニットの骨組みは、複、数本の柱と梁とを連結
して形成される。これらの柱と梁との連結は、例えば、
実公昭59−16402号公報に示されるように、直接
、溶接するか、Cチャンネル材からなる仕口を介して溶
接する等により行われている。
すなわち、直接溶接するものは、柱の隣接する側面に、
それぞれCチャンネル材からなり、ウェブの上下にフラ
ンジを一体に形成された梁が溶接される。この際、これ
らの梁のフランジが溶接される部分の柱内には、それぞ
れ強度補強用の端部ダイヤフラム及び内ダイヤプラムが
溶接される。
しかしながら、柱へのダイヤフラム、特に内ダイヤフラ
ムの溶接は、狭い柱の内部で、しかも、端部からある程
度内方に入った位置で行われるため、極めて作業性が悪
く、困難な作業であった。
このため、第5図に示されるように、柱101の一側面
に、柱101の側面の幅とほぼ等しい幅を基端部に有し
、先端部をこれより狭い幅にされたCチャンネル材から
なる仕口材102を溶接し、この仕口材102に梁10
3を溶接するようにして、ダイヤフラムを省略した構造
が提案されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記第5図に示される構造では、仕口材】02が柱10
1に広い幅で溶接されるため、軽荷重の場合には、確か
にダイヤフラムは不要となる。しかしながら、梁103
が重荷重を受ける場合には、ダイヤフラムなしでは、必
ずしも十分な強度を確保できるものではないという問題
点がある。
また、仕口材102及び粱103は、共にウェブl02
A、103A及び上下のフランジ102B、103Bか
ら構成されており、特に重複するウェブ102A、10
3Aのうち仕口材102のウェブ102Aは、重量的に
みて存在価値が少なく、しかも両ウェブ102A、10
3Aは最も広幅のため、曲り等を生じる可能性が高く、
曲りを生じた場合は、両者の間に隙間が生じて溶接が不
十分になるという問題点かある。
更に、仕口材102のウェブ102Aと柱101との溶
着部は、第6図に示されるように、柱101の角部10
1Aが加工の都合上、R面になることから、十分な溶着
強度が得られない場合があ′す、溶接品質が不安定とな
る問題点もある。
本発明の目的は、溶接作業が容易で、かつ、重量的にも
有利に柱と梁との連結を行なえる接合構造を提供するに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、略直交する二面を有する柱に、略コ字形断面
を有する梁を溶接するにあたり、Cチャンネル材からな
る従来の仕口材におけるウェブ部の重複をなくすため、
所定間隔離して柱の一方の面に固定される一対の板状の
ブラケットを用い、これらのブラケットに梁のフランジ
部分を溶着する一方、梁のウェブの一端部を延長して柱
の他方の面に溶着したものである。
具体的には、本発明は、略直交する隣接した二面を有す
る柱と、この柱の二面のうちの一方の面に略直角方向に
突出されるとともに、柱の軸方向に所定間隔を離して略
平行に柱に溶着された一対の平板状のブラケットと、ウ
ェブとこのウェブの両縁に設けられたフランジとにより
断面略コ字状に形成されるとともに、端部の両フランジ
が一部切欠かれたウェブからなる突部を形成された梁と
を備え、前記粱の両フランジは、それぞれ前記ブラケッ
トに溶着されるとともに、ウェブの突部は、前記柱の二
面のうちの他方の面に溶着されたことを特徴とする柱と
梁との接合構造である。
本発明においては、予め柱の一方の面に所定間隔を離し
て一対のブラケットを取付けておき、これらのブラケッ
トに梁の両側のフランジを溶着し、かつ、梁のウェブの
突部を柱の他方の面に溶着する。この際、溶接の順序は
、梁の突部と柱の面とを先に溶着し、この梁のフランジ
に合わせてブラケットを柱に溶着し、かつ、ブラケット
と梁とを溶着してもよい。
ブラケットと梁のフランジとの溶着にあたり、従来の仕
口材におけるウェブに相当する部材がないため、両者の
溶接は容易に、かつ、十分に行える。また、梁のウェブ
における突部と柱との溶着も、柱の角部での溶着でなく
、柱の面と梁のウェブの面とが直接面接触して、いわゆ
る、はた合せ状態で行われるため、容易かつ十分に行え
る。これらにより、柱と梁との溶接品質は安定すること
となる。
また、従来の仕口材におけるウェブに相当する部分がな
いため、溶接構造の重量を軽減できる。
〔作用〕
〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。以下
に示す各実施例において、同一もしくは相当構成部分に
は、同一の符号を用い、重複部分の説明を省略もしくは
簡略にする。
第1図ないし第3図には、本発明の第1実施例が示され
ている。図において、柱IOは四角柱状に形成され、第
1,2図中、手前側には、略直交する二面としての一方
の面11と他方の面12とが表されている。
柱10の一方の面11には、柱IOの軸方向に所定間隔
を離して一対の平板状のブラケット21゜22が柱lO
の面11に略直交するように、かつ、略平行に突出して
配置され、柱10と溶接部31゜32でそれぞれ固着さ
れている。これらのブラケット21.22の柱lO側の
寸法は、柱lOの一方の面11の幅にほぼ等しくされ、
一方、ブラケット21.22の先端側は先細りにされて
いる。
一対のブラケット21.22間には、断面略コ字状の粱
40が配置され、この梁40は、ウェブ41と、このウ
ェブ41の上下の両縁に直交して一体に設けられたフラ
ンジ42.43とから構成されている。梁40の一端部
におけるフランジ42.43は、所定長さにわたって切
欠かれてウェブ41のみの突部44が形成されている。
一対のブラケット21.22と梁40の上下のフランジ
42.43とは、溶接部33.34で互いに固着される
一方、梁40の突部44の外縁と柱lOの他方の面12
とは、溶接部35で互いに固着されている。
このような本実施例における柱lO、ブラケッ)21.
