JPH03258033A - 光パス切換え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光ファイバ通信路に通信装置を接続あるいは
開放するときに用いられる、光パスの切り換えを行なう
光パス切換え装置に関するものである。

［従来の技術］ 光ネットワークとして、第２図に示す光バスネットワー
クや第３図に示す光リングネットワーク等がある。

第２図において、網終端装置（ＮＴ）１によって終端処
理されている双方向の光ファイバ通信路でなるバス２に
は、光コネクタ３を介して端末装置（ＴＥ）４が接続さ
れている。このように用いられる光コネクタ３には、後
述する光パス切換え装置が設けられており、入力側の光
ファイバ通信路からの伝送光をそのまま出力側の光ファ
イバ通信路に与えたり、入力側の光ファイバ通信路から
の伝送光を端末装置４に与えたり、端末装置４からの伝
送光を光ファイバ通信路に与えたりする。

すなわち、光コネクタ３では光パスを適宜切り換えてい
る。

また、第３図に示すように、図示しない局に接続されて
いるセンタノード５と、図示しない端末装置に接続され
ているリモートノード６とを双方向の光ファイバ通信路
７によってリング状に接続して光リングネットワークが
構成される。このようなネットワークにおけるリモート
ノード６には、後述する光パス切換え装置が設けられて
おり、障害時に光ファイバ通信路７から当該リモートノ
ード６を切り離したり、復旧時に当該リモートノード６
を光ファイバ通信路７に接続したりする。すなわち、各
ノード５．６で光パスを適宜切り替えている。

上述のように各種のネットワークで用いられる光パス切
換え装置として、従来、第４図に示すものがある（　Ｈ
，ＪＯＮＡＴＨＡＮ　（Ｈ，ジョナサン〉他著、ｒＨ−
Ｂｕｓ：Ａｎ　　Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ　　Ａ丁）
ｆ−Ｂａｓｅｄ　　０ｐｔｉｃａｌ　　Ｐｒｅｍｉｓｅ
ｓ　Ｎｅｔｗｏｒｋ　（Ｈバス：実験的なＡＴＭ対応の
光構内ネット’７−り）　Ｊ　、ＪＯＵＲＮＡＬ　ＯＦ
　ＬＩＧＨＴＷＡＶＥＴＥＣ）ＩＮＯＬＯＧＹ（光波技
術ジャー＋ル）　、ＶＯＬ、γ、ＮＯ，１１，１９８９
年１１月）。

第４図において、入力側の光ファイバ通信路１０からの
伝送光は、ｌ入力２出力構成の光カプラ１１に与えられ
る。この光カプラ１１によって分岐されてその第１の出
力端から射出された分岐伝送光は光スイッチ１２に与え
られ、第２の出力端から射出された他方の分岐伝送光は
通信装置１３に与えられる。

通信装置１３は、かかる分岐伝送光に対して受信処理を
実行する。また、通信装置１３は、受信に対応して、又
は、処理の段階で通信が必要となったときに伝送情報を
含む伝送光を射出する。通信装置１３からの伝送光はｌ
入力２出力構成の光カプラ１４に与えられる。この光カ
プラ１４は、通信装置１３からの伝送光の一部を光検出
器１５に与えると共に、残りを２人力１出力構成の光カ
プラ１６に与える。光検出器１５は、光パワーを検出し
たときに光スイッチ１２を開放させる制御信号を光スイ
ッチ１２に与え、光パワーを検出しないときに光スイッ
チ１２を通過状態に制御する。

