JPH03248661A - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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Publication number
JPH03248661A
JPH03248661A JP4657190A JP4657190A JPH03248661A JP H03248661 A JPH03248661 A JP H03248661A JP 4657190 A JP4657190 A JP 4657190A JP 4657190 A JP4657190 A JP 4657190A JP H03248661 A JPH03248661 A JP H03248661A
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JP
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modem
line
self
modulation
modems
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Application number
JP4657190A
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English (en)
Inventor
Atsushi Saito
淳 齋藤
Hiroto Uhara
裕人 宇原
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は一般加入回線とモデムとの接続を制御するた
めの網制御装置(以下「NCU」と省略する)に関し、
特に、複数の一般加入回線を介して複数の他のNCUと
同時に通信することが可能な、複数のモデムを有するN
CUに関する。
[従来の技術] 一般に、複数の一般加入回線を介して、複数のNCUと
同時に通信が可能な複数のモデムを有するNCUは、通
常状態において回線と接続される複数のレギュラモデム
(以下「レギュラ」と省略する)の他に、レギュラの障
害時にレギュラを代替するための予備モデム(以下「サ
ブ」と称する)を含む。サブはいずれかのレギュラが落
雷等により破損した場合に初めて回線に接続され、破損
したレギュラが復旧するまで回線からの着信に対応する
。各レギュラは、一般加入回線と1対1に接続されてい
る。
第6図は、従来のそのような網制御装置の簡単なブロッ
ク図である。第6図を参照して、従来の網制御装置50
は、網制御装置50全体の動作を制御するための制御部
48と、一般加入回線が接続可能なたとえば4つの接続
端子12a〜12dと、それぞれ接続端子12a〜12
dに接続されるべきレギュラRMI〜RM4と、レギニ
ラRM1〜RM4のうちの1つが破損した場合に、その
破損したレギュラを代替するためのサブSM1と、制御
部48に制御され、接続端子12a〜12dの接続先を
、それぞれレギュラRMI〜RM4からサブSMIに切
換えるためのサブモデム切換スイッチ268〜26dと
、レギュラRM1〜RM4、サブSMIが正常かどうか
をセルフチエツクするためのセルフチエツク用擬似回線
回路24と、制御部48に制御され、レギュラRM1〜
RM4、サブSMIの接続先を、サブモデム切換スイッ
チ26a〜26dからセルフチエツク用擬似回線回路2
4に切換えるための自己診断スイッチ18a〜18eと
を含む。
第6図に示される従来例の場合、接続端子128% 1
2cにそれぞれ一般加入回線46a、46Cが接続され
ている。一般加入回線46aは、通常は接続端子12a
1サブモデム切換スイツチ26a、自己診断スイッチ1
8aを経てレギュラRM1に接続される。一般加入回線
46cは、通常は接続端子12C1サブモデム切換スイ
ッチ26C1自己診断スイッチ18cを経てレギュラR
M3に接続される。レギュラRM2、RM4は使用され
ず、遊休状態にある。
第6図を参照して、従来の網制御装置は以下のように動
作する。通常動作時、サブモデム切換スイッチ26a〜
26dはレギュラ側に設定されている。自己診断スイッ
チ18a〜18eは接続端子側に接続されている。した
がって、たとえば−般加入回線46aに着信があった場
合には、レギュラRMIは直接着信を検知し、通信処理
を開始する。制御部48はこの場合レギュラRMIの通
信処理を制御する。
自己診断時には、網制御装置は以下のように動作する。
たとえばレギュラRMIを診断する場合には、自己診断
スイッチ18aがセルフチエツク用擬似回線回路24側
に設定される。セルフチエツク用擬似回線回路24から
