JPH03256872A - 混合用内容物入りの容器 - Google Patents

混合用内容物入りの容器

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JPH03256872A
JPH03256872A JP2048286A JP4828690A JPH03256872A JP H03256872 A JPH03256872 A JP H03256872A JP 2048286 A JP2048286 A JP 2048286A JP 4828690 A JP4828690 A JP 4828690A JP H03256872 A JPH03256872 A JP H03256872A
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磯野 啓之助
Takao Yoshida
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    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D81/00Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents
    • B65D81/32Containers, packaging elements, or packages, for contents presenting particular transport or storage problems, or adapted to be used for non-packaging purposes after removal of contents for packaging two or more different materials which must be maintained separate prior to use in admixture
    • B65D81/3261Flexible containers having several compartments
    • B65D81/3266Flexible containers having several compartments separated by a common rupturable seal, a clip or other removable fastening device

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内容物を複数の容器に隔離して封入してなる
内容物入りの容器に関するものであり、さらに詳しく述
べると、予め複数の容器に隔離されて封入された互いに
反応し易い成分を含む内容物を、使用前に、容易に、し
かも、該内容物を外気に触れさせることなく、混合する
ことができる内容物入りの袋状の容器に関するものであ
る。
[従来の技術] 従来より、使用直前に2種類の薬品等を密閉された状態
のまま混合してから使用する容器に対する要望が多い。
例えば、2種類の物質を混合する時に得られる反応熱を
利用して保温または冷却用の熱媒体とするもの、あるい
は、2種類の物質を混合して工程を流したり、長時間保
管したりすると変性してしまうことが多い食品または医
薬品等において特に要望が多い。
中でも医薬品は化学物質なので、混合して熱処理工程を
流したり、混合したまま長時間保管したりすると経時変
化を起こすものが多い。
例えば、近年盛んに行われるようになってきた高カロリ
ー輸液療法において用いられる高カロリー輸液剤は、生
体に必要な栄養素をすべて適量含むことが基本であり、
すなわち、糖質、アミノ酸、脂質、主要電解質、微量金
属及びビタミン等を含む多成分輸液剤になるが、配合性
、製造工程における安定性、経時的安定性の面でこれら
のすべてを含む一つの複合液として製品化することは現
在では不可能である0例えば、ブドウ糖とアミノ酸を配
合して一液製剤とし容器に封入すると、オートクレーブ
滅菌時及び保存時にブドウ糖とアミノ酸との間で反応が
起こり輸液剤が着色したり変質してしまう、そこで、別
々に市販された数種の薬液を投与時、または、投与前に
混合して使用しているのが現状であり、このような方法
は、操作が繁雑で、調剤ミスを誘発する可能性があるば
かりでなく、完全なりローズドシステムで混合できない
ので、院内感染に対する安全性の面でも不十分なので、
使用直前に、簡単な操作で、しかも、完全なりローズド
システムで混合できる容器が要望されている。
最近、複数の容器を連結し、該連結部に該複数の容器を
連通可能な隔離手段を設けて、使用直前に、この隔離手
