JPH03250510A - フラットケーブル用インタロックアーマの製造装置 - Google Patents
フラットケーブル用インタロックアーマの製造装置Info
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- JPH03250510A JPH03250510A JP18162190A JP18162190A JPH03250510A JP H03250510 A JPH03250510 A JP H03250510A JP 18162190 A JP18162190 A JP 18162190A JP 18162190 A JP18162190 A JP 18162190A JP H03250510 A JPH03250510 A JP H03250510A
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 44
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 claims abstract description 19
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 abstract description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 18
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- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
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- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、特に横断面が扁平なフラットケーブルに適
するインタロックアーマの製造装置に関するものである
。
するインタロックアーマの製造装置に関するものである
。
従来のインタロックアーマ製造装置の一例を第4図およ
び第5図について説明すると、ケーブル1はダイス10
5によって走行位置を規制されながら中空の回転主軸1
06の中心軸線位置を走行する。そして回転主軸106
の先端の回転板1゜7に傾斜角度を調整できるようにね
じ軸109を介して取付けられているヘッド108の回
転によって上記ケーブル1の外周に金属テープ2を成形
したインタロックアーマ3が巻付けられる。金属テープ
2をインタロックアーマ3を形成し得るように段折り成
形する成形ロールの対104A、 104Bは、回転主
軸106の外周部に設けられた太陽歯車110および回
転板107に直交しこれを貫通する軸を持つ遊星歯車1
11の歯車列を介し、成形ロール回転軸112により回
転駆動される。なお、金属テープ2の巻付は張力はブレ
ーキ装置113によって調整される。
び第5図について説明すると、ケーブル1はダイス10
5によって走行位置を規制されながら中空の回転主軸1
06の中心軸線位置を走行する。そして回転主軸106
の先端の回転板1゜7に傾斜角度を調整できるようにね
じ軸109を介して取付けられているヘッド108の回
転によって上記ケーブル1の外周に金属テープ2を成形
したインタロックアーマ3が巻付けられる。金属テープ
2をインタロックアーマ3を形成し得るように段折り成
形する成形ロールの対104A、 104Bは、回転主
軸106の外周部に設けられた太陽歯車110および回
転板107に直交しこれを貫通する軸を持つ遊星歯車1
11の歯車列を介し、成形ロール回転軸112により回
転駆動される。なお、金属テープ2の巻付は張力はブレ
ーキ装置113によって調整される。
上述のインタロックアーマ3は第7図(a)に示される
ように、長方形断面を有する金属テープ2を、インタロ
ックアーマ製造装置の一対の成形ロール104A、10
4Bによって同図(b)に示されるように山側部21と
谷側部22とが長手方向に並列に延長するようにその幅
方向のほぼ中央部で段折り成形し、これをダイス105
の付近で走行するケーブル1の外周に巻付けることによ
り形成される。このとき段折り成形された金属テープ2
の山側部21は、ケーブル1の外周部に巻付けられたl
ターン前の既巻付金属テープ2の谷側部22の上に乗る
ようにラップ巻きされ、理想的には第6図に示されるよ
うに一定の螺旋外径を保持してケーブル1の長手方向に
整列し、ケーブル1の外周部にほぼ密接状態に装着され
