JPH03249654A - ポジ型放射線感応性組成物及びこれを用いたパタン形成方法 - Google Patents

ポジ型放射線感応性組成物及びこれを用いたパタン形成方法

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JPH03249654A
JPH03249654A JP2046851A JP4685190A JPH03249654A JP H03249654 A JPH03249654 A JP H03249654A JP 2046851 A JP2046851 A JP 2046851A JP 4685190 A JP4685190 A JP 4685190A JP H03249654 A JPH03249654 A JP H03249654A
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JP2046851A
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English (en)
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Michiaki Hashimoto
橋本 通晰
Masataka Nunomura
昌隆 布村
Shigeru Koibuchi
滋 鯉渕
Asao Isobe
磯部 麻郎
Koji Kato
幸治 加藤
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Resonac Corp
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Hitachi Chemical Co Ltd
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  • Materials For Photolithography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ポジ型放射線感応性組成物及びこれを用いた
パタン形成方法に係わシ9%に、高い感度と解曽性を示
し良好な断面形状を備えたパタンを生成するポジ型放射
線感応性組成物及びこれを用いたパタン形成方法に関す
る。
(従来の技術) ポジ型ホトレジスト組成物としては、アルカリ可溶性樹
脂と感光剤としてのナフトキノンジアジド化合物を含む
組成物が用いられてきた。例えば。
典聾的な組成物としては、クレゾール及びホルムアルデ
ヒドから得られるノボラック樹脂並びにトリヒドロキシ
ベンゾフェノンのナフトキノンジアジドスルホン酸エス
テルを含む組成物が特公昭37−18015号公報に記
載されている。
ペース樹脂としてのノボラック樹脂はアルカリ水溶液に
膨潤すること表〈溶解し、形成したパタンをエツチング
のマスクに用いる場合に、特にプラズマエツチングに対
し、高い耐性を与える。また、感光剤として用いるナフ
トキノンジアジド化合物は、ノボラック樹脂のアルカリ
溶解性を低下させる溶解阻害剤として作用し、光照射を
受けるとアルカリ可溶性物質を生じ、系のアルカリ溶解
性を高める作用をすることKより、ポジ型ホトレジスト
の感光剤として有用である。これまでこの様な観点から
、ノボラック樹脂とナフトキノンジアジド化合物を含有
する多くのポジ型ホトレジストが実用に供されてきた。
これらを用いて、1μm程度までの微細加工においては
充分な成功を収めてきた。しかし、半導体集積回路素子
の集積度は益々高められており、超LSI素子の製造に
おいては1μm以下の線幅のパタン形成が必要とされる
ようになってきている。この様な微細加工に用いるホト
レジストには9%に高い解儂力、高感度。
高いパタン再現精度が要求されるが、従来のポジ型ホト
レジストでは対応できなくなってきているのが実状であ
る。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、半導体集積回路素子の製造に好適な高
い感度、高い解像力、1μm以下のノくタンK>いてそ
の断面形状が矩形形状に近いノくタンを生成しうるポジ
型放射線感応性組成物及びこれを用いたパタン形成方法
を提供することKある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、少なくとも放射線照射によす酸を発生する化