自己診断用の信号がレギュラRMIに与えられ、制御部
48はレギュラRMIの稼動状況を監視してレギュラR
MIが正常かどうかを判断する。同様に制御部48は自
己診断スイッチ18a〜18eを順にセルフチエツク用
擬似回線回路24に接続させることにより、レギュラR
M2〜RM4、サブSMIが正常であるかどうかを判定
する。
自己診断でレギュラRM1〜RM4のいずれかに異常が
発見された場合には、制御部48は以下のような動作を
行なう。たとえばレギュラRMIが異常と判定された場
合には、制御部48はサブモデム切換スイッチ26aを
サブSMI側に設定する。これにより、レギュラRMI
は一般加入回線46aと切り離され、代わりにサブSM
Iが一般加入回線46aに接続される。したがって、−
般加入回線46aに着信があった場合には、サブSMI
がこの着信に対応することになる。サブSM1が一般加
入回線46aからの着信に対応している間に、レギュラ
RMIが復旧され、再びサブモデム切換スイッチ26a
がレギュラ側に切換えられる。これにより、網制御装置
50は通常の動作状態に復帰する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら従来の網制御装置においては、モデムの使
用効率が悪(、様々な不都合が生ずるという問題点があ
る。たとえば、従来の網制御装置においては変復調装置
であるレギュラの故障数の許容値はサブモデムの数によ
って規定されてしまう。第6図を参照して、一般加入回
線46a、46Cに接続されているレギュラRMI、R
M3のうちの1つが破損した場合には、サブSMIが回
線からの着信に対応する。しかし、さらに他のレギュラ
が破損すると、既にサブSMIが使用されているため、
新たに破損したレギュラに接続されている回線への着信
に対して応答することが不可能となる。一方で、使用さ
れていない正常なレギュラRM2、RM4が存在してお
り、モデムの使用効率が悪かった。
また第7図を参照して、4つのレギュラRMI〜RM4
が既に回線に接続されている場合を考える。第7図にお
いては、セルフチエツク用の回線およびスイッチは説明
のために省略されている。
この場合、同時に4つの回線に着信する確率は低い。回
線に接続されているレギュラでも通常は遊休状態にある
ことが多い。たとえば、第7図に示されるように接続端
子12c、12dに接続されている回線に着信した場合
、レギュラRM3.4のみが動作する。レギュラRMI
、RM2は遊休状態にある。一方で、この間接続端子1
2c、12dに他の端末からの着信があっても話し中で
あるため、相手側は改めて再発信する必要がある。
この場合も、レギュラRMI、RM2が遊休状態にある
にもかかわらず、即座に回線接続が行なわれない。
それゆえにこの発明の目的は、モデムなどの変復調装置
の使用効率を向上させ、通常動作時および変復調動作の
破損時にも、他からの着信に柔軟に対応することのでき
るNCUを提供することである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係るNCUは、各々がアナログ通信回線に接続
され得る複数個の接続端子と、各々が接続端子の1つに
接続されるようにされ、アナログ通信回線を介してデジ
タル信号を通信するためにデジタル信号とアナログ信号
との間の変調処理および復調処理を行なうための複数の
変復調手段と、接続端子に通信回線から着信があったこ
とを検知して着信検知信号を出力するための着信検知手
段と、着信検知信号に応答して、複数の変復調手段のう
ち利用可能なものを1つ選択し、選択された変復調手段
と着信のあった接続端子とを接続するための変復調手段
接続手段とを含む。
[作用コ 本発明に係るNCUにおいて、回線から着信があると、
変復調手段選択手段は利用可能な変復調手段の1つを選
択して着信した回線との回線接続を行なう。利用可能な
変復調手段がある限り、着信があった回線はその変復調
手段に接続される。
したがって利用可能な変復調手段の数は同時通信可能な
回線数となる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例を、図面を参照しながら詳細に
説明する。第1図を参照して、本発明に係る網制御装置
10は、一般加入回線に接続されることが可能な4つの
接続端子(モジニラジャックなど)12a 〜12dと
、接続端子12a〜12dの各回線を保留するための保
留スイッチ14a〜14dと、保留スイッチ14a 〜
14dを、後述する4つのモデムの1つに選択的に接続
するためのセレクタ16a〜16dと、各々がセレクタ
16a〜16dの対応する端子に接続されるべき4つの
