JPH03253769A - 火花点火エンジンの始動方法 - Google Patents
火花点火エンジンの始動方法Info
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- JPH03253769A JPH03253769A JP5074290A JP5074290A JPH03253769A JP H03253769 A JPH03253769 A JP H03253769A JP 5074290 A JP5074290 A JP 5074290A JP 5074290 A JP5074290 A JP 5074290A JP H03253769 A JPH03253769 A JP H03253769A
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- Japan
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- ignition
- engine
- fuel
- ignition device
- ultrasonic vibrator
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- Pending
Links
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Landscapes
- Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、ガソリン、灯油、アルコールエンジン等の火
花点火エンジンの始動方法に係わり、特に、電子制御燃
料噴射弁と超音波振動子ホーンを使用する方式に適用さ
れる火花点火エンジンの始動方法に関する。
花点火エンジンの始動方法に係わり、特に、電子制御燃
料噴射弁と超音波振動子ホーンを使用する方式に適用さ
れる火花点火エンジンの始動方法に関する。
[従来の技術]
従来、内燃機関の始動性を改善するために、ガソリンエ
ンジン等の火花点火エンジンにおいては、気化器式燃料
供給装置を使用する方式では加速増量ポンプを設け、ま
た、燃料噴射弁を使用する方式では、噴射弁を制御する
ことにより、始動時の供給燃料の増量を図っている。
ンジン等の火花点火エンジンにおいては、気化器式燃料
供給装置を使用する方式では加速増量ポンプを設け、ま
た、燃料噴射弁を使用する方式では、噴射弁を制御する
ことにより、始動時の供給燃料の増量を図っている。
[発明が解決しようとする課題]
これらの対策により、常温時の始動性は確保されるもの
の、低温時には時間を要したり、また、HCエミッショ
ンが増加する等の問題がある。
の、低温時には時間を要したり、また、HCエミッショ
ンが増加する等の問題がある。
さらに、ガソリン以外の低揮発性燃料(アルコール、灯
油等)に対しては、上記従来の方式によっても常温での
始動が困難であり、例えばメタノールの例では、ガソリ
ンを15%混入して始動性を上げる方法が採られている
。
油等)に対しては、上記従来の方式によっても常温での
始動が困難であり、例えばメタノールの例では、ガソリ
ンを15%混入して始動性を上げる方法が採られている
。
この解決策として超音波霧化装置を採用し、供給燃料を
霧化し、燃料の蒸発を促進させ着火の向上を図る試みが
なされている。これによって一般には始動性が改善され
るものの、上記問題を解決するまでには至っていない。
霧化し、燃料の蒸発を促進させ着火の向上を図る試みが
なされている。これによって一般には始動性が改善され
るものの、上記問題を解決するまでには至っていない。
本発明の目的は、上記問題を解決するものであって、ア
ルコール、灯油等の低揮発性燃料を使用するエンジンの
常温始動を可能にすることである。
ルコール、灯油等の低揮発性燃料を使用するエンジンの
常温始動を可能にすることである。
本発明の他の目的は、特にアルコール燃料の低温始動限
界を改善することである。
界を改善することである。
本発明のさらに他の目的は、通常のガソリンエンジンの
始動性および始動時のHCエミッションの生成を改善す
ることである。
始動性および始動時のHCエミッションの生成を改善す
ることである。
[課題を解決するための手段]
そのために本発明の火花点火エンジンの始動方法は、エ
ンジン1の吸気管4内に配設される超音波振動子ホーン
10と、該振動子ホーンの霧化部12に燃料を供給する
燃料噴射弁9と、エンジンの燃焼室内に配置される点火
装置とを有し、該点火装置の放電エネルギーを30〜6
0mJとすること、放電期間を1.5〜5msとするこ
と、および放電回数を2回以上とすることのうち、すく
なくとも一つを選択することを特徴とする。
ンジン1の吸気管4内に配設される超音波振動子ホーン
10と、該振動子ホーンの霧化部12に燃料を供給する
燃料噴射弁9と、エンジンの燃焼室内に配置される点火
装置とを有し、該点火装置の放電エネルギーを30〜6
0mJとすること、放電期間を1.5〜5msとするこ
と、および放電回数を2回以上とすることのうち、すく
なくとも一つを選択することを特徴とする。
なお、上記構成に付加した番号は、理解を容易にするた
めに図面と対比させるためのもので、これにより本発明
の構成が限定されるものではない。
めに図面と対比させるためのもので、これにより本発明
の構成が限定されるものではない。
[作用コ
本発明においては、燃料噴射弁9から供給される燃料が
超音波振動子ホーン10の霧化部12において微細液滴
に霧化されるため、気化が促進され着火性が向上される
と共に、点火装置の放電方法を強化してこれらの相乗効
果により燃料噴霧の蒸発、着火性を大幅に向上させるも
のである。
超音波振動子ホーン10の霧化部12において微細液滴
に霧化されるため、気化が促進され着火性が向上される
と共に、点火装置の放電方法を強化してこれらの相乗効
果により燃料噴霧の蒸発、着火性を大幅に向上させるも
のである。
[実施例]
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明が適用される火花点火エンジンの1実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
火花点火エンジン1は、シリンダ2、ピストン3、吸気
管4、排気管5、吸気弁6、排気弁7を有し、吸気管4
側にスロットル弁8が配設されると共に、その下流側に
燃料噴射弁9および超音波振動子ホーン10からなる超
音波霧化装置11が取付けられている。超音波振動子ホ
ーン10の一端側には霧化部12が形成され、他端側に
は電気・音響変換素子13が設けられている。なお、シ
リンダ2の上部の燃焼室にはピストン3に対向して図示
しない点火装置が配設されている。
管4、排気管5、吸気弁6、排気弁7を有し、吸気管4
