JPH0325291Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0325291Y2 JPH0325291Y2 JP1983176490U JP17649083U JPH0325291Y2 JP H0325291 Y2 JPH0325291 Y2 JP H0325291Y2 JP 1983176490 U JP1983176490 U JP 1983176490U JP 17649083 U JP17649083 U JP 17649083U JP H0325291 Y2 JPH0325291 Y2 JP H0325291Y2
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- JP
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- pick
- holding member
- pickup
- laser
- screw
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
技術分野
本考案は、デイスクプレーヤのレーザピツクア
ツプの光軸調整装置に関し、もつと詳しくはレー
ザピツクアツプの光軸をデイスクの信号面に対し
垂直に調整するための調整装置に関する。
ツプの光軸調整装置に関し、もつと詳しくはレー
ザピツクアツプの光軸をデイスクの信号面に対し
垂直に調整するための調整装置に関する。
背景技術
デイスクプレーヤなどに使用されるレーザピツ
クアツプでは、デイスクに記録された信号を正確
に検出するためには、レーザ光がデイスクの信号
面に対して垂直に照射されることが必要である。
クアツプでは、デイスクに記録された信号を正確
に検出するためには、レーザ光がデイスクの信号
面に対して垂直に照射されることが必要である。
しかしながら従来ではレーザピツクアツプの光
軸を調整する装置がなく、もつぱら部品の精度や
組立時の組立精度に依存している。そのため部品
精度や組立精度の不正確さによつて、、デイスク
の信号面に対するレーザ光の垂直度が劣化してお
り、そのため正確な記録信号の検出を行なうこと
ができなかつた。
軸を調整する装置がなく、もつぱら部品の精度や
組立時の組立精度に依存している。そのため部品
精度や組立精度の不正確さによつて、、デイスク
の信号面に対するレーザ光の垂直度が劣化してお
り、そのため正確な記録信号の検出を行なうこと
ができなかつた。
目 的
本考案の目的は、レーザピツクアツプの光軸を
デイスクの信号面に対して垂直にするためのレー
ザピツクアツプの光軸調整装置を提供することで
ある。
デイスクの信号面に対して垂直にするためのレー
ザピツクアツプの光軸調整装置を提供することで
ある。
考案の構成
本考案は、レーザ光が照射される照射孔が備え
られたピツクアツプと、ピツクアツプを保持する
保持部材と、ピツクアツプが乗載されかつデイス
クの半径方向に移動可能なレーザピツクアツプ移
動台とを含み、前記ピツクアツプは保持部材に前
記移動方向に平行な軸線まわりに角変位調整可能
に取付けられ、さらにこの保持部材はレーザピツ
クアツプ移動台に前記軸線に直角でかつ水平な軸
線まわりに角変位調整可能に取り付けられるとと
もに、前記ピツクアツプと移動台を直接バイアス
する弾性体を設けたことを特徴とするレーザピツ
クアツプの光軸調整装置。
られたピツクアツプと、ピツクアツプを保持する
保持部材と、ピツクアツプが乗載されかつデイス
クの半径方向に移動可能なレーザピツクアツプ移
動台とを含み、前記ピツクアツプは保持部材に前
記移動方向に平行な軸線まわりに角変位調整可能
に取付けられ、さらにこの保持部材はレーザピツ
クアツプ移動台に前記軸線に直角でかつ水平な軸
線まわりに角変位調整可能に取り付けられるとと
もに、前記ピツクアツプと移動台を直接バイアス
する弾性体を設けたことを特徴とするレーザピツ
クアツプの光軸調整装置。
実施例
第1図は本考案の一実施例の全体の斜視図であ
る。記録媒体としてのデイスク1は、そのデイス
ク1の記録内容を再生する音響機器あるいは映像
機器の機体2に入口3から挿入されて装填され
る。
る。記録媒体としてのデイスク1は、そのデイス
ク1の記録内容を再生する音響機器あるいは映像
機器の機体2に入口3から挿入されて装填され
