JPH03253013A - コンデンサ電極及び積層型複合電子部品 - Google Patents

コンデンサ電極及び積層型複合電子部品

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Publication number
JPH03253013A
JPH03253013A JP5112190A JP5112190A JPH03253013A JP H03253013 A JPH03253013 A JP H03253013A JP 5112190 A JP5112190 A JP 5112190A JP 5112190 A JP5112190 A JP 5112190A JP H03253013 A JPH03253013 A JP H03253013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
sheets
capacitor electrode
electrodes
slits
Prior art date
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Pending
Application number
JP5112190A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Kobayashi
隆 小林
Motoi Nishii
西井 基
Minoru Tamada
稔 玉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Priority to JP5112190A priority Critical patent/JPH03253013A/ja
Publication of JPH03253013A publication Critical patent/JPH03253013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Ceramic Capacitors (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コンデンサ電極及びコンデンサ層、コイル層
を任意に積層してなる積層型複合電子部品に関する。
更朱り摸複上遅遁 近年、表面実装型の小型電子部品が種々生産され、フィ
ル、コンデンサが密集して構成されるようになってきた
。また、部品そのものもコイル、コンデンサ、抵抗等を
一つにまとめたソリッドタイプが主流になってきている
一般に、積層チップコイルと呼ばれる素子にコンデンサ
を一体構成するには、コイル部分を構成する層(以下り
層と記す)とコイルを構成する層(以下C層と記す)を
別々に構成し、その後両者を一体的に積層してLC複合
部品とする。ところが、年々部品が小型化されてきてお
り、LC複合部品を製作するにしてもL層と0層は極接
近した構成とならざるを得ない。
しかしながら、L層、0層を近接させた場合、L層で発
生した磁力線は必ず0層の電極を横切ることになり、コ
ンデンサ電極に誘起起電力が発生し、循環電流が流れる
。このため、前記り層のインダンタクス低下、良好度Q
の低下など、フィルとしての特性劣化の大きな要因とな
っている。勿論、L層と0層の間隔を大きくとれば本来
のコイル特性を維持できるが、小型化、高集積化の要求
の下ではこのような対策は採用できない。
そこで、本発明の課題は、循環IE流が発生することの
ないコンデンサ電極及びコイルの特性を損なうことのな
い積層型複合電子部品を提供することにある。
課題を解決するための手段とその作用 以上の課題を解決するため、本発明に係るコンデンサ電
極は、少なくとも自身の略中矢部を分断するスリットを
備えている。さらに、本発明に係る積層型複合電子部品
は、前記スリットを形成したコンデンサ電極を有するコ
ンデンサ層とコイル層とを、必要であれば抵抗層等地の
素子層を加えて、積層したものである。前記スリットは
1本でもそれ以上でもよく、あるいは十文字にクロスし
た形状であってもよい。近接配置されたコイル層で発生
した磁力線によってコンデンサ電極に誘起される電流は
、前記スリットによって分断され、循環を流とはならな
い。
実施例 以下、本発明に係るコンデンサ電極及び積層型複合電子
部品の実施例につき、添付図面を参照して説明する。
第1図は積層前のLC複合部品の各要素を示し、基材シ
ートとしてはフェライトグリーンシート1〜7が使用さ
れる。各シート1〜7は、フェライト粉末、有機溶媒及
びバインダ等を混練して泥しようにした後、押出し法、
引き上げ法又はブレード法等によりシート状に成形した
ものである。シート2,3,5.6はその表面にAg等
を含む導電ペーストが所定の形状に印刷されている。シ
ート2.3は0層を構成するためのもので、導電ペース
トによりコンデンサ電極8,10が形成されている。こ
のコンデンサ電極8.10は一端に外部引出し電極9,
11を有し、中央部には長手方向にスリット8a、10
aが形成されている。シート5,6はL層を構成するた
めのもので、導電ペーストによりコイル導体12.15
が形成されている。このコイル導体12.15は一端に
外部引出し電極13.16を有し、3/4タ一ン分形成
されている。コイル導体12は、端部にスルーホール1
4が形成され、シート5,6を重ね合わせたとき、スル
ーホール14を介してコイル導体15の端部17と電気
