JPH03254427A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ディスクに記録された情報を光学的に読み
出しあるいは書き込むための光ピックアップ装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

第３図は従来の光ピックアップ装置を示す構成図である
。

図において、１はレーザー光源、２はレーザー光源１よ
りの放射光、３は放射光２を集光する集光手段としての
対物レンズ、４は情報を記録しているディスク、５はデ
ィスク４上に集光レンズ３によって形成された集光スポ
ット、６は放射光２を制限する絞り、７はビー五スプリ
ッタ、８は非点収差発生手段としてのシリンドリカルレ
ンズ、９は光検出器である。

第４図は光検出器で検出した信号の従来の信号処理回路
を示すブロック図であり、図において、１０は光検出器
Ｓ上に形成された光スポット、１１は第１の加算回路、
１２は第２の加算回路、１３は差分回路、１４はラジア
ルエラー信号である。なお、１５は反射光束である。

次に動作について説明する。レーザー光源１よりの放射
光２は、対物レンズ３でディスク４上に集光され、集光
スポット５を形成する。ディスク４上には、ｗＪ１４！
状に情報トラック（図示せず）が刻まれており、情報ト
ラック上に情報が記録されている。

情報トラック上の情報の内容により、ディスク４上の反
射率が異なり、反射率の変化によって、反射光束１５の
強度に変化が生じ、反射光束１５の変化を光検出Ｎ９に
よって電気信号に変換し、情報として取り出す。

集光スポット５はディスク４を回転させることにより、
情報トラック上を査定し、ディスク４上に記録された情
報を順次読み出す。しかし、実際にはディスク４の偏心
や面振れがあり、集光スポット５はディスク４上の情報
トラックに対してズレを生じる。

反射光束１５はシリンドルカルレンズ８で非点収差が与
えられる。光検出器９は通常４分割されており、４分割
された４つの領域９Ｍ、９ｂ、９ｅＰ　９ｄの境界線の
うち、−本はディスク４上のトラックの射影方向と平行
であり、もう−本は垂直になるように配置されている。

ディスク４の集光スポット５が情報トラック上にある時
、光検出器９上の光スポット１０の強度分布は、情報ト
ラックの射影方向に平行な境界線に対して対称であり、
光検出器Ｓ上の光スポット１０の中心は、光検出器９０
２本の境界線の交点と一致するよう配置されているので
、領域９　ａ　、　９　ｂの加算出力と領域９ｃ、９ｄ
の加算出力の差はゼロである。

一方、集光スポット５がディスク４の情報トラックとズ
した位置にある場合は、光検出器９上の光スポツト１０
上の強度分布が非対称となり、ラジアルエラー信号１４
が発生する。ラジアルエラー信号１４が発生すると、こ
こに図示しない回路によって、ラジアルエラー信号１４
がゼロになるようにディスク４の集光スポット５の位置
が補正され、常に集光スポット５がトラック上に位置す
る。

また、ディスク４の面振れなどにより、ディスク４面に
垂直な方向に対しても集光スポット５の変位が生じろ。

この変位はシリンドルカルレンズ８によって非点収差を
付加した反射光束をレーザー光源１と共役な位置に配置
された光検出ＷＩ９で受光し、４つの領域９ａ、９ｂ、
９ｃ、９ｄの出力信号を周知の方法で演算することで得
られる。

光検出器９上の光スポット１０はレーザー光源１の共役
点にあるため、極めて小さい。

〔発明が解決しようとする！！題〕

従来の光ピックアップ装置は、以上のように構成されて
いるので、光検出［１９と該光検出器９上の集光スポッ
ト１０のわずかな位置ズレが生じても、光検出器９の出
力信号のバランスがくずれ、ラジアルエラー信号１４に
オフセットが生じ、安定した再生特性を実現できないと
いうｆｆ１Ｊ［点があった。

この発明は、上記のようなＷ＠を解消するためになされ
たもので、ラジアルエラー信号のオフセットの発生が防
止でき、安定した再生特性を実現できろ光ピックアップ
装置を得ることを目的とする。

〔課慝を解決するための手段〕

この発明に係る光ピックアップ装置は、反射光束中にデ
ィスク上の情報トラックの射影方向に平行でかつ光束の
中心を通る直線で光束を分割するように光束分離素子を
配置するとともに、前記光束分離素子で分割された反射
光束をそれぞれ受光する２つの光検出器をレーザー光源
との共役位置に配置したものである。

