JPH03251355A - 研摩データ作成装置 - Google Patents

研摩データ作成装置

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JPH03251355A
JPH03251355A JP4575690A JP4575690A JPH03251355A JP H03251355 A JPH03251355 A JP H03251355A JP 4575690 A JP4575690 A JP 4575690A JP 4575690 A JP4575690 A JP 4575690A JP H03251355 A JPH03251355 A JP H03251355A
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grinding
polishing
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Hirohisa Sakai
酒井 浩久
Nobumasa Nakano
中野 宣政
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Toyota Motor Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は表面研摩装置に関し、詳細には加工物表面の形
状を自動計測して、その計測結果に基づいて研摩表面の
面形状情報と研削量情報とを含む研摩データを作成する
研摩データ作成装置に関する。
〔従来の技術〕
従来から、加工物表面を距離センサを用いて走査し、得
られた距離データと、測定点の位置データとから加工物
表面の形状を予め定義した形状パターン(例えば段差、
溶接ビード残、面うねり等)のいずれに該当するかを判
定すると共にその形状パターンに応じた研摩加工データ
を作成する形状データ作成手段を備えた研摩データ作成
装置が用いられている。
通常、これらの装置では表面形状の測定は人手を介さず
に自動的に行なわれる。また、上記研摩データ作成装置
により作成された、面形状パターンデータと研削量デー
タとを含む形状データは研摩ロボット等の自動研摩加工
装置に入力され、面形状パターンデータと研削量データ
とに応じた加(1) (2) 正方法で研摩ロボットが自動的に加工面の研摩作業を行
なうようにされている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の研摩データ作成装置から出力されるデータは、い
わゆる“クリスプ″′なデータであり、例えばある形状
を表わす情報はその形状が前述の形状パターンのどれに
該当するかくしないか)、の二者択一的な判断結果によ
るものであった。すなわち「形状パターンが“段差″で
あり研削量が0.54[0111である」という形状デ
ータは、加工表面に「“段差”が存在する」と「段差の
高さ(所要研削量)は0.54mm」であるという10
0%の信頼度を持った情報として研摩ロボットに与えら
れ、研摩ロボットはこの情報を基に加エバターンを決定
し、与えられた研削量だけ表面を研削する研摩作業を行
なっていた。
ところが、現実の加工面は複雑な形状であり、必ずしも
予め定義した形状パターンに完全に当てはまるものでは
なく、人間の眼で見ても判断が罵しい形状も存在する。
また距離センサーの計測結果も100%信頼できるもの
ではなく、ある程度のバラつき(計測誤差)を含んでい
る。従って従来の研摩データ作成装置による形状データ
をそのまま研摩ロボットに与えて加工を行なった場合、
研摩ロボットは、現実の加工表面が与えられた形状パタ
ーンにどの程度適合しているか、或いは与えられた研削
量データがどの程度信頼できるかとは無関係に、形状パ
ターン毎に設定された加工方法で、与えられた研削量の
研摩作業を行う。このため表面の研削量不足、或いは研
削量過大(削り過ぎ)や不必要な場所の研削等を生じる
場合があり加工品質の低下を招いていた。特に研削量過
大や不必要な場所の研削等があった場合、後で修正を行
なうことは困難であるため問題があり、従来よりロボッ
トによる研摩作業においては、削り過ぎを防止しながら