るものである。
ように、長方形断面を有する金属テープ2を、インタロ
ックアーマ製造装置の一対の成形ロール104A、10
4Bによって同図(b)に示されるように山側部21と
谷側部22とが長手方向に並列に延長するようにその幅
方向のほぼ中央部で段折り成形し、これをダイス105
の付近で走行するケーブル1の外周に巻付けることによ
り形成される。このとき段折り成形された金属テープ2
の山側部21は、ケーブル1の外周部に巻付けられたl
ターン前の既巻付金属テープ2の谷側部22の上に乗る
ようにラップ巻きされ、理想的には第6図に示されるよ
うに一定の螺旋外径を保持してケーブル1の長手方向に
整列し、ケーブル1の外周部にほぼ密接状態に装着され
るものである。
従来のインタロックアーマ製造装置によるときは、ケー
ブル1が比較的小径の横断面円形の丸型ケーブルの場合
、あるいは横断面扁平のフラットケーブルである場合な
どにおいては、第9図に示されるように段折り成形され
た金属テープ2の巻付けが進むにつれてその巻付けられ
る金属テープ2がケーブル1の外周部から半径方向外方
に離れ、インタロックアーマ3がケーブル1の外周部か
ら浮き上がり、巻き太ってゆく不都合が生じる。
ブル1が比較的小径の横断面円形の丸型ケーブルの場合
、あるいは横断面扁平のフラットケーブルである場合な
どにおいては、第9図に示されるように段折り成形され
た金属テープ2の巻付けが進むにつれてその巻付けられ
る金属テープ2がケーブル1の外周部から半径方向外方
に離れ、インタロックアーマ3がケーブル1の外周部か
ら浮き上がり、巻き太ってゆく不都合が生じる。
この理由を第8図について説明すると、金属テープ2が
その幅方向のほぼ中央部において段折りに成形されるた
め、これがインタロックアーマ3としてケーブル1の外
周部に巻付は装着されるとき、その山側部21と谷側部
22とがほぼ金属テープ2の厚さだけ半径方向に位置が
ずれており、この結果、山側部21の外径りは谷側部2
2の外径dに比較してほぼ2tだけ大きくなる。したが
って同一長さの金属テープ2が外径の異なる円周位置に
おいて共に完全に1タ一ン周回することはできず、谷側
部22の1ターンに基準を置けば山側部21の方に長さ
の不足を来すことは明白である。
その幅方向のほぼ中央部において段折りに成形されるた
め、これがインタロックアーマ3としてケーブル1の外
周部に巻付は装着されるとき、その山側部21と谷側部
22とがほぼ金属テープ2の厚さだけ半径方向に位置が
ずれており、この結果、山側部21の外径りは谷側部2
2の外径dに比較してほぼ2tだけ大きくなる。したが
って同一長さの金属テープ2が外径の異なる円周位置に
おいて共に完全に1タ一ン周回することはできず、谷側
部22の1ターンに基準を置けば山側部21の方に長さ
の不足を来すことは明白である。
このため実際に巻付けを行なうときは、金属テープ2は
第8図に示されるように、山側部21がケーブル1の外
周部に接触するように傾き、同時に谷側部22がケーブ
ル1の外周部から離れるように浮き上がり、山側部外径
りと谷側部外径dとの平均直径Dmの円周位置を周回し
て巻付けが実行されることになる。金属テープ2の次の
ターンはこの浮き上がった谷側部22の上に乗って、同
じように傾斜した態勢で巻付けられるから、金属テープ
2はI49図に示されるようにますますケーブル1の外
周部から半径方向外方に離れ、インタロックアーマ3全
体としてケーブル1の外周部に密接できずに浮き上がり
、次第に巻き太ってゆくことになるものである。
第8図に示されるように、山側部21がケーブル1の外
周部に接触するように傾き、同時に谷側部22がケーブ
ル1の外周部から離れるように浮き上がり、山側部外径
りと谷側部外径dとの平均直径Dmの円周位置を周回し
て巻付けが実行されることになる。金属テープ2の次の
ターンはこの浮き上がった谷側部22の上に乗って、同
じように傾斜した態勢で巻付けられるから、金属テープ
2はI49図に示されるようにますますケーブル1の外
周部から半径方向外方に離れ、インタロックアーマ3全
体としてケーブル1の外周部に密接できずに浮き上がり
、次第に巻き太ってゆくことになるものである。
このインタロックアーマ3の浮き上がり現象はケーブル
1が小径である程その傾向が強い。なぜならば、浮き上
がりの原因となっている山側部外径りと谷側部外径dの
差の度合い、つまり(Dd)/d=2 t/dの値は、
谷側部外径dが小さい程大きいからである。このため、
第10図(a)に示される直径d=(=2r)の小さい
