JPH03249309A - 吸気多弁付エンジン - Google Patents

吸気多弁付エンジン

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JPH03249309A
JPH03249309A JP4814590A JP4814590A JPH03249309A JP H03249309 A JPH03249309 A JP H03249309A JP 4814590 A JP4814590 A JP 4814590A JP 4814590 A JP4814590 A JP 4814590A JP H03249309 A JPH03249309 A JP H03249309A
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JP
Japan
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intake
valve
cylinder
exhaust
center
Prior art date
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Pending
Application number
JP4814590A
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English (en)
Inventor
Noriyuki Iwata
典之 岩田
Toru Shiraishi
徹 白石
Toshiharu Masuda
益田 俊治
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、吸気多弁付エンジンに関し、特にシリンダに
、3つの独立した吸気ポートと該吸気ポートを開閉する
3つの吸気弁、及び2つの独立した排気ポートと該排気
ポートを開閉する2つの排気弁が各々クランク軸方向に
沿って設けられた吸気多弁付エンジンに関する。
(従来の技術) 上記の吸気多弁付エンジンとしては特開昭57−1.8
3527号公報に示されるようなエンジンが知られてい
る。すなわち、中央の吸気ポートの下流端はシリンダの
ボア中心にて、両側の吸気ポートの下流端はシリンダの
ボア中心よりエンジン幅方向の一方側に片寄って、両排
気ポートの下流端はシリンダのボア中心よりエンジン幅
方向の他方側に片寄って各々開口し、中央及び両側の吸
気ポートを開閉する3つの吸気弁の弁軸と、両排気ポー
トを開閉する2つの排気弁の弁軸とがシリンダのボア中
心に対してエンジン幅方向に互いに反対方向へ傾斜して
配設され、上記3つの吸気弁は吸気用のカムシャフトに
より、2つの排気弁は排気用のカムシャフトにより各々
ダイレクト駆動されるよう構成された吸気多弁付エンジ
ンが知られている。
この吸気多弁付エンジンは、中央の吸気ポートの下流端
をシリンダのボア中心にて開口させることによって混合
気を燃焼室内へ円滑に流入させ、また、3つの吸気弁を
同方向へ傾斜させて吸気用のカムシャフトでダイレクト
駆動すると共に2つの排気弁を吸気弁と異なる方向へ傾
斜させて排気用カムシャフトでダイレクト駆動すること
によって動弁機構をコンパクトにしようとするものであ
る。
(発明が解決しようとする課題) しかるに、混合気の燃焼時における火炎の伝播速度は燃
焼室内で一様ではなく、温度か相対的に高い排気ポート
側では火炎の伝播速度が速い一方、温度が相対的に低い
吸気ポート側では火炎の伝播速度か遅いという特性を有
している。このため、燃焼室の形状をシリンダのボア中
心に対してエンジン幅方向で対象にならしめて、燃焼室
のボリュームの中心をボア中心と一致させておくと、燃
焼室における吸気ポート側で燃焼効率にロスが生じるた
め、燃費の節約の観点からは問題かある。
そこで、本発明者等は、シリンダヘッド下面の両側吸気
ポートか開口する部位に燃焼用凹部を形成して、燃焼室
のボリューム中心をシリンダのボア中心よりも吸気ポー
ト側へ位置させることにより、火炎の伝播時間を燃焼室
内における吸気ポート側と排気ポート側とで同程度にさ
せ、吸気ポート側での燃焼効率のロスをなくシ、これに
より、燃料を効率良く燃焼させて燃費の節約を図ること
を考慮した。
ところか、シリンダヘッド下面の両側吸気ポートか開口
