JPH03249388A - スクロール圧縮機 - Google Patents
スクロール圧縮機Info
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- JPH03249388A JPH03249388A JP4792590A JP4792590A JPH03249388A JP H03249388 A JPH03249388 A JP H03249388A JP 4792590 A JP4792590 A JP 4792590A JP 4792590 A JP4792590 A JP 4792590A JP H03249388 A JPH03249388 A JP H03249388A
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Landscapes
- Rotary Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(イノ 産業上の利用分野
本発明は、高圧空間と固定スクロール端板との間に、固
定スクロール端板の歪防止用の低圧空間を形成してなる
スクロール圧縮機に関する。
定スクロール端板の歪防止用の低圧空間を形成してなる
スクロール圧縮機に関する。
(ロ)従来の技術
本発明に先行する実開昭63−75578号公報に記載
された従来のスクロール圧縮機では、高圧吐出空間と固
定スクロール端板との間に、端板歪防止用の低圧空間を
設けると共に、この低圧空間と高圧吐出通路との間にシ
ール部材を配設している。
された従来のスクロール圧縮機では、高圧吐出空間と固
定スクロール端板との間に、端板歪防止用の低圧空間を
設けると共に、この低圧空間と高圧吐出通路との間にシ
ール部材を配設している。
しかしながらこの種従来のスクロール圧縮機では、前記
シール材が一般的にゴム系あるいはテフロン系の軟質素
材で形成されるため耐久側が不充分になる等の欠点があ
る。
シール材が一般的にゴム系あるいはテフロン系の軟質素
材で形成されるため耐久側が不充分になる等の欠点があ
る。
(ハ)発明が解決しようとする課組
本発明は前述の欠点を解消し、耐久性に優れ且つ固定ス
クロール端板の歪を確実に防止し得るスクロール圧縮機
を提供するものである。
クロール端板の歪を確実に防止し得るスクロール圧縮機
を提供するものである。
(ニ)課組を解決するための手段
本発明は、吐出ポートを端板の略中央部に設けた固定ス
クロールと、該固定スクロールとかみ合うことで協同し
て圧縮要素を構成する可動スクロールと、該可動スクロ
ールを円軌道上で公転運動させることにより冷媒を吸込
側空間から前記圧縮要素に吸入しこの圧縮要素の外側か
ら中央部に向けて移動して圧縮し前記吐出ポートから高
圧連通路を経て高圧空間に吐出させる電動要素と、前記
高圧空間と前記端板との間に介設され、前記端板との間
に低圧空間を形成する仕切板と、該仕切板と前記端板と
の間に介設され、前記高圧連通路を前記低圧空間から遮
蔽するシール手段と、を備えたものであって、 前記シール手段を金属製の円環状板バネで形成し、該円
環状板バネの外周縁部及び内周縁部の一方を前記端板又
は前記仕切板に固定し他方を遊端部とLで、 前記圧縮要素の逆方向回転により前記高圧連通路が負圧
になった場合に、前記円環状板バネの遊端部が開成して
、前記高圧連通路と前記低頭空間が連通ずることを特徴
とするものである。
クロールと、該固定スクロールとかみ合うことで協同し
て圧縮要素を構成する可動スクロールと、該可動スクロ
ールを円軌道上で公転運動させることにより冷媒を吸込
側空間から前記圧縮要素に吸入しこの圧縮要素の外側か
ら中央部に向けて移動して圧縮し前記吐出ポートから高
圧連通路を経て高圧空間に吐出させる電動要素と、前記
高圧空間と前記端板との間に介設され、前記端板との間
に低圧空間を形成する仕切板と、該仕切板と前記端板と
の間に介設され、前記高圧連通路を前記低圧空間から遮
蔽するシール手段と、を備えたものであって、 前記シール手段を金属製の円環状板バネで形成し、該円
環状板バネの外周縁部及び内周縁部の一方を前記端板又
は前記仕切板に固定し他方を遊端部とLで、 前記圧縮要素の逆方向回転により前記高圧連通路が負圧
になった場合に、前記円環状板バネの遊端部が開成して