光カプラ１６は、光スイッチ１２からの伝送光又は光カ
プラ１４を介した通信装置１３からの伝送光を出力側光
ファイバ通信路１７に送光する。

従って、従来の光パス切換え装置においては、通信装置
１３が送信動作を実行していないオフ状態には、入力側
光ファイバ通信路１０からの伝送光を通信装置１３に入
射すると共に、その伝送光をそのまま（パワーを減衰し
ているが）出力側光ファイバ通信路１７に与えるように
光パスを形成させる。また、通信装置１３が送信動作を
実行して伝送光を射出しているオン状態では、光スイッ
チ１３を開放して通信装置１３が射出した伝送光を出力
側光ファイバ通信路１７に与えると共に入力側光ファイ
バ通信路１０からの伝送光を通信装置１３が受信するよ
うに光パスを形成させる。

［発明が解決しようとする課！！］ しかしながら、上述の光パス切換え装置によると、当該
装置からの伝送光に瞬断を生じることがある。例えば、
通信装置１３からの伝送光を選択して出力している状態
から入力側光ファイバ通信路１０からの伝送光をそのま
ま出力する状態に切り替わった際には、光検出器１５の
検出動作及び光スイッチ１２の接続動作に要する時間だ
け瞬断を生じる。

また、入力測光ファイバ通信路ｌＯがらの伝送光と、通
信装置１３から射出された伝送光とは必ずしも同期が取
れたものではなく、そのため、当該光パス切換え装置の
出力伝送光を切り替えた状態では同期のずれを生じる。

そのため、当該光パス切換え装置からの伝送光を受光し
て処理する後段の通信装置において、受信信号の廃棄や
同期外れを起こすという問題が生じている。

本発明は、以上の点を考慮してなされたものであり、光
パスの切換え時にも伝送信号の瞬断や同期外れを起こす
ことのない光パス切換え装置を提供しようとするもので
ある。

［課題を解決するための手段コ 本発明は、入力側の光ファイバ通信路からの伝送光を２
分する光カプラと、少なくとも２つの入力端と１つの出
力端を有し、光カプラからの伝送光又は通信装置からの
伝送光を、通信装置からの制御信号に応じて選択する光
スイッチとを備えている。また、通信装置か、光カプラ
からの伝送光をモニタしてこれに同期した、光スイッチ
に与える出力伝送光を形成することとした。

［作用］ 本発明において、通信装置がオフ状態のときには、光ス
イッチに対する制御信号がＯとなって、入力側の光ファ
イバ通信路からの伝送光が光カプラ及び光スイッチを順
次介して出力側の光ファイバ通信路にそのまま伝送され
る。

通信装置がオン状態になると、通信装置は、光カプラか
らの伝送光をモニタしてこれに同期した、光スイッチに
与える出力伝送光を形成し、この同期確立状態において
所定値の制御信号を光スイッチに与えて当該通信装置か
らの伝送光を出力側の光ファイバ通信路に与えさせる。

通信装置が再度オフ、ａ″態になると、上述と同様にし
て、入力側の光ファイバ通信路からの伝送光を光カプラ
及び光スイッチを順次介して出力側の光ファイバ通信路
にそのまま伝送させる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面を参照しながら説明する
。

第１図はこの実施例の精成を示すブロック図である。第
１図において、入力側の光ファイバ通信路２０からの伝
送光は１人力２出力構戒の光カプラ２１に与えられる。

この光カプラ２１は、例えば分岐比固定のものであり、
第１の出力端からの分岐伝送光を通信装置２２に与える
と共に、第２の出力端からの分岐伝送光を方向性結合器
型光デバイス構成の光スイッチ２３の第１の入力端に与
える。

通信装置２２においては、与えられた分岐伝送光を光電
変換・電光変換インタフェース回路３０が電気信号に変
換する。光電変換・電光変換インタフェース回路３０か
らの電気信号は同期検出回＃Ｊ３１及びフレーム終端回
路３２に与えられる。

同期検出回ＪｉＩ８３１は、入力された電気信号に含ま
れているフレーム同期情報を検出してフレーム同期信号
を形成してフレーム終端回路３２及び遅延素子３３に与
える。フレーム終端回路３２は、与えられたフレーム同
期信号に基づいて入力された電気信号におけるオーバー
ヘッド情報及び伝送情報本体のタイミングを認識し、オ
ーバーヘッド情報を取り除いた伝送情報本体を図示しな
い信号処理部に与える。信号処理部はこの伝送情報本体
を適宜処理する。