合物と、酸を触媒とする反応によりアルカリ水溶液に対
する溶解性を増大させる反応性を持った物質を含むポジ
型放射線感応性組成物であって、放射線照射により酸を
発生する化合物がす7トキノンジアジドー4−スルホン
酸エステル化合物であることを特徴とするポジ型放射線
感応性組成物ならびに少なくともこの組成物によって塗
膜を形成する工程、放射線照射によって上記塗膜に所定
の潜像パタンを形成する工程、潜像ノくタン部のアルカ
リ水溶液に対する溶解性を増大させる反応を促進する工
程及びアルカリ水溶液を用いて現像して所定のパタンを
形成する工程を含むことを特徴とするパタン形成方法に
関する。
本発明のポジ型放射線感応性組成物に用いられる醗を触
媒とする反応によりアルカリ水溶液に対する溶解性を増
大させる反応性を持った物質としては、酸触媒によ)加
水分解を生起しアルカリ水溶液に対する溶解性を高める
基を生成する物質。
あるいは酸触媒による解重合によって組み合わせて用い
られるベース樹脂のアルカリ可溶性を阻害する効果が失
われる物質が挙げられる。
酸触媒により加水分解を生起し、アルカリ水溶液に対す
る溶解性を高める基を生成する物質として1例えば、ジ
ャーナル・オプ・ホトポリマ・サイエンス・アンド・テ
クノロジ2巻303〜305頁(1989) (J、 
Photopolymer Sci。
Technol、 2.303.305(1989))
に記載されるポリビニルフェノール、ノボラック樹脂な
どのアルカリ可溶性フェノール樹脂の水酸基をt−ブト
キシカルボニル基、テトラヒドロピラニル基、7ラニル
基、アセチル基、トリメチルシリル基などで保護したも
の、あるいはポリビニル安息香酸をt−ブチル基、シク
ロヘキセニル基。
インブテニル基などで保護した高分子化合物、ナフタレ
ンカルボン酸のt−ブチルエステル、ビスフェノールA
等の芳香族フェノール化合物をテトラヒドロピラニルエ
ーテルあるいはt−ブトキシカルボニル基で保護した化
合物などの化分子化合物が挙げられる。
酸触媒による解重合によって組み合わせて用いられるベ
ース樹脂のアルカリ可溶性を阻害する効果が失われる物
質の例としては、アセタール構造。
カーボネート構造等を主鎖に持つ高分子化合物。
例えばポリ7タルアルデヒド、ポリカーボネートなどが
挙げられる。
酸を触媒とする反応によりアルカリ水溶液に対する溶解
性を増大させる反応性を持った物質が酸触媒により加水
分解を生起し、アルカリ水溶液に対する溶解性を高める
基を生成する物質が低分子化合物であるか酸触媒による
解重合によって組み可溶性樹脂の使用が必要であるが、
酸触媒により加水分解を生起し、アルカリ水溶液に対す
る溶解性を高める基を生成する物質が高分子化合物の場
合KFiペース樹脂としてアルカリ可溶性樹脂を用いな
くてもよい。
本発明の組成物においては、塗膜性及びアルカリ可溶性
を付与するペース樹脂として、ノボラック樹脂、カルボ
キシル基含有メタクリル系樹脂。
ポリビニルフェノール、またはその誘導体、スチレン−
無水マレイン酸共重合体等のアルカリ可溶性樹脂が使用
できる。アルカリ可溶性樹脂は9通常、アルカリ可溶性
樹脂100重量部に対し酸を触媒とする反応によりアル
カリ水溶液に対する溶解性を増大させる反応性を持った
物質100〜15重量部、好ましくは酸を触媒とする反
応によりアルカリ水溶液に対する溶解性を増大させる反
応性を持った物質60〜15重量部の範囲内で組み合わ
せて用いられる。
放射線照射によって酸を発生する化合物は1例エバ、ジ
ャーナル・オブ・ホトポリマ・サイエンス・アンド・テ
クノロジ2巻283,284頁(1989) (J、 
Photopolymer Sci、Technol。
2.303,305 (1989))にその−例が示さ
れている。
本発明のポジ型放射線感応性組成物は、ナフトキノンジ
アジド−4−スルホン酸エステル化合物を放射線照射に
よる酸発生剤として用い、1!I!を触媒とする反応に
よってアルカリ水浴液に対する溶解性を増大させる物質
と組み合わせることによって、ポジ型の放射線感応性組
成物を得ることにあるのであって、酸触媒反応によりア
ルカリ水溶液に対する溶解性を増大する化合物を制限す
るものではない。
本発明のす7トキノンジアジドー4−スルホン酸エステ
ル化合物としては、ナフトキノンジアジド−4−スルホ
ン酸とビスフェノールA、2.2−ビス(24−ジヒド
ロキシフェニル)プロパン。
22−ビス(14−)ジヒドロキシフェニル)プロパン
* 2.、λ44−トリヒドロキシペンゾフエ2フ2.
