JPS63312734A

JPS63312734A - 光分岐挿入器

Info

Publication number: JPS63312734A
Application number: JP62147942A
Authority: JP
Inventors: Kazunari Kiyota; 清田　一成
Original assignee: NEC Corp
Current assignee: NEC Corp
Priority date: 1987-06-16
Filing date: 1987-06-16
Publication date: 1988-12-21

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野〕本発明は光データリンクにおいて、光信号の入出力経路
をバイパス及び自己折返し、または分岐及び挿入を行う
光分岐挿入器に関する。

〔従来の技術〕

従来、この種の光分岐挿入器としては、プリズムに電磁
石を結合し、電磁石をオン、オフすることによりプリズ
ムを物理的に移動させて光路を切換える方式のもの、或
いは固定的な光分岐挿入器を用いて主光伝送路からの光
の一部を常時バイパス路を通して出力しておき、副光伝
送路゛がらの挿入光信号の消滅時は、下流光受信器では
バイパス光を受信するという方式のものが提案されてい
る。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来の光分岐挿入器において、前者の電（ｎ型
プリズム移動方式では、可動部や電気的インターフェイ
スがあるために信頼性上の問題が生じると共に、光分岐
挿入器とそれにつながるバイパスされる側のシステムと
の間の距離が数ｍ以内に制限されるという問題がある。

また、後者の固定的な光分岐挿入器では、光分岐部での
ロスにより従属バイパス数に大きな制限が発生すること
、またバイパスされる側のシステムでの光自己折返しパ
スが設定できないため、バイパスされる側のサブシステ
ム内試験が不可能になるという問題がある。

本発明は各種制限を解消するとともに光自己折返パスの
設定を可能とした高信頼性の光分岐挿入器を提供するこ
とを目的としている。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の光分岐挿入器は、主光伝送路入力及び主光伝送
路出力が接続されるとともに、光送受信端末等に繋がる
副光伝送路入力、副光伝送路出力及び制御用伝送路入力
が接続された光分岐挿入器として構成され、副光伝送路
入力からの光入力信号を所要比で２つの光信号に分岐す
る光分岐器と、この分岐された光信号の一方を入力して
平均光起電圧を出力する第１の光電変換器と、制御用光
転送路入力からの光入力信号を入力して平均光起電圧を
出力する第２の光電変換器と、これらの平均光起電圧を
加算する加算器と、この加算器からの出力を制御電圧と
して前記主光伝送路入力及び前記光分岐器で分岐された
他方の光信号を前記主光伝送路出力及び副光伝送路出力
との間に切換接続する光スイッチとを備え、更にこの光
スイッチは、前記副光伝送路入力からの光入力信号又は
前記制御用光伝送路入力からの光入力信号の少なくとも
一方が連続的に消光した場合に、主光伝送路入力を主光
伝送路出力に接続し、かつ前記光分岐器で分岐された他
方の光信号を副光伝送路出力に接続する構成としている
。

〔実施例〕

次に、本発明を図面を参照して説明する。

図は本発明の一実施例を示す機能ブロック図である。図
において、■は本発明の光分岐挿入器であり、この光分
岐挿入器１の入出力は、パス型あるいはループ型の形態
を有する主光伝送路インターフェイスである主光伝送路
入力１０及び主光伝送路出力１１と、光送受信端末２か
らの副光伝送路インターフェイスである副光伝送路入力
１２及び副光伝送路出力１３と、同様に光送受信端末２
からの制御用光伝送路インターフェイスである制御用光
伝送路入力１４の５つの光伝送路インターフェイスとな
っている。

また、内部接続としては、副光伝送路入力１２から入力
された光入力信号１２ａは光分岐器３に入力され、ｍ対
ｎの光量に分割されて、それぞれ第１光信号１２ｂ及び
第２光信号１２ｃとして出力される。

第２光信号として出力された光信号１２ｃは、第１光電
変換器４Ａに入力され平均光起電圧１２ｄ（Ｖ。）を出
力する。第１光電変！Ａ器４Ａの光電変換速度は光信号
速度より十分遅く、出力される電圧は平均値であるとす
る。

