JPH03258621A - 変速機の選択制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車の変速制御に利用する。本発明は変速機
の選択制御操作を操舵ハンドル上で行うことができる選
択制御装置に関する。

〔概要〕

本発明は変速機操作手段の指示によりクラッチの接断お
よび変速機の切換え制御を自動的に行う選択制御装置に
おいて、 変速機操作手段を操舵ハンドル上に設けることにより、 操舵ハンドルから手を離さずに変速操作ができ、運転席
からセレクトレバー（またはチェンジレバ−）をなくし
て車内スペースを広げ乗降を容易にできるようにしたも
のである。

〔従来の技術〕

従来の車両は第２図に示すように変速機操作手段３１が
運転席３２の左側に位置し、セレクトレバー（またはヂ
エンジレバー〉３３が突出して設けられ、このセレクト
レバー３３を前後および左右にシフトすることによって
変速操作を行っていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の車両は前述したように、セレクトレバー〈または
チェンジレバ−）が床面上に突出しているために、座席
への乗り降りがしにくく、また変速操作を行うときにハ
ンドルから一方の手を離すために運転上の操作性を悪（
していた。

本発明はこのような欠点を除去するもので、変速操作の
操作性を向上させ、乗降を容易にすることができる装置
を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、クラッチの接断および変速機の切換えを制御
する機械手段と、運転席に設置された変速機操作手段お
よびアクセルペダルと、こ０）　変速機操作手段および
アクセルペダルの操作結果その他の信号を入力情報とし
て演算処理し前記機械手段に制御信号を与えるプログラ
ム制御回路どを備えた変速機の選択制御装置において、
前記変速機操作手段が操舵ハンドルに設けられたことを
特徴とする。

前記変速機操作手段は、操舵ハンドルに少なくとも６個
の押しボタンを設け、前記プログラム制御回路の出力に
接続され、前記変速機操作手段の操作内容を表示する表
示手段が運転席の正面に配置されることが望ましい。

〔作用〕

操舵ハンドル上に設けられた変速操作用の複数の押しボ
タンを操作内容に応じて、単独または組合せて押すこと
により、必要とする変速機の選択制御を行うことができ
る。

例えば、一連発進用、バック走行用、ホールド用、ドラ
イブ用、シフトアップ用、シフトダウン用などの押しボ
タンを設けておき、これらの押しボタンを操作すること
で通常走行に必要な選択制御が自動的に行われ、操作し
ようとする内容お上び現在の状態が表示手段に表示され
る。

このように操舵ハンドル上に変速操作手段を設けること
により車内スペースを広げることができ乗り降りが楽に
なり、また操舵ハンドルから手を離さずに変速操作が行
えるために運転操作上の安全性を向上させることができ
る。

〔実施例〕

次に、本発明実施例を図面に基づいて説明する。

第■図は本発明実施例の構成を示す図である。

本発明実施例は、エンジン１のクラッチ２の接断および
変速機３の切換えを制御する機械手段と、操舵ハンドル
１０に設置された変速機操作手段およびアクセルペダル
４と、この変速機操作手段およびアクセルペダル４の操
作結果その他の信号を人力情報として演算処理し制御信
号を与えるプログラム制御回路５と、このプログラム制
御回路５の制御により燃料噴射装置６の燃料噴射を制御
する電子ガバナ７と、プログラム制御回路５の制御によ
り図外のエアシリンダを介してクラッチ２および変速機
３の断、接およびギヤ切替えを行う電磁弁８および９と
を備える。

操舵ハンドル１０に設置された変速機操作手段には、１
速発進用ボタン１１、バック走行用ボタン１２、ホール
ド用ボタン１３、ドライブ用ボタン１４、シフトアップ
用ボタン１５、およびシフトダウン用ボクン１６が設け
られ、さらにこれらの変速機操作手段の操作内容を表示
する表示手段２０が運転席の正面に配置される。