る。
第2図は第1図に示された一実施例の内部構造
を簡略化して示す平面図であり、第3図は第2図
の一部の斜視図であり、第4図は第2図の而側面
図であり、第5図は第2図の右側面図であり、第
6図は第2図の背面図である。デイスク1の下方
には、デイスク1に記録された信号を検出するた
めのピツクアツプ4が設けられる。ピツクアツプ
4は保持部材5によつて保持される。さらにこの
保持部材5はピツクアツプ移動台6に固定され
る。ピツクアツプ移動6は機体2の左方側(第2
図参照)に配設されている後述するピツクアツプ
移動装置によつて第2図の上下方向に変位可能で
ある。ピツクアツプ4にはレーザ光が照射される
照射孔7が形成されており、この照射孔7からレ
ーザ光がデイスク1に向けて照射されてデイスク
1の記録信号が検出される。
を簡略化して示す平面図であり、第3図は第2図
の一部の斜視図であり、第4図は第2図の而側面
図であり、第5図は第2図の右側面図であり、第
6図は第2図の背面図である。デイスク1の下方
には、デイスク1に記録された信号を検出するた
めのピツクアツプ4が設けられる。ピツクアツプ
4は保持部材5によつて保持される。さらにこの
保持部材5はピツクアツプ移動台6に固定され
る。ピツクアツプ移動6は機体2の左方側(第2
図参照)に配設されている後述するピツクアツプ
移動装置によつて第2図の上下方向に変位可能で
ある。ピツクアツプ4にはレーザ光が照射される
照射孔7が形成されており、この照射孔7からレ
ーザ光がデイスク1に向けて照射されてデイスク
1の記録信号が検出される。
ピツクアツプ4の左方にはピツクアツプ送り用
モータ8が設けられる。このモータ6の端部には
第7図示のようにその内部に複数の歯車群9が収
納されているギヤヘツド10が装着される。この
ギヤヘツド10によつてモータ8の出力回転が減
速される。なお、このギヤヘツド10はモータ8
に着脱自在であり、種々のギヤヘツドを適宜用い
ることによつて減速量を調節することができる。
モータ8が設けられる。このモータ6の端部には
第7図示のようにその内部に複数の歯車群9が収
納されているギヤヘツド10が装着される。この
ギヤヘツド10によつてモータ8の出力回転が減
速される。なお、このギヤヘツド10はモータ8
に着脱自在であり、種々のギヤヘツドを適宜用い
ることによつて減速量を調節することができる。
第3図を参照してギヤヘツド10の回転軸11
にはウオーム12が固着される。ウオーム12を
挿通する回転軸11の端部11aには近接してね
じ13が回転軸11と共通な軸線を有するように
配置される。このねじ13は支持部材14によつ
て機体2に支持されており、ねじ13の軸部15
の先端15aは回転軸11の端部11aに当接可
能である。
にはウオーム12が固着される。ウオーム12を
挿通する回転軸11の端部11aには近接してね
じ13が回転軸11と共通な軸線を有するように
配置される。このねじ13は支持部材14によつ
て機体2に支持されており、ねじ13の軸部15
の先端15aは回転軸11の端部11aに当接可
能である。
ウオーム12の内方よりにはウオームホイル1
6が備えられる。このウオームホイル16はウオ
ーム12に噛合う。ウオオームホイル16の回転
軸17の上部外周にはピニオン18が形成されて
おり、このピニオン18に噛合可能なラツクを有
するラツク部19が第2図の上下方向に延びて移
動台6に固定的に設けられている。ラツク部19
の下方にはピツクアツプ4の移動方向(第2図の
上下方向)に平行な案内棒20が配設されてお
り、この案内棒20には軸受21,22が装着さ
れる。軸受21,22は保持部材5に固定され
る。案内棒20と平行なもう1つの案内棒23が
ピツクアツプ4の第2図の右方側に配設されてい
る。この案内棒23に軸受ホルダ24が装着され
る。軸受ホルダ24はピツクアツプ移動台6の上
端部に形成されている。
6が備えられる。このウオームホイル16はウオ
ーム12に噛合う。ウオオームホイル16の回転
軸17の上部外周にはピニオン18が形成されて
おり、このピニオン18に噛合可能なラツクを有
するラツク部19が第2図の上下方向に延びて移
動台6に固定的に設けられている。ラツク部19
の下方にはピツクアツプ4の移動方向(第2図の
上下方向)に平行な案内棒20が配設されてお
