JPH03257166A - 酸化タンタル膜の化学気相成長方法および化学気相成長装置 - Google Patents

酸化タンタル膜の化学気相成長方法および化学気相成長装置

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JPH03257166A
JPH03257166A JP5409390A JP5409390A JPH03257166A JP H03257166 A JPH03257166 A JP H03257166A JP 5409390 A JP5409390 A JP 5409390A JP 5409390 A JP5409390 A JP 5409390A JP H03257166 A JPH03257166 A JP H03257166A
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JP
Japan
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oxide film
tantalum oxide
film
gas
chemical vapor
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Pending
Application number
JP5409390A
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English (en)
Inventor
Satoshi Kamiyama
聡 神山
Masanobu Yoshiie
善家 昌伸
Yoichiro Numazawa
陽一郎 沼澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は酸化タンタル膜の化学気相成長方法および化学
気相成長装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、容量絶縁膜として用いられる酸化タンタル膜の形
成方法としては、原料ガスに有機物であるタンクルペン
タエトキシド〔Ta (OC*H3)3)あるいはタン
クルペンタメトキシド(Ta (○CH3)3)と酸素
ガスとを用いる熱化学気相成長法がある。第4図に酸化
タンタル膜の形成方法に用いる化学気相成長装置の模式
的構造図を示す。
以下この装置を用いた酸化タンタル膜の形成方法の手順
を説明する。
酸素ガスは酸素ガス導入管107からバルブ113Aを
通して、また有機タンタルガスはキャリアガスであるア
ルゴンガス導入管108からバルブ114を通してアル
ゴンガスをヒータ103で熱せられた原料有機タンタル
を充填した気化室105へ導入し、さらにバルブ115
を通して気化させた後、それぞれのガスを石英製の反応
炉101へ導入する。ヒータ102により石英製の反応
炉内は熱せられており、ウェハ104のそれぞれの表面
上で導入されたタンタルガスおよび酸素ガスが化学気相
反応を起こし、酸化タンタル膜が形成される。ここで酸
化タンタル膜の化学気相成長条件として、ヒータ103
による有機タンタルの加熱温度は100〜200℃、ヒ
ータ102による反応炉内の成長温度は200〜600
℃、酸素ガス導入管からの酸素流量は0.1〜5. O
S LM1キャリアガスであるアルゴンガスの流量は1
0〜200secm、圧力は0.1〜1. OTorr
で行うのが一般的である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来の化学気相成長法による容量絶縁膜用の酸
化タンタル膜の形成方法では以下に述べる問題点がある
原料ガスとしてタンタルペンタエトキシドやタンクルペ
ンタメトキシドなどの有機タンタル材料ガスと酸素ガス
とを用いて形成した場合、酸化タンタル膜中に多量の炭
素が不純物として取り込まれ、ピンホールも多く存在し
、ストイキオメトリでない酸素不足な膜になる。そのた
め、形成した酸化タンタル膜のリーク電流は大きく、信
頼性が悪い。
さらに、酸化タンタル膜のリーク電流を抑えるためには
、一般に酸化タンクル膜を形成した後、通常の電気炉で
酸素あるいはH,−0,雰囲気中による1000℃の高
温熱処理が必要とされるため、超LSIには適用できな
い。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の酸化タンタル膜の化学気相成長方法は、有機タ
ンタルガスとオゾンガスを用いる方法であり、また酸化
タンタル膜を形成する化学気相成長装置は、オゾン発生
機構とオゾン導入機構とを有するものである。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
′s1図は本発明の一実施例の化学気相成長装置の模式
的構造図である。以下酸化タンタル膜の形成方法と共に
説明する。
まずオゾン発生機109へ酸素ガス導入管107より酸
素ガスを導入することによりオゾンガスを発生させ、こ
の発生させたオゾンガスをバルブ113を通しヒータ1
03で熱した後、石英製の反応炉101に導入する。ま
た有機タンタルガスは、キャリアガスであるアルゴンガ
ス導入管108からバルブ114を通してアルゴンガス
を、ヒータ103で熱せられた原料有機タンタルを充填
した気化室105へ導入し、さらにバルブ115を通し
て気化させた後、石英製の反応炉101へ導入する。ヒ
ータ102により石英製の反応炉101内は熱せられて
おり、ウェハ104、すなわち、シリコン基板表面上で
導入したタンタルガスおよびオゾンガスが化学気相反応
を起こし、酸化タンタル膜が形成される。ここでオゾン
ガスは熱せられたシリコン基板上で酸素ガス(02〉と
ラジカルな酸素(0)に分解するため、酸化タンタル膜
の形成はほとんど酸素ガスと有機タンタルガスとの反応
で行われるが、ラジカルな酸素はこの反応を促進し、ピ