モデムM1〜M4と、モデムM1〜M4の通信処理を制
御するとともに、保留スイッチ14a〜14d、セレク
タ16 a 〜16 dを制御すするための制御部(マ
イクロコンビコータなど)20と、接続端子12a〜1
2dおよび制御部20に接続され、接続端子12a〜1
2dに対し、回線から着信があったことを検知して制御
部20に伝達するためのリンガ−検知回路22と、モデ
ムM1〜M4を自己診断するためのセルフチエツク用擬
似回線回路24と、制御部20に制御され、モデムM1
〜M4の接続先を、セレクタ16a〜16dからセルフ
チエツク用擬似回線回路24に切換えるための自己診断
スイッチ18a〜18dとを含む。
第1図を参照して、本発明に係る網制御装置の動作が説
明される。保留スイッチ14a〜14dは、待機中は保
留状!!(第1図における右側端子への接続)となって
いる。接続端子12a、12dに接続されている回線の
いずれかに着信があった場合には、リンガ−検知回路2
2はその着信を検知し、どの回線に着信があったかを制
御部20に伝達する。
制御部20は、後述する自己診断処理によってモデムM
1〜M4のうちのいずれが正常であるかを予め把握して
いる。制御部20は、正常と判断されたモデムのうちで
最もプライオリティが高いものを選択する。プライオリ
ティは、たとえばモデムM1が最も高く、モデムM2、
M3、M4の順序で低くなるように設定されている。制
御部20は、着信があった回線の接続端子に連絡してい
るセレクタを制御し、そのセレクタを最もプライオリテ
ィの高いモデム、たとえばモデムM1に接続する。自己
診断スイッチ18a〜18dは、通常はセレクタ側に設
定されている。
今、着信のあった回線が接続されている端子を接続端子
12aであるとする、制御部20はセレクタ16aを制
御し、保留スイッチ14aとモデムM1とが接続される
ようにする。その後、制御部20は保留スイッチ14a
を制御して保留側からセレクタ16a側に接続を切換え
る。それにより、接続端子12aとモデムM1とが接続
され、モデムM1による相手局との通信が可能となる。
セレクタ16aによるモデムの選択が行なわれている間
、保留スイッチ14aは保留側に保持されていなければ
ならない。さもなければ、セレクタ16aの選択過程で
、他のモデムと接続端子12aとが接続されてしまう可
能性があるからである。
自己診断は、以下のように定期的に実行される。
まず、制御部20は自己診断スイッチ18aをセルフチ
エツク用擬似回線回路24側に切換える。
これにより、モデムM1にはセルフチエツク用の情報が
セルフチエツク用擬似回線回路24から与えられる。制
御部20は、このときのモデムM1の動作を監視し、モ
デムM1が正常であるかを判定する。
制御部20は、以下同様にモデムM2、M3、M4が正
常であるかを判定し、モデムのいずれかが不良であるも
のと判断された場合には、以後の処理においてこのモデ
ムを使用不能として管理する一方、管理者に対し不良モ
デムの発生を報知し、その交換を促す。
今、モデムM1が接続端子12aを介して回線と交信中
であり、またモデムM2は不良であると判断された場合
、制御部20は以下のように接続管理を行なう。端子1
2bに接続されている回線に着信があった場合、リンガ
−検知回路22は、同様に制御部20にその旨を伝達す
る。制御部20は、プライオリティの最も高いモデムM
1が使用中であるため、第2のプライオリティを有する
モデムM2について使用可能であるか判断する。
この場合、モデムM2が不良であるため、制御部20は
さらにその次のプライオリティを有するモデムM3につ
いてさらに判断する。モデムM3は正常であるため、制
御部20はモデムM3と接続端子12bとを以下の手順
で接続する。
制御部20はまず、セレクタ16bを制御して、セレク
タ16bの共通端子とモデムM3に連絡している端子と
を接続する。その後制御部20は、保留スイッチ14b
を操作し、保留スイッチ14bの接続をセレクタ16b
側に切換える。それにより、接続端子12bとモデムM
3とが接続され、モデムM3と他局との通信が開始され
る。
モデムM3による通信処理実行中に、モデムM1による
通信処理が終了すれば、次に着信があったときに接続さ
れるモデムは最もブライリティの高いモデムM1である
。このようにして、制御部20は接続端子12a〜12
dに着信があるたびに、モデムM1〜M4を所定のプラ
イオリティに従って順に調べ、使用可能なものを選択し
、着信があった回線と接続する。
逆に網制御装置10が設置されている端末装置から他局
に対して発信処理が行なわれる場合には、モデムM1〜
M4の選択は以下のように行なわれる。制御部20は、
