JPH0326103Y2 - - Google Patents

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JPH0326103Y2
JPH0326103Y2 JP15262986U JP15262986U JPH0326103Y2 JP H0326103 Y2 JPH0326103 Y2 JP H0326103Y2 JP 15262986 U JP15262986 U JP 15262986U JP 15262986 U JP15262986 U JP 15262986U JP H0326103 Y2 JPH0326103 Y2 JP H0326103Y2
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JP
Japan
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parts
clamping
piece
rear side
box body
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、主として紙製のさげ手付箱体の改良
に関する。
〈従来の技術〉 今日、バラ売りのケーキ等を入れる小型の箱体
には、さげ手付のものが広く用いられている。こ
の種の箱体は、左右側面から左右蓋部が延設さ
れ、さらに左右蓋部から左右さげ手部が延設され
ると共に、前後側面部からは係止孔を有する係止
片が延設されてなるものである。そして、使用時
には重ね合わされた左右さげ手部の両端に係止片
の係止孔を嵌合させることにより、固定するもの
である。又、使用時には折り畳まれ、平たくして
移送保管されている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記の箱体にあつては、小型でこれに使用され
る紙も、薄手のボール紙で、折り畳みや組み立て
も簡単である。ところが、大きなデコレイシヨン
ケーキ等を入れる大型でかつ厚手の段ボール等を
使用する箱体にあつては、折り畳みや組み立ての
困難性から、小型の箱体と同様のさげ手を付ける
ことは困難であつた。
〈問題点を解決するための手段〉 そこで、本考案は、底面部1から前後側面部2
2,32と左右側面部2,12が夫々延設され、
左右側面部2,12から左右蓋部3,13が延設
され、左右蓋部3,13から左右さげ手部4,1
4が延設されてなる箱体において、次の構成を特
徴とするものを提供することにより、上記の問題
点を解決する。
本考案の箱体においては、箱体の左右さげ手部
4,14を重ね合わせて挟着すると共に前後側面
部22,32に係止される一対の挟着係止体5
0,50にて、左右蓋部3,13が、前後側面部
22,32に固定されるものである。各左右さげ
手部4,14の両端の基部には、切り込み8a,
8b,18a,18bが形成され、前後側面部2
2,32の上部には挿入孔28,38が形成され
ている。そして、挟着係止体50は、立設された
一対の挟着片51,51と、各挟着片51,51
の下部から横方向に延設された水平片52及び下
方向に延設された垂直片53と、垂直片53から
突出する挿入片54と、各挟着片51,51の下
部間に渡された嵌入部55とを備える。この挟着
係止体50の一対の挟着片51,51は、重ね合
わされた左右さげ手部4,14を挟着するもので
あり、水平片52は、左右蓋部3,13の上面に
沿うものであり、垂直片53は、前後側面部2
2,32の外面に沿うものであり、挿入片54
は、上記の挿入孔28,38に挿入されるもので
あり、嵌入部55は、上記の切り込み8a,8
b,18a,18bに嵌入されるものである。
〈実施例〉 以下図面に基づき本考案の一実施例を説明す
る。
第1図は一実施例の箱体の組立斜視図、第2図
は同展開図、第3図Aは挟着係止体の正面図、B
は平面図、Cは底面図、Dは右側面図である。
この箱体は、第2図に示すように、四辺形の底
面部1の図示左辺から折目線5,6,7を介して
左側面部2、左蓋部3、左さげ手部4が順次延設
されている。底面部1の図示右辺からは、折目線
15,16,17を介して右側面部12、右蓋部
13、右さげ手部40が順次延設されている。
又、底面部1の図示下辺からは折目線25,26
を介して前側面部22、前補強片23が延設され
ている。前側面部22の左右からは折目線27
a,27bを介して、前補強左・右片24a,2
4bが延設されている。最後に、底面部1の図示
上辺からは折目線35,36を介して後側面部3
2、後補強片33が延設されている。後側面部3
2の左右からは折目線37a,37bを介して、
後補強左・右片34a,34bが延設されてい
る。
そして、手さげ手部4の基部には両側から切り
込み8a,8bが設けられると共に、さげ手用孔
9が明けられ、右さげ手部14の基部にも同様に
切り込み18a,18bが設けられると共に、さ
げ手用孔19が明けられている。又、前・後側面
部22,32の折目線26,36付近には、挿入
孔28,38が明けられている。
次に、この箱体は、折目線7,17を除く他の
すべての折目線を谷折りにし、さらに左・右さげ
手部4,14の基部の折目線7,17の山折りに
して両さげ手部4,14を重ね合わせて第1図の
状態に組み立てられる。
そして、この状態にて、次に説明する挟着係止
体50による固定が行われる。この挟着係止体5
0は、上部に、重ね合わされた左・右さげ手部
4,14を挟着する一対の挟着片51,51が立
設され、その下部から水平片52及び垂直片53