、前記高圧連通路と前記低頭空間が連通ずることを特徴
とするものである。
(ホ)作 用
本発明によれば、吐出側冷媒の高圧は仕切板で遮断され
固定スクロール端板に直接的にft用しなくなり、また
前記高圧もしくは溶接熱等により前記仕切板が歪んだ場
合にもその歪は円環状板バネのバネ作用で吸収され前記
固定スクロール端板には伝達しなくなり、従って前記固
定スクロール端板の歪が防止されるようになる。また、
前記円環状板バネは、金属素材で形成されるため、ゴム
系あるいはテフロン系のものに比較して耐久性に優れ且
つ、外周縁部と内周縁部で所定箇所に確実に固定される
ことで、スクロール圧縮機の耐久性能が高まる。前記圧
縮要素が不所望に逆方向回転して前記高圧連通路が負圧
になった場合には、二〇負圧に引かれて前記円環状板バ
ネの遊端部が開成して、前記高圧連通路と前記低圧空間
が連通ずるようになり、従って、真空引きによる圧縮要
素の破損事故が防止されるようになる。
固定スクロール端板に直接的にft用しなくなり、また
前記高圧もしくは溶接熱等により前記仕切板が歪んだ場
合にもその歪は円環状板バネのバネ作用で吸収され前記
固定スクロール端板には伝達しなくなり、従って前記固
定スクロール端板の歪が防止されるようになる。また、
前記円環状板バネは、金属素材で形成されるため、ゴム
系あるいはテフロン系のものに比較して耐久性に優れ且
つ、外周縁部と内周縁部で所定箇所に確実に固定される
ことで、スクロール圧縮機の耐久性能が高まる。前記圧
縮要素が不所望に逆方向回転して前記高圧連通路が負圧
になった場合には、二〇負圧に引かれて前記円環状板バ
ネの遊端部が開成して、前記高圧連通路と前記低圧空間
が連通ずるようになり、従って、真空引きによる圧縮要
素の破損事故が防止されるようになる。
(へ)実施例
次に本発明の一実施例について説明する。
第1図において、(1)は密閉容器で、その内部には圧
縮!素(2)と、該圧縮要素(2)を駆動する電動要素
(図示しない)とを収納している。
縮!素(2)と、該圧縮要素(2)を駆動する電動要素
(図示しない)とを収納している。
(3)は前記圧縮要素(2)の一部を構成するフレーム
で、前記密閉容器(1)の内壁に固着されている。(4
)はフレーム(3)に螺子(5)にて取付けた固定スク
ロールで、円板状の端板(6)の中央部にインボリュー
ト曲線態様の第1のうず巻体(7)を形成すると共に外
周端にスカート部(8)を形成しているa(9)は固定
スクロール(4)に対向して配設した可動スクロールで
、前記第1のうず巻体(7)に対向してかみ合う第2の
うず巻体(10)を端板(11)に形成している。第2
のうす巻体(10)は前記第1のうず巻体(7)と同様
にインボリュート曲線態様に形成されている。(]2)
は前記フレーム(3)に固定したオルダムリングて゛、
可動スクロール(9)を係止することでこの可動スクロ
ール(9)の固定スクロール(4)に対する相対的な自
転を阻止する。(13)は吸入管で、その吸入冷媒を前
記フレーム(3)の吸込孔(14)を経て前記圧縮要素
(2)の吸込側低圧空間(15)に供給する。吸込側低
圧空間(15)の冷媒は、固定スクロール(4)と可動
スクロール(9)の間に形成された圧縮室(16)に取
入れられる。(17)は前記端板(6)の略中央部に形
成した吐出ボート、(18)は吐出ポート(17)に対
して高圧連通路(19)を介して連通する高圧空間で、
その上側は前記密閉容器(1)の上側容器部(1a)で
画成されている。(20)は高圧空間(18)に連通ず
る吐出管で、前記上側容器部(1a)に貫設されている
。
で、前記密閉容器(1)の内壁に固着されている。(4
)はフレーム(3)に螺子(5)にて取付けた固定スク
ロールで、円板状の端板(6)の中央部にインボリュー
ト曲線態様の第1のうず巻体(7)を形成すると共に外
周端にスカート部(8)を形成しているa(9)は固定
スクロール(4)に対向して配設した可動スクロールで
、前記第1のうず巻体(7)に対向してかみ合う第2の
うず巻体(10)を端板(11)に形成している。第2
のうす巻体(10)は前記第1のうず巻体(7)と同様
にインボリュート曲線態様に形成されている。(]2)
は前記フレーム(3)に固定したオルダムリングて゛、
可動スクロール(9)を係止することでこの可動スクロ