22及び梁40の各溶接部31〜35の溶接順序は、前
述の説明のように柱lOとブラケット21.22とを行
って後、柱10及びブラケット21.22と梁40とを
行うものに限らず、先に柱lOと粱40の突部44との
溶接を行い、こののち、ブラケット21.22と柱10
及び粱40との溶接を行ってもよく、その順序は問わな
い。
前述のような本実施例によれば、次のような効果がある
すなわち、柱10と梁40との接合にあたり、一対の平
板状のブラケット21.22を用いたから、従来のCチ
ャンネル材からなる仕口材におけるウェブをなくすこと
ができ、重量軽減を行える。
また、仕口材のウェブに相当する部分がないから、ブラ
ケット21.22と粱40のフランジ42゜43との溶
接にあたり、ブラケット21.22をフランジ42.4
3の面に沿って密着させることもでき、溶接を確実に行
え、溶接品質の向上を図れる。
更に、柱10と梁40とは、ブラケット21゜22を介
する他、突部44により直接接合されるから、十分な溶
接強度を得ることができ、柱10内に必ずしもダイヤフ
ラムを必要としない。また、柱lOの面12と梁40の
突部44との溶接は、角部でなく平面部で、はだ合せ状
態で行われるから、この点からも十分な溶接強度を得れ
る。
柱10と粱40との接合は、略直交する二面11.12
で行われるから、全体として溶接強度も十分にできる。
第4図には、本発明の第2実施例が示されている。
本実施例は、一対のブラケッ)21.22が、梁40の
上下のフランジ42.43の内側に配置されたもので、
他の点は前記第1実施例と同様である。
このような本実施例においても、前記第1実施例と同様
な作用、効果を奏することができる。
なお、本発明は、前記第1、第2実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、
改良等は、本発明に含まれるものである。
例えば、柱10としては、必ずしも四角柱状である必要
はなく、三角柱状、L型鋼状等の他の形状でもよく、要
するに略直交する隣接した二面があればよい。
また、ブラケット21.22も、柱lOに溶接される側
が幅広にされた形状に限らず、矩形等の他の形状でもよ
い。
更に、ブラケット21.22と柱IOとの溶接にあたり
、一般の溶接作業と同様に、柱IOのブラケット21.
.22が溶接される位置に、予め短冊状の裏当金を部分
溶接しておいてもよい。
また、柱IO内へのダイヤフラムは、必ずしも設けなく
ともよいが、必要に応じて設けてもよい。
〔発明の効果〕
前述のように本実施例によれば、溶接作業が容易で、か
つ、十分な強度も確保できるという効果がある。
IO・・・柱、11・・・一方の面、12・・・他方の
面、21.22・・・ブラケット、31〜35・・・溶
接部、40・・・梁、41・・・ウェブ、42.43・
・・フランジ、44・・・突部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)略直交する隣接した二面を有する柱と、この柱の
    二面のうちの一方の面に略直角方向に突出されるととも
    に、柱の軸方向に所定間隔を離して略平行に柱に溶着さ
    れた一対の平板状のブラケットと、 ウェブとこのウェブの両縁に設けられたフランジとによ
    り断面略コ字状に形成されるとともに、端部の両フラン
    ジが一部切欠かれたウェブからなる突部を形成された梁
    とを備え、 前記梁の両フランジは、それぞれ前記ブラケットに溶着
    されるとともに、ウェブの突部は、前記柱の二面のうち
    の他方の面に溶着されたことを特徴とする柱と梁との接
    合構造。
JP2063904A 1990-03-14 1990-03-14 柱と梁との接合構造 Expired - Lifetime JP2524418B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016210573A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 村田機械株式会社 自動倉庫のラック
CN106677341A (zh) * 2017-02-17 2017-05-17 北京工业大学 一种可恢复功能的端板装配式槽钢开洞梁柱节点连接装置
AU2014216242B2 (en) * 2013-08-26 2018-06-21 Donovan Group Nz Limited Tapered Beam

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AU2014216242B2 (en) * 2013-08-26 2018-06-21 Donovan Group Nz Limited Tapered Beam
JP2016210573A (ja) * 2015-05-11 2016-12-15 村田機械株式会社 自動倉庫のラック
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