り、この案内棒20には軸受21,22が装着さ
れる。軸受21,22は保持部材5に固定され
る。案内棒20と平行なもう1つの案内棒23が
ピツクアツプ4の第2図の右方側に配設されてい
る。この案内棒23に軸受ホルダ24が装着され
る。軸受ホルダ24はピツクアツプ移動台6の上
端部に形成されている。
このような構成を有する移動装置において、モ
ータ8が駆動されると、ギヤヘツド10、ウオー
ム12、ウオームホイル16、ビニオン18に回
転駆動力が伝達され、ラツク部19が第2図の上
下方向に変位する。このときラツク部19と一体
的に形成されているピツクアツプ移動台6も案内
棒20,23に案内されて第2図の上下方向に変
位する。従つてレーザピツクアツプ4も上下に移
動し、移動すると同時に照射孔7からレーザ光が
デイスク1に向けて照射されてデイスク1の記録
信号が検出される。
ータ8が駆動されると、ギヤヘツド10、ウオー
ム12、ウオームホイル16、ビニオン18に回
転駆動力が伝達され、ラツク部19が第2図の上
下方向に変位する。このときラツク部19と一体
的に形成されているピツクアツプ移動台6も案内
棒20,23に案内されて第2図の上下方向に変
位する。従つてレーザピツクアツプ4も上下に移
動し、移動すると同時に照射孔7からレーザ光が
デイスク1に向けて照射されてデイスク1の記録
信号が検出される。
第8図は駆動モータ8の簡略化した断面図であ
る。この駆動モータ8はいわゆるコアレスモータ
と呼ばれるものであり、回転軸30と、回転軸3
0の左右側方に一体的に備えられる永久磁石3
1,32と、永久磁石31,32を外囲する界磁
コイル33とを含む。通常のモータでは界磁には
コイルが巻回された鉄心が用いられているけれど
も、このモータ8では鉄心は用いられておらず、
コイルのみである。このように駆動モータ8にコ
アレスモータが用いられることによつて、モータ
の慣性モーメントが低減され、そのためピツクア
ツプへの早い追従が可能となる。またピツクアツ
プの微小送りと高速送りの切換は、モータ8の印
加電圧の切換により行なわれる。この場合コアレ
スモータが用いられることによつて、起動電圧が
小さくすみ、そのため速度切換の際の速度比を大
きくとることが可能となる。
る。この駆動モータ8はいわゆるコアレスモータ
と呼ばれるものであり、回転軸30と、回転軸3
0の左右側方に一体的に備えられる永久磁石3
1,32と、永久磁石31,32を外囲する界磁
コイル33とを含む。通常のモータでは界磁には
コイルが巻回された鉄心が用いられているけれど
も、このモータ8では鉄心は用いられておらず、
コイルのみである。このように駆動モータ8にコ
アレスモータが用いられることによつて、モータ
の慣性モーメントが低減され、そのためピツクア
ツプへの早い追従が可能となる。またピツクアツ
プの微小送りと高速送りの切換は、モータ8の印
加電圧の切換により行なわれる。この場合コアレ
スモータが用いられることによつて、起動電圧が
小さくすみ、そのため速度切換の際の速度比を大
きくとることが可能となる。
第9図は軸受21の拡大斜視図であり、第10
図は第9図の切断面線X−Xから見た断面図であ
る。保持器34にはボール35が回転可能に収納
されており、この保持器は順次連結されて軸受2
1の長手方向に沿つて内周面側の一列から軸受2
1の内部に挿入される他方列に無端環状に形成さ
れる。この内周面側の一例は内周面から内方に向
けて約1/3程度突出している。このようなボール
列が周方向に沿つて複数個配列されている。
図は第9図の切断面線X−Xから見た断面図であ
る。保持器34にはボール35が回転可能に収納
されており、この保持器は順次連結されて軸受2
1の長手方向に沿つて内周面側の一列から軸受2
1の内部に挿入される他方列に無端環状に形成さ
れる。この内周面側の一例は内周面から内方に向
けて約1/3程度突出している。このようなボール
列が周方向に沿つて複数個配列されている。
このようなリニアボール軸受の使用によつて案
内棒25との摺動抵抗が軽減され、モータ8の負
荷が低減される。
内棒25との摺動抵抗が軽減され、モータ8の負
荷が低減される。
第11図はラツク部19付近の拡大図である。
ラツク部19は、保持部材5に一体的に固定され
ている固定ラツク35と、コイルばね36と、可
動ラツク37とから成る。コイルばね36は一端