できるだけ精度良く研摩加工を行なうことができる装置
の開発が課題となっていた。
本発明は、上記問題に鑑み、前記形状データ作成手段か
ら出力される形状データを吟味して、デ(3) (4) 一夕自体の信頼度を加味した修正研摩データとして出力
し研摩ロボットによる加工の品質を向上させることを目
的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば第1図の発明の構成図に示すように加工
面の形状を測定する計測手段Aと、該計測手段の計測結
果に基づいて加工面の面形状パターンデータと、所要研
削位置データと、研削量データとを含む形状データを作
成する形状データ作成手段Bと、前記形状データに含ま
れる面形状パターンデータの種類に応じてとるべきファ
ジー推論ルールを選択する選択手段Cと、選択された推
論ルールに基づいてファジー推論を実行して前記形状デ
ータの信頼度を算出し、前記形状データと前記信頼度と
を含む研摩データを作成する形状データ処理手段りとを
備えたことを特徴とする研摩データ作成装置が提供され
る。
〔作 用〕
計測手段Aにより測定した加工面の測定結果は形状デー
タ作成手段已により処理されて面形状パターンデータと
研削位置データ及び研削量データとを含む形状データに
変換される。選択手段Cは、形状データに含まれた面形
状パターンデータの種類に応じて、予め設定したどのフ
ァジー推論ルールを適用するかを判定し、形状データ処
理手段りに出力する。形状データ処理手段りは選択手段
Cにより選択された推論ルールに基づいてファジー推論
を実行し、前記形状データを処理して形状データの信頼
度を算出すると共に、形状データとその信頼度とを含む
研摩データを作成する。
〔実施例〕 第2図に本発明による研摩データ作成装置の1実施例を
示す。本実施例の装置は、例えば自動車ボディ外板等の
ように金属板を溶接により接合した加工物(ワーク)1
2の溶接部を研摩仕上するのに用いられる。第2図にお
いて10は形状データ作(5) (6) 成装胃、20は形状データ作成装置の作成した形状デー
タにファジー推論を加え、形状データの信頼度を加味し
た研摩データを作成する形状データ処理装置、30は作
成された研摩データに基づいて研摩ロボット40に研摩
作業を行なわせる制御装置である。
形状データ作成装置10は複数の距離センサ(本実施例
では5つのレーザ式距離センサを使用。)118〜11
eを用いてワーク表面を溶接線13に直角に走査して、
各距離センサlla〜11eとワーク12表面との間の
距離と距離センサのワーク12表面上の位置からワーク
12表面の溶接線13近傍の凹凸を計測する形式のもの
が用いられている。上記距離センサlla〜lieによ
り得られたワーク表面の凹凸形状は、形状データ作成装
置10内で処理され、予め定義した面形状パターンのう
ちのいずれかに分類されると共に、それぞれの面形状パ
ターンにおける研削量データとして出力される。
本実施例においては、面形状パターンは第3図(A)か
ら第3図(D)に示す4種類の断面形状で定義されてお
り、それぞれ“ビード残″(第3図(A))、“段差″
(第3図(B))、“ヒケ″(第3図(C))、′面う
ねり″(第3図(D))と称している。
第3図(A)から第3図(D)においてΔH1Δhで示
したのはそれぞれのパターンにおける所要研削量の代表
値であり、この値が研削量データとして出力される。
形状データ作成装置10内での計測データの処理方法は
概略以下の方法により実行される。
ワーク12はレーザ距離センサlla〜11eの走査装
置に対して機械的に位置決めされ、常に溶接線13中心
が距離センサlla〜lieの走査区間の中央に位置す
るように保持される。第4図は1つの距離センサの計測
結果を表わした図であり、縦軸はワーク表面とセンサと
の距離、横軸はセンサの走査距離を表わしている。上述
のように溶接線13の中心は走査区間の中央に位置して
おり、この点15が基準点となる。第4図(A)は“ビ
ード残”の状態の1つのセンサの出力を示しており、縦
軸に距離センサとワーク表面との間の距離をとった関(
7) (8) 係で計測結果は凹形状の曲線になっているが実際の断面
形状はワーク表面から溶接線13部分が突出した形状で
