JPH03249668A - 電子写真式画像形成装置のフィルタ保持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、プリンタや複写機やファクシミリ等の電子写
真式画像形成装置において、オゾン除去または防塵等の
ために使用されるフィルタを交換可能に保持するフィル
タ保持装置に関する。

蕨遂］υ創佐 従来、例えば実開昭６３−１２５８６７号公報に記載さ
れた画像形成装置では、排気ファンの前側に、複数の突
出片による位置決め支持手段を設け、該位置決め支持手
段にオゾンフィルタを単に垂直に出し入れ自在に支持す
る構造になっており、そのフィルタ交換に当たっては、
装置本体の上側ユニットを上方へ回動させた後、オゾン
フィルタを上方へ垂直に引き抜くものである。

が解決しようとする課題 ところで、装置本体が下部ユニットとこれに回動自在に
軸支された上部ユニットとで構成された画像形成装置で
は、排気ファンは、下部ユニットと上部ユニットとの軸
支部付近に設置されることが多く、従って排気ファンの
前側に配置されるフィルタの着脱用スペースは上部ユニ
ットを上方へ開放したとしても十分ではなかった。それ
にも拘らず、上記のようにオゾンフィルタを上方へ垂直
に引き抜いて交換するようにしたのでは、その操作が回
置である。

これを回避するため、上部ユニットの開放角度を大きく
することが考えられるが、その開放を支える機構に不安
定さが増す問題がある。

本発明の目的は、装置本体の開放角度を大きくとらなく
とも、フィルタの着脱を容易に行えるようにすることに
ある。

課　を解　するための手 本発明は、帯電装置、現像装置、感光体等が設置された
装置本体内でフィルタホルダにフィルタを抜き差し自在
に保持し、該装置本体の一部を開放してフィルタを交換
する電子写真式画像形成装置において、フィルタホルダ
を、それに保持されたフィルタが濾過作用をする所定の
作用位置と、フィルタの抜き差し方向が装置本体の一部
開放によって形成される遊端開放口に向く着脱位置との
間で変位可能としたものである。

作−一部 フィルタを交換するとき、装置本体を開放し、フィルタ
ホルダを着脱位置へ変位させ、該フィルタホルダにおけ
るフィルタの抜き差し方向を装置本体の遊端開放口に向
け、開放面積が最も大きい該遊端開放口から手を入れて
フィルタをその遊端開放口へ向けて真っ直ぐ引き出す。

実施例 以下、本発明の実施例を図面に従い詳述する。

第２図は、本発明によるフィルタ保持装置を備える電子
写真式プリンタの概要断面図である。図において、１０
は上部ユニット１０ａと下部ユニット１０ｂに分割され
たプリンタ本体で、上部ユニット１０ａは下部ユニット
１０ｂに対してピボット１１により回動可能（開放可能
）に枢着されている。１２は、該プリンタ本体１０に装
填された給紙カセットである。この給紙カセット１２か
ら給紙ローラ１３によって給送された用紙１４は、レジ
ストローラ対１５によってタイミングをとられてドラム
状の感光体１６の下側に搬送される。

感光体１６は時計方向に回転駆動され、その際帯電チャ
ージャ１７によって表面を一様に帯電され、光学ユニッ
ト１８からの光信号に基づいて感光体１６上に静電潜像
が形成される。この潜像は現像装置［１９でトナーによ
り可視像化され、この可視像は搬送されてきた用紙１４
上に転写チャージャ２０により転写される。その用紙１
４は、定着装置２１へ搬送されて可視像を定着される。

そして、定着装置２１を出た用紙１４は、切換ガイド２
２によって排紙方向を上下に切り換えられ、上方へ切り
換えられたときは上部の排紙ローラ２３によってプリン
タ本体１０の上部の排紙部２４へ排出され、下方へ切り
換えられたときは下部の排紙ローラ２５によって排紙ト
レイ２６上へ排出される。

一方、可視像転写後の感光体１６はクリーニング装置２
７によって残留トナーを除去され、さらに除電装置２８
からの光によって除電される。

感光体１６、現像装置１９、クリーニング装置２７及び
トナーカートリッジ２９は、ピン３０を支点に回動可能
でかつ該ピン３０を移動することにより取り外し可能な
作像ケース３１内に収納され、全体で着脱可能な作像ユ
ニットを構成している。

プリンタ本体１０の上部ユニット１０ａ内には、プリン
ト基板３２及び電装用シャーシ３３を収納した上ケース
３４が設置されている。また、シャーシ３３の一端には
吸気ファン３５を収納したファンケース３６が配設され
ており、上部ユニット１０ａの上カバー３７に設けられ
た吸気口からシャーシ３３を経て帯電チャージャ１７の
近傍に空気が送られる。この作用により、機内の温度上
昇を防止するとともに、帯電チャージャ１７から発生す
るオゾンが感光体１６の表面に滞留して不良画像を発生
するのを防止する。

