JPH03260875A - 画像情報ファイル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 画像情報を記憶蓄積する画像情報ファイル装置に関し、
特にファクシミリ装置が接続されるものに関する。

（ロ）従来の技術 近午、情報量の増大、事務処理の合理化に伴い、画像情
報を光ディスクに記録し、この記録された画像情報を必
要に応じて読み出すことができる情報ファイル装置が開
発され実用化されている。

このような情報ファイル装置では、通常、記録する画像
情報は、文書や図面等の原稿（画像）をイメージスキャ
ナ等の画像情報読み取り手段にて読み取ることで得、編
集等の処理を施してから光ディスクに記憶される。そし
て、光ディスクに記録された画像情報は、画像情報に関
係して付けられた画像情報のタイトル、整理番号、登録
日、あるいはキーワード等の属性情報による検索が可能
で、属性情報を指定しての検索で適当な画像情報が選択
され、光ディスクから読み出されて表示される。

また、ネットワークを介しであるいはオンラインで他の
端末装置を情報ファイル装置に接続し、他の端末装置か
ら遠隔操作により情報ファイル装置に画像情報を記憶さ
せたり、記憶されている画像情報を読み出している。遠
隔操作により画像を読み出す場合、出力装置としては、
端末装置に備えられたデイスプレィ装置や、電話回線を
介してのファクシミリ装置がある（例えばオーム社発行
「コンピュータ＆ネットワークＬＡＮＪ第５５頁乃至第
５９頁参照）。

（ハ）発明が解決しようとする課題 しかしながら、情報ファイル装置に対して、画像情報の
記憶あるいは読み出しを遠隔操作で行う場合、専用の回
線や専用の端末装置が必要であり、遠隔操作が可能なフ
ァイリングシステムを構築するためには多大なコストが
掛かってしまう。

本発明は、斯様な点に鑑みて為されたもので、専用の回
線や端末装置を用いることなく、ファクシミリ装置から
画像情報の記憶や読出し等の遠隔操作が可能な画像情報
ファイル装置を提供するものである。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は、画像情報を記憶する記憶手段を備え、画像情
報を送受信するために通信回線と接続される画像情報フ
ァイル装置であって、通信回線に接続されるファクシミ
リ装置とで画像情報の送受信を行うための画像情報通信
手段と、通信回線から送られてくるダイヤル信号を検出
するダイヤル信号検出手段と、前記画像情報通信手段で
の、記憶手段から選択的に読出した画像情報の送信ある
いは記憶手段に記憶する画像情報の受信を前記ダイヤル
信号検出手段で検出したダイヤル信号に従って＃０１ｌ
ｐする１１１御手段とを具備するものである。

（ホ）作用 通信回線を介してファクシミリ装置から送られてくるダ
イヤル信号を、ダイヤル信号検出手段で検出し、制御手
段は、検出したダイヤル信号に応じて、記憶手段から選
択的に画像情報を読み出して画像通信手段によりその画
像情報をファクシミリ装置へと送信したり、ファクシミ
リ装置から送られてくる画像情報を画像情報通信手段に
より受信してその画像情報を記憶手段に記憶させる。

（へ）実施例 第１図は、本発明の一実施例の画像情報ファイル装置を
用いたファイリングシステムの概略構成図である。

（１）は光ディスクを記憶媒体として、複数の画像情報
を、その画像情報の読出しや検索あるいは整理のための
属性情報と共に記憶する記憶手段としての光デイスク装
置である。

光デイスク装置（１）では記憶領域が階層的に区分け（
細分化）され、その区分けされた領域が指定されて画像
情報が記憶される。ここでは、上層からキャビネット〉
ドロア〉ファイルの３層構造を採るものとし、一つのキ
ャビネットが一枚の光ディスクと対応している。

尚、属性情報は画像情報と共に光ディスクに記憶される
が、属性情報は光デイスク装置より読出し速度の速いハ
ードディスクやＲＡＭ等の記憶手段に記憶させてもよい
。

（２）は画像を光学的に読み取り画像情報を出力するイ
メージスキャナで、その画像情報は画像メモリ（３）に
格納される。（４）は画像情報に基づく画像を用紙に記
録して出力するプリンタである。

（５）は、読み取った画像の表示や画像情報の登録動作
のための表示手段であるＣＲＴや液晶パネル等のデイス
プレィ、（６）は動作指令や属性情報等のデータ入力の
ためのキーボードである。

（７）は、通信回線である電話回線（８）と接続され、
ファクシミリ装置と同様の画像情報の通信機能を有する
画像情報通信手段としての通信制御回路で、画像メモリ
（３）に記憶された画像情報を符号化圧縮して電話口！
　（８）へと送信する画像情報送信部と、電話回線（８
）を介して送られてきた画像情報を復号化伸長して画像
メモリ（３）に記憶する画像情報受信部とを備える。

（９）は、電話回線（８）から送られてくるダイヤル信
号（ＤＴＭＦ信号：　Ｄｉａｌ　Ｔｏｎｅ　Ｍｕｌｔｉ
　Ｆｒｅｑｕｅｎｃｙ）を検出及び識別するダイヤル信
号検出回路である。