する部位に燃焼用四部を形成すると、出力を維持しつつ
燃費を節約することはできるか、中央の吸気ポートの下
流端をシリンダのボア中心にて開口させた場合、該中央
の吸気ポートを開閉する吸気弁の弁軸を、両側の吸気ポ
ートを開閉する吸気弁の弁軸と同方向へ傾斜させること
ができなくなってしまう。このため、両側吸気ポート用
の吸気弁を駆動させるカムシャフトのほかに、中央吸気
ポート用の吸気弁を駆動させるカムシャフトか必要にな
るので、動弁機構が複雑化するという新たな問題が発生
した。
上記に鑑みて、本発明は、動弁機構のコンパクト化を維
持しつつ、燃料を効率良く燃焼させ、燃費の節約を図る
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明は、中央吸気ポート
を開閉する第1吸気弁の弁軸を排気ポート側に傾斜させ
ると共に、該第1吸気弁を排気弁用カムシャフトでダイ
レクト駆動することにより、該第1吸気弁を駆動させる
だめのカムシャフトを不要にするものである。
具体的に、本発明の講じた角了決手段は、シリンダに、
クランク軸方向に沿って並設された3つの独立した吸気
ポートとクランク軸方向に沿って並設された2つの独立
した排気ポートとを備えた吸気多弁付エンジンを対象と
し、中央の吸気ポートの下流端はシリンダのボア中心に
て開口し、両側の吸気ポートの下流端はシリンダのボア
中心よりエンジン幅方向の一方側に片寄って開口し、両
排気ポートの下流端はシリンダのボア中心よりエンジン
幅方向の他方側に片寄って開口しており、上記中央の吸
気ポートを開閉する第1吸気弁の弁軸はシリンダの軸方
向に対してエンジン幅方向の他方側に傾斜して配設され
、上記両側の吸気ポートを開閉する第2及び第3吸気弁
の弁軸はシリンダの軸方向に対してエンジン幅方向の一
方側に傾斜して配設され、上記両排気ポートを開閉する
第1及び第2排気弁の弁軸はシリンダの軸方向に配設さ
れており、上記第1吸気弁並びに第1及び第2排気弁は
各々シリンダのボア中心に対してエンジン幅方向の他方
側に片寄って配設されたカムシャフトによりダイレクト
駆動されるよう構成されており、上記シリンダヘット下
面の上記両側吸気ポート下流端か開口する部位には燃焼
用凹部が形成されている構成とするものである。
(作用) 上記の構成により、シリンダヘットの下面の両側吸気ポ
ートが開口する部位に燃焼用凹部を形成したため、燃焼
室のボリューム中心はシリンダのボア中心より吸気ポー
ト側に位置しているので、火炎の伝播時間が燃焼室内に
おける吸気ポート側と排気ポート側とで同程度になり、
吸気ポート側での、燃焼効率のロスかなくなる。
また、排気ポートを開閉する第1及び第2排気弁の弁軸
をシリンダの軸方向に配設したため、第1及び第2排気
ポートの下流端の下方にスキッシュエリアを形成するこ
とができる。
さらに、中央の吸気ポートを開閉する第1吸気弁の弁軸
をシリンダの軸方向に対してエンジン幅方向の他方側つ
まり排気ポート側に傾斜して配設し、且つ第1吸気弁、
第1及び第2排気弁を各々同一のカムシャフトによりダ
イレクト駆動するよう構成したため、燃焼室のボリュー
ム中心かボア中心より吸気ポート側に位置しているにも
拘らず、第1吸気弁用のカムシャフトか不要である。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第3図は本発明の一実施例に係る吸気3弁、排
気2弁を備えた吸気多弁付エンジンを示し、第1図はボ
ア中心の断面構造、第2図はボア周縁部の断面構造、第
3図は平面構造を各々示している。尚、これらの図は1
つのシリンダのみを代表して示しているが、他のシリン
ダも同し構成である。
第1図及び第2図において、10は図示していないシリ
ンダブロックの上に配設され、燃焼室12を備えたシリ
ンダヘッドであって、該シリンダヘット]0の上にはカ
ムハウジング14か配設されている。
燃焼室]2は、クランク軸方向(第1図及び第2図にお
ける前後方向、第3図における上下方向)の中央部では
、第1図に示すようにペンタルーフ型よりも背か低く且
つ稜線かシリンダ16のボアの略中心を通る三角形断面
に形成されている一方、クランク軸方向の前後部では、
第2図に示すように中央部よりも背が高く且つ稜線がシ
リンダ16のボア中心よりも左側に位置する三角形断面