が固定ラツク35に連結され、他端が可動ラツク
37に連結されている。そのため可動ラツク37
は第2図の上方に付勢されている。このラツク3
5,37はピニオン18に噛合可能である。従つ
てピニオン18の歯部18aはラツク35,37
間で完全に挟圧され、そのためギヤのバツクラツ
シユが防止され、迅速な伝達が可能となる。
ラツク部19は、保持部材5に一体的に固定され
ている固定ラツク35と、コイルばね36と、可
動ラツク37とから成る。コイルばね36は一端
が固定ラツク35に連結され、他端が可動ラツク
37に連結されている。そのため可動ラツク37
は第2図の上方に付勢されている。このラツク3
5,37はピニオン18に噛合可能である。従つ
てピニオン18の歯部18aはラツク35,37
間で完全に挟圧され、そのためギヤのバツクラツ
シユが防止され、迅速な伝達が可能となる。
次にピツクアツプ4の移動動作について説明す
る。モータ8が起動されると、ギヤヘツド8、ウ
オーム12、ピニオン18などを介してラツク部
19に動力が伝達される。このラツク部19が移
動方向Aに沿つて変位すると、ラツク部19は移
動台6に固定的に設けられているので移動台6従
つてピツクアツプ4が移動方向Aに沿つて微小送
りの状態で移動する。ピツクアツプ4の移動途中
で、保持部材5の係止部分5aが原点検出スイツ
チ38(第2図参照)を押圧すると、モータ8が
消勢されピツクアツプ4が停止する。その後モー
タ8が逆回転でしかも高速回転状態に付勢され、
ピツクアツプ4が元の位置へ迅速に復帰する。ま
た曲の頭出し時には操作キー(図示せず)を押圧
することによつて、モータ8が高速回転し、これ
によつてピツクアツプ4が高速送りされ、所定位
置に短時間で到達することが可能となる。なお微
小送りと高速送りの切換は、モータ8の印加電圧
の切換によつて行なわれる。
る。モータ8が起動されると、ギヤヘツド8、ウ
オーム12、ピニオン18などを介してラツク部
19に動力が伝達される。このラツク部19が移
動方向Aに沿つて変位すると、ラツク部19は移
動台6に固定的に設けられているので移動台6従
つてピツクアツプ4が移動方向Aに沿つて微小送
りの状態で移動する。ピツクアツプ4の移動途中
で、保持部材5の係止部分5aが原点検出スイツ
チ38(第2図参照)を押圧すると、モータ8が
消勢されピツクアツプ4が停止する。その後モー
タ8が逆回転でしかも高速回転状態に付勢され、
ピツクアツプ4が元の位置へ迅速に復帰する。ま
た曲の頭出し時には操作キー(図示せず)を押圧
することによつて、モータ8が高速回転し、これ
によつてピツクアツプ4が高速送りされ、所定位
置に短時間で到達することが可能となる。なお微
小送りと高速送りの切換は、モータ8の印加電圧
の切換によつて行なわれる。
第12図はピツクアツプ4付近の分解斜視図で
あり、第13図は第12図の矢符B側から見た分
解斜視図である。ピツクアツプ4は、方形体40
と、方形体40の下部に備えられる突出部41と
を含む。方形体40の正面には左右一対のねじ孔
42,43が形成されている。方形体40の上面
でかつ右方寄りにレーザ照射部59が備えられて
おり、このレーザ照射部59の中央部にレーザが
照射されるレーザ照射孔7が形成されている。
あり、第13図は第12図の矢符B側から見た分
解斜視図である。ピツクアツプ4は、方形体40
と、方形体40の下部に備えられる突出部41と
を含む。方形体40の正面には左右一対のねじ孔
42,43が形成されている。方形体40の上面
でかつ右方寄りにレーザ照射部59が備えられて
おり、このレーザ照射部59の中央部にレーザが
照射されるレーザ照射孔7が形成されている。
ピツクアツプ4の外方にはピツクアツプ4を保
持する保持部材5が配置されている。この保持部
材5は略コの字状に形成されており、基部44と
基部44に直角な一対の側部45,46とを含
む。基部44にはピツクアツプ4のねじ孔42,
43に対応して長孔47および丸孔48がそれぞ
れ形成されている。長孔47は基部44の幅方向
(第12図の上下方向)に延びる。側部45には
側部45に直角でかつ外方に向けて突出する案内
棒49,50が並設されている。側部46には軸
孔51a,51b,51cが長手方向に沿つて形
成されている。このような保持部材5がピツクア
ツプ4を外囲した状態で、ねじ52が皿ばね53