側にスロットル弁8が配設されると共に、その下流側に
燃料噴射弁9および超音波振動子ホーン10からなる超
音波霧化装置11が取付けられている。超音波振動子ホ
ーン10の一端側には霧化部12が形成され、他端側に
は電気・音響変換素子13が設けられている。なお、シ
リンダ2の上部の燃焼室にはピストン3に対向して図示
しない点火装置が配設されている。
本発明の特徴は、燃料噴射弁9から供給される燃料が超
音波振動子ホーン10の霧化部12において微細液滴に
霧化されるため、気化が促進され着火性が向上されるも
のであるが、さらに、点火装置の放電方法を強化してこ
れらの相乗効果により燃料噴霧の蒸発、着火性を大幅に
向上させるものである。点火装置の強化方法としては下
記の改良のいずれか又は組合せたものを用いる。
音波振動子ホーン10の霧化部12において微細液滴に
霧化されるため、気化が促進され着火性が向上されるも
のであるが、さらに、点火装置の放電方法を強化してこ
れらの相乗効果により燃料噴霧の蒸発、着火性を大幅に
向上させるものである。点火装置の強化方法としては下
記の改良のいずれか又は組合せたものを用いる。
すなわち、先ず、通常の点火プラグの放電エネルギーは
20mJ或はそれ以下であるが、本発明においては、放
電エネルギーが30〜60mJの点火プラグを採用する
。
20mJ或はそれ以下であるが、本発明においては、放
電エネルギーが30〜60mJの点火プラグを採用する
。
また、通常の点火プラグの放電期間は、1ms前後であ
るが、放電期間を1.5〜5msとすることにより確実
な着火を図り始動性を向上させる。
るが、放電期間を1.5〜5msとすることにより確実
な着火を図り始動性を向上させる。
さらに、通常はエンジンの1サイクル当りに一回の放電
をピストン上死点前後で行うが、これを2回ないしそれ
以上の回数の放電を行わせることにより、着火の不確実
性を防止し始動性を向上させる。
をピストン上死点前後で行うが、これを2回ないしそれ
以上の回数の放電を行わせることにより、着火の不確実
性を防止し始動性を向上させる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく種
々の変更が可能である。
々の変更が可能である。
例えば、上記実施例においては、燃料噴射弁により燃料
を常時超音波振動子ホーンに供給するようにしているが
、始動時のみ超音波霧化装置を用い、定常運転時は気化
器或は専用の燃料噴射弁により燃料を供給するようにし
てもよい。
を常時超音波振動子ホーンに供給するようにしているが
、始動時のみ超音波霧化装置を用い、定常運転時は気化
器或は専用の燃料噴射弁により燃料を供給するようにし
てもよい。
[発明の効果]
以上のように本発明によれば、アルコール、灯油等の低
揮発性燃料を使用するエンジンの常温始動を可能にする
。現在の灯油エンジンは、始動時にガソリンを使用して
いるが、灯油始動とすることで燃料の一元化が図れコス
トダウンになる。
揮発性燃料を使用するエンジンの常温始動を可能にする
。現在の灯油エンジンは、始動時にガソリンを使用して
いるが、灯油始動とすることで燃料の一元化が図れコス
トダウンになる。
また、特にメタノール等のアルコール燃料の低温始動限
界を改善することができる。
界を改善することができる。
さらに、通常のガソリンエンジンの低温始動性および始
動時のHCエミッションの生成を改善することができる
。
動時のHCエミッションの生成を改善することができる
。
第1図は本発明が適用される火花点火エンジンの1実施
例を示す構成図である。 1・・・エンジン、4・・・吸気管、9・・・燃料噴射
弁、10・・・超音波振動子ホーン、12・・・霧化部
。 出 願 人 東燃株式会社
例を示す構成図である。 1・・・エンジン、4・・・吸気管、9・・・燃料噴射
弁、10・・・超音波振動子ホーン、12・・・霧化部
。 出 願 人 東燃株式会社
Claims (1)
- (1)エンジンの吸気管内に配設される超音波振動子ホ
ーンと、該振動子ホーンの霧化部に燃料を供給する燃料
噴射弁と、エンジンの燃焼室内に配置される点火装置と
を有し、該点火装置の放電エネルギーを30〜60mJ
とすること、放電期間を1.5〜5msとすること、お
よび放電回数を2回以上とすることのうち、すくなくと
も一つを選択することを特徴とする火花点火エンジンの
始動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074290A JPH03253769A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 火花点火エンジンの始動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5074290A JPH03253769A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 火花点火エンジンの始動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253769A true JPH03253769A (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12867296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5074290A Pending JPH03253769A (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | 火花点火エンジンの始動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03253769A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248792A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | アルコールを主成分とする燃料を使用した内燃機関 |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP5074290A patent/JPH03253769A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008248792A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Daihatsu Motor Co Ltd | アルコールを主成分とする燃料を使用した内燃機関 |
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