に形成されている。
シリンダヘッド10の左部には、クランク軸方向に沿っ
て並設され、シリンダ16内に混合気を導く、中央の第
1吸気ポート18と、両側の第2゜第3吸気ポー)2O
A、20Bとが各々設けられている。そして、第1図〜
第3図に示すように、第1吸気ポート18は、その下流
端18aがシリンダ16のボア中心にて開口すると共に
その上流端かシリンダヘッド10の左側壁に開口するよ
う形成されている一方、第2.第3吸気ポート2゜A、
20Bは、その下流端20a、20bがシリンダ16の
ボア左部にて開口すると共にその上流端かシリンダヘッ
ド10の左側壁に開口するよう形成されている。
第1図に示すように、第1吸気ポート18は、その下流
部か渦巻状に形成されてへりカルポートに形成されてい
ると共に、その下流端部18cの軸線はシリンダ16の
軸線に対して上部が右方へ傾斜するよう構成されている
第1吸気ポート18には、その下流端18aを開閉する
第1吸気弁22が設けられ、該第1吸気弁22は、第1
吸気ポート18の下流端18aに配置される弁体22a
と該弁体22aから上方に延設された弁軸22bとを有
しており、該弁軸22bはシリンダ16の軸方向に対し
て上部が右方へ傾斜するよう配設されている。
以上のように、第1吸気ポート18をへりカルポートに
形成し、その下流端18aをシリンダ16のボア中心で
開口させたので、シリンダ16のボア中心に導かれる混
合気にスワールを発生させることができる。
一方、第2図に示すように、第2.第3吸気ポート2O
A、20Bは、その下流端20a、20bか燃焼室12
の前後部における左側斜面つまりシリンダ16のボア左
部にて開口すると共に、その上流端がシリンダヘッド1
0の左側壁にて開口するよう形成されている。
これにより、シリンダヘッド10における第2゜第3吸
気ポート2OA、20Bの下流端20a20bの下方に
燃焼用凹部10aが形成されているため、燃焼室12の
ボリュームの中心はシリンダ16のボア中心より吸気ポ
ート側に位置している。このため、火炎の伝播時間は燃
焼室12内における吸気ポート側と排気ポート側とで同
じ程度になるので、燃焼室12における吸気ポート側で
の燃焼効率のロスがなくなり、燃費の節約が図られてい
る。
また、第2.第3吸気ポート2OA、20Bの下流端部
20Cの軸線はシリンダ16の軸線に対して上部が左方
へ傾斜しており、第2.第3吸気ポート2OA  20
Bには、その下流端20a20bを開閉する第2吸気弁
24A及び第3吸気弁24Bが各々配設されている。そ
して、第2第3吸気弁24A、24Bは、各々第1吸気
弁22と同様構造の弁体24aと弁軸24bとを有して
おり、該弁軸24bもシリンダ16の軸線に対して上部
か左方へ傾斜している。
第1図及び第2図に示すように、第1吸気弁22の弁軸
22b及び第2.第3吸気弁24A、  24Bの弁軸
24bは、各々シリンダヘッド10に摺動自在に嵌装さ
れており、これによって第1第2.第3吸気弁22,2
4A、24Bは各々シリンダヘッド10に対して上下動
可能である。また、第1.第2.第3吸気弁22.24
A、24Bの弁軸22b、24bの上端部には、円盤状
のアッパースプリングシート26.28か取り付けられ
、これらアッパースプリングシート26.28とシリン
ダヘッド10との間にバルブスプリング3032が各々
縮装されていて、そのばね力により第1 第2.第3吸
気弁22. 24A、 24Bは、各々上方つまり閉弁
方向に付勢されている。
第2図及び第3図に示すように、シリンダヘッド10の
右部には、クランク軸方向に沿って並設されシリンダ1
6内の排気を外部へ導く排気ポート34A、34Bが設
けられており、該排気ポート34A、34Bは、その下
流端34a、34bかシリンダ16の右部にて開口する
と共に、その上流端かシリンダヘッド10の右側壁にて
開口するよう形成されている。
第2図に示すように、排気ポート34A、34Bの下流
端部34cの軸線はシリンダ16の軸線と一致しており
、排気ポート34A、34Bには、該排気ポート34A
、34Bの下流端34a、34bを開閉する第1排気弁
36A及び第2排気弁36Bが各々設けられている。そ
して、第1.第2排気弁36A、36Bは、第1吸気弁
22と同様構造の弁体36aと弁軸36bとを各々付し
