JPH03248968A - 車輌の前輪操舵方法および前輪操舵装置 - Google Patents

車輌の前輪操舵方法および前輪操舵装置

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JPH03248968A
JPH03248968A JP2045674A JP4567490A JPH03248968A JP H03248968 A JPH03248968 A JP H03248968A JP 2045674 A JP2045674 A JP 2045674A JP 4567490 A JP4567490 A JP 4567490A JP H03248968 A JPH03248968 A JP H03248968A
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Ryoichiro Oikawa
良一郎 及川
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、特に4輪、6輪、さらには8輪等の車種に
最適に使用され、これらの前輪操舵によって以後の車輪
を前輪と同相、または逆相に操舵する車輛の前輪操舵方
法および前輪操舵装置に関する。
(従来の技術〕 木材の収集につき、通常、山林等において伐採された原
木を現場において所望の長さに裁断した後に一定場所毎
に集めて製材所等に運搬する車輛として従来、木材収集
車があった。
このように木材収集車においては所望長さの原木を搭載
し、運搬するごとの要請から、車輪が4輪に限らず、運
賃を低廉にする経済的な観点から、積載量が多くなり大
型化し、6輪、8輪等の大型の車輛もある。
これ等、従来の木材収集車における前輪操舵方法は、ハ
ンドルの回転操作に連動して左右方向にタイヤ切角が切
変わる前輪に対して後輪が追従して同位相になる操舵方
法であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし7ながら、原木を伐採して木材収集車にて運搬す
る山林等の現場においては、その走行路盤が原木を伐採
後の切株が残っている等の障害物があったり、傾斜地が
存在していたり、凹凸が存在していたり、さらには道路
が狭く、急カーブ個所が多い等、直線状の一般の舗装道
路を走行する場合とはかなり、走行条件が相違する。
従って前輪と同位相に後輪が切変わる前輪操舵方式の従
来の木材収集車において、切株等の障害物を避けて走行
する場合には、ハンドルを何回も回転し切直すことによ
り、前輪および後輪のタイヤ切角を除々に切回して走行
する等の高度の運転技術を必要とされる。
このことは、木材の積載量が大きくなって車長(シャー
シの長さ)が長くなる6輪、8輪等の車種になればなる
ほど、高度の運転技術を必要としていた。
ところで車を、舵取り角度を最大にして旋回させる時に
、一番外側の車輪が描く円の半径、すなわち最小回転半
径は道路運送車輛法の保安基準では12m以内と定めら
れている。そしてこの最小回転半径は一般に乗用車では
4.5〜6m、また大型トランクでは7〜10m位の大
きさである。
しかも左右夫々の車輪が横滑りを生じたり、またはハン
ドルに大きな抵抗を生じないように回転させる工夫とし
て、アッカーマン・ジャンドウ式といわれる舵取り機構
が採用されていた。
これは第7図に示すように前輪操舵方式において自動車
を直進状態においた時に、前輪1,1′のキング・ビン
に、、に2とタイロッド・エンドT+ 、Tzの中心を
結ぶ線の延長線A、Bをリヤ・アクスル11の中心点P
で合わせるように工夫されCいる。
そして第7図の一点鎖線に図示する如く例えば右方向に
前輪1,1′をハンドル操作により切ると、ハンドルを
切った場合のタイロッドの作用により左右の前輪1.1
′のナックル・スピンドルの中心の延長線C,Dとリヤ
・アクスル11の中心の延長線との交点としての中心が
0点で交わるので、前輪1.1′と後輪5.5′とは如