ール(9)の固定スクロール(4)に対する相対的な自
転を阻止する。(13)は吸入管で、その吸入冷媒を前
記フレーム(3)の吸込孔(14)を経て前記圧縮要素
(2)の吸込側低圧空間(15)に供給する。吸込側低
圧空間(15)の冷媒は、固定スクロール(4)と可動
スクロール(9)の間に形成された圧縮室(16)に取
入れられる。(17)は前記端板(6)の略中央部に形
成した吐出ボート、(18)は吐出ポート(17)に対
して高圧連通路(19)を介して連通する高圧空間で、
その上側は前記密閉容器(1)の上側容器部(1a)で
画成されている。(20)は高圧空間(18)に連通ず
る吐出管で、前記上側容器部(1a)に貫設されている
。
(21)は前記可動スクロール(9)の端板(11)に
形成したボス部で、前記電動要素の回転軸の上端のクラ
ンク部に係合している。前記電動要素では、可動スクロ
ール(9)を円軌道上で公転運動させることにより、こ
の可動スクロール(9)と固定スクロール(4)との間
にガス状冷媒を吸入し、このガス状冷媒を両うず巻体(
7)(10)間に形成される圧縮室(I6)と共に外側
から中央部に向かって移動させながら容積を縮小して圧
縮させるように機能する。
形成したボス部で、前記電動要素の回転軸の上端のクラ
ンク部に係合している。前記電動要素では、可動スクロ
ール(9)を円軌道上で公転運動させることにより、こ
の可動スクロール(9)と固定スクロール(4)との間
にガス状冷媒を吸入し、このガス状冷媒を両うず巻体(
7)(10)間に形成される圧縮室(I6)と共に外側
から中央部に向かって移動させながら容積を縮小して圧
縮させるように機能する。
(22)は前記高圧空間(18)と前記端板(6)との
間に介設した円盤状の仕切板で、前記密閉容器(1)の
下側容器部(1b)に、焼バメ、圧入及び溶接等により
固定されている。(23)は前記仕切板(22)に螺子
(24)にて固定された逆流防止弁装置で、前記高圧空
間(18)の内部をフレーム(25)で区画してこのフ
レーム(25)の内側に逆流防止(26)の配設室(1
8a)を形成している。この逆流防止弁装置(23)で
は、前記逆流防止弁(26)は、正常時にはそのバネ力
によってフレーム(25)に圧接しており逆流発生時に
おいては前記吐出ボート(17)の負圧に引かれて前記
仕切板(22)の連通孔(27)を閉塞すべく構成され
ている。(28)は前記仕切板(22)と前記端板(6
)との間に形成された環状の低圧空間で、連結孔(29
)を介して前記吸込側低圧空間(15)に連通−でいる
。(30)は前記高圧連通路(19)を前記低圧空間(
28)から遮蔽するシール手段で前記仕切板(22)と
前記端板(6)との間に介設されている。
間に介設した円盤状の仕切板で、前記密閉容器(1)の
下側容器部(1b)に、焼バメ、圧入及び溶接等により
固定されている。(23)は前記仕切板(22)に螺子
(24)にて固定された逆流防止弁装置で、前記高圧空
間(18)の内部をフレーム(25)で区画してこのフ
レーム(25)の内側に逆流防止(26)の配設室(1
8a)を形成している。この逆流防止弁装置(23)で
は、前記逆流防止弁(26)は、正常時にはそのバネ力
によってフレーム(25)に圧接しており逆流発生時に
おいては前記吐出ボート(17)の負圧に引かれて前記
仕切板(22)の連通孔(27)を閉塞すべく構成され
ている。(28)は前記仕切板(22)と前記端板(6
)との間に形成された環状の低圧空間で、連結孔(29
)を介して前記吸込側低圧空間(15)に連通−でいる
。(30)は前記高圧連通路(19)を前記低圧空間(
28)から遮蔽するシール手段で前記仕切板(22)と
前記端板(6)との間に介設されている。
面して前記シール手段(30)は、金属製の円環状板バ
ネで形成し、外周縁部(30a )を前記端板(6)に
螺子(31)(31)にて固定すると共に内周縁部(3
0b)を遊端部として前記仕切板(22)の連通孔(2
7)の突出7ランジ部(32)に圧接させである5蝮7
(31) (31)は、前記端板(6)に形成された円
形段差形状の高圧連通路(19)よりも外側の箇所でこ
の端板(6)に挿着しである。
ネで形成し、外周縁部(30a )を前記端板(6)に
螺子(31)(31)にて固定すると共に内周縁部(3