段を開通させ該複数の容器に充填された複数の薬剤を該
複数の容器の一つの容器内で混合することができる薬剤
入り容器が市販されるようになってきた。しかしながら
、従来の隔離手段は、一つの容器を複数の室に分けてい
る隔離部に栓を固定しておき、使用時にこの栓を容器の
外側から折り開通させるもの、また、複数の室に分けて
いる隔離部を一部開通させておき、外側がちこの開通部
分をクリップで止めているものであり、前者の検力式で
は、別に作製した栓を容器内に配置した上で容器と接着
させなければならないので、この時に、容器内を汚染す
る危険性が高がった。しかも、栓と容器を接着すること
は比較的難しく、材料が限定される可能性もあった。例
えば、前記のような三次元構造の接着には高周波溶着が
適しているものの、高周波溶着て接着できる材質は、ポ
リ塩化ビニル樹脂やエチレン−酢酸ビニル共重合体、さ
らには、軟質のポリエステル樹脂など誘電損失の大きな
材質に限定されるものであり、生体に対する安全性が高
く、原料費が安いものの、誘電損失の小さいポリオレフ
ィン系の樹脂を用いることが難しいものであった。
また、後者のクリップ方式では、移送中あるいは保存中
に開通したことがあっても、確認することができるタイ
ミング、例えば、使用時に開通していなければ確認がで
きない、すなわち、いたずらに対して全く無防備であり
、医療のシステムをこの方式で構築するのは非常に困難
な問題があるものである。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、互いに反応しやすい成分を含む複数の内容物
を、複数の容器にそれぞれ隔離した状態に維持すること
により、使用直前まで、長期間変質しないで保存するこ
とができ、しかも、使用時には、該隔離手段を開通して
該複数の容器間を連通させることによって、該内容物を
外気に触れさせることなく、容易に混合することができ
、該隔離手段の密閉性が良く、万が一隔離が破損した時
にも発見することができ、容器内の清浄度を高く維持し
たまま製造でき、生産性が良く、安価な内容物入り容器
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、上記の諸口的を達成すべく、鋭意検討し
た結果、少なくとも、複数の袋状容器と、該複数の袋状
容器間相互を連通ずるために該複数の袋状容器の容器壁
の外側の面に接着された連結手段と、該連結手段の流路
の途中に形成された連通可能な隔離手段と、該複数の袋
状容器に封入された内容物とから成り、使用時に該隔離
手段を破壊することによって開封し、該複数の袋状容器
を連通ずることによって、該内容物を外気にさらすこと
なく混合することができる内容物入りの容器であれば、
前記目的を達成できることを見いだし、本発明に至った
[槽底の具体的な説明] 以下に、本発明を医療用の薬液バッグを例に図面を参照
しながら具体的に説明する。
なお、医療用の薬液バッグは、本発明を適用することに
より、オートクレーブ滅菌および経時変化による内容物
の変質を防止することができるだけでなく、病院内での
薬液混合時の細菌による汚染を防止する効果が期待でき
、さらに、製造方法を選定することにより、該バッグ内
、すなわち、容器内の清浄度の向上を図ることが容易に
できるので、本発明の効果が最も期待できる適用例と言
えるものである。
第1図は、混合してオートクレーブ滅菌すると変質し易
い成分を含む2種類の薬液を充填した本発明の内容物入
りの容器の模式平面図である。また、第2図は、そのx
−x’断面図である。
すなわち、本発明の内容物入りの容器1は、対面して重
なり合う1対のシートの周縁が密封された一方の容器2
と、同様にして得られたもう一方の容器3が、それぞれ
の容器壁4の外側の面5に接着された連結手段6により
、相互に連通可能に連結されているとともに、該連結手
段6以外に、該連結手段6から独立してそれぞれの容器
を相互に支持するための連結部分7によっても連結され
ている。該連通可能な連結手段6は、それぞれの容器に
充填された内容物を他方の容器に移動することを目的に
槽底された流路8とそれぞれの容器に充填された内容物
を使用時、すなわち、混合時まで隔離して保管すること
を目的に槽底された隔離手段9とから構成され、混合時
に該隔離手段9を破壊して流路8を開通することによっ
て、それぞれの容器を連通ずることができる機構を有す
るものである。
該連結手段6の構造は、混合時に該隔離手段9を壊して
流路8を開通することができるものであればどのような
構造のものであっても構わない。
第3図は連結手段6の構造の一例を示す断面図である。
該連結手段6は、該容器壁4と接着するためのフランジ
状部分11とそれぞれの容器を連通ずるための流路8を