を介在して長孔47を挿通し、さらに皿ばね54
を介在してねじ孔42に螺着され。もう1つのね
じ55もまた皿ばね56を介在して丸孔48を挿
通し、さらに皿ばね57を介在してねじ孔43に
螺着される。このようにして保持部材5にピツク
アツプ4が固定される。なお、皿ばね53,56
は保持部材5に向けて円弧状に彎曲しており、皿
ばね54,57は皿ばね53,56と反対方向に
円弧状に彎曲している。そのため、ピツクアツプ
4と保持部材5とがガタ付きなく固定されるとと
もに、後述するようにピツクアツプ4がねじ55
の軸線まわりに回転する際に、ピツクアツプ4と
保持部材5との接触面積が皿ばね53,54,5
6,57を介在させることによつて小さくなるの
で円滑に回転することが可能となる。
持する保持部材5が配置されている。この保持部
材5は略コの字状に形成されており、基部44と
基部44に直角な一対の側部45,46とを含
む。基部44にはピツクアツプ4のねじ孔42,
43に対応して長孔47および丸孔48がそれぞ
れ形成されている。長孔47は基部44の幅方向
(第12図の上下方向)に延びる。側部45には
側部45に直角でかつ外方に向けて突出する案内
棒49,50が並設されている。側部46には軸
孔51a,51b,51cが長手方向に沿つて形
成されている。このような保持部材5がピツクア
ツプ4を外囲した状態で、ねじ52が皿ばね53
を介在して長孔47を挿通し、さらに皿ばね54
を介在してねじ孔42に螺着され。もう1つのね
じ55もまた皿ばね56を介在して丸孔48を挿
通し、さらに皿ばね57を介在してねじ孔43に
螺着される。このようにして保持部材5にピツク
アツプ4が固定される。なお、皿ばね53,56
は保持部材5に向けて円弧状に彎曲しており、皿
ばね54,57は皿ばね53,56と反対方向に
円弧状に彎曲している。そのため、ピツクアツプ
4と保持部材5とがガタ付きなく固定されるとと
もに、後述するようにピツクアツプ4がねじ55
の軸線まわりに回転する際に、ピツクアツプ4と
保持部材5との接触面積が皿ばね53,54,5
6,57を介在させることによつて小さくなるの
で円滑に回転することが可能となる。
ピツクアツプ4の下方には、ピツクアツプ4を
水平方向に移動可能にする移動台6が配置され
る。この移動台6は大略的には上方に開口した略
コの字状である。この移動部材6は底部60と底
部60の両端に立設される側部61,62とを含
む。底部60にはその左端部付近にねじ孔63が
形成されており、板ばね64の挿通孔65、ねじ
孔63をねじ66が順次挿通して、板ばね64が
底部60に固定される。この板ばね64は、基部
64aと、基部64aの両端に連接しかつ外方に
延びるに連れて底部60から漸増して離反する折
曲部64b,64cとを含む。この板ばね64の
折曲部64b,64cにピツクアツプ4の突出部
41の下面2が当接可能である。
水平方向に移動可能にする移動台6が配置され
る。この移動台6は大略的には上方に開口した略
コの字状である。この移動部材6は底部60と底
部60の両端に立設される側部61,62とを含
む。底部60にはその左端部付近にねじ孔63が
形成されており、板ばね64の挿通孔65、ねじ
孔63をねじ66が順次挿通して、板ばね64が
底部60に固定される。この板ばね64は、基部
64aと、基部64aの両端に連接しかつ外方に
延びるに連れて底部60から漸増して離反する折
曲部64b,64cとを含む。この板ばね64の
折曲部64b,64cにピツクアツプ4の突出部
41の下面2が当接可能である。
側部61には上部には略U字状の切欠き68,
69が形成されている。また切欠き68,69間
には外方(第12図の左方)に突出した支軸70
が設けられる。側板61の側方には支持片71が
設けられる。この支持片71は、垂直部71a
と、垂直部71aから水平方向に延びる水平部7
1bとを含む。垂直部71aには嵌合孔73,7
4,75が長手方向に沿つて順次形成されてい
る。水平部71bにはねじ76が螺合するねじ孔
77が形成されている。
69が形成されている。また切欠き68,69間
には外方(第12図の左方)に突出した支軸70
が設けられる。側板61の側方には支持片71が
設けられる。この支持片71は、垂直部71a
と、垂直部71aから水平方向に延びる水平部7
1bとを含む。垂直部71aには嵌合孔73,7
