JPH03254707A - 先端開閉式傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は傘を先端が開閉するようにしたものである。

［従来の技術］ 従来は第１図、第２図に示すように、手元で開閉するた
め、傘をたたんだ時、雨に濡れた面が表に向き、持ち運
びの際、しずくで衣服を湿らせる場合があった。

［実施例］ 本発明の実施例を第３図、第４図、第５図に基づいて説
明する。（１）は、傘の軸（２）に沿って上下に可動す
ることができるつまみである。第３図においてつまみ（
１）を上方に押し上げると、傘のほろ（３）が開き、第
４図に示された状態となる。この際、傘の骨（４）が、
傘のほろ（３）を（５）の部分と（６）の部分に固定し
たまま．反転するためには、傘の骨（４）の長さに伸縮
を持たせる必要がある。

その理由を説明すると、まず傘のほろ（３）は円錐形の
膜であるから、その周の長さは一定である。したがって
傘を開いていく時、傘の骨（４）と傘の軸（２）のなす
角が直角に近づくにつれ、傘の骨（４）の先端を結ぶ円
周は傘のほろ（３）の周長を上回わることになる。

よって傘の骨（４）が伸縮しないなら、傘のほろ（３）
や傘の骨（４）に無理な力が加わることになる。そこで
（７）の部分に第５図で示されたような構造をとりいれ
ることによって、傘の骨（４）の伸縮が可能となる。第
５図を説明すると、矢印の方向に可動する内筒（８）と
外筒（９）の間にバネ（１０）を固定したところである
．第４図における、バネ（１１）は傘の骨（４）が、反
転した後、手元に閉じてしまうのを 防ぐために取り付けられている。

なお、傘の骨（４）の長さ、傘のほろ（３）の大きさ、
バネ（１０）（１１）の長さや強さ等を適切に、調節す
ると第６図に示されたように、傘の形を従来のものと同
じように上に凸にすることも可能である。また上記実施
例 では第５図のような構造を作ることによって傘の骨（４
）に伸縮を持たせたが、伸縮性の傘のほろを使うことに
よって、それを代用することもできる。

［発明の効果］ この発明は実施例に示すように傘の先端が開閉するよう
にしたものであるから、傘をたたんだ時、雨に濡れた面
が内側に向くので、人ごみの中でも衣服を湿らせること
がないという利点がある。また、傘の骨が先端に向かっ
て折りたたまれるので、傘をさしながら車に乗る時など
傘の折りたたみが大変便利である。

【図面の簡単な説明】 第１図、第２図は従来例を示すもので、第１図は傘が閉
じた状態第２図は傘が開い た状態の断面図である。 第３図から第５図は本発明の実施例を 示すもので、第３図は傘が閉じた状態、第４図は傘が開
いた状態の断面図で あり、第５図は第３図中（７）の部分の拡大図である。 第６図は本発明の応用例の断 面図である。 （１）はつまみ、（２）は傘の軸、（３）は傘のほろ（
４）は傘の骨、（１０）、（１１）はバネである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 つまみ（１）を先端に押しやり、傘のほろを反転させる
   ことによって先端を開閉 するようにした傘