形成する柔軟生を有する管12と該流路8の途中にあっ
て、使用時まで該流路8を閉じて該流路8の前後を隔離
し、使用時に開口ポイント13を折って、該隔離手段9
の開口ポイント13の前後を切り離すことによって、該
流路8を開通することができる隔離手段9とから成る連
通可能な隔離手段である。
なお、該容器には、上記で混合された薬液を人体へ投与
する時に使用するための構造として、該容器の一方の端
には、排出口20、すなわち、薬液をバッグから排出す
るためのポートが、他方の端には、懸垂孔30.すなわ
ち、該容器をガードル台に吊るすための穴を有している
。なお、一般に、該排出口の開口部は、ゴム栓21、キ
ャップ22、薬液を直接ゴム栓に接触させないための隔
膜23により構成されたキャップ組立品により封がされ
ている。
該容器1は、一方の容器2に、混合してオートクレーブ
滅菌すると変質し易い成分を含む2種類の薬液の一方の
薬液が、もう一方の容器3には、もう一方の薬液が充填
、封入され、オートクレーブ滅菌されて、内容物入り容
器が完成される。
該内容物入りの容器1は、使用時に、外部から該柔軟生
を有する管を折り曲げることによって、該隔離手段9の
開口ポイント13を折って、該隔離手段9の開口ポイン
ト13の前後を切り離すことによって、該流路8を容易
に開通することができ、一方の容器2ともう一方の容器
3が連通されることにより、それぞれの容器に封入され
た該2種類の薬液を外気にさらすことなく容易に混合す
ることができるものである。
該容器1は、該一方の容器2と該もう一方の容器3の該
連結手段6が該連結部分7から独立して槽底されており
、しかも、該連結手段6の接着形態が、該連結手段6を
該容器壁の外面5に密着させたままの形で接着されてい
るので、該連結手段6と該容器壁4との接着に、非常に
単純な方法を選定できるものである。その結果、製造工
程および製造設備が非常に単純になり生産の安定性が向
上し、延いては、安価に製造できるだけでなく、該容器
の内面を製造工程の雰囲気中にさらすことがほとんどな
い状況下で製造できるので、生産された該容器内に異物
が混入する頻度を著しく現象させることができるもので
ある。
例えば、該容器の重なりあった該容器壁の少なくとも一
方に、該重なり合った容器壁を開くことなく穴を開け、
穴の開いた側の該容器壁の表側の面に該連結手段のフラ
ンジ状部分を鎖式と該流路が一致するように密着させ、
該重なり合った容器壁を開くことなく、該フランジ状部
分の該密着面でない方の面に加熱手段を押し付け、該重
なり合った容器壁相互が接着する前に該フランジ状部分
の該密着面を接着して加熱を終了することによって、該
容器の内面を製造工程の雰囲気中にさらすことがほとん
どない状況下で製造できるものである。また、該重なり
合った容器壁相互を接着させることなく該密着面を接着
することができる条件の選定が難しい場合には、該容器
の内側に面した層を形成する樹脂の熱接着開始温度の方
が外側に面した層を形成する樹脂の熱接着開始温度より
高い多層シート用いることによって、さらに、確実で、
安定した接着が得られる。
なお、該連結手段6を該容器壁の外面5に密着させたま
まの形で接着されるためには、該連結手段の該容器壁の
外面5との接着面が、実質的に平面か、平面に展開でき
る面である必要がある。
また、該容器1は、該一方の容器2と該もう一方の容器
3の該連結手段6が該連結部分7から独立して槽底され
ているので、すなわち、該容器1の全長を長くすること
なしに該連結手段6を長くすることによって該隔離手段
9の周辺を長く採ることができるので、該隔離手段を壊
す操作が容易になる。すなわち、該一方の容器2と該も
う一方の容器3相互を連通し、該内容物を混合する操作
が容易にできるものである。
該容器1の容器壁4に使用される樹脂としては、一般の
柔軟性を有する熱可塑性樹脂、例えば、軟質ポリエステ
ル、塩素化ポリエチレン樹脂、塩化ビニル樹脂、エチレ
ン−酢酸ビニル−塩化ビニルグラフト重合体、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖
状低密度ポリエチレン樹脂、ポリブタジェン樹脂、ポリ
ブテン樹脂、ポリプロピレン樹脂、及び、これらの樹脂
の共重合体または混合物の中から選定できる。また、該
容器壁を多層にして製造条件を安定させることが好まし
いが、その場合には、前記の樹脂の中がら、内側の層に
熱接着開始温度の高い樹脂を外側の層に低い樹脂を選定
すればよい。しかしながら、本容器を医療用の薬液を充
填する容器として使用する場合には、ポリオレフィン系
の樹脂が好ましく、すなわち、エチレン−酢酸ビニル共
重合体、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエ
チレン樹脂、ポリブタジェン樹脂、ポリブテン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂、及び、これらの樹脂の共重合体また
は混合物から選定すればよい。例えば、該外側に面した
層を形成する樹脂が、ポリオレフィン系の樹脂、好まし
くは、直鎖状低密度ポリエチレン系の樹脂であって、該
内側に面した層を形成する樹脂が、外側の面を形成する
樹脂と該樹脂よりも熱接着開始温度の高いもう一つのポ
リオレフィン系の樹脂との樹脂混合物、好ましくは、直
鎖状低密度ポリエチレン系の樹脂とポリプロピレン系の
樹脂の樹脂混合物であるような構成のシートが本発明の
内容物入りの袋状容器の原料として使用される。
該樹脂混合物の適切な混合割合は、使用する樹脂の種類
、共重合の程度等混合する樹脂相互の相溶性およびシー
ル温度によって異なり、溶融開始温度の高い方の樹脂の
混合割合が10〜90%の範囲であれば良く、製造条件
、すなわち、接着条件をより安定にするためには、好ま
しくは、熱接着開始温度の高い方の樹脂が熱接着開始温
度の低い方の樹脂に比べて熱接着開始温度が8℃以上高
い方が良く、さらに好ましくは該溶融開始温度の高い方
の樹脂がポリプロピレン樹脂またはその共重合体であっ
て、その混合割合が20〜80%の範囲であるほうが良
い。
また、該容器壁は、インフレーション成形法、ブロク成
形法、押出成形法、カレンダー成形法の何れの成形法に
よっても得らるが、少なくとも容器の内側になる面に異
物の付着が少ないものでなければ本発明の内容物入りの
容器の効果の一つ、すなわち、異物の混入が少ないこと
が期待できない。そのため、上記の成形法の中でも、該
容器の内面を異物が浮遊する外気にさらすことなく成形
できるインフレーション成形法、ブロク成形法が好まし
い。しかしながら、他の成形方法でも成形時および成形
後の管理方法により容器の内側になる面に異物の付着が
少ないもの製造できるので採用することができないもの
ではない。
また、該連結手段を形成する樹脂としては、外側の層に
使用した樹脂と十分な相溶性を有する樹脂を上記の樹脂
より選定すればよい。好ましくは、外側の層に使用した
樹脂と同一の樹脂またはその射出成形グレードを選定す
るのが良い。
また、該隔離手段9を形成する樹脂としては、その構造
にあった樹脂を選定する必要があるが、第3図に示すよ
うな形態のものであれば、ポリプロピレン樹脂、高密度
ポリエチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、塩化ビニル
樹脂、ポリエステル樹脂等の比較的硬質の樹脂から選定
することができる。そして、該隔離手段9と該連結手段
6の密封方法としては、熱シールが好ましいが、接着剤
による接着方法、または、ブロッキングによる密着、ま
たは、嵌合による密封等が選定できる。
なお、ここでいう熱接着開始温度とは、被溶着物を密着
させてた状態で一定時間〈例えば、ここではこの時間を
20秒間とした。〉加熱する時に、該被溶着物が溶融し
て実質的に接着する最低温度を表したものである。
また、加熱媒体としては、通常のヒータはもちろんのこ
と、インパルスヒータ、ならびに、超音波、高周波誘電
または高周波誘導等の発熱を利用した加熱媒体であって
も良い。
実施例1 多層インフレー、ジョン成形機により、直鎖状低密度ポ
リエチレン(商品名:ニポロン=し、東ソー株式会社製
、密度: 0.9258/cot、 M I + 0.
8 )とポリプロピレン(商品名:チッソポリプロ、チ
ッソ株式会社製、密度+0.90g/cnl、MI:0
.7)を1=1の割合で混合した樹脂混合物からなる層
30μm(熱接着開始温度156℃〉を内層に有し、直
鎖状低密度ポリエチレン(商品名;ニボロン−し、東ソ
ー株式会社製、密度: 0.925 g/an(、MI
:0.8)からなる層220μm(熱接着開始温度11
7℃)を外層に有する折径250mmの多層インフレー
ションシートを成形した。また、直鎖状ポリエチレン(
商品名ニニボロンーし、東ソー株式会社製、密度: 0
.920 g/ctA、M I : 20)にて内径6
.6mm、外径8mmの筒状の成形特の両方の端には厚
さ0.7mm外径14mmのフランジを有する連結手段
、及び、内径17mm、外径21mm、の筒状の成形特
の一方の端には巾1mm外径37mmのフランジを有す
るポートを成形した。ポリカーボネート樹脂〈商品名:
N○VAREX、三菱化成工業株式会社)にて第3図に
示す隔離手段、すなわち、内径4mm、外径7mm、長
さ15mmの筒状部分とその一方の開口端を密封すると
ともに薄膜で連結した外径5mm、長さ12mmの棒状