ケーブル1の場合は勿論であるが、同図(b)に示され
るように、側縁部10Aの曲率半径rが一般に丸型ケー
ブルの場合よりもさらに小さい横断面扁平のフラットケ
ーブル10の場合には、インタロックアーマの浮き上が
り傾向が一層強くなるものである。
1が小径である程その傾向が強い。なぜならば、浮き上
がりの原因となっている山側部外径りと谷側部外径dの
差の度合い、つまり(Dd)/d=2 t/dの値は、
谷側部外径dが小さい程大きいからである。このため、
第10図(a)に示される直径d=(=2r)の小さい
ケーブル1の場合は勿論であるが、同図(b)に示され
るように、側縁部10Aの曲率半径rが一般に丸型ケー
ブルの場合よりもさらに小さい横断面扁平のフラットケ
ーブル10の場合には、インタロックアーマの浮き上が
り傾向が一層強くなるものである。
この発明は上述の問題を解決するためになされたフラッ
トケーブル用インタロックアーマの製造装置に係るもの
で、回転駆動され、鎧装用の金属テープを、山側部と谷
側部とが長手方向に並列に延長するようにその幅方向の
ほぼ中央部で段折りに成形する段折り成形装置と、前記
山側部をその長手方向に圧延する圧延装置と、前記金属
テープをケーブルの外周部に巻付ける巻付はヘッドを有
する巻付は装置とを金属テープの流れの方向に順次配設
してなり、かつ前記段折り成形装置とこれを回転駆動さ
せる原動側との間に滑りクラッチ装置を具備させた構成
である。
トケーブル用インタロックアーマの製造装置に係るもの
で、回転駆動され、鎧装用の金属テープを、山側部と谷
側部とが長手方向に並列に延長するようにその幅方向の
ほぼ中央部で段折りに成形する段折り成形装置と、前記
山側部をその長手方向に圧延する圧延装置と、前記金属
テープをケーブルの外周部に巻付ける巻付はヘッドを有
する巻付は装置とを金属テープの流れの方向に順次配設
してなり、かつ前記段折り成形装置とこれを回転駆動さ
せる原動側との間に滑りクラッチ装置を具備させた構成
である。
インタロックアーマの浮き上がりの原因は、段折り成形
装置によって段折り成形された金属テープの山側部が、
巻付は装置による巻付けに際して、谷側部に対し1ター
ンにつきπ(D−d)だけ長さ不足になるためであるか
ら、圧延装置によってこの山側部を圧延して谷側部の長
さのD/d倍に延ばせば、山側部と谷側部の長さが1タ
ーンにつきそれぞれπDおよびπdとなり、山側部およ
び谷側部それぞれの半径位置においてケーブルの外周部
への巻付けが過不足な〈実施できることになす、インタ
ロックアーマの浮き上がり現象を防止することができる
。そして特に、横断面扁平のフラットケーブルにおいて
は、巻付はヘッドの巻付は回転に際して金属テープの引
取量が周期的に大きく変動するが、滑りクラッチ装置が
その金属テープの引取量の周期的変動を吸収し、良好な
インタロックアーマを形成する。
装置によって段折り成形された金属テープの山側部が、
巻付は装置による巻付けに際して、谷側部に対し1ター
ンにつきπ(D−d)だけ長さ不足になるためであるか
ら、圧延装置によってこの山側部を圧延して谷側部の長
さのD/d倍に延ばせば、山側部と谷側部の長さが1タ
ーンにつきそれぞれπDおよびπdとなり、山側部およ
び谷側部それぞれの半径位置においてケーブルの外周部
への巻付けが過不足な〈実施できることになす、インタ
ロックアーマの浮き上がり現象を防止することができる
。そして特に、横断面扁平のフラットケーブルにおいて
は、巻付はヘッドの巻付は回転に際して金属テープの引
取量が周期的に大きく変動するが、滑りクラッチ装置が
その金属テープの引取量の周期的変動を吸収し、良好な
インタロックアーマを形成する。
第1図および第2図についてこの発明の一実施例を説明
する。
する。
第1図は金属テープ2の加工の流れに沿って配置される
各装置を概念的に描いたものであって、金属テープ2を
段折り成形する段折り成形装置4がまず設けられている
。
各装置を概念的に描いたものであって、金属テープ2を
段折り成形する段折り成形装置4がまず設けられている
。
この段折り成形装置4は1対の段折り成形ロール4A、
4Bの組合わせから成り、モータのような適宜の原動機
9からタイミングベルト・チェーン等の動力伝達体9A
を経て回転される駆動軸7により、たとえばパウダクラ
ッチのような滑りクラッチ装置8を介して回転駆動され
る。
4Bの組合わせから成り、モータのような適宜の原動機
9からタイミングベルト・チェーン等の動力伝達体9A
を経て回転される駆動軸7により、たとえばパウダクラ
ッチのような滑りクラッチ装置8を介して回転駆動され