3s4.4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン。
zz<、3.’4:sニーへキサヒドロキシベンゾフェ
ノン。
4.4′−ジヒドロキシビフェニル、44’−ジヒドロ
キシジフェニルスルホン、44’−ジヒドロキシジフェ
ニルメタン、4.4’−ジヒドロキシジフェニルスルフ
ィド、没食子酸メチル表どのフェノール性水酸基を持つ
化合物とのエステル化合物が用いられる。
本発明の組成物において、ナフトキノンジアジド−4−
スルホン酸エステル化合物の量は、酸を触媒とする反応
によりアルカリ水溶液に対する溶解性を増大させる反応
性を持った物質100重量部に対し、0.1〜35重量
部の範囲であることが好ましく、0.5〜10重量部で
あることがより好ましい。0.1重量部未満ではその効
果が殆どみとめられなくなり、35重量部を超えると塗
膜の性質が悪化する傾向がある。
また1本発明においては、ナフトキノンジアジド−4−
スルホン酸エステル化合物、i!lを触媒とする反応に
よってアルカリ水溶液に対する溶解性を増大させる物質
およびアルカリ可溶性を付与するペース樹脂はそれぞれ
一樵類でも良くあるいは数種類を混合して用いても良い
本発明の露光に用いる放射線としては、紫外線。
電子線、X線、イオン線などが用いられる。
本発明の組成物には、塗布性や塗膜の放射線照射部の現
倫性を向上させる念めに、界面活性剤を配合することが
できる。界面活性剤としては、たとえばポリオキシエチ
レンアルキルエーテル類。
ポリオキシエチレンアルキルフェニールエーテル類やポ
リエチレングリコールジアルキルエーテル類のノニオン
系界面活性剤、フロラードFC430゜FC431(住
友スリーエム■製)、アサヒガードAG710 (旭硝
子■製)等のフッ素系界面活性剤等を挙げることができ
る。これらの界面活性剤の配合量は通常本発明の組成物
中のナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル化
合物及び酸を触媒とする反応によりアルカリ水溶液に対
する溶解性を増大させる反応性を持った物質100重量
部またはアルカリ可溶性樹脂を用いる場合には、これも
含めて100重量部当シ9通常5重量部以下、好ましく
は1重量部以下である。
さらに本発明の組成物には、接着性を改善するための接
着促進剤を、また放射線照射時のノ・レーションの影響
を抑制するため、放射線吸収剤を配合することができる
。接着促進剤としては0例えば3−アミノプロピルトリ
エトキシシラン等のシリコン化合物が用いられる。これ
ら接着促進剤の配合量は通常本発明の組成物中のナフト
キノンジアジド−4−スルホン酸エステル化合物及び酸
を触媒とする反応によりアルカリ水溶液に対する溶解性
を増大させる反応性を持った物質100重量部またはア
ルカリ可溶性樹脂を用いる場合には。
これも含めて100重量部当シ2通常5重量部以下、好
ましくは4重量部以下である。
本発明の組成物は、ナフトキノンジアジド−4−スルホ
ン酸エステル化合物及び酸を触媒とする反応によりアル
カリ水溶液に対する溶解性を増大させる反応性を持った
物質必要に応じてアルカリ可溶性樹脂及び前記各種配合
剤を溶媒に固形分濃度が5〜50重量−となるように溶
解させて調製される。ここで用いられる溶媒としては1
例えばシクロヘキサノン。シクロペンタノン等のケトン
*、エチレングリコールジメチルエーテル、エチレンク
リコールジエチルエーテル等のエーテル類。
エチレンクリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテル等のアルコールエーテル類、
乳酸メチル、乳酸エチル、酢酸ブチル、酢酸インアミル
、酢酸エチルセロンルブ、酢酸メチルセロンルブ等のエ
ステル類、1,1.2−トリクロロエチレン等のノ・ロ
ゲン化炭化水素類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化