部分とからなる隔離手段を成形した。そして、該隔離手
段を該連結手段の内径に押し込むことによって該連結手
段の流路を塞いだ。
次に、前記のインフレーションシートを200mm幅に
カットし、一方の折り目側にポートを接着し、もう一方
の折り目側に懸垂孔を有するボトム部を形威し、両サイ
ドをシールし、1つの容器を作った。そして、さらに該
容器の中央付近を該)容器を懸垂部側とポート側の二つ
の容器に分離するためのセンターシールを行った。
次に、懸垂部側の容器およびポート側の容器の容器壁の
該連結手段を接着する位置に、重なり合った上下のシー
トを貫通する穴をポンチで開け、穴の開いた一方の該容
器壁の表側の面に隔離手段によってその流路が塞がれた
該連結手段のフランジ状部分を鎖式と該流路が一致する
ように密着させ、該重なり合った容器壁を開くことなく
、該フランジ状部分の該密着面でない方の面に145℃
に加熱した熱板を0.18mmのテフロンガラスクロス
を介して15秒間はとんど圧力をかけないように押し付
けて該連結手段をそれぞれの容器壁に接着した。該容器
の反対面に開いた穴は、該連結手段と同材質のシートを
連結手段と同じ方法で接着し、密封した。そして、該連
結手段と容器壁とは十分に溶着しているが、該容器壁相
互は溶着していない連結手段の接着された該容器が得ら
れた。
なお、両サイドのシールは、富士インパルス株式会社製
のインパルスシール機(型式FA−300−5w )に
より加熱1.5秒、冷却5秒のシール条件でシールした
。また、懸垂部のシールは、自社製のヒートシール機に
よりテフロンガラスクロス0.1mmを介して170℃
、12秒のシール条件にてシールした。
次に、それぞれの容器にポートまたは該容器壁に開けた
充填口から孔径0.45μmのメンブランフィルタ−で
濾過した蒸留水、すなわち、日本薬局方でいうところの
微粒子試験用精製水を充填し、それぞれの開口部をシー
ル後オートクレーブ滅菌した。漏れが無いことを確認し
た上で、該連結手段に組み込まれた隔離手段を折って引
き離して連通ずることによって、懸垂孔側の容器に充填
された水を排出口側の容器に移したところ容易に移すこ
とができた。また、充填液の異物による汚染度を日本薬
局方に規定されている注射剤の不溶性微粒子試験法に準
じて調べたところ、同試験法に適合していることを確認
した。
実施例2 第4図にその断面図を示すもう一つの連結手段を以下の
ように形成した。すなわち、直鎖状ポリエチレン(商品
名:ニボロン−し、東ソー株式会社製、密度: 0.9
20 g / aA、MI:20>にて内径6.6mm
、外径8mmの筒状の成形特の両方の端には厚さ0.7
mm外径14 m mのフランジを有し、途中に隔離手
段として厚さ0.2mmの隔離膜14を有する連結手段
、及び、ポリプロピレン(商品名:チッソポリプロ、チ
ッソ株式会社製、密度:0.90g/ad、MI:0.
7)にて内径3mm、外径5mm、長さ15mmの竹槍
状の成形物15を成形した。そして、該連結手段の該隔
離手段の一方の側に、とがった方を該隔離膜14に向け
て納めた。
次に、実施例1と同じ方法で該容器を製作し、微粒子試
験用精製水を充填し、それぞれの開口部をシール後オー
トクレーブ滅菌した。漏れが無いことを確認した上で、
該連結手段に組み込まれた隔離膜14に該竹槍状成形物
15を突き刺して連通ずることによって、懸垂孔側の容
器に充填された水を排出口側の容器に移したところ容易
に移すことができた。また、充填液の異物による汚染度
を実施例1と同じ方法で調べたところ、不溶性微粒子試
験法に適合していることを確認した。
[本発明の効果] 以上述べたように、本発明の内容物入りの容器は、互い
に反応しやすい成分を含む複数の内容物を、複数・の容
器にそれぞれ隔離した状態に維持することにより、使用
直前まで、長期間変質しないで保存することができ、し
かも、使用時には、該隔離手段を開通して該複数の容器
間を連通させることによって、該内容物を外気に触れさ
せることなく、容易に混合することができ、該隔離手段
の密閉性が良く、万が一隔離が破損した時にも発見する
ことができ、容器内の清浄度を高く維持したまま製造で
き、生産性か良く、安価な内容物入り容器を提供するこ
とができる。
本発明の内容物入り容器を医療用の容器に用いれば、さ
らに、以下の利点がえられる。
容器の材料を全てポリオレフィン系の樹脂を使用できる
ので安全性の高い内容物入りの容器ができる。また、該
容器には柔軟性有する樹脂を選定できるので、理想的な
りローズドシステムの輸液システムを組むことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は、混合してオートクレーブ滅菌すると変質し易
