JPH03262638A - 低透過性ホースの製造方法 - Google Patents

低透過性ホースの製造方法

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Publication number
JPH03262638A
JPH03262638A JP2061208A JP6120890A JPH03262638A JP H03262638 A JPH03262638 A JP H03262638A JP 2061208 A JP2061208 A JP 2061208A JP 6120890 A JP6120890 A JP 6120890A JP H03262638 A JPH03262638 A JP H03262638A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin layer
resin
mandrel
zone
heating
Prior art date
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Pending
Application number
JP2061208A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyoshi Fujio
藤生 克好
Eiji Koyasu
子安 英治
Hisatoshi Tsuchida
土田 久敏
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakura Rubber Co Ltd
Original Assignee
Sakura Rubber Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sakura Rubber Co Ltd filed Critical Sakura Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、フレオン等の冷媒を輻送する低透過性ホー
スの製造方法に関する。
(従来の技術) カーエアコン等の空気調和機器においては、コンプレッ
サと凝縮器、凝縮器と蒸発器、蒸発器とコンプレッサと
がホースによって接続され、フレオン等の冷媒が循環で
きるようになっている。
前記ホースは、耐久性、耐蝕性、耐熱性に優れた材料に
よって形成する必要があることは勿論であるが、フレオ
ン等の冷媒が透過しないように低透過性に形成すること
が要求されている。
ところで、前述の用途のホースを製造する製造方法は、
例えば特公昭63−45302号公報、特開平1−27
1229号公報で知られている。
前者は、あらかじめ40℃以上で、溶融樹脂の融点以下
に加熱したマンドレル外面に押出し機から押出された溶
融樹脂を押出し被覆した後、冷却してホース内管を成形
すると共に、内管外面に補強層、ゴム製外管等を被覆し
、これらを一体に加硫する方法であり、内管を形成する
樹脂が急冷されるのを防止して内管の外面の凹凸および
残留歪を抑制したものである。
後者は、基本的には前者と同一製造方法であるが、可塑
剤含有量が0〜10重量%の範囲であり、0゜2〜8k
gfの範囲内の曲げ力を有するゴムまたは樹脂製マンド
レルを使用してホースを製造する方法であり、マンドレ
ルの脱芯の際にホースの内面に傷が付かないようにして
ガスのリークを防止するようにしたものである。
ところで、前述のようなホースを製造する方法を実施す
るには第2図に示す製造工程が採用されている。すなわ
ち、1は可撓性のマンドレル2を巻回したドラムからな
る退出機である。退出機1の後部にはT型ダイス付き樹
脂押出し機4が設けられ、さらに樹脂押出し機4の後部
には接着剤塗布機5を介して巻取ドラム6が設けられて
いる。
そして、退出機1によってマンドレル2が送出されると
、マンドレル2の表面に離型処理された後、樹脂押出し
機4によってマンドレル2上に溶融樹脂が被覆され樹脂
層7が成形される。この樹脂層7の表面には接着剤塗布
機5によって接着剤が塗布された後、引取り機8によっ
て引き取られ、いったん巻取ドラム6に巻き取られる。
(発明が解決しようとする課題) ところが、前述のように、マンドレル2上に溶融樹脂を
被覆して樹脂層7を成形した後、巻取ドラム6に巻き取
る方法であるため、樹脂層7にシワが発生しやすい。前
記溶融樹脂はナイロン6/66共重合樹脂を使用してい
るが、ナイロン系の樹脂は、結晶に方向性があると共に
残留歪が存在する。このため、樹脂層7の柔軟性に欠け
、潰れ、キンク等が発生しやすい。特に、巻取ドラム6
の巻取径が小さいとシワが発生しやすく、シワがクラッ
クに発展するためホースの耐久性が損なわれることにな
る。
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その
目的とするところは、マンドレル上に溶融樹脂を被覆し
て樹脂層を成形した後、巻取ドラムに巻き取る方法であ
っても、内層にシワが発生することなく、柔軟性、耐久
性に優れた低透過性ホースの製造方法を提供することに
ある。
[発明の構成〕 (課題を解決するための手段及び作用)この発明は、前
記目的を達成するために、請求項1においては、マンド
レル上に溶融樹脂を押出し被覆した後で、ゴム内層を成
形する前に、前記樹脂層を100〜200℃で温度で加
熱して除晶する除晶工程を設けたことにある。
溶融樹脂はナイロン6/66共重合樹脂を使用しており
、ナイロン系の樹脂は、結晶に方向性があると共に残留
歪が存在するが、70℃〜樹脂融点以下の温度で加熱す
ると除晶されるため、シワが発生しにくくなる。
請求項2は、除晶工程を、120〜200℃で加熱する
第1のゾーンと100〜120℃で徐冷する第2のゾー
ンとし、雰囲気温度に左右されることなく、徐冷できる
ようにしたことにある。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明するが
、従来と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略す
る。
第1図はホースの製造装置を示すもので、樹脂押出し機
4の後部には接着剤塗布機5を介して除晶のための加熱