水素類、及びジメチルホルムアミド、ジメチルスルホキ
シド、N−メチルピロリドン等の極性溶媒が挙げられる
本発明のポジ型放射線感応性組成物を用いたノくタンの
形成は、少なくとも次のような工程を含んで行われる。
まず本発明の組成物を用いて、シリコン化合物・−等の
基板上に塗膜を形成する。塗膜形成VC#−j回転塗布
、流し塗り、ロール塗布等が用いられる。次に、紫外線
、電子線、X線、イオン線等放射線を照射して上記塗膜
に所定の潜像ノくタンを形成する。この後1例えは塗膜
基板を加熱することKよって、潜像パタン部のアルカリ
水溶液に対する溶解性を増大させる反応を促進させる。
加熱温度は70〜160℃、好ましく#′i90〜12
0℃である。次いで、アルカリ水溶液を用いて現像を行
って所定のパタンを形成する。本発明の組成物の現像液
としては1例えば水酸化す) IJウム、水酸化カリウ
ム、炭酸ナトリウム、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナ
トリウム等の無機アルカリ類、エチルアミン、ジエチル
アミン、トリエチルアミンなどのアミン類、ジメチルエ
タノールアミン、トリエタノールアミン等のアルコール
アミン類、テトラメチルアンモニウムヒドロキシド。
テトラエチルアンモニウムヒドロキシド等の第4級アン
モニウム塩の水溶液が用いられる。また。
水溶性の有機溶媒9例えばメタノール、エタノール、プ
ロパツール等のアルコール類や界面活性剤を添加したア
ルカリ性水溶液を現像液として使用することができる。
(作用) ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル化合物
は、放射線照射により、il&を発生する。
従って、酸を触媒とする反応によりアルカリ水溶液に対
する溶解性が増大する反応性を持った物質中にナフトキ
ノンジアジド−4−スルホン酸エステル化合物を含む組
成物を基板上に塗布し、薄膜を形成し、パタン化された
放射線の照射を行えば。
放射線の照射された塗膜の部分においては酸が発生し、
これによって、加水分解反応が生起し、アルカリ水溶液
に対する溶解性が増大し、ポジ型のパタンか形成される
上記反応は、酸触媒反応であるので酸を生起せしめる放
射線の照射量は僅かでもよく、高感度のポジ型放射線感
応性組成物が得られる。また、アルカリ水溶液による現
像時には膨潤等の解像性低下の要因は無く、高解儂性の
ポジ型放射線感応性組成物が得られる。さらに、感光剤
であるナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エステル
化合物は少量でよく、基板上に塗布したレジスト膜の紫
外線の透過率を大きくすることが出来る。このため、レ
ジスト膜の光吸収に基づくパタンの断面形状の劣化が無
く、1μm以下のパタンにおいでも。
その断面形状が矩形に近いパタンを形成し得るポジ型放
射線感応性組成物が得られる。
(実施例) 以下9本発明を実施例によって説明する。
実施例1 p−テトラヒドロピラニルオキシスチレンとp−ヒドロ
キシスチレンとの共重合体(p−ヒドロピラニルオキシ
スチレンの共重合率40 % )100重量部、及びナ
フトキノンジアジド(1,2)−4−スルホン酸とビス
フェノールAのエステル化物5重量部を酢酸メチルセロ
ソルブ420重量部に溶解し、固形分濃度20重量パー
セントの溶液を調製し、これを孔径0.2μmのテフロ
ン製フィルタを用いて濾過し、ポジ型放射線感応性組成
物を得た。
シリコン基板上にこの組成物を滴下1回転塗布を行って
、90℃、90秒間加熱し、1.2μmの厚さのレジス
ト膜を得た。このレジスト塗布基板をi線縮小投影露光
装置を用いて、露光量30mJ/dでパタン状に露光し
た。パタンの潜像を形成したのち、上記基板を110℃
で90秒間加熱し。
2.38重量%の水酸化テトラメチルアンモニウム水溶