何なる旋回状態においても前記点0を中心とする同心円
を描くように旋回され、タイヤのいわゆる鳴きやリンク
に無理な荷重が掛かるのを防止するようになしたもので
ある。
この発明は上記の如き従来の欠点を解決せんがためにな
されたものであり、前輪操舵により前輪に対して後輪を
同相または逆相に現場の状況に合わせて自在に方向転換
させて制御でき、車長が長いのにもかかわらずに乗用重
亜みに小回りが効き、操縦性を良好にすることを目的と
する。
〔課題を解決しようとする手段〕
この発明の特定発明としての方法発明は、前輪と以後の
後輪との間に設けられ、略中央部をシャーシに枢支する
ことにより時計方向または反時計方向に揺動自在に設け
た方向変換用リンクと、該方向変換用リンクに一端が連
結され、前輪のナックルに関連づけられるとともにアク
チュエータにより移動自在に設けたドラック・リンクと
、後輪のナックルに一端が関連づけられ、該方向変換用
リンクに設けた案内孔内に他端の挿入部を摺動自在に挿
入したセンタ・ドラックリンクとから成る車輛にして、
コントロール・シリンダーにより前記案内孔の所望位置
にセンタ・ドラックリンクの前記挿入部を移動して切換
操作する工程と、前記アクチュエータを駆動して前記ド
ラック・リンクを移動操作する工程とにより前輪および
後輪を同相および逆相に前輪操舵するという手段を採用
した。
また関連発明としての装置の発明は、前輪と以後の後輪
の後輪との間に揺動自在に枢支された方向変換用のリン
ク部材と、後輪に一端が関連づけられかつ前記リンク部
材に設けた案内孔に他端の挿入部が摺動自在に挿入され
たセンタ・ドラックリンクと、該挿入部を移動するコン
トロール・シリンダーと、前輪に関連づけられかつアク
チュエータにより駆動されるドラック・リンクとから成
り、前記コントロール・シリンダーにより前記センタ・
ドラックリンクの挿入部を前記案内孔内のニュートラル
位置から所望位置に移動操作するとともに単一の前記リ
ンク部材をアクチュエータの駆動により前記ドラック・
リンクを介して時計方向または反時計方向に揺動操作し
て後輪を前輪と同相または逆相に前輪操舵するという手
段を採用した。
〔作 用〕
前輪と以後の後輪との間に時計方向または半時計方向に
略中央部が揺動自在に枢支された方向変換用リンクに設
けた案内孔の所望位置にコントロール・シリンダーの駆
動により一端に設けた挿入部を移動してセンタ・ドラッ
クリンクを傾動して切換えた後に、左右何れか一側の前
輪および後輪のナックルに関連づけられた第1、第2の
ドラック・リンクを前後方向に引張操作して単一の前記
方向変換用リンクを揺動すると、前輪および後輪を同相
または逆相に切換えられる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第5図に従ってこの特定発明の一実
施例を使用する装置とともに説明する。
この実施例においては前輪駆動方式の4輪操舵につき、
説明する。
0 1.1′はナックル2をキング・ビン3によりシャーシ
4に回転自在に、かつ所望のタイヤ切角度α1°、α2
°にて旋回可能に枢着された左右ノ前輪、5.5′はナ
ックル6をキング・ピン7によりシャーシ4に回転自在
に、かつ所望のタイヤ切り角度β、°、β2°にて旋回
可能に枢着された左右の後輪である。
前記シャーシ4の大きさは、この実施例においては車幅
約2〜2.2m、車長約6〜7m程度である。
8は前輪1,1′の左右のナックル・アーム9゜9′間
をナックル・ピン10.10により左右の端部が連結さ
れたフロント側のタイ・ロッドである。また同様に11
は後輪5.5′のナックル・アーム12.12’間をナ
ックル・ビン13,13′により左右の端部が連結され
たリヤ側のタイ・ロッドであるわ 14はフロント・アクスル、15はリヤ・アクスルであ
る。
16.17は前輪1.1′または後輪5,5′■ の左右何れか一側のナックル2,2;6;6のうちの、
この実施例においては第1図に図示するように、右側の