4,75が長手方向に沿つて順次形成されてい
る。水平部71bにはねじ76が螺合するねじ孔
77が形成されている。
第13図を参照して、側部62には側方に延び
る延在片80が形成されており、この延在片80
には長手方向に沿つて丸孔81,82が形成され
ている。また側部62には丸孔83および丸孔8
3の両側方に配置される長孔84,85が形成さ
れている。この長孔84,85は丸孔83を中心
とした仮想円の周方向に延びる。側部62の外方
には支持片86が備えられている。この支持片8
6は、水平部87と垂直部88とを含む。水平部
87には、側部62の延在片80に形成されてい
る丸孔81,82に対応したねじ孔89,90が
形成されている。垂直部88に内方に突出た案内
棒91,92,93が立設されている。
る延在片80が形成されており、この延在片80
には長手方向に沿つて丸孔81,82が形成され
ている。また側部62には丸孔83および丸孔8
3の両側方に配置される長孔84,85が形成さ
れている。この長孔84,85は丸孔83を中心
とした仮想円の周方向に延びる。側部62の外方
には支持片86が備えられている。この支持片8
6は、水平部87と垂直部88とを含む。水平部
87には、側部62の延在片80に形成されてい
る丸孔81,82に対応したねじ孔89,90が
形成されている。垂直部88に内方に突出た案内
棒91,92,93が立設されている。
このような構成を有する移動台6に保持部材5
が嵌まり込む。さに詳しく説明すると、保持部材
5の側部45の案内棒49,50が、移動台6の
切欠き68,69に嵌まり込み、さらに支持片7
1の嵌合孔73,75にそれぞれ嵌入される。こ
のとき側部61の支軸70は支持片71の嵌合孔
74に緩やかに嵌入される。
が嵌まり込む。さに詳しく説明すると、保持部材
5の側部45の案内棒49,50が、移動台6の
切欠き68,69に嵌まり込み、さらに支持片7
1の嵌合孔73,75にそれぞれ嵌入される。こ
のとき側部61の支軸70は支持片71の嵌合孔
74に緩やかに嵌入される。
一方、移動台6の他方側部62では、支持片8
6の案内棒91が長孔84,丸孔51cを順次挿
通し、また案内棒93が長孔85、丸孔51aを
挿通する。さらに案内棒92が皿ばね94を介し
て軸孔83を挿通し、さらに皿ばね95を介して
丸孔51bを挿通してEリング96によつて固定
される。この皿ばね94,95は円弧状であり、
頂部が側部62に当接するように配置されてい
る。このような皿ばね94,95は、前述した皿
ばね54,57と同様な作用を発揮する。
6の案内棒91が長孔84,丸孔51cを順次挿
通し、また案内棒93が長孔85、丸孔51aを
挿通する。さらに案内棒92が皿ばね94を介し
て軸孔83を挿通し、さらに皿ばね95を介して
丸孔51bを挿通してEリング96によつて固定
される。この皿ばね94,95は円弧状であり、
頂部が側部62に当接するように配置されてい
る。このような皿ばね94,95は、前述した皿
ばね54,57と同様な作用を発揮する。
支持片86はまた水平部87が延在部80に弾
発的に取付けられる。すなわち、ねじ97がねじ
孔81を挿通しさらにコイルばね98を介してね
じ孔89に螺合し、もう1つのばね99もまたじ
孔82を挿通しコイルばね100を介してねじ孔
90に螺合する。こうして移動台6に保持部材5
が固定される。
発的に取付けられる。すなわち、ねじ97がねじ
孔81を挿通しさらにコイルばね98を介してね
じ孔89に螺合し、もう1つのばね99もまたじ
孔82を挿通しコイルばね100を介してねじ孔
90に螺合する。こうして移動台6に保持部材5
が固定される。
次にピツクアツプ4から照射されるレーザ光の
光軸調整の操作を説明する。先ず移動方向Aに平
行な光軸の調整にあつては調整用ねじ97,99
を締付けるかまたは緩めることによつて、支持片
86の案内棒92の軸線まわりにピツクアツプ4
が回転することによつて行なわれる。さらに具体
的に説明すると、ピツクアツプ4が長手方向に平
行な軸線に関して第3図の反時計方向に傾斜して
いる場合には調整用ねじ97を締付けるかまたは
調整用ねじ99を緩めるかのいずれかの操作を行
なう。このことによつて支持片86が案内棒92
の軸線まわりに時計方向に角変位する。そのため
案内棒91,93が丸孔51c,51aを介して