液で60秒間現俸を行い、ポジ型のレジストパタンをi
た。得られたレジストパタンは未露光部の膜厚減少は殆
ど見られず、ま友、ノ<タン断面形状は矩形に近い極め
て良好な形状であった。
ンとp−ヒドロキシスチレンとの共重合体(p−4ヒド
ロピラニルオキシスチレンの共重合率40モル−)はp
−ヒドロキシスチレン(分子量6000゜丸善石油化学
■製)とテトラヒドロピランとの反応によって得られる
ものを用いた。
実施例2 実施例1におけるp−テトラヒドロピラニルオキシスチ
レンとp−ヒドロキシスチレンとの共重合体の代わシに
p−(t−ブトキシカルボニルオキシ)スチレンを用い
、露光量を35 mJ/cm”とし念以外は実施例1と
同様にしてポジ型放射線感応性組成物を得てポジ型のレ
ジストパタンヲ形成したところ、実施例1と同様の良好
なレジスト膜くタンが得られた。p−(t−ブトキシカ
ルボニルオキシ)スチレンFip−ヒドロキシスチレン
(丸善石油化学■製1分子量6. OOO)と二次酸ジ
を一ブチルとの反応によって得られたものを用いた。
実施例3 実施例2におけるp−(t−ブトキシカルボニルオキシ
)スチレンの代わシにポリ(p−トリメチルシロキシス
チレン)を用い、露光量’k 32mJ/am2とした
以外はポジ型放射線感応性組成物を得て実施例1と同様
にしてポジ型のレジストパタンを形成したところ、実施
例1と同様の良好なレジストパタンが得られた。なお、
この場合には1組成物の溶媒には、酢酸エチルセロソル
ブを用いた。
実施例4 実施例1のナフトキノンジアジド(1,2)−4−スル
ホン酸とビスフェノールAのエステル化物の代わ曳にす
7トキノンジアジド(1,2)−4−スルホン酸ト2.
3.4−)リヒドロキシペンゾフエノンのエステル化物
を用い、露光量を30 mJ7cm”とした以外は実施
例1と同様にしてポジ型放射線感応性組成物を得てポジ
型のレジストパタンを形成したところ、実施例1と同様
の良好なレジストパタンか得られた。なお、この場合に
は1組成物の溶a[Fi、酢酸エチルセロソルブを用い
た。
実施例5 実施例1のナフトキノンジアジド(1,2)−4−スル
ホン酸とビスフェノールAのエステル化物の代わ〕にナ
フトキノンジアジド(1,2)−4−スルホン酸と42
−ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロパンのエ
ステル化物を用い、露光量を40 mJ /an”とし
た以外は実施例1と同様にしてポジ型放射線感応性組成
物を得てポジ型のレジストパタンを形成したところ、実
施例1と同様の良好なレジストパタンか得られた。なお
、この場合には9組成物の溶媒には、酢酸エチルセロソ
ルブを用いた。
実施例6 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■製8分
子量sooo)go重量部、2−す7タレンカルボン酸
のt−ブチルエステル20重量部及びナフトキノンジア
ジド(1,2)−4−スルホン酸とビスフェノールAの
エステル化物5重量部を酢酸メチルセロソルブに溶解し
、固形分濃度的20重量パーセントの溶液を調製し、こ
れを孔径0.2μmのテフロン製フィルタを用いて濾過
し。
ポジ型放射線感応性組成物を得た。
シリコン基板上に上記の組成物を滴下9回転塗布を行っ
て、90℃、90秒間加熱し、1.2μmの厚さのレジ
スト膜を得た。このレジスト塗布基板をi線縮小投影露
光装置を用いて、露光量38mJ/am”でパタン状に
露光した。パタンの潜像を形成したのち、上記基板を1
10℃で90秒間加熱し、2−38重量%の水酸化テト
ラメチルアンモニウム水溶液で60秒間現像を行い、ポ
ジ型のレジストパタンを得た。得られたレジストパタン
は実施例1と同様に未露光部の膜厚減少は殆ど見られず
、また、パタン断面形状は矩形に近い極めて良好な形状
であった。
実施例7 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■製0分