ナックル2と6に一端側が連結されアクチュエータ16
aの駆動にて牽引自在に連結された第1、第2のドラッ
ク・リンクであり、このうち第1のドラック・リンク1
6の他端ば後記反転制御ユニット18の方向変換用リン
ク19の一端(自由端)側に軸20により連結され、ま
た第2のドラック・リンク17は後記リンク25の一端
に連結されている。
18はハンドル操作によって前輪1.1′が後輪5.5
′と同相または逆相にタイヤ切角を切換えて前輪操舵す
るだめの反転制御ユニットであり、この反転制御ユニッ
ト18は、時計方向または半時計方向に揺動可能にシャ
ーシ4に、支点としての軸21により枢支され略円弧状
の案内孔22を有した略円弧形の方向変換用リンク19
と、一端に設けた挿入部23aが前記案内孔22内に移
動自在に挿入されるとともに他端が軸24によって連結
部品としてのリンク25の一端に連結される2 センタ・ドラックリンク23と、このセンタ・ドラック
リンク23の挿入部23aを所望位置に選択的に移動自
在にするような伸縮自在なシリンダー・ロッド26aを
有’t−るコントロール・シリンダー26とから形成さ
れる。このコントロール・シリンダー26には、例えば
油圧シリンダーが用いられてシャーシ4にその一端(後
端)が固着され、そしてその操作は例えばフロント・パ
ネルに設けたボタン操作等によって行われる。
前記リンク25はその略中央部が輔27によって回転可
能に枢支されることにより、他端は軸28によって第2
のドラック・リンク17に連結される。
前記センタ・ドラックリンク23の所望位置の切換えと
は、例えば第5図に示すように、前輪11′および後輪
5,5′が夫々同相のタイヤ切角となる第1の位置イ、
該第1の位置イとは前輪1゜1′および後輪5.5′が
逆相となる第2の位置口、前記第1の位置イと第2の位
置口との中間の第3のニュートラル位置N、前記第1の
位置イと3 前記第3の位置Nに対して前輪1.1′と後輪5゜5′
とが同相の略1/2のタイヤ切角となる第4の位置ハ、
さらに前記第2の位置イと第3の位置Nとの中間に位置
し、前記第1の位置に対して前輪1,1′と後輪5,5
′とが逆相の略1/2の量のタイヤ切角となる第5の位
置二との合計5位置に前記コントロール・シリンダー2
6を駆動し、シリンダー・ロッド26aを伸縮させて方
向変換用リンク19の案内孔22内において挿入部23
aを移動し、センタ・ドラックリンク23を変位させる
また好ましくは前記方向変換用リンク19の支点として
の前記軸21ばシャーシ4の中央2等分線β上に位置さ
れ、しかも前記ニュートラル位置Nは中央2等分線l上
に位置することが望ましい。
関連発明の一実施例は以上の如き構成からなり、以下特
定発明の一実施例について作用・効果とともに工程順に
説明する。
山林の路盤、即ち傾斜地、凹凸、切株等の有無等の条件
に合わせて運転を行うのには次の工程操4 作をおこなう。
これには第1工程としてコントロール・シリンダー26
を駆動させて前輪1,1′と、後輪5゜5′との間に配
置された反転制御ユニット18の方向変換用リンク19
に設けた案内孔22の所望位置に、センタ・ドラックリ
ンク23の挿入部23aを移動して切換操作する。
次に第2工程として、前輪1.1′および後輪5.5′
との間の少なくとも左右何れか一例のナックル2,6を
、アクチュエータ16aを駆動することにより引いた状
態の下においてハンドル操作により前輪1.1′に対し
て後輪5.5′を同相または逆相に前輪操舵する。
これをさらに具体的に説明すると、例えば直進状態や比
較的広い場所等を運転する場合に、ハンドル(図示せず
)を回転操作することにより、例えば第1図の実線に示
す位置から想像線に示す如く前輪1.1′を右に切ると
、センタ・ドラックリンク23は方向変換用リンク19
の支点としての軸21と一致しニュートラル位置Nに位
置して負荷は0である(第5図参照)ので、後輪5.5
′は前輪1,1′に追従して同位相のタイヤ切角の通常