ある。1つの距離センサに関して第4図に示したような
計測結果が得られると、まず計測結果の曲線は前記基準
点15から両側に等距離の区間β1と12とに区切られ
、それぞれの区間内で計測距離が予め設定した中以上に
ステップ状に変化している部分(図の16.17部分)
が存在するか否かが判定される。ここで第4図のように
基準点15の両側の区NJ1r’β2に設定値以上のス
テップ状変化部分がある場合、面形状パターンは“ビー
ド残”と判定され、片側の区間にのみステップ状変化部
分が16aがある場合(第4B図)には“段差”と判定
される。また、第4図(C)の如くステップ状変化部分
がなく、片側の区間にのみ、設定値以上のピーク値16
bがある場合は面形状は“ヒケ”と判定される。“ビー
ド残”、“段差″“ヒケ”のいずれにも該当しない場合
は次に“面うねり”が存在するか否かが判定される。
この判定方法は以下の手順で行なわれる。
すなわち、計測結果の曲線(第4図(D))上に、基準
点15を中心に等間隔に配置した代表点を設け、この代
表点の間を滑らかな補間曲線で接続した平均曲線(第4
図(D)b)を設ける。
次にこの平均曲線と面形状の理想曲線(第4図(D)a
)との間の偏差を求め、この偏差(δ)が所定値以上に
なる点が存在する場合は面形状パターンを“面うねり”
と判定し、上記所定値以上の偏差が極大となる点の座標
と、偏差の極大値とを研削量データ(ΔH)として記憶
するのである。
前述の“ビード残”、“段差”、“ヒケ”の場合の研削
量データの決定は次のように行なわれる。
まず、ピード残の場合基準点150両側の区間II ・
j22(第5図(A))とで個別に処理が行なわれ、そ
れぞれの区間での計測曲線の始点Aと終点Bとが横軸に
平行な直線上に位置するように座標変換(回転)が行な
われる。(第5図(B))次にこめ状態で横軸からの距
離が最小になる点、すなわち、ワーク表面から最も突出
した計測曲線上の点Cを見つけ出す。次に再度座標変換
(回転)(9) (10) を実施して元の状態に戻しく第5図(C))、上記の点
Cにおける垂線を引き、計測曲線を近似的に延長した直
線との交点を求め、この交点と上記点との距離(△H5
△h)を研削量データとする。
段差の場合は、この操作は片側の区間のみで行なわれΔ
Hが研削量として出力される。
ヒケの場合も同様に座標変換(回転)を行ない、横軸か
らの距離が最大の点、すなわちワーク表面凹部の最も深
い点を見つけ、再度座標変換(回転)を行ないこの点か
ら下した垂線と、始点Aと終点Bとを結ぶ直線の交点を
求め、この交点と上記点との距離ΔHを研削量データと
する。(第5図(d)) 上記の処理は距離センサllaからlieのそれぞれに
ついて行なわれ、センサ毎に面形状パターンと研削位置
及び研削量データとを含む形状データが作成される。
従来はこのデータを研摩ロボット(第2図40)の制御
装置30に直接入力しており、研摩ロボットは上記面形
状′パターンに応じた加エバターンで研削を行なってい
た。この作業パターンは具体的には第6図から第8図に
示すように面形状パターンに応じてワーク表面の溶接部
をブロックに分け、研削すべき点を含むブロックを、研
摩ロボット40によりペーパ砥石41を用いて研削する
ことで行なう。研摩作業においては研摩ロボット40は
ペーパ砥石41を一定の押圧力で加工表面に押し付け、
定の移動速度で動かすことにより1回の移動(「バス」
という)による研削量は一定に維持し、所要研削量は上
記パス回数を増減して調節するようになっている。
例えば、面形状パターンがビード残又は段差であった場
合は第6図(A)に示すように溶接線13を各センサI
la〜lleの走査部分を中心とする5つの区間に分け
、溶接線13を中心として所定の幅を持った5つのブロ
ックを設定し、これらのブロックのうちビード残、若し
くは段差のあったブロック(図に斜線で示す)全体につ
いて第6図(B)、(C)(それぞれビード残、段差の
場合)に示す研摩動作を前記研削量データで与えられた
量に相当(11) (12) するパス回数だけ行なう。このとき、ビード残の場合は
第3図(A)のΔHとΔhとのうち小さい方の値を研削
量データとして用いてパス回数を決定する。
また、面形状パターンが面うねりであった場合は第7図