子量8,000)80重量部、2.2−ビス(4−テト
ラヒドロピラニルオキシフェニル)プロパン20重量部
及びナフトキノンジアジド(1゜2)−4−スルホン酸
トビスフエノールAのエステル化物4重量部を用いて、
実施例6と同様にしてポジ型放射線感応性組成物を調製
した。実施例6と同様の工程でレジストパタンを形成し
たところ、露光量38mJ/an’で良好なポジ型のレ
ジストパタンか得られた。
実施例8 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■製9分
子量ao00)80重量部、22−ビス(4−t−ブ)
キシカルボニルオキシフェニル)プロパン20重量部及
びナフトキノンジアジド(1,2)−4−スルホン酸と
ビスフェノールAのエステル化物5重量部を用いて、実
施例6と同様にしてポジ型放射線感応性組成物を調製し
た。実施例6と同様の工程でレジストパタンを形成した
ところ、露光量40 mJ/−で良好なポジ型のレジス
トパタンか得られた。
実施例9 実施例6のナフトキノンジアジド(1,2)−4−スル
ホン酸とビスフェノールAのエステル化物の代わりにナ
フトキノンジアジド(1,2)−4−スルホン酸ト2.
&4−トリヒドロキシベンゾフェノンのエステル化物を
用い、露光量を35mJ/ao”とした以外は実施例6
と同様にしてポジ型放射線感応性組成物を得てポジ型の
レジストパタンを形成したところ、実施例6と同様の良
好なレジストパタンか得られた。なお、この場合Ktl
−1.組成物の溶媒には、酢酸エチルセロソルブを用い
た。
実施例10 実施例6のナフトキノンジアジド(L214−スルホン
酸とビスフェノールAのエステル化物の代わF)Kナフ
トキノンジアジド(1,2)−4−スルホン酸と2.2
−ビス(ス4−ジヒドロキシフェニル)プロパンのエス
テル化物5重量部を用い。
実施例6と同様にしてポジ型放射線感応性組成物を得て
、ポジ型のレジストパタンを形成したところ、実施例6
と同様の良好なレジストパタンが得られた。なお、この
場合Kn、組成物の溶媒には。
酢酸エチルセロソルブを用いた。
実施例11 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■20重
量部及びナフトキノンジアジド(1,2)−4−スルホ
ン酸と2.λ4.4′−テトラヒドロキシベンゾフェノ
ンのエステル化物5重量部を用いて実施例6と同様にし
て組成物を調製した。実施例6と同様の工程でレジスト
パタンを形成したところ。
露光量38mJ/cm”で良好なポジ型のレジストパタ
ンか得られた。
実施例12 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■製1分
子量12,000)80重量部、22−ビス(4−テト
ラヒドロピラニルオキシフェニル)プロパン20重量部
及びナフトキノンジアジド(1゜2)−4−スルホン酸
と44′−ジヒドロキシジフェニルメタンのエステル化
物4重量部を用いて。
実施例6と同様圧して組成物を調製した。実施例6と同
様の工程でレジストパタンを形成し念ところ、ff光量
38 mJ /ai”で良好なポジ型のレジストパタン
か得られた。
実施例13 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■製1分
子量a、ooo)go重量部e2..2−ヒx(4−t
−ブトキシカルボニルオキシフェニル)プロパン20重
量部及びす7トキノンジアジド(1,2)−4−スルホ
ン酸と4,4′−ジヒドロキシジフェニルスルホンのエ
ステル化物5重量部を用いて、実施例6と同様廻して組
成物を調製した。
実施例6と同様の工程でレジストパタンを形成したとこ
ろ、露光量30 mJ/an”で良好なポジ型のレジス
トパタンか得られた。
実施例14 実施例IKおけるp−テトラヒドロピラニルオキシスチ