0b)を遊端部として前記仕切板(22)の連通孔(2
7)の突出7ランジ部(32)に圧接させである5蝮7
(31) (31)は、前記端板(6)に形成された円
形段差形状の高圧連通路(19)よりも外側の箇所でこ
の端板(6)に挿着しである。
前記円環状板バネ(3o)は、第2図(a)(b)に示
すように、前記螺子(31) (31)を挿通させるた
めの挿通孔(33) (33)を形成しである。挿通孔
(33)(33)については、前記円環状板バネ(30
)の固定強度アップのために孔数を更に増設するものも
実施される。前記円環状板バネ(30)は前記圧縮要素
(4)が不所望に逆方向回転して前記高圧連通路(19
)が負圧になった場合にはこの負圧に引がれて前記円環
状板バネ(3[:l 7の遊端部(30b)が開成して
、前記高圧連通路(19)と前記低圧空間(28)か連
通するようになり、従って真空引きによる圧縮要素(4
)の破損事故が防止されるようになる。
すように、前記螺子(31) (31)を挿通させるた
めの挿通孔(33) (33)を形成しである。挿通孔
(33)(33)については、前記円環状板バネ(30
)の固定強度アップのために孔数を更に増設するものも
実施される。前記円環状板バネ(30)は前記圧縮要素
(4)が不所望に逆方向回転して前記高圧連通路(19
)が負圧になった場合にはこの負圧に引がれて前記円環
状板バネ(3[:l 7の遊端部(30b)が開成して
、前記高圧連通路(19)と前記低圧空間(28)か連
通するようになり、従って真空引きによる圧縮要素(4
)の破損事故が防止されるようになる。
前記円環状板バネ(30)については、螺子止め箇所を
逆に巳で、内周縁部(30b)を仕切板(22)の突出
7ランジ部(32)に固着し、外周縁部(30a>を前
記端板(6月こ当接するだけで遊端部とするものも実施
される。更に前記円環状板バネ(30)については、被
固定箇所を逆にして、外周縁部(30a)を前記仕切板
(22)に螺子止め又は溶接等により固定し、内周縁部
(30b)を前記端板(6)に固定するものも実施され
る。また、前記圧縮要素(4)では、前記円環状板バネ
(30)の各種固定態様に対応して、前記端板(6)及
び前記仕切板(22)の互いの対向部の形状を変更する
ものも実施される。
逆に巳で、内周縁部(30b)を仕切板(22)の突出
7ランジ部(32)に固着し、外周縁部(30a>を前
記端板(6月こ当接するだけで遊端部とするものも実施
される。更に前記円環状板バネ(30)については、被
固定箇所を逆にして、外周縁部(30a)を前記仕切板
(22)に螺子止め又は溶接等により固定し、内周縁部
(30b)を前記端板(6)に固定するものも実施され
る。また、前記圧縮要素(4)では、前記円環状板バネ
(30)の各種固定態様に対応して、前記端板(6)及
び前記仕切板(22)の互いの対向部の形状を変更する
ものも実施される。
前記スクロール圧縮機では、高圧空間(18)の高圧力
は仕切板(22)で遮断され端板(6)に直接的に作用
しなくなり、また前記高圧力もしくは溶接熱等により前
記仕切板(22)が歪んだ場合にはその歪は円環状板バ
ネ(30)のバネ作用で吸収され前記端板(6)には伝
達しなくなり、従って前記端板(6)の歪が防止される
ようになる。また、前記円環状板バネ(30)は、金属
素材で形成されるため耐久性に優れることで、スクロー
ル圧縮機の耐久性能が高まる。また、前記圧縮要素(2
)が逆相運転等により不所望に逆方向回転して、前記逆
流防止弁装置(23)が閉じられて、前記高圧連通路(
]9)が負圧になった場合には、この負圧に引かれて前
記円環状板バネ(30)の遊端部(30b)が開成して
、前記高圧連通路(19)と前=己低圧空間(28)が
連通するようになり、従って、真空引きによる圧縮要素
(2)の破損事故が防止されるようになる。
は仕切板(22)で遮断され端板(6)に直接的に作用
しなくなり、また前記高圧力もしくは溶接熱等により前
記仕切板(22)が歪んだ場合にはその歪は円環状板バ
ネ(30)のバネ作用で吸収され前記端板(6)には伝
達しなくなり、従って前記端板(6)の歪が防止される
ようになる。また、前記円環状板バネ(30)は、金属
素材で形成されるため耐久性に優れることで、スクロー
ル圧縮機の耐久性能が高まる。また、前記圧縮要素(2