(A)に示すように溶接線を中心として5列×5段の2
5ブロツクに加工面を分割し、研削すべき点を含むブロ
ック全体を研削する(第7図(B))。
更に、面形状パターンがヒケであった場合、第8図(A
)に示すように、溶接線13を含んでビード残、段差と
同様の5ブロツクを設定し、この5ブロック全体にわた
って図の矢印方向に砥石41を移動させる操作を砥石の
研削範囲が一部重複するように移動経路を変えて所定回
数だけ行なう(第8図(B))。
ところが前述のように形状データ作成装置10により作
成されるデータは必らずしも正確ではない。
これはレーザ距離センサlla〜lieの計測結果が誤
差を含んでいるため、或いは形状データ作成装置10内
での処理中(例えば座標変換(回転)による研削量決定
等)に誤差が生じる可能性があるためである。実際には
これらに更にワーク表面形状が複雑な場合の面形状パタ
ーンの判定ミス等が加わっているため、形状データ作成
装置10により作成されるデータそのままを研摩ロボッ
ト40の制御装置30に入力して加工を行なわせた場合
、加エバターンや研削場所の選定ミスや研削過大等の誤
差を生じることが多い。
本発明は、上記形状データ作成装置10から出力される
研摩データを前述の形状データ処理装置20を通し、フ
ァジー推論を行ない、データとしての確かさを算出して
、それに応じて研摩量の修正を行なうことを特徴として
いる。
本実施例の形状データ処理装置20は第9図に示すよう
にCPU (中央演算装置)21とROM (リードオ
ンリメモリ)22、RAM (ランダムアクセスメモリ
)23とを双方向性バス24で相互に接続した構成のマ
イクロコンピュータ25を備えている。マイクロコンピ
ュータ250入カポート36は前記形状(13) (14) データ作成装置10に接続されており、形状データ作成
装置により作成された形状データは上記入力ボート36
を介して入力され、−旦RAM 23に記憶され、CP
U 21により以下に説明する処理を行ない、処理結果
は出力ポート37から研摩ロボット400制御装置30
に出力される。
次に形状データ処理装置20で行なわれるファジー推論
について説明する。
周知のように、ファジー推論は、定量的に表わすことの
できない人間の経験則に基づいて入力パラメータを処理
し、定量的なデータを得る目的に用いられる。
本実施例において、面形状パターンがビード残であった
場合を例にとって説明すると、ビード残の面形状は前述
の5つのセンサllaから11eにより求められたΔH
とΔh(第3図(A))の5つの研削量データの組(Δ
H1,Δhi)(i=1.2・・・5)として表される
。これらの△H1,Δhiの値については、経験上相関
があることがわかっている。例えば△H1が大きく、か
つΔh1が太きい場合には実際の研削量(G)も大きく
する必要があり、△Hiが大きくΔhiが小さい場合に
は実際の研削量Gは中位にする必要がある。しかし、Δ
Hiや、Δhiが「大きい」、「小さい」とは寸法的に
どこからどこまでか、又、研削量を「大きく」或いは「
小さ(」するとはどの位の数値を意味するかについて定
量的な関係はわからない。
そこで、本推論においてはΔH1,Δhi1研削量Gの
「大きい」 「小さい」という感覚的表現をある程度定
量化するためにメンバシップ関数を用いる。第10図は
ΔHiのメンバシップ関数を示しており横軸はΔH1を
、縦軸はメンバシップ値(0〜1〉を表している。また
、第10図に示すBG、MD、SMの文字はファジーラ
ベルと呼び、BGは「大きい」、MDは「中位」、SM
は「小さい」を表わしている。メンバシップ値は、ある
条件に対する適合の度合と考えても良い。例えば、第1
0図においてΔHi = 0.45mmに対するメンバ
シップ値はSMに対しては1、MD、BGに対しては0
であるが、このことは、ΔHiが「小さい」(15) (16) (SM)と感覚的にとらえられる可能性(適合度)は1
 (100%)でありMD (中位)、BG(大きい)
ととらえられる可能性(適合度)はそれぞれ0であるこ
とを意味している。また例えばΔHiO,52+n+n
とした場合SMに対する適合度はO,MD。
BGに対する適合度はそれぞれ0.6(60%)、0.