遅延素子３３は、後述する所定時間だけフレーム同期信
号を遅延させてフレーム生成回路３４に与える。このフ
レーム生成回路３４には、図示しない信号処理部から当
該通信装置２２から送信する伝送情報が与えられる。フ
レーム生成回路３４は、フレーム同期信号に基づいて、
与えられた伝送情報に必要なオーバーヘッド情報を付加
して伝送フレームを生威し、その伝送フレームにかかる
電気信号を光電変換・電光変換インタフェース回路３０
に与える。光電変換・電光変換インタフェース回路３０
は、フレーム生戒回ＦＩ！１３４から与えられた電気信
号を光信号に変換し、その伝送光を光スイッチ２３の第
２の入力端に与える。

光スイッチ２３の一方の出力端には出力側光ファイバ通
信路２４が接続されており、他方の出力端は開放されて
いる。この光スイッチ２３の制御端には、通信装置２２
から入力選択用の制御電圧が与えられる。

通信装置２２は、オフ状態にあるとき、及びオン状態で
あっても出力伝送光の同期確立前のときには０［Ｖ］の
制御電圧を光スイッチ２３に与えてその第１の入力端に
与えられた伝送光を光ファイバ通信路２４に接続してい
る出力端に与えさせる。すなわち、光カプラ２１からの
伝送光をそのまま出力側の光ファイバ通信路２４に与え
るように制御する。また、通信装置２２は、オン状態で
あって出力伝送光が入力側の光ファイバ通信路２０から
の伝送光と同期したときには、所定値の制御電圧を光ス
イッチ２３に与えてその第２の入力端に与えられた伝送
光を光ファイバ通信路２４に接続している出力端に与え
させる。すなわち、通信製！２２からの伝送光を出力側
の光ファイバ通信路２４に与えるように制御する。

上述した遅延素子３３は、光スイッチ２３の第１及び第
２の入力端に与えられる両伝送光の位相が合致する時間
だけフレーム同期信号を遅延させる。すなわち、光カプ
ラ２１と光スイッチ２３を結ぶ光路長と、光カプラ２１
と光電変換・電光変換インターフェイス回路３０とを結
ぶ光路長及び光電変換・電光変換インターフェイス回路
３０と光スイッチ２３を結ぶ光路長の和との差によって
生じるフレーム位相差を吸収するための固定時間だけフ
レーム同期信号を遅延させる。

以上の構成において、通信装置２２がオフ状態にあると
きには、光スイッチ２３はゼロバイアス状態となり、光
ファイバ通信路２０からの伝送光は、光カプラ２■によ
る分岐光を除いてそのまま光スイッチ２３を介して出力
側光ファイバ通信路２４に与えられる。すなわち、通信
装置２２がバイパスされる。

このオフ状態から通信装置２２がオン状態になると、通
信装置２２においては、同期検出回Ｂ３１が光カプラ２
１からの分岐伝送光に対応した電気信号に基づいてフレ
ーム同期信号を生威し、このフレーム同期信号をフレー
ム終端口８３２及び遅延素子３３に与える。かくして、
フレーム終端回路３２によってオーバーヘッド情報が取
り除かれた伝送情報本体が取出されて各種の処理を行な
つ。

かかる受信に対応して、又は、信号処理段階に応じて情
報の伝送が必要となると、伝送しようとする情報が図示
しない信号処理部からフレーム生成回＃Ｉ２４に与えら
れる。フレーム生成回路２４には遅延素子３３を介して
フレーム同期信号が与えられており、これに基づいてオ
ーバーヘッドを付加して伝送フレーム（電気信号）を形
成し、これが電光変換されて光スイッチ２３に与えられ
る。

