JPH0326093B2 - - Google Patents

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JPH0326093B2
JPH0326093B2 JP61301749A JP30174986A JPH0326093B2 JP H0326093 B2 JPH0326093 B2 JP H0326093B2 JP 61301749 A JP61301749 A JP 61301749A JP 30174986 A JP30174986 A JP 30174986A JP H0326093 B2 JPH0326093 B2 JP H0326093B2
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JP
Japan
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gas
pipe
discharge pipe
adsorption tower
gas discharge
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Yoshimi Kimura
Tomeyuki Kono
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Shinagawa Furnace Co Ltd
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Shinagawa Furnace Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、化学工場において化学プラントか
ら排出される悪臭成分を含むガスを脱臭処理する
装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来、脱臭装置としては、第6図に示すよう
に、被処理ガス入口を有する酸洗浄塔2のガス出
口にアルカリ洗浄塔3のガス入口を接続し、その
アルカリ洗浄塔3のガス出口に接続された排気用
フアンF1の吐出口に、第1吸着塔9および第2
吸着塔10のガス入口を、それぞれダンパ11,
12を介して接続し、各吸着塔9,10のガス出
口をそれぞれダンパ13,14を介してガス放出
管15に接続した脱臭装置が知られている。
そして前記排気用フアンF1により吸引される
被処理ガスは、まず酸洗浄塔2内で酸の水溶液に
より洗浄されて、酸と反応する臭気成分が除去さ
れ、次いで前記被処理ガスがアルカリ洗浄塔3内
でアルカリの水溶液により洗浄されてアルカリと
反応する臭気成分が除去される。
続いてアルカリ洗浄塔3を通過した被処理ガス
は第1吸着塔9に送られ、その第1吸着塔9内の
吸着剤に、被処理ガスに残つている悪臭成分が吸
着されると共に、前記第1吸着塔9を通過した処
理済ガスがガス放出管15から大気中に放出さ
れ、前記第1吸着塔9における吸着剤が飽和状態
になるまで吸着したとき、ダンパを切換えて被処
理ガスを第2吸着塔10に供給している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、前記従来の脱臭装置の場合は、生産
設備からガスを排気用フアンF1により常時吸引
しているので、原料ガスが無駄に放出されると共
に、生産設備におけるプロセスの生成に悪影響を
及ぼすという問題がある。
〔発明の目的、構成〕
この発明は前述の問題を有利に解決できる脱臭
装置を提供することを目的とするものであつて、
この発明の要旨とするところは、生産設備の被処
理ガス排出管路1が酸洗浄塔2およびアルカリ洗
浄塔3を介して排気用フアンF1の吸引口に接続
され、その排気用フアンF1の吐出口は吸着塔の
ガス入口にガス供給管路4を介して接続され、吸
着塔のガス出口はガス排出管路6を介して循環用
フアンF2の吸引口に接続され、その循環用フア
ンF2の吐出口は前記ガス供給管路4に接続さ
れ、前記被処理ガス排出管路1に、圧力検出制御
器PIC−1とその被処理ガス排出管路1内のガス
圧が低下したときその圧力検出制御器PIC−1の
