JPH0325107Y2 - - Google Patents

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JPH0325107Y2
JPH0325107Y2 JP1985145492U JP14549285U JPH0325107Y2 JP H0325107 Y2 JPH0325107 Y2 JP H0325107Y2 JP 1985145492 U JP1985145492 U JP 1985145492U JP 14549285 U JP14549285 U JP 14549285U JP H0325107 Y2 JPH0325107 Y2 JP H0325107Y2
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JP
Japan
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refrigeration
compressor
evaporator
way valve
temperature sensor
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JP1985145492U
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  • Defrosting Systems (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は冷凍装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の冷凍ユニツトにおいては、冷媒は、第3
図系統図において、実線矢印に示すように流れ、
コンプレツサー1から吐出された冷媒ガスは四方
弁20Sを経て凝縮器2へ流れ、こゝで凝縮した
凝縮液はドライヤー3、逆止弁15を経て膨張弁
6に至り、こゝで減圧膨張した冷媒は蒸発器7、
四方弁20S、吸入圧力調整弁8、アキユムレー
ター9を経てコンプレツサー1に吸込まれる。
その際、凝縮器用フアン11、蒸発器用フアン
10は運転され、いわゆる通常の冷凍装置として
作用し、冷凍運転の継続により蒸発器への着霜が
進むと、蒸発器の温度低下を検出する温度センサ
ー5によりコントローラー4が指令を発し、デフ
ロスト運転に入る。
デフロスト運転に入ると、四方弁20Sは切換
わり、冷媒は同図破線矢印に示すように、冷凍運
転時とは逆方向に流れて、蒸発器7についた霜取
りを行い、その際、コンプレツサー1から蒸発器
7に送り込まれる高温高圧の冷媒ガスを霜取りに
有効に利用するために、フアン10の運転は停止
し、凝縮器2(デフロスト時は蒸発器として作用
する)のフアン11はより多くの外気熱エネルギ
ーを吸熱するため運転される。
デフロスト運転により蒸発器7の霜取りが終わ
ると、蒸発器に取付けられた温度センサー5によ
りデフロスト運転の終了をコントローラー4が指
令し、再び冷凍運転に入る。
これら冷凍及びデフロスト運転時の各機器の運
転、停止状態及びコンプレツサーの吐出圧力変化
は、第4図線図に示すようになり、同図におい
て、aはコンプレツサーの吐出圧力変化を、Bは
蒸発器用フアンのオンオフを、cは凝縮器用フア
ンのオンオフを、dは四方弁のオンオフを、eは
コンプレツサーのオンオフ状態をそれぞれ示す。
こゝで、コンプレツサー1の吐出圧力aは同図
に示すように、経過時間t1でデフロスト運転に入
りその時の吐出圧力はp1でり、t2でデフロストが
終了したときは、高圧p2となるが、その後四方弁
20Sの切換えにより冷凍運転に入つて図示のよ
うに、急激な圧力低下を生じその際密閉ロータリ
圧縮機の様な高圧ハウジングコンプレツサーでは
圧縮機内の油中溶解冷媒がこの減圧により急激に
発泡し、コンプレツサーから吐出される冷媒ガス
とゝもに潤滑油が持ち去られ、コンプレツサーの
潤滑不良による摺動部の摩耗増大、焼付等の不具
合が生ずる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案はこのような事情に鑑みて提案されたも
ので、デフロスト運転後の冷凍運転再開時に、減
圧発泡によるコンプレツサー内の油面低下を生ず
ることなく、安定した運転を行い信頼性の高い冷
凍装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本考案は、高圧ハウジングタイプの
コンプレツサー、四方弁、蒸発器、絞り装置、凝
縮器をこの順に配管接続して冷凍回路を構成し、
蒸発器に着霜した霜を前記四方弁の切換えにより
除霜するようにした冷凍装置において、前記冷凍
回路中の液側冷媒配管に温度センサーを付設する
とともにデフロスト運転の終了後の冷凍運転再開
時に前記温度センサーが設定温度以上を検知する
まで前記凝縮器のフアンの運転を一時停止する手
段を具えたことを特徴とする。
〔作用〕
このような構成により、デフロスト運転後の冷
凍運転再開時に、減圧発泡によるコンプレツサー
内の油面低下を生ずることなく、安定した運転を
行い信頼性の高い冷凍装置を得ることができる。
〔実施例〕
本考案の一実施例を図面について説明すると、
第1図はその系統図、第2図は第1図の各機器部
材の状態を示す線図である。
上図において、第3図と同一の記号は同図と同
一の機器、部材を示し、4aは本考案にかゝるコ
ントローラー、13は冷媒液管に付設された第2
の温度センサーである。
このような構造において、温度センサー5はデ
フロスト運転中は蒸発器7に着いた霜とほゞ同温
度の0℃前後を検知しているが、デフロストが終
了すると、検知温度は上昇し、設定温度(通常5
〜10℃)に達すると、デフロスト運転は終了す
る。
しかし、このとき四方弁20Sの切換えと、蒸
発器用フアン10の運転は、第2図d′,b′に示す
ように行うが凝縮器用フアン11は第2の温度セ
ンサー13が更に高い温度(例えば20〜25℃)を