（１０）は、光デイスク装置（１）に対する画像情報の
記憶再生、あるいはデイスプレィ（５）の表示制御等、
全体の制御を司る制御回路で、ダイヤル信号検出回路（
９）で検出識別されたダイヤル信号に従って、通信制御
回路（７）における画像情報の送受信の制御も行う。

通常、光デイスク装置（１）に対する画像情報の記憶登
録は、まず、原稿の画像をイメージスキャナ（２）で読
み取り、−旦画像メモリ（３）に記憶した後、キーボー
ド（６）から、記憶する領域のキャビネット塩、ドロア
塩、ファイル名を入力し、更に制御回路（ｌＯ）が自動
的に夫々２桁のキャビネット番号、ドロア番号、ファイ
ル番号を付与して、属性情報であるこれらキャビネット
塩、ドロア塩、ファイル名及びキャビネット番号、ドロ
ア番号、ファイル番号と共に１ＩＩｆ＆メモリ（３）に
記憶された画像情報を光デイスク装置（１）へと記憶し
て行われる。尚、属性情報として、更に検索用のキーワ
ードやタイトル、登録の日付等を入力し、画像情報と共
に記憶してもよい。

そして、光デイスク装置（１）に記憶された画像情報は
、キャビネット塩、ドロア塩、ファイル名、あるいはキ
ャビネット番号、ドロア番号、ファイル番号を指定する
ことで、光デイスク装置（１）から検索され選択的に読
み出され、デイスプレィ（５）に表示されたり、プリン
タ（４）にて記録出力される。また、属性情報としてキ
ーワードが登録されている場合には、キーワードにより
画像情報の検索を行うことも可能である。

さて、電話回線（８）を介して接続されるファクシミリ
装置（１１）からの遠隔操作について説明する。尚、こ
のファクシミリ装置（１１）は、ＤＴＭＦのダイヤル信
号の退出が可能で、内蔵あるいは別体の電話機を具備す
る。

ファクシミリ装置（１１）から通話モードで画像情報フ
ァイル装置に電話を掛け、通信制御回路（７）との間で
電話回線（８）を確保する。そしてファクシミリ装置（
１１）からダイヤルボタンを操作してダイヤル信号（Ｄ
ＴＭＦ信号）を送出する。例えば、光デイスク装置（１
）への登録処理は「ｌ」、画像情報を読出す検索処理は
「２」のコードが割り当てられているとすれば、所望の
処理のコードに該当するボタンを操作し、続けて登録あ
るいは検索に必要なパラメータと信号退出終了を示す「
＃」のボタンを操作してダイヤル信号を送出する。

電話回線（８）から送られてきたダイヤル信号は、通信
制御回路（７）を介してダイヤル信号検出回路（９）で
検出され、検出したダイヤル信号が示すコード（番号）
の識別がされる。そして識別されたコード列は制御回路
（１０）に出力される。

制御回路（１０）は、ダイヤル信号検出回路−（９）で
検出されたコード列の内、最初のコードから処理の種類
、即ち、登録処理か検索処理かを判断する。

最初のコードが登録処理を示す「１」である場合、制御
回路（１０）は、通信制御回路（７）の画像情報受信部
を画像情報受信可能状態にする。

ファクシミリ装置（１１）からは、処理の選択のコード
（ここでは「１」）に続いて、キャビネット番号とドロ
ア番号が、ダイヤルボタンの操作により送出されており
、例えばキャビネット番号が「０１」、ドロア番号が「
０１」であるならば、ファクシミリ装置（１１）からは
ｒｌｏｌｏｌＪが送出されている。更にファクシミリ装
置ｆ　（１１）からは、上述のコード列に続いて原稿の
読み取り及びその画像情報の退出を行う。

受信したコード列の最初のコードにより画像情報受信可
能状態となった通信制御回路（７）では、電話回線（８
）を介して送られてくる画像情報を受信すると、復号化
した後、受信した画像情報を画像メモリ（３）に記憶さ
せる。そして、制御回路（１０）は、先に受信したコー
ド列で示されるキャビネット番号、ドロア番号に更にフ
ァイル番号を付して、これらキャビネット番号、ドロア
番号、ファイル番号と共に画像メモリ（３）に記憶され
た画像情報を光デイスク装置（１）に記憶する。

尚、ファクシミリ装置（１１）からはファイル名の指定
はできないので、予め決められた画像情報の特定領域に
ファイル名を記入しておき、制御回路（１０）がその領
域の画像情報（文字情報）をパターン認識することによ
ってファイル名を識別登録するようにしてもよい。

ファクシミリ装置（１１）から検索処理を行う場合（即
ち、コード列のうち最初のコードが「２」の場合）、フ
ァイル番号やファイル名等のリストを出力させるリスト
要求のときは「０」を、特定の一つのファイルのｌＩ倣
情報を出力させるファイル要求のときは「１」を、検索
処理のコード「２」に続いて指定する。更に続いて予め
制御回路（１０）に登録されている出力光のファクシミ
リ装置の■Ｄココ−２桁を指定する。