信号により開放度が縮小される調節弁V1とが設
けられ、前記ガス排出管路6と排気用フアンF1
の吸引口とを接続する連絡管路7に、前記被処理
ガス排出管路1内のガス圧が低下したとき前記圧
力検出制御器PIC−1の信号により開放度が拡大
される絞り弁V2が設けられ、前記ガス排出管路
6に圧力検出制御器PIC−2が設けられると共に
ガス放出管路8が接続され、そのガス放出管路8
には、ガス排出管路6内のガス圧が設定値よりも
高くなつたとき前記圧力検出制御器PIC−2の信
号により開放される放出弁V3が設けられている
ことを特徴とする脱臭装置にある。
〔実施例〕
次にこの発明を図示の例によつて詳細に説明す
る。
第1図はこの発明の一実施例に係る脱臭装置を
示すものであつて、化学工場における化学プラン
トの被処理ガス排出管路1が酸洗浄塔2のガス入
口に接続され、その酸洗浄塔2のガス出口は管路
16を介してアルカリ洗浄塔3のガス入口に接続
され、かつそのアルカリ洗浄塔3のガス出口は管
路17を介してミストエリミネータ18のガス入
口に接続され、そのミストエリミネータ18のガ
ス出口は管路19を介して排気用フアンF1のガ
ス入口に接続され、さらにその排気用フアンF1
のガス出口はガス供給管路4を介して第1吸着塔
9および第2吸着塔10のガス入口に接続され、
各吸着塔9,10内に、活性炭からなる吸着剤層
が設けられている。
第1吸着塔9および第2吸着塔10に対するガ
ス供給管路4は分岐され、その分岐されたガス供
給管路4は接続管路20により接続され、その接
続管路20は管路21によりガスクーラ5のガス
出口に接続され、前記分岐したガス供給管路4に
は接続管路20の接続部よりも上流においてダン
パD1,D2が設けられ、さらに接続管路20に
は管路21とガス供給管路4との間においてダン
パD3,D4が設けられている。
前記第1吸着塔9および第2吸着塔10のガス
出口とガスクーラ5のガス入口とは冷却用管路2
2を介して接続され、その冷却用管路22におけ
る各分岐部分にダンパD5,D6が設けられ、か
つガスクーラ5のガス出口にガス排出管路6の一
端部が接続されると共に、そのガス排出管路6の
他端部は循環用フアンF2の吸引口に接続され、
さらに前記冷却用管路22における各分岐部分と
ガス排出管路6とはダンパD7,D8を有する管
路23,24を介して接続され、またガス排出管
路6におけるガスクーラ5側にはダンパD9が設
けられている。
前記循環用フアンF2の吐出口はガス供給管路
4に接続され、かつ前記ミストエリミネータ18
および排気用フアンF1の間の管路19とガス排
出管路6とは絞り弁V2を有する連絡管路7を介
して接続され、前記被処理ガス排出管路1に上流
側から下流側に向かつて異常圧力検出警報スイツ
チPAS、圧力検出制御器PIC−1および調節弁V
1が順次設けられ、被処理ガス排出管路1内のガ
ス圧が設定値よりも低くなると、圧力検出制御器
PIC−1の信号により、調節弁V1の開放度が小
さくなるように調整されると共に、絞り弁V2の
開放度が大きくなるように調節される。
被処理ガス排出管路1における異常圧力検出警
報スイツチPASおよび圧力検出制御器PIC−1の
接続部の間の部分に、異常時放出管路25の一端
部が接続され、その異常時放出管路25の他端部
はシールポツト26の水中に配置され、かつその
シールポツト26の上部に接続された放出管27
にはフレームアレスタ(逆火防止装置)28が設
けられ、さらに前記異常時放出管路25には、被
処理ガス排出管路1内のガス圧が異常に高くなつ
たとき、前記異常圧力検出警報スイツチPASの
信号により開放される電磁開閉弁V4が設けられ
ている。
前記ガス排出管路6における連絡管路7の接続
部と循環用フアンF2との間の部分に、圧力検出
スイツチPSおよび圧力検出制御器PIC−2が設
けられると共に、ガス放出管路8の一端部が接続
され、そのガス放出管路8には、ガス排出管路6
内のガス圧が設定値よりも高くなつたとき、圧力
検出スイツチPSの信号により開放されるダンパ
D10と、ガス排出管路6内のガス圧に比例して
圧力検出制御器PIC−2の信号により開放度が大
きくなるように調節される放出弁V3と、フレー
ムアレスタ29とが設けられている。