保持部材5を時計方向に角変位さす。これによつ
てピツクアツプ4もまた時計方向に角変位し、ピ
ツクアツプ4を水平な状態にすることが可能とな
る。なお、移動台6は案内棒91,93が長孔8
4,85に案内されるために角変位されず水平な
状態が維持されている。
光軸調整の操作を説明する。先ず移動方向Aに平
行な光軸の調整にあつては調整用ねじ97,99
を締付けるかまたは緩めることによつて、支持片
86の案内棒92の軸線まわりにピツクアツプ4
が回転することによつて行なわれる。さらに具体
的に説明すると、ピツクアツプ4が長手方向に平
行な軸線に関して第3図の反時計方向に傾斜して
いる場合には調整用ねじ97を締付けるかまたは
調整用ねじ99を緩めるかのいずれかの操作を行
なう。このことによつて支持片86が案内棒92
の軸線まわりに時計方向に角変位する。そのため
案内棒91,93が丸孔51c,51aを介して
保持部材5を時計方向に角変位さす。これによつ
てピツクアツプ4もまた時計方向に角変位し、ピ
ツクアツプ4を水平な状態にすることが可能とな
る。なお、移動台6は案内棒91,93が長孔8
4,85に案内されるために角変位されず水平な
状態が維持されている。
ピツクアツプ4が前述の場合とは逆に時計方向
に傾斜している場合には調整用ねじ97を緩める
かまたは調整用ねじ99を締付けるかのいずれか
の操作を行なう。このような操作によつて前述と
同様な動作原理によつてピツクアツプ4が反時計
方向に角変位され、ピツクアツプ4を水平な状態
にすることが可能となる。
に傾斜している場合には調整用ねじ97を緩める
かまたは調整用ねじ99を締付けるかのいずれか
の操作を行なう。このような操作によつて前述と
同様な動作原理によつてピツクアツプ4が反時計
方向に角変位され、ピツクアツプ4を水平な状態
にすることが可能となる。
次に移動方向Aに直角でかつ水平な方向の光軸
の調整にあつては調整用ねじ76が用いられる。
調整用ねじ76を螺進することによつて、ねじ7
6の端部がピツクアツプ4の突出部41を下方に
押圧する。これによつてピツクアツプ4はねじ5
5の軸線まわりに反時計方向に角変位する。この
とき保持部材5はねじ52が長孔47に案内され
るために、水平な状態を維持している。また調整
用ねじ76を螺退することによつて、板ばね64
の弾発力によつて突出部41が上方に押圧され、
そのためピツクアツプ4は時計方向に角変位す
る。このようにしてピツクアツプ4を水平な状態
にすることが可能となる。
の調整にあつては調整用ねじ76が用いられる。
調整用ねじ76を螺進することによつて、ねじ7
6の端部がピツクアツプ4の突出部41を下方に
押圧する。これによつてピツクアツプ4はねじ5
5の軸線まわりに反時計方向に角変位する。この
とき保持部材5はねじ52が長孔47に案内され
るために、水平な状態を維持している。また調整
用ねじ76を螺退することによつて、板ばね64
の弾発力によつて突出部41が上方に押圧され、
そのためピツクアツプ4は時計方向に角変位す
る。このようにしてピツクアツプ4を水平な状態
にすることが可能となる。
第13図に示されているコイルばね98,10
0は、ねじのガタ防止用のものであり、バイアス
用とは異なり、別になくてもよいものである。
0は、ねじのガタ防止用のものであり、バイアス
用とは異なり、別になくてもよいものである。
効 果
以上のように本考案によれば、レーザピツクア
ツプを移動方向に平行な軸線および前記軸線に直
角でかつ水平な軸線のまわりに角変位調整可能に
したので、レーザピツクアツプの光軸をデイスク
の信号面に対して垂直に調整することが可能であ
る。
ツプを移動方向に平行な軸線および前記軸線に直
角でかつ水平な軸線のまわりに角変位調整可能に
したので、レーザピツクアツプの光軸をデイスク
の信号面に対して垂直に調整することが可能であ
る。
また、ピツクアツプに移動台から直接バイアス
をかけるようにしたのでバイアス用の弾性体を一
つにすることができ、コストダウンがはかれると
ともに構造を簡略化できる。
をかけるようにしたのでバイアス用の弾性体を一
つにすることができ、コストダウンがはかれると
ともに構造を簡略化できる。
第1図は本考案の一実施例の全体の斜視図、第
2図は第1図に示された一実施例の内部構造を簡
略化して示す平面図、第3図は第2図の一部の斜