検知するまでc′に示すように、デフロスト終了時
t2より運転を停止する。
そうすると、四方弁20S切換わり後も、コン
プレツサーの吐出圧力はa′に示すように更に高い
圧力を保持し続けるので、コンプレツサー内の油
に溶解している冷媒は減圧発泡を生ぜず、従つ
て、コンプレツサー内の油上りも生ずることな
く、十分な潤滑を行うことができる。
やがて第2の温度センサー13が設定温度(例
えば20〜25℃)を検知すると、t3の時点でコント
ローラー4の指令により凝縮器用フアン11は
c′に示すように、運転を開始する。
そこで、コンプレツサーの吐出圧力は、本実施
例では、第4図のaに比べてゆるやかな高圧低下
を示し、デフロスト運転終了から凝縮機フアンが
運転されるまでのt2−t3間はコンプレツサー1は
より高い高圧で運転されるので、仕事量も多く、
よつて油温も上昇傾向を示す。
このような高圧の低下と、油温上昇傾向により
コンプレツサーの油中に溶解している冷媒の減圧
発泡現象は殆んどなくなり、又は最少限にするこ
とができ、油上りの防止が可能となる。
こゝで、第2の温度センサー13の代わりに、
デフロスト運転終了後、所要時間だけ凝縮器用フ
アンの運転を停止する手段として、コントローラ
ー4aにタイマー機能を持たせることもできる。
このような構造によれば、デフロスト運転終了
後の冷凍運転に入つたとき、凝縮器用フアン11
の運転を一時停止してコンプレツサーの油上り量
を低減することにより、下記の効果が奏せられ
る。
(1) コンプレツサーの潤滑不良、焼付きを防止で
き、信頼性の高い冷凍装置を提供することがで
きる。
(2) コンプレツサーの焼付きによる同モーター焼
損を防止することができる。
〔考案の効果〕
要するに本考案によれば、高圧ハウジングタイ
プのコンプレツサー、四方弁、蒸発器、絞り装
置、凝縮器をこの順に配管接続して冷凍回路を構
成し、蒸発器に着霜した霜を前記四方弁の切換え
により除霜するようにした冷凍装置において、前
記冷凍回路中の液側冷媒配管に温度センサーを付
設するとともにデフロスト運転の終了後の冷凍運
転再開時に前記温度センサーが設定温度以上を検
知するまで前記凝縮器のフアンの運転を一時停止
する手段を具えたことにより、デフロスト運転後
の冷凍運転再開時に、減圧発泡によるコンプレツ
サー内の油面低下を生ずることなく、安定した運
転を行い信頼性の高い冷凍装置を得るから、本考
案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す系統図、第2
図は第1図の各機器部材の圧力変化、オンオフ状
態を示す線図、第3図は公知の冷凍ユニツトの系
統図、第4図は第3図の各部の圧力変化、オンオ
フ状態を示す線図である。 1……コンプレツサー、2……凝縮器、3……
ドライヤー、4a……コントローラー、5……温
度センサー、6……膨張弁(冷凍時用)、7……
蒸発器、8……吸入圧力調整弁、9……アキユム
レーター、10……蒸発器用フアン、11……凝
縮器用フアン、12……キヤピラリ、13……第
2の温度センサー、15……逆止弁、20S……
四方弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 高圧ハウジングタイプのコンプレツサー、四方
    弁、蒸発器、絞り装置、凝縮器をこの順に配管接
    続して冷凍回路を構成し、蒸発器に着霜した霜を
    前記四方弁の切換えにより除霜するようにした冷
    凍装置において、前記冷凍回路中の液側冷媒配管
    に温度センサーを付設するとともにデフロフト運
    転の終了後の冷凍運転再開時に前記温度センサー
    が設定温度以上を検知するまで前記凝縮器のフア
    ンの運転を一時停止する手段を具えたことを特徴
    とする冷凍装置。
JP1985145492U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH0325107Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985145492U JPH0325107Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP1985145492U JPH0325107Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6255050U JPS6255050U (ja) 1987-04-06
JPH0325107Y2 true JPH0325107Y2 (ja) 1991-05-31

Family

ID=31057082

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JP1985145492U Expired JPH0325107Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP (1) JPH0325107Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316928A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Yamatake Honeywell Co Ltd Combustion flame detector

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5316928A (en) * 1976-07-30 1978-02-16 Yamatake Honeywell Co Ltd Combustion flame detector

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JPS6255050U (ja) 1987-04-06

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