)が逆相運転等により不所望に逆方向回転して、前記逆
流防止弁装置(23)が閉じられて、前記高圧連通路(
]9)が負圧になった場合には、この負圧に引かれて前
記円環状板バネ(30)の遊端部(30b)が開成して
、前記高圧連通路(19)と前=己低圧空間(28)が
連通するようになり、従って、真空引きによる圧縮要素
(2)の破損事故が防止されるようになる。
第3図(a )(b )は第2実施例を示し、この第2
実施例では、円環状板バネ(34)をダイヤフラム形状
として弾力性を高めである。
実施例では、円環状板バネ(34)をダイヤフラム形状
として弾力性を高めである。
第4図(a )(b )は第3実施例を示し、この第3
実施例では、円環状板バネ(35)をベローズ形状と−
で弾力性を更に高めである。
実施例では、円環状板バネ(35)をベローズ形状と−
で弾力性を更に高めである。
前記第2実施例及び第3実施例では、特に説明しないそ
の他の部分は前記第1実施例と同様に構成され説明を省
略する。
の他の部分は前記第1実施例と同様に構成され説明を省
略する。
(ト)発明の効果
本発明は以上のように構成したから、高圧空間の冷媒圧
力は仕切板で遮断され固定スクロールの端板に直接的に
作用しなくなり、また前記冷媒圧力もしくは溶接熱等に
より前記仕切板が歪んだ場合にもその歪は円環状板バネ
のバネ作用で吸収され前記端板には伝達しなくなり、よ
って前記端板の歪の発生を防止でき、 また、前記円環状板バネは、金属素材で形成されるため
、ゴム系あるいはテフロン系のものに比較して耐久性に
優れ且つその外周縁部と内周縁部で所定箇所に確実に固
定されよってスクロール圧縮機の耐久性能を高めること
ができ、 また、前記圧縮要素が不所望に逆方向回転して高圧連通
路が負圧になった場合には、この負圧に引かれて前記円
環状板バネの遊端部が開成して、前記高圧連通路と前記
低圧空間が連通するようになり、よって真空引きによる
圧縮要素の破損事故を防止でき、 従って、固定スクロール端板の歪を確実に防止でき、且
つ耐久性及び安全性に優れたスクロール圧縮機を提供し
得る。
力は仕切板で遮断され固定スクロールの端板に直接的に
作用しなくなり、また前記冷媒圧力もしくは溶接熱等に
より前記仕切板が歪んだ場合にもその歪は円環状板バネ
のバネ作用で吸収され前記端板には伝達しなくなり、よ
って前記端板の歪の発生を防止でき、 また、前記円環状板バネは、金属素材で形成されるため
、ゴム系あるいはテフロン系のものに比較して耐久性に
優れ且つその外周縁部と内周縁部で所定箇所に確実に固
定されよってスクロール圧縮機の耐久性能を高めること
ができ、 また、前記圧縮要素が不所望に逆方向回転して高圧連通
路が負圧になった場合には、この負圧に引かれて前記円
環状板バネの遊端部が開成して、前記高圧連通路と前記
低圧空間が連通するようになり、よって真空引きによる
圧縮要素の破損事故を防止でき、 従って、固定スクロール端板の歪を確実に防止でき、且
つ耐久性及び安全性に優れたスクロール圧縮機を提供し
得る。
第1図は本発明の一実施例の一部の縦断面図、第2図(
a)は同実施例に備えた円環状板バネの縦断面図、第2
図(b)は同円環状板バネの底面図、第3図(a)は本
発明の第2実施例に備えた円環状板バネの縦断面図、第
3図(b)は同円環状板バネの底面図、第4図<a)は
本発明の第3実施例に備えた円環状板バネの縦断面図、
第4図(b)は同円環状板バネの底面図である。 (2)・・・圧縮要素、(4)・・・固定スクロール、
(6)・・・端板、(9)・・・可動スクロール、(1
5)・・・吸込側空間、(17)・・・吐出ポート、(
18)・・・高圧空間、(19)・・・高圧連通路、(
22)・・・仕切板、(28)・・・低圧空間、(30
)・・・シール手段(円環状板バネ) 、(30a)・
・外周縁部、(30b)・・・内周縁部。 第1図
a)は同実施例に備えた円環状板バネの縦断面図、第2
図(b)は同円環状板バネの底面図、第3図(a)は本
発明の第2実施例に備えた円環状板バネの縦断面図、第
3図(b)は同円環状板バネの底面図、第4図<a)は
本発明の第3実施例に備えた円環状板バネの縦断面図、
第4図(b)は同円環状板バネの底面図である。 (2)・・・圧縮要素、(4)・・・固定スクロール、
(6)・・・端板、(9)・・・可動スクロール、(1