が延設されている。この垂直片53の下辺付近に
は前記した箱体の挿入孔28,38に対応する挿
入片54が、水平方向に突出している。また、一
対の挟着片51,51の下部には、箱体の切り込
み8a,8b,18a,18bに対応する嵌入部
55が、水平片52と同一レベルで設けられてい
る。
次に、この挟着係止体50の使用方法を説明す
ると、第1図に示すように、組み立てられた箱体
のさげ手部4,14の両側に矢印方向から取り付
けられる。尚、第1図では、後側に取り付け後の
状態を、前側に取り付け前の状態を示し、以下説
明は前側のみについて行う。
まず、箱体の重ね合わされた左・右さげ手部
4,14は、挟着係止体50の一対の挟着片5
1,51間に嵌入され、挟着される。挟着係止体
50の嵌入部55は、左・右さげ手部4,14の
基部の切り込み8a,18aに嵌入される。そし
て、挟着係止体50の挿入片54は、挿入孔28
に挿入され係止される。
以上により、前側面部22、左・右蓋部3,1
3、左・右さげ手部4,14は固定され、さげ手
を持ち上げても箱が分解することはない。逆に挟
着係止体50を抜きとれば、箱は第2図の状態に
自然と展開する。従つて、大型のデコレイシヨン
ケーキ等にあつても箱から簡単に取り出すことが
できる。
尚、挟着係止体50の緩みを防止するために、
挟着片51,51の内側や挿入片54の先端に抜
け止め用の突起を設けておいたり、挟着片51,
51間の幅を一部のみ狭くしたり、或は弾性を持
たせたりする等、種々の緩み防止策を採用しても
よい。
材質としては、箱体は紙、特に段ボール、挟着
係止体にはプラスチツクス、金属等が考えられる
が、材質に関して特に限定されるものではない。
又、箱体自体の形状も実施例のものに限定され
るものではなく、さげ手付の箱体に広く応用し得
るものである。
〈考案の効果〉 以上本考案は、挟着係止体にて側面部と蓋部と
さげ手部とを係止するので、各部を簡単かつ確実
に固定し得るものである。そして、蓋を開けると
きにも、挟着係止体を抜き取るだけで簡単に開け
ることができる。しかも、挟着係止体を用いるこ
とにより箱体自体の構造は簡単なのものとするこ
とができ、段ボール等の厚手のの材料を用いた場
合でも、簡単に折り畳めて、移送保管上の便宜を
図ることも可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
箱体の組立斜視図、第2図は同展開図、第3図A
は挟着係止体の正面図、第3図Bは同平面図、第
3図Cは同底面図、第3図Dは同右側面図であ
る。 1……底面図、2……左側面部、3……左蓋
部、4……左さげ手部、12……右側面部、13
……右蓋部、14……右さげ手部、22……前側
面部、32…後側面部、8a,8b,18a,1
8b……切り込み、28,38……挿入孔、50
……挟着係止体、51……挟着片、54……挿入
片。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 底面部1から前後側面部22,32と左右側面
    部2,12が夫々延設され、左右側面部2,12
    から左右蓋部3,13が延設され、左右蓋部3,
    13から左右さげ手部4,14が延設されてなる
    箱体において、 この箱体の左右さげ手部4,14を重ね合わせ
    て挟着すると共に前後側面部22,32に係止さ
    れる一対の挟着係止体50,50にて、左右蓋部
    3,13が、前後側面図22,32に固定され、 各左右さげ手部4,14の両端の基部には、切
    り込み8a,8b,18a,18bが形成され、
    前後側面部22,32の上部には挿入孔28,3
    8が形成され、 上記挟着係止体50が、立設された一対の挟着
    片51,51と、各挟着片51,51の下部から
    横方向に延設された水平片52及び下方向に延設
    された垂直片53と、垂直片53から突出する挿
    入片54と、各挟着片51,51の下部間に渡さ
    れた嵌入部55とを備え、 一対の挟着片51,51が、重ね合わされた左
    右さげ手部4,14を挟着するものであり、 水平片52が、左右蓋部3,13の上面に沿う
    ものであり、 垂直片53が、前後側面部22,32の外面に
    沿うものであり、 挿入片54が、上記の挿入孔28,38に挿入
    されるものであり、 嵌入部55が、上記の切り込み8a,8b,1
    8a,18bに嵌入されるものである、 さげ手付箱体。
JP15262986U 1986-10-03 1986-10-03 Expired JPH0326103Y2 (ja)

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JP15262986U JPH0326103Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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JP15262986U JPH0326103Y2 (ja) 1986-10-03 1986-10-03

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Publication Number Publication Date
JPS6357215U JPS6357215U (ja) 1988-04-16
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