る。
この段折り成形装置4は第4図に示される従来装置の段
折り成形ロール104A、104Bと特に相違するもの
ではなく、金属テープ2を第7図(a)に示される平坦
なテープ状から同図(b)に示される段折り状に折り曲
げ成形するものである。
折り成形ロール104A、104Bと特に相違するもの
ではなく、金属テープ2を第7図(a)に示される平坦
なテープ状から同図(b)に示される段折り状に折り曲
げ成形するものである。
圧延装置5は1対の圧延ロール5A、5Bから成り、段
折り成形された金属テープ2の山側部21だけを長手方
向に圧延して、その長さを谷側部のそれに比し既に説明
した倍率だけ延ばすものである。
折り成形された金属テープ2の山側部21だけを長手方
向に圧延して、その長さを谷側部のそれに比し既に説明
した倍率だけ延ばすものである。
なお、この圧延装置の圧延ロール5A、5Bはそれ自身
回転駆動されるものではなく、巻付は装置側からの金属
テープ2の引取りに従って回転するものである。
回転駆動されるものではなく、巻付は装置側からの金属
テープ2の引取りに従って回転するものである。
以上に述べた段折り成形装置4および圧延装置5によっ
て所定の加工を施された金属テープ2は、巻付はヘッド
6を含む巻付は装置によってフラットケーブル10の周
りに巻付けられる。巻付は装置の構成も第4図および第
5図について説明した従来技術のものと特に相違はない
。
て所定の加工を施された金属テープ2は、巻付はヘッド
6を含む巻付は装置によってフラットケーブル10の周
りに巻付けられる。巻付は装置の構成も第4図および第
5図について説明した従来技術のものと特に相違はない
。
さてここで、滑りクラッチ装置8の意義を以下、第3図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
同図(a)は金属テープ2がフラットケーブル10に巻
付けられる状態を図式的に描いたものであり、点P、Q
およびSは巻付はヘッド6の軌跡円上の点である。この
図から、巻付はヘッド6が点Pから点Qまで1/4回転
したときの金属テープ2の巻付は長さがフラットケーブ
ル10の外周部に沿う円弧の一部嘗の短いものであるの
に対し、巻付はヘッド6が点Qから点Sまでの次の間じ
1/4回転に際しては、フラットケーブルの直線状の側
縁部を含む長い周縁11分だけ巻付けられることがわか
る。しかして巻付はヘッド6の次の1/4回転ではまた
元の短さになり、つぎの1/4回転では再び長くなると
いうように、巻付はヘッド6の巻付は回転に際して金属
テープ2の引取量が周期的に大きく変動するのである。
付けられる状態を図式的に描いたものであり、点P、Q
およびSは巻付はヘッド6の軌跡円上の点である。この
図から、巻付はヘッド6が点Pから点Qまで1/4回転
したときの金属テープ2の巻付は長さがフラットケーブ
ル10の外周部に沿う円弧の一部嘗の短いものであるの
に対し、巻付はヘッド6が点Qから点Sまでの次の間じ
1/4回転に際しては、フラットケーブルの直線状の側
縁部を含む長い周縁11分だけ巻付けられることがわか
る。しかして巻付はヘッド6の次の1/4回転ではまた
元の短さになり、つぎの1/4回転では再び長くなると
いうように、巻付はヘッド6の巻付は回転に際して金属
テープ2の引取量が周期的に大きく変動するのである。
図示のフラットケーブル10の場合について、d=1と
して試算すれば、この量はおよそ5倍に達する大きい変
動である。
して試算すれば、この量はおよそ5倍に達する大きい変
動である。
一方、同図(b)に示すように、若し金属テープ2を巻
付けるべきケーブルが断面円形の丸型ケーブル1である
場合には、巻付はヘッド6はケーブル1と同軸的に回転
すればよく、巻付けられる金属テープ2の量は常に巻付
はヘッド6の回転角に比例し、フラットケーブル10の
場合のような引取量の変動は起こらないのである。
付けるべきケーブルが断面円形の丸型ケーブル1である
場合には、巻付はヘッド6はケーブル1と同軸的に回転
すればよく、巻付けられる金属テープ2の量は常に巻付
はヘッド6の回転角に比例し、フラットケーブル10の
場合のような引取量の変動は起こらないのである。
それ故、滑りクラッチ装置8は、正にこのフラットケー
ブル10の場合に生じる金属テープ2の引取量の周期的
変動を吸収する役割りを果たすものである。
ブル10の場合に生じる金属テープ2の引取量の周期的
変動を吸収する役割りを果たすものである。
すなわち原動機9の駆動速度は、金属テープ2が引き取
られる最大引取速度よりやや速くその金属テープを段折
