JPH03253275A - 振動波リニアモータ - Google Patents
振動波リニアモータInfo
- Publication number
- JPH03253275A JPH03253275A JP2051232A JP5123290A JPH03253275A JP H03253275 A JPH03253275 A JP H03253275A JP 2051232 A JP2051232 A JP 2051232A JP 5123290 A JP5123290 A JP 5123290A JP H03253275 A JPH03253275 A JP H03253275A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- vibrating body
- linear motor
- contact
- moving body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 title abstract 7
- 230000000750 progressive effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 abstract description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005684 electric field Effects 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000010363 phase shift Effects 0.000 description 1
- 230000010287 polarization Effects 0.000 description 1
Landscapes
- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は、振動波リニアモータ、特にその振動体に関す
るものである。
るものである。
[従来の技術]
第4図は従来の振動波リニアモータに用いられる振動体
1および圧電性素子2からなる振動子を示す。圧電性素
子2の分極、配置、2相交流電解のかけ方は公知である
ためにその説明は省略するが、圧電性素子2の2つの駆
動相に所定の位相ずれを有する交流電界を印加すること
により、位置的、時間的に90°ずれた2つの定在波を
振動体1に励起させ、これら定在波の合成によって進行
性振動波を発生させる。そして圧電性素子2面に垂直な
振動モードを利用し、振動体1の直線部を使って不図示
の被搬送体リニア送りをする。なお振動体1のスリット
Sは送り速度を速くするために設けられ、スリットS間
に形成される振動片1aによって被搬送体を摩擦駆動す
る。
1および圧電性素子2からなる振動子を示す。圧電性素
子2の分極、配置、2相交流電解のかけ方は公知である
ためにその説明は省略するが、圧電性素子2の2つの駆
動相に所定の位相ずれを有する交流電界を印加すること
により、位置的、時間的に90°ずれた2つの定在波を
振動体1に励起させ、これら定在波の合成によって進行
性振動波を発生させる。そして圧電性素子2面に垂直な
振動モードを利用し、振動体1の直線部を使って不図示
の被搬送体リニア送りをする。なお振動体1のスリット
Sは送り速度を速くするために設けられ、スリットS間
に形成される振動片1aによって被搬送体を摩擦駆動す
る。
この振動波リニアモータを用いた装置として、例えば第
5図に示すようなシート送り装置がある。以下、この装
置について説明する。
5図に示すようなシート送り装置がある。以下、この装
置について説明する。
′tS5図は従来のシート送り装置を示す斜視図であり
、図中、3.4は上下に配置した振動体、5は被搬送体
であるシートで、一対の振動体3.4に挟持されている
。6.7は前記振動体3.4上に夫々固着された圧電性
素子、8はばね性を有する押圧支持部材、9−1.9−
2は支持部材8の両側部が固定される支持側板、10は
支持側板9−1.9−2が取り付けられた底板である。
、図中、3.4は上下に配置した振動体、5は被搬送体
であるシートで、一対の振動体3.4に挟持されている
。6.7は前記振動体3.4上に夫々固着された圧電性
素子、8はばね性を有する押圧支持部材、9−1.9−
2は支持部材8の両側部が固定される支持側板、10は
支持側板9−1.9−2が取り付けられた底板である。
下方に配置される振動体4は底板10により支持され、
上方に配置される振動体3は押圧支持部材8によって支
持されている。また、振動体3は前記押圧支持部材8の
有するバネ性により、シート5を適当な力で押圧して前
記振動体4と共に該シート5を挟持している。振動体3
.4に各々の圧電性素子に、ある周波電圧を印加し、第
6図に示すように上下で空間的な位相差が180°にな
るように進行波を発生させるものとし、波の凸部が常に
対向し、シート移送力が発生する。なお、第5図の矢印
は両方向を指しているがこれは振動の進行方向を切り換
えることによってシート搬送の方向を反転できることを
意味している。
上方に配置される振動体3は押圧支持部材8によって支
持されている。また、振動体3は前記押圧支持部材8の
有するバネ性により、シート5を適当な力で押圧して前
