JPH03262311A - 圧電振動子の周波数調整方法 - Google Patents
圧電振動子の周波数調整方法Info
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- JPH03262311A JPH03262311A JP6167590A JP6167590A JPH03262311A JP H03262311 A JPH03262311 A JP H03262311A JP 6167590 A JP6167590 A JP 6167590A JP 6167590 A JP6167590 A JP 6167590A JP H03262311 A JPH03262311 A JP H03262311A
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Landscapes
- Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は圧電振動子の周波数調整方法に関する。
[従来の技術]
従来の圧電振動子の周波数調整方法を第3図の正面図、
第4図の断面図により説明する。
第4図の断面図により説明する。
音叉形圧電発振片50の周波数調整部51 (以下F調
部と呼ぶ)は音叉形圧電発振片50の先端側にあり、こ
のF調部51にCrやAg、Au等の金属薄膜52を蒸
着やスパッタ等の手段を用いてつけていた。
部と呼ぶ)は音叉形圧電発振片50の先端側にあり、こ
のF調部51にCrやAg、Au等の金属薄膜52を蒸
着やスパッタ等の手段を用いてつけていた。
そして、周波数調整の際にはこのF調部にYAGレーザ
−53等の比較的出力の弱いレーザーを用いて50μm
位のスポット径で音叉形圧電発振片50の周波数測定、
加工を交互に繰り返しながら、F調部51の金属薄膜5
2を除去し、周波数が設定値に達するまでのこの加工を
行なっていた。
−53等の比較的出力の弱いレーザーを用いて50μm
位のスポット径で音叉形圧電発振片50の周波数測定、
加工を交互に繰り返しながら、F調部51の金属薄膜5
2を除去し、周波数が設定値に達するまでのこの加工を
行なっていた。
第5図は音叉形圧電発振片50の別の周波数調整方法を
示しである。
示しである。
F調部51に真空中のAg54等の金属を蒸着により付
着させることにより周波数を調整する方法である。
着させることにより周波数を調整する方法である。
レーザーによる加工は金属薄膜を除去しながら周波数を
調整する方法であるのに対し、これは。
調整する方法であるのに対し、これは。
金属薄膜を面状に蒸着させて周波数を調整する方法であ
る。
る。
第6図は矩形圧電発振片55の周波数調整方法を示す。
中心の主電極のF調部56に同寸法もしくは−まわり小
さい寸法のパターン形状でマスク(図示せず)により真
空中でAg54等の金属を蒸着により付着させていた。
さい寸法のパターン形状でマスク(図示せず)により真
空中でAg54等の金属を蒸着により付着させていた。
〔発明が解決しようとする課題1
しかし、従来の技術ではレーザー加工をスポット状で行
なうためスポットを移動させるための機構と加工時間が
かかつていた。
なうためスポットを移動させるための機構と加工時間が
かかつていた。
更に、レーザーのパワー調整が難しく、比較的パワーの
弱いYAGレーザーを用いても表裏を貫通してしまい、
微調整が難しかった。このため高精度の加工は難しかっ
た。
弱いYAGレーザーを用いても表裏を貫通してしまい、
微調整が難しかった。このため高精度の加工は難しかっ
た。
かつ、加工面には第7図に示すようにレーザーの熱によ
る金属薄膜の溶融で金属カス57が付着し、これが振動
等により落下するため周波数が変化したり、ショートの
原因となっていた。
る金属薄膜の溶融で金属カス57が付着し、これが振動
等により落下するため周波数が変化したり、ショートの
原因となっていた。
蒸着による周波数調整は真空中で行なうため真空引きの
ための時間がかかり、かつ、自動化しにくいという欠点
があった。
ための時間がかかり、かつ、自動化しにくいという欠点
があった。
そこで本発明の目的とするところはエキシマレーザ−で
金属薄膜を面状又はスポット状又はその組合わせで同層
にも分けて表裏両面から除去することにより加工時間が
早く、金属カスがでにくく、自動化しやすく、高精度加
工の容易な圧電振動子の周波数調整方法を提供するとこ
ろにある。
金属薄膜を面状又はスポット状又はその組合わせで同層
にも分けて表裏両面から除去することにより加工時間が
早く、金属カスがでにくく、自動化しやすく、高精度加
工の容易な圧電振動子の周波数調整方法を提供するとこ
ろにある。
[課題を解決するための手段]
1)エキシマレーザ−を用いた圧電振動子の周波数調整
において圧電発振片の表裏両面を加工することを特徴と
する。