リスト要求のときは、ファクシミリ装置のＩＤコードに
続いて、検索するキャビネット番号、ドロア番号、ファ
イル番号のパラメータを指定する。このとき具体的な番
号の代わりに「＊＊」を指定することでリストの部分検
索がされる。例えば、ファクシミリ装置にＩＤコードを
「００」として、キャビネット番号が「０１」で、ドロ
ア番号が「０１」のファイル全てのリストを要求すると
きは、ファクシミリ装置（１１）からは、通信制御回路
（７）との電話回＃（８）が確保された状態で、ｒ２０
０００１０１＊本＃」が送出される。

ファクシミリ装置（１１）ではダイヤル信号によるコー
ド列を送信した後は、電話回線（８）を切断して、自動
受信のモードが設定されて待機状態となっている。

画像情報ファイル装置の制御回路（１０）は、ダイヤル
信号検出回路（９）で検出したコード列から、ファクシ
ミリ装置（１１）から検索処理の内のリスト要求がされ
たと判断すると、パラメータに示されるリストを作成し
、作成したリストを画像メモリ（３）に画像情報として
展開する。そして制御回路（１０）は、通信制御回路（
７）の画像情報送信部により画像メモリ（３）に展開し
たリストの画像情報を、ＩＤコードに対応するファクシ
ミリ装置を呼び出して送信する。

また、リストを受は取ったファクシミリ装置（１１）の
操作者は、リストから特定の一つのファイルを選択し、
その画像情報が必要なときには、再度、ファクシミリ装
！　（１１）から電話モードで電話を掛けて通信制御回
路（７）との電話回線（８）を確保した後、ダイヤルボ
タンを操作して検案処理におけるファイル要求のコード
列の指定退出を行う。

ファイル要求のときは、検索処理のコード、ファイル要
求のコード、ファクシミリ装置のＩＤコード、更に要求
する画像情報のキャビネット番号、ドロア番号、ファイ
ル番号のパラメータを指定する。例えば、ファクシミリ
装置にＩＤコード４ｒ００」として、キャビネット番号
が「Ｏｌ」、ドロア番号が「０１」、ファイル番号が「
０１」のファイルの画像情報を要求するときは、ファク
シミリ装！（１１）から、通信制御回路（７）との電話
回線（８）が確保された状態で、ｒ２１０００１０１０
１　＃Ｊが送出される。そして上述と同様に、ファクシ
ミリ装置（１１）では、ダイヤル信号によるコード列を
送信した後、電話回１１（８）を切断して、自動受信の
モードが設定されて待機状態とする。

ＩＩ倣情報ファイル装置の制御回路（１０）は、ダイヤ
ル信号検出回路（９）で検出したコード列から、ファク
シミリ装！　（１１）からファイルの画像情報が要求が
されたと判断すると、パラメータに示されるファイルの
画像情報を光デイスク装置（１）から画像メモリ（３）
に読み出す。そして制御回路（１０）は、通信制御回路
（７）の画像情報送信部により画像メモリ、（３）に記
憶した画像情報を、ＩＤコードに対応するファクシミリ
装置を呼び出して送信する。

（ト）発明の効果 本発明は、以上の説明から明らかなように、ファクシミ
リ装置からのダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出
回路と、画像情報の送受信を行う通信制御回路を備え、
制御回路が、検出したダイヤル信号のコード列に応じて
、光デイスク装置から選択的に画像情報を読み出して通
信制御回路からファクシミリ装置へと送信したり、ファ
クシミリ装置から送られてくる画像情報を通信制御回路
で受信して光デイスク装置に記憶している。即ち、特定
の端末装置や回線を用いずに、一般に用いられているフ
ァクシミリ装置から画像情報ファイル装置に対する遠隔
操作が可能になる。従って、遠隔操作の可能なファイリ
ングシステムを低コストで容易に構築することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の画像情報ファイル装置を用
いたファイリングシステムの概略構成図である。 （１）・・・光デイスク装置ｆ（記憶手段）、（２）・
・・イメージスキャナ、（３）・・・画像メモリ、（６
）・・・キーボード、（７）・・・通信制御回路（画像
情報通信手段）、（８）・・・電話回線（通信回線〉、
（９）・・・ダイヤル信号検出回路（ダイヤル信号検出
手段）、（１０）・・・制御回路（制御手段）、（１１
）・・・ファクシミリ装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）画像情報を記憶する記憶手段を備え、画像情報を
   送受信するために通信回線と接続される画像情報ファイ
   ル装置において、 通信回線に接続されるファクシミリ装置とで画像情報の
   送受信を行うための画像情報通信手段と、通信回線から
   送られてくるダイヤル信号を検出するダイヤル信号検出
   手段と、前記画像情報通信手段での、記憶手段から選択
   的に読出した画像情報の送信あるいは記憶手段に記憶す
   る画像情報の受信を前記ダイヤル信号検出手段で検出し
   たダイヤル信号に従って制御する制御手段とを具備する
   ことを特徴とする画像情報ファイル装置。