ており、該弁軸24bもシリンダ16の軸線方向に配設
されている。また、第1、第2排気弁36A。
36Bは、第1吸気弁22と同様にアッパースプリング
シート38及びバルブスプリング40か装着されて閉弁
方向に付勢されている。
以上のようにして、第1.第2排気弁36A36Bの弁
軸24bをシリンダ16の軸線方向に配設したため、燃
焼室12における右側の天井面を傾斜させる必要かない
ので、第1.第2排気ポーl−34A、34Bの下流端
34a、34bの下方にスキッシュエリアを形成するこ
とかできる。
このため、ピストンの上動時にはスキッシュつまり排気
側から吸気側への混合気の流動か生しるため、燃焼室1
2の吸気側における火炎の伝播速度か速くなり、且つピ
ストンの下動時には逆スキッシュつまり吸気側から排気
側への混合気の流動か生しるため、燃焼室12の吸気側
から排気側への火炎の伝播速度も速くなるので、燃焼性
か向上する。
次に、第1.第2.第3吸気弁22.24A。
24B及び第1.第2排気弁36A、36Bの動弁機構
について説明する。
第1図〜第3図に示すように、カムハウジング14の左
部及び右部には、クランク軸方向に延びる第1カムシヤ
フト42及び第2カムシヤフト44か各々配設されてい
る。これら第1及び第2カムシャフト42.44は、図
示しないエンジンの出力軸により駆動され、第1カムシ
ヤフト42は第1図及び第2図における時計方向に、第
2カムンヤフト44は同図における反時計方向に各々回
転する。また、第1カムシヤフト42には、第2吸気弁
24A及び第3吸気弁24Bに対応して第2吸気弁用カ
ム42a及び第3吸気弁用カム42bが各々一体に形成
され、第2カムシヤフト44には、第1吸気弁22、第
1排気弁36A及び第2排気弁36Bに対応して第1吸
気弁用カム44a、第1排気弁用カム44b及び第2排
気弁用カム44cが各々一体に形成されている。
第1図に示すように、第1吸気弁22は第2カムシヤフ
ト44によりカムハウジング14に嵌装された油圧式ラ
ッシュアジャスタ46を介してダイレクト駆動される。
すなわち、油圧式ラッシュアジャスタ46の蓋体46a
の上面に取り付けられた摺動部46bか第1吸気弁用カ
ム44aに接触していると共に、上記蓋体46bの下面
から突出する抑圧部46cが第1吸気弁22の弁軸22
bの上端面に当接しており、第2カムシヤフト44か回
転すると、第1吸気弁用カム42aのリフト量に応して
油圧式ラッシュアジャスタ46が上下動し、この上下動
に応じて第1吸気弁22か第1吸気ポート18の下流端
18aを各々開閉する。
また、第2図に示すように、第2.第3吸気弁24A、
24Bは、第1カムシヤフト42により、カムハウジン
グ14に嵌装された油圧式ラッシュアジャスタ48を介
して上記第1吸気弁22と同様ダイレクト駆動されて、
第2.第3吸気ポート2OA、20Bの下流端20a、
20bを各々開閉し、また、第1.第2排気弁36A、
36Bは、第2カムシヤフト44により、カムハウジン
グ14に嵌装された油圧式ラッシュアジャスタ50を介
して上記吸気弁22と同様ダイレクト駆動されて、第1
.第2排気ポート34A、34Bの下流端34a、34
bを各々開閉する。
以上のように、第1吸気弁22、第1及び第2排気弁3
6A  36Bが第2カムシヤフト44によりダイレク
ト駆動され、第2.第3吸気弁24A、24Bが第1カ
ムシヤフト42によりダイレクト駆動されるため、第1
吸気弁22を駆動するためのカムンヤフトか必要でない
ので、動弁機構かコンパクトであると共に、第1吸気弁
22を結ぶクランク軸方向の線上に点火プラグや燃料噴
射用ノズル等を配置するためのスペースが!保されてい
る。
第2図及び第3図に示すように、シリンダヘッド10に
おける第2.第3吸気ポート2OA、20Bの下流端2
0a、20bの近傍、且つシリンダ16のボア中心を通
るクランク軸方向の軸線より左側の部位には、シリンダ
ヘッド10及びカムハウジング14を貫通してプラグホ
ール52,52か形成されており、該プラグホール52
には点火プラグ54が、その着火点54aを燃焼室12
に臨ませて配設されている。
これにより、点火プラグ54の着火点54aはシリンダ
16のボア中心を通るクランク軸方向の軸線より吸気ポ
ート側に位置している。このため、燃焼室12のボリュ