着信と逆のプライオリティをモデムM1〜M4に与える
。すなわち、モデムM4が最もプライオリティが高く、
モデムM3、M2、Mlの順でプライオリティが低くな
る。制御部20は、発信要求があるたびに上述のプライ
オリティに従ってモデムM4〜M1を順に調べ、使用可
能なモデムで最もプライオリティの高いものを選択し、
発信処理に使用する。このようにすることにより、着信
処理においてはモデムM1から順に使用され、送信処理
においては逆にモデムM4から順に使用される。送信時
にもモデムM1から順に使用可能なモデムを捜していく
方法と比較して、このように逆のプライオリティを与え
ることによって、使用可能なモデムが見っがるまでの判
断回数が少なくて済むという効果がある。
第2図〜第5図は、制御部20のマイクロコンピュータ
で実行されるプログラムのうち、着信処理を管理する部
分のフローチャートである。第2図〜第5図を参照して
、このプログラムの概略動作が以下に説明される。
第2図を参照して、プログラムの実行開始とともに、ス
テップS1において自己診断処理が行なわれる。自己診
断処理が終了後、制御はステップS2に進む。
ステップS2においては、たとえば操作者からの自己診
断要求があるか否かが判定される。自己診断要求を示す
信号は、第1図においては図示されない操作パネルから
、操作者が自己診断要求ボタンなどを押すことによって
制御部2oに与えられる。ステップS2の判断の答がY
ESであれば制御はステップS1に戻り自己診断処理が
行なわれる。答がNOであれば制御はステップs3に進
む。
ステップS3においては、時刻が調べられ、定期自己診
断を実行すべき時間であるか否かが判定される。この答
がYESであれば制御はステップS1に戻り、自己診断
処理が行なわれる。答がNOであれば制御はステップS
4に進む。
ステップS4においては、第1図のリンガ−検知回路2
2からの入力が調べられ、いずれかの回線に着信があっ
たか否かが判断される。答がYESであれば制御はステ
ップS5に進み、さもなければ制御はステップS8に進
む。
ステップS5においては、着信があった回線と接続され
るべきモデムを選択するモデム選択処理が行なわれる。
その後制御はステップS6に進む。
ステップS6においては、モデム選択処理においてモデ
ムを接続することができたか否かが判断される。モデム
の接続が不可能であった場合には、制御はステップS7
に進む。さもなければ制御はステップS2に戻る。
ステップS7において、制御部20は、着信があり、か
つモデムに接続することが不可能であった旨のメツセー
ジを外部に対して報知する。制御はその後ステップS1
に戻り、自己診断処理を再び実行する。
ステップS4からステップS8に制御が進んだ場合には
、ステップS8においてモデムM1〜M4を使用したモ
デム通信処理が行なわれる。モデム通信処理終了後、制
御はステップs2に戻る。
このようにして、モデムの状況を定期的に把握しつつ、
着信があった回線を適当なモデムに接続することにより
、複数の回線と複数のモデムとを円滑に接続管理するこ
とができる。
第3図は、第2図のステップS1において行なわれる自
己診断のためのサブルーチンのフローチャートである。
この例においては、モデムはモデム間1〜モデムMnの
n個が使用されているものとする。このサブルーチンの
最初のステップ5201においては、各モデムM1〜M
nに割当てられた故障フラグF1〜Fnにすべて0が設
定される。制御はステップ5202に進む。
ステップ5202において、モデムM1が故障であるか
否かが判断される。この判断は、第1図におけるセルフ
チエツク用擬似回線回路24を使用したテストによって
行なわれる。判断の答がYESであれば制御はステップ
8203.5204を経た後、次のステップ5205に
進む。さもなければ制御は直接ステップ5205に進む
ステップ8203においては、モデムM1に割当てられ
た故障フラグF1に、“1″が設定される。ステップ5
204においては、モデムM1に異常があった旨の報知
が外部に対して行なわれる。
ステップ5205においては、同様にモデムM2につい
て故障があるか否かが判断される。判断の答がYESで
あれば制御はステップ5206.5207を経て後続の
ステップに続き、さもなければ制御は直接後続のステッ
プに移る。
ステップ5206においては、モデムM2に割当てられ
た故障フラグF2に“1”がセットされる。ステップ5
207においては、モデムM2に異常があった旨の報知
が外部に対してなされる。
このようにして、各モデムについて順にセルフチエツク
が行なわれる。
このサブルーチンの最終段階においては、n番目のモデ
ムMnが故障しているか否かが調べられる。答がYES