制御用光伝送路入力１４から入力された光入力信号１４
ａは第２光電変換器４Ｂに入力され、平均光起電力１４
ｂ（Ｖｌ）を出力する。この第２光電変換器４Ｂも第１
光電変換器４Ａと同様に、光電変換速度は光信号速度よ
り十分遅く、出力される電圧は平均値であるとする。

ここで、前記した平均光起電圧１２ｄ（Ｖｏ）及びｔ４
ｂ（Ｖｉは夫々後述する光スイッチ６の切換しきい値ｖ
２に対して、０≦Ｖ、＜Ｖ２゜Ｏ≦Ｖ　＋　＜　Ｖ　ｚ
を満足する電圧条件となっている。

加算器５は平均光起電圧１２ｄ（Ｖｏ）と平均光起電圧
１４ｂ（Ｖｌ）を入力し、電圧加算して平均出力電圧（
■。＋Ｖ、）を光スイッチ６に対し出力する。

光スイッチ６は導波路型２×２光スイツチとして構成さ
れ、光入力信号１０ａと光信号１２ｂを入力し、加算器
５の出力平均電圧を光スイツチ制御入力５ａとして受信
する。そして、光スイツチ自体の有する切替え闇値電圧
■２に対し、■ｏ＋Ｖ、＞Ｖ２である場合には、光入力
信号１０ａが光出力信号１０ｂとして出力されるバイパ
ス経路と、光信号１２ｂが光出力信号１３ａとして出力
される自己折返し経路が選択される。また、■。

＋Ｖ、≦■２である場合には、光入力信号１０ａが光出
力信号１３ａとして出力される分岐経路と、光信号１２
ｂが光出力信号１０ｂとして出力される挿入経路とが選
択される接続機能となっている。

２は光送受信端末であり、前記光分岐挿入器ｌの副光伝
送路入力１２へのインターフェイスであるＥｌｏ、７Ａ
と、副光伝送路出力１３とのインターフェイスであるＯ
／Ｅ　７　Ｂと、制御月光伝送路入力１４へのインター
フェイスであるＥｌｏ。

７Ｃとの各電気−光変換器（光−電気変換器）と、これ
らを制御するコントロール回路８から構成される。

なお、上記した各構成要素は光信号の入出力インターフ
ェイスのみで構成されており、外部からの電源は必要と
されな−い。

以上の構成によれば、通常の通信処理は次の通りとなる
。

光分岐挿入器１においては、副光伝送路入力Ｉ２への光
入力信号１２ａ及び制御月光伝送路入力１４への光入力
信号１４ａは、共に正常な光電力が連続して入力されて
いるため、第１光電変換器４Ｂ及び第２光電変換器４Ｂ
から出力される平均光起電圧１２ｄ（Ｖ。）と平均光起
電圧１４ｂＣｖ＋　）の加算電圧は、■。＋■１≧■２
の条件を満足している。このため、光スイッチ６は主光
伝送路入力１０への光入力信号１０ａが光出力信号１３
ａとして出力され、副光伝送路出力１３がら光送受信端
末２の０／Ｅ　７　Ｂへ受信され、電気変換される。

そして、コントロール回路８にて処理を受けた後、Ｅｌ
ｏ、７Ａで光変換されて副光伝送路入力１２より入力さ
れ、光分岐器３の光信号１２ｂとなり、光スイッチ６を
通り光出力信号１０ｂとして主光伝送路出力１１へ送出
される。

このように、光分岐挿入器１は分岐、挿入機能として動
作している。

一方このような正常動作時において、光送受信端末２の
電源断もしくはＥｌｏ、７Ａ障害によりＥｌｏ。７Ａ”
が連続的に消光した場合には、副光伝送路入力１２での
光入力信号１２ａが連続的に無くなり、第１光電変換器
４Ａでの出力の平均光起電圧１２ｄ（Ｖｏ）がほぼＯと
なる。もちろん、光送受信端末２の電源断の場合は同様
に平均起電圧１４ｂ（Ｖ、）もほぼ０となる。