ーム中心をシリンダ16のボア中心より吸気ポート側に
位置せしめた構成と相俟って、燃焼室12の吸気側の燃
焼性が向上するため燃費かいっそう向上する。また、点
火プラグ54が排気ポート34A、34Bから離れて配
置されているため、点火プラグ54の着火点54aか必
要以上に高温化しないので、エンジンの耐ノツキング性
が向上する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明に係る吸気多弁付エンジン
によると、シリンダヘッド下面の両側吸気ポートが開口
する部位に燃焼用四部を形成したため、燃焼室のボリュ
ーム中心はシリンダのボア中心より吸気ポート側に位置
しているので、エンジンの出力を維持したままで燃費か
向上する。
また、排気ポートを開閉する第1及び第2排気弁の弁軸
をシリンダの軸方向に配設したため、該第1及び第2排
気ポートの下流端の下方にスキランユニリアを形成する
ことができるので、燃焼性が改善されて燃費が向上する
さらに、中央の吸気ポートを開閉する第1吸気弁の弁軸
をシリンダの軸方向に対してエンジン幅方向の他方側つ
まり排気ポート側に傾斜して配設し、且つ第1吸気弁、
第1及び第2排気弁を各々同一のカムシャフトによりダ
イレクト駆動されるよう構成したため、第1吸気弁用の
カムシャフトが不要になるので、動弁機構のコンパクト
化か図られる。
このため、本発明によると、動弁機構のコンパクト化を
維持しつつ、エンジンの燃焼性を改善して燃費の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の一実施例である吸気多弁付エ
ンジンを示し、第1図は第3図におけるI−1線断面図
、第2図は第3図における■〜■線断面図、第3図は平
面図である。 ]0・・シリンダヘット 10a・・燃焼用凹部 16・・シリンダ 18・・・第1吸気ポート (中央の吸気ポート) 18a・・・第1吸気ポートの下流端 2OA・・・第2吸気ポート (両側の吸気ポート) 20a・・・第2吸気ポートの下流端 20B・・第3吸気ポート (両側の吸気ポート) 20b・・・第3吸気ポートの下流端 22・・・第1吸気弁 22b・第1吸気弁の弁軸 24A・・・第2吸気弁 24B・・・第3吸気弁 24b・・・第2.第3吸気弁の弁軸 34A、34B・・排気ポート 34a、34b・・・排気ポートの下流端36A・・第
1排気弁 36B・・・第2排気弁 36b・・・第1.第2排気弁の弁軸 42・・第1カムシヤフト 44・・・第2カムシヤフト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シリンダに、クランク軸方向に沿って並設された
    3つの独立した吸気ポートとクランク軸方向に沿って並
    設された2つの独立した排気ポートとを備えた吸気多弁
    付エンジンであって、中央の吸気ポートの下流端はシリ
    ンダのボア中心にて開口し、両側の吸気ポートの下流端
    はシリンダのボア中心よりエンジン幅方向の一方側に片
    寄って開口し、両排気ポートの下流端はシリンダのボア
    中心よりエンジン幅方向の他方側に片寄って開口してお
    り、 上記中央の吸気ポートを開閉する第1吸気弁の弁軸はシ
    リンダの軸方向に対してエンジン幅方向の他方側に傾斜
    して配設され、上記両側の吸気ポートを開閉する第2及
    び第3吸気弁の弁軸はシリンダの軸方向に対してエンジ
    ン幅方向の一方側に傾斜して配設され、上記両排気ポー
    トを開閉する第1及び第2排気弁の弁軸はシリンダの軸
    方向に配設されており、 上記第1吸気弁並びに第1及び第2排気弁は各々シリン
    ダのボア中心に対してエンジン幅方向の他方側に片寄っ
    て配設されたカムシャフトによりダイレクト駆動される
    よう構成されており、 上記シリンダヘッド下面の上記両側吸気ポート下流端が
    開口する部位には燃焼用凹部が形成されていることを特
    徴とする吸気多弁付エンジン。
JP4814590A 1990-02-27 1990-02-27 吸気多弁付エンジン Pending JPH03249309A (ja)

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