JPH03261541A - 磁性粉注入樹脂成形法 - Google Patents

磁性粉注入樹脂成形法

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Publication number
JPH03261541A
JPH03261541A JP5815190A JP5815190A JPH03261541A JP H03261541 A JPH03261541 A JP H03261541A JP 5815190 A JP5815190 A JP 5815190A JP 5815190 A JP5815190 A JP 5815190A JP H03261541 A JPH03261541 A JP H03261541A
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JP
Japan
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magnetic powder
raw material
magnetic
molding
molding space
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Pending
Application number
JP5815190A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sato
豪 佐藤
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液状成形、反応射出成形及びレジンインジェ
クション成形などに適用され、任意の箇所に磁性を帯び
た樹脂製品の成形ができる磁性粉注入樹脂成形法に関す
る。
従来の技術 従来より多数の樹脂製品成形法が開示されているが、任
意の箇所に磁性を帯びた樹脂製品を成形するものは見当
たらない。
発明が解決しようとする課題 前述したように、任意の箇所に磁性を帯びた部分を一体
的に設ける樹脂製品の成形法がないため、必要に応じて
、成形した樹脂製品の所望の位置に別体の磁性体を接着
やねじ止などの方法で取付けていた。このような方法で
は、磁性体の取付工程が必要となり、また、部品点数が
増加することも加わって、製品完成までの時間短縮やコ
スト低減などを実現するのは困難であった。さらには、
製品によっては、別体の磁性体を取付けることがデザイ
ン上の制約となる場合もあって不都合だった。
本発明は、このような背景に基づいてなされたもので、
その目的とするところは、任意の箇所に磁性を帯びた樹
脂製品を成形できる磁性粉注入樹脂成形法を提供するこ
とにある。
課題を解決するための手段 本発明は、前述の課題を解決するもので、金型の任意の
位置に磁石を配置し、原料中に混在せしめた磁性粉を前
記磁石で引き寄せて、任意の箇所に磁性を帯びた樹脂製
品を成形する磁性粉注入樹脂成形法である。
作用 前述の手段によれば、磁性粉を混在した原料を金型中に
流し込むことにより、原料中の磁性粉が金型の任意の位
置に配置された磁石に引き寄せられて集まり、そのまま
の状態で反応硬化して成形が完了する。従って、磁性粉
の集まった部分が磁性を帯びた樹脂成形品となる。
実施例 本発明による磁性粉注入樹脂成形法を第1図ないし第4
図に基づいて説明する。
第1図は、本発明による磁性粉注入樹脂成形法を液状成
形に適用した断面図、第2図は、第1図の金型を示す断
面図、第3図は、成形品の一例を示す斜視図、第4図は
、第3図のIV−IV線に沿う断面図である。
液状成形に使用される金型は、上型lと下型2とに分割
されており、各々に原料を注入して所望の形状に成形す
るための成形空間3が設けられている。そして、この成
形空間3を形成する壁面の任意の位置には、磁石4を配
置しておく。本実施例では、板状の成形品5を成形する
ための金型が示されており、板の周辺部を成形する位置
に磁石4が配置されている。なお、上型lには成形空間
3に連通ずる原料注入口6が設けられている。
次に、上述した構成の金型を使用して樹脂製品を成形す
る際の手順を説明する。
金型に原料を注入する前に、上型1と下型2とを重ね合
わせ、一体の成形空間3を形成しておく。
そして、この成形空間3に、たとえばイソノアネートと
ポリオールの2液より成る原料を原料注入口6から注入
する。2液よりなる原料のうち、ポリオールには磁性粉
7を混在させておく。このポリオールは、磁性粉7が移
動しやすいように粘度をできるだけ小さくし、しかも十
分に攪拌することによって磁性粉7の分散を均一にして
おくのが望ましく、これによって成形空間3内で磁性粉
7が局部的に集中するのを避けることができる。
こうして成形空間3の内部に磁性粉7の混在した原料が
注入されると、原料中の磁性粉7は成形空間3の壁面の
一部を形成する磁石4に引き寄せられて集中する。この
時、原料中に磁性粉7がほぼ均一に分散しているため、
全ての磁石4に対してほぼ均一に引き寄せられる。そし
て、2液の原料が反応することにより、徐々に硬化が進
行し、磁性粉7が集中したまま硬化した磁性部8が成形
品5の周辺部に形成される。この結果、成形品5は、磁
性粉7が集まって磁性を帯びている磁性部8と、磁性粉
7の存在しない原料が硬化した非磁性部9とが一体に成
形された樹脂製品となる。
このように、本発明による磁性粉注入樹脂成形法を採用
して樹脂製品を成形すると、所望の任意の位置に一体成
形された磁性部8を設けることができ、別工程で別体の
磁性体を取付ける作業を省略できる。また、一体成形の
ため、平滑な面の一部に磁性部8を設けることも可能で
あり、デザイン上の自由度も高くなる。
なお、本実施例では、液状成形に適用した場合を示して
説明したが、反応射出成形やレジンインジェクション成
形などのように金型を使用する他の樹脂成形にも適用で
きるのは言うまでもない。
また、成形品5の形状や磁性部8の位置は、本実施例で
図示したものに限定されるものではなく、金型の形状や
磁石4の配置によって適宜設定できる。
発明の効果 前述した本発明によれば、任意の箇所に磁性を帯びた樹
脂製品を容易に成形することが可能となり、デザイン上
の自由度が向上すると共に製品コストの低減にも大きな
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁性粉注入樹脂成形法の一実施例
を示す断面図、第2図は第1図の金型を示す断面図、第
3図は成形品の一例を示す斜視図、第4図は第3図のr
V−IV線に沿う断面図である。 1・・上型、2・・下型、3・・成形空間、4・・磁石
、5・・成形品、6・・原料注入口、7・・磁性粉、8
・・磁性部、9・・非磁性部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金型の任意の位置に磁石を配置し、原料中に混在せしめ
    た磁性粉を前記磁石で引き寄せて、任意の箇所に磁性を
    帯びた樹脂製品を成形する磁性粉注入樹脂成形法。
JP5815190A 1990-03-12 1990-03-12 磁性粉注入樹脂成形法 Pending JPH03261541A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103786302A (zh) * 2012-10-26 2014-05-14 陈法胜 高分子加工方法及其装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103786302A (zh) * 2012-10-26 2014-05-14 陈法胜 高分子加工方法及其装置
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