装置10が設置され、この加熱装置10の後部には引取
りat!11を介して巻取ドラム6が設置されている。
加熱装置10は、電気ヒータとファンとからなり、ホッ
トエアを樹脂層7に吹き付けて樹脂層7を加熱するよう
になっており、この加熱装置10には120〜200℃
のホットエアを吹き付けて加熱する第1のゾーン10a
と100〜120℃のホットエアを吹き付けて加熱、つ
まり徐冷する第2のゾーン10bが設けられている。ま
た、前記引取り機11はマンドレル2に被覆された樹脂
層7をマンドレル2とともに挟持しながら引き取り、巻
取ドラム6に繰り出すものである。
次に、前述のホース製造装置を使用して低透過性ホース
を製造する方法について説明する。
送出機1によってEPDMゴムまたは樹脂製のマンドレ
ル2を送出すると、マンドレル2の表面にシリコーンオ
イルからなる離型剤が塗布され離型処理される。離型処
理されたマンドレル2が樹脂押出し機4を通過するとき
、マンドレル2上に溶融樹脂が被覆され樹脂層7が成形
される。この溶融樹脂は、ポリアミドを主体とした変成
樹脂であり、次の通りである。
■N6/66+ (Nl 1 o rNl 2)■N4
6+ (N11orN12)+オレフィン■N46+オ
レフィン ■第1層:N11orN12.第2層二N46のラミネ
ート層 (■〜■はブレンドまたはポリマーアロイとする。) そして、マンドレル2の表面に厚み150〜250μの
樹脂層7が成形されると、この樹脂層7の表面には接着
剤塗布機5によってウレタン系接着剤が塗布される。こ
の接着剤はホットエアトンネル(図示しない)を通過す
ることによって溶剤が除去され、加熱装置10に送り込
まれる。加熱装置10は、120〜200℃のホットエ
アを吹き付けて加熱する第1のゾーン10aと100〜
120℃のホットエアを吹き付けて加熱、つまり徐冷す
る第2のゾーン10bが設けられているため、樹脂層7
は、まず第1のゾーン10aで120〜200℃に加熱
される。つづいて第2のゾーン10bに入り、100〜
120℃に加熱、つまり徐冷されるため、樹脂層7の結
晶に方向性があっても加熱装置10を通過したときに除
晶される。なお、第1のゾーン10aと第2のゾーン1
0bの通過時間は、100℃・・・15秒、120℃・
・・15秒、200℃・・・15秒に設定されている。
除晶が終了した樹脂層7はマンドレル2とともに巻取ド
ラム6に巻き取られる。樹脂層7がマンドレル2ととも
に巻取ドラム6に巻き取られると、その内周側が圧縮さ
れ、外周側が伸長されるが、除晶することによって樹脂
s7に復元性があり、巻取ドラム6から繰り出したとき
にシワが発生することはなく、平滑面を維持することが
できる。
ここで、本発明者の実験によれば、次の結果が得られた
加熱装置 巻取ドラム径 シワの有無 無し   φ1.Om    有り 有り100℃  φ1.Om    無し有り150℃
  φ1.Om    無し有り200℃  φ1.O
m    無し上記のように、加熱装置10を設けて樹
脂層7を除晶することにより、シワの発生が無く、シワ
がクラックに発展するという従来の問題を解消すること
ができ、フレオン等の冷媒の輻送用として使用してもガ
スリークの心配はなく、ホースの耐久性を向上できる。
なお、前記一実施例においては、加熱装置としてホット
エアにより樹脂層を加熱して除晶するようにしたが、加
熱手段は前記実施例に限定されるものではなく、また第
1のゾーン10aで120〜200℃に加熱するように
したが、70℃〜樹脂融点温度以下の温度であればよい
[発明の効果コ 以上説明したように、この発明の請求項1によれば、マ
ンドレル上に溶融樹脂を押出し被覆した後で、ゴム内層
を成形する前に、前記樹脂層を70℃〜樹脂融点以下の
温度で加熱して除晶する除晶工程を設けることにより、
シワの発生を防止することができ、シワがクラックに発
展するという従来の問題を解消することができ、フレオ
ン等の冷媒の輻送用として使用してもガスリークの心配
はなく、ホースの耐久性を向上できる。
さらに、請、求項2によれば、除晶工程を、120〜2
00℃で加熱する第1のゾーンと100〜120℃で徐
冷する第2のゾーンすることにより、雰囲気温度に左右
されることなく徐冷でき、確実に除晶できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すホース製造装置の概
略的構成図、第2図は従来のホース製造装置の概略的構
成図である。 2・・・マンドレル、 7・・・樹脂層、 O・・・加熱装置、 0a・・・第1のゾーン、 ob・・・第2のゾーン。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マンドレル上に溶融樹脂を押出し被覆し、この樹
    脂層上にゴムからなる内層、補強層およびゴムからなる
    外層を順次成形し、加硫後に前記マンドレルを脱芯する
    低透過性ホースの製造方法において、前記マンドレル上
    に溶融樹脂を押出し被覆した後で、前記内層を成形する
    前に、前記樹脂層を70℃〜樹脂融点以下の温度で加熱
    して除晶する除晶工程を設けたことを特徴とする低透過
    性ホースの製造方法。
  2. (2)除晶工程は、120〜200℃で加熱する第1の
    ゾーンと100〜120℃で徐冷する第2のゾーンとか
    らなる請求項第1項記載の低透過性ホースの製造方法。
JP2061208A 1990-03-14 1990-03-14 低透過性ホースの製造方法 Pending JPH03262638A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006110153A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Olympus Corp 内視鏡用可撓管の製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006110153A (ja) * 2004-10-15 2006-04-27 Olympus Corp 内視鏡用可撓管の製造装置

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