において圧電発振片の表裏両面を加工することを特徴と
する。
2)圧電発振片の表裏両面を交互に加工することを特徴
とする。
とする。
第1図は音叉上圧電発振片のFXfi1部を示しである
。音叉上圧電発振片lの表裏金属薄1g2を蒸着やスパ
ッタ等の手段を用いて形成する。
。音叉上圧電発振片lの表裏金属薄1g2を蒸着やスパ
ッタ等の手段を用いて形成する。
そして、この音叉上圧電発振片lにプラグ(図示せず)
を半田や導電性接着剤等を用いて固定していた。
を半田や導電性接着剤等を用いて固定していた。
次に音叉上圧電発振片lのF調部3をエキシマレーザ−
により加工する本発明の実施例を第2図により説明する
。
により加工する本発明の実施例を第2図により説明する
。
音叉上圧電発振片lのF調部3のみにエキシマレーザ−
光が当たるようにマスク(図示せず)を用いて加工は行
なう。
光が当たるようにマスク(図示せず)を用いて加工は行
なう。
エキシマレーザ一体4より発振したレーザー光はハーフ
ミラ−5により2方向に分離される。
ミラ−5により2方向に分離される。
一つのレーザー光は音叉上圧電発振片lの表面に照射さ
れ加工を行なう。
れ加工を行なう。
もう一方のレーザー光はハーフミラ−5により分離され
、ミラー6により反射されて、音叉上圧電発振片の裏面
に照射される。
、ミラー6により反射されて、音叉上圧電発振片の裏面
に照射される。
ミラー6により裏面にレーザー光を照射する例として、
第2図のようにミラー6を3個用いて、ハーフミラ−5
から分離したレーザー光をミラー6で90”反射させ、
次のミラー6で又90°反射させ、更に次のミラー6で
90°反射させる事により、エキシマレーザ一体4より
発振したレーザー光を音叉上圧電発振片の裏面に照射す
ることが可能となる。
第2図のようにミラー6を3個用いて、ハーフミラ−5
から分離したレーザー光をミラー6で90”反射させ、
次のミラー6で又90°反射させ、更に次のミラー6で
90°反射させる事により、エキシマレーザ一体4より
発振したレーザー光を音叉上圧電発振片の裏面に照射す
ることが可能となる。
第2図はレーザー光を分光するほんの一例を示しただけ
で他の方法でも分光可能なことはいうまでもない。
で他の方法でも分光可能なことはいうまでもない。
このように音叉上圧電発振片lのF調部3を表裏より加
工する事により、加工時間も早くなり、表裏の加工量の
アレバランスをなくす事ができ特性も向上する。
工する事により、加工時間も早くなり、表裏の加工量の
アレバランスをなくす事ができ特性も向上する。
又、第2図に示すように音叉上圧電発振片lの表裏にシ
ャッター7を取付けて、レーザー光の巨財を制御するこ
とにより、周波数調整を表裏面を交互に加工することが
可能となる。
ャッター7を取付けて、レーザー光の巨財を制御するこ
とにより、周波数調整を表裏面を交互に加工することが
可能となる。
これは音叉上圧電発振片の周波数調整において予定の周
波数に合わせていく過程において最後の微調整を行なう
際に両面から加工するよりも片面からの加工の方が周波
数の変化量が小さいために有効な手段である。
波数に合わせていく過程において最後の微調整を行なう
際に両面から加工するよりも片面からの加工の方が周波
数の変化量が小さいために有効な手段である。
すなわち、周波数調整において、最初は両面から加工し
1周波数を大きく変化させて、最後の微調整の時は片面
づつ加工できるようにしておけば周波数の合わせ込みが
非常に楽になり、加工後の周波数のバラツキが小さくな
り、歩留りは向上し、高精度の加工が可能となる。
1周波数を大きく変化させて、最後の微調整の時は片面
づつ加工できるようにしておけば周波数の合わせ込みが
非常に楽になり、加工後の周波数のバラツキが小さくな
り、歩留りは向上し、高精度の加工が可能となる。
本実施例は音叉形圧電発振片で説明したが他の圧電振動
でもかまわないことはいうまでもない。
でもかまわないことはいうまでもない。
[発明の効果]
本発明のエキシマレーザ−を用いた圧電振動子の周波数
調整において圧電発振片の表裏両面から加工したり、交
互に加工すること番こより、加工時間が早く、金属カス
がでにくく、自動化しやすく、高精度加工の容易な圧電
振動子の周波数調整方法を提供するところにある。
調整において圧電発振片の表裏両面から加工したり、交
互に加工すること番こより、加工時間が早く、金属カス
がでにくく、自動化しやすく、高精度加工の容易な圧電
振動子の周波数調整方法を提供するところにある。
第1図は音叉形圧電発振片のF調部を示す図。
第2図は本発明の圧電振動子の周波数調整方法を示す図
。 第3図は従来の圧電振動子の周波数調整方法を示す正面
図。 第4図は従来の圧電振動子の周波数調整方法を示す断面
図。 第5図は従来の音叉形圧電発振片の他の周波数調整方法
を示す正面図。 第6図は従来の矩形圧電発振片の周波数調整方法を示す