4(40%)となる。このメンバシップ関数は、人間の
実際の感覚と大体において合致する範囲で自由に定義す
ることができ、本実施例においては実際の形状測定値に
基づいて決定されており、ΔH1,Δhi、Gについて
同一のメンバシップ関数(第10図)が用いられている
また、前述のΔH1,Δhi、Gの間の経験的な相関は
以下のような形で表現して推論ルールとして用いられる
IP (ΔHi is BG AND  Δhi is
 BG) THEN(G is BG) (ΔHiが大きく、かつΔh1が大きければGは大きい
)。
本実施例では、面形状パターンがビード残の場合、以下
に示す11の推論ルールが用いられる。
ルール1:IF(Δ旧is BG AND  Δhi 
is BG)THEN (G is BG) ルール2:IF(Δ旧is BG AND  Δhi 
is MD)THEN (G is MU) ルール3:IF(Δ旧is MD AND  Δhi 
is MD)THEN (G is MD) ルール4:IF(Δ旧is BG AND  Δhi 
is SM)THEN (G is SM) ルール5:IF(Δ旧is SM AND  Δhi 
is BG)THEN (G is SM) ルール5:IF(Δ旧is SM AND Δhi i
s SM)THEN (G is SM) ルール7:IF(Δ旧is SM AND  Δhi 
is MD)THBN (G is SM) ルール3:IF(Δ旧is BG AND  Δ旧+、
 is BG)THIEN (G is BG) ルール9:IF(Δ旧is BG AND  Δ旧や、
 is SM)THBN (G is SM) (17) (18) ルール10:IF(Δ旧is SM AND  Δtl
i++ is SM)THEN (G is SM) )レールll : IF (△Hi is SM 八N
D  △Hi、+ is BG)THEN (G is
 SM) ここでΔHi、、は隣接したセンサにより測定した、隣
のブロックにおける△H目ご相当する段差の値であり、
】−5の場合はΔHi* Iの値として△H1を用いる
上記11の推論ルールは実際の作業者の経験則に基づき
、「データの精度に疑問がある場合は研削量を少なくし
て削り過ぎを防ぐ」という方針を加味して設定されてい
る。
次に上記ルールを用いて実際に研削量Gを求める方法に
ついて第11図を用いて説明する。本推論ではMin−
Max合成法を用いてGのメンバシップ関数の重心から
Gの値を決定する方法がとられている。
例えばΔHi = 0.54mm 、Δh i = 0
.52n+mとした場合、ルール1について考えると第
11図(A)に示すようにΔHiがBGであるメンバシ
ップ値は0.8、又、第11図(B)に示すように△h
iがBGであるメンバシップ値は0.4である。
即ち、この場合条件(Δ旧1sBG)、(Δhiis 
BG)に対する適合度はそれぞれ0.8,0.4となる
ルールlの条件部分はC△)Ii is BG)と(△
h1is BG)とが同時に成立する場合を意味してい
るので、条件部分全体の適合度(メンバシップ値)は上
記2つの条件の適合度のうち小さい方のものより大きく
なることはない。従ってこの場合(Δ旧is BG) 
AND (Δ旧is BG)の適合度は0、4となり、
ルール1全体に対するメンバシップ値は0.4であり、
ルール1の結論部である(GisBG)  (第11図
(C))の適合度(メンバシップ値)も0.4となる。
ここで第11図(C)においてGのメンバシップ関数を
メンバシップ値0.4を通る水平線で切ると、図に示す
ような台形のメンバシップ関数A、を得る。このA1の
面積(図のハツチング部分)はGがBGである確率、即
ち研削量Gが0.5 mmから0.610[+1の間で
ある確率を示している(19) (20) ということができる。
次にルール2について同様の演算を行なうとメンバシッ
プ値は(Δ旧is BG)に対しては0.8(第12図
(A))、(△hi is MD)に対しテLio、6
(第12図(B))であるのでルール2全体としては0
.6となる。従ってGのメンバシップ関数はA2(第1
2図(C))となり、GがMDである確率、即ち研削量
Gが0.45n++nから0.55mmの間である確率
は、A2の面積に対応した値となる。
以下同様にルール3からルール11についてメンバシッ
プ値を求め、それぞれのルールに対するGのメンバシッ
プ関数A3からA11を求めることができる。次に、第
13図に示すようA1からAzのメンバシップ関数を重
ね合わせてその外形を結び1つのメンバシップ関数A。
を描く。Aoの外形はGのファジーラベルSM、MD、
BGに対してそれぞれ最も適合度が高い推論ルールから
求めたメンバシップ関数と一致する。即ち、合成したメ
ンバシップ関数Ao は、適合度が低いルールから受け
る影響を小さく押え、より適合しているルールからの影
響を大きく受ける形となり、妥当な推論結果を表わして
いる。以上によりルール1から11を用いて推論した研
削量Gを表わすメンバシップ関数A。(第13図)が求
まったが、実際に研削量として使用するためにはメンバ
シップ関数で表わされたあいまい量を確定値G。に変換
する必要がある。本実施例ではこの変換の方法として図
形A。
の重心を求め、その横軸の座標G。を確定値とする方法
を使用する。(第13図参照)重心を求める方法は公知
であるのでここでは説明を省略する。
重心位置を確定値として用いるのは重心位置はGのとり
得る値を、その値をとる確率で重みをつけて平均した結
果に一致するため、関数Aoを代表する値としては最も
適切と考えられるからである。
本実施例では上記により求めた研削量G0をそのまま出
力せずに、更に、「データの確からしさ」(信頼度)P
に変換して出力するようにしている。
Pは次のように定義される。
Go−Gi  ≦0.02m+n−P =100%0.