機内で発生したオゾン及び高温の空気は、上部ユニット
ｌｏｇの枢支部の近くで下部ユニット１０ｂ内にほぼ垂
直に設置されている排気ファン３８によって機外へ排出
される。排気ファン３８の前側（吸い込み側）には、オ
ゾン分解用のフィルタ３９が本発明によるフィルタ保持
装置で保持して配置されている。

第１図は上部ユニット１０ａを開放した状態の概略図、
第３図は排気ファン３８とフィルタ保持装置の拡大斜視
図である。第１図において、排気ファン３８の下側にフ
ィルタホルダ４０が支点４１において回動自在に軸支さ
れている。このフィルタホルダ４０は、第３図に示すよ
うに支点４１を中間としてその一方側に一対のレバー４
２、他方側に、フィルタ３９を抜き差し自在に収納でき
る箱状のフィルタ収納部４３を設けており、これらレバ
ー４２とフィルタ収納部４３とは所定の角度をなしてい
る。一方、上部ユニット１０ａ側には、フィルタホルダ
４０のレバー４２を押下するレバー押下部材４４及びイ
ンタロツタスイッチ４５が設けられている。該インタロ
ックスイッチ４５は、上部ユニット１０ａを閉じたとき
下部ユニット１０ｂ側のスイッチ押圧部材（図示せず）
により押されてオンになり、上部ユニット１０ａを開く
とオフになる。

上部ユニット１０ａを第２図のように閉じた状態では、
レバー押下部材４４によりレバー４２が押下されてフィ
ルタホルダ４ｏは反時計方向に回動し、そのフィルタ収
納部４３を上に向けた定位置、つまり該フィルタ収納部
４３に収納されたフィルタ３９を排気ファン３８の前側
に垂直に対向させる作用位置に保持される。

上部ユニットｌｏａを第１図のように開くと。

レバー押下部材４４が上方へ離れるため、フィルタホル
ダ４０は自重または図示しないスプリングにより時計方
向に回動してフィルタ収納部４３が傾き、該フィルタ収
納部４３を、上部ユニット１０ａと下部ユニット１０ｂ
との遊端に形成された遊端開放口４６に向ける着脱位置
にセットされる。

従って、遊端開放口４６から手４７を差し入れてフィル
タ３９を遊端開放口４６側へそのまま真っ直ぐ引けば、
容易に引く抜くことができる。また、新たなフィルタ３
９をフィルタ収納部４３ヘセツトするのも遊端開放口４
６から真っ直ぐ差し込むだけで良い。上部ユニット１０
ａを開いたときには、インタロックスイッチ４５がオフ
になって排気ファン３８等が停止するため、フィルタ３
９の着脱を安全に行える。

第４図はフィルタ保持装置の他の例で、フィルタホルダ
４０のフィルタ収納部４３を通常は垂直状態に保持する
ように、フィルタホルダ４０をスプリング４８で反時計
方向に付勢し、フィルタ３９の着脱時には、フィルタ収
納部４３に突設された指掛は部４９に指を掛けてフィル
タホルダ４゜をスプリング４８に抗して手動で強制的に
時計方向へ回動させるものである。

なお、フィルタ３９としては、オゾン分解用のフィルタ
の他、機内の紙粉やトナー等を機外に排出させないため
の防塵用のものであっても良く、また両者を一体化した
ものであっても、本発明は適用できる。さらに、フィル
タホルダ４０を回動以外の変位によりそのフィルタ収納
部４３の向きが変えられるようにしても良い。

ｉ乳例紘果 本発明のフィルタ保持装置によれば、装置本体の開放角
度を大きくとらなくとも、フィルタの着脱を容易に行え
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるフィルタ保持装置を備えた電子
写真式プリンタの上部ユニットを開いた状態の概略図、
第２図は該プリンタの概要構成図、第３図は排気ファン
とフィルタ保持装置の拡大斜視図、第４図はフィルタ保
持装置の他の例の断面図である。 １０・・・・・・・・・プリンタ本体 １０ａ・・・・・・上部ユニット １０ｂ・・・・・・下部ユニット １６・・・・・・・・・感光体 １７・・・・・・・・・帯電チャージャ１９・・・・・
・・・・現像装置 ３９・・・・・・・・・フィルタ ４０・・・・・・・・・フィルタホルダ４３・・・・・
・・・・フィルタ収納部４６・・・・・・・・・遊端開
放口。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯電装置、現像装置、感光体等が設置された装置本体内
   でフィルタホルダにフィルタを抜き差し自在に保持し、
   該装置本体の一部を開放してフィルタを交換する電子写
   真式画像形成装置において、前記フィルタホルダを、前
   記フィルタが濾過作用をする所定の作用位置と、フィル
   タの抜き差し方向が前記装置本体の一部開放によって形
   成される遊端開放口に向く着脱位置との間で変位可能に
   装着したことを特徴とする、電子写真式画像形成装置の
   フィルタ保持装置。