前記第1吸着塔9におけるガス入口側に第1コ
ンデンサ30の上部が管路を介して接続されると
共に、第2吸着塔10におけるガス入口側に第2
コンデンサ31の上部が管路を介して接続され、
かつ第1コンデンサ30および第2コンデンサ3
1の下部とガスクーラ5のドレン排出口とはそれ
ぞれドレン管32に接続され、さらに第1吸着塔
9および第2吸着塔10の下端部はスチームトラ
ツプSTを有する管路によりドレン管32に接続
され、さらに第1コンデンサ30、第2コンデン
サ31、ガスクーラ5およびミストエリミネータ
18の下部に水戻り管路33が接続されている。
酸供給源34は電磁開閉弁V5を介して酸洗浄
塔2の下部の酸性液貯槽35に接続され、かつ酸
性液循環用ポンプP1の吸込管は酸性液貯槽35
に接続され、前記酸性液循環用ポンプP1の吐出
管は酸洗浄塔2における酸性液散布用ノズル36
に接続され、さらに前記吐出管にPH検出計37が
接続され、PHの値が設定値よりも高くなつたと
き、前記PH検出計37からの信号により電磁開閉
弁V5が開放されて、酸供給源34から酸性液貯
槽35に酸が供給される。
アルカリ供給源38は電磁開閉弁V6を介して
アルカリ洗浄塔3の下部のアルカリ性液貯槽39
に接続され、かつアルカリ性液循環用ポンプP2
の吸込管はアルカリ性液貯槽39に接続され、前
記アルカリ性液循環用ポンプP2の吐出管はアル
カリ洗浄塔3におけるアルカリ性液散布ノズル4
0に接続され、さらに吐出管にPH検出計41が接
続され、PHの値が設定値よりも低くなつたとき、
PH検出計41からの信号により電磁開閉弁V6が
開放されて、アルカリ供給源38からアルカリ性
液貯槽39にアルカリが供給される。また酸洗浄
塔2の底部に開閉弁V7を有する排液管42が接
続されると共に、アルカリ洗浄塔3の底部に開閉
弁V8を有する排液管43が接続されている。
前記ガス排出管路6における連絡管路7の接続
部とガス放出管路8の接続部との間の部分に、窒
素ガス供給源44に接続された窒素ガス供給管路
45が接続され、その窒素ガス供給管路45には
前記ガス排出管路6内の圧力が設定値以下になつ
たとき圧力検出スイツチPSの信号により開放さ
れる電磁開放弁V9が設けられ、循環用フアンF
2を始動するとき、ガス排出管路6内に窒素ガス
を供給してガス排出管路6内を昇圧させる。
水供給源46に接続された水供給管路47は、
前記ガスクーラ5、ミストエリミネータ18、第
1コンデンサ30、第2コンデンサ31、酸性液
貯槽35およびアルカリ性液貯槽39に対しそれ
ぞれ電磁開閉弁を介して接続され、かつ蒸気供給
源48に接続された蒸気供給管49は、電磁開閉
弁V10を介して第1吸着塔9の下部に接続され
ると共に電磁開閉弁V11を介して第2吸着塔1
0の下部に接続されている。
第1図に示す脱臭装置において、ダンパD1,
D5,D9を開放すると共に他のダンパを閉じた
状態で、排気用フアンF1、循環用フアンF2、
酸性液循環用ポンプP1およびアルカリ性液循環
用ポンプP2を運転すると、化学工場の化学プラ
ントから排出される悪臭成分を含む被処理ガスは
排気用フアンF1により吸引されて被処理ガス管
路1の調節弁V1を通つて酸洗浄塔2に導かれ、
ここで酸性液により洗浄されて、被処理ガス中の
酸と反応する臭気成分例えばアンモニア、アミン
類等の塩基性成分が除去され、次いで酸洗浄塔2
から出た被処理ガスはアルカリ洗浄塔3に導か
れ、ここでアルカリ性液により洗浄されて、被処
理ガス中のアルカリと反応する臭気成分例えば硫
化水素その他の有機酸類等の酸性物質が除去され
る。
アルカリ洗浄塔3から排出された被処理ガスは
ミストエリミネータ18を通つて排気用フアンF
1により第1吸着塔9に送られ、その第1吸着塔
9内で被処理ガスに残つている爆発性悪臭ガス成
分あるいはその他の悪臭ガス成分が吸着剤に吸着
され、第1吸着塔9から排出されたガスは、冷却
用管路22、ガスクーラ5およびガス排出管路6
を通つて循環用フアンF2により吸引され、その
循環用フアンF2から吐出されたガスは排気用フ
アンF1から吐出されたガスと合流して前記第1
吸着塔9に供給され、第2図に示すように、ガス
は第1吸着塔9とガスクーラ5と循環用フアンF