い成分を含む2種類の薬液を充填した本発明の内容物入
りの容器の模式平面図である。また、第2図は、そのx
−x’断面図である。第3図は連結手段の構造の一例の
断面図であり、第4図は連結手段の構造のもう一つの例
の断面図である。 1、内容物入りの容器 11.フランジ状部分2、一方
の容器    12.管 3、もう一方の容器  13.開口ポイント4、容器壁
      14.隔離膜 5、外側の面     15.竹槍状の成形物6、連結
手段     20.排出ロ ア、連結部分     21.ゴム栓 8、流路       22.キャップ9、隔離手段 
    23.隔膜 30、懸垂孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも、複数の袋状容器と、該複数の袋状容
    器間相互を連通するために該複数の袋状容器の容器壁の
    外側の面に接着された連結手段と、該連結手段の流路の
    途中に形成された連通可能な隔離手段と、該複数の袋状
    容器に封入された内容物とから成り、使用時に該隔離手
    段を破壊することによって開封し、該複数の袋状容器を
    連通することによって、該内容物を外気にさらすことな
    く混合することができる内容物入りの容器。
  2. (2)該複数の袋状容器が、該連結手段以外にも、該連
    結手段から独立して相互に支持するための連結部分を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載する
    内容物入りの容器。
  3. (3)該連結手段が接着される該容器壁の外側の面が、
    実質的に2次元であるか、または、2次元に展開できる
    面であることを特徴とする特許請求範囲第1項または第
    2項何れかに記載する内容物入りの容器。
  4. (4)該容器壁の少なくとも一部が、該複数の袋状容器
    の内側に面した層を形成する樹脂の熱接着開始温度の方
    が外側に面した層を形成する樹脂の熱接着開始温度より
    高い多層シートにより形成され、該外側に面した層と該
    連結手段が熱接着されることによって、該連結手段が該
    容器壁に接合されていることを特徴とする特許請求範囲
    第1項ないし第3項何れかに記載する内容物入りの容器
  5. (5)該多層シートを形成する樹脂がポリオレフィン系
    の樹脂であって、該内側に面した層を形成する樹脂が、
    少なくとも2種類のポリオレフィン系の樹脂の樹脂混合
    物であることを特徴とする特許請求範囲第4項に記載す
    る内容物入りの容器。
  6. (6)該樹脂混合物を形成する2種類以上のポリオレフ
    ィン系の樹脂のうち、熱接着開始温度の高い方の樹脂の
    混合比率が10重量%〜90重量%であることを特徴と
    する特許請求範囲第5項に記載する内容物入りの容器。
  7. (7)該樹脂混合物を形成する2種類以上のポリオレフ
    ィン系の樹脂のうち、熱接着開始温度の最も低い樹脂と
    最も高い樹脂の熱接着開始温度差が8℃以上であること
    を特徴とする特許請求範囲第5項または第6項何れかに
    記載する内容物入りの容器。
  8. (8)該多層シートが2層であって、該外側に面した層
    を形成する樹脂が直鎖状低密度ポリエチレン系の樹脂で
    あって、該内側に面した層を形成する樹脂混合物が直鎖
    状低密度ポリエチレン系の樹脂とポリプロピレン系の樹
    脂の樹脂混合物であることを特徴とする特許請求範囲第
    4項ないし第7項何れかに記載する内容物入りの容器。
  9. (9)該樹脂混合物の混合比率が、直鎖状低密度ポリエ
    チレン系の樹脂が80重量%〜20重量%、ポリプロピ
    レン系の樹脂が20重量%〜80重量%であることを特
    徴とする特許請求範囲第5項ないし第8項に記載する内
    容物入りの容器。
  10. (10)該複数の袋状容器の容器壁がインフレーション
    成形またはブロー成形により形成されたことを特徴とす
    る特許請求範囲第1項ないし第9項何れかに記載する内
    容物入りの容器。
  11. (11)該複数の袋状容器が、該複数の袋状容器のうち
    少なくとも一つの容器に該容器の内容物を排出するため
    のポートを有すると共に、少なくとも一つの容器に該容
    器を吊り下げるための懸垂用部分を有する医療用の薬液
    を充填する容器であることを特徴とする特許請求範囲第
    1項ないし第10項に記載する内容物入りの容器。
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