5)・・・吸込側空間、(17)・・・吐出ポート、(
18)・・・高圧空間、(19)・・・高圧連通路、(
22)・・・仕切板、(28)・・・低圧空間、(30
)・・・シール手段(円環状板バネ) 、(30a)・
・外周縁部、(30b)・・・内周縁部。 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)吐出ポートを端板の略中央部に設けた固定スクロー
ルと、該固定スクロールとかみ合うことで協同して圧縮
要素を構成する可動スクロールと、該可動スクロールを
円軌道上で公転運動させることにより冷媒を吸込側空間
から前記圧縮要素に吸入しこの圧縮要素の外側から中央
部に向けて移動して圧縮し前記吐出ポートから高圧連通
路を経て高圧空間に吐出させる電動要素と、前記高圧空
間と前記端板との間に介設され、前記端板との間に低圧
空間を形成する仕切板と、該仕切板と前記端板との間に
介設され、前記高圧連通路を前記低圧空間から遮蔽する
シール手段と、を備えたものであって、 前記シール手段を金属製の円環状板バネで形成し、該円
環状板バネの外周縁部及び内周縁部の一方を前記端板又
は前記仕切板に固定し他方を遊端部として、 前記圧縮要素の逆方向回転により前記高圧連通路が負圧
になった場合に、前記円環状板バネの遊端部が開成して
、前記高圧連通路と前記低圧空間が連通することを特徴
とするスクロール圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4792590A JP2840366B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | スクロール圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4792590A JP2840366B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | スクロール圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03249388A true JPH03249388A (ja) | 1991-11-07 |
JP2840366B2 JP2840366B2 (ja) | 1998-12-24 |
Family
ID=12788952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4792590A Expired - Lifetime JP2840366B2 (ja) | 1990-02-28 | 1990-02-28 | スクロール圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2840366B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010035761A (ko) * | 1999-10-02 | 2001-05-07 | 구자홍 | 압축기의 밀폐용기 조립구조 |
US6332762B1 (en) * | 1999-07-16 | 2001-12-25 | Sanden Corporation | Scroll-type fluid displacement apparatus |
-
1990
- 1990-02-28 JP JP4792590A patent/JP2840366B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6332762B1 (en) * | 1999-07-16 | 2001-12-25 | Sanden Corporation | Scroll-type fluid displacement apparatus |
KR20010035761A (ko) * | 1999-10-02 | 2001-05-07 | 구자홍 | 압축기의 밀폐용기 조립구조 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2840366B2 (ja) | 1998-12-24 |
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