JPH0345606Y2 - - Google Patents

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JPH0345606Y2
JPH0345606Y2 JP1986186117U JP18611786U JPH0345606Y2 JP H0345606 Y2 JPH0345606 Y2 JP H0345606Y2 JP 1986186117 U JP1986186117 U JP 1986186117U JP 18611786 U JP18611786 U JP 18611786U JP H0345606 Y2 JPH0345606 Y2 JP H0345606Y2
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JP
Japan
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umbrella
rib
bone
tip
strut
Prior art date
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Expired
Application number
JP1986186117U
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English (en)
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JPS6391016U (ja
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Publication date
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  • Walking Sticks, Umbrellas, And Fans (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、洋傘に関し、さらに詳しくは、開閉
の際に必ず傘骨がW字状、即ち、先骨が逆回転し
てオチヨコ形状になる洋傘に関する。
従来の技術 従来の洋傘は、閉じるときに傘骨が折れないで
まつすぐのまま閉じるので、傘布に付着した雨の
雫が身体にかかる。これは、折りたたみ式の洋傘
においても、親骨と先骨とがその接続部で自動的
に折れることはないので同様である。したがつ
て、特に自動車に乗る時などは不便である。ま
た、混雑した電車に乗車する際は、濡れた面が外
側になつているので他人に迷惑をかけることが多
い。
考案が解決しようとする問題点 かかる欠点をのぞくために、実開昭52−157964
号公報は、傘の上ろくろを傘軸に沿つて摺動可能
にして傘骨の先骨が逆回転して閉じるようにした
洋傘を提案している。
しかし、このように上ろくろを摺動可能にする
と構造が複雑となり、また、完全に傘を閉じるま
でに下ろくろをかなり降ろさなければならず、特
に、折りたたみ式の洋傘には不適である。また、
傘骨の先骨が逆回転して閉じる場合、傘を完全に
折りたたむのが困難である。
問題点を解決するための手段 本考案によれば、傘軸の先端に回動可能に取り
付けられた親骨と該親骨に回動可能に接続された
先骨とを有して成る傘骨と下ろくろと親骨とに回
動可能に取り付けられた受骨とを備えてなる洋傘
において、先骨に親骨との接続部から傘の内側に
延びる延在部を形成し、且つ、牽引骨を該延在部
と受骨とに回動可能に架設し、親骨、受骨、牽引
骨、及び、上記延在部とによつて形成される四節
回転機構および受骨と牽引骨との接点の摺動機構
の作用によつて、傘を閉じる際に先骨が逆回転す
るとともに傘を完全に折りたたむことのできる洋
傘が提供される。
実施例 第1図において、1は傘軸であり、2段に折り
たたみ可能なように上下2本の管部材を従来の方
法により結合せしめてある。傘軸1の上端には上
ろくろ2が定着されており、また、下ろくろ3が
傘軸1に摺動可能なように挿入されている。上ろ
くろ2の外周には親骨4の一端が回動可能に取り
付けられており、下ろくろ3の外周には受骨6の
一端が回動可能に取り付けられている。受骨6の
他端は親骨4の中央付近に回動可能なに取り付け
られている。
第3図に最もよく示されるように、親骨4の他
端には接続子13が挿嵌されている。又、先骨5
は親骨4に隣接する端部において、ゆるやかなS
字状に形成された案内子12の一端と結合してい
る。該案内子12は、その他端が傘の内側に延在
するように、その大略中央部において接続子13
の先端部14にピンにより回動可能に接続されて
いる。案内子12のS字状の湾曲は、傘の内側の
延在部15の先端が親骨4に当接した時に親骨4
と先骨5とが直線になるように形成されている。
11は、牽引骨8の案内金具であり、大略ゆるや
かなV字状に屈曲した形状をしており、その屈曲
部において案内金具11の延在部15の先端にピ
ンにより回動可能に結合している。該案内金具1
1の一端は牽引骨8のわずかに屈曲した一端に挿
嵌しており、該案内金具11の他端19は、該傘
を折りたたんだ時に突出し、さらに、2段からな
る傘軸1を押し縮めた場合に傘柄20の内壁に係
合できるように形成されている。
第2図に最もよく示されるように、受骨6はリ