ンホールなどに入り込むため、従来の技術により形成し
た酸化タンタル膜に緻 比べて黍密な膜が形成できる。
成長条件として、ヒータ103によるオゾンガス配管お
よび有機タンタルの加熱温度は50〜200℃、ヒータ
102による反応炉内の成長温度は100〜600℃、
オゾンガス導入管からのオゾン流量はO81〜5.O3
LM、オゾン濃度は0〜100g/m”、キャリアガス
であるアルゴンガスの流量は1(1〜200secm、
圧力は0.1〜IQ、QTorrで行うのが適している
が、他の条件でも本発明の効果はある。また材料ガスと
して塩化タンタル(TaCI3)ガスやフッ化タンタル
(TaF3)ガスなどでもオゾンを用いる方法は有効で
ある。
以下本実施例により容量酸化タンタル膜を形成した場合
について第2図を用いて説明する。
まず第2図(a)に示すように、Si基板201上に熱
酸化により5102膜202を形成した後、コンタクト
ホールを開け、リンをドープした容量ポリシリコン膜2
03を堆積しパターニングする。
次に第2図(b)に示すように、原料として有機タンタ
ルガスおよびオゾンガスを用い、化学気相成長法により
容量絶縁膜204として酸化タンタル膜を形成する。こ
こで、酸化タンタル膜の化学気相成長条件は、上述した
とおりである。
次に第2図(C)に示すように、プレート電極205と
してタングステンシリサイド膜を形成する。
このようにして作製したデバイスのリーク電流特性を第
3図に示す。なお従来の熱化学気相成長法により形成し
た酸化タンタル膜のリーク電流特性も合わせて示す。第
3図において、横軸は容量絶縁膜に印加した電界、縦軸
は容量絶縁膜に流れるリーク電流を示す。
第3図に示したように、本実施例により形成された容量
絶縁膜は、従来法により形成された容量絶縁膜と比較し
てリーク電流を数桁以上も大幅に減少できることがわか
る。これは本実施例では酸素ガスの代わりにオゾンガス
を用いているため、膜中に炭素がほとんど含まれず、ピ
ンホールも少なく、また形成した酸化タンタル膜の組成
がストイキオメトリなTa205になっているためであ
る。
なお上記実施例では酸化タンタル膜を容量ポリシリコン
膜上に形成する方法について説明したが、ポリシリコン
以外にSi基板上、他の半導体基板上、タングステンシ
リサイド膜などのシリサイド膜上、ポリシリコンとシリ
サイド膜を積層にしたポリサイド膜上、窒化チタン膜な
どの窒化金属膜上あるいはタングステンなどの高融点金
属膜上に形成してもよい。
また実施例では、容量ポリシリコン膜上に酸化タンタル
膜を形成する方法を説明したが、Si○。
や5isNiなど他の絶縁膜上に形成した場合、例えば
酸化タンタル膜/ S i 02 、酸化タンタル膜/
 S j 3N4などの積層膜の場合にも本発明を用い
ることができる。
また、実施例ではプレート電極としてタングステンシリ
サイド膜について説明したが、それ以外にタングステン
シリサイド膜以外のシリサイド膜、ポリシリコン膜、ポ
リシリコンとシリサイド膜を積層にしたポリサイド膜、
窒化チタン膜などの窒化金属膜、タングステンなどの高
融点金属膜あるいはそれらの積層膜にも本発明は有効で
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、有機タンタルガスとオゾ
ンガスを用いる化学気相成長法により酸化タンタル膜を
形成することにより、従来の形成方法と比較して酸化タ
ンタル膜中に存在する炭素などの不純物やピンホールが
少なくなり、しかもストイキオメトリな7a20sが形
成されるため、リーク電流の少ない良質な容量絶縁膜を
形成できる効果がある。
ンタル膜形成に用いる化学気相成長装置の模式的構造図
である。
101・・・・・・反応炉、102,103・・・・・
・ヒータ、104・・・・・・ウェハ、105・・・・
・・気化室、106・・・・・・アルゴン導入管、10
7・・・・・・酸素ガス導入管、1082≠・・・・・
・アルゴンガス導入管、110・・・・・・真空ポンプ
、111・・・・・・排気口、109・・・・・・オゾ
ン発生機、112,113.113A。
114.115・・・・・・バルブ、201・・・・・
・Si基板、202・・・・・・5in2膜、203・
・・・・・容量ポリシリコン膜、204・・・・・・容
量絶縁膜、205・・・・・・プレート電極。
【図面の簡単な説明】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)酸化タンタル膜の化学気相成長方法において、原
    料ガスとして有機タンタル材料ガスとオゾン(O_3)
    ガスとを用いることを特徴とする酸化タンタル膜の化学
    気相成長方法。
  2. (2)反応室内に有機タンタル材料ガスを導入して酸化
    タンタル膜を形成する化学気相成長装置において、オゾ
    ン発生機構とオゾン導入機構とを有することを特徴とす
    る酸化タンタル膜の化学気相成長装置。
JP5409390A 1990-03-05 1990-03-05 酸化タンタル膜の化学気相成長方法および化学気相成長装置 Pending JPH03257166A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04145623A (ja) * 1990-10-08 1992-05-19 Handotai Process Kenkyusho:Kk 半導体装置の製造方法

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JPH04145623A (ja) * 1990-10-08 1992-05-19 Handotai Process Kenkyusho:Kk 半導体装置の製造方法

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