JPH03255021A - 液体皮膚洗浄剤組成物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は新規な液体皮膚洗浄剤組成物、さらに詳しくは
、高級脂肪酸塩を主成分とし、泡立ち性や泡の持続性に
優れ、かつ洗い上り後の肌にすべすべした快い感触を付
与することができ、例えばボディーシャンプーなどとし
て好適な液体皮膚洗浄剤組成物に関するものである。

従来の技術 従来、ボディーシャンプーなどの液体皮膚洗浄剤には、
洗浄活性成分として、高級脂肪酸塩、ポ・リオキンエチ
レンアルキルエーテル硫厳エステル塩、アルキルリン酸
エステル塩を主成分とするものが知られている。これら
を主成分とする皮膚洗浄剤は安全性が高く、起泡性や泡
の持続性も比較的良好であることからよく用いられてい
るが、洗い上り後の肌に与える感触については必ずしも
満足しうるものではない。

例えば、高級脂肪酸塩を主成分とする皮膚洗浄剤はある
程度の泡立ちと泡の持続性を有するが、洗い上り後の肌
に、かさかさした感触やつっばり感を与えるし、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルを主成分と
する皮膚洗浄剤は豊かな泡立ちと比較的良好な泡の持続
性を有するが、洗い上り後の肌にぬらつきを与える傾向
がある。

これらの皮膚洗浄剤の中で、高級脂肪酸塩を主成分とす
る洗浄剤は、洗い上り後の肌にぬらつきを与えない点で
、比較的消費者の好みに合うことから、その欠点である
かさかさした感触やつっばり感を改良することがこれま
で種々試みられており、その最も一般的な方法として、
保湿剤を添加することにより、洗い上り後の肌に潤いの
あるすべすべした感触を付与する方法が知られている。

しかしなから、従来の保湿剤では、十分な改良効果が発
揮されていないのが実情である。

発明が解決しようとする課題 本発明は、このような事情のもとで、泡立ち性や泡の持
続性に優れ、かつ洗い上り後の肌にすべすべした快い感
触を付与しうる、高級脂肪酸塩を主成分とする液体皮膚
洗浄剤組成物を提供するこ３ ４ とを目的としてなされたものである。

課題を解決するための手段 本発明者らは、前記の好ましい性質を有する液体皮膚洗
浄剤組成物を開発すべく鋭意研究を重ねた結果、高級脂
肪酸塩に、ある種の界面活性剤と特定の陽イオン性ポリ
マーとを所定の割合で組み合わせた組成物により、その
目的を達成しうろことを見い出し、この知見に基づいて
本発明を完成するに至った。

すなわち、本発明は、（Ａ）高級脂肪酸塩５〜３５重量
％、（Ｂ）−能代 ルキル基である） で表わされるグルコース誘導体０．１〜ｌＯ重量％及び
（Ｃ）−能代 （式中のｎは１００〜５０００の整数である）で表わさ
れるポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド型陽イ
オン性高分子化合物及び−能代（式中のＲ′は炭素数７
〜１１のアルキル基又はアルケニル基、Ｒ２は水素原子
又は炭素数１〜４のア（式中の０及びｐは、それらの合
計が５００〜１．００００の範囲にある整数である）で
表わされるジメチルジアリルアンモニウムクロリドとア
クリルアミドとの共重合陽イオン性高分子化合物の中か
ら選ばれた少なくとも１種帆゛１〜１０重量％を含有す
ることを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物を提供するも
のである。

以下、本発明の詳細な説明する。

本発明組成物において、（Ａ）成分として用いられる高
級脂肪酸塩については特に制限はなく、従来身体洗浄用
の液体洗浄剤に慣用されるもの、例えば牛脂や羊脂など
に代表される動物油脂、ヤシ油、パーム油、パーム核油
、大豆油、オリーブ油、サフラワー油、綿実油などに代
表される植物油脂、あるいはカプリン酸、ラウリン酸、
ミリスチン酸、パンミチン酸、ステアリン酸、オレイン
酸、ベヘニン酸などの高級脂肪酸の中から選ばれた少な
くとも１種と、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、ト
リエタノールアミンなどのアルカリでケン化又は中和し
たものなどの中から、任意のものを選択して用いること
ができる。

前記高級脂肪酸塩の含有量は、組成物の安定性及び使用
性などの点から、該組成物の重量に基づき５〜３５重量
％の範囲で選ばれる。この含有量が前記範囲を逸脱する
と本発明の目的が十分に達せられない。