2とを循環する。この場合、循環用フアンF2か
ら吐出されるガス量は排気用フアンF1から吐出
されるガス量の5〜6倍に設定される。
ガスの循環路に対して排気用フアンF1から被
処理ガスが供給されるので、循環路のガス圧が上
昇していくが、ガス排出管路6内のガス圧が一定
以上になると、圧力検出制御器PIC−2および圧
力検出スイツチPSが作動して、その圧力検出制
御器PIC−2の信号によりダンパD10の開放度
が調整されると共に、圧力検出スイツチPSの信
号により放出弁V3が開放される。循環路におけ
る循環用フアンF2の吸引側のガスがダンパD1
0、フレームアレスタ29および放出弁V3を通
つて大気中に放出される。
前記ガス排出管路6内のガス圧が下限設定値よ
りも低くなつた場合は、圧力検出制御器PIC−1
が動作して、その圧力検出制御器PIC−1の信号
により、調節弁V1の開放度が小さくなるように
調整されると共に、絞り弁V2の開放度が大きく
なるように調整され、そのため被処理ガス排出管
路1からの被処理ガスと前記ガス排出管路6のガ
スとが排気用フアンF1により吸引されるので、
被処理ガス排出管路1から排気用フアンF1に吸
引されるガス量は少なくなる。
第1吸着塔9内の吸着剤が飽和状態あるいはこ
れに近い状態まで臭気成分を吸着したのち、ダン
パD1,D5を閉じると共に、ダンパD2,D6
を開き、第3図に示すように、ガスを第2吸着塔
10、ガスクーラ5および循環用フアンF2に循
環させ、第2吸着塔10内の吸着剤に悪臭成分を
吸着させる。
一方電磁開閉弁を開いて第1コンデンサ30に
冷却用水を供給し、かつ電磁開閉弁V10を開い
て蒸気供給源48から蒸気を第1吸着塔9に供給
して第1吸着塔9内の吸着剤を脱着させ、第1吸
着塔9から出た蒸気を第1コンデンサ30に導き
その第1コンデンサ30からドレンをドレン管3
2に排出する。
第2吸着塔10内の吸着剤が飽和状態あるいは
これに近い状態まで臭気成分を吸着したのち、再
びダンパD2,D6を閉じると共にダンパD1,
D5を開いて、ガスを第1吸着塔9、ガスクーラ
5および循環用フアンF2に循環させ、かつ第2
コンデンサ31に冷却水を供給し、電磁開閉弁V
10を閉じると共に、電磁開閉弁V11を開いて
蒸気供給源48から蒸気を第2吸着塔10に供給
して、第2吸着塔10内の吸着剤を脱着させる。
吸着塔内に蒸気を送つて吸着剤の脱着を行なう
と、吸着剤に水分が付着する。吸着剤に水分が付
着していると吸着効率が低下するので、脱着後に
吸着剤を乾燥する必要がある。
前記実施例の脱臭装置において、ダンパD2,
D3,D6,D7,D9を閉じると共に、ダンパ
D1,D4,D5,D8を開くことにより、第4
図に示すように、循環用フアンF2から吐出され
るガスを、第1吸着塔9、ガスクーラ5、および
第2吸着塔10および循環用フアンF2に循環さ
せると、第1吸着塔9内の吸着剤は脱着直後であ
つて高温で湿潤しているので吸着能力がなく、そ
のため第1吸着塔9内の吸着剤が乾燥されると共
に、第2吸着塔10内の吸着剤により脱臭が行な
われる。
またダンパD1,D4,D5,D8,D9を閉
じると共に、ダンパD2,D3,D6,D7を開
くことにより、第5図に示すように、循環フアン
F2から吐出されるガスを、第2吸着塔10、ガ
スクーラ5、第1吸着塔9および循環用フアンF
2に循環させると、第2吸着塔10内の吸着剤は
脱着直後であつて高温で湿潤しているので吸着能
力がなく、そのため第2吸着塔10内の吸着剤が
乾燥されると共に、第1吸着塔9内の吸着剤によ
り脱臭が行なわれる。
この発明を実施する場合、酸洗浄塔2を下流側
に配置すると共にアルカリ洗浄塔3を上流側に配
置してもよく、またミストエリミネータ18を省
略してもよい。さらにまた吸着塔の台数は1台ま
たは3台であつてもよい。
〔発明の効果〕
この発明によれば、被処理ガス排出管路1から
酸洗浄塔2およびアルカリ洗浄塔3を経て排気用
フアンF1に吸引された被処理ガスは、循環用フ
アンF2と吸着塔とガスクーラ5とを循環するガ
ス循環路における循環用フアンF2と吸着塔との
間に供給され、前記被処理ガス排出管路1内のガ
ス圧が低下したとき、その被処理ガス排出管路1
に設けられた圧力検出制御器PIC−1の信号によ
