JPH03253544A - ショット粒用高硬線鋼材 - Google Patents
ショット粒用高硬線鋼材Info
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- JPH03253544A JPH03253544A JP5005190A JP5005190A JPH03253544A JP H03253544 A JPH03253544 A JP H03253544A JP 5005190 A JP5005190 A JP 5005190A JP 5005190 A JP5005190 A JP 5005190A JP H03253544 A JPH03253544 A JP H03253544A
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- Japan
- Prior art keywords
- less
- hardness
- shot
- wire
- wire steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、ショットピーニングに使用するカットワイヤ
ショットの改良に関する。 本発明が提供するカットワ
イヤショットは、高アークハイトのショットピーニング
が可能であって、しかも長寿命である。 ［従来の技術］ Ｉｌｌ製機械構造部品の表層部に大きな残留応力を与え
、表面の強度を高める手法として、ハードショットピー
ニング加工が普及しつつある。 ハードショットピーニ
ングは、一般にアークハイト０゜６ｍＡ以上の高アーク
ハイトをもたらすピーニングで、これを短時間で達成す
るには高硬度のショット粒を使用する必要がある。 と
ころが、よく知られているように、ショット粒は硬さが
高いと消耗しやすいという悩みがある。 鋼製のショッ
ト粒としては、鋳造材であるスチールショットと、高硬
度線材を切断してつくるカットワイヤショットとがあり
、上記したように前者は高アークハイトを与えるが寿命
が短く、後者は寿命の点では優位に立つが、高アークハ
イトは得難い。
ショットの改良に関する。 本発明が提供するカットワ
イヤショットは、高アークハイトのショットピーニング
が可能であって、しかも長寿命である。 ［従来の技術］ Ｉｌｌ製機械構造部品の表層部に大きな残留応力を与え
、表面の強度を高める手法として、ハードショットピー
ニング加工が普及しつつある。 ハードショットピーニ
ングは、一般にアークハイト０゜６ｍＡ以上の高アーク
ハイトをもたらすピーニングで、これを短時間で達成す
るには高硬度のショット粒を使用する必要がある。 と
ころが、よく知られているように、ショット粒は硬さが
高いと消耗しやすいという悩みがある。 鋼製のショッ
ト粒としては、鋳造材であるスチールショットと、高硬
度線材を切断してつくるカットワイヤショットとがあり
、上記したように前者は高アークハイトを与えるが寿命
が短く、後者は寿命の点では優位に立つが、高アークハ
イトは得難い。
本発明の目的は、ハードショットピーニング用のショッ
ト粒において寿命と性能を調和させ、長寿命で高い硬度
をもった、従って高アークハイトのショットピーニング
が可能なカットワイヤショットを提供することにある。
ト粒において寿命と性能を調和させ、長寿命で高い硬度
をもった、従って高アークハイトのショットピーニング
が可能なカットワイヤショットを提供することにある。
高硬度のカットワイヤショットを！！！造する材料とす
る本発明の高硬線鋼材は、基本的組成としては、Ｃ：０
．４〜１．２％、Ｓｌ：０．１％以下およびＭｎ：１．
５％以下を含有し、ｐ：ｏ、。 １５％以下、Ｓ：０．０００５％以下であって、残部が
実質上Ｆｅからなる合金組成を有する。 この合金は、ざらに下記の任意添加成分イ〉、口）のい
ずれか一方、または両方を含有してもよい。 イ）Ｎｉ：３．０％以下、Ｃｒ：２．０％以下およびＭ
Ｏ：１．０％以下の１種または２種以上、ならびに、 口）Ｖ：０．５％以下およびＷ：２．０％以下の１種ま
たは２種。 上記のショット粒用高硬線鋼材をカットワイヤにするに
は、既知の技術に従って加工すればよい。
る本発明の高硬線鋼材は、基本的組成としては、Ｃ：０
．４〜１．２％、Ｓｌ：０．１％以下およびＭｎ：１．
５％以下を含有し、ｐ：ｏ、。 １５％以下、Ｓ：０．０００５％以下であって、残部が
実質上Ｆｅからなる合金組成を有する。 この合金は、ざらに下記の任意添加成分イ〉、口）のい
ずれか一方、または両方を含有してもよい。 イ）Ｎｉ：３．０％以下、Ｃｒ：２．０％以下およびＭ
Ｏ：１．０％以下の１種または２種以上、ならびに、 口）Ｖ：０．５％以下およびＷ：２．０％以下の１種ま
たは２種。 上記のショット粒用高硬線鋼材をカットワイヤにするに
は、既知の技術に従って加工すればよい。
本発明の高硬線鋼材の合金組成を前記のように定めた理
由は、つぎのとおりである。 Ｃ：０．４〜１．２％ 高硬度のショットをつくるにはある量のＣが必要なこと
はいうまでもない。 一方、これもよく知られていると
おり、硬すぎるとショット粒がこわれやすく、寿命が短
かい。 両者の調和が得られるのが、上記の範囲である
。 Ｓｉ：０．１％以下 ショット材料に関しては３ｉの寄与はとりたててないか
ら、含有量は低いほど好ましい。 上限は、熱処理時に不都合なほどの脱炭ををひきおこさ