記振動体4と共に該シート5を挟持している。振動体3
.4に各々の圧電性素子に、ある周波電圧を印加し、第
6図に示すように上下で空間的な位相差が180°にな
るように進行波を発生させるものとし、波の凸部が常に
対向し、シート移送力が発生する。なお、第5図の矢印
は両方向を指しているがこれは振動の進行方向を切り換
えることによってシート搬送の方向を反転できることを
意味している。
第7図は第5図の振動体3.4及びシート5をシート給
送方向から見た断面図で左右の直線部で段差を設けてい
る。これは振動体3.4の図中左側と右側の直線部でシ
ート移送力の方向が逆向きに働いているため、逆向きと
なる側(第7図中右側)の移送力をシート5に働かせな
いようにするためである。なお、振動体3の右側の直線
部はA面より下側に下がらないような手段がなされてい
る(不図示)。
送方向から見た断面図で左右の直線部で段差を設けてい
る。これは振動体3.4の図中左側と右側の直線部でシ
ート移送力の方向が逆向きに働いているため、逆向きと
なる側(第7図中右側)の移送力をシート5に働かせな
いようにするためである。なお、振動体3の右側の直線
部はA面より下側に下がらないような手段がなされてい
る(不図示)。
[発明が解決しようとしている課題]
ところで従来のシート送り装置は、シートが押圧されて
いる部分は第7図に示す振動体3゜4の左側の直線部の
みなので、シート5の厚みが変わると、′!J8図のよ
うに振動体が傾くため、振動体3.4とシート5の接触
状態が悪くなり、シート5をスムーズに送ることができ
ないという欠点があった。
いる部分は第7図に示す振動体3゜4の左側の直線部の
みなので、シート5の厚みが変わると、′!J8図のよ
うに振動体が傾くため、振動体3.4とシート5の接触
状態が悪くなり、シート5をスムーズに送ることができ
ないという欠点があった。
この欠点は、シート送り装置に限らず、片側の直線部の
みで駆動するりニアモータに共通のものである。
みで駆動するりニアモータに共通のものである。
本発明は、このような従来の欠点を解決し、シート等の
移動体の厚みが変化しても、振動体と移動体との接触状
態を安定化できる振動波リニアモータを提供することを
目的とする。
移動体の厚みが変化しても、振動体と移動体との接触状
態を安定化できる振動波リニアモータを提供することを
目的とする。
[l!題を解決するための手段]
本発明の目的を達成するための要旨とするところは、移
動体の駆動に供する第1の直線部及び移動体の駆動に供
しない第2の直線部を平行に設け、該第2の直線部の高
さを第1の直線部よりも低く形成した無端形状の振動体
と、該振動体に固着される電気−機械エネルギ変換素子
とからなる振動子を有し、該電気−機械エネルギ変換素
子に周波電圧を印加することにより振動体に進行性振動
波を形成し、以て該振動体に加圧手段を介して圧接され
る移動体を摩擦力により該直線部の長さ方向に沿って移
動する振動波リニアモータにおいて、該振動体の第2の
直線部側に、該移動体を介して固定部と当接し、該振動
子の傾きを阻止するローラ部材を設けたことを特徴とす
る振動波リニアモータにある。
動体の駆動に供する第1の直線部及び移動体の駆動に供
しない第2の直線部を平行に設け、該第2の直線部の高
さを第1の直線部よりも低く形成した無端形状の振動体
と、該振動体に固着される電気−機械エネルギ変換素子
とからなる振動子を有し、該電気−機械エネルギ変換素
子に周波電圧を印加することにより振動体に進行性振動
波を形成し、以て該振動体に加圧手段を介して圧接され
る移動体を摩擦力により該直線部の長さ方向に沿って移
動する振動波リニアモータにおいて、該振動体の第2の
直線部側に、該移動体を介して固定部と当接し、該振動
子の傾きを阻止するローラ部材を設けたことを特徴とす
る振動波リニアモータにある。
[作 用]
上気した構成の振動波リニアモータは、振動体の第1の
直線部と第2の直線部とに段差があるため、シート等の
移動体の厚みが変化すると、振動子は第2の直線部側が
移動体の搬送面に向けて傾くことになるが、ローラ部材
により防がれる。ローラ部材としていることにより、移
動体の移動を妨げないようにしている。
直線部と第2の直線部とに段差があるため、シート等の
移動体の厚みが変化すると、振動子は第2の直線部側が
移動体の搬送面に向けて傾くことになるが、ローラ部材
により防がれる。ローラ部材としていることにより、移
動体の移動を妨げないようにしている。
[実 施 例]
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す振動体の斜視図であ
り、第4図に示す従来例の部材と同じ部分は同一符号を
付しである。振動体1の表面には、送り速度を増すため
に複数のスリットSが形成され、その間に複数の振動片
1aが設けられている。右側の直線部の側面にコロ12
を設けたコロ軸11が接合されている。このような振動
体を、例えば′s5図のようなシート送り装置に用いた
ときの、振動体、シート、コロ及びコロ軸のシート給送
方向から見た断面図を第2図に示す。従来例と同様に、
振動体3.4の左側と右側でシート移送力の方向が逆向
きに働いているため、逆向きとなる側(第2図中右側)
の移送力をシート5に働かせないよう左右で段差を設け
ている。そして、コロ15,16を設けたコロ軸13.