り、調節弁V1の開放度が小さくなると共に絞り
弁V2の開放度が大きくなるように調節されるの
で、生産設備から被処理ガス排出管路1内に排出
される被処理ガス量が少なくなつたときは、生産
設備から被処理ガス排出管路1に排出されてくる
被処理ガスと前記ガス循環路におけるガス排出管
路6のガスとを排気用フアンF1に吸引させるこ
とができ、そのため排気用フアンF1によつて化
学プラントから原料ガスを無駄に放出させること
はなく、かつ化学プラントにおけるプロセスの生
成に悪影響を及ぼすこともなく、さらに前記ガス
循環路におけるガス排出管路6内のガス圧が設定
値よりも高くなつたとき、そのガス排出管路6に
設けられた圧力検出制御器PIC−2の信号により
ガス放出管路8の放出弁V3が開かれて、ガス排
出管路6内のガスの一部がガス放出管路8から大
気中に放出されるので、化学プラントから排出さ
れて脱臭装置に導かれるガス量の増加に応じた量
の脱臭処理済ガスを大気中に自動的に放出させる
ことができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る脱臭装置を
示す回路図、第2図および第3図は吸着塔により
吸着を行なう場合のガス循環状態を示す図、第4
図および第5図は吸着剤の乾燥および吸着を行な
う場合のガス循環状態を示す図である。第6図は
従来の脱臭装置を示す回路図である。 図において、1は被吸着処理ガス排出管路、2
は酸洗浄塔、3はアルカリ洗浄塔、4はガス供給
管路、5はガスクーラ、6はガス排出管路、7は
連絡管路、8はガス放出管路、9は第1吸着塔、
10は第2吸着塔、18はミストエリミネータ、
20は接続管路、30は第1コンデンサ、31は
第2コンデンサ、F1は排気用フアン、F2は循
環用フアン、PIC−1およびPIC−2は圧力検出
制御器、V1は調節弁、V2は絞り弁、V3は放
出弁、D1〜D10はダンパである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 生産設備の被処理ガス排出管路1が酸洗浄塔
    2およびアルカリ洗浄塔3を介して排気用フアン
    F1の吸引口に接続され、その排気用フアンF1
    の吐出口は吸着塔のガス入口にガス供給管路4を
    介して接続され、吸着塔のガス出口はガス排出管
    路6を介して循環用フアンF2の吸引口に接続さ
    れ、その循環用フアンF2の吐出口は前記ガス供
    給管路4に接続され、前記被処理ガス排出管路1
    に、圧力検出制御器PIC−1とその被処理ガス排
    出管路1内のガス圧が低下したときその圧力検出
    制御器PIC−1の信号により開放度が縮小される
    調節弁V1とが設けられ、前記ガス排出管路6と
    排気用フアンF1の吸引口とを接続する連絡管路
    7に、前記被処理ガス排出管路1内のガス圧が低
    下したとき前記圧力検出制御器PIC−1の信号に
    より開放度が拡大される絞り弁V2が設けられ、
    前記ガス排出管路6に圧力検出制御器PIC−2が
    設けられると共にガス放出管路8が接続され、そ
    のガス放出管路8には、ガス排出管路6内のガス
    圧が設定値よりも高くなつたとき前記圧力検出制
    御器PIC−2の信号により開放される放出弁V3
    が設けられていることを特徴とする脱臭装置。
JP61301749A 1986-12-19 1986-12-19 脱臭装置 Granted JPS63156518A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53146267A (en) * 1977-05-25 1978-12-20 Nippon Kasei Chem Deodorization apparatus
JPS5824319A (ja) * 1981-08-05 1983-02-14 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd くん蒸排ガスの処理装置

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