ないという観点から定めた。 Ｍｎ：１．５％以下 溶製時に脱酸剤として使用するほか、脱硫元素としても
必要である。 また、６部硬さを増すはたらきもある。 多量に過ぎると靭性が低下し寿命に悪影響があるので
、上記の限度を設けた。 Ｐ ：０．０１５％以下、Ｓ：０．００５％以下とも
に好ましくない不純物であって、Ｐは熱処理時にオース
テナイト粒界に偏析して組織を脆くし、Ｓも介在物を形
成して靭性を低下させる。 含有量は低いほどよく、上
記の数字は許容限界である。 任意添加元素のはたらきと添加量の限定理由は、つぎの
とおりである。 ＮＩ：３．０％以下、Ｃｒ：２．０％以下、ＭＯ：１．
０％以下 これらの元素は６部の硬さを増大し靭性を向上させるか
ら、寿命を長くする効果がある。 上記した含有量を超えて添加しても、効果が飽和してし
まう。 Ｖ：０．５％以下、Ｗ：２．Ｏ％以下 両者とも焼入性を高める結果、６部硬ざを増大して寿命
延長に役立つ。 上限は効果が飽和することと、とくに
Ｗの場合は高価であるから、経済性も考慮して定めた。 ［実施例］ 第１表に示す合金組成の鋼を溶製した。 Ｎ０Ｌは比較
のため示した従来の高硬線ショット材、Ｎ０Ｍはスチー
ルショットである。 Ａ〜Ｋをまず直径５．５ＩＩＩＩｎの線材に圧延し、９
５０℃に１時間加熱して空冷する焼鈍処理をしてから、
直径０．８ｍの細線に伸線加工した。 細線を長ざＯ，
Ｂｍに切断し、空打ち、面取りを行なってカットワイヤ
ショットを得た。 このショット粒について、つぎの条件で諸性能を試験し
た。 （スタビライズド寿命値）アービンテストテイクアウト
スクリーン＝７１０μ卯 投射速度： ６２ｍ／ｓｅｃ １００ｇ投入（アーク
ハイト）アルメンストリップＡ投射速度： ６２ ｍ／
ＳｅＣ カバレッジ：３００％ （性能値）スタビライズド寿命値×アークハイトＮＱＬ
を１００とした相対値であられした。 これらの結果を、材料の硬さ口Ｖとともに第２表に示す
。 次に、これらのショット粒を使用して、３０Ｍ４２０ｍ
の浸炭材（縦８＃Ｉ×横２０＃ｌＸ長さ７０ｍ＞の表面
に、上記アークハイトの測定と同じ条件でショットピー
ニングを行なった。 被加工材の表面硬さ口Ｖと、表面
から深さ５０μ汎の位置における残留応力を測定した。 結果は第３表にみるとおりである。 ［発明の効果】 本発明の高硬線鋼材を用いてカットワイヤショットを製
造すれば、スチールショットに匹敵する高いアークハイ
トのショットピーニングが可能であり、しかもショット
粒の寿命は従来の高硬線を用いたカットワイヤショット
より大幅に向上したショット粒が得られる。
由は、つぎのとおりである。 Ｃ：０．４〜１．２％ 高硬度のショットをつくるにはある量のＣが必要なこと
はいうまでもない。 一方、これもよく知られていると
おり、硬すぎるとショット粒がこわれやすく、寿命が短
かい。 両者の調和が得られるのが、上記の範囲である
。 Ｓｉ：０．１％以下 ショット材料に関しては３ｉの寄与はとりたててないか
ら、含有量は低いほど好ましい。 上限は、熱処理時に不都合なほどの脱炭ををひきおこさ
ないという観点から定めた。 Ｍｎ：１．５％以下 溶製時に脱酸剤として使用するほか、脱硫元素としても
必要である。 また、６部硬さを増すはたらきもある。 多量に過ぎると靭性が低下し寿命に悪影響があるので
、上記の限度を設けた。 Ｐ ：０．０１５％以下、Ｓ：０．００５％以下とも
に好ましくない不純物であって、Ｐは熱処理時にオース
テナイト粒界に偏析して組織を脆くし、Ｓも介在物を形
成して靭性を低下させる。 含有量は低いほどよく、上
記の数字は許容限界である。 任意添加元素のはたらきと添加量の限定理由は、つぎの
とおりである。 ＮＩ：３．０％以下、Ｃｒ：２．０％以下、ＭＯ：１．
０％以下 これらの元素は６部の硬さを増大し靭性を向上させるか
ら、寿命を長くする効果がある。 上記した含有量を超えて添加しても、効果が飽和してし
まう。 Ｖ：０．５％以下、Ｗ：２．Ｏ％以下 両者とも焼入性を高める結果、６部硬ざを増大して寿命
延長に役立つ。 上限は効果が飽和することと、とくに
Ｗの場合は高価であるから、経済性も考慮して定めた。 ［実施例］ 第１表に示す合金組成の鋼を溶製した。 Ｎ０Ｌは比較
のため示した従来の高硬線ショット材、Ｎ０Ｍはスチー
ルショットである。 Ａ〜Ｋをまず直径５．５ＩＩＩＩｎの線材に圧延し、９
５０℃に１時間加熱して空冷する焼鈍処理をしてから、
直径０．８ｍの細線に伸線加工した。 細線を長ざＯ，
Ｂｍに切断し、空打ち、面取りを行なってカットワイヤ
ショットを得た。 このショット粒について、つぎの条件で諸性能を試験し
た。 （スタビライズド寿命値）アービンテストテイクアウト
スクリーン＝７１０μ卯 投射速度： ６２ｍ／ｓｅｃ １００ｇ投入（アーク
ハイト）アルメンストリップＡ投射速度： ６２ ｍ／
ＳｅＣ カバレッジ：３００％ （性能値）スタビライズド寿命値×アークハイトＮＱＬ
を１００とした相対値であられした。 これらの結果を、材料の硬さ口Ｖとともに第２表に示す
。 次に、これらのショット粒を使用して、３０Ｍ４２０ｍ
の浸炭材（縦８＃Ｉ×横２０＃ｌＸ長さ７０ｍ＞の表面
に、上記アークハイトの測定と同じ条件でショットピー
ニングを行なった。 被加工材の表面硬さ口Ｖと、表面
から深さ５０μ汎の位置における残留応力を測定した。 結果は第３表にみるとおりである。 ［発明の効果】 本発明の高硬線鋼材を用いてカットワイヤショットを製