また、操舵ハンドル１０に設置された変速操作手段から
プログラム制御回路５および表示手段２０への配線用ワ
イヤーは操舵ハンドル１０の支持部に複数回巻いておく
ことによりハンドルの回転によって生じる引張りおよび
ゆるみを吸収することができる。

本実施例では、変速機操作手段として上記６個のボタン
を設けたが、操作用ボタンは６個に限定されることなく
必要に応じてその他のボタンを増設することができる。

次に、このように構成された本発明実施例の動作につい
て説明する。表は各走行モードにおけるボタン操作を示
したものである。

ドライブ用ボタン１４が押されると、その信号がプログ
ラム制御回路５に送出され、プログラム制御回路５が通
常自動走行モードに切り替わり、電子ガバナ７および電
磁弁８．９を制御して２速〜５速の自動変速が行われる
。この自動走行モードのときにはシフトアップ用ボタン
１５およびシフトダウン用ボタン１６は押しても作動し
ない状態になる。

１速発進用ボタン１１とドライブ用ボタン１４が同時に
押されると、プログラム制御回路５は１速発進自動走行
モードに切り替わり、電子ガバナ７および電磁弁８．９
を制御して１速〜５速の自動変速が行われる。このモー
ドの場合もシフトアップ用ボタン１５およびシフトダウ
ン用ボタン１６は押しても作動しない状態になる。

また、１速発進用ボタン１１とホールド用ボタン１３が
同時に押されると、プログラム制御回路５はその入力に
より１速発進マニュアル走行モードに切り替わり、ｌ速
〜５速のマニュアル変速を行うことができる。このモー
ドではシフトアップ用ボタン１５およびシフトダウン用
ボタン１６は押されると作動し、この二つのボタンを押
す操作により１速から５速までの任意の速度をマニュア
ルで選択することができる。

ホールド用ボタン１３が押された場合には、プログラム
制御回路５は２速発進マニュアル変速モードに切り替わ
り、２速〜５速のマニュアル変速走行を行うことができ
る。このモードの場合もシフトアップ用ボタン１５およ
びシフトダウン用ボタン１６は押されると作動し、この
二つのボタン操作により２速〜５速までの任意の速度を
マニュアルで選択することができる。

さらに、バック走行用ボタン１２が押されると、プログ
ラム制御回路５はバック走行モードに切り替わりバック
走行が行われる。このモードではシフトアップ用ボタン
１５とシフトダウン用ボタン１６は押しても作動せず自
動変速によりバック走行する。

これらの各モードへの切り替え時には、運転席正面に配
置された表示手段２０に操作内容および現在の状態が表
示され、運転車は表示手段２０を見ることによってどの
モードに切り替わっているかを確認することができる。

（以下本頁余白） 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、変速操作手段を操
舵ハンドル上に設けることにより、運転席からセレクト
レバー（またはチェンジレバ−）を取り除くことができ
、これにより座席への乗り降りが楽になり、さらに操舵
ハンドルから手を離すことなく運転操作ができるために
走行中の安全性を高めることができる効果がある。この
発明は身体障害者用等の車輌に実施するに適する。

ン、１６・・・シフトダウン用ボタンミ２０・・・表示
手段、３１・・・変速機操作手段、３２・・・運転席、
３３・・・セレクトレノく−

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、クラッチの接断および変速機の切換えを制御する機
   械手段と、 運転席に設置された変速機操作手段およびアクセルペダ
   ルと、 この変速機操作手段およびアクセルペダルの操作結果そ
   の他の信号を入力情報として演算処理し前記機械手段に
   制御信号を与えるプログラム制御回路と を備えた変速機の選択制御装置において、 前記変速機操作手段が操舵ハンドルに設けられたことを
   特徴とする変速機の選択制御装置。 ２、前記変速機操作手段は、操舵ハンドルに設けられた
   少なくとも６個の押しボタンである請求項１記載の変速
   機の選択制御装置。 ３、前記プログラム制御回路の出力に接続され、前記変
   速機操作手段の操作内容を表示する表示手段が運転席の
   正面に配置された請求項１記載の変速機の選択制御装置
   。