レンとp−ヒドロキシスチレンとの共重合体の代わりに
p−ポリビニル安息香酸のt−ブチルエステル(Mw8
,000)を用い、露光量を35 mJ /an”とし
次以外は、実施例1と同様にしてポジ型放射線感応性組
成物を得てポジ型のレジストパタンを形成したところ、
実施例1と同様の良好なレジストパタ/が得られた。
実施例15 実施例1におけるp−テトラヒドロピラニルオキシスチ
レンとp−ヒドロキシスチレンとの共重合体の代わシに
p−ポリビニル安息香酸のシクロヘキセニルエステルを
用いた他は、実施例1と同様にしてポジ蚤のレジストパ
タンを形成したところ、jl光量45mJ/cm”で実
施例1と同様の良好なレジストパタンか得られた。
実施例16 m、p−クレゾールノボラック樹脂(日立化成■製9分
子量8,000)80重量部、p−テトラヒドロピラニ
ルオキシスチレンとp−ヒドロキシスチレンとの共重合
体(p−テトラヒドロピラニルオキシスチレンの共重合
率40%)20重量部及びナフトキノンジアジド(1,
2)−4−スルホン酸とビスフェノールAのエステル化
物5重量it酢散メチルセロンルプ420重量部処溶解
し、固形分濃度約20重量パーセントの溶液を調製し。
これを孔径0.2μmのテフロン製フィルタを用いて濾
過し、ポジ型放射線感応性組成物を得念。
シリコン基板上に上記の組成物を滴下1回転塗布を行っ
て、90℃で90秒間加熱し、1.2μmの厚さのレジ
スト膜を得た。このレジスト塗布基板をi線縮小投影露
光装置を用いて、露光量38m J /an2でパタン
状に露光し念。パタンの潜儂を形成したのち、上記基板
を110℃で90秒間加熱し、238重量%の水酸化テ
トラメチルアンモニウム水溶液で60秒間現儂を行い、
ポジ型のレジストパタンを得た。得られたレジストパタ
ンは実施例1と同様に未露光部の膜厚減少は殆ど見られ
ず、また、パタン断面形状は矩形に近い極めて良好な形
状であつ几。
実施例17 実施例16におけるp−テトラヒドロピラニルオキシス
チレンとp−ヒドロキシスチレントノ共重合体の代わり
にp−(t−ブトキシカルボニルオキシ)スチレンを用
い、露光量を35mJ/co%とじた以外は実施例16
と同様にしてポジ型放射線感応性組成物を得てポジ型の
レジストパタンを形成したところ、実施例16と同様の
良好なレジストパタンか得られた。
実施例6,7.8,11.12.13および16で用い
たm、p−クレゾールノボラック樹脂はm−クレゾール
50七ルチ、p−クレゾール50モルチ、ホルマリン7
0モル%ヲl O0℃で2時間1次いで180℃で1時
間反応させて合成したものを用いた。
(発明の効果) 以上詳細に説明した様に0本発明のポジ型放射線感応性
組成物は、紫外線、電子線などの活性放射線に対して高
感度で、高解倫性を示し、良好な断面形状を備えたパタ
ンを生成することができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも放射線照射により酸を発生する化合物と
    、酸を触媒とする反応によりアルカリ水溶液に対する溶
    解性を増大させる反応性を持った物質を含むポジ型放射
    線感応性組成物であって、放射線照射により酸を発生す
    る化合物がナフトキノンジアジド−4−スルホン酸エス
    テル化合物であることを特徴とするポジ型放射線感応性
    組成物。 2、少なくとも請求項1記載のポジ型放射線感応性組成
    物によって塗膜を形成する工程、放射線照射によって上
    記塗膜に所定の潜像パタンを形成する工程、潜像パタン
    部のアルカリ水溶液に対する溶解性を増大させる反応を
    促進する工程及びアルカリ水溶液を用いて現像して所定
    のパタンを形成する工程を含むことを特徴とするパタン
    形成方法。
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