運転となる。すなわち外側の前輪1のタイヤ切角α、°
に追従して外側の後輪5はタイヤ切角β、゛となり、ま
た内側の前輪1′のタイヤ切角α2°に追従して内側の
後輪5′はタイヤ切角β2なり、車幅約2〜2.2m、
車長約6〜7mであるのにもかかわらず、最小回転半径
は6mとなり、同一車幅、同一車長さのトラックの最小
回転半径が7〜10mであり、小さくなる。
またこの時、最小回転半径Rは次式(1)で求められる
R=               −−−−−−−(
1)sinα ここでL・・・ホイールベースの直径 sinα・・・旋回時の外側輪の最大タイヤ切角である
同様に第1図および第5図に示すように、コントロール
・シリンダー26を駆動してシリンダ・ロンド26aを
縮め、方向変換用リンク19の案内孔22内において挿
入部23aをニュートラル位置Nから摺動案内させてセ
ンタ・ドラックリンク23をイの位置に変位させて切換
操作した後に、ハンドルを回転操作し、例えば前輪1,
1′を想像線に示す如く右に切ってアクチュエータ16
aを作動させることにより、第1のドラック・リンク1
6を約20cm程引くと、単一の方向変換用リンク19
自体は軸20によって連結された一端側が支点としての
軸21を中心に前方(図におい°ζ−に方)に引かれる
ので、センタ・ドラックリンク23はリンク25を軸2
7を中心に一端側を押して回転させ、他端側に軸28に
て連結されている第2のドラック・リンク17を第1の
ドラック・リンク16の移動量に相応して前方(図にお
いてト方)に引っ張って後輪5′を右向きのタイヤ切角
に切り換え、左右のナックル・アーム12,12′とタ
イロット11とを介して左側の後輪5を同相に切換える
。この時、左右の後輪5.5′は前述のニュートラル位
置Nにおいて前輪操舵して同相に切換わる場合よりも大
きなタイヤ切角β37 β4°の前輪1,1′と同位相のタイヤ切角となる。従
って、車体の内側後部に切株が残っていたり、傾斜地や
凹凸が形成される等の障害物がある場合に、車体後部が
前輪1,1′と同様に後輪55′が平行移動して膨んだ
状態で右旋回されるので、千鳥状の走行や従来よりも少
ないハンドルさばきで障害物のクリアーが容易に行なえ
る便宜がある。
上記説明は前輪1,1′を右に切った場合を説明したが
、前輪1.1′を左に切った場合についても後輪5,5
′は同様に同相に切換わる。
また第2図はいわゆるS字走行等を行う場合の操作であ
り、コントロール・シリンダー26を駆動してそのシリ
ンダー・ロンド26aを伸ばし、挿入部23aを案内孔
22内において第2位置としての図示の口の位置に摺動
することによりセンタ・ドラックリンク23をニュート
ラル位INから第2図の想像線の位置に右側に傾倒操作
した後に、例えばハンドルを回転操作し7て前輪J、1
′を想像線の如く右に切ってアクチュエータ16a8 を作動させて第1のドラック・リンク16を引くと、単
一部品としての方向変換用リンク19は支点としての軸
21にて軸20による連結側の一端が前方(図において
上方)に引かれ、センタ・ドラックリンク23を引くの
で、センタ・ドラックリンク23の他端に軸24によっ
て連結されているリンク25は軸27を中心として軸2
4との連結側が僅かに時計方向に回転されるとともに他
端側は軸28に連結された第2のドラック・リンク17
を介して後輪5′に関連するナックル6を強制的に移動
させるので、後輪5′のタイヤ切角は前輪1.1′とは
逆相に切換えられ、ナ・ノクル・アーム12.12’ 
とタイロッド11によって右側の後輪5′と連結されて
いる左側の後輪5も逆相としての左向きのタイヤ切角と
なる。従って第2図に示すような態様に操作される場合
には、車体後部はいわゆる腰を振らずに、小回りがきく
タイヤ切角の運転状態となり、急カーブでのいわゆるS
字走行に適し、また狭い傾斜地や凹凸を有する場所で走
行をするのに適する。
■ また上記説明においては右向きに前輪1.1′を切換え
て後輪5,5′を逆相に切換える場合を説明したが、逆