ツプ16を有する溝部材から成り、その溝には、
T字状の摺動子7が摺動可能に挿入されている。
摺動子7の受骨6の溝から突出した端部は、牽引
子8の端部に挿嵌された接続子17と回動可能に
接続されている。又、受骨6のリツプ16の一部
を溝内部に向かつて折り曲げ、摺動子ストツパー
10,10′を形成し、摺動子7の摺動範囲を矢
印で示すような一定範囲に制限している。又、親
骨4側のストツパー10′に隣接させて受骨7の
溝内にスプリング9を取付け、下ろくろ3を降ろ
して傘を閉じる際に摺動子7がストツパー10の
方向に自動的に戻るようにしてある。
作 用 第1図に示すように、実線で示す位置から、下
ろくろ3を降ろして傘を閉じると、点線で示すよ
うに、親骨4と受骨6と牽引骨8と案内金具12
とによつて形成される四節回転機構の動きによつ
て傘を閉じる際に必ず先骨5が逆回転する。ま
た、傘を閉じる際に、摺動子7はスプリング9に
よつてストツパー10の方向に自動的に押戻さ
れ、受骨6の親骨4との接続位置から摺動子7ま
での部分の距離が長くなるので、傘を完全に折り
たたむのを容易にしている。
なお、上記四節回転機構を形成するために、親
骨4、受骨6、牽引骨8、及び、案内金具11等
の各部材の寸法、材質および相互の取付け位置は
当業者がかかる機構を考慮して適宜選択・設計す
ることができることは言うまでもない。又、本考
案は先骨が2段以上に形成された洋傘にも同様に
適用することができる。又、本考案の思想の範囲
内で上記実施例以外の各種変形をすることができ
ることも言うまでもない。
効 果 本考案によれば、通常の傘と同様に上ろくろを
傘軸の端部に固定した構成にて、開閉の際に必ず
先骨が逆回転してW字状になり、傘の雫が身体に
かかわらず、しかも、完全に折りたたむことので
きる洋傘が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案による洋傘の構成と動作を全
体的に示す概略図であり、第2図は、第1図のA
部の詳細図であり、第3図は、第1図のB部の詳
細図である。 尚、図面中、1……傘軸、2……上ろくろ、3
……下ろくろ、4……親骨、5……先骨、6……
受骨、7……摺動子、8……牽引骨、9……スプ
リング、10,10′……摺動子ストツパー、1
1……案内金具、12……案内金具、13……接
続子、15……延在部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一端が傘軸1のほぼ上端2に回動可能に取り
    付けられた親骨4と、該親骨4の他端に回動可
    能に取り付けられた先骨5と、傘軸1に沿つて
    摺動可能な下ろくろ3に一端が回動可能に取り
    付けられ他端が親骨4に回動可能に取り付けら
    れた受骨6と、先骨5に親骨4との取付部から
    傘の内側に延びる延在部15を形成し、牽引骨
    8を延在部15と受骨6とに回動可能に取り付
    けて下ろくろ3を把手20方向に引張ると先骨
    5が親骨4の回転方向とは逆方向に回転する洋
    傘において、牽引骨8の受骨6との接続部7
    が、受骨6に沿つて一定範囲摺動可能に形成さ
    れていることを特徴とする洋傘。 (2) 上記摺動範囲内において受骨6の親骨4側に
    スプリング9を設け傘の閉止の際に上記牽引骨
    8と受骨6との接続部が自動的に下ろくろ3方
    向に移動するようにした実用新案登録請求の範
    囲第1項に記載の洋傘。
JP1986186117U 1986-12-04 1986-12-04 Expired JPH0345606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186117U JPH0345606Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986186117U JPH0345606Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391016U JPS6391016U (ja) 1988-06-13
JPH0345606Y2 true JPH0345606Y2 (ja) 1991-09-26

Family

ID=31135380

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986186117U Expired JPH0345606Y2 (ja) 1986-12-04 1986-12-04

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JP (1) JPH0345606Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172215U (ja) * 1984-08-28 1986-05-16

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Publication number Publication date
JPS6391016U (ja) 1988-06-13

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