14が振動体3.4の右側の直線部の側面に接合されて
いる。ここて、第2図のようにコロ15,16とシート
5の接触面と振動体3.4とシート5の接触面が水平に
なるようにすれば、シート5の厚みが変わっても、常に
上側の振動体3は水平となりシートとの接触を安定した
面接触にし、スムーズなシート送りをすることができる
。
り、第4図に示す従来例の部材と同じ部分は同一符号を
付しである。振動体1の表面には、送り速度を増すため
に複数のスリットSが形成され、その間に複数の振動片
1aが設けられている。右側の直線部の側面にコロ12
を設けたコロ軸11が接合されている。このような振動
体を、例えば′s5図のようなシート送り装置に用いた
ときの、振動体、シート、コロ及びコロ軸のシート給送
方向から見た断面図を第2図に示す。従来例と同様に、
振動体3.4の左側と右側でシート移送力の方向が逆向
きに働いているため、逆向きとなる側(第2図中右側)
の移送力をシート5に働かせないよう左右で段差を設け
ている。そして、コロ15,16を設けたコロ軸13.
14が振動体3.4の右側の直線部の側面に接合されて
いる。ここて、第2図のようにコロ15,16とシート
5の接触面と振動体3.4とシート5の接触面が水平に
なるようにすれば、シート5の厚みが変わっても、常に
上側の振動体3は水平となりシートとの接触を安定した
面接触にし、スムーズなシート送りをすることができる
。
なお、第2図ではコロ軸13.14を振動体3.4の外
側に接合しているが、内側に接合してもよい。モしてコ
ロ軸13.14の接合を、振動体3.4の中立面の位置
にすると振動が大きく乱れることがなく、効率のよいリ
ニアモータが提供できる。
側に接合しているが、内側に接合してもよい。モしてコ
ロ軸13.14の接合を、振動体3.4の中立面の位置
にすると振動が大きく乱れることがなく、効率のよいリ
ニアモータが提供できる。
第3図は本発明の他の実施例を示すものであり、四角形
状の振動体1′の1対の直線部に複数の振動片1’aを
設はコロ12°を設けたコロ軸11’を1つの直線部に
接合したもので、前述の実施例と同様の効果を得るよう
にしている。
状の振動体1′の1対の直線部に複数の振動片1’aを
設はコロ12°を設けたコロ軸11’を1つの直線部に
接合したもので、前述の実施例と同様の効果を得るよう
にしている。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によれば、振動子の傾斜を防
止でき、振動体の第1の直線部と移動体を常に面で接触
させ、スムーズな駆動が可能になる。
止でき、振動体の第1の直線部と移動体を常に面で接触
させ、スムーズな駆動が可能になる。
第1図は本発明による振動波リニアモータの一実施例を
示す斜視図、第2図は第1図のモータをシート送り装置
に用いた実施例の断面図、第3図は他の実施例の斜視図
、第4図は従来の振動波リニアモータの振動子の斜視図
、第5図は第4図の振動波リニアモータを用いたシート
送り装置、第6図はシート搬送の原理図、第7図及び第
8図は正常搬送時とシート厚の変化時の搬送状態を示す
断面図である。 1.1’、3.4・・・振動体 la、la’、3a、4a・・・振動片2.2’ 、6
.7・・・圧電性素子 5・・・シート 11.11°、13.14
・・・コロ軸12.12”、15.16・・・コロ S
・・・スリット第1図 第2図 第 3 図 第 図 第 図 第 図 [工〉
示す斜視図、第2図は第1図のモータをシート送り装置
に用いた実施例の断面図、第3図は他の実施例の斜視図
、第4図は従来の振動波リニアモータの振動子の斜視図
、第5図は第4図の振動波リニアモータを用いたシート
送り装置、第6図はシート搬送の原理図、第7図及び第
8図は正常搬送時とシート厚の変化時の搬送状態を示す
断面図である。 1.1’、3.4・・・振動体 la、la’、3a、4a・・・振動片2.2’ 、6
.7・・・圧電性素子 5・・・シート 11.11°、13.14
・・・コロ軸12.12”、15.16・・・コロ S
・・・スリット第1図 第2図 第 3 図 第 図 第 図 第 図 [工〉
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 移動体の駆動に供する第1の直線部及び移動体の駆
動に供しない第2の直線部を平行に設け、該第2の直線