に前輪l、1′を左向きに切換えて後輪5.5′をそれ
とは逆相に切換える時も同様な操作手順で走行する。
さらに第3図と第4図は、それぞれ前輪1.1′に対し
て後輪5.5′を同相または逆相に夫々1/2の量、切
換操作する場合を示すものである。
すなわち第3図においては、コントロール・シリンダー
26を駆動して前述した前輪1.1′と後輪5.5′と
が同相となる第1の位置イと第3の位置としてのニュー
トラル位置Nとの中間に位置する第4の位置ハに案内孔
22内において挿入部23aを移動した後に、ハンドル
操作して前輪1.1′を左右に切換え、第1のドラック
・リンク16をアクチュエータ16aの作動により、前
方に引くことにより、前記同相の場合の操作手順と同様
に1/2の量、前輪1.1′に対して後輪5.5′を同
相に切換えて木目細かな運転を行うものである。
0 また第4図においてはコントロール・シリンダー26を
駆動して前述した前輪1.1と後輪5゜5′が逆相にな
る第2の位置口とニュートラル位置Nとの第3の位置と
の中間の第5の位置二に、案内孔22内において挿入部
23aを移動した後に、ハンドル操作して前輪1.1′
を左右に切換え、同様に第1のドラック・リンク16を
前方に引(ことにより、前記逆相の操作手順と同様に1
/2の量、前輪1.1′に対して後輪5,5′を逆相に
切換え、木目細かに運転する場合に対応するものである
次に第6図に示すものは6輪を有する車輛の前輪操舵に
この発明を適用した場合の第2実施例を示したものであ
り、この実施例においては前輪1゜1′と以後の第3輪
、第4輪との間に反転制御ユニット18を配置するほか
、第2のドラック・リンク17を延長して第5、第6の
後輪30.30’の左右何れかのナックル31に軸32
により連結して関連づけ、しかも第5、第6の後輪30
.30′のナックル・アーム32a、32a’をタイ2
ト ロッド33で連結した構成により、反転制御ユニット1
8のコントロール・シリンダー26を駆動してセンタ・
ドラックリンク23の挿入部23aを方向変換用リンク
19の案内孔22内においてニュートラル位置Nから第
1の位置イ、第2の位置口と、またニュートラル位置N
と第1の位置イとの中間の第4の位置ハ、さらにはニュ
ートラル位置Nと第2の位置口との中間の第5の位置二
との5位置を選択して移動することにより切換操作した
後に、第1ドラツク・リンク16をアクチュエータ16
aにて引くことにより、前輪1.1′に対して第3、第
4の後輪5,5′と、第5、第6の後輪30.30’と
を同相または逆相に、またはそれらの1/2の量を同相
または逆相に切換えることができる。
なお上記実施例においては4輪、6輪の場合につき説明
したが、8輪またはそれ以上の双輪操舵についてもこの
発明は適用できる。
また上記実施例においては木材収集車について説明した
が、この発明はバス、乗用車、その他ト2 レーラー等の大型特殊車輛にも適用でき、その範囲は限
られない。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明は、前輪操舵により前輪に対して
後輪を同相または逆相に傾斜地、凹凸の有無、切株等の
障害物がある等の現場の状況に合わせて自在に方向転換
して制御でき、以て車長が長いのにもかかわらず、乗用
東亜みに小回りが効き、操縦性は良好になる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図はこの発明の一実施例を示すもので
あり、 第1図は前輪と後輪とが同相の動作状態を示す平面図、 第2図ば逆相を示す平面図、 第3図は】/2量の同相状態を示す平面図、第4図は1
/2量の逆相状態を示す平面図、第5図は要部を示す平
面図、 第6図は6輪の他の実施例を示す平面図、第7図は従来
車輛の旋回状態を示す平面図であ3 る。 ■、1′・・・前輪、2,6・・・ナックル、4・・・
シャーシ、5,5′・・・後輪、9.9’  ;12.