的に接続される。
以上の構成からなるシート2,3,5.6とその間及び
上下部に、導体が印刷されていないフェライトグリーン
シート4,1.7を必要枚数積み重ね、加圧する。実際
の量産工程では各シートは多数の導体を印刷したものを
一度に積層し、1単位のLC素子を構成するようにカッ
トする。これを適当な温度で焼成し、バレル研摩を行な
った後、両端部に導電ペーストを塗布、焼付けし、外部
電極20.21を形成する(第2図参照)。外部電極2
0゜21は引出し電極9.11.13.16と電気的に
接続され、第5図(イ〉に示すように、コイルとコンデ
ンサが並列に接続された等価回路を備えたLC複合部品
が得られる。
以上の構成からなるLC複合部品においては、第3図に
点線で示すように、1層22で発生した磁力線が0層2
5のコンデンサ電極8,10を横切る。
従来の0層であればコンデンサ電極に誘起起電力が生じ
て循環tfiが流れることとなる。しかし、本発明品で
は、コンデンサ電極8.IOにスリット8a、 10a
が形成されているため、第4図(イ)に点線で示す如く
、循環を流が断たれる。従って、1層22と0層25と
の間隔を大きくすることなく、LH22のインダクタン
ス及び良好度Qの劣化を効果的に防止できる。
なお、コンデンサ電極のスリット形状は循環電流を極力
抑えるために種々の形状を考えることができ、スリット
の本数、幅寸法、位置等は任意である。例えば、第4図
(ロ)に示すように2本のスノット8a、 8aを平行
に形成したり、第4図(ハ)に示すようにスリット8a
、 8bを十文字形状に形成してもよい。
また、従来では構成しにくかったL層−0層−L層のサ
ンドインチ構成も可能となる。即ち、第5図(イ)に示
した等価回路の複合電子部品に限らず、外部引出し電極
9.11.13.16の引出し位置を適宜変更し、1層
22.0層25の積層形態を種々に組み合わせることに
より、第5図(ロ)、(ハ)。
(ニ)に示す等価回路の複合電子部品も製作できる。
さらに、抵抗層を組み合わせた複合電子部品とすること
も可能である。
発明の効果 以上の説明で明らかなように、本発明によれば、コンデ
ンサ電極にスリットを形成したため、近接配置したL層
からの磁力線によるコンデンサ電極での循環電流の発生
が防止され、L層のインダクタンス及び良好度Qの劣化
が解消する。また、L層、C層の近接構成が可能となっ
たことで、L。
Cの組み合わせに制限がなくなり、複合電子部品として
の小型化、薄型化を一層追求することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る複合電子部品の積層前の分解斜視
図、第2図は第1図のものを積層し、外部電極を設けた
状態での水平断面図、第3図は第1図のものを積層した
状態での垂直横断面図である。第4図(イ)、(口〉、
(ハ)はそれぞれ本発明に係る電極の平面図である。第
5図(イ)、〈口)。 (ハ)、(ニ)はそれぞれ本発明に係る複合電子部品の
等他回路図である。 1〜7・・・フェライトグリーンシート、8,1o・・
・コンデンサ電極、8a、8b、10a ・・−スリッ
ト、12.15・・・コイル導体、22・・・LM、2
5・・・C層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.誘電体シートの表面に形成され、少なくとも略中央
    部を分断するスリットを備えたことを特徴とするコンデ
    ンサ電極。
  2. 2.基材シート上にコンデンサ電極を有するコンデンサ
    層と、基材シート上にコイル導体を有するコイル層を積
    層してなる積層型複合電子部品において、前記コンデン
    サ電極に少なくとも略中央部を分断するスリットが形成
    されていることを特徴とする積層型複合電子部品。
JP5112190A 1990-03-01 1990-03-01 コンデンサ電極及び積層型複合電子部品 Pending JPH03253013A (ja)

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JP (1) JPH03253013A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555511U (ja) * 1991-12-24 1993-07-23 太陽誘電株式会社 積層複合部品
US6803839B2 (en) 2001-11-16 2004-10-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer LC composite component
JP2008192757A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Tdk Corp 積層コンデンサ

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0555511U (ja) * 1991-12-24 1993-07-23 太陽誘電株式会社 積層複合部品
US6803839B2 (en) 2001-11-16 2004-10-12 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer LC composite component
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