正面図。 第7図は従来のYAGレーザー加工によるF調部を示す
斜視図。 1 ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ 4 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ 6 ・ ・ ・ 7 ・ ・ ・ 50 ・ ・ ・ 51 ・ ・ ・ 52 ・ ・ ・ 53 ・ ・ ・ 音叉形圧電発振片 金属薄膜 F調部 エキシマレーザ一体 ハーフミラ− ミラー シャッター 音叉形圧電発振片 F調部 金属薄膜 YAGレーザ− 54・ 55 ・ 56 ・ 57 ・ ・ Ag ・矩形圧電発振片 ・F調部 ・金属カス 図面の浄書(内容に変更なし) 以上
。 第3図は従来の圧電振動子の周波数調整方法を示す正面
図。 第4図は従来の圧電振動子の周波数調整方法を示す断面
図。 第5図は従来の音叉形圧電発振片の他の周波数調整方法
を示す正面図。 第6図は従来の矩形圧電発振片の周波数調整方法を示す
正面図。 第7図は従来のYAGレーザー加工によるF調部を示す
斜視図。 1 ・ ・ ・ 2 ・ ・ ・ 3 ・ ・ ・ 4 ・ ・ ・ 5 ・ ・ ・ 6 ・ ・ ・ 7 ・ ・ ・ 50 ・ ・ ・ 51 ・ ・ ・ 52 ・ ・ ・ 53 ・ ・ ・ 音叉形圧電発振片 金属薄膜 F調部 エキシマレーザ一体 ハーフミラ− ミラー シャッター 音叉形圧電発振片 F調部 金属薄膜 YAGレーザ− 54・ 55 ・ 56 ・ 57 ・ ・ Ag ・矩形圧電発振片 ・F調部 ・金属カス 図面の浄書(内容に変更なし) 以上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)エキシマレーザーを用いた圧電振動子の周波数調整
において圧電発振片の表裏両面を加工することを特徴と
する圧電振動子の周波数調整方法。 2)圧電発振片の表裏両面を交互に加工することを特徴
とする請求項1記載の圧電振動子の周波数調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167590A JPH03262311A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 圧電振動子の周波数調整方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6167590A JPH03262311A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 圧電振動子の周波数調整方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03262311A true JPH03262311A (ja) | 1991-11-22 |
Family
ID=13178064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6167590A Pending JPH03262311A (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | 圧電振動子の周波数調整方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03262311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020089270A (ko) * | 2002-11-04 | 2002-11-29 | 주식회사 에이엔티 | 레이저 광선을 이용한 fbar의 공진주파수 튜닝 방법 |
JP2008092112A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Kyocera Kinseki Corp | 音叉型水晶振動板の周波数調整方法 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP6167590A patent/JPH03262311A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020089270A (ko) * | 2002-11-04 | 2002-11-29 | 주식회사 에이엔티 | 레이저 광선을 이용한 fbar의 공진주파수 튜닝 방법 |
JP2008092112A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-04-17 | Kyocera Kinseki Corp | 音叉型水晶振動板の周波数調整方法 |
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