02s<  Go−Gi  50.06mm →P =
80%(21) (22) 0.06mm<  Go−Gi  ≦0.12 mm→
P−60%Go−Gi l>0.12mmの場合は、デ
ータ信頼度過少として再度センサによる計測を行なう。
ここで01は前記計測値ΔHiとΔhiのうち小さい方
の値、即ち、従来研削量として用いていた値である。つ
まり、本実施例では計測結果の値と、ファジー推論によ
り得られた結果とを比較して両者の差が大きい程「デー
タの確からしさ」 (信頼度)が小さいと定義している
のである。この処理は各センサ毎に行なわれ、最終的に
それぞれのセンサの計測値から求まる研削量Giとその
確からしさPlが求められる。本研摩データ作成装置か
らは、面形状パターンデータ、位置データ、研削量デー
タG1を含む従来の形状データと、上記により求めた確
からしさ(信頼度)Piとが研摩データとして研摩ロボ
ット40の制御装置30に出力される。
制御装置30は従来と同様に、面形状パターンに応じて
加工面を5ブロツクに分け、各々のブロックにおけるパ
ス回数n′をGiに基づいて決定する。本実施例では更
に上記で求めたパス回数にデータの確からしさPを乗じ
、得られた結果を四捨五入したものを修正パス回数nと
して用いて研摩ロボット40に加工を行なわせている。
例えばGiから求めたパス回数n′が6 (回)、デー
タの確からしさPiが80(%)であった場合、現実の
研摩作業のパス回数nは n=n’ xp=6X0.8=4.8−+5 (回)と
なる。
ファジー推論で得た研削量Goをそのまま研削データと
して使用しないで、−旦「データの確からしさ」Pに変
換し、計測値から算出した研削量Gと上記Pとを用いて
最終的なパス回数を決定しているのは、データの確から
しさが小さい(計測値とファジー推論結果との差が大き
い)場合には研削量を少なくして、「削り過ぎ」が生じ
る危険を防止しているためである。
第14図及び第15図は上記推論過程を示すフローチャ
ートである。第14図はメインルーチンを示す。
図において形状データ作成装置lOで作成された形状デ
ータは、形状データ処理装置20のマイクロコンピュー
タ25に入力ボート36を介して入力され(23) (24) RAM 23ニ記憶さレル(ステップll0)。次ニC
PU 21は形状データ中の面形状パターンデータがビ
ード残、段差、ヒケ、面うねりのいずれであるかを判定
し、それぞれの面形状パターンに応じた推論ルーチンを
呼び出して信頼度Piを算出する(ステップ120〜1
80)。
次にステップ190で、RAM 23に記憶した形状デ
ータと上記により算出した信頼度Piを研摩データとし
て制御装置30に出力する。
第15図は面形状パターンがビード残の場合の推論ルー
チンを示す。ステップ210では、ROM 22に記憶
したメンバシップ関数と推論ルール1〜11とを用いて
各センサの計測値(ΔHi・Δhi)(i=1,2.・
・・5)から各センサ毎にそれぞれのルール1〜11の
メンバシップ値Mil〜Mi、。
(i=1.2.・・・5)を求める。次いで、ステップ
220では、研削量GのファジーラベルSM・MD、B
G毎に上記メンバシップ値を分類して、各センサ毎にそ
れぞれのファジーラベルSM。
MD、BGにおける最大のメンバシップ値MSNj 1
Mxn+ + Lctを求める。次いでステップ230
でMsx+ + Mxnt + Lctを基に研削量G
のメンバシップ関数Aoi(第13図)を合成し、ステ
ップ240で重心計算を行ない、各センサ毎に推論によ
る研削量Goiを求める。
次にステップ250で各センサの計測値ΔH1゜Δhi
のうち小さい方をGiとして設定し、ステップ260で
GiとGoiとの差1Gi−Goiから信頼度Piを算
出してルーチンを終える。
面形状がビード残以外の場合は、ビード残の場合とは異
なった推論ルールを用いるが、上記と同様の推論により
同様にPiが算出される。
ビード残以外の面形状の場合の推論ルールの例を以下に
示す。
1、段差 Δ旧 ルールI    BG ルール2   8G ルール3   8G ルール4    MD ΔHi+、   Q BG     BG MD     5M 5M     SM MD     MD (25) (26) ルール5 ルール6 ルール7 2、 ヒケ 3M 3M 3M BG MD 3M 3M 3M 3M Δ旧 ルールI    BG ルール2    BG ルール3   8G ルール4    MD ルール5    MD ルール6    SM ルール7    SM 3、 面うねり ΔHi  ΔHi+。
BG   BG BG BG   MD BG BG   SM BG ルール1 ルール2 ルール3 ルール4 ルール5 ルール6 △)(i+。