造すれば、スチールショットに匹敵する高いアークハイ
トのショットピーニングが可能であり、しかもショット
粒の寿命は従来の高硬線を用いたカットワイヤショット
より大幅に向上したショット粒が得られる。
Claims (5)
- （１）Ｃ：０．４〜１．２％、Ｓｉ：０．１％以下およ
びＭｎ：１．５％以下を含有し、Ｐ：０．０１５％以下
、Ｓ：０．００５％以下であつて、残部が実質上Ｆｅか
らなる合金組成を有するショット粒用高硬線鋼材。 - （２）Ｃ：０．４〜１．２％、Ｓｉ：０．１％以下およ
びＭｎ：１．５％以下に加えて、Ｎｉ：３．０％以下、
Ｃｒ：２．０％以下およびＭｏ：１．０％以下の１種ま
たは２種以上を含有し、Ｐ：０．０１５％以下、Ｓ：０
．００５％以下であつて、残部が実質上Ｆｅからなる合
金組成を有するショット粒用高硬線鋼材。 - （３）Ｃ：０．４〜１．２％、Ｓｉ：０．１％以下およ
びＭｎ：１．５％以下に加えて、Ｖ：０．５％以下およ
びＷ：２．０％以下の１種または２種を含有し、Ｐ：０
．０１５％以下、Ｓ：０．００５％以下であつて、残部
が実質上Ｆｅからなる合金組成を有するショット粒用高
硬線鋼材。 - （４）Ｃ：０．４〜１．２％、Ｓｉ：０．１％以下およ
びＭｎ：１．５％以下に加えて、Ｎｉ：３．０％以下、
Ｃｒ：２．０％以下およびＭｏ：１．０％以下の１種ま
たは２種以上、ならびに、Ｖ：０．５％以下およびＷ：
２．０％以下の１種または２種を含有し、Ｐ：０．０１
５％以下、Ｓ：０．００５％以下であつて、残部が実質
上Ｆｅからなる合金組成を有するショット粒用高硬線鋼
材。 - （５）請求項１〜４のいずれかの高硬線鋼材を伸線し切
断してなるカットワイヤショット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5005190A JPH03253544A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | ショット粒用高硬線鋼材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5005190A JPH03253544A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | ショット粒用高硬線鋼材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03253544A true JPH03253544A (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12848195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5005190A Pending JPH03253544A (ja) | 1990-03-01 | 1990-03-01 | ショット粒用高硬線鋼材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03253544A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009143697A1 (zh) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 大丰市大奇金属磨料有限公司 | 钢丸及其制造方法 |
| EP2319950A1 (de) * | 2009-10-30 | 2011-05-11 | Saarstahl AG | Stahllegierung und Verwendung eines solchen legierten Stahles |
| JP2012131002A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Sintokogio Ltd | スチール系投射材 |
| WO2022082900A1 (zh) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | 江苏省沙钢钢铁研究院有限公司 | 5000MPa级金刚线用盘条及其生产方法 |
-
1990
- 1990-03-01 JP JP5005190A patent/JPH03253544A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009143697A1 (zh) * | 2008-05-30 | 2009-12-03 | 大丰市大奇金属磨料有限公司 | 钢丸及其制造方法 |
| EP2319950A1 (de) * | 2009-10-30 | 2011-05-11 | Saarstahl AG | Stahllegierung und Verwendung eines solchen legierten Stahles |
| JP2012131002A (ja) * | 2010-12-23 | 2012-07-12 | Sintokogio Ltd | スチール系投射材 |
| WO2022082900A1 (zh) * | 2020-10-22 | 2022-04-28 | 江苏省沙钢钢铁研究院有限公司 | 5000MPa级金刚线用盘条及其生产方法 |
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