り成形できるように設定し、巻付はヘッド6が第3図の
点08間を動いて金属テープ2の走行速度が最大になる
ときでも滑りクラッチ装置8がわずかに滑って駆動力を
伝えることによって平衡させる。もちろん、巻付はヘッ
ド6が点PQ間を動いて金属テープ2の走行速度が低下
するときは滑りクラッチ装置8の滑り量もそれだけ大き
くなるわけである。
られる最大引取速度よりやや速くその金属テープを段折
り成形できるように設定し、巻付はヘッド6が第3図の
点08間を動いて金属テープ2の走行速度が最大になる
ときでも滑りクラッチ装置8がわずかに滑って駆動力を
伝えることによって平衡させる。もちろん、巻付はヘッ
ド6が点PQ間を動いて金属テープ2の走行速度が低下
するときは滑りクラッチ装置8の滑り量もそれだけ大き
くなるわけである。
なお、金属テープ2を送り出すためのトルクを少なめに
設定し、これにより下流の巻付は装置における巻付けに
際して金属テープ2にバックテンションを与えるように
調整するとよい。
設定し、これにより下流の巻付は装置における巻付けに
際して金属テープ2にバックテンションを与えるように
調整するとよい。
このように滑りクラッチ装置8はフラットケーブル10
へのインタロックアーマ形成に際して格別な役割りを果
たすものである。
へのインタロックアーマ形成に際して格別な役割りを果
たすものである。
また、インタロックアーマの浮き上がり現象の防止は、
既に見たように出側部21と谷側部22とが長手方向に
並列に延長するようにその幅方向のほぼ中央部で段折り
に成形された金属テープ2の前記山側部21のみを圧延
装置5によって谷側部22の長さのD/d倍に圧延する
ことによって十分に達成される。
既に見たように出側部21と谷側部22とが長手方向に
並列に延長するようにその幅方向のほぼ中央部で段折り
に成形された金属テープ2の前記山側部21のみを圧延
装置5によって谷側部22の長さのD/d倍に圧延する
ことによって十分に達成される。
〔効 果〕
この発明によれば、段折り成形された金属テープの山側
部および谷側部は、山側部の圧延によってそれぞれその
巻付けられるケーブルの外周部の半径方向位置に応じた
周長を持つように調整されるから、ケーブル外周部に密
接して浮き上がりのないインタロックアーマを形成する
ことができる。
部および谷側部は、山側部の圧延によってそれぞれその
巻付けられるケーブルの外周部の半径方向位置に応じた
周長を持つように調整されるから、ケーブル外周部に密
接して浮き上がりのないインタロックアーマを形成する
ことができる。
そして特に、滑りクラッチ装置の存在によってフラット
ケーブルに巻付ける場合に見られる金属テープの引取速
度の周期的変動を効果的に吸収するので、フラットケー
ブルに対して良好なインタロックアーマ鎧装用を施すこ
とができる。
ケーブルに巻付ける場合に見られる金属テープの引取速
度の周期的変動を効果的に吸収するので、フラットケー
ブルに対して良好なインタロックアーマ鎧装用を施すこ
とができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す概念的な簡略側面図
、第2図は第1図の■−■線による断面図、第3図(a
)、(b)は横断面扁平のフラットケーブルおよび横断
面円形の丸型ケーブルに対する金属テープの巻付は状況
を説明する簡略正面図、第4図は従来のインタロックア
ーマ機の一例を示す側断面図、第5図は同正面図、第6
図はケーブル上に形成装着されたインタロックアーマの
理想的状態を示す側断面図、第7図(a)、(b)は成
形前後の金属テープを示す横断面図、第8図はインタロ
ックアーマの浮き上がり現象の原因を説明するための拡
大側断面図、第9図はインタロックアーマの浮き上がり
状態を示す側断面図、第10図(a)、(b)はインタ
ロックアーマが施されるケーブル例を示す横断面図であ
る。 2・・・金属テープ、4・・・段折り成形装置、5・・
・圧延装置、6・・・巻付はヘッド、8・・・滑りクラ
ッチ装置、10・・・フラットケーブル、21・・・山
側部、22・・・谷側部。 第10図 <o) (b)
、第2図は第1図の■−■線による断面図、第3図(a
)、(b)は横断面扁平のフラットケーブルおよび横断
面円形の丸型ケーブルに対する金属テープの巻付は状況
を説明する簡略正面図、第4図は従来のインタロックア
ーマ機の一例を示す側断面図、第5図は同正面図、第6
図はケーブル上に形成装着されたインタロックアーマの
理想的状態を示す側断面図、第7図(a)、(b)は成