部の高さを第1の直線部よりも低く形成した無端形状の
振動体と、該振動体に固着される電気−機械エネルギ変
換素子とからなる振動子を有し、該電気−機械エネルギ
変換素子に周波電圧を印加することにより振動体に進行
性振動波を形成し、以て該振動体に加圧手段を介して圧
接される移動体を摩擦力により該直線部の長さ方向に沿
って移動する振動波リニアモータにおいて、 該振動体の第2の直線部側に、該移動体を介して固定部
と当接し、該振動子の傾きを阻止するローラ部材を設け
たことを特徴とする振動波リニアモータ。 2 請求項1の振動子を対向して設け、双方のローラ部
材同士を移動部材を挟んで当接させたことを特徴とする
振動波リニアモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2051232A JPH03253275A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 振動波リニアモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2051232A JPH03253275A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 振動波リニアモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03253275A true JPH03253275A (ja) | 1991-11-12 |
Family
ID=12881201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2051232A Pending JPH03253275A (ja) | 1990-03-02 | 1990-03-02 | 振動波リニアモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03253275A (ja) |
-
1990
- 1990-03-02 JP JP2051232A patent/JPH03253275A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4813708B2 (ja) | 多層圧電性モータ | |
US5101132A (en) | Linear ultrasonic motor | |
US4692652A (en) | Vibration wave motor | |
JP2669913B2 (ja) | 振動波駆動装置および振動波駆動装置を駆動源とする移動機器 | |
JPH0331140A (ja) | シート送り装置 | |
JP2563585B2 (ja) | 搬送装置 | |
JPH03253275A (ja) | 振動波リニアモータ | |
JPH03183381A (ja) | 振動波モータ | |
JPS63316676A (ja) | 圧電リニアモ−タ | |
JPS63316675A (ja) | 圧電リニアモ−タ | |
JP2715157B2 (ja) | カード搬送装置 | |
JPH0614567A (ja) | 振動式リニア駆動装置及び該リニア駆動装置を有するプリンタ装置 | |
JPH0417584A (ja) | 超音波アクチュエータ | |
JP2605355B2 (ja) | 超音波モータの駆動方法および超音波モータ用振動子 | |
JPH01315280A (ja) | 超音波モータの駆動方法および超音波モータ用振動子 | |
JPH09117166A (ja) | 超音波モータ | |
JPS61231881A (ja) | 振動波モ−タ | |
JPH06105570A (ja) | 超音波アクチュエータ | |
JPH01259764A (ja) | 圧電駆動ユニット | |
JPH033678A (ja) | 超音波モータ装置 | |
JPH03243179A (ja) | 超音波搬送装置 | |
JPH04312366A (ja) | 超音波リニアモータ | |
JPH07274554A (ja) | 超音波リニアモータ | |
JP2526311Y2 (ja) | 圧電モータ | |
JPH04171439A (ja) | 画像形成装置 |