〔作用〕

この発明における光ピックアップ装置は、光束分離素子
を反射光束中に配置したことにより、ラジアルエラー信
号を生成するために必要な光束の分離が、レーザー光源
との共役点ではなく、これより光束径の大きな所でなさ
れ、光検出器とスポットの相対的なズレが発生しても、
ラジアルエラー信号のオフセットは発生しない。

〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図に基づい
て説明する。

第１図、９２図において、飢３図、第４図と同一符号は
同−又は相当部分を示し、１Ｂは！３の加算回路、１７
は第４の加算回路、１８は第５の加算回路、１９は第６
の加算回路、２０は反射光束を２つに分割する光束分離
素子、２１は分割された反射光束の一方を受光する第１
の光検出器、２２！ｆ同じく分割された反射光束の他方
を受光する第２の光検出器である。ここで、罰記光束分
離素子２０としては、例えば三角プリズムなどであり、
ディスク４上にある情報トラックの射影方向に平行でか
つ光束の中心を通るＩｆｇｅｔで光束を２分割するよう
に配置される。一方、第１および第２の光検出器２１．
２２は前記光束分離素子２０で２つに分割された反射光
束のレーザー光源１との共役位置にそれぞれ配置される
。

次に動作について説明する。

レーザー光源１からシリンドリカルレンズ８に至るまで
の基本的動作は従来例と全く同じであるので説明を省略
する。シリンドリカルレンズ８を通過した反射光束１５
は次の光束針Ｗ素子２０によって２つに分割される。

光束分離素子２０で分離された反射光束１５は第１の光
検出１１２１および第２の光検出器２２上にそれぞれ半
円形の光スポツト１０鳳、１０ｂを形成する。

第１の光検出器２１及び第２の光検出器２２は第２図に
示すようにそれぞれ４分割されている。

第１の光検出器２１の出力の合計を第１および第３、第
４の加算回路１１，１Ｂ、１７によって生成し、第２の
光検出器２２の出力を第２および第５、第６の加算回路
１２．１８．１９によって生成する。

第１の光検出Ｊ＃２１と第２の光検出器２２の出力の差
を差分回路１３で生成し、ラジアルエラー信号１４を得
る。第１の光検出器２１と第２の光検出器２２の大きさ
を２分割された光スポット１０’ｐ　１０ｂより大きく
とれば、第１あるいは第２の光検出器２１．２２と光検
出器上の光スポット１０との間に相対的なズレが発生し
ても、第１の光検出Ｍ２１の第２の光検出Ｎ２２への入
射光量は変わらず、ラジアルエラー信号１４にオフセッ
トは生じない。

なお、上記実施例では、光束を分離する光束分離素子２
０と非点収差を発生させるシリンドルカルレンズ８を別
々に配置したが、一体に構成しても良い。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、反射光束中に光束を
分割する光束分離素子と、分割された反射光束を別々に
受光するように２つの光検出器を設けたので、ラジアル
エラー信号のオフセットが生じにくいものが得られる効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による光ピックアップ装置
を示す構成図、第２図はその信号処理回路のブロック図
、第３図は従来の光ピックアップ装Ｗｔ−示す構成図、
第４図はその信号処理回路のブロック図である。 図中、１はレーザー光源、２は放射光、３は対物Ｌ・ン
ズ（集光手段）、４はディスク、８はシリンドリカルレ
ンズ（非点収差発生手段）、１５は反射光束、２０Ｌｔ
光束分離素子、２１．２２は光検出器である。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. レーザー光源と、レーザー光源よりの放射光をディスク
   上に集光する集光手段と、前記ディスクからの反射光束
   を受光する光検出器と、反射光束中に非点収差を発生さ
   せる非点収差発生手段を備えた光ピックアップ装置にお
   いて、前記反射光束中に前記ディスク上にある情報トラ
   ックの射影方向に平行でかつ光束の中心を通る直線で光
   束を分割するように光束分離素子を配置するとともに、
   該光束分離素子で分割された反射光束をレーザー光源と
   の共役位置にそれぞれ配置した２つの光検出器で受光す
   るようにしたことを特徴とする光ピックアップ装置。