このため、光スイッチ６の制御入力に入力される制御電
圧５ａは、■。＋Ｖ１≧■２の条件からＶ、＋Ｖ、＜Ｖ
ｚの条件に変わり、光スイッチ６は主光伝送路入力１０
への光入力信号１０ａが光出力信号１０ｂとして出力さ
れ、主光伝送路出力１１へ送出されるバイパス経路へと
自動的に変更され、光送受信端末２は主光伝送路から切
り離される。

また、光送受信端末２が自律的に自己診断を行う場合に
は、コントロール回路８はＥｌｏ、７Ｃに対し、光送出
を禁止するように命令する。

この命令により、制御月光伝送路入力１４への光入力信
号１４ａが連続的に消光し、光電変換器４Ｂの出力であ
る平均光起電圧１４ｂ（Ｖ、）がほぼＯとなり、光スイ
ツチ制御入力に入力される制御電圧５ａは、Ｖ０＋Ｖ、
≧ｖ２の条件がら同様に■。＋Ｖ　ｒ　＜　Ｖ　ｔの条
件に変わる。このため、光スイッチ６はバイパス経路が
選択されると同時にＥｌｏ。７Ａからの光信号が副光伝
送路入力■２からの光入力信号１２ａとして入力され、
光分岐器３により分岐され、光信号１２ｂとなり光スイ
ッチ６に入力され、光出力信号１３ａとして副光伝送路
出力１３から出力され、Ｏ／Ｅ　７　Ｂに入力される折
返し経路が設定される。

次に、コントロール回路８は試験データをＥ１００７Ａ
へ送出し、それがＯ／Ｅ　７　Ｂに入力されることを検
出することにより、自己のハードウェアの障害を検出す
る。

以上本発明の一実施例を説明したが、本発明における副
光伝送路側は、光送受信端末のみに限らず複数のシステ
ムが接続されるサブシステムとして構成してもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、光分岐挿入器に設けた光
スイッチにより、副光伝送路入力からの光入力信号又は
制御周光伝送路入力からの光入力信号の少なくとも一方
が連続的に消光した場合に、主光伝送路入力を主光伝送
路出力に接続し、かつ光分岐器で分岐された他方の光信
号を副光伝送路出力に接続するように構成しているので
、各種制限を解消するとともに光自己折返バスの設定を
可能にし、高信頼性の光伝送及び処理装置を構築するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例の機能ブロック図であ・る。１・・・光分岐挿入器、２・・・光送受信端末、３・・
・光分岐器、４Ａ、４Ｂ・・・光電変換器、５・・・加
算器、６・・・光スイッチ、７Ａ、７Ｃ・・・巳／○、
７Ｂ・・・０／Ｅ、８・・・コントロール回路、１０・
・・主光伝送路入力、１１・・・主光伝送路出力、１２
・・・副、光伝送路入力、１３・・・副光伝送路出力、
１４・・・制御用光伝送路入力。代理人　弁理士　　鈴　木　章　芙、　Ｈｌ、、　ｊ、
”＋亀（［（・・′

Claims

【特許請求の範囲】

（１）主光伝送路入力及び主光伝送路出力が接続される
とともに、光送受信端末等に繋がる副光伝送路入力、副
光伝送路出力及び制御用伝送路入力が接続された光分岐
挿入器として構成され、副光伝送路入力からの光入力信
号を所要比で２つの光信号に分岐する光分岐器と、この
分岐された光信号の一方を入力して平均光起電圧を出力
する第１の光電変換器と、制御用光伝送路入力からの光
入力信号を入力して平均光起電圧を出力する第２の光電
変換器と、これらの平均光起電圧を加算する加算器と、
この加算器からの出力を制御電圧として前記主光伝送路
入力及び前記光分岐器で分岐された他方の光信号を前記
主光伝送路出力及び副光伝送路出力との間に切換接続す
る光スイッチとを備え、この光スイッチは、前記副光伝
送路入力からの光入力信号又は前記制御用光伝送路入力
からの光入力信号の少なくとも一方が連続的に消光した
場合に、主光伝送路入力を主光伝送路出力に接続し、か
つ前記光分岐器で分岐された他方の光信号を副光伝送路
出力に接続するように構成したことを特徴とする光分岐
挿入器。