12’・・・ナックル・アーム、16・・・第1のドラ
ック・リンク、17・・・第2のドラック・リンク、1
8・・・反転制御用ユニット、19・・・方向変換用リ
ンク、22・・・案内孔、23・・・センタ・ドラック
リンク、26・・・コントロール・シリンダー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前輪と以後の後輪との間に設けられ、略中央部を
    シャーシに枢支することにより時計方向または半時計方
    向に揺動自在に設けた方向変換用リンクと、該方向変換
    用リンクに一端が連結され、前輪のナックルに関連づけ
    られるとともにアクチュエータにより移動自在に設けた
    ドラック・リンクと、後輪のナックルに一端が関連づけ
    られ、該方向変換用リンクに設けた案内孔内に他端の挿
    入部を摺動自在に挿入したセンタ・ドラックリンクとか
    ら成る車輛にして、コントロール・シリンダーにより前
    記案内孔の所望位置に前記センタ・ドラックリンクの前
    記挿入部を移動して切換操作する工程と、前記アクチュ
    エータを駆動して前記ドラック・リンクを介して前記セ
    ンタ・ドラックリンクを移動操作する工程とにより前輪
    および後輪を同相または逆相に前輪操舵することを特徴
    とした車輛の前輪操舵方法。
  2. (2)前輪と以後の後輪との間に揺動自在に枢支された
    方向変換用のリンク部材と、後輪のナックルに一端が関
    連づけられかつ前記リンク部材に設けた案内孔に他端の
    挿入部が摺動自在に挿入されたセンタ・ドラックリンク
    と、該挿入部を移動するコントロール・シリンダーと、
    前輪に関連づけられかつアクチュエータにより駆動され
    るドラック・リンクとから成り、前記コントロール・シ
    リンダーにより前記センタ・ドラックリンクの挿入部を
    前記案内孔内のニュートラル位置から所望位置に切換操
    作するとともに単一の前記リンク部材をアクチュエータ
    の駆動により前記ドラック・リンクを介して時計方向ま
    たは反時計方向に揺動操作して後輪を前輪と同相または
    逆相に前輪操舵することを特徴とした車輛の前輪操舵装
    置。
  3. (3)前輪と以後の後輪との間に設けられ、略中央部を
    シャーシに枢支することにより時計方向または反時計方
    向に揺動自在に設けた略円弧状の方向変換用リンク;後
    輪のナックルに一端が関連づけられ、該方向変換用リン
    クに設けた案内孔内に他端の挿入部を摺動自在に挿入し
    たセンタ・ドラックリンク;前記挿入部を移動自在とな
    すコントロール・シリンダーとから形成される反転制御
    ユニットと、前輪のナックルに関連づけられかつアクチ
    ュエータにより移動自在に設けたドラック・リンクとか
    ら成り、該コントロール・シリンダーの駆動により前記
    案内孔内においてセンタ・ドラックリンクを所望位置に
    切換操作した後に前記ドラック・リンクを移動して前輪
    および後輪を同相または逆相に前輪操舵することを特徴
    とした車輛の前輪操舵装置。
  4. (4)前記反転制御ユニットが、時計方向または半時計
    方向に揺動可能にシャーシに枢支される略円弧状の方向
    変換用リンクと、前輪および以後の後輪が夫々同相のタ
    イヤ切角となる第1の位置、該第1の位置とは前輪およ
    び後輪が逆相のタイヤ切角となる第2の位置、前記第1
    の位置と第2の位置との中間の第3のニュートラル位置
    、前記第1の位置と前記第3の位置に対して前輪と後輪
    とが同相の略1/2のタイヤ切角となる第4の位置、さ
    らに前記第2の位置と第3の位置との中間に位置し、前
    記第3の位置に対して略1/2のタイヤ切角となる第5
    の位置との合計5位置に選択的に前記案内孔内に一端部
    が移動自在に挿入され前記第2のドラック・リンクに連
    結部品を介して連結されたセンタ・ドラックリンクと、
    該センタ・ドラックリンクに一端を連結したコントロー
    ル・シリンダーとから形成されることを特徴とする請求
    項2項、または第3項記載の車輛の前輪操舵装置。
  5. (5)前記反転制御ユニットが、1列目の前輪と以後の
    2列目の後輪との間に配置された4輪、6輪、または8
    輪操舵であることを特徴とする請求項第2項、第3項、
    または第4項の何れかに記載の車輛の前輪操舵装置。
JP2045674A 1990-02-28 1990-02-28 車輌の前輪操舵方法および前輪操舵装置 Pending JPH03248968A (ja)

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