視図、第4図は第2図の左側面図、第5図は第2
図の右側面図、第6図は第2図の背面図、第7図
はギヤヘツド10の断面図、第8図は駆動モータ
8の簡略化した断面図、第9図は軸受21の斜視
図、第10図は第9図の切断面線X−Xから見た
断面図、第11図はラツク部19付近の拡大図、
第12図はピツクアツプ4付近の分解斜視図、第
13図は第12図の矢符B側から見た分解斜視図
である。 1…デイスク、4…ピツクアツプ、5…保持部
材、6…ピツクアツプ移動台、7…レーザ照射
孔。
2図は第1図に示された一実施例の内部構造を簡
略化して示す平面図、第3図は第2図の一部の斜
視図、第4図は第2図の左側面図、第5図は第2
図の右側面図、第6図は第2図の背面図、第7図
はギヤヘツド10の断面図、第8図は駆動モータ
8の簡略化した断面図、第9図は軸受21の斜視
図、第10図は第9図の切断面線X−Xから見た
断面図、第11図はラツク部19付近の拡大図、
第12図はピツクアツプ4付近の分解斜視図、第
13図は第12図の矢符B側から見た分解斜視図
である。 1…デイスク、4…ピツクアツプ、5…保持部
材、6…ピツクアツプ移動台、7…レーザ照射
孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 レーザ光が照射される照射孔が備えられたピツ
クアツプと、ピツクアツプを保持する保持部材
と、ピツクアツプが乗載されかつデイスクの半径
方向に移動可能なレーザピツクアツプ移動台とを
含み、 前記ピツクアツプは保持部材に前記移動方向に
平行な軸線まわりに角変位調整可能に取付けら
れ、さらにこの保持部材はレーザピツクアツプ移
動台に前記軸線に直角でかつ水平な軸線まわりに
角変位調整可能に取付けられるとともに、前記ピ
ツクアツプと移動台を直接バイアスする弾性体を
設けたことを特徴とするレーザピツクアツプの光
軸調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17649083U JPS6082726U (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | レ−ザピツクアツプの光軸調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17649083U JPS6082726U (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | レ−ザピツクアツプの光軸調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6082726U JPS6082726U (ja) | 1985-06-07 |
JPH0325291Y2 true JPH0325291Y2 (ja) | 1991-05-31 |
Family
ID=30383698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17649083U Granted JPS6082726U (ja) | 1983-11-14 | 1983-11-14 | レ−ザピツクアツプの光軸調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6082726U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826329A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式情報再生装置 |
-
1983
- 1983-11-14 JP JP17649083U patent/JPS6082726U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826329A (ja) * | 1981-08-07 | 1983-02-16 | Mitsubishi Electric Corp | 光学式情報再生装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6082726U (ja) | 1985-06-07 |
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