本発明組成物においては、ＣＢ）成分として一般式 （式中のＲ１及びＲ２は前記と同じ意味をもつ）で表わ
されるグルコース誘導体が用いられる。

このグルコース誘導体は、具体的には６−０−アシルグ
ルコース及びそのアルキルグルコシドであって、例えば
６−０−カプリルグルコシド、６−〇−カプリルグルコ
ース、６−０−ウンデシロイルグルコース、６−０−ラ
ウロイルグルコース、メチル６−０−カブリリルグルコ
シド、メチル６−０−カプリルグルコシド、メチル６−
０−ウンデシロイルグルコシド、メチル６−０−ラウロ
イルグルコシド、エチル６−０−カプリルグルコシド、
エチル６−ｏ−カプリルグルコシド、エチル６−０−ウ
ンデシロイルグルコシド、エチル６−０−ラウロイルグ
ルコシド、プロピル６−０−カブリリルグルコシド、プ
ロピル６−０−カプリルグルコシド、プロピル６−０−
ウンデシロイルグルコシド、プロピル６−０−ラウロイ
ルグルコシド、ブチル６−０−カブリリルグルコシド、
ブチル６−０−カプリルグルコシド、ブチル６−０−ウ
ンデシロイルグルコシド、ブチル６−０−ラウロイルグ
ルコシドなどが挙げられる。

これらのグルコース誘導体は１種用いてもよいし、２種
以上を組み合わせて用いてもよく、またその配合量は、
該組成物の重量に基づき帆１〜１０重量％、好ましくは
１〜８重量％の範囲で選ぶことが必要である。この量が
０．１重量％未満では洗い上り後の肌に、潤いのあるす
べすべした感触を与えることができないし、１０重量％
を超えるとその量の割には効果の向上が認められない。

本発明組成物において、（Ｃ）成分として用いられる陽
イオン性ポリマーは、第四級窒素を有する水溶性の陽イ
オン性高分子化合物であって、能代 （式中のｎは１００〜５０００の整数である）で表わさ
れるポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド型陽イ
オン性高分子化合物及び−能代（式中の０及びｐは、そ
れらの合計が５００〜１００００の範囲にある整数であ
る） で表わされるジメチルジアリルアンモニウムクロリドと
アクリルアミドとの共重合陽イオン性高分子化合物の中
から選ばれた少なくとも１種が用いられる。

前記−能代（ｎ）で表わされるポリジメチルジアリルア
ンモニウムクロリド型陽イオン性高分子化合物どしては
、例えばマーコー１−１００（メルク社製、商品名）な
どが、−能代（Ｉ［Ｉ）で表わされるジメチルジアリル
アンモニウムクロリドとアクリルアミドとの共重合陽イ
オン性高分子化合物としては、例えばマーコート５５０
（メルク社製、商品名）などが市販されている。

本発明組成物においては、該（Ｃ）成分としては、前記
−能代（ＩＩ）で表わされる陽イオン性高分子化合物の
みを１種又は２種以上用いてもよいし、−能代（ＩＩＩ
）で表わされる陽イオン性高分子化合物のみを１種又は
２種以上用いてもよく、あるいは−能代（Ｉ［）で表わ
される陽イオン性高分子化合物１種以上と一般式（Ｉ［
［）で表わされる陽イオン性高分子化合物１種以上とを
組み合わせて用いてもよい。

この陽イオン性ポリマーの配合量は、組成物の重量に基
づき、０．１−１０重量％、好ましくは０．１〜８重量
％の範囲で選ぶ必要がある。この量が０．１重量％未満
では特に洗い上り後の肌に潤いのあるすべすべした感触
が付与されないし、１０重量％を超えるとその量の割に
は使用性能の向上効果が認められない。

該（Ｂ）成分と（Ｃ）成分とを前記範囲の量で併用した
場合にのみ、特に快いすべすべした感触が得られるが、
その理由については今のところ明確ではない。

本発明の液体皮膚洗浄剤組成物の調製方法については特
に制限はなく、通常用いられている方法・にしたがって
、液状又はクリーム状にも調製することができる。この
際、本発明の目的をそこなわない範囲で、必要に応じ種
々の成分を配合することができる。この必要に応じ用い
られる成分としては、例えば炭素数８〜２２の高級脂肪
酸、高級アルコール及びこれらのエステル類や炭化水素
類、ラノリン誘導体、レシチン及びその誘導体、シリコ
ーン類、グリセリン、ソルビトール、マルチトール、低
分子量ポリエチレングリコール、プロピ１１− １２ レンゲリコール、１，３−ブチレンクリコール、ピロリ
ドンカルボン酸ナトリウムなどの保湿剤、種々の界面活
性剤、ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ヤシ油脂肪
酸ジェタノールアミド、あるいは塩化ナトリウム、硫酸
ナトリウム、塩化マグネシウム、硫酸マグネシウムなど
の無機塩類、グリシン、炭酸水素ナトリウム、リン酸二
水素カリウムなどのｐＨ緩衝剤、グリチルリチン、アラ
ントイン、アロエ末、ビタミン類などの薬剤、動物や植
物の抽出エキス、各種香料、精製水などが挙げられる。