通信装置２２は、このようなフレーム同期を確保した任
意の時点で光スイッチ２３に所定値の制御電圧を与えて
、光スイッチ２３を通信装置２２がらの伝送光を出力側
の光ファイバ通信＃Ｉ２４に送光させる状態にする。

従って、この場合にはフレーム同期を確保して光パスを
切り換えているので同期外れを生じることがない。また
、光スイッチ２３が開放、閉成型のものでなく入力を切
り替えて選択する型のものであ、るので瞬断を生じるこ
ともない。

通信装置２２がオン状態からオフ状態となると、光スイ
ッチ２３に対する制御電圧が０　［Ｖ］となって、再び
通信装置２２がバイパスされる。このときにも、同期確
立状態で切り替わるので、同期外れ及び瞬断を生じない
で光パスの切換えが行なえる。

上述の実施例によれば、光ファイバ通信路をバイパスあ
るいは通信装置に接続するために光パスの切換えを行な
う際に、通信装置が入力側の光ファイバ通信路の伝送光
の同期情報をモニタし、同期のとれた伝送光を出力側の
光ファイバ通信路に送出するようにしたので、また、光
スイッチとしてスイッチング速度の十分速い方向性結合
器型光デバイスを適用したので、同期外れ及び瞬断を生
じることなく光バスを切り換えることができる。

上述の実施例においては、光カプラ２１として分岐比固
定型のものを適用したが、分岐比可変型のものを適用す
るようにしても良い。すなわち、ゼロバイアス時に光フ
ァイバ通信路からの伝送光を分岐することなくバイパス
し、バイアス時には最適な固定光パワーのみを分岐して
通信装置に与えるように分岐比可変型の光カプラを適用
すれば良い。このようにすると、光ファイバ通信路に接
続可能な通信装置の段数を増加させることができ、また
、光電変換・電光変換インタフェース回路の受光感度の
ダイナミックレンジを狭くすることができる。

［発明の効果］ 以上のように、本発明によれば、光ファイバ通信路の伝
送光の同期情報をモニタし、これに同期のとれた伝送光
を通信装置から光ファイバ通信路に送出するようにした
ので、また、光スイッチとして２人力選択型のものを適
用して光パスを切り換えるようにしたので、光パスを切
り換えても同期外れ及び瞬断が生じなくすることができ
る。

【図面の簡単な説明】 第工図は本発明による光パス切換え装置の一実施例を示
すブロック図、第２図及び第３図は光パス切換え装置を
適用している光ネットワークを示すブロック図、第４図
は従来の光パス切換え装置を示すブロック図である。 ２０．２４・・・光ファイバ通信路、２１・・・光カプ
ラ、２２・・・通信装置、２３・・・光スイッチ、３０
光電変換・電光変換インタフェース回路、３１同期検出
回路、３２・・・フレーム終端回路、３３遅延素子、３
４・・・フレーム生成回路。 実施例の翼イ°ス切換え装置の７゛０１？図第１図 １０光７Ｔイ八゛通信路 光Ｎス切換え装置が適用される究カ゛スネ７トヮークの
７゛ロツク第２図 従来の光イス切換え装置の７゛ロフ’１第４図 光Ｎス切換え装置が適用される光りンク゛苓７トワーク
のフ゛Ｕｙ９図第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 光ファイバ通信路に通信装置を接続あるいは開放する光
   パス切換え装置において、 入力側の光ファイバ通信路からの伝送光を２分する光カ
   プラと、 少なくとも２つの入力端と１つの出力端を有し、上記光
   カプラからの伝送光又は上記通信装置からの伝送光を、
   上記通信装置からの制御信号に応じて選択して出力側の
   光ファイバ通信路に与える光スイッチとを備え、 上記通信装置が、上記光カプラからの伝送光をモニタし
   てこれに同期した上記光スイッチに与える出力伝送光を
   形成することを特徴とする光パス切換え装置。