であれば制御はステップ5209S210を経た後メイ
ンルーチンに戻され、さもなければ制御は直接メインル
ーチンに戻される。
ステップ5209においては、n番目のモデムMnに割
当てられた故障フラグFnに“1”がセットされる。ス
テップ5210においては、n番目のモデムMnに異常
があった旨の報知が外部に対してなされる。
定期自己診断時、および操作者から自己診断要求が出さ
れた場合に、上述のような自己診断ルーチンを行なうこ
とにより、制御部20はモデム間1〜モデムM4の作動
状態を把握することができる。
第4図は、メインルーチンのステップS5において行な
われるモデム選択処理のためのサブルーチンのフローチ
ャートである。モデム選択処理サブルーチンの最初のス
テップ5501においては、モデムM1が故障であるか
否かが判定される。この判定は、制御部20が保持して
いる故障フラグF1が0であるか1であるかを調べるこ
とにより行なわれる。答がYESであれば制御はステッ
プ5504に進む。さもなければ、制御はステップ55
02に進む。
ステップ5502においては、モデムM1が通信中であ
るか否かが判断される。答がYESであれば制御はステ
ップ5504に進み、さもなければ制御はステップ85
03に進む。ステップ8503においては、モデムM1
が正常であってかつ通信中でないわけであるから、モデ
ムMlを新たに着信した回線に接続する処理が行なわれ
る。そして、制御はステップ5510に進む。
ステップ5504においては、第2のモデムM2が故障
であるか否かが判断される。これは、モデムM2に割当
てられた故障フラグF2が0であるか1であるかを調べ
ることにより行なわれる。
答がYESであれば制御は3番目のモデムの動作状態を
調べるステップに進み、さもなければ制御はステップ5
505に進む。
ステップ5505においては、モデムM2が通信中であ
るか否かが調べられる。答がYESであれば制御は3番
目のモデムの動作状態を調べるステップに進み、さもな
ければ制御はステップ5506に進む。
ステップ5506においては、モデムM2が正常であっ
てかつ通信中でないわけであるから、着信回線をモデム
M2に接続する処理が行なわれる。
ステップ5506の処理終了後、制御はステップ551
0に進む。
このようにしてすべてのモデムについて故障をしている
かどうか、故障でない場合には現在通信中であるかどう
かが順々に調べられる。そして、正常であって、かつ現
在通信中でないモデムが見つかった最初の時点で、その
モデムが着信回線に接続されることになる。
モデム選択処理サブルーチンの最終段階のステップ55
07においては、n番目のモデムMnが故障であるか否
かが判断される。この判断は、故障フラグFnが0であ
るか1であるかによって行なわれる。答がYESであれ
ば制御はステップ5511に進み、さもなければ制御は
ステップ8508に進む。
ステップ5508においては、モデムMnが通信中であ
るか否かが判断される。答がYESであれば制御は55
11に進み、さもなければ制御はステップ5509に進
む。
ステップ5509においては、モデムMnが正常であっ
てかつ現在通信中でないわけであるがら、着信回線をモ
デムMnに接続する処理が行なわれる。そして制御は5
510に進む。
着信回線をいずれかのモデムに接続することができたと
きのみに、フローは5510に進み、それ以外の場合は
フローは5511に進むことになる。ステップ5510
においては、接続ができたか否かを示す接続不能フラグ
に0がセットされる。
ステップ5511においては、接続不能フラグに1がセ
ットされる。ステップS 510.ステップ5511の
いずれかの処理が行なわれれば、制御はメインルーチン
に戻される。
モデム選択処理サブルーチンが行なわれることによって
、着信回線がモデムに接続された場合には接続不能フラ
グに0がセットされ、接続不可能であった場合には接続
不能フラグに1がセットされることになる。メインルー
チンのステップS6の判定は、この接続不能フラグの値
を調べることにより行なわれる。
第5図は、メインルーチンのステップS8において行な
われるモデム通信処理のサブルーチンのフローチャート
である。第5図を参照して、モデム通信処理サブルーチ
ンの最初のステップ5801においては、モデムM1が
現在通信中であるか否かが判断される。答がYESであ
れば制御部20はモデムM1による通信処理を行なう。
ステップ5801の判定の答がNOである場合およびス
テップ5802の処理が終了した場合には制御はステッ
プ8803に進む。
ステップ5803においては、同様にモデムM2が現在
通信中であるか否かが判断される。答がYESであれば