これらの添加成分は１種用いてもよいし、２種以上を組
み合わせて用いてもよく、また、組成物調製の適当な段
階で配合してもよい。

発明の効果 本発明の液体皮膚洗浄剤組成物は、高級脂肪酸塩を主成
分とし、これに特定のグルコース誘導体と特定の陽イオ
ン性ポリマーとを組み合わせたものであって、泡立ち性
や泡の持続性に優れ、かつ洗い上り後の肌にすべすべし
た快い感触を付与しうるなどの優れた特徴を有し、例え
ばボディーシャンプーなどとして好適に用いられる。

実施例 次に、実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
はこれらの例によってなんら限定されるものではない。

なお、組成物の特性は次のようにして評価した。

（１）＠立ち性 ＣａＣＱ２を用い、ドイツ硬度３　ＤＨに調整した人工
硬水を使用して、試料濃度３重量％溶液２０ｍαを作製
し、１００１１１１２栓付き試験管を用い、温度２５°
Ｃの条件で１０秒間に２０回振とうさせその１分後の泡
量を測定して、次の判定基準にしたがって泡立ち性を評
価した。

◎：泡立ち非常に良好、泡量７０ｍＱ以上○：泡立ち良
好　　　　泡量５０ＩＩ＋Ｑ以上７０ｍＱ未満 △：泡立ち普通　　　　泡＃３０ｍＱ以上５９ｍ（１未
満 ×：泡立ち不良　　　　泡量３０ｍ０未満（２）泡の持
続性及び洗い上り後の肌のすべすべ感各試料につき、７
名のパネラ−によって、官能評価にて各項目を次の判定
基準に従って評価した。

◎：非常に良好、７名中６名以上が良いと答えた場合 Ｏ：良　　好、　７名中４〜５名が良いと答えた場合 △：普　　通、　７名中２〜３名が良いと答えた場合 ×：不　　良、　７中車Ｏ〜１名が良いと答えた場合 実施例１〜４、比較例１〜４ 表に示す組成のボディーシャンプーを調製し、その性能
を評価した。結果を法衣に示す。

実施例５．６ 下記組成のボディシャンプーを調製し試験に供した。い
ずれも泡立ち性、泡の持続性及び洗い上がり後の肌のす
べすべ感を与えるものであった。

ヤシ脂肪酸カリウム パルミチン酸カリウム マーコート５５０ エチル６−０−ラウロイルグルコシ ラウロイルジェタノールアシド プロピレングリコール メチルセルロース ＥＤＴＡ−４Ｎａ 香　　　　　　　　料 ミリスチン酸カリウム パルミチン酸カリウム マーコート５５０ ８重量％ １０重量％ １重量％ ド　４重量％ ２重量％ ６重量％ ０．３重量％ ０．１重量％ １．０重量％ １５重量％ ８重量％ ０．５重量％ メチル６−０−ラウロイルグルコシド ソルビトール プロピレングリコール Ｐ、Ｏ，Ｅ（４０）硬化ヒマシ油 ＥＤＴＡ−４Ｎａ アロエエキス 香　　　　　料 ３．０重量％ ３．０重量％ ４．０重量％ ２．０重量％ ０．１重量％ ０．２重量％ １．０重量％ 実施例７ 下記組成の洗顔剤を調製した。

洗　　　顔　　　剤　　　組 ラウリン酸トリエタノールアミン ミリスヂン酸トリエタノールアミ マーコート５５０ ６−０−カプリルグルコース プロピレングリコール オリーブ油 香　　　　料 成 １５重量％ ン　　５重量％ ３重量％ ２重量％ ５重量％ ０．３重量％ １重量％ ７ ８ このものは泡立ち性及び泡の持続性が良好で、しかも洗
顔後の肌に、すべすべした快い感触を与え　ｌこ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　（Ａ）高級脂肪酸塩５〜３５重量％、 （Ｂ）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中のＲ＾１は炭素数７〜１１のアルキル基又はアル
   ケニル基、Ｒ＾２は水素原子又は炭素数１〜４のアルキ
   ル基である） で表わされるグルコース類誘導体０．１〜１０重量％及
   び （Ｃ）一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ ▲数式、化学式、表等があります▼ （式中のｎは１００〜５０００の整数である）で表わさ
   れるポリジメチルジアリルアンモニウムクロリド型陽イ
   オン性高分子化合物及び一般式▲数式、化学式、表等が
   あります▼（式中のｏ及びｐは、それらの合計が５００
   〜１００００の範囲にある整数である） で表わされるジメチルジアリルアンモニウムクロリドと
   アクリルアミドとの共重合陽イオン性高分子化合物の中
   から選ばれた少なくとも１種０．１〜１０重量％を含有
   することを特徴とする液体皮膚洗浄剤組成物。