形前後の金属テープを示す横断面図、第8図はインタロ
ックアーマの浮き上がり現象の原因を説明するための拡
大側断面図、第9図はインタロックアーマの浮き上がり
状態を示す側断面図、第10図(a)、(b)はインタ
ロックアーマが施されるケーブル例を示す横断面図であ
る。 2・・・金属テープ、4・・・段折り成形装置、5・・
・圧延装置、6・・・巻付はヘッド、8・・・滑りクラ
ッチ装置、10・・・フラットケーブル、21・・・山
側部、22・・・谷側部。 第10図 <o) (b)
Claims (1)
- 回転駆動され、鎧装用の金属テープ(2)を、山側部(
21)と谷側部(22)とが長手方向に並列に延長する
ようにその幅方向のほぼ中央部で段折りに成形する段折
り成形装置(4)と、前記段折り成形装置(4)の下流
側に配設されており、前記山側部(21)をその長手方
向に圧延する圧延装置(5)と、前記圧延装置(5)の
下流側に配設されており、前記金属テープ(2)をフラ
ットケーブル(10)の外周部に巻付ける巻付けヘッド
(6)を有する巻付け装置と、前記段折り成形装置(4
)とこれを回転駆動させる原動側との間に存する滑りク
ラッチ装置(8)とからなることを特徴とする、フラッ
トケーブル用インタロックアーマの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18162190A JPH03250510A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | フラットケーブル用インタロックアーマの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18162190A JPH03250510A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | フラットケーブル用インタロックアーマの製造装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26225584A Division JPS61140005A (ja) | 1984-12-12 | 1984-12-12 | インタロツクア−マの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03250510A true JPH03250510A (ja) | 1991-11-08 |
JPH0427645B2 JPH0427645B2 (ja) | 1992-05-12 |
Family
ID=16103996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18162190A Granted JPH03250510A (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | フラットケーブル用インタロックアーマの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03250510A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103456419A (zh) * | 2013-08-30 | 2013-12-18 | 安徽鹿丰投资管理有限公司 | 一种新型连续互锁铠装成形系统 |
CN108231293A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-29 | 梁瑞城 | 一种旋转曲面联锁铠装电缆制造设备 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP18162190A patent/JPH03250510A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103456419A (zh) * | 2013-08-30 | 2013-12-18 | 安徽鹿丰投资管理有限公司 | 一种新型连续互锁铠装成形系统 |
CN108231293A (zh) * | 2017-12-21 | 2018-06-29 | 梁瑞城 | 一种旋转曲面联锁铠装电缆制造设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0427645B2 (ja) | 1992-05-12 |
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