ステップ5804においてモデムM2において行なわれ
る通信処理の制御が制御部20によって行なわれる。ス
テップ8803の判断の答がNoである場合、およびス
テップ5804の処理が終了した場合には、制御は後続
する3番目のモデムの処理に移る。
このようにして、第1番目のモデムから順にそのモデム
が通信中であるか否かが判断され、通信中であればその
モデムの通信処理の制御が行なわれることになる。
このサブルーチンの最終部分においてステップ5805
においてn番目のモデムMnが通信中であるか否かが判
断される。ステップ5806においてはモデムMnにお
いて行なわれる通信処理の制御が行なわれる。ステップ
5805の判断の答がNoである場合、およびステップ
5806の処理が終了した場合には、このサブルーチン
は終了し制御はメインルーチンに戻される。
制御部20のマイクロコンピュータが以上のようなフロ
ーチャートに従うプログラムを実行することによって、
接続端子12a〜12dへの着信が、モデムM1〜M4
に円滑に接続される。制御部20がこのような動作をす
ることにより、使用可能なモデムが存在する限り、着信
があった回線はそのモデムに接続され、通信処理が行な
われることになる。従来のように、故障したレギニラの
数がサブの数を上回ることによって、正常なレギニラが
存在するにもかかわらず、通信処理を行なうことができ
ないという事態が発生する可能性は極めて少なくなる。
また、網制御装置に接続される回線数が網制御装置の有
するモデム数を大きく上回っても、モデムを効率的に動
作させることによって比較的円滑に回線接続の管理を行
なうことができる。また、最悪の事態として大多数のモ
デムが破損し、正常なモデムがただ1つとなった場合に
も、そのモデムが通信中でない限りどの回線に着信した
場合にもそのモデムを利用した通信が可能となる。
上述の実施例は、本発明の詳細な説明するための一例で
ある。したがって、本発明は上述の実施例に限定されな
い。この他にも種々の変形をして実施することが可能で
ある。
[発明の効果コ 以上のようにこの発明の網制御装置によれば、回線から
着信があると、利用可能な変復調手段の1つが選択され
て着信のあった回線に接続される。
利用可能な変復調手段がある限り、着信した回線はこの
変復調手段に接続されて通信処理が可能となる。すべて
の変復調手段に異常が発生する確率は極めて小さいため
、この網制御装置が正常に動作できなくなるおそれは極
めて小さい。また、各変復調手段がどの回線にも接続さ
れ得るため、変復調手段の利用効率が極めて高くなり、
たとえば網制御装置に接続される回線が変復調手段の数
よりはるかに多くなっても、円滑な通信処理を行なうこ
とが可能である。
すなわち、変復調装置の使用効率を向上させて、変復調
装置の故障等に対しても柔軟に対応できるNCUを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るNCUの概略ブロック図であり、 第2図〜第5図は本発明の制御部を構成するマイクロコ
ンピュータによって実行されるプログラムのフローチャ
ートであり、 第6図は従来のNCUの概略ブロック図であり、第7図
は従来のNCUの簡略化されたブロック図である。 図中、10はNCU、12 a 〜1.2 dは接続端
子、14a 〜14dは保留スイッチ、16a〜16d
はセレクタ、18a〜18eは自己診断スイッチ、20
は制御部、22はリンガ−検知回路、24はセルフチエ
ツク用擬似回線回路、M1〜M4はモデムを示す。 なお、図中同一符号は同一、または相当箇所を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)各々がアナログ通信回線に接続され得る複数個の
    接続端子と、 各々が前記接続端子の1つに接続されるようにされ、前
    記アナログ通信回線を介してデジタル信号の通信をする
    ために前記デジタル信号とアナログ信号との間の変調処
    理および復調処理を行なうための複数の変復調手段と、 前記接続端子に前記通信回線から着信があったことを検
    知して着信検知信号を出力するための着信検知手段と、 前記着信検知信号に応答して、前記複数の変復調手段手
    段のうち利用可能なものを1つ選択し、前記選択された
    変復調手段と前記着信のあった接続端子とを接続するた
    めの変復調手段接続手段とを含む網制御装置。
JP4657190A 1990-02-26 1990-02-26 網制御装置 Pending JPH03248661A (ja)

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