BG MD 3M MD 3M BG 3M Δhi BG MD 3M BG MD 3M MD 3M 3M 3M BG BG 3M 3M 3M 3M ルール7MDMD      MD ルール8MD      MDMD ルール9  SM   BG       SMルール
l03M       BGSMルールll5M5M 
      SMルール125M       5M5
M上記の推論ルールは表形式で表わしてあり、例えば面
形状パターン段差のルール1は IP (ΔHi is BG AND  Δfli+、
 is BG) T)ItEN(G is BG)を表
わしている。 また、面うねりの場合の Δhlは第3
(D)図に示すように1つのセンサによる表面形状曲線
のうち、理想面形状に対して、所定値以上の偏差を有す
る点のうち、ΔHiに最も近い点の偏差の絶対値である
上記ルールはいずれも、できるだけ研削過大となるのを
防止するため、表面形状データにバラ付きがある場合に
は研削量を小さくするように考慮されている。また、そ
れぞれのルールにおいて使用するメンバシップ関数は第
10図のものと同一である。
(27) (28) 〔発明の効果〕 上述のように本発明の研摩データ作成装置によれば加工
面の計測結果を基に作成した形状データを直接研摩デー
タとして使用せず、形状データを吟味して“データの信
頼度″′を判定し、形状データと、この“データの信頼
度”とを研摩データとして用いるようにしたことにより
、データの信頼度に応じて実際の研削量を調整すること
が可能となる。すなわち、信頼度の高いデータはそのま
ま採用して研削を行ない、信頼度が低いデータは、信頼
度に応じて研削量を減らす操作が可能となるため、削り
過ぎのような修正困難な欠陥の発生を防止して加工面の
品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示すブロック図、第2図は本発
明の実施例の構成を示す略示図、第3図は加工物表面の
形状パターンを説明する図、第4図から第5図は形状デ
ータの作成方法を説明する図、第6図から第8図は面形
状パターンに応じた研摩ロボット動作を説明する略示図
、第9図は形状データ処理装置のマイクロコンピュータ
の構成を示すブロック図、第10図はファジー推論に使
用するメンバシップ関数の一実施例を示す図、第11図
から第13図はファジー推論の過程を説明する図、第1
4図はファジー推論の推論ルール選択を行なうマイクロ
コンビエータの動作を示すフローチャート、第15図は
ファジー推論の過程を示すフローチャートである。 10・・・形状データ作成装置、 11a〜11e・・・レーザ距離センサ、12・・・加
工物、    13・・・溶接線、20・・・形状デー
タ処理装置、 30・・・制御装置、   40・・・研摩ロボット。 (29) (30) (A) (B) (C) (D) =410 第6 図 第 図 第 図 L  +++  +−+  ++  +   +−J4
  ^  Q 1汽°(へへ°へ壊 特開平3 251355 (13)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、研摩加工を行なう表面の形状を測定する計測手段と
    、該計測手段の計測結果に基づいて前記表面の面形状パ
    ターンデータと研削位置データと研削量データとを含む
    形状データを作成する形状データ作成手段とを備えた研
    摩データ作成装置において、 前記形状データに含まれる面形状パターンデータの種類
    に応じてとるべき推論ルールを選択する選択手段と、選
    択された推論ルールに基づいてファジー推論を実行して
    前記形状データの信頼度を算出すると共に、前記形状デ
    ータと前記信頼度とを含む研摩データを作成する形状デ
    ータ処理手段とを備えたことを特徴とする研摩データ作
    成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006061947A (ja) * 2004-08-27 2006-03-09 Kawasaki Heavy Ind Ltd 溶接ビード加工軌道作成方法と溶接ビード成形装置
JP2008139268A (ja) * 2006-12-05 2008-06-19 Toshiba Solutions Corp 表面形状測定装置
JP2008533459A (ja) * 2005-03-09 2008-08-21 コミッサリア タ レネルジー